ピオニー(ポケモン)

登録日:2020/10/30 Fri 19:36:48
更新日:2025/01/11 Sat 18:19:16
所要時間:約 6 分で読めます





でやがったな! なんちゃって サンダー!


ピオニーとは『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場するキャラクター。
ダウンロードコンテンツエキスパンションパス」の第二弾『冠の雪原』の重要人物である。

CV:最上嗣生(薄明の翼)

以下内容はネタバレまみれとなります。


【概要】

雪が降り積もり、白銀の景色が広がる「カンムリ雪原」。
そこにいざ降り立った主人公は、雪原だというのにミニスカなギャル風の少女と、とある誰かにどこか似た色黒なおっさんが何やら口喧嘩をしているところに出くわす。
そのおっさんこそがピオニーで、元はがねジムリーダーだった。ちなみに喧嘩の相手は実の娘で名前はシャクヤといい、ピオニーは「シャクちゃん」と呼んで溺愛している。父親と違って美少女だがやはり親子、目元はそっくり。
2人は伝説のポケモンを求めて共にカンムリ雪原探検にやって来たが、シャクヤは「ダイマックスアドベンチャー」の方に夢中になりそっちへ行ってしまう。
そんな彼女に代わって、主人公はピオニーと共に成り行きで伝説ポケモン探しをすることになるのだった。

ポケモントレーナーとしての腕は引退した今も衰えておらず、カンムリ雪原はバッジが0個でも本編クリア前でも行けるが、その場合でも出してくるポケモンはレベル70を超えている
ダウンロードコンテンツ第一弾では、クララセイボリーが繰り出すポケモンのレベルは本編で殿堂入りを果たしているか否かで変動したが、第二弾の今回はそういった措置はない。
やはり伝説のポケモンが多く存在する地なので、殿堂入り前に足を踏み入れるのは勧められないという事なのかもしれない。なお、この勝負に負けても一応イベントは進行する。*1
ただし、殿堂入りしていない場合は一部の伝説のポケモンの捕獲戦に挑めないので注意。

使用するモンスターボールはハイパーボール。
投げ方がかなり独特で、首後ろから支えるように構えて、押し出すように投げる。
つまるところ、「砲丸投げ」のフォーム。ダイマックス使用時は更に分かりやすい。


【性格】

人の話を聞くのが苦手で、豪快な振る舞いが目立つ暑苦しい男。リアクションも声もでかく、滞在先のフリーズ村の老婆は「挨拶の声が大きくて腰を抜かしそうだったよ」と振り返っている。
また、口癖なのかしばしば「ド・えらい」のような言い回しをする。
娘の気持ちもほとんど聞かない上、主人公に無理矢理協力させるなど、一見して強引な性格。
…が、彼の言動をよく見るとああ見えて他人をかなり気遣っている
ひょんなことから勝負する事になった主人公に勝っても「ちったあやるが まだまだ柔いねぇ!」と自分の強さの誇示の前に相手を多少褒めることから始まり、
彼は伝説のポケモンを求めてやってくるのだが、そもそもその一番の理由は娘に喜んでもらう為という他人本位の事である。
ちなみに娘には鬱陶しがられてはいるものの別に本気で嫌われているわけではない。単にいわゆるお年頃なだけと思われる。
また、無理矢理協力させた主人公に色々と物をくれるが、環境に適応した服やマスターボールに始まり、果ては探検が終わったので必要のなくなった民宿も「自由に使ってくれ」とくれる。
人間に対してはかなりの情を見せている一方で物に執着しない性格ゆえか、まだ手伝うとしか言っていない段階の報酬としては余りにも破格。気前が良すぎる。
その他、やたらと睡眠の質を気にする。こう見えて結構繊細なところもあるのだろうか?


【活躍】

…といっても、ピオニー自身は拠点、服、マスボ、そして伝説のポケモンの情報を主人公に提供し、ついでに冒険に川口浩探検隊めいたタイトルを付けるくらいでほぼアジトから出ない。
何故なら主人公と探検隊を結成したところで、揃って探検に出ると拠点が無人になってしまうことに気づいたから。なので自分の役目は「シャクちゃんが戻ってきた際に誰もいないと寂しがるからアジトで留守番をする留守番隊長と決定。発言通り基本拠点に籠もりきり、村からは一歩も出ようとしない。おい、探検しろよ。
ちなみに主人公はいつの間にか探検隊長に任命され、ピオニーから「隊長」と呼ばれるようになる。これは探検が一通り終わってもそのまま。
もっとも、主人公を心配して電話をしょっちゅうかけて来るあたり気には掛けている模様。
その電話は大抵伝説を捕まえた直後のタイミング。勘が良すぎるだろ…。

ただしずっと引きこもっているわけではなく、伝説のポケモンバドレックス」関係では大活躍する。
というのも、村の一角にはバドレックスの像があるが、長年放置されたせいで頭の冠部分が無くなってしまっている…と思いきや、実は村の奥に転がっていただけだったのをピオニーが見つけてきた。
確保した理由は「枕にちょうどいいから持ってきた」だけで、それが伝説ポケモンのキーとなるとは微塵も思っていなかったが。

その枕…もとい冠を像に被せ直すことで、バドレックスが姿を現す。
何かを伝えたいようだが、いかんせんポケモンなので人語が話せない。
そこで活躍するのが我らがピオニー隊長。なんとバドレックスは彼の意識を操り、いわば翻訳機代わりにしたのだ。
乗っ取られる時の台詞は「てょわわわぁ~ん」この台詞にしょっちゅう眠らされてる迷探偵が腕時計型麻酔銃の針を打たれたときに上げる奇声を思い出した人もいたとかそうじゃないとか。
余談だが、この状態のピオニーを調べた時には「ピオニー隊長は 輝きながら 浮いている!」というパワーワードが表示される。

とはいえ翻訳機替わりにされる以外にも、チマチマしたこととは無縁そうに見えるがもう一つの特技である裁縫のスキルも発揮する。
前述の探検服は、実はピオニーがシャクヤの為に手作りしたもので、更にバドレックスが力を取り戻すためのキーアイテム「キズナのタヅナ」も、材料と作り方についての伝承さえ知ることができたらちょちょいと作り上げてのける程。
「キズナのタヅナ」の作り方は今でも伝わっているが、それを管理している村長(しかも単なる村の代表者というだけでなく、おそらくかつてキズナのタヅナを作っていた職人の末裔)ですらもう作る事のできないシロモノ。
それを伝承を聞いただけで作り出すピオニーの裁縫の知識と腕前はかなりのもののはず。
バドレックス関係は彼がいなければ手がかりすら得られなかった可能性が高い。
他の伝説はほぼ主人公任せだが、行き詰まったときに話を聞けば殆ど答えみたいなヒントを貰える。

彼の伝説ポケモン探しをすべて終了させると、金ピカな探検服をもらえる。そして直後にシャクヤが帰ってきて「伝説ポケモンの調査を手伝ってもいいかな?」とようやくノリ気になる。
……が、ピオニーが用意した分は既に全部主人公が終わらせてしまったので、慌てて新しい伝説ポケモンの手がかりを探しに行く、というオチとなるのだった。
その後はダイマックスアドベンチャーの洞窟でシャクヤと共におり、一日一回対戦できる。
自身はダイマックスアドベンチャーで参加に必要な研究員の説明を聞かないため、参加させてもらえない。
曲がりなりにも娘と「伝説のポケモンのアドベンチャー」ができるのに残念である*2
また、手持ちの伝説のポケモンを見せるとコメントをしてくれる。
彼の調査とダイマックスアドベンチャーで捕まえた伝説ポケモン全てにコメントがあり、なかなか面白いものが多いので必見。
なおシャクヤや主人公、ジムリーダー仲間には不器用かつ豪快ながらも気遣いを見せる彼だが、伝説のポケモンには何故か懐疑的で辛辣
後、やたらと寝返りをうてるのかを気にするが、結局勝手に納得したり早合点したりしながらも激励で締める、という内容のコメントが多い。

例:
大体ファイヤーだな!
なんちゃってサンダー
変なマスクつけたフリーザー
海の神って割にひこうタイプじゃねぇか ついでにエスパータイプもあるでよ
七色にはちぃっと色が足りねぇ気がする
ボーリングのボールみてぇな形
個性的な鳴き声イカしてんな!? この2匹は最後の〆が同じ
ずんぐりむっくりとした体に反抗的な面構え…なんつード・愛らしいポケモンなんだよ!!俺の手持ちにしたいくらいだぜ!!
点々がいっぱいでどれが目なのかわからねぇ
うちのお隣さんに顔がそっくりだぞ!? この2匹顔については同じコメントである しかしどういうお隣さんだよ
ワーイって感じの見た目なのに全然ワーイじゃねぇよ! 「Y」だけにか





【ガラルスタートーナメント】

ピオニー関係のイベントをすべて終わらせると開催されるガラルスタートーナメントに彼も参戦。
主人公と組むと「シャクちゃんも見に来てるからカッコ悪いとこ見せらんねぇのよ!」という台詞が聞け、相変わらずテンションはMAX。
対戦相手としてはカブダンデマスタードの誰かと組む。
カブを「カブちゃん」、ダンデを「ダン坊」、マスタードを「じいさん」と呼ぶなど、全体的にかなり親しげ。
特にカブと組むと「ちょいワルコンビのかっこよさ見せつけたるかぁ!」と言い、彼からも「優勝したらリーグに戻ってこないかい?」と誘われており、その実力を惜しまれている風にも見える。ピオニーの現役時代からウマが合う同士だったのかもしれない。
ちなみに試合には探検服のまま出場する。


【使用ポケモン】

基本的にはがねタイプのポケモンを使用する。

  • 1戦目
ダイオウドウ ♀ Lv.70
ボスゴドラ  ♂ Lv.70(オボンのみ)

  • 2戦目以降
ニャイキング ♂ Lv.74
ドータクン   Lv.73
ハッサム   ♂ Lv.73
ボスゴドラ  ♂ Lv.74
ダイオウドウ ♀ Lv.74



そろそろ アレ いっとくか!
ガッチリ増量 でかバルク!

  • ガラルスタートーナメント
ニャイキング ♂ Lv.74
ボスゴドラ  ♂ Lv.74
ダイオウドウ ♀ Lv.74〈キョダイマックス〉


切り札はボスゴドラ…と見せかけて、ガラルスタートーナメントではダイオウドウをキョダイマックスしてくる。
また男性トレーナーかつ中性的でもないにもかかわらず、ダイオウドウの性別がである。なんでやねん。

戦闘BGMはジャズ。ブラスが軽快なメロディを奏で、ベースとドラムの重低音が光る、お洒落でありながら重厚感のある仕上がりになっている。


Webアニメ『薄明の翼』において

第7話のあとに配信されたエピソード「EXPANSION ~星の祭~」で初登場。カンムリ雪原へ向かう列車の中で、ピオニーを鬱陶しがるシャクヤの後を追いながら口喧嘩をしていた。
その背後では彼のものだろうスマホロトムにダンデからの着信が入っていたが、ゲーム中でカンムリ雪原のクリア後に主人公がガラルスタートーナメントに招待される場面のオマージュだろうか。
ちなみにシャクヤもセリフはあったがキャストクレジットはなかった。


【余談】

  • 娘のシャクヤは稀にマックスレイドバトルやダイマックスアドベンチャーに参加する。その際使用するポケモンはガチゴラス。攻撃と防御が高いフルアタ型なのでNPCの中では優秀。ガチゴラスをかなり気に入っているらしく、ダイマックスアドベンチャーに参加する理由の一つが、ガチゴラスの為にとくせいパッチを手に入れること。あと、手持ちに指示を出す時のモーションがとても可愛いのでそちらにもご注目を。
  • 娘がいるということは妻もいる。姿だけはレアリーグカードで拝めるが、まだ幼いシャクヤが写っているあたり昔の写真だろう。妻は今どうしているのか、生別かそれとも…ピオニー父娘はその事に触れずじまいなので詳細は不明。
  • ピオニー自身もマックスレイドバトルの助っ人として参加することがある。使用ポケモンはボスゴドラ。フルアタ型なのでバリアをしっかりと削る、半減できるタイプが多いのでランダムに飛んでくる攻撃を高確率で耐える、特性がんじょうにより弱点も一発は耐える…となかなか優秀。
  • 上記の通りポケモン勝負はもとより裁縫のセンスも相当なものだが、画才はないようだ。*3
  • 背番号「082」は「オヤジ」の語呂合わせと思われる。
  • 『薄明の翼』で声を担当した最上嗣生氏は、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』ヤーコンを担当していた。



追記は ガチンコ! 修正するほど ド・根性!



























以下、彼の素性についての重大なネタバレ




















しっかし あんな男 でも…… したってくれる 人が いんだな


【その素性】

実は、ガラルポケモンリーグ前委員長ローズの実の弟。つまりシャクヤはローズの姪っ子に当たる。
一見似ていないように見えるが、はがねタイプのエキスパートで色黒の肌に灰色の髪、そしてこだわりのある髭。
性格や目つきは全然違うし、腹が出ているローズに対してピオニーは締まっているが、その他の部分はローズに瓜二つと思ったプレイヤーは多いだろう。事実、マックスダイ巣穴にいた研究員も「顔はローズ委員長に似ている」と口にしていた。
そしてそれは偶然ではなかったのだ。

彼の切り札であるダイオウドウは幼い頃兄弟で一緒に捕まえたゾウドウが進化したものである。
性別が♀という部分もローズと共通している。
メタ的に言うと「表舞台から退場し再戦できないローズの代わりに戦える、はがねポケモンのエキスパート」という意見もある。

だが、レアリーグカードによれば幼い頃から優秀な兄に対し弟はコンプレックスを抱いており、兄弟仲はそれほど良くはなかったらしい。
やがてピオニーはグレて素行不良になっていき、遂には家を飛び出してしまった。
どこかちょいワルな雰囲気に加えて、娘がギャルキャラなのもその辺りが影響しているのかもしれない。
しかし、兄に対するコンプレックスをバネにポケモントレーナーとして努力。
その努力は大成し、ジムリーダーとなり「はがねの大将」と親しまれるほどになった。ちなみに男性ファンのほうが多いようだ。
最終的にはチャンピオンに上り詰めている
主人公に渡したマスターボールは恐らくその時に貰ったものと思われる。
その後、ピオニーがチャンピオンになった直後にローズが委員長に就任したことで、リーグから引退し姿を消してしまった
主人公に対して「元ジムリーダー」と名乗っても「元チャンピオン」と名乗らない彼の心境や如何に…。


ガラル地方を救うという使命に固執し、理解者も得られずついには破滅への道を進んでいった兄・ローズ。
対照的に、地位も名誉も捨てたが今でも慕ってくれるジムリーダーや最愛の娘に恵まれている、絆だけは残った弟・ピオニー。
やがてローズは暴走の末表舞台から去ったが、ピオニーは娘に鬱陶しがられながらも何だかんだ自由気ままに冒険を繰り返し楽しくやっている
そのお陰もあってか、現在の彼は兄に対しては特に何か気にしていることがない風を見せている。
伝説を求め探検を続けるピオニーにとって、もはや兄へのコンプレックスなど感じている暇はないということだろう。
しかしラティオスに対して「優しくしてやれよ 兄ちゃん!」とコメントしていることから、やはり兄について思うところは少なからずあるようだ。
また伝説のポケモンに懐疑的な部分も、もしかしたらローズの企みを多少は知っているからかもしれない。
強大な力を持つポケモンは本当に存在するのか、そしてそれを使いこなせるのか…ピオニーはその答えに気づいていたのかもしれない。
(実は伝説のポケモンに関してはその力のみを疑問視しており、基本的には仲良くしようとしているのである。)

またローズとは性格も真逆。
ピオニーは人の話を聞かず強引だが、他人の事を考えて行動している。また考えてることを普通に口に出してしまう。
そしてローズは一見すると他人の事を考えているようだが、本質的には誰も見えておらず、自分が良かれと思ったことを勝手に推し進めている。そして考えている事と言っている事が違う。
顔立ち以外の全てが真逆のこの兄弟、埋め難き溝が埋まる日は果たしてくるのだろうか。

ちなみに、上記のセリフは、ピオニーとローズの見間違えから発展したと思われる、「カンムリ雪原でのローズの目撃証言」を確かめる為にやってきたオリーヴへの台詞。
当然、当初オリーヴは盛大に勘違いするのだが、ピオニーは「人違いにもほどがあるぜ!」と全力で否定。
オリーヴも「知性も気品も感じられません」とめっちゃボロカス言っている。まぁ、理知的なローズ委員長に比べると大味過ぎるが。
とはいえピオニー本人はその暴言には「失礼なねぇちゃんだな」とは言ったもののさして気にはしておらず、むしろ彼女が兄を慕っている事に複雑な心境を述べるのみであった。

名前の由来はボタン科の多年草「芍薬(シャクヤク)」の英名「Peony」。(娘は和名から)
海外では「5月の薔薇」とも言われる花で、兄のローズとの繋がりを暗示していると言える。日本では「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉が有名だろう。
花言葉は「はにかみ」で、色別の花言葉は、赤は「威厳」「荘厳」、白は「満ち足りた心」、ピンクは「恥じらい」
彼の人柄を表した言葉が並んでいるが、紫には「怒り」「憤怒」という物騒な意味もある。
家族を手に入れた事で、ピオニーは紫の芍薬から赤の、現在は白の芍薬になれたと言えるのかもしれない。


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のある人物は父親のことを問われた際、声がデカくスキンシップがヤバく変な呼び方をする、ドがつくほどウザいオヤジと答えている。
誰のことかは、名前の由来から察することができるだろう。
目元の形状のせいで兄貴の隠し子を引き取るハメになったのではという疑惑も出ている。



追記・修正は、伝説のポケモン翻訳機にされたがお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ピオニー
  • ガラル地方
  • SWSH
  • ポケットモンスター
  • ポケモン
  • ポケモン登場人物項目
  • 剣盾
  • 父親
  • 隊長
  • カンムリ雪原
  • 留守番隊長
  • 愛すべき親父
  • ポケトーク
  • はがね
  • 翻訳機
  • てょわわわぁ~ん
  • 依り代
  • 裁縫
  • はがねの大将
  • 画伯
  • 最上嗣生
  • 元チャンピオン
最終更新:2025年01月11日 18:19

*1 勝敗により彼とシャクヤの台詞がほんの少し変化する。

*2 ただし、きっかけとなるメモは彼が用意したものではない。

*3 というのも(おそらく)「でんせつのメモ」2と3のイラストは彼によるものと思われるのだが…正直なところ小学生か幼稚園児が描いたようなイラストになってしまっている。