圧縮機の運転・保守管理①

始動
  • 多気筒圧縮機
    容量制御装置に因り圧縮容量を段階的に制御
    • 低負荷時、適正油圧への上昇迄、アンロード状態に因り圧縮容量を制限
    • 適正油圧に到達後、全容量にて運転

  • スクリュー圧縮機
    • 特徴
      • 圧縮部位はオイルインジェクションに因り冷却
      • 吐出しガス温度
        • 多気筒圧縮機に対し低温、90[℃]以下
        • 適正温度は30~60[℃]

  • 潤滑油の用途
    • 圧縮機の軸受けピストン等摺動(しゅうどう)部位に油膜を形成し下記を低減
      • 金属相互の接触
      • 円滑な摺動に伴う磨耗
      • 摩擦熱の発生
    • 給油圧力参考
      • Ps:供給圧力
      • Pm:油圧計圧力
      • Pi:クランクケース内ガス圧力
        算出式:
        P_{s}=P_{m}-P_{i}

  • 潤滑油に起因する障害・対策
    • オイルフォーミング
      • フルオロカーボン冷媒の採択に際する障害
      • 潤滑油への冷媒溶解時、圧力減少に伴う冷媒の気化に因り泡が発生
    • クランクケースヒータ
      • 付設に因り運転事前に潤滑油温度を上昇
      • 溶解冷媒量を低減
最終更新:2010年02月26日 08:14
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。