冷媒液強制循環式冷凍サイクル

標準的な特徴・動作遷移
  • 特徴
    • 蒸発器における冷媒の蒸発時に非過熱
    • 乾き蒸気に限定し圧縮機へ流入
    • 運用に際し所要冷媒量が多量
    • 蒸発器の離隔設置が可能
    • 複数の蒸発器に対し冷媒の均一供給が可能

  • 動作遷移
    • 液ポンプの流入圧に因り低圧受液器底部から液体冷媒が加圧流出
    • 圧力調整弁に因り減圧後、蒸発器に流入
    • 余剰液体冷媒は低圧受液器内に還流
    • 蒸発器通流時、蒸発冷媒は低圧受液器へ還流
    • 遷移における状態変化に因り流路が変更
      • 凝縮冷媒液体は低圧受液器内に充填
      • 気体冷媒は圧縮機へ流出

採択冷媒別の特徴・動作遷移
  • 種類
    • アンモニア
    • R22

  • R22における付加機能・動作遷移
    • 構造に起因する付加機能
      • 低温時に冷媒、潤滑油が分離
      • 軽比重の高濃度の冷媒、潤滑油混合液は液面付近に蓄積
        潤滑油の分離、還流に因り焼き付きを防止
    • 潤滑油の分離動作遷移
      • 熱交換に因り下記を誘引
        • 過冷却度を上昇
        • 液面の混合冷媒液体を蒸発
      • 圧縮機負圧に因り冷媒気体、潤滑油を移送
    • 熱交換における熱収支
      算出式:
      q'_{mr}(h_{12}-h_{6})=q_{mr}(h_{3}-h_{4})
+ ...
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最終更新:2010年02月17日 10:13
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