粉末消火設備

種類
消火剤名 主成分
第1種粉末 炭酸水素ナトリウム
第2種粉末 炭酸水素カリウム
第3種粉末 リン酸塩類等
第4種粉末 炭酸水素カリウムと尿素の反応物

用途
  • 消火剤別用途
消火剤 色調 適応火災
A B C
第1種粉末 白色 淡青色
第2種粉末 紫色
第3種粉末 淡紅色
第4種粉末 灰色

  • 火災内容参考
火災区分 火災種類 火災内容
A火災 普通火災 木材、紙、繊維などが燃える火災
B火災 油火災 石油類その他の可燃性液体、油脂類などが燃える火災
C火災 電気火災 電気設備・電気器具などの火災

全域放出方式
消火剤名 消火剤量
[kg/m3]
追加
消火剤量
[kg/m2]
第1種粉末 0.6 4.5
第2種粉末 0.36 2.7
第3種粉末
第4種粉末 0.24 1.8

局所放出方式
使用消火剤
全粉末消火剤の採用が可能

換算方式別の消火剤備蓄量
  • 面積方式
    粉末消火剤局所放出・面積方式算出式:
    m=1.1CS
    • m[kg]:所要消火剤量
    • 1.1:算出係数
    • C:消火剤別係数
    • S[m2]:表面積防護対象物の1辺が0.6[m]未満の場合、0.6[m]として換算
消火剤名 係数
第1種粉末 8.8
第2種粉末 5.2
第3種粉末
第4種粉末 3.6

  • 体積方式
    粉末消火剤局所放出・体積方式算出式:
    m=1.1\left(X-Y\frac{S_{r}}{S_{m}}\right)V
    • m[kg]:所要消火剤量
    • 1.1:係数
    • X、Y:消火剤別算出係数
    • Sr[m2]:防護対象物の周囲に対する実際の壁面積合計
    • Sm[m2]:パーティション・間仕切り等の利用時は仮想の空間を構成する仮想壁面積合計
    • V[m3]防護空間:防護対象物の各部位から0.6[m]の離れた空間
消火剤名 X Y
第1種粉末 5.2 3.9
第2種粉末 3.2 2.4
第3種粉末
第4種粉末 2 1.5

付加条件
全域・局所放出方式共通の付加構造
不活性ガス、ハロゲン化物消火設備に準拠、加圧ガス容器に対し粉末貯蔵容器を分離設置
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移動式
使用消火剤
全粉末消火剤の採用が可能

設置、設備に関する規格
  • 防護対象物に対する距離
    • 防護対象物各部位、ホース接続口迄の水平距離は15[m]以内に限定

  • 充填量
    • 第1種粉末:50[kg]以上
    • 第2、3種粉末:30[kg]以上
    • 第4種粉末:20[kg]以上

点検・整備
総合点検に際する各種規定
  • 試験用ガスは加圧用ガスに限定
  • 備蓄ガス質量の10[%]相当を使用
最終更新:2010年01月22日 10:53
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