Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局

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Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 - (2022/07/20 (水) 08:26:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/2/14(水) 03:01:00
更新日:2024/04/28 Sun 22:14:44NEW!
所要時間:約 47 分で読めます




「私たち2人が、ゲームの楽しさ、面白さを、その身を捧げて探索し、皆さんに伝えていくラジオ番組です!」



「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局」とは、文化放送 超!A&G+にて配信中のラジオ番組である。
パーソナリティーは同ゲームに出演中の声優高橋李依田中美海。後に幾度かゲスト出演した大久保瑠美もパーソナリティーに昇格している。



◆概要


現在配信中のスマートフォン向けゲーム、Fate/Grand Orderの宣伝番組。
Web中継版である「超!A&G+版」は毎週金曜日21:00~22:00
部分放送版である「文化放送地上波版」は毎週日曜日21:30分~22:00からそれぞれ放送中。
「超!A&G+版」は公式サイト・Youtubeチャンネルでアーカイブも公開されており、過去の放送分を今からでも視聴することが可能である。

また、2019年4月5日より、「Fate/Grand Order カルデアラジオ局Plus」へと番組がリニューアルされた。
メインパーソナリティへ新たに大久保瑠美を加えて3人となり、週ごとに3人のうちから2人が当番制で進行を務める方式になる。
パーソナリティが特定の事務所*1に偏ってる気がするが、別に政治的な意向はないらしい。


名目上はFGOのラジオであるが、扱う内容は『Fate』シリーズ全般に及ぶ。
これはパーソナリティー二人がFateファンであることに加え、ゲストにFGO以前の作品からずっとお馴染の声優陣が来ることも多いためである。


特にコラボイベントの配信中や、Fateシリーズ関連作品の放映中にその声優がゲストに来た場合、番組内のコーナーで時間を設けてそれらの紹介をすることが多い。


そのため、ゲストが来る回はその声優の作品への思い入れや、役作りの裏話といった、FGOプレイヤー以外のFateファンでも楽しめる話題が繰り広げられる。
パーソナリティーの奇行や珍言だけでも十分楽しめるが。


開催中のゲーム内イベントやリアルイベントの告知、関連作品情報といったPRは勿論、リスナーからお題を募集するコーナーや生メールの紹介(生放送時)といった形で双方向にやりとりする番組構成となっている。


声優としては先輩だがFateファンとしては比較的日の浅い高橋と、高橋の後輩だがガチガチのFateファンである田中のコンビは絶妙で、Fate愛が伝わってくる番組としてリスナーからも好評である。



……一方、その作品愛・キャラ愛が暴走し『特異点』を生み出すことも多々ある。
というかほぼ毎週ある。


この度、第5回『アニラジアワード』最優秀女性ラジオ賞を受賞した。
おめでたい一方、困惑を露わにするリスナーも居るとか居ないとか。


◆パーソナリティー


高橋李依

「FGOはやんちゃ系ショタ手厚くすべきだと思うよ」

ご存知2代目マシュの人。
主に進行役をメインで務めることが多い。

FateシリーズはFGOで役をもらったことからFGOをプレイし始めてハマり、『Zero』、『UBW』と視聴していって順調に型月沼シリーズの魅力に漬かっていっている。
『Apo』『Last Encore』といった近年の作品も押さえている。

FGOの方もゆっくりと、だが確実に進めているようで、6章攻略時や第1部クリア時はリアルタイムでプレイしたユーザーならではの感想を番組中で表明し、相方やリスナーの賛同を得ていた。
現在はお気に入りのキャラを育成したり、ガチャを回したり、イベントを周回したり、ガチャを回したりと、これまた着実に課金沼FGOの面白さにハマり込んでいる様子。

今ではすっかり廃課金勢ひとかどのマスターとなり、多忙の為なかなか進められなかったメインクエストも第2部第3章まで遂に到達した。


最初の頃は田中の暴走に困惑気味な場面もあったが、だんだん慣れてきたのか今では田中の言語化できない想いを言葉にさせるべくフォローを入れたり、
タイムキープのためにトークを打ち切ったりと、先輩らしくしっかり相方を支えるようになっている。


一方で、当人もある特定の話題が出てくると途端に理性が蒸発する。

声優として鍛えられた滑舌で展開される淀みない愛の表明高速詠唱:A)。
落ち着いたトーンとは裏腹に聞き手の理解を超えた内容の独自論理狂化:EX)。

普段は冷静な進行役でありながらここぞという所で的確にNPゲージを溜め、高速詠唱による持論の展開という宝具を繰り出すことからアーツ高橋と呼ばれることがある。
その他にも、仕えたいサーヴァントの話題でアレキサンダー子ギル相手だと「私、乗り物になっちゃう」と発言したことから「ブケファラス高橋」
一度見たら忘れられない「ニタァ…」とした笑みや、けたたましい笑い声から「ラフム高橋」等、様々な異名を持つ。
(後者については「作ってほしいLINEスタンプ」というお題の際に「ラフムのイラストを描いてきて、台詞に声を当てる」という一幕でより加速した)

当然ラジオを視聴したFGOプレイヤーにもその愛の深さはばっちり伝わっており、
あるリスナーからのメールでは、リアルイベントでのトークショーで2018年度のカルデアボーイズコレクションの礼装「ウェルカム・ダイナー」が披露された際にショタ好き高橋を連想したらしき反応が所々見受けられたそうな。
当の高橋はそれを聞いた際は「嘘でしょ?」とショックを受けていた。
『マンガでわかる!FGO』の作者リヨ氏による高橋への放送100回記念イラストは、
アレキサンダーや子ギル、織田信勝ヤベー表情で興奮する高橋のイラストが寄稿された。もちろん頭上にはラフムもいるのだ。
また2020年5月の『Fate/Requiem』コラボイベントにて実装された星5サーヴァントのボイジャーが出た際には速攻で宝具レベルを5まで上げ同業者及びFGOのイラストレーター達から「やべェ」の声が出た。
あまりにも課金し過ぎた為以降の食事がしばらくもやし料理になる始末。
さらに同年10月の信勝実装、11月のネモ実装においてはリスナーの予想通りTwitter上で大暴走し、実装翌週の番組内にてそれぞれへの愛を存分に語った。


少年以外の話題においても、不夜城のキャスターのイラストについて「踏まれたい感じの足元してない? 指先のところ、あの角度いいですよ」とコメント。
マシュの普段着が露出の少ない点について「普段見せても別になんら変わりのない所を隠すことの奥ゆかしさを、彼女に着せる服を選んでる人は分かってる!」と力説したりと、なかなかハイレベルな着眼点を持つお姉さんである。

余談だが、彼女が持論を展開しているといつの間にか番組BGMが消えていることがよくある。収録版ではカットされたり早送りされるという憂き目(?)に遭うことも。


とはいえ、誕生日にマシュのネクタイと衣装を公式からプレゼントされた際には泣きそうな勢いで喜んでいたり、番組中でもマシュをイメージした髪型・服装を披露したりと、
きちんと作品や自分の演じるキャラクターそのものへの思い入れも抱いている。


「見たい同人誌」という業の深い話題で挙げたのは『おはようからお休みまでを、姉上に』という信勝に焦点を当てた内容。
信勝の一日に着目し、何なら他の登場人物は居なくてもいいとまで言い放った。
ちなみに田中から「定点カメラとかで信勝君の私生活を映したりするんですか?」と言われた際には
「定点カメラ!? それはいかがわしい…!」と漏らしていた。
定点カメラは別にいかがわしくねーよ。


田中美海

「これ着てー、これ持ってー、イェーイみたいな♪」

ニトクリスオルトリンデの声をあてている若手声優。
基本的に作品に対する説明役をできているかは別として買って出ることが多い。


Fate歴はかなり長く、小学生の時からDEEN版アニメにハマっていた筋金入りのFateファン。
好きなキャラクターはクー・フーリンだが、基本的にどのキャラクターも分け隔てなく好きとのこと。高橋「DD(誰でも大好き)め!」
彼女が先生役となってFate作品の紹介をするコーナーも設けられている。

ただし、その溢れんばかりのFate愛が暴走し、生放送中にガチ号泣したり迷言や人語ですらない叫び声を繰り出すことが非常に多く、泣き出した際にはその度にティッシュが用意されるのが定着した。
高橋とは逆に著しい語彙力の低下が特徴的で、言葉で情報を伝えるラジオ番組という媒体とは思えないアレな表現がポンポン飛び出てくる。


特に有名なのが「バレンタインレポート」で、これはバレンタインイベントでサーヴァントからもらえるチョコやお返しについて、各キャラへの感想を勢いに任せて書き連ねた文字列。断じてレポートではない。
ぶっちゃけこれ単独でちょっとした項目が作れるほど豊富なので、ここではほんの一例のみ紹介すると

+ 以下、SAN値チェックをお願いします。
ニトクリス:ぬおーキャラガー(↑) 生き生きしてルーヨー生き生きグングンぐんぐぐーんニトちゃんかわいいーワッショイワッショイ。

坂田金時:あぁ~かわいいなぁ~コイツやっべぇなぁ~かわいさの塊だわホント、スクショの嵐ですわ。かわいさのキャパオーバーとは、正にこのことだぜゴールデン。

デオン:あぁー! どうしたらいいこの気持ち! かわいいけどかっこいいの…なにこの二面性、変わらないデオンちゃんであり、デオンくんのはずなのに、このときめき・きらめきは何? 何なの…?

デミヤ:私はいい加減、彼を救う方法を見出さなくてはいけない。しかしそれ以前に、救われることを彼は望んでいるのだろうか? 多分、否である。
    でも、それでも私は、彼に笑っていてほしいんだ。ねぇ、今一度みんなで考えない? エミヤオルタが「マスターが自分でよかった」と思ってもらえるようにしないと、私がどうにかなりそう。私がオルタ化する。田中美海オルタ。

プロトアーサー:あー! あー! あー! これはー、イケナイ…うわっ、すごっ! これは、すごいやつだ! うわー! あー……うぅー…私、大好き。マカロニグラタン大好きなんだよぉ……おいしいよぉ……てか、ほんとに顔整ってんなー……マジ、イケメンの極み乙女って感じだ。最高。

アビー:ああああああああああ(中略)ダメだダメだダメだダメだダメダメこんなのダメぇぇぇぇぇ! イヤァァァァァかわいい of Top of the World かわいい賞受賞!
    もう特別なんだよぉアビーちゃん! あなたとっくに、特別です! ほんとカルデア一周する! 何周でもするっ! 
    私はアビーちゃんの特別であり、アビーちゃんはマスターの特別です! ありがとう! ありがとう!! ありがとう!!!


こんな感じのが番組内で公表されただけでも40人分ほどある。
なお、「悔しいけど分かる」「よくよく聞いてみると結構賛同できる感想」との意見もチラホラ。


何がトリガーとなって暴走するか分からない守備範囲の広さと、字面通りの意味で「何言ってんのかわかんない」表現センスからバスター田中と呼ばれることも。
ゲストが来た時の、そこらのオタクと変わらない反応や随所で無意識に口走るオタク的フレーズを指してティーチ田中」という異名も持つ。
『マンガでわかる!FGO』の作者リヨ氏による田中への放送100回記念イラストでは、
クー・フーリン、ロビンフッド、岡田以蔵のイラストと鼻水と涙にまみれている田中のイラストが寄稿された。準レギュラーであるティッシュもばっちり完備されている。


もっとも高橋同様、作品に対する心構えは本物であり、感極まって涙するのも一生懸命言葉を紡ごうとするのも心の底からFateを愛しているからである。

イラストレーターさんから番組用の応援イラストを描き下ろしてもらった時には感激しつつも、即座に切り替えてニトクリスの演技で台詞を読み上げるなど、プロ声優としての実力もきっちり見せている。

「見たい同人誌」は『ケルト学園 ~~目指せ! 夏の甲子園~』
屈指のヤンキー高校、ケルト学園。そこへ転校してきた極道の娘・スカサハによて更生していったヤンキーたちは、最終的に青春の夏を目指す……というシナリオらしい。
ゲストを含めた3名の中で唯一、詳細なプロットまで練り上げてきた猛者。


両名ともこのように大変濃いパーソナリティーであるため、1回の放送で迷言・名言がゴロゴロ飛び出す油断ならないラジオと言える。


口さがないリスナーからは腐女子のSkypeと呼ばれることもあるが、どちらかというと夢女子のSkypeであるという指摘も。
もっとも概念礼装『センセイとボク』(煙草を吸う諸葛孔明の隣にアレキ君がひょこっと顔出しているイラスト)の話で異様に盛り上がったりもしてるので何とも言えない所ではあるが……


余談だが、若くて可愛らしい女性声優二人の口からちょくちょく喘ぎ声みたいな嬌声「おっきぃ…」「しゅごいのぉ…」といった発言が飛び出しているのに、
数々の奇行・迷言のせいか微塵もいやらしく感じられないという評判も。

最近はナチュラルに「ぶひいぃぃぃ……!」だの「えちえちだよぉ…!」だのオタクじみた発言が漏れ出すようになっており、今後の両名の言動にもいっそう注目が集まっている。


大久保瑠美

「早速だけど脱げよぉ~!!(オルタ化)」

みんな大好きアストルフォきゅんの中の人。
他にはエリちゃんも担当している。
第2回、13回、49回、94回、116回と最多5回のゲスト出演を経て、2019年4月5日より、晴れてパーソナリティーに昇格。
やべー女オタクが一人増えただけとか言わない。

高橋・田中が着ているFGO関連のパーカーをやたら脱がそうとする。
いわゆる「ガーチャー」のひとりではあるが、「種火は毎日周回してちゃんとマナプリをもらう」「イベント交換などで貰えるものは全部もらう」「ひと月の課金は家賃まで!」
等々、意外と為になる心得をよく教授してくれる粋なお姉さんである。

一方で、ギル祭で溜まった種火を使い念願のメカエリチャンⅡ号を育成した際には
「この子は私とギル様の愛の結晶だから」と言い放ち、パーソナリティを困惑させるカオスな面も持ち合わせている。

パーソナリティーとなってからはそのヤバさが更に浮き彫りになってきており、ギルの宝具演出変更で第3再臨時の正面アップを始めてみた瞬間気を失い、気が付いたら朝になっていた話をした挙句、「あ、でもこれって考えようによっちゃあたしギル様と朝チュンしてない?」と真顔で語って田中をガチで困惑させたのはもはや伝説。

2020年正月に実装されたばかりの楊貴妃について語っている時に「札束で頬を叩いちゃう」という言い回しを多用したらゲストの下屋氏に半笑いながらもちょっとガチで窘められていた。

なお、大久保がゲストの回で高橋が暴走すると、FGOにも番組にも全然関係ない大久保の相方にまで火の粉が飛ぶ場合がある。

+ パーティー
ネロ・ブライド(カレスコ)、弓ギル(カレスコ)、オジマン(カレスコ)、剣アルトリア(虚数)、孔明(虚数)

カレスコ×3、虚数×2という殺意しかない礼装もさることながら、ギルガメッシュ、オジマン、孔明といった各クラス最高峰レベルの鯖で固めた強力な布陣。
ちなみに三回目のゲスト出演時にはアストルフォきゅんがレベル100のスキルマになっていたらしい。

2020年と2021年の春頃、COVID-19対策の関係でパーソナリティが各回1人によるローテーションとなった。
オタク女子のやり取りが見られなくて寂しく思うリスナーが居る反面、ストッパーが居ないためか明らかに2人でやってた時よりも暴走のレベルと頻度が跳ね上がっているため、また違った意味で注目を集めている。
3人中2人でも集まれば、ある程度お互いを制御出来てたんだなぁ……

さすがに1人きりではゲストも出せないなど問題があったためか、2021年のローテーション明け以降、ゲストやグッズ紹介でスペースを要するときは通常の収録ブースではなく広めのスタジオを利用し、ソーシャルディスタンスを維持している。

◆主なコーナー


◇『カルデアなう』
現在配信中のゲーム内イベントやガチャのピックアップ情報など、ゲームそのものに関する最新情報を告知する。
基本的に台本通りなので平和なコーナー。


◇『先輩、お勉強の時間ですよ』
Fateが好きすぎてお仕事になっちゃった田中美海が先生役となり、事務所の先輩である高橋やリスナーの皆さまに作品の魅力を紹介するコーナー。
FGOに限らず様々なFate作品やキャラクターについて扱うのが特徴。
余談だがこのコーナーにおける、ニトクリスの耳(お母さんの手製)を付けた田中は誇張抜きでかわいい。


◇『Fate/Grand Ranking』
リスナーから「〇〇なサーヴァントランキング」等のお題を募集し発表するコーナー。
「雨の日に傘に入れたい・入れてほしいサーヴァント」のようにいかにもなランキングもあれば、「気持ちのいい効果音ランキング」といったマニアックなテーマまで様々なお題が寄せられる。
高確率でどちらかが暴走する危険性を秘めたコーナー。


◇『あなたの隣にFGO』
FGOにハマりすぎて、身近な日常生活の中でもついFGOを絡めて考えてしまう、といった「あるある」を募集するコーナー。
FGO初心者でも同意できるような「あるある」から廃人熟練のマスターならではの「あるある」まで多様。


◇『新米マスターお助け隊!』
新米マスターが躓きそうな所や気付きにくいポイントを募集するコーナー。
攻略や育成に関するアドバイスは勿論、「霊基保管室で入手順にソートするとサーヴァントや礼装をゲットした時の思い出を振り返るアルバムになる」といった乙な楽しみ方まで寄せられるのが特徴。


◇『カルデア・ボイスレコード』
ゲームに出演する声優からのメッセージボイスが聴ける新コーナー。
キャラクターへの印象や演技の際に気を付けた点など、なかなか聴くことのできないお話を聞ける貴重なコーナー。
リスナー以上にパーソナリティー二人の喜びっぷりが凄いコーナーである。
1回目(第96回):茨木童子役等の東山奈央
2回目(第103回):牛若丸役等の早見沙織
3回目、8回目(第113回、Plus65回):玄奘三蔵役やカイニス役等の小松未可子
4回目(第115回):スルーズ役の雨宮天
5回目(Plus第20回):司馬懿役の水瀬いのり
6回目(Plus第36回):ダ・ヴィンチちゃん役等の坂本真綾
7回目(Plus第50回):マーリン役の櫻井孝宏
9回目(Plus第69回):清少納言役のファイルーズあい
10回目(Plus第89回):静謐のハサン役の千本木彩花

これらのほか、普通に番組やゲームについての感想メールや、ゲストへの質問メールを紹介するコーナーも日によっては設けられる。



◆ゲスト一覧


FGOやFate関連作品に出演する声優等が招かれることが多い。
頻度は決して多くないが、オーディションの裏話や生演技等が聴ける貴重な機会である。

また、番組内の情報告知コーナーのみのゲストとして、FGOアーケード開発スタッフの伊神氏や広報担当の石倉氏が宣伝に来ることもある。

FGOプレイヤーがゲストの場合、手持ちパーティーを紹介することもある。
ちょくちょく廃人に片足突っ込んでる人が居る気がするがあまり気にしてはいけない。


  • 川澄綾子(第1回、FGOフェス、第86回、Plus第32回、その他FGO関連イベント多数)
「マーリン、来てください」

言わずと知れた騎士王の中の人。
記念すべき第1回目の放送のゲストであり、FGOフェス(リアルイベント)のゲストとしても来てくれた。
以降もフェスの度にゲストとして登壇している他、第86回には初回以来のラジオゲストとしても登場した。

上記の台詞はどうしてもマーリンが当たらなかった時、試しに言ってからガチャを回したところ本当に来たらしい。
リスナーからは本人触媒と呼ばれる現象である。

マーリンに限らず円卓勢は比較的早期に引き当てられたらしい。
モーさんを除いて。ちちうえぇぇぇーーー!

ちなみに「見たい同人誌」の内容は「マーリンが各アルトリアと対話していく本」で、パーソナリティ2名と比べても穏やか現実的な代物であった。実際ユーザー目線でも幕間あたりで見たい。
なお、高橋から「川澄さんは普段妄想とかしないんですか?」と普通のトーンで訊かれた時には結構引いていた様子。

Plusで久々に来た際にはセイバーウォーズⅡに合わせてヒロインXやXオルタの演技について語っていた。

+ パーティー ※()内は礼装、略称御免
1回目…剣アルトリア(初日の出)、マーリン(カレスコ)、ヒロインX(虚数)、孔明(カッコ-の巣)、マシュ(ハピ×3)
2回目…剣アルトリア(夏ミストレス)、水着アルトリア(肉戦争)、ヒロインX(塵かき氷)、マーリン(塵かき氷)、マシュ(海の騎士団)

やはりアルトリア系列を優先的に投入しているらしい。
余談だが水着アルトリアも「シュート!」と言ってみてから回したら引き当てたそうな。

第86回で登場した際には、サポート編成をオール枠がアーサー、キャスター枠がマーリン、他はすべてアルトリア系列という圧巻の面子で固めていた。



  • 植田佳奈(第4回、102回、その他FGO関連イベント多数)
「スキルMAXとかではないから、別に舐めてる訳じゃなんだけど、まだぬるいかなぁって感じ」

ご存知遠坂凛の中の人にして筋金入りのゲーマー。FGOではイシュタルエレシュキガルも演じている。

勿論FGOも最初期からプレイしており、ガーチャーである。
曰く「宝具凸ろうとかはあんま考えないタイプだから、そこまでガチャで苦労したって記憶はないかなぁ」とのこと。
このゲーム1体すらなかなか引けないのが普通なんですが……

「ボクたちの聖杯戦争」なる地獄のようなオフ会を定期的に開催する冥府の女神でもある。
これは居酒屋で集まって一斉にガチャを引き、目当ての星5を当てた者から抜けて後の者は引くまで回し続けるという血を吐きながら続けるおぞましい儀式である。
主な参加者はノッブ、梶田、阿部敦など。ぶっちゃけガーチャーにだけ許された神々の遊びなので良い子は真似しないように。

第102回で久々に出演した際にはアーケード版にも手を出していることが判明。
なんと全キャラ最終再臨達成という正気を疑う暴挙偉業を達成したとのことで、パーソナリティーやリスナーを戦慄させた。

ちなみに一番最初のオーディションでは間桐桜を受けたそうで、凛の打診が来た際には「自分の声だと高すぎるのでは?」と不安だったそうな。
後に監督から「凛はまだ魔術師として未成熟な所があり、その不安定さが植田さんの声に合っていた」と説明を受けたらしい。

+ パーティー
孔明(虚数)、狂ランスロット(カレスコ)、ジャンヌ・オルタ(カレスコ)、狂ヴラド(なし)、イシュタル(なし)

種火周回用。孔明でバフをかけまくってオダチェンで後衛と交代、1キルを狙うガチ構成。
お気に入りのキャラを訊かれた際には、自身と関連のあるキャラではなくバサスロを挙げつつそのゲーム中での性能面を評価していた辺りゲーマーらしい。



  • 鶴岡聡(第5回、44回、80回、Plus88回、その他FGO関連イベント多数)
「ただいま李依、ひよこ豆のペーストできてるか?」

ジル・ド・レェ役でお馴染。
他にもスパさんアーラシュ伯父上を担当している。

ファンサービス精神が強く、完全詠唱生ステラや1章終盤のジルの台詞を言ってくれる他、
ジルを演じる上で気を付けたことや役者としての心構えなど、FGO抜きにしても非常に聞きごたえのある話をしてくれた。

特に2回目に来た際の地上波版では、高橋にフォローされながらも何とか自分の言葉で感想を伝えようとする田中と、それに対して真摯に答える氏という一幕もあり、
「鶴岡さんが来る回はオタクのラジオでなく声優のラジオっぽい」とリスナーから専らの評判。

イベントのクイズコーナーにおけるサーヴァント当てクイズで豆粒みたいなサイズのジャンヌ・オルタを的中させて信仰を証明会場を沸かせた。

+ パーティー
孔明(HF)、アーラシュ(虚数)、剣ジル(カレスコ)、術ジル(王の相伴)、ジャンヌ(英霊肖像)

愛着ある面子を含めつつ、ガチ戦闘もこなせる絶妙な構成。剣ジルは星3ながらレベル100である。
「あなたはまだ控えていてよいのです」という気持ちから、ジャンヌを最後尾に配置しているとのこと。

ジャックかジャンヌのどちらかが出る正月福袋ガチャで「これでジャンヌ引けなかったらFGOやめてやろう」という覚悟の元、見事引き当てたという逸話がある。


「ライター・クラスのサーヴァント、マフィア梶田です」

フリー素材色んな仕事をやりすぎて本業が何だかよくわからないことでお馴染のおっさん。FGO繋がりだと公式生放送やFGOフェスのMCをしており、後に出雲阿国の傀儡・斬ザブローとしてゲーム内にまで進出している。
パーソナリティを務めている「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の放送時間が火曜22:00~23:00と、2018年3月までの本ラジオのWEB版*2終了直後でかつ隔週生放送番組であるため、
当初は「ゲストとして出たいが、直後に生放送を持っている関係で呼びにくい立場でもある」ことを同番組内で嘆いていた。
一見無茶振りで若い2人を困らせそうな雰囲気だが、実際は暴走しがちなパーソナリティーを適度に操縦できるこの番組の良心。


実はその昔「MAPLUSポータブルナビ」というPSPのナビゲーションソフトでFateのシナリオを書いていたりする。

「梶田氏の出演しているラジオを視聴しながらガチャを引くと当たる」という「マフィア梶田教」なる邪教験担ぎが一部マスターの間で広まっており、
番組中で「舞教」とどちらがより支持されているかを競ったことがある。
なお、勝手に教祖にされているが梶田氏本人は当然ながらこの邪教に関してノータッチである。

+ パーティー ※3つ紹介してくれた
パターン1:ジャンヌ・オルタ(リミゼロ)、ジャック(2030年)、ネロ・ブライド(白薔薇)、ネロ(不夜の薔薇)、マシュ(なし)
邪ンヌとジャックはレベル100でスキルMAX。見ての通り丹下桜ファンである。

パターン2:呪腕、百貌、静謐、荊軻、山の翁(いずれも礼装なし)
趣味パ。荊軻は初めて引いた鯖なので思い入れがあるそうな。

パターン3:狂ランスロット(カレスコ)、タマモキャット(カレスコ)、頼光(カレスコ)、ジャック(なし)、ジャンヌ(なし)
周回用。手前のカレスコ二つは限凸である。


「想像してみなさい。『Fate/stay night』――『Fate/Zero』――その現場に自分がポツリ!」

ご存知イリヤスフィールの中の人。
1回目はイリヤコラボイベントの話を、2回目は劇場版プリズマ☆イリヤの話、3回目の時は新しいイリヤであるシトナイの話を主にしてくれた。
なお、『レアルタ・ヌア』オーディションの時には最初セイバー役で受けており、イリヤ役では受けていなかったが、
後日イリヤ役のオーディションに呼ばれ、そのまま抜擢されたとか。

ヘラクレスのことは今でも「バーサーカー」と呼んじゃうらしい。
ほんわかした雰囲気だが植田同様ガチゲーマーである。

+ パーティー
1回目…ヘラクレス(ハロウィン小悪魔)、イリヤ(プリコス)、エミヤ(チョコ天使)、殺エミヤ(緑の破音)、ジャガーマン(涙のバレ道場)
2回目…イリヤ(美遊)、クロエ(執行者)、イシュタル(ルヴィア)、子ギル(ずんがずんが)、アイリ(天の晩餐)

1回目はバーサーカーがイリヤの前に立ち、倒れると後ろからお兄ちゃんたちが出張ってくる素敵仕様。
イリヤが先に倒れた場合「お兄ちゃん…」という消滅台詞を聞きつけてお兄ちゃんがやってくる、隙を生じぬ二段構えである。
お母さんも入れたかったがキャスタークラスが被るため断念。

2回目はプリズマ☆イリヤがテーマの編成。
イリヤは宝具5である。前回は宝具5じゃなかったので今回のPUで5にまで上げようとしたようである。美遊礼装も欲しかったとか。
60連で4体イリヤが当たったという本人触媒っぷり。

3回目のゲスト出演時は1回目と同じ面子だったが、☆4鯖配布のおかげでバーサーカーが念願の宝具5となり、殺エミヤがスキルオール9の他はオールスキルマ、イリヤとバーサーカーはレベル100、お兄ちゃんとタイガーも聖杯でレベル90までパーティーが大幅強化されていた。
しかもネタバレ配慮の為に剥がされていたが、パーティー全員絆礼装持ちという愛全開っぷりであった。


  • 島﨑信長(FGOフェス2日目他イベント多数、Plus第30回)
「高橋さんほんと強くなったね……(感心)」

ついに来てしまったグランドガーチャー。通称「回す方のノッブ」
藤丸立香アルジュナエドモン等を演じている。

イベント会場でのゲストのため時間が30分しかなく、盛り上がる島崎と田中を高橋が必死の思いでタイムキープする座となった。
時間が無いのにバゼットの話を出すなど、的確に田中を引きずり込むような話題振りをしては高橋が強引に引き戻す様子は圧巻である。

Plusにてようやくゲスト出演を果たした際には視聴者たちから「生放送だけど時間大丈夫か…?」と心配されていたが、
蓋を開けてみればアルジュナについて、ぐだ男について、バビロニアアニメについて等どれも真摯に熱意を込めて語っており、純粋に聴きごたえのある回だったと好評。
終盤だいぶ押したがな!

特別再臨をギルとアルジュナのどちらに使うかで悩んでいるという高橋の言を聞き、すわギル推しパーソナリティーの大久保と対立するかに思いきやアッサリと「ギルでいいんじゃない?」と撤退。
だがその直後に「ギルは最初から強いのがいい。アルジュナは一緒に強くなっていってほしい」という名言をサラリと言ってのけて大久保を敗北感に落とした。


+ パーティー
ニトクリス(カレスコ)、巌窟王(2030年)、マーリン(2030年)、マシュ(豊穣)、アルジュナ(月の勝利者)

ニト以外はオールスキルマ、マシュ以外はオール宝具5、礼装オール限凸。
ニトのスキルも10/8/1という趣味と実益を兼ねた周回用ガチ構成。
てか『2030年の欠片』の限凸2個持ちってどういうことだよ……

マーリンはレベル100、巌窟王とアルジュナも聖杯で上限を引き上げている。
コスト上限の関係でマシュの礼装は低レアの豊穣だが、そもそもコスト上限が112に達しているためマスターレベルも(当時の)最大値である。

やはりグランドガーチャーは格が違う。



  • 下屋則子(第41回、第107回、第114回、Plus第41回、第73回)
「えぇっ、小学生でFateをやってたんですかぁ!?」

間桐桜でお馴染の声優。BB、パールヴァティーも担当。
FGOパーティ公開は無し。
FGO初心者とのことだが、鶴岡氏を始めとするFate声優の皆さんに助けられながらプレイ中とのこと。

BBを演じる際の役作り裏話や、生BBチャンネル披露などファンサービスでパーソナリティーたちを歓喜させた。
ゲスト出演時に劇場版『Heaven's Feel』各章を公開していたこともあり、そちらの話もがっつりしている。
以降もちょくちょくゲストに来てはカーマの話をしたり桜の話をしたりしており、自称「準々々レギュラー位かな?」と語る程に番組に馴染みつつある。


  • 古川慎(第49回、第70回、Plus53回)
「ちょうがんばったー。おかねがいっぱいとんだのー」

アキレウスを演じる男性声優。
大久保と『Apo』のラジオを担当しており、この回は2人揃ってのゲスト出演となった。

が、ただでさえうるさいオタク共が一気に倍増したため、この回は全放送中屈指のカオスな様相を展開。
「待って今日うるさっ!!」
「恐ろしい速度で会話が進みますねこのオタクたち」等々、高橋が悲鳴を上げながら何とか進行を務めた。

高校の時に友達からDEEN版アニメを勧められてハマり、そこから移植版『stay night』をプレイして完全に落ちた古株のFateファン。

+ パーティー
カルナ(エアドラ)、マーリン(ケイネス)、ジャンヌオルタ(リミゼロ)、エミヤ(月の湯治)、マシュ(なし)

邪ンヌはスキルマで宝具2、マーリンに至っては宝具4である。礼装も全凸。そりゃとぶよ。
後日実装されたアキレウスに至ってはガチャ追加から日付が変わるまでの4時間以内に5枚引き、即座に聖杯でLvMAXにしたほど。
なおマーリンにはケイネス先生ではなく2030年の欠片を付けてるはずが間違えたらしい。

個人的に好きなキャラはカルナとジャックちゃん。
擬音と身振り手振りで『日輪よ、死に随え』のカッコよさを説明しようとしていた。



  • 丹下桜(第56回、Plus地上波第1回)
「楽屋で美海ちゃんが『明日からバレンタインだね』って李依ちゃんに言ってたから、チョコの用意とかするんだなぁってほんわかしてたら、『あっ、ゲームの方ね』みたいな……」

ネロ役でお馴染みのあの人。他にはジャックちゃんも担当している。
声質に違わぬほんわかした雰囲気の女性で、普通に喋ってるだけでリスナーもパーソナリティーも昇天しかかっていた。
マフィア梶田が「なぜ今回オレを呼ばなかった!?」とTwitterでキレていたそうな。

パーティー公開は無し。
ネロやジャックを演じる上でのそれぞれの留意点や、菌糸類とのやりとりなんかも語ってくれた。


  • 佐奈宏紀(第60回)
「だって石あるじゃん」

舞台『Fate/Grand Order THE STAGE』でベディヴィエールを演じた俳優。

舞台の仕事が来てからFGOをプレイしはじめ、他のキャストよりも真っ先にクリアしたという猛者。
パーティーが全滅したら即座に石で殴りぬけるが故に「負けることがない」という究極の勝者理論に、パーソナリティーとリスナーの多くが戦慄した。

稽古でしばらくFGOにきちんと取り組めなかったため、「こんな状態でラジオゲストに行くわけにはいかない!」と懺悔の大課金した末、見事セイバーを引き当てたという。

自分の過去をベディの境遇に紐づけて、キャラに共感しながら役を作っていくスタイル。
人間離れしたキャラの多い円卓勢にあって、比較的普通の人間に近い感性を持つベディの苦悩や決心を表現できるよう、努力したという。

+ パーティー
ベディ(リミゼロ)、マーリン(カレスコ)、槍アルトリア(ケイネス)、ケツァル(ケイネス)、マシュ(ロマニの歓待)

ベディは真っ先に聖杯を使ってレベル100にしたとのこと。獅子王と並べてあげたかったらしい。
マーリンが宝具2でカレスコが限凸してる(ちなみにカレスコはあと3枚ある)。

なお、今回はラジオでお披露目するためにベディを最前列に配置したが、本当は彼をあまり戦わせたくないらしく、普段は後列待機させていることが多いとか。


  • 小野健斗(第60回)
「これ、石の使い方違う……?」

舞台でランスロット役を演じた俳優。

佐奈同様、舞台がきっかけでFGOを始めたマスター。
だがゲーム自体に疎いタイプのため、システムをよく理解しておらず、コンティニュー用に石を砕いていたという別の意味での猛者。
(勿論あとになって後悔したらしい)

役作りに当たっては、アロンダイトの構え方から首や腕の角度といった細かな所作まで研究し、動く際に不格好にならないよう注力したとのこと。
特にアロンダイトは180cm近くある(小野本人は187cm)上に重いため、本来イメージする動きを実践することが難しく、苦労したという。

+ パーティー
剣ランスロット(カレスコ)、マーリン(虚数)、狂ヴラド(ケイネス)、スカサハ(魔性菩薩)、マシュ(なし)

例によってランスロットはレベル100。
狂ランスも持っているが、パーティーには剣ランスが居るので抑えてきたとのこと。
というかどいつもこいつも当然のようにマーリン持ってるな……

ヴラド公は初めて引いた星5、スカサハは今年最初に引いた星5ということで、それぞれ愛着と嬉しさからスタメン入り。

この両名のゲスト回では、廃課金者FGOファン同士のやりとりにとどまらず、声優と舞台俳優の仕事の違いや演じ方について等、普段とはまた違った聴きごたえのある放送となった。


  • ナナヲアカリ(第61回、第106回)
「ギル様の手に持たれているカードになりたい」

舞台でマシュ役を演じた俳優。
好きなクラスはアサシンだが、推し鯖はギル様。特に好きなFate作品は『Zero』。

「髪まとめたカルナさん無理ムリむり、むり」等やや怪しい語彙力と、『Zero』のギルvsイスカンダル戦の話をしているだけで感極まって泣きそうになる脆い涙腺感受性の高さから、
当初は田中と似た人物かに思われていた。

その一方で「子ギルちゃんの短パンありがとう、存在に感謝」等、着眼点や発言の要所要所で高橋を思わせる空気も醸し出しており、
結果的には「田中と高橋のハイブリッド」かと思わせるようなやべーやつ夢女子っぷりを発揮した。


マシュの盾はかなり重かったらしいが、ちゃんとゲーム中での攻撃モーションを勉強してその動きを取れるよう努めたとのこと。
本公演が初舞台だが、「6章に至るまでにどういった経緯があってここまで到達したのか」という時間軸をきちんと念頭に置いてた上での反応や言動を心掛けることで役を作っていったという。

第106回でバビロニア舞台化記念のゲストとして再出演した際には、相方として来たぐだ男役の大海氏がかなりヤベー奴だったので比較的おとなしかったが、ギルの話題になると案の定急に早口になっていた。

+ パーティー
酒呑(カレスコ)、ダ・ヴィンチ(カレスコ)、ニトクリス(虚数)、マシュ(ケイネス)、水着ニト(Agateram)

ニトクリスが好きらしく、水着ニト実装時は真っ先に引き当てることができて大発狂したという。
マシュをスキルマにしている件については「当り前じゃないですか」とのこと。

酒呑の好きな所を訊かれ、真っ先に出た言葉が「 エ ロ 貧 乳 」
他にも「キャラデザがドストライク」「京都弁ご馳走様でーす!」等々、言動だけ切り取ると完全にオタクのそれであった。


  • 甲斐千尋(第61回)
「はい委ねます!」
舞台でモードレット役を演じた俳優。
推し鯖はジキル。『空の境界』の大ファンなので式も大好きとのことで、復刻イベには映画全章観直してから臨んだ。

ゲームはあまり得意ではないらしいが、起動してマイルームや編成画面にお気に入りのメンバーが揃っているのを見るのが幸せらしい。
カメラと違う所を観ながら挨拶したり、不意に話題を振られて慌てる等、やや天然よりなタイプの女性。

役作りに当たっては当時ちょうど『Apo』が放送中だったこともあり、「動くモーさんを見慣れてるファンの目からみても違和感がないような演技」をこなすのに腐心したという。
ちなみに鎧の肩幅がかなり広いため、たまに廊下で引っかかってることがあったとか。

+ パーティー
ジキル(虚数)、マーリン(プリコス)、アサシン式(燈子)、セミラミス(なし)、トリスタン(なし)

「データがいっぺん飛ぶ」という人理焼却レベルの大災害が発生したらしく、一度パーティーがまっさらになってしまったとのこと*3

しかし友人から「今のカルデアを愛してあげなよ」と鼓舞され、再度頑張ってここまで戻ってきた。
パーティー編成を開いて最初のお出迎えしてもらいたいから、ジキルは先発に据えている。
てかやっぱりこの人もマーリン持ってる……

前回のゲスト2名が「次回来る2人はちょっと……キャラ濃いけど大丈夫かな」という不穏なコメントをしていたのに対し、リスナーの大半は「なーにこっちのパーソナリティーも濃いから平気平気」と高を括っていた。

蓋を開けてみれば全員がお互いに引けを取らないレベルの面子で揃ったため、この回はあの第49回(大久保、古川コンビ回)に匹敵する騒がしさとなった。


  • 本田礼生(第61回地上波版)
「水着ニトクリスがメチャクチャ好き!(乙女) ほんとに信じられないくらい引いたんですけど――出なかったんですよ」

舞台でオジマンディアス役を演じた俳優。
地上波版に急遽「余も出るぞ!」とゲストとして駆けつけた。
ユニット紹介はなし。好きな鯖はギルと育成はできてないけど水着ニト。

役作りの為に色んな情報を仕入れたいと思った結果、何を誤ったのか情報源にこのラジオを選んでしまったらしい。
い、一応十回に一回くらいはたまにはちゃんと声優らしいラジオもしてるから……!

小学校の頃からダンスをやっていたこともあり、舞台ではキレッキレのファラオダンスを披露していた。
舞台版はニトが登場しないため、稽古中に円卓チームやカルデアチームが集合して話し合いなどしている時は架空のニトクリスと共にファラオチーム会議を行っていたという孤独な王。
田中が舞台を観に来てくれた時はずっと大喜びしていたらしい。

余談だがリスナーからは「突然オタクの女子会に放り込まれて大丈夫だろうか」と心配されていた。


  • 悠木碧(第63回、Plus第22回、92回、その他FGO関連のイベント多数)
「もしかしたらこの一回で出禁になる可能性もあるかと思って連れてきた」

酒呑童子沖田総司等を演じる合法ロリ巨乳声優。
『Fate/EXTRA CCC』のジナコの声優でもお馴染み。
一般人のお友達から勧められたのをきっかけにFGOにハマり、TwitterでFGOのことばかり呟いてたら番組スタッフから声が掛かり、急遽出演が決まったらしい。
つくづくFGOオタクだけで回せるなこのラジオ…

ゲスト名を見た時点で彼女を良く知るリスナーからは「あっ…(察し) 」と警戒されていたが、蓋を開けてみれば案の定ぶっとび発言の連発で、
パーソナリティーと合わせて「オタクの女子会」「夢女子のスカイプ」を軽く飛び越えたカオス度を更新。


もちろん単なるオタト-クに終始した訳ではなく、それぞれのキャラについて演じる際に注意したことや、CCC収録当時のジナコやカルナに対する思い入れといった、
ファンと田中にとっても貴重なお話を沢山聞かせてくれた。

なお、愛の深さ故にハイテンションになってもその気持ちをパーソナリティー二人やリスナーにわかるようにちゃんと言語化する語彙力の高さも見せ、
ハイテンションになると時折語彙力が低下する田中との差を感じた高橋にその語彙力を称賛された。

サービス精神も豊富で、沖田さんや酒呑ちゃんの話題が出る度に瞬時にキャラ声を披露したり、田中に向けて酒呑ボイスで喋りかけたりと、声優としての真髄を如何なく発揮している。
あまりの凄さにか、自分も声優なのに高橋は「声優さんってズルいわ」と素っぽいトーンで洩らしていた。おまいう

+ パーティー
アルジュナ(ガトー・オ・ショコラ)、カルナ(フォンダン・オ・ショコラ)、ジーク(緑の破音)、ジャンヌ(プリコス)、マシュ(頑強)

アルジュナとカルナにそれぞれ相手の描かれた礼装を付ける気の回しっぷりに目が行く他、カルナは聖杯でレベル100になっている。
アルジュナとジャンヌは宝具3で、ジークは宝具5。コストの関係でマシュには余った礼装を付けざるを得なかったという。
ちなみにカルナは実は2枚持っているのだが、「もったいなくて重ねられない」という理由で宝具レベルは1のままである。

意外にもスキルはあまり育っておらず、コスト上限も104とそこまで高くないように思えるが、実はFGOを始めてまだ数ヶ月という事実を知ると途端にそら恐ろしくなるパーティー。

何しろ前回のバレンタイン時にはまだプレイしていなかったため、「ドゥォォオオオシテモ『フォンダン・オ・ショコラ』を完凸したくてぇ、レアプリくっそ使ったよねww」(原文ママ)とのことなのだから。*4



「いやぁカドック君やっぱ性的ですわ」

第2部の重要人物のひとり・カドック君を演じる声優。後に渡辺綱をも演じる。
地味にFGOキャストとしてはキャラクターの登場から最速でのゲスト出演である。

型月作品を知ったきっかけは『空の境界』で、劇場版公開の頃に小説から入ってノックアウトされたクチ。
その後は月姫、Fateとハマっていったという。
ゲスト回でも隙あらばらっきょの話で盛り上がっていた。

カドック君への思い入れは非常に強く、冒頭の台詞もキャラ愛が溢れたが故の発言である。
ワルキューレの立ち絵に対して「お腹がエロいよね」、画集表紙のロマンに対して「右腕がいやらしい」と発言しているのは知らん。

思い入れの強いキャラに限ってオデで空回りしてしまって役を掴み取れない事が多いという「声優あるある」をはねのけ、
演じたいと思っていたカドック役を見事射止めた。
収録時に内部資料であるカドック君の表情差分集を貰えたのに、それはそれとしてゲーム中でも表情差分のスクショを撮りまくるという、生粋のカドックファンである。

余談だが、アナスタシア役の原さんに話しかけた際に
「原さん、FGO出てますよね? 僕があなたのマスターです
と、間をだいぶすっ飛ばした言い方をしてしまったせいで盛大に困惑されたというエピソードがある。
(アタランテ役の早見さんがすかさずフォローに入って事なきを得たとのこと)

初出演以降、代理パーソナリティやイベント出演など結構な頻度で作品に携わっており、バビロニアアニメでは宣伝大使として出てもいないのに田中と一緒に各話の感想レポートを公開している。
また、イベントのクイズコーナーにおけるサーヴァント当てクイズで豆粒みたいなサイズのアナスタシアを的中させて共演者と視聴者から気持ち悪がられた会場を沸かせた。

+ パーティー
武蔵(バトルオリンピア)、剣式(ダイブ・トゥ・ブルー)、アナスタシア(ニュー・ビギニング)、三蔵(ガトー・オ・ショコラ)、マシュ(なし)

アナスタシア宝具5、剣式宝具4、武蔵宝具3となかなかのガーチャーFGOプレイヤー。
好きな面子で固めつつ、ちょうど復刻イベント中なので三蔵ちゃんも加えたパーティー。
コスト上限や素材不足の関係でなかなか育成やパーティーを完成させられていないが、現在はアナスタシア最終再臨のためにひたすら氷の塊を漁っているとのこと。

ちなみにアナスタシア以外で一番の推し鯖は浅上藤乃(当然宝具5)。
要は「一定数居る、能登さんの声がダメな大人」のひとりである。
また、この番組での発言ではない(公式ニコ生)が、「恋人にしたい鯖は?」という話題では上記のパーティーにも入っている武蔵ちゃんの名前を挙げている。

2020年の正月にてついに剣式の宝具が5になったとのこと。




「可愛い年下の後輩の武内駿輔です(低音)」

ケイローン先生役でお馴染みの若手声優。パーティー紹介は無し。
高橋はおろか田中よりも年下で、二人とは同じ事務所の先輩後輩でもある。
このため、田中がいつになくタメ語で先輩風を吹かせるという珍しい光景が繰り広げられた。

「教え子たちを指導する中で自身も成長できるよう努めているのがケイローンの魅力」
「ケイローンにとってフィオレはマスターであり教え子であるところから、この組み合わせはとても清らかな関係性を築けた」等、的確な表現力と豊富な語彙力で演じたキャラや作品について語った。
また、「リスナーの皆さんも何かケイローン先生っぽい台詞を聞きたがってるんじゃないかなぁ?」という
先輩からの圧期待にもきちんと対応するなど、真面目かつ柔軟にラジオを盛り上げていた。
アニメ放送中の他の声優との裏話なども多く、声優ラジオとして聴きごたえのある回だっと評判である。


「えっ、泣いてるの?(ドン引き)」

『Zero』でアイリを演じたベテラン声優。
ちょうど『Zero』コラボイベントの復刻が終わった直後にゲストとして登場し、裏ボスの一角である四属性アイリ等にまつわるエピソードも交えてお話ししてくれた。

開口一番に田中を指して「見た目はお人形さんみたいな可愛らしい子だけど、スイッチが入るとすごいね」と本質を衝いた身も蓋もない発言が飛び出す。
『Zero』にまつわる話をしているうちに突然泣き出した田中を見て割と引いてる様子も見られ、最初は当ラジオの雰囲気にやや飲まれがちであった。

しかし語り始めるにつれだんだんパーソナリティたちと意気投合していき、最後には声をそろえてわかりみを共有しあう和気藹々とした回になった。

『Zero』の2期ED『空は高く風は歌う』にまつわる裏話をはじめ、『Zero』関連の逸話を色々と話してくれた。
この回は放送中にスタッフが上記のED曲をBGMとして流すという粋な計らいも。


  • 大海将一郎(第106回)
「せんぱーい! 御覧になってますかー? 大海ですぅー!」

バビロニアの舞台でぐだ男役を演じた俳優。
『動画でわかるFGO』にも出演しており、そちらではノッブと共にFGOの魅力と狂気を語っている。

声がうるさい、というか芸人気質な喋り方が特徴で、ハイテンションなリアクションを取っては一緒にゲスト出演したナナヲ氏から「先輩、最低です」的な辛辣な反応をされ、それにまたツッコミを入れるという忙しない人物。
『動画で~』の方でもヘラクレス愛を語りすぎてノッブを若干引かせるという快挙ヤベー奴っぷりを発揮している。

とはいえ、例によって役者論の話題になると急に真面目になり、ナナヲ氏と二人で舞台の魅力を語ってくれていた。
「舞台を観に来ると思わないでください。ウルクに来ると思ってください」という名言でトークを〆る一面も。


  • 河西健吾(Plus第14回)
「島崎信長君に色々ご教授いただいて、とりあえず彼の言われるがままに編成して使っていた」

ペペさんことスカンジナビア・ペペロンチーノ役の声優。
ラジオゲストでは赤羽根氏に続くクリプター勢からの登場第2号となる。

配役については最初は誰を演じるのか知らされずにクリプター一覧を見せられて「この中の誰かです」と言われていたらしい。
収録時にはきのこと直接話をして、ペペさんの性格設定や人となりについて事細かにレクチャーされたという。
女性的なイメージを保ちつつもそちらに偏り過ぎることないよう、男性的な面とのバランスを取るのに苦慮したと語っていた。
特に意識したのは令呪使用シーンの演技。

型月作品も遡って月姫からやっている筋金入りのファン。マフィア梶田曰く古の月厨
もちろんFGOプレイヤーでもあり、マーリンピックアップの時期に始めたところチュートリアル後の10連権でリセマラして引き当てたという猛者。
なお例によって初心者時期にノッブから色々とご教授(意味深)されたとのこと。
FGO男性マスター陣の中の人の圧力が強すぎて次のキリ様のキャストの人が水面下で心配される事態になっている模様


「エルキドゥさんのお人柄……ん、何て言えばいいんだろう、お粘土柄?」

エルキドゥ役の女性声優。
植田佳奈と共にゲスト出演した。

登壇時からずっと緊張しがちというか、畏まった感じでトークや受け答えをする様子を見て、パーソナリティは勿論来場者たちも見守るような形となる、このラジオにしては珍しいゲストとなった。
ただ、アワアワしながらも丁寧に、真摯に作品の魅力やキャラクターについて語っており、興味深いお話が多い回でもある。
ちなみにエルキドゥはオーディションで勝ち取った役とのこと。

サーヴァントを「さん」付けで呼ぶのが特徴的で、またエルキドゥについて語る時に「人柄」という表現を避けようとするなど、地味に言葉選びに気を遣っている様子が見受けられる。
初収録時には菌糸類から色々話を伺った他、スタッフからは「FGOで何か分からないことがあったらノッブを頼ると良いよ」という適切なアドバイスも受けたそうな。
たまに不意打ちでエルキっぽい声を出してはパーソナリティーを悶絶させる他、最後の最後でエルキっっぽいイケボで締める辺り分かっていらっしゃる御方。


「水着がっ、水着があっだんでずっ! ガウェインのっ、丈短めの水着がっ!!」

ミドラーシュのキャスターを演じる声優。
プリズマイリヤではミミちゃんも担当している。

新たな女オタク枠。
ほんわかとした喋り方だがギル祭のボックスガチャにおける10連ボタンのタップ位置に言及したり、不意打ちで「オッケードルポンド~♪」をぶち込んできたりとファンサービスを欠かさない人物。

イリヤ出演後、たまたまテレビでUBWのギルvsヘラクレス回を観てFateに本格的に興味を持ち、その後関連作品を観ていくうちにZeroのイスカンダルに激ハマり。
すぐ近くにいたFate有識者甘言助言によってイスカンダルピックアップという餌に釣られてFGOも始めたという経歴の持ち主。
推し鯖は自身が演じたミドキャス以外だとガウェイン、イスカンダル、ナポレオン等。たくましいタイプがお好きらしい。
ガウェインの話になると急に声が汚くなる。

なお、高橋、田中、大久保、悠木、佐藤の5人は「Fate/Grand Otaku」なる秘密結社に属しており、日夜グループLINEでオタトークに興じているご様子。

+ パーティー
ミドキャス(凸髄液)、ガウェイン(凸カレスコ)、マシュ(幸せとは温い子犬)、イスカンダル(カレスコ)、マーリン(髄液)

「好きな面子で殴りに行く」という分かりやすいコンセプトのパーティー。
好きなキャラ、新しいキャラがカルデアに来るとつい育成したくなるため種火が不足しがちで、マシュとイスカンダルはまだ育成途中であるという(前者はLv.40台、後者は80台)。
ミドキャスとガウェインは聖杯でLv.90台に達しているが。

地味にミドキャスが宝具5、ガウェインが4、イスカンダル2と結構重なっている上に凸カレ持ちという、見れば見る程にやべーマスターである。
しかもマーリンだけでなく孔明やニトクリスといった周回向け鯖たちも所持しているとか…
ほんわかとした雰囲気にそぐわぬガチ勢っぷりに来場者と配信視聴者を驚かせた。


「アナちゃんの声を最初にスタジオで入れる時は「もういい加減にしろどうすんだ!」って言った」

メドゥーサ関係者の声でお馴染のFate古株声優。

ライダー・メドゥーサよりもさらに低い素のイケボで登場からリスナーの心を掴んだ。

FGOでは実に5人ものキャラを演じており、その全てを完璧に演じ分けられている強者中の強者。
バビロニアアニメではゴルゴーンとアナの会話シーンを同時録りさせられ(さすがにバトルシーンは別録り)、ゲームでのアナ(ランサー・メドゥーサ)実装時にも既にステンノ・エウリュアレ姉妹で高いトーンの演じ分けは使ってしまってるのに今更どういう路線で演じろというのか、という心境だったことを赤裸々に語った。

なお初収録時に現場へ来たグランドマスターこと菌糸類より「浅川さんなら大丈夫です、信じてます」と激励され「おっ、そうかい? じゃあやってみるか…」とあっさりその気にさせられた模様。

この回は終始バッサバッサと収録の裏事情をぶちまけていく様子で、普段のラジオとは違った雰囲気が楽しめること請け合いである。


「好きなところぉ? やっぱりなんかちょっとエッチなところとかかな」

Fate/EXTRA CCC』から殺生院キアラを演じている声優。

自主的に(再現度が高すぎる)キアラのコスプレまでする上に担当キャラの宝具LvMAXを当然のように行う猛者で、開幕からアルターエゴキアラ、水着キアラポリスのセリフを連続で披露しパーソナリティーを悶えさせた他、2020年夏イベで登場した殺生院リリィの演技の話題では大久保から「私が言うのもなんですけど声優さんってほんと凄いなーって改めて思いました」というオタ全開なコメントを引き出した。

夏イベでのボイス収録は勿論、CCC時代からの演技についてやキアラというキャラクター自体への考え方、アンデルセンとの関係性等、様々なお話をしてくれた。
ちなみに演じていて楽しかったのはキアラポリス、一番苦労したのは殺生院リリィだったとのこと。*5

リスナーも分かっているのかこんばんソワカソワカ♪なる魔境な挨拶文を投稿してきたりと、訓練されたゼパルからのメールが多い回となった。


「小林千晃、またの名を、ノッブ・リリィです(イケボ)」

メカクレキチバーソロミュー・ロバーツ役の声優。

中学生の時に友人の兄経由でFateにハマり、[レアルタ・ヌア] をプレイしていた上に、知る人ぞ知る「青本」(月姫読本)も所持していたという古の型月オタク。
ナチュラルにアルテミット・ワンの名前とか出てきて田中が興奮する一幕も見られた。

FGOも事前登録組であり、バーソロミュー実装発表の場であるFGOフェス2019(2日目)には何も知らずプライベートで来場していた。冒頭のノッブ・リリィという自己紹介も納得の人物。

一方で番組内ではバソの演技やキャラクター性について真摯に語っており、リスナーからのリクエストで宝具名を迫力満点に言い放ったりとファンサービスも提供してくれていた。

イケボで概念礼装「ミステリー・トレジャー」の見どころを早口語りしたり、ネモの話題で高橋と盛り上がったりと、例によってオタクのオフ会トークじみた様子も見受けられたが。


  • 六花(Plus第87回)
「あっ、こんな感じにマシュさん踊ってくれるんだって思って」

英霊剣豪七番勝負のテーマ曲『一刀繚乱』や、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚の『二者穿一』等でおなじみの歌手。
楽曲アーティストがこのラジオにゲスト出演するのは初。

CD発売間近となった『Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM』(FGOW)にも多数楽曲で参加しており、収録の順番やディレクションの内容等の話をしてくれた。
イシュタルのイメージ楽曲『pleasant journey』等は普段FGOで歌う曲よりもキーが高く、模索しながら歌ったとのこと。
ちなみに自身もFGOWを「シャンシャンする(by田中美海)」マスターである。

イベント等で挨拶することはあっても、じっくり言葉を交わす機会としては今回が高橋・田中との初面識だったという。
なお、このラジオ自体は前々から視聴していたとのこと。
おまけにラジオ番組への出演も今回が初ということで、「初めてのラジオが私たちので本当に良いのか!?」とパーソナリティが動揺する場面も。


  • 乃藍(Plus第87回)
「こうなんかかみがみしい……あっ、神々しい!」

デッドヒートサマーレースのテーマ曲『BURN OUT!』や、ぐだぐだファイナル本能寺の『参全世界』を歌っている歌手。
六花氏と一緒にゲスト出演された。

六花氏同様、FGOWに楽曲出演しているので、色々な楽曲について語ってくれた。
イベントやメインシナリオのテーマ曲ではなく、かといってキャラソンでもないので、どのように歌っていくか悩みながら臨んだという。
Fateファンにはお馴染みの楽曲『THIS ILLUSION』のアレンジVer.も担当されたため、ファンの思い入れが強いこの曲をどう歌い上げるかはかなり模索したとのこと。

ちなみにこの回、リスナーからのお便りにしれっと岡田梨央氏(徳川廻転迷宮大奥の『深淵のデカダンス』を担当する歌手)からのメールが混じるというサプライズがあった。


◆迷言


この番組を語る上で欠かせない要素だが、あまりに多すぎて網羅しきれない。
前述のバレンタインレポートをも遥かに凌ぐ分量のため、冗談抜きで「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局の迷言」という項目が立てられるレベルである。

そのため誠に残念ではあるが、建て主が特に印象的だったごく一部のみを紹介するに留めておく。

+ 以下、再度SAN値チェック
・「激々ポイント高高PPPですよ」「激高ポイント萌え萌えPPP」

概念礼装「キス・ユア・ハンド」にて腕まくりをしているクー・フーリンに対する田中のコメント。
高橋は何を言ってるのか最初分からず聞き返し、その際に右側の文言へ変化してしまったという経緯があるが、いずれにせよ何言ってるのか分からないことに変わりはない。
ちなみに「PPP」とは放送禁止音ではなく、「メーターが振り切れた時の警告音」らしい。


・「男は女になり、女は乙女になる」

巌窟王からのバレンタインお返し会話について田中が残した迷言。名言扱いされることもたまにある。


・「来ますよベディが来ますよベディが来ますよベディが来ますよベディベディベディはい来ましたっ!!」

第6章のCMをコマ送りしながら鑑賞し解説する回(できるとは言ってない)にて田中。
リスナーたちが身につまされるレベルでただのオタクの様相を示していた。
この回では他にも「ガウェインのオスの顔!」等が飛び出した。


・「私何をしてきたんだろうって、今までFGOに。何も、なにもね……何かできましたっけ!?」

カルデア・ボーイズ・コレクション(CBC)の概念礼装『マスケティアーズ』(槍クー、術クー、プロトクー、クーオルタが勢揃いしているイラスト)の実装に大して、感謝を通り越し謎の自己反省を始めた田中。
声優としても宣伝要員としてもガーチャーとしても十分貢献しまくっていると思うが……


・「ショタかショタじゃないっていう区別をするのは大変難しい。これは何て言うんだろうな、自分の中のショタの定義と擦り合わせなきゃいけない大事な所だと思うのだけれども。
私の中のショタの定義と言うのが声変わりをしていないというのがねショタの定義なのだけれども、ちょっとそこがあって
あとご年齢というか、今まで見てきた経験値だったりって所を踏まえると、果たして簡単にショタって括ってしまったらご本人的にも絶対納得はしないだろうと
そう概念! ショタは概念よ」

アンデルセンをショタに含むか否かについて、高速詠唱中の高橋。
落ち着いたトーンで噛むこともなく持論を展開した。


・「マジであそこはショタとか抜きで良いシーンだからッ! 私がッ、ショタが出ててッ、ショタに心が動かないなんてあのシーンぐらいよ? ホンマッ」

『Zero』の最終盤で衛宮親子が縁側で語るシーンについて高橋が熱弁。
本当に好きなシーンであるということは伝わる。


・「一気に3つも聖杯あげちゃうとびっくりしちゃうかもしれないからぁ、1個ずつあげて「はい、聖杯のナカに注ぎまーす♪」って注いであげて、「はぁ、お腹いっぱい♪」ってなったら「もう1個聖杯あげるよ♪ はい、注ぎまーす(恍惚)ってやるんだけど、伝わるよね美海ちゃん?」

子ギルちゃんをレベル100にする際に高橋が気を付けたことらしい。


・「ピンクが似合うショタはダメだって」「ケ モ ミ ミ シ ョ タ。これは開眼しちゃうなぁ」

「性別が逆転した姿を見たいサーヴァントランキング」という業が深い話題でタマモキャットが挙げられた際に高橋が言い放った台詞。


・「今回礼装手に入れた時に、フレーバーテキストあるじゃないですか。テキスト読んだ時に、「おねえさん」て言葉があったんですよ。この「おねえさん」て言葉について結構考えたんですよ。
  私ぃ、このラジオお届けする時に、一人称結構「おねえさん」だったりするのよ。このおねえさんの読み方って「おね“え”さん」なのよ。
  でも、この間のイベントでアレキ君出た時に「おねーさん」、「おね“ー”さん」! 伸ばし棒、彼使ってた記憶が私の中にあったのよ。
  てなるとあの「おね“え”さん」は誰が言ってんだって言う。あ、フレーバーテキストの「おねえさん」の話ですよ?」
・「逆によ、あれがもし台詞だったとしたら、台詞って言うか彼らの本心の言葉ではなくて、“台詞”、鉤括弧尽付きの台詞だったとしたら、それは「そういうお店」だなって思って私はチャージ料を払う事を決意した」

CBCの概念礼装『ウェルカム・ダイナー』(アレキ、子ギル、信勝、マッシロイの描かれたイラスト)の実装に対して高橋が呈した疑問とひとつの解答。
この直後にBGMが消失しただけでなく、ガチでスタッフから早送り処理がかけられて続く高速詠唱をオールスキップされるという番組始まって以来の異常事態が発生した。


・「もうダメだこのラジオwwひっでぇラジオだww」

ショタと裸体とふんどしの話でひとしきり盛り上がった後、田中が自分たち自身に呆れながら発した至言。
全リスナーの共通認識である。

余談だがFGOフェスで待機時間にこのラジオのCMが延々流れていたのだが、何故か迷シーンばかりを切り取ったダイジェスト映像な上に締めがこの台詞のシーンであった。
何をコマーシャルしているんだ。



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