機能･規格

機能

CAD(正:computer aided design)トレース(英:trace)
原図を元に電子化する操作、効率的な製図が可能
- 種類
  - 汎用CAD:複数分野で利用可能なCAD
  - 専用CAD:限定分野で利用されるCAD
- 製図補助
  - グリッド(英:grid):ディスプレイ上の格子
    - 標準数:隣接項が共通一定比の等比級数
    - モジュール寸法:隣接項が共通一定差の等差級数、
      グリッド間隔への設定に因り作業効率が向上
  - ラスタ(英:raster)データ:和製英語、原図等平面上の画像情報
  - ベクトル(英:vector)データ:ベクトルを有する画像情報、拡大縮小に際し平滑な表示が可能
  - ラスタ/ベクタ変換機能:ラスタデータをベクトルデータに変更する機能
  - ディジタイザ(正:coordinate degitizer):製図座標をディジタル化、入力する装置
- 視点
  - ビュー
    - 投影図に対する視点の位置、視線方向
    - 投影図
  - レイヤ(別:画層)
    - 投影図表示を便宜上の分類別に分割描画を可能とする層
- 視点変更
  - パンニング(和英:pan):和製英語、支持点への画面移動操作
  - ズーム(英:zoom):画面の拡大操作
- 操作補完
  - カスタマイズ(英:customize):ユーザに因るコマンドの再設定、
    操作に因り作業効率が向上
  - スナップ:製図に際する、始点･終点等の特定位置に対する決定補助機能
  - ラバーバンディング(和英:rubber banding):和製英語、指示点からの
    マウスポインタの軌跡に対する動的な追従機能
- 加工補助
  - CAM(正:computer aided manufacturing):支援製造、CAD上のモデルから生産情報を生成
- 機能拡張
  - USB:ユニバーサルシリアルバス、PC･周辺機器間の接続用バス
  - プロッタ:紙面に対する記入･印刷装置
    - ペンプロッター:ボールペン等筆記具にて記入
    - ペンレスプロッター:インクジェット等にて印刷

規格

製図総則 JIS Z 8310概略
図面の具備要件
- 広範囲の分野に渡る整合性･普遍性の具備
- 対象物の図形に併せ寸法、形状、姿勢、位置情報の具備

製図総則 JIS Z 8311概略
図面の用紙寸法、様式
- 製図･複写･保存･検索･使用等への便宜を考慮し選定
- 製図対象対象規模、複雑性への考慮
- 複数用紙寸法の統一時を除き、
  明瞭性の保持に併せ、極力少面積の用紙を選定

表題欄
輪郭線の内側に近接、右下に下記等を記載
- 図面番号
- 図名
- 作成元

図記号
- 図面量昇順
  - 第三角法:2重円、台形
  - 第一角法:台形、2重円

...

仮名
外来語の表記を除き平･片仮名の混用禁止
(所謂、業界用語の片仮名表記、こちらも問題集より抜粋)

文字サイズ
- 文字の外側輪郭枠における高さにて表記
- 標準の高さは2.5、3.5、5、7、10、14、20[mm]

...

勾配
度数、正接(英:tangent)にて表記

基準線:複数基準線の使用に際し細線、太線、極太線順に選択し使用

寸法線･寸法補助線

寸法線の記入方法
- 直列寸法記入法
  寸法間隔を直列に記入
- 並列寸法記入法
  記載基準、特定点間の寸法を並列に記入
- 参考

...

交差に対する対処
- 交差の敬遠を推奨
- 交差に際しては線の切断不可
- 参考

...

単位
- 1[尺]:30[cm]
- 1[間]:1.8[m]、6[尺]

倍尺･縮尺
算出式:
- 倍尺:実物に対し拡大表記
- 縮尺:実物に対し縮小表記
  - 推奨尺度

1:2	1:5	1:10	1:20
1:50	1:100	1:200	1:500
1:1000	1:2000	1:5000	1:10000

製図用紙の規格:規格寸法昇順に面積が2倍

座標
- ローカル座標:相対的、又は対象独自に定義される座標
- グローバル座標:基準空間に対する絶対的な座標

「機能･規格」をウィキ内検索

最終更新：2010年02月11日 14:17

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する

ヘルプ / FAQ もご覧ください。