コジョンド

登録日:2010/12/10 Fri 01:53:01
更新日:2025/03/12 Wed 12:16:39
所要時間:約 5 分で読めます





■データ


全国図鑑No.620
分類:ぶじゅつポケモン
英語名:Mienshao
高さ:1.4m
重さ:50.0kg
タマゴグループ:陸上/人型
性別比率:♂50♀50
タイプ:かくとう

特性:せいしんりょく(ひるまないいかくを受けない)
  /さいせいりょく(交代時HPが最大値の1/3回復する)
隠れ特性:すてみ(反動を受ける技・外すとダメージを受ける技の威力が1.2倍になる)

種族値
HP 65
攻撃 125
防御 60
特攻 95
特防 60
素早さ 105
合計 510

努力値:攻撃+2

コジョフーがレベル50で進化する。


■概要


紫色の体毛の、二足歩行のオコジョのようなポケモン。
非常に長い腕を持つが、実はその半分以上は伸びた毛であり、ムチのように振り回して敵に打ち付ける。
真の強敵に会うと身軽になるために両腕の毛を噛み千切って捨ててしまう。

奇妙な声で吠えたときは目にも留まらぬ連続攻撃が始まる合図。
その速さは誰にも止められないと言われ、威力は巨大な岩を木っ端みじんに砕くほど。
ただし、とどめを刺す際はゆっくり力を溜めて放つ。

拳法のような構えで元気にピョンピョン跳ねるコジョフーから、モフモフ感たっぷりの美しいケモノへ進化する。
その美しさはガチムチばかりのイッシュ格闘界における清涼剤になったとか。

なお、チャーレム同様格闘タイプとしては珍しくが似合うとされる。
正に格闘タイプ界のお色気担当と言えよう。


■ゲームでのコジョンド


進化前のコジョフーはリュウラセンの塔外部の草むらで初登場する。
セッカのジムリーダーハチク氷タイプ使いなこともあり、捕まえて手持ちに加える人も多い。
ただ第5世代のポケモンの宿命で進化が遅い。必要経験値も加味するとだいたいメタグロスと同じくらいである。

攻撃と素早さが高い速攻物理アタッカー。レベルアップだけで「ドレインパンチ」「とびげり」「とびひざげり」「とんぼがえり」「とびはねる」といった強力な技を覚える。
しっかりレベルを上げていれば、してんのうギーマに飛び膝無双したり、ゲーチスサザンドラを簡単に沈めることだってできる。

トレーナーではしてんのうレンブや幼馴染のベルが使う。
XYではフレア団ボス・フラダリの先鋒を務める。
また、進化前のコジョフーはジムリーダーコルニが使用。

なお、XYでは登場がマップを三分の一ほど進めた頃と遅い時期ではないので、BW時代と比べると獲得経験値が多くなりがちなはずだが、進化するのが余計に遅く感じる

USUMではボニの大峡谷で出現する。

第8世代以降、なぜかDLC第1弾で復帰すると言う妙なポジションが続いている。
やっぱりカンフーやジークンドーがモチーフだと、本土に出すのは難しいのだろうか?

■対戦でのコジョンド


格闘タイプではゴウカザルに次ぐ素早さを持つ。
ヘラクロスと攻撃種族値が同じで、かくとうタイプとしては珍しく特攻も95と二刀流気味の性能。やけどやいかくで止まらないのは嬉しい。
その代わり耐久はかなりの紙。

通常特性は、ダブルなら自分より速い「ねこだまし」で怯まない「せいしんりょく」
シングルなら「とんぼがえり」やいのちのたまとの相性が良い「さいせいりょく」推奨。

隠れ特性はなんと「すてみ」。
しかし対象技が「とびひざげり」一つ(もっと言えば「とびげり」も含む)である為、どうしても特化気味になるのが難点。

サブウェポンは「じしん」こそ覚えられないものの、「はたきおとす」「ストーンエッジ」といった基本性能・相性補完共に優秀なものを習得できる。
飛行技は「つばめがえし」「アクロバット」「とびはねる」を覚えられるが、基本性能に難がある。


上記の通り紙っぺらなので先制技が辛い。ハッサムウィンディ等を見かけたら警戒しよう。


ちなみに、タイプ一致「はどうだん」「きあいだま」を使える。
ただそれ以外の特殊技はやや貧弱で「くさむすび」「めざめるパワー」「スピードスター」「はかいこうせん」「りんしょう
くらいしかない。一応「めいそう」を覚えるが。
まあ特殊技ばっかり覚える格闘タイプもおかしい気はする。

折角カラーリングのモチーフが冬毛のオコジョなのだから、格闘/複合タイプならなお良かったのだが…
だが過去のゴウカザルの暴れっぷりから流石のゲーフリも「この素早さに複合タイプの対応範囲加えたらヤバくね?」と思ったのかもしれない。
第7世代で出した結果がアレなので、むしろ氷複合はしない方が良かったかもしれないが。

「ねこだまし」「フェイント」、「ちょうはつ」「ファストガード」「ワイドガード」など、相手の行動を阻害する技を多数習得することが強み。
それでいてこちらは「せいしんりょく」のおかげで妨害に強く、範囲の広い高威力の格闘技による最低限の攻撃性能も有する。
とにかく隣のポケモンを動かす、行動を腐らせない技術に長けており、いわゆるGSルールのような高火力範囲アタッカーが跳梁跋扈するルールでは採用率が増えるという特徴を持つ。現にコジョンド入り構築が準優勝を収めた大会も存在するほど。
第五世代の伝説及びが無制限に使用出来た大会「クリスマスカップ」ではこの点を買われ、敵味方共に大駒が多数並ぶ大怪獣バトルで採用率10位圏内に食い込む快挙を成し遂げ目立っていた。
かつては「サイドチェンジ」も含めて相手を攪乱する性能に長けていたが、こちらは残念ながら第九世代で失っている。


コジョンド「オコジョです」
フローゼル「イタチです」
オオタチ「え?」
キュウコン「キツネです」
ゾロアーク「たぶんキツネです」
ルカリオ「わたしはなに?」
???? 「貴方は勇者でしょ、たぶんね」
ビーダル「リカオンだろjkwww」
「もふもふ」
綿毛「もふもふ、もふもふ」






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最終更新:2025年03月12日 12:16