登録日:2014/07/03 Thu 04:10:00
更新日:2025/03/04 Tue 09:04:33
所要時間:約 37 分で読めます
こんにちは、超高機能汎用窓口係「プロパくん」です。超高機能汎用窓口係「プロパくん」です。
貴方たちアニヲタは低機能な
社会不適合者です。貴方たちアニヲタは低機能な社会不適合者です。
しっかり本作のことを学び、ボランティアに励んでください。
レッツ貢献!
FREEDOM WARSとは、SCEJが推す「共闘
ゲーム」の一つとして開発された、「奪還」アクションゲームである。
2014年6月26日に
PSVita向けに発売された。
■CONTENTS
■概要
原案は
GOD EATERのシフト、開発は
オペトロのディンプスということで、発売前は文字通り期待半分不安半分という評判であった。
世界観はGEに近い未来系
SFであり、
1984や未来世紀ブラジル、
リベリオンといった諸作品で描かれてきた管理社会を突き詰めたものとなっている。
そんな管理国家都市パノプティコン(PT)の最下層に落とされた「咎人」の主人公がどう抗い、どんな選択をするのか……。
ストーリーはそんな「変革」の物語を描く。
■システム
本作は牢国都市パノプティコン内の探索と、パノプティコン内外でのミッション(作中では「ボランティア」と呼称)の二つを交互に繰り返すことによって進む。
パノプティコン内部は多数の階層に分かれており、階層がそのまま身分の差となっている。咎人たちのガス抜きのためか、例外的なエリアとしてモザイク街が存在し、物語上もよく利用することになるザッカーとガソリンという「アイテムショップ」もある。
最初の段階では5歩以上歩いただけで犯罪となるが、ボランティアを繰り返して恩赦ポイント(作中の通貨に相当)を貯め、主人公の激しく制限されている諸権利を上の階層を目指しながら解放することが当面の目標となる。
おつかい要素が多いにもかかわらず、同じ階層でもエリアごとにロードが入るので煩わしさは、権利を制限されている状態なので早くショートカット要素を解放しよう。
また、咎人には捕縛・回復・防御のうちいずれか1つと、ジャンプや敵ダウンなどの
立体機動に使える戦闘補助装備『荊』が支給される。
この荊を用いて巨大な敵の四肢を「溶断」し、敵に捕らわれた市民を奪い返すのがボランティア。
巨大な敵を相手取るものだけではなく、
某ダンボール潜入アクションのようなスニーキング、敵勢力の咎人との戦闘もある……が、敵
CPUは異常に強いので本作の難易度を大幅に上げる要員になってしまっている。
■キャラクター
戦闘中に記憶をなくしただけでいきなり懲役100万年を課された可哀想な人。
とはいえ本作に於いては一個人の記憶も資源の一部であるとされ、更に記憶喪失に陥った騒動で多数の罪状があるとされているため、それら諸々を加味した結果が100万年の可能性が高い。
記憶を無くす直前にアリエスに見初められ、変革を巡る戦いに身を投じることになる。
後述のウーヴェ曰く、記憶喪失や権利剥奪などに伴う最下層行きもこれが初回ではなく、ウーヴェが「もう何回言ったか分からんが」と言うほどには回数を重ねているようだが…?
性別から身長、体型などかなり細かく設定できる。とくに使用できるカラーはわけがわからないほど種類がある。
一説にはOPで生まれた瞬間100万年を課せられた赤ん坊とも。
公式からのキャッチコピーは「重犯罪者」。
主人公を監視する生体
アンドロイド。オープニング直後の戦闘で主人公のアクセサリが大破したため、再度別個体が宛がわれる。
一緒にミッションを進めていくことでだんだんデレていく高性能ヒロイン。
主人公と同じくかなり細かく見た目や使用ワードを設定できるほか、性別も変えられるので
ホモォや
キマシ、
おねショタや
犯罪な関係も自由自在。
リマスター版では声の種類などが増えてさらにカスタマイズ性が上がった。男性の声で女性型、というのもできるので
男の娘っぽいのも作れる。
咎人の中には恋愛を禁止されているのでアクセサリを改造してあんなことやこんなことをする人もいるとか……。
また、アクセサリそのものがPTの最先端技術を駆使して作られた特別製ということから、市民同様
アブダクターによる拉致対象にされている。
ダウンしたままのアクセサリを放置しておくと取り込まれ、さらにその状態から救助が間に合わなかった場合は奪還のためのボランティアを受注しなくてはならない。
尚、他の咎人もアクセサリが付いているが、拉致されるのは主人公のアクセサリのみである。
まぁ、流石にほかのアクセサリまで守らなくてはいけないとなるとゲーム的にダレるので仕方なし。
公式からのキャッチコピーは「
監視者≒協汎者」。
CV:
わた閣下
アブダクター厨の白っぽいピンク。ヒロインその1。
元天獄の住人であり、かつて失踪した父親のチェーザレを追って地上に降りてきたところ、主人公の所属するPTに捕まってしまった。
実は天獄の住人が地上に降りてくるのはそれほど珍しくないのだが、彼女だけは妙に厳重なセキュリティで守られており、その出自には大きな秘密が隠されている。
ストーリーを進めていくことで囚われていた彼女を解放して仲間にすることができる。
天獄でずっと機械いじりをしていたおかげで、見た目にそぐわずアブダクターに興味津々な理女。たまにキモい笑い方をする。
公式からのキャッチコピーは「
運命と変革の鍵」。
CV:
トゥー!ヘァー!
どっかのヘッドフォン男のような主人公の相棒キャラ。のはずだが微妙にメインストーリーに絡ませて貰えない。
女好きでチャラいが結構いい奴。装備している荊は治療性で、回復も蘇生も頑張ってくれる方なので意外にも支援要員として頼りになる。超Shazだぜ!
公式からのキャッチコピーは「
Shazな親友」。
CV:
お姫ちん
スパッツかもしれない紫。ヒロインその2。
彼女の導きで主人公は変革への道を進んでいくことになるが基本的に死にかけか夢の中でしか会えない。
その出番はかなり多い。情報位階権限が上がるたびに出てきては意味深なことだけ言ってくる。
公式からのキャッチコピーは「
幽界の導き手」。
わりとよく会えるが
CV:
井上麻里奈
ベアトリーチェの妹。ソフトクリーム要員。
公式からのキャッチコピーは「
追撃の戦乙女」。
CV:
中田譲治
図体のでかい褐色のおっさん。バランスが良く中々頼れる
漢。
自分の刑期よりも後輩たちの育成や世話のほうを優先するため、他の咎人たちから慕われている。
使用する武器はガントレット型の特殊な武器で、主人公は使用できない。
公式からのキャッチコピーは「
勇猛果敢な歴戦の勇士」。
CV:
藤原啓治
軽いノリの快楽主義者。ウーヴェの悪友らしい。
テキトーな嘘で人をからかうため、言っていることは話半分ぐらいに聞いておくのがちょうどいいタイプの人。
実は「ノーグPT」という別PTの人間。両PT間で交友があるため、PT内をうろうろしていても罪ではないらしい。
彼に恩赦Ptを注ぎ込み過ぎると後々後悔する事になるのでLv5ぐらいでとどめておこう。
公式からのキャッチコピーは「
飄々とした快楽主義者」。
CV:赤羽根健治
妻帯者かつ技術者(シヴィリアン)の眼鏡。取り敢えず困ったらユリアンに頼もうレベルで積極的に協力してくれる。あまりにも協力的すぎるので後々
裏切ると思っていた咎人も多いとかなんとか
ぶっちゃけストーリー上ではマティアスより有能かつ出番が多い。
公式からのキャッチコピーは「
小柄な協力者」。
CV:浅川悠
PTの秩序を守るドSさん。と思いきや余り怒ってくれない。
もっと蔑んだ目で罵ってくれてもいいのだが。
ウーヴェいわく「誰よりもこのPTを愛している」そうで、厳しいPT法も過酷な現在の世界では必要なものだと考えている。
とあるミッションにて試験相手となり、多くの咎人たちをボロ雑巾にしてそのドSっぷりを発揮した。
公式からのキャッチコピーは「戦う“法と秩序”」。
CV:
東山奈央
ちっぱいのロリ。だが戦闘能力は凄まじく高い。登場当初は生意気っぽいがマティアスよりはよっぽど大人。
ちなみに父親はウーヴェである。肌の色以外ちっとも似てないのと、PT内は恋愛禁止のため養子の可能性が高い。
パパの真似をしたいお年頃なので、武器もウーヴェとお揃いのガントレット型のものを使用する。
親子なのにウーヴェと似てないことをわりと気にしているらしく、自分から寄せに行っている。
公式からのキャッチコピーは「
戦闘系最強乙女」。
CV:中上育実
サバサバした姐さん。溶断よし、蘇生よしと
ゲーム中でも姉御肌。攻略ヒントも教えてくれる。
但しよく溶断可能箇所を陣取ってプレイヤーに溶断させてくれない。
CV:夏川椎菜
気弱な
ドジっ子。アンと微妙にカブってる上に空気。
武器オタクでよくザッカーにいる。話しかければ武器の蘊蓄とかを語ってくれたりする。
CV:
江口拓也
知的な
イケメンと見せかけてドMの変態。キャラには肩書やアダ名に値するミドルネームがあるのだが、彼のそれは"
ベイブ"である。
歓迎会では「腕っぷしが強そう」ということでニーナに目をつけていた。
ちなみに主人公はお気に召さないらしい。
よく犠牲にされる。
CV:
麻倉もも
大人しいフードっ子。小型優先派。アレな兄のフォローに忙しい常識人。
他の咎人と違い、PT全体の幸福のために積極的にボランティアを行おうとする、完璧で幸福な咎人。
他の咎人が貢献の話になるとテンションが下がるのが理解できない生粋のPTの犬。これにはプロパ君もにっこり。
多くの咎人によって保護される。
CV:
雨宮天
おしとやかだが腹黒。アクセサリをめちゃくちゃコーデしているほど大切にしており、自分のアクセサリの蘇生は最優先だが他は
スルー。
制圧戦では非常に頼りになる。話しかけないと味方として使えない。制圧戦で頼りたい時はザッカーに行こう。
CV:
宮下栄治
無愛想だがお人好しの
イケメン。女子に人気そうなキャラ立ての割に空気その2。
基本的に敵咎人やアクセサリを優先して攻撃するため、雑魚が多いボランティアでは頼りになる男。
CV:後藤ヒロキ
ガンコな教官タイプのおっさん。本来ならもっと上の情報位階権限にいけるが、あえて上げないまま後進の育成を優先しているらしい。
立ち位置が微妙にウーヴェとカブっている。空気その3。
CV:山下誠一郎
ツッパっているがヘタレ。昔の荒れてた頃のマティアスを知っており、「兄貴」と呼んで慕っている。要は舎弟。
彼も話しかけないと味方として使えないのだが、登場する場所のせいで多くの咎人に気づかれない空気王。
咎人の憩いの場「ガソリン」の店主のオッサン。
アイスクリームをはじめこの世界では貴重な調味料を使った食料品の数々を提供してくれる。裏組織の「フラタニティ」すら頭が上がらない存在で、食料品用の裏ルートを確保できるぐらいには力のある人らしい。
なおニーナ以下の仲間はハルとアン以外、ストーリーにはこれっぽっちも絡まない空気である。
■武装
咎人がボランティアを行うために使用する武装。
咎人は2種類の武器を装備し、それを切り替えて戦うことができる。
倒した敵咎人や敵アクセサリがドロップした装備を回収すると、そのボランティアの間、最後に回収した装備を使用可能になり、その場合は合計3種類の装備を使えることになる。ただしこの機能はリマスター版では操作が複雑になるという理由で削除された。
銃系の武器は使用すると弾丸が減っていくが、マップのあちこちにあるAMMOボックスを回収すると弾丸を補給できる。
回収したAMMOボックスはしばらくすれば補充される。要は無限。資源が枯渇した設定はどうした
アクセサリが装備できる武装は1種のみ。銃系の武装は弾数が無限になる。
Will'Oを制御するための四角い箱状の装置。基本的に腰の後ろに装備している。
これによって武装や資源をWill'Oに変換することで、巨大な武器やアブダクターの部品を使用することができるようになっている。
ちなみに、どうやら身体に接続して使用しているらしく、無理に外そうとすると死ぬほど痛いらしい。
具体的にはマゾの初心者にはオススメできないぐらい。
その名の通り、咎人の左腕に装備される荊のような見た目の武装。
壁や敵に撃ち込み、一気にダイブすることで立体的かつ高速の機動を可能にする。本作の目玉要素。
アブダクターの身体に繋げて引っ張るドラッグダウンは相手の態勢を崩して能動的に敵の足を止めることができる。
リマスター版では武器での攻撃の最中に荊を出すことができるようになり、これによって大振りな攻撃の隙を潰すことができる。
敵の攻撃を荊での移動で避けることもできるので、覚えておいて損は無い。
+
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荊一覧 |
敵の動きを止めることに特化した、デフォルト装備の赤い荊。
一段階チャージすれば踏むと荊で相手を拘束するトラップを仕掛け、二段階チャージすれば敵の動きを問答無用で止めることができる。
特に二段階目はアブダクターにも効くので、ドラッグダウンの効き目が薄いパラドクサ相手に重宝する。
また、他の荊質よりもドラッグダウンの効果が大きい。
味方の治療を得意とする緑色の荊。味方にいるとダメージを受けた時に回復してくれるので非常に便利。
一段階目のチャージで味方を回復させることができ、二段階チャージすれば一定範囲内の味方を継続回復する巨大な荊を設置することができる。
味方に荊を繋げておくと継続回復を行い、さらに状態異常を治すことができる。
防御を得意とする白い荊。他二つと比べるとちょっと地味。
一段階目のチャージでは自分を含めた周りの味方の防御力をアップさせ、二段階チャージすれば敵の弾丸をシャットアウトする防壁型の荊を設置することができる。
味方に荊を繋げると瞬時に防御力アップのバフをかけられる。
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その名の通り、小型の剣のカテゴリ。手数とヒットアンドアウェイでダメージを稼ぐのが基本。
他二つより火力は劣るが、アブダクターの武装やパーツを直接引き剥がす「溶断」が使用可能。ぶっちゃけ零距離で銃をぶっ放したほうが破壊しやすいのは内緒
アドレナリンなどの攻撃バフ系アイテムを使用すると早くバラせるようになる。
また、大剣や槍と違い、コンボ中に溜め攻撃を放つと溜め時間が早くなるという隠し効果がある。
コンボのどのタイミングで出せるかは武器によって異なり、タイミングもシビアなのでプレイスキルが必要。
ダッシュからの強攻撃で謎のステップを繰り出す。敵をすり抜けることができるという特性があるので攻撃の死角に回るのには使えそうだが、無敵時間は無いので正直大した意味は無い。
+
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小剣一覧 |
ブースターのついたククリナイフ。パッケージで主人公が使ってるのはこれ。
隙が少なくヒットアンドアウェイで攻撃するのが得意。
チャージ攻撃では飛鳥文化アタック縦回転しながら連続切りを行う。
メーカーはMASTER×PEACE。
片手で使えるチェーンソー。
他の小剣と比べれば隙は大きいが、その場に留まって連続攻撃を行うことでダメージを稼ぎやすい。
対咎人よりは対アブダクターのほうが得意。
チャージ攻撃では独楽のように回転しながら連続切りを行う。
メーカーはEisen und Zwolf。
オーソドックスな片刃剣。ムラサメと同じく隙の少ない武器。
他小剣よりも威力は低いが、代わりにクリティカル発生率が一番高い。強化してやれば他の小剣以上の火力を出すこともそれほど難しくはない。
チャージ強攻撃では前方に突きを放つ。一瞬姿が消えたと思ったら前方に移動して攻撃。スタイリッシュでかっこいい。
メーカーはPROTOTYPE。
鉈、あるいは肉切り包丁。
メーカーはHandMate。
血のように赤いナイフ。デプデシュ、ロンギヌスと合わせて血を吸うという噂があるらしい。
攻撃を命中させると敵のHPを吸収して回復できる特殊機能がある。血など一滴も流れてなさそうなアブダクター相手でも普通に回復する。
1ヒットごとに回復するので多段ヒットさせるとわりと馬鹿にならない量の回復を行う。
メーカーはPlus。
デカいサバイバルナイフ。
小剣の中で最も威力が高く、多段ヒットを狙うことで高火力を発揮する。
メーカーはDead Channel。
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文字通りデカい剣。剣と名乗っているわりには斬撃系より打撃系のほうが多いのは謎。というか残影以外は全部打撃属性。なんでだ
大振りな代わりに威力と範囲に優れる。
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大剣一覧 |
鍔部分にブースターがついた大剣。明らかに刃があるが打撃属性。
メーカーは八甲重機。
大太刀。大剣の中では唯一の斬撃属性武器。大剣なのに……
強攻撃のチャージ攻撃では居合のような構えをとり、攻撃を命中させた一瞬後にインパクトを起こす。
メーカーはPROTOTYPE。
持ち手のついたコンクリートブロック。剣というより鈍器な見た目をしている。
メーカーはGiGas。
メーカーはMASTER×PEACE。
血のように赤い大剣。クリス、ロンギヌスと同じく敵に攻撃を命中させるとHPを吸収して回復する。
残影と同じく強チャージ攻撃で居合のような構えをとる。
メーカーはPlus。
刀身が光る謎の素材となっているSF風の大剣。そのくせして打撃武器なのが納得いかない。
クリティカル率が高く、強化すればチャージ攻撃を数発当てるだけでボロボロアブダクターを粉砕する強武器と化す。
メーカーはDead Channel。
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全武器が突属性の槍型武器。
弱攻撃のチャージ攻撃で槍を思いっきりぶん投げるため、近接武器ながらある程度の遠距離にも対応している。
投げた槍は複数部位に当てると多段ヒットを起こして大ダメージが狙える。
+
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槍一覧 |
隙が少なく扱いやすい反面、ダメージを出しづらい。
ただしクリティカルのダメージ倍率は他武器より高いので、積極的にクリティカルを狙っていきたい武器。
メーカーは八甲重機。
槍のくせに打撃属性。
槍をぶん回しながらの乱舞は範囲が広く、コンボを繋ぐと無限ループできるので、複数部位に当てることでダメージを稼ぎやすい。
ダッシュ弱攻撃では前方に飛びながら錐揉み回転して突撃する。絵面がちょっとシュール。
ダッシュ強攻撃では棒高跳びの要領で上に飛んで空中コンボや急降下に繋げる。
メーカーはPlus。
ドリル型の槍。
チャージ攻撃には無敵判定があるので、攻撃をシャットアウトしながら殴るカウンター的な使い方も可能。
メーカーはGiGas。
シンプルな二股槍。
槍系統の中では一番クリティカル発生率が高い。強化すればほぼ全部の攻撃でクリティカルが出るレベル。
メーカーはPROTOTYPE。
血のように赤い槍。クリス、テプデシュと同じく血を吸うという噂があるらしい。
同様に攻撃を命中させると敵のHPを吸収して回復する。
メーカーはPlus。
グラディオンと同じくチャージ攻撃に無敵時間があり、グラディオンより威力は劣るが怯みを発生させやすい。
メーカーはDead Channel。
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短機関銃や狙撃銃など、現実の武器に近い武器が集まる。遠距離武器の他二種に比べて小型で、そのぶん機動力も高い。
また、壁やアブダクターに張り付いたままでも攻撃できるという利点があり、特にシールドジェネレーターが相手の場合でも零距離からなら問題なく銃で攻撃できるので便利。
うまくやれば零距離射撃によって素早くパーツを粉砕することもできる。
+
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個人携行火器一覧 |
初期装備のフルオート短機関銃。
初期武器らしくクセのないシンプルな性能のおかげで扱いやすく、色々な場面で活躍する。
メーカーはEisen und Zwolf。
三点バーストのサブマシンガン。
フルオート射撃ができないため、連射しようとするとボタン連打しなければならないのが面倒。
扱いが難しいがNPCが使うとそんなことはお構いなしに猛威を振るってくる。
メーカーはMASTER×PEACE。
複数の鉄針をまとめて発射する短機関銃。短機関銃と名乗ってはいるが、ぶっちゃけショットガンの類である。
射程距離が低い代わりに威力と範囲に優れる。
至近距離で最大の火力を発揮するため、荊で敵に張り付いてゼロ距離でぶっ放すことで下手な溶断よりも早く敵のパーツをぶっ壊せる。
メーカーはHandMate。
スナイパーライフル。
ヘッドショット時の威力上昇が大きい。特に敵が使用してきた場合は鬼のように正確なエイムで的確に狙ってくるため脅威。
対アブダクターに対しては、弾丸がアブダクターの身体を貫通して多段ヒットするので意外と使える。
弱点は連射が効かないことと弾道がくっきり表れるため一発撃つとどこから撃ったか丸わかりになること。
また、個人携行火器の中では一番足が遅い。
メーカーは八甲重機。
炸裂弾を発射するセミオート銃。
爆発によって咎人やアクセサリが派手に吹っ飛んでくれるので足止め性能が高い。その代わり連射は効かないので複数人に同時に来られると厳しい。
弾と爆発は当たり判定が別なので、爆発だけでなく直撃を狙ったほうがダメージが出る。
メーカーは八甲重機。
ビームサブマシンガン。
銃系の中では一番機動力が高く、また射程も長いため遠距離から一方的に攻撃するのが得意。
ただしビームのくせに一発一発の火力が低く、意外と弾速も遅めなので動き回る敵には偏差射撃などの工夫が必要になる。
メーカーはPlus。
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ミサイルランチャーやグレネードランチャーなどの重火器。だいたい爆発する系。
シンプルに火力が高い反面、機動力は軒並みかなり低くなっている。
+
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多目的火器一覧 |
ゴツいミサイルランチャー。
単発火力は全武器の中でもトップクラスに高く、射程も長いのでうまくやれば敵を遠距離から一方的にボコボコにできる。
ただしその代償に装弾数が少なめ。具体的に言うと最低10発、最大強化でも15発しか撃てない。
アクセサリに装備させると弾数無限と鬼エイムが相まってかなり活躍してくれる。
メーカーは八甲重機。
RPG-7みたいな見た目のロケットランチャー。
AAWより威力は劣るが、弾数はこちらのほうが多く、連射も効くので使いやすい。
メーカーはEisen und Zwolf。
炸裂する擲弾を発射するグレネードランチャー。他の多目的火器に比べて小型。
放物線を描いて飛ぶため、うまくやれば障害物の向こうの敵にも攻撃できる。
メーカーはEisen und Zwolf。
ものにくっつく擲弾を発射するグレネードランチャー。
敵だけでなく地面や壁にもくっつく。こちらも放物線を描いて発射される。
メーカーはPlus。
四連装×2のミサイルランチャー。
ナンブ Mk.25と比べると同時ロックオンできる数が2点に減っている代わりに最大弾数が多い。
ミサイルは目標に向かって追尾するので命中精度も高い。しかもある程度の障害物なら勝手に避けてくれるので、障害物の多い場所でも使いやすい。
ただ弾速は遅いのであんまり遠くの敵を狙うと命中するまでに撃ち落とされる可能性がある。
メーカーはPROTOTYPE。
四連装の携行ミサイルランチャー。
炎龍と同様にロックオン機能があり、こちらは最大4点にロックオン可能。弾速も炎龍よりも速い。
同じくホーミング性能もあって命中精度も高いが、こちらは火力が高い代わりに障害物で遮られてしまうので注意。
メーカーはMASTER×PEACE。
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ガトリング砲や火炎放射器、クモの巣銃にビームキャノンなど、独特な武装が多い。
ボタンを押してから攻撃が発生するのにタイムラグがある武器が多く、移動速度の遅さやクセの強さなどから使いこなすのは難しい。
+
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分隊支援一覧 |
3つの銃身を持つ多銃身機関銃。あくまで「同時に発砲する銃身は最大で3」というだけで、実際は3銃身のガトリングが3つついた合計9つの銃身を持っている。
シンプルに火力が高く、対アブダクターに対しては攻撃を一点に集中させることでパーツを破壊することもできる。
ただ集弾率に難があり、対咎人や対アクセサリでは倒しきれずに接近を許してしまうことも。
メーカーは八甲重機。
見た目はまんまガトリング砲。
MG-M7を使いやすくしたような武器で、火力は劣るものの射程はこちらのほうが長く、発射までの時間も短い。
メーカーはEisen und Zwolf。
ビーム砲。
射程が非常に長く、長距離からの攻撃が可能。特に遮蔽物の無い場所で真価を発揮する。
ただしチャージが長く、装弾数も少ないのが欠点。
メーカーはPlus。
大型のニードルガン。
射程が短い代わりに威力に優れ、全武器の中でもトップクラスの火力を持つ。
分隊支援火器特有のラグと短射程が相まって取り扱いがかなり難しい。
メーカーはPROTOTYPE。
クモの糸を飛ばして敵を拘束する。見た目はだいぶ違うが、要はパラドクサのあれ。
足止め特化なので攻撃性能はゴミだが、無理やり火力を伸ばしまくればある程度は戦える。まあそんなことするぐらいなら他の武器をぶっ放すほうがよっぽど早いし強いのだが
ただ足止め性能は本当に高いので、味方の咎人やアクセサリに倒してもらう前提で足止めに徹すると意外と強かったりする。
メーカーはHandMate。
火炎放射器。
ヒット数がやたらめったら多く、一度ヒットする度にのけぞりが発生するため、場合によっては死ぬまで延々と怯みまくって何もできずに死亡するという恐ろしい武器。
リマスターでは大幅な弱体化を食らってのけぞりの発生が少なくなったが、リマスター以前のアーベルはこれを撃っているだけで死ぬ。哀れ
メーカーはDead Channel。
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■アブダクター
頭脳労働者である「
市民」を
寝取るために敵対するPTが放つ巨大メカ。天獄も天罰の際にアブダクターを放ってくる。
原初の三体と呼ばれる天獄製のデータを基に開発された。
ビーム砲やガトリングを
装備する典型的なロボの形をしたメカ。
腕がついたベーシックな汎用、頭が大砲になった砲撃、鳥籠が二つついた輸送の三種類が存在する。
汎用型は腕がついているおかげで肩と腕の四ヶ所に追加武装を装備できる。さらに指が使えるので身体に張り付いた咎人を掴んで握り潰す即死攻撃を仕掛けてくることも。
砲撃型は頭の大砲をぶっ放して遠距離攻撃を行う。腕が無いぶん攻撃が単調なので単体では大して強くはない。
輸送型は鳥籠が左右に二つあり、市民を二人パクれるようになっている。こちらも単体では大して苦戦するような相手ではない。
シールドユニット(ダウン時以外射撃無効)を装備した奴に味方が必死に銃撃し続ける光景はある意味シュールだが、アクセサリが戦闘不能になり、そのまま時間切れになると高難易度の奪還ボランティアに挑まなければならないので、かなりShazなことになる。
設定上は主人公の味方としても登場できるが、味方として登場するボランティアは1つだけで、他はムービー中にしか登場しない。
+
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追加武装一覧 |
弐脚、四脚は作戦に応じて追加の武装を装備されることがある。
汎用型の腕と肩に装備可能。装甲で邪魔されて溶断がしづらくなる。
この上にさらに追加の武装を装備可能。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。
遠距離攻撃を完全に遮断するバリアを発生させる。バリアの内側に入ってしまえば銃での攻撃も通る。
また、左右で合わせて360度をカバーする仕組みなので、片方だけでも壊してしまえばバリアも半壊し、壊れた側からは銃撃が通るようになる。
こいつは他武装と違って天獄のアブダクターも装備してくることがある。地上のものとは異なり改良された小型のものを使用する。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。
二枚の回転ブレードを飛ばして攻撃する。アブダクター本体とは別に動くため、アブダクターに気を取られているうちに死角からブレードが飛んできて……ということになりがち。
追加武装ではあるが溶断で剥がすことができない厄介な武装。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。
上方向へ向けて複数の榴弾を発射、放物線を描いて地面にばら撒く。
そこそこ広い範囲に巻き散らすので巻き込み事故を食らいがち。榴弾が落ちるとピンポン玉のようなカラカラという音がするのでわかりやすい。
汎用型の腕に装備する追加兵装。
爆発する弾丸を発射する。軌道は直線的で避けるのは難しくない。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。汎用型は肩と腕の両方に装備できる。
に似た外観のガトリング砲。
前方に弾丸をばら撒く。攻撃が当たってもノックバックが発生しないので、うっかり射線上に入るとノーリアクションのまますごい勢いでHPが減っていく。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。汎用型は肩と腕の両方に装備できる。
直線のビームをぶっ放す武装。ビームだけあって射程も弾速もかなりのもので、意外に射角も広いため当たらないと高を括っていたら痛い目を見る。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。
六連装のミサイルポッド。六連装だが攻撃時は一発ずつしか撃ってこない。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。
四連装×2のミサイルポッド。こちらも一発ずつしか撃ってこない。
汎用型、砲撃型、輸送型すべてに装備可能。装備箇所は肩。
誘導ミサイルを発射する武器。上二つのミサイルポットとの相違点は、やたらめったら追尾性能が高いこと。明後日の方向にぶっ放しても180度曲がって身体に密着している咎人に命中させるなんて朝飯前。
適当な回避では追尾を振りきれずに当たってしまうため、避けるにはコツが必要。
|
ミッションによっては無限に沸く超Shazな小型メカ。
地上を突進してくる丸ノコが、近接型。
ハチのように突進しては空に
逃げるのが機動型。大型との戦闘や溶断を妨害するので咎人のヘイトを買っている。
動かずひるまず、ビームを放つ目玉が固い装甲型。
当たると吹っ飛ぶ銃撃を撃つのがアプサラスのような狙撃型。
照準に難儀するこちらを尻目に、さまざまな装備を超兵器にして狙い撃って来るエリート揃い。
身のこなし良く回避し、超速でこちらに照準を合わせ、集弾性能の悪い
はずのガトリングで狙い撃つ。
ミッションによっては無限に沸くこいつらこそ
ラスボスである。
当然リマスター版では弱体化を食らった。
未来の世界の
トラ型
ロボット。攻撃力は高いが実際は避けれる攻撃が多く、見た目ほどこわくはない。
本来は天獄のものだが作中ではよく敵PTに鹵獲されて「
赤光」や「
深淵」として使用されている。
クモ型メカ。クモの糸に捕まると
EDFのような即死にはならないものの攻撃も移動もできなくなる。
ぴょんぴょん飛び跳ねまくったり糸で動けなくしてきたりミサイルをばら撒いてきたりと何かと厄介な相手。
こちらもコウシンと同じく鹵獲されて「
錆朱」や「
宵闇」として使用されているものが多い。
ドラゴン型の
ロボット。頭部に極めて強力なビーム砲を搭載している。アブダクターの中でも希少な
飛行能力を持っており、天兵や他の天獄アブダクターの輸送役としても活躍する。
パッケージにも登場しているが、本当に戦うのはクリア後のボランティアだけである(それもほぼ最後)。
「原初の三体」の一機と最狂の咎人のコンビ。リンク機能によって凄まじい機動性と攻撃力を誇る。
……でもレッドレイジの見た目は耐熱装備の弐脚とあまり変わらない。
あとアーベルはアクセサリに火炎放射器を持たせるとすぐ死ぬ。最狂(笑)
公式からのキャッチコピーは「地上最狂の咎人」。
■専門用語
幸福の牢国都市。咎人からは略称として「PT」と呼ばれることの方が多い。
資源も自然も枯渇し、過酷を極めたこの時代の地球環境にあって、唯一人間が生存と生活を可能とする巨大建造物。
一方で、その内情はというと、一切の無駄が許されない情勢から、
およそ130億台にもおよぶ監視カメラで住人の行動が四六時中監視され、
些細な違法行為ですらも即時捕縛、PT法に基づいて裁判にかけられることすらなく10年単位で懲役刑を科されるという
厳重な管理社会が敷かれている。
その割には咎人も市民も割と好き放題している印象はある。
主人公は
47都道府県の中から所属するPTを選択。これがオンラインモードにおける一つの競争・対戦要素としてそのまま機能する。
ストーリー上では、後述する「天獄」のほか
近隣のPTを次々に取り込み一大勢力と化した目下最大の敵対PTである「ホウライ」、その傘下として何かと絡んでくる「レムリア」「ザナドゥ」「メガラニカ」
ホウライに対抗する形で主人公のPTと同盟を組んだ「ノーグ」、大消失と呼ばれる謎の事件によって跡形もなく消滅した「ニライカナイ」といったPT名が登場する。
ホウライ系列のPTは衣服すら自由にできず統一されているため、主人公のPTは比較的緩いPTではあるようだ。
主人公たちの総称。この時代の人間たちは生まれながらにして犯罪者の烙印を押されている。
這い上がるためにはその刑期を終えて二級市民になることを目指さなければならない。
最初の内は「五歩歩く」「不必要な会話をする」「横になって寝る」等といった行為すら禁止されており、情報権限(コード)を上げ、恩赦ポイントを支払ってこれらの権利を解放していくことで、PT内で動きやすくなることが当面の目標となる。
なお恋愛は禁止。咎人はアイドルだった……?
本作のマスコットキャラクター。主人公にこの社会のルールを親しみやすく叩き込む。似たようなポジションの
ドラ声のアイツとは違い一応見た目はストレートに可愛い。
PT内ではプロパくんからのお知らせという形で、この項目の最初と最後のような感じの
通知放送がランダムな内容で行われている。
なおプロパくんによればスカートが長すぎるのはいけない事らしい。
最初のチュートリアルでいきなり「おたんこなすぅぅぅ」と怒ったり、「立派な社会不適合者」という褒めてるのか煽ってるのかわからないパワーワードを叩き込んで来たり、頑張って考試をクリアした咎人に「不合格です(のちに冗談とし、合格を通知する)」と言って来たり、意外と
ムカつく親しみやすい一面もある。
PT法によってプロパくん以外のマスコットを愛玩することは禁じられているため、咎人諸君は余計なことを考えないように。
パノプティコンの管理・運営にあたる特権階級。
といえば聞こえはいいものの、実際はPT間を奪ったり奪われたりする可哀想な人たちである。
あと身長もホビットレベルに抑えられているので存分に憐れもう。
救出した市民はアイテムと同様の扱いとなり、それぞれが所有する技術力を使用して武器やモジュール等を強化したり、モジュール開発時の恩赦ポイントを値引きしたりすることが可能。
ただし、使い捨て協力してくれるのは一度きりである。
天の上にある国家。地上の人類の知りえない超科学を用いて君臨している。
ときどき地上のPTに対して「天罰」と称した嫌がらせ侵略を仕掛け、地上でせっせと集めた資源や人材を奪い去ってしまう。しかしこれは咎人にとっては刑期を大幅に縮めるチャンスでもある。
極まった咎人はむしろドロップ品目当てに天罰が来るのを今か今かと待っているほど
ちなみに、天罰で狙われるのは物資や市民など多岐に渡るが、咎人は一切狙われることなく、武装だけパクられて殺されるのが基本。豚野郎曰く、「天獄は咎人を資源として認めていない」らしい。
言葉の不自由な姫は関係ない。本作のストーリー後半の重要なキーアイテム。
作中でちょくちょく登場する、何らかのエネルギーと思われる。
すべての生物は固有のウィルオーを発しており、アブダクターの動力もこれ。
作中の重要な要素の一つではあるはずなのだが、具体的にこれが何なのかは一切説明してくれない。
■備考
発売後の本作に対する反応の多くは「難易度が高い」というものだった。
実際ストーリーをクリアするだけなら味方のレベルを上げ、適正な武器とブースターを生産すればなんとかなるものの
敵咎人の鬼エイムやリスキル、アブダクターに捕獲されたアクセサリの取り返しにくさはちょっと厳しいかもしれない。
GE無印をプレイしたことのある咎人はあの鬼畜さが戻ってきたような感覚を覚えたという。
敵の強さばかりが話に上がりやすいが味方AIのポンコツっぷりもすさまじく、ダウンした際に蘇生を極端に優先するAIのせいで無理蘇生を通そうとして敵に吹っ飛ばされ続ける光景を拝むことになる。
また、武器の最終強化に必要な素材はオンラインで配信されるボランティアでなければ出ず、おまけに出現確率は低め。
スキルの付与に関しても運ゲーの領域であり、自分なりのスキルを揃えようとすると恐ろしく時間と根気と労力を要する。
ストーリーは
ジャンプも真っ青な
打ち切りEDであり、設定の
矛盾・忘れられた
記憶喪失・ウーヴェの言う「また」の意味など、
伏線その他諸々を放り出してしまっている感がひしひしと伝わる。
制作側でもそういった声を受け、今後アップデートで難易度調整するとのこと。
またインフラ要素も今夏を目指して追加していくとのことである。
2014年8月1日のアップデートでインターネットプレイに対応したものの、難易度問題に関しては未だに効果的な調整は行われていない。
とあるゲーム雑誌の誌上に掲載されたインタビュー記事の中では、
「ヘビーユーザー向けに作ったから難しいのは当たり前、ライトユーザーが買うとは思わなかった。(意訳)」
と、開き直りともとれる発言を残している。確かにVita本体持っているのは物好きだけだろうけど
その反面、有料
DLCの展開は非常に精力的に行われており、とりわけ本作最大の売りの一つであったバディカスタマイズの機能拡張を
有料で開放(データ容量的に見てアンロック商法)という商魂逞しい所業に対しては、"それ本当に有料にする必要あったのか?"
という疑問符を投げ掛けざるを得ない。
その他にも、
BGMのショートバージョンを配信開始して数日後にフルバージョンを配信するなど悪辣な有料DLCを展開したことも。
また、アップデートで難易度調整を行うとは発言したが、2014年10月9日の1.20アップデートを最後に大規模なアップデートは行われておらず、
ほぼ発売当時の難易度が維持されている。ユーザーとの繋がりとはなんだったのか…
結局、プロモーションの巧みさのお陰で発売から2週間は快調に売り上げを伸ばしたものの、ペラッペラなボリュームと未完ストーリー、
活かしきれていない設定に理不尽難易度と、蓋を開けたらガッカリクオリティな出来栄えが発覚するとその後の売り上げは急激に失速。
それどころか、早々にソフトを中古売却するユーザーが出現し、初期の売り上げを見て商品の追加発注を掛けていた小売店は多くの不良在庫を抱える破目に陥った。
加えて開発責任者らのユーザーへの煽りや、ニコ生でのゲスト声優イビリなど
ゲームの批評以外の点に於いても批判が集中する事となり、
これもまた失速の要因と考えられている。
以上の事から新規プレイヤーが非常に増えにくい環境ではあるが、高難易度故かオンラインマルチプレイは割とアットホームだった。
またマルチでは荊蘇生で遠距離から蘇生が一瞬で終わる、味方の火力がそもそも高い、連携要素が豊富といった点から評価が高く「マルチ前提の難易度設定だったのでは?」と言われることもしばしば。
初動でマルチプレイが実装されていれば本作の評価は変わっていたという声もある。
2015年6月25日にはbest版が発売されたが、(地域にもよるが)本作の中古ソフトが格安で叩き売りされている状況であったため、果たして売れる物なのか疑問が残る状況であった。
一方で、ここまで様々な問題点が挙がったが、
- アクセサリーがだんだんデレていき愛着が湧いてくる
- 荊による高速立体戦闘の爽快感
- 魅力的なキャラ
- オンラインの民度の高さとアットホームな雰囲気
等、高すぎる難易度とオンライン実装が遅かったことを除けば評価点があったことも事実であり、オンラインがサービス終了する2021年まで常に誰かがオンライン部屋を立てているなど過疎ることはなかった。今でも定期的にX(旧Twitter)では続編を待つ声が上がっている。
後に本作の開発をしたディンプスは
ソードアート・オンライン(SAO)のGGO編を基にしたゲーム『
ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』を開発するが
光のワイヤーを飛ばして移動や戦闘補助を行う武器“UFG”や、
主人公が自在にカスタマイズや育成が可能な支援AI”アファシス”が登場する。
これらは原作SAOには存在しないフェイタルバレット独自の設定で、あきらかに本作の荊とアクセサリを元にしている。
また武器スキル周りのシステムが本作をベースにランダム性を減らしたものとなっている。
と言ってもフェイタルバレットが本作の精神的続編とかそういうものではなく、
ハクスラ狩ゲーという広い意味ではそうかもしれないが両者は独自の面白さを伸ばした別物であり、使えるものを流用したと言ったところ。
キャラゲーながら比較的評価は良く、多少粗い面はありつつもフリーダムウォーズの汚名は返上したと言えるだろう。
そして、発売10周年を迎えた後の2024年9月。
リマスター版が2025年1月に発売決定したことが告知された。
展開プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switch、およびSteam。
PS4とPS5はクロスプレイが可能。
先行プレイの記事では高すぎた難易度やモジュールのランダム要素の調整など批判されていた箇所の見直しが行われており、かなりストレスフリーになっているとのこと。
Xでは発表されるや否や、すぐさまトレンド入りしファンアートが投下されるなど10年経った今でも人気であったとことが分かる。
Xでは数多の咎人の歓喜の声で包まれることとなった。
ついでにあのフリーダムウォーズが復活したということでゴッドイーターとソウルサクリファイスもトレンド入りした
皆さんこんにちは。こちらは生産計画局民選委員からの本日のスローガンです。
「見てちゃダメ あなたの追記 項目救う」
「見てちゃダメ あなたの追記 項目救う」
咎人の皆さんはこのスローガンを胸に本日の追記を勤しみましょう。
レッツ修正!
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-09-14 23:15:42)
- 今フリープレイで配信されてるからやってみてるけれど、これって続編出すつもりなのかね? -- 名無しさん (2015-12-07 20:55:33)
- ↑プロデューサー替えて開発中って噂を聞いた。あくまで噂だけど。 -- 名無しさん (2015-12-07 21:50:59)
- このゲームのおかげでDL版は二度と買わないって意識が植えつけられたよ、売れないってきついね -- 名無しさん (2016-01-22 14:49:48)
- 続編なり完全版なりずっと待ってます -- 名無しさん (2016-03-09 01:14:52)
- アクセサリとか茨とか、面白い要素は結構あるのに何であんなクソゲーに成り果てたんだろう。マジで続編でも完全版でもいいから調整して出してほしい -- 名無しさん (2016-03-09 01:25:06)
- ゲームは作らずに歌やPVばっか作ってる印象、続編はよ -- 名無しさん (2016-05-31 21:29:32)
- GEが無印からGEBになって良ゲーになった事を考えると少なくともゲーム面においては大丈夫になる···と信じたい。シナリオは···素材は良いんだからライター替えて1から作り直せとしか -- 名無しさん (2016-09-24 01:00:52)
- カルロスの最大レベル8までを確認。 -- 名無しさん (2017-01-22 10:33:57)
- 久しぶりに起動したけどやっぱアクセかわええ -- 名無しさん (2018-03-18 16:46:44)
- 「惜しい」という言葉がここまで似合うゲームも珍しい うまくやってりゃ神ゲーになれた器なのに -- 名無しさん (2020-06-28 21:12:09)
- 攻撃が痛い上にマップのどこに居ても追ってきて、しかも倒しても何のリターンもないのに無限湧きする人型敵はともかく、やたらクエストが多い割に敵のバリエーションが少ないのとストーリーで重要な所の大部分が「いずれ分かるさ、いずれな」で済ませてるのは製作側でもおかしいと思わなかったんだろうかと -- 名無しさん (2020-12-30 22:28:01)
- 何が一番キツかったかって、狩りゲーとしての造り込みはボロボロなのに、アクセサリ周りの造り込みはやたら凝ってるから、アクセサリへの愛着のせいで辞めづらかったこと -- 名無しさん (2022-08-29 21:59:20)
- ↑わかる。ゲームとしてはクソだし出撃は全くしてないけど、主人公とアクセサリだけは定期的にいじってるわ -- 名無しさん (2022-08-29 22:18:47)
- 名作になり得た駄作、要素の一つ一つが凄く面白かったのもあって本当に惜しいゲームだった -- 名無しさん (2022-10-07 00:00:26)
- リマスターだと…!?マジか! -- 名無しさん (2024-09-18 09:41:15)
- リマスター調整がんばって今度こそ名作となってほしい(願望) -- 名無しさん (2024-09-18 17:32:59)
- 難易度も調整するって話だし、今度こそまともなゲームになって欲しい -- 名無しさん (2024-09-18 17:50:46)
- リマスター版で評価を上げればこの路線での新作もあり得る…か? -- 名無しさん (2024-09-18 21:05:30)
- 期待するから外れるんだよ(絶望 -- 名無しさん (2024-09-18 21:11:48)
- 期待は大いにしとけ!裏切られるのが怖くて期待できないなんてもったいないぜ! -- 名無しさん (2024-09-18 21:21:02)
- PCでも発売されるらしいけど、CODE VEINのこと考えるとスケベMODが大量発生しそうだ…ww -- 名無しさん (2024-09-18 21:27:14)
- 今明言されてるのは敵AI調整、敵咎人撃破時ドロップアイテムあり、工場のソシャゲ要素撤廃…狩りゲー部分はそんなに変わってなさそう?じゃあガッカリゲーのままだが…。 -- 名無しさん (2024-09-19 07:26:37)
- リマスター版はSteamでも発売されますよ -- 名無しさん (2024-09-19 08:43:55)
- やたら多いのに敵のバリエーションが少なすぎるボランティアと、都合よく無視される管理社会と、なんか意味があるようで存在しない次回作に全部ぶん投げるストーリーは一切手付かずってマジ? -- 名無しさん (2024-09-19 09:21:01)
- ↑それ全部に手を付けると次回作になってしまうんや… -- 名無しさん (2024-09-20 13:19:08)
- 2を作りたくてリマスター版を作っているそうだから、リマスター版を買って2の制作にレッツ貢献!するのだ。初代のおさらいにもなるしね -- 名無しさん (2024-09-28 09:45:08)
- ストーリー手付かずってどこ情報やねん。明らかになってないものを元のままと解釈するのは随分馬鹿げた発想だな? -- 名無しさん (2024-10-16 08:46:15)
- ↑開発者インタビューでストーリーはいじってないと語られてるけどなにか? -- 名無しさん (2024-10-31 21:43:10)
- どんなゲームにも厄介ファンっているんだな -- 名無しさん (2024-10-31 21:56:29)
- ストーリーは仕方ないにしても難易度とか調整は入れば今でも結構やれるポテンシャルはあるのかしら? -- 名無しさん (2024-11-25 21:06:35)
- ストーリーと敵の種類はもう諦めてるから、せめて快適に遊べるようにはなって欲しいよね -- 名無しさん (2024-12-07 20:07:16)
- どこかで読んだ神ゲーに最も近いクソゲーって評価が全てを物語ってるんだよな プレイ中は文句しか出てこないのにやめられない あ、当然リメイクは買いますお前らよろしくな -- 名無しさん (2025-01-08 22:42:50)
- 私語は懲役、独房で5歩以上歩いたら懲役、休んでも休まなくても懲役…という序盤の理不尽さは相変わらず面白い。まあそれらはすぐに権利解放されるし、終盤になると刑期も形骸化するんだけど -- 名無しさん (2025-01-10 02:47:29)
- 生まれ変わってもクソはクソだな -- 名無しさん (2025-01-11 19:01:45)
- 「遊べるクソゲー」から「(フリーズで)遊べないクソゲー」に退化したな -- 名無しさん (2025-01-11 21:56:02)
- 結局ダメなのかな、Steamレビュー見てみるか… -- 名無しさん (2025-01-12 15:25:17)
- Steamだけどフリーズなんて起こらずにEDまでいけたよ ゲームとしては普通に良くなってるけど現代基準で見れば古い感じは否めないと感じる人も多いと思う フリーズに関しては公式も認知して声明出してるし起きる環境では起きてるみたい -- 名無しさん (2025-01-12 15:32:15)
- フリーズするっていうのは、よく聞くと大体最低スペックも満たせていないってパターンがあるからなあ。とはいえ、今どきGTX1060を満たせないPCのほうが珍しいわけで、どれだけ古いの使ってんだとなっちゃうけど。 -- 名無しさん (2025-01-12 16:13:29)
- PCばっかりは環境次第で変わってくるからなぁ… -- 名無しさん (2025-01-12 16:38:12)
- まさかSteamに大量にある「フリーズでまともにプレイできない」という人が全員スペック満たしてないPC使ってるとでも?こんなにフリーズするという声があればそれはもうおま環の問題じゃねえよ -- 名無しさん (2025-01-14 16:36:59)
- 別に全部環境のせいとは誰も言ってないでしょ。そっちでフリーズしてる人もいるんやろうなってだけで。 -- 名無しさん (2025-01-14 18:19:01)
- アクセサリーに喋らせる単語が禁止されてるもの(おち◯ち◯)とかでも、ローマ字ならOKなの草 -- 名無しさん (2025-01-22 16:48:58)
- モンハンでイラッと感じる要素が前面に押し出されてるゲーム。特に蜂はイカれてる -- 名無しさん (2025-01-25 23:59:11)
- リマスター版、フリーズと仮名非対応ばっか話題だけどゲーム自体はどれくらい変わってる? -- 名無しさん (2025-01-26 15:13:04)
- ↑体感だが、敵咎人のエイムは確かに気持ち雑になったけど、小型アブダクターとベイブレードは相変わらずウザいのと、アブダクターのバリアを外した代わりに20分も時間削られたキーボランティアなんかあったりでバトルパート的には結局、ってところか -- 名無しさん (2025-01-26 15:22:14)
- レビュー見ても駄目な部分が変わってなくて懐かしいとかでうーんって感じ -- 名無しさん (2025-01-26 15:23:10)
- アプデでクリ率下げちゃったから爽快感減って苦行度が増しちゃったのがなぁ… -- 名無しさん (2025-02-25 09:19:05)
- モンハン発売しちゃったからオンラインが過疎やね。アプデでクリアに時間かかるようになってからも減ってる兆しはあったけども -- 名無しさん (2025-03-04 09:04:33)
最終更新:2025年03月04日 09:04