保安及び据付・試運転①

保安装置
  • 安全装置作動要因
    • 設定圧力
      • 安全弁
      • 破裂板
      • 高圧遮断装置
    • 設定温度:溶栓

  • 構成部位固有の付設要項
    • シェル形凝縮器・受液器
      • 内容積500[l]以上:安全弁を付設
      • 内容積500[l]未満:溶栓を付設

高圧遮断装置
  • 採択装置:高圧遮断圧力スイッチが多用
  • 動作規格
    • 作動に際し圧縮機と連動、
      動力供給を遮断に因り過剰高圧を防止
    • 安全弁作動圧力に対し低圧作動となる設定
      安全弁作動前に圧縮機動作を停止
    • 作動時におけるスイッチ復帰構造
      • 原則として手動復帰形に限定
      • 例外:下記の全条件への適合時自動復帰形の採択が可能
        • 法廷冷凍能力10[Rt]未満
        • ユニット形
        • 自動運転方式
  • 監視対象圧別の精度
高圧遮断圧力スイッチの精度表
監視対象圧範囲 設定圧の精度
2[MPa]以上 -10[%]以内
1[MPa]以上2[MPa]未満 -12[%]以内
1[MPa]未満 -15[%]以内

安全弁
  • 動作規格
    • 吹始め圧力:断続的な吹出しとなる圧力
    • 吹出し圧力:連続吹出しとなる圧力
  • 動作圧力
    • 高圧部:許容圧力の1.15倍以下
    • 低圧部:許容圧力の1.1倍以下
  • 省略条件
    法令冷凍能力20[Rt]未満の場合、省略可能

破裂板
  • 動作規格
    安全弁との併設に際しては安全弁以上の圧力にて動作
  • 付設要項
    下記に対し採択禁止
    • 可燃性ガス
    • 毒性ガス

溶栓
  • 動作規格
    • 75[℃]以下にて溶融可能な特性
  • 付設要項
    • 圧力容器が付設対象
    • 付設安全弁口径に対し1/2以上の口径
    • 高温吐出しガスに因る受熱部位、管板等冷却水に因る冷却部位
最終更新:2010年03月05日 17:16
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