種族サイクル(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/08/11 Mon 14:16:44
更新日:2024/04/13 Sat 16:30:57
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種族サイクルとは、デュエル・マスターズの種族のサイクルである。


概要

デュエル・マスターズにおける種族は、元となった兄貴分のマジック:ザ・ギャザリングと異なり、同じドラゴンでもドラゴン・ゾンビアース・ドラゴンなどのように文明ごとに異なる種族が割り振られることが多い。

また、ハイブリッド種族ドラゴン・サーガサポート種族のように、直接の関係こそないが背景ストーリーの都合上並立する関係になっているクリーチャーも多い。
こういったクリーチャーをひっくるめたサイクルがデュエル・マスターズには存在していて、サイクルを形成する際に重視されることも多い(もちろん、例外もなくはないのだが)。

ここでは、そういった種族群をまとめるものとする。

種族サイクル一覧

ドラゴン(「○神龍」系)

アポロニア・ドラゴン 光神龍/龍聖
ポセイディア・ドラゴン 蒼神龍/海王
ドラゴン・ゾンビ 黒神龍/神滅(真滅)
ボルケーノ・ドラゴン 紅神龍/旋竜
自然 アース・ドラゴン 緑神龍/無双

単種族は「○神龍」という冠詞がつくクリーチャーのサイクル。
闇・火・自然はバーニング・ビーストによって蘇らされ、光・水は存在しないはずだったが、グランド・デビルがインフェルノ・ゲートを開いた際に生み出された。
いずれもデュエル・マスターズの中心にあったドラゴンで…と言いたいのだが。

火といえば、もともと第1弾からドラゴンが登場していたことはあまりにも有名であろう。そう、アーマード・ドラゴンである。このアーマード・ドラゴンのせいでボルケーノ・ドラゴンはすっかり空気に。登場して数段こそサイクルはあったが、以後はドラゴンサイクルは火だけアーマード・ドラゴンが優先されるように。ならなんでボルケーノ・ドラゴン産んだんだ…。しかもボルケーノ・ドラゴンが入るべきサイクルである「進化ドラゴン」サイクルはまさかの《超竜バジュラ》と、ここでもアーマード・ドラゴン。うーん…

コマンド

光/闇 エンジェル・コマンド
サイバー・コマンド
闇/光 デーモン・コマンド
フレイム・コマンド
自然 ガイア・コマンド

もともと、第1弾からエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドが登場していて、それぞれが単独でカードプールを広げたこともあり、ぶっちゃけドラゴンほど結びつきは小さいものだったが、水→自然→火とコマンドが登場するに連れてコマンドというまとまりを重視したサイクルも組まれるようになった。しかし後のコマンド・ドラゴンサイクルでハブられるあたり、やはり後発コマンドはあまり先発コマンドと並ぶことはできないようだ。

不死鳥編ハイブリッド種族

光/水 グレートメカオー
水/闇 グランド・デビル
闇/火 ティラノ・ドレイク
火/自然 ドリームメイト
自然/光 アーク・セラフィム
友好色同士の組み合わせが各文明に登場したもの。MTGのラヴニカ・ブロックにも似ているがこちらは対抗色にはいないうえに、表向きとはいえグランド・デビルとティラノ・ドレイクが共同戦線を張った点、サポート種族の存在などで違いがある。

なお、いずれの種族も後期にフィーチャーされる際は、上の2つ目に書いてある方の文明が偏ってフィーチャーされている。

不死鳥編サポート種族

光/水 キカイヒーロー
水/闇 ディープ・マリーン
闇/火 ブレイブ・スピリット
火/自然 ビークル・ビー
自然/光 セイント・ヘッド
同じ文明のハイブリッド種族をサポートする種族。
後期にはあまり登場しなくなり、ドンドン目立たなくなっていった。
当然上記種族が再フィーチャーされた際には影も形もない。

モンスター

シャイン・モンスター
ブルー・モンスター
ダーク・モンスター
フレイム・モンスター
自然 エメラルド・モンスター
種族名の文明の割り当ては五元神と同じ。
カテゴリとしては《百獣王ミリオンデス》の効果でしか共通しないものの、同時に登場したこともありサイクルとみなしていいだろう。

コマンド・ドラゴン

エピソードシリーズ ドラゴン・サーガ
ホワイト・コマンド・ドラゴン エンジェル・コマンド・ドラゴン
ブルー・コマンド・ドラゴン クリスタル・コマンド・ドラゴン
ブラック・コマンド・ドラゴン デーモン・コマンド・ドラゴン
レッド・コマンド・ドラゴン ガイアール・コマンド・ドラゴン
自然 グリーン・コマンド・ドラゴン ジュラシック・コマンド・ドラゴン

…はっきり言って、エピソードシリーズのコマンド・ドラゴンはレッドばかりたくさん登場し、他にはブラックが数体登場したのみで、ホワイト、ブルー、グリーンは各1体しか登場していない不遇種族。そのうちにドラゴン・サーガのコマンド・ドラゴンが登場したためもう登場は見込めないだろう。

ドラゴン・サーガのコマンド・ドラゴン種族はドラゴン・サーガの主要な種族であり、全種族が各文明の中心にある。まさに、コマンド(指揮者)の意に沿った種族であろう。

ドラゴン・サーガサポート種族

ジャスティス・ウイング
リキッド・ピープル閃
ファンキー・ナイトメア
ヒューマノイド爆
自然 ビーストフォーク號
ドラゴン・サーガのサポート種族は、不死鳥編と違いサポート対象がいずれもファッティであり、ウィニーを割り当てられているため目立たないどころか重要なポジションである。
また、ドラグナーはこちらにしかいないのが特徴。

革命編コマンド

種族名 冠詞
エンジェル・コマンド 三界/九極
マジック・コマンド 奇天烈
デーモン・コマンド 復讐/不死
ソニック・コマンド 音速/轟速
自然 ゲリラ・コマンド 獣軍隊
革命編初期に侵略者陣営の上位層を担っていたコマンド種族。
基本的には水、火、自然が優遇気味だったが光は「九極」、闇は「不死」の登場である程度巻き返した。三界と復讐はほぼ忘れ去られたが……

革命編サポート種族

ジャスティス・オーブ
サイバー・ウイルス海
ダーク・ナイトメア
ファイアー・バード炎
自然 スノーフェアリー風
ドラゴン・サーガのサポート種族が侵略者側に割り振られた一方で、革命軍には新たな派生種族がそれぞれサポートとして割り当てられた。
しかし侵略のパワーに対して明らかに力不足で、コマンド指定が原因で早々に切り捨てられた侵略者のサポート種族共々地味なまま終わった。

新章種族

無色 ジョーカーズ
メタリカ
ムートピアトリックス
マフィ・ギャング
ビートジョッキー
自然 グランセクト
世界観を一新したジョー編における主要種族で、一番隊(とヤッタレマン)などからジョーカーズも含めてサイクルとして扱われていることがうかがえる。ただし途中からジョーカーズが他文明に参入したため、多少バラつきが見られるようになった。

さらに超天篇では勢力が二分された水文明の新種族としてトリックスが参戦。途中からジョーカーズも水文明化したことで混沌とした状況になってしまった。

アビス・レボリューション種族

メカ
マジック
アビス
アーマード
自然 ジャイアント
アビス・レボリューションからの主要種族……というよりは種族カテゴリのサイクル。
アシスターサイクルやメクレイド、フレンド・バーストなどで上記のカテゴリを指定する形で参照される。

ビクトリーBEST種族

光/闇(/水) メカ・ゴッド・ノヴァOMG
水/火 マジック・アウトレイジMAX
闇/自然 アビス
火/光 アーマード・サムライ
自然/水(/火) ジャイアント・ハンター
ビクトリーBESTで登場した既存種族+アビス・レボリューション種族カテゴリのサイクル。アビスだけ平常運転だが
いずれも対抗色の組み合わせとして登場しており、本流の種族サイクルの多色化予告も兼ねている。



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最終更新:2024年04月13日 16:30