進化の石(ポケモン)

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進化の石(ポケモン) - (2017/11/28 (火) 22:38:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/28(月) 13:44:40
更新日:2024/04/14 Sun 00:41:49
所要時間:約 8 分で読めます




『進化の石』とは「ポケットモンスターシリーズ」に登場するアイテムの一種。
特定のポケモンに使用することでそのポケモン進化させることが出来る。
低いレベルのポケモンでも簡単に進化出来るのだが、大抵の進化先はレベルアップで技を「覚えない」または極端に技が「少なくなる」。
進化させる際にはレベルを計算して行う必要がある。

またシリーズによって入手する数や方法がバラバラで、手間がかかる場合が多い。


●石の種類
  • ほのおのいし
橙色をした結晶。中心部に炎のような模様がある。
炎タイプのポケモンを進化させるのに使用する。

ロコン→キュウコン
ガーディ→ウインディ
イーブイブースター
バオップ→バオッキー


  • みずのいし
澄んだ水色をした結晶。泡のような模様がある。
水タイプのポケモンを進化させるのに使用する。

ニョロゾ→ニョロボン
シェルダー→パルシェン
ヒトデマン→スターミー
イーブイ→シャワーズ
ハスブレロ→ルンパッパ
ヒヤップ→ヒヤッキー


  • かみなりのいし
黄緑色をした結晶。中心部に雷紋のような模様がある。
電気タイプのポケモンを進化させるのに使用する。

ピカチュウライチュウ
イーブイ→サンダース
シビビール→シビルドン


  • リーフのいし
茶色っぽい石。中心部には緑の葉っぱのような模様がある。
草タイプのポケモンを進化させるのに使用する。

クサイハナ→ラフレシア
ウツドン→ウツボット
タマタマ→ナッシー
コノハナ→ダーテング
ヤナップ→ヤナッキー


  • つきのいし
夜空のような真っ黒な石。月から落ちてきた隕石。
ピクシー・プクリン・ニド夫妻等この石を使用するポケモンは多い。
また、「ムーンボール」というこの石で進化出来るポケモンにのみ効果が高いボールがある。

ニドリーノ→ニドキング
ニドリーナ→ニドクイン
プリンプクリン
ピッピ→ピクシー
エネコ→エネコロロ
ムンナ→ムシャーナ


  • たいようのいし
太陽のような不思議な形をした石。深紅に輝く。
第二世代から登場した石で、使用するポケモンは太陽と関係するようなポケモンが多い。

クサイハナ→キレイハナ
ヒマナッツ→キマワリ
モンメン→エルフーン
チュリネ→ドレディア
エリキテル→エレザード


  • ひかりのいし
光のように眩しく輝く結晶。
第四世代から登場。使用者にこれと言った共通点はないが、イメージでなんとなく掴めないこともない。

トゲチック→トゲキッス
ロゼリア→ロズレイド
チラーミィ→チラチーノ
フラエッテフラージェス


  • やみのいし
闇のような暗紫色の結晶。
同じく第四世代から登場。悪タイプゴーストタイプの進化に使用する。

ヤミカラス→ドンカラス
ムウマ→ムウマージ
ランプラー→シャンデラ
ニダンギル→ギルガルド


  • めざめいし
瞳のように眩い光を放つ結晶。
同じく第四世代から登場。使用するポケモンがエルレイド&ユキメノコのみという極めて珍しい石。
両者とも『性別』が使用条件になっている。何にめざめるんだ…

キルリア♂→エルレイド
ユキワラシ♀→ユキメノコ

  • こおりのいし
第七世代から登場。使用するポケモンがリージョンフォームのみの珍しい石。
原種がレベルアップ進化だったサンドがこれに該当するのは対となるのがロコンだからか。

サンド(リージョンフォーム)→サンドパン(リージョンフォーム)
ロコン(リージョンフォーム)→キュウコン(リージョンフォーム)

●まんまるいし
他の石とは使い方がまるっきり異なるが他の進化の石と同じ扱いを受けることがある。
卵型でつるつるの白い石、第四世代からの登場。ピンプクがラッキーに進化するのに必要。
野生のラッキーから入手可能である。それがゆえに第四世代ではしあわせタマゴを欲しがるユーザーから厄介がられていた。

ピンプク(まんまるいしを持たせて昼にレベルアップさせる)→ラッキー


かわらずのいし
持たせたポケモンが進化しなくなる石。道具を持たせない進化の全てを無効化する。
なお、この石を持っているポケモンに進化の石を使おうとすると、効果なしの扱いになる。
そして廃人御用達アイテムでもある。

ちなみにゲーム内でのポケモン交換の際に相手のポケモンが通信交換で進化するポケモンの場合は大抵これを持たされている。
いまでこそGTSという救済手段があるものの、それが導入される前まではぼっちに対する嫌がらせとしか思えない仕様だった。


●入手法
  • 第一世代
炎・水・雷・リーフの石に関してはタマムシデパートの進化の石フェアで幾らでも買うことが出来た。
月の石はフィールド上で拾うことで入手できるが、5個しか手に入らない。

  • 第二世代
カントー地方の岬の小屋にいるマサキのおじいさんに特定のポケモンを見せると炎・水・雷・リーフの石が入手出来る。
ただし1個ずつしか貰えない。
月の石はフィールドやおつきみやまで起きる週一度のイベントで1回1個と言う制限付きだが無限に入手出来る。
太陽の石は自然公園で週に三度行なわれる虫取り大会の一等景品、変わらずの石は二等景品になっている。
ふしぎなおくりものでも極稀に手に入るが、本当に滅多に手に入らない。

歴代でも最も入手が困難な作品であり、当時苦労した者も多いだろう。
ただし本シリーズではポケモンを過去作に送れる上、新登場のポケモンに炎・水・雷・リーフの石で進化するポケモンはいないため、初代のタマムシデパートを使えばどうにかなるという一応の救済があったりする。
また、クリスタルでは特定のトレーナーを電話登録すればたまに石が貰えるようになった。

  • 第三世代
炎・水・雷・リーフの石は特定の野生のポケモンが稀に持っている赤・青・黄・緑のかけらと交換することで手に入る。
月&太陽の石はフィールド上に落ちている。特定の野生ポケモンが持っている場合もある。
またこれ以降の世代では特性「ものひろい」を持ったポケモンが進化の石を拾ってくる時がある。

  • 第四世代
炎・水・雷・リーフ・月・太陽の石は地下通路で化石を掘っていると稀に発掘出来る。
新アイテムの光・闇・目覚めの石はフィールド上のみで、DPtではものひろいで入手できた。

  • 第五世代(BW)
全ての石がフィールド上での入手のみ。ただし洞窟ダンジョン内の砂煙で極稀に入手出来る。
ただし、「たいようのいし」&「つきのいし」は特性「ものひろい」を持ったポケモンを連れていると拾ってくる事がある。
またブラックシティで買う・ホワイトフォレストで拾うことも可能だが、ランダム性が高い。
過去シリーズに比べて入手法が面倒。
だがブラックシティでは一度購入できるようにして、その状態を維持できるようにしてしまえばいつでも買えるので楽になる。ホワイトは知らん。

  • 第五世代(BW2)
BWで進化の石の入手が難しかった(特にホワイト)のが不評だったのか、
前回の石の入手法に加えて、バトルポイントを払ったり(炎・水・雷・リーフのみ)、フェスミッションをしたり、ジョインアベニューの古道具屋を利用したりすることでも手に入るようになった。
またブラックシティとホワイトフォレストが仕様変更され、進化の石は平日に一日一つずつのみだが確実に購入可能になった。
ブラックシティでは炎・雷・闇・目覚めの石、ホワイトフォレストでは水・リーフ・光の石(+まんまる石)を購入できる。
ただしある程度黒の摩天楼、若しくは白の樹洞をクリアしてないといけないので注意。

  • 第六世代
炎・水・リーフの石はミアレシティの石屋で購入できるが、かなりの高額。スタイリッシュ度を上げれば値段を下げることができる。
炎・水・雷・リーフの石は戦闘フィールドの背景に出てくる岩を破壊することでも入手可能で、こちらはランダムだがコストは低い。
ORASでは旧作と同じかけら交換で手に入る。
「たいようのいし」&「つきのいし」は特性「ものひろい」で手に入る。
「ひかりのいし」や「やみのいし」はスパトレの裏トレーニングや、PGLのアトラクションで手に入ることもある。
また、さかさバトルの報酬で進化の石が全種類の中から毎回いずれか1種類がランダムで手に入れられることがある。


●特徴的なポケモン
炎・水・雷の石を使うことでブースターシャワーズサンダースに進化する珍しいポケモン。
勘違いしてリーフの石を使おうとしたトレーナーも多いはず。進化後も多数の技を覚えるが、タイプが変わるため進化前とは覚える技が変わる。
第二世代ではエーフィブラッキーが追加され、分類が太陽・月光ポケモンだった為太陽・月の石を使おうとするトレーナーが続出した。
実際には新しい進化方法「なつき進化」であった。
因みにポケモンXDでは「たいようのかけら」と「つきのかけら」というアイテムが存在し、それを使う事でエーフィやブラッキーに進化出来た。
第四世代ではリーフィアグレイシアが追加された。
特定の場所でレベルアップすることで進化するのだが、そこには苔むしていたり、凍結していたりする大きな岩がある。やっぱりリーフの石では進化しない。
第六世代ではニンフィアが追加されたが、こちらの進化には石ではなくポケパルレが大きく関係する。

  • クサイハナ
リーフの石でラフレシア、太陽の石でキレイハナに進化する。石で分岐進化する珍しいポケモン。

  • ニョロゾ
水の石でニョロボンに進化するが、もう一方で王者の印を持たせて通信交換するとニョロトノに進化する。
どちらも任意のタイミングで進化出来るが、その方法が異なっているポケモン。

  • キルリア
♂だけが目覚め石でエルレイドに進化できるポケモン。♀には使う事ができない。レベルでサーナイトに分岐進化。

  • ユキワラシ
こちらはキルリアとは反対に♀のみが目覚め石でユキメノコに進化できる。♂には使えない。レベルでオニゴーリに分岐進化。


●余談

  • アニメ等の描写を見る限り、ポケモンが石に触れると進化する模様。

  • ポケスペには、使用しても効果を失わない、特殊な炎の石・水の石・雷の石・リーフの石が登場する。
    第1章では窮地に陥ったニョロを進化させ、第2章ではレッドがリーフを除く3つの石をシバとのリベンジ戦で活用した。

  • 電ピカには「稀に人も進化します」という進化の湯(温泉)が存在する。
    カスミの胸は進化しなかったが。年齢を考慮すると進化する必要性が一切感じられない素晴らしいスタイルである。
    そんな有様であるから進化などせずとも将来更に成長する可能性は高い、
    もしも進化の湯が遅効性だったりした日には…ゴクリ…

  • ギエピーのポケモン漫画ではピカチュウが一度ライチュウにかみなりのいしで進化したことがある。
しかしギエピーがもとにもどるいしを与えたためピカチュウに戻ってしまった。


追記・修正は10種類以上のポケモンを進化の石で進化させた方々お願いします

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