Shadowverse EVOLVE

登録日:2023/03/24 Fri 02:52:50
更新日:2023/05/28 Sun 08:41:00
所要時間:約 25 分で読めます






『Shadowverse EVOLVE』とは、スマホカードバトルShadowverse』を基に作られたリアルカードゲーム


【概要】

2022年4月より発売されたトレーディングカードゲーム。
企画は原作通りCygames、発売元は『カードファイト!!ヴァンガード』『ヴァイスシュヴァルツ』『フューチャーカード バディファイト』等のブシロード。

もともとDCGであり、紙のカードでは再現できないような特有の挙動が多かったシャドバを、
トークンや専用エリア、進化用カードを設定することで再現されている。
公式の略称は「エボルヴ」。

コラボとして、エボルヴ発売開始と同時期に始まったアニメ『シャドウバースF』のカードや、
にじさんじ』『ホロライブプロダクション』『コードギアス 反逆のルルーシュ』のキャラクターをモチーフにしたカード*1
さらに『ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボデッキ/パックがある。


【用意するもの】


【デッキ】

構築段階で各種クラスもしくはタイトルの中からいずれか1種を選択する。
  • クラスの場合は、そのクラスとニュートラルクラスのカードのみを使用できる。
  • タイトルの場合は、そのタイトルのカードのみを使用できる。なお該当タイトルであれば、アプリ版のクロスオーバーの様にクラスの枠を超えて組む事ができる。

クラス/タイトル条件に合致したリーダーカード、
フォロワー、スペル、アミュレットカードで構築された40~50枚のメインデッキ
エボルヴフォロワーカード10枚以下で構築されたエボルヴデッキを用意する。

同名カードは基本的にメインデッキ/エボルヴデッキにそれぞれ3枚まで投入することができる。

【各種カウンター

  • 体力カウンター(リーダー用)
リーダーの体力を管理するカウンター。
初期体力は20で上限がないので、後述のアプリを使用しない場合は20面ダイス+αを用意するといいかもしれない。

  • PPカウンター
カードをプレイする際に必要なPPの、最大値と残量をそれぞれ管理するカウンター。
公式のアイテムとして、PP最大値と現在値を示すリングを動かして図示する形のカウンターがスターターに入っている。

  • 攻撃力カウンター/体力カウンター(フォロワー用)
戦闘や効果によって増減する、フォロワーの攻撃力や体力を管理するカウンター。
スターターデッキを買うと攻撃力増加や体力の増減を示すチップが付いてくる。
他にもダイスを用いて現在の値を示す方法がある(変化する能力で色を分けておくとオススメ)。
非公式サプライではあるが、+3~-3を示す赤青6面ダイスセットも販売されている。

なお、リーダーの体力/PPカウンターに関しては専用アプリが配信されている。
特にPPはターン開始をタップするだけで、最大値増加+その値まで回復を一発で行ってくれるため便利。
せっかくのリーダーカードの魅力も味わえないので、プレイする際はぜひ入れておこう。

【代用カード】

  • EP(エボルヴポイント)カード
後攻プレイヤーに与えられるEPを図示するカード。
後述の進化をする際の助けになる。

特定のカードの効果で場に出てくるカード。
トークンに対応する能力が印刷されたカードが必ずあるため、使用するトークンが決まっていれば用意しておこう。


【カードの種類】

カードは基本的にクラス、プレイするためのコスト、カードタイプ*2を共通的に持つ。

【フォロワーカード】

所謂クリーチャー、モンスターカード。
攻撃力体力の値を持ち、自分の場で戦線を支える。
ダメージを受けると体力が減っていき、0以下になると破壊され墓場へ送られる。
場に出た時は基本的にスタンド状態であるが、攻撃や一部起動効果の起動の際にアクトさせる必要がある。
基本的に場に出たターンには攻撃できない。

【スペルカード】

所謂魔法カード。
使い切りで、プレイして効果を発揮した後は墓場へ送られる。
クイックを持つ場合は手札から発動できるため、相手に残りPPと手札があったら要警戒。

【アミュレットカード】

所謂エンチャントカード。プレイした後に場に残り続け、永続的に効果を発揮したり、後で起動効果を使ったりできる。
攻撃などに参加できないが、フォロワーからの攻撃対象にもならないため除去しづらいのが特徴。
フォロワー同様にスタンド/アクトの概念が存在し、基本的に何らかの効果でアクトした場合はそのアミュレットの起動効果を発動できない。

【エボルヴフォロワーカード】

進化に必要なコストを払い、エボルヴデッキから進化前のフォロワーに重ねることで出すフォロワーカード。
場から離れたエボルヴフォロワーのうち、エボルヴフォロワーカードは表向きにしてエボルヴデッキに戻される(下のフォロワーはそのまま場を離れる)。
表向きになったエボルヴフォロワーカードは使用できない。*3
10枚という枠の中でどのフォロワーを何回進化させるかで、メインデッキを含めて構築が変わってくるのが特徴。
なお、エボルヴフォロワーではないがエボルヴデッキに入るカードとして《にんじん》なるものが存在する。後述。


【リーダーカード】

アプリ版のリーダースキンを再現したもの。
リーダーの姿が映ったカード。使用クラス/タイトルを図示するために使う。
オリジナルのリーダーだけでなく、アニメ『シャドウバースF』のキャラクターをはじめとしたコラボカードも存在する。
ほとんどのリーダーカードは先述の専用アプリでの読み込みに対応し、そのキャラでのターン開始/終了宣言、エモートボイスが楽しめる。
パックの実質的な大当たり枠にして多々買いの目的の一つ

【EPカード】

後攻プレイヤーがゲーム開始時に3EP分得られるカード。
進化/食事の際に裏返すことで、そのコストを1ターンに1PP分だけ支払える。
あくまでEP保有を図示するためのカードであり、デッキ構築には使用できない。
ウマ娘とのコラボパックにて、レジェンドレースURAファイナルズトゥインクルスタークライマックスのトロフィーが映ったEPカードが収録されている。

【トークンカード】

こちらもデッキ構築には使用できないカード。
MTGや遊戯王OCGのトークンカードよろしく、カードに対応したトークンが作成されている。
パックを開封すると、その弾で使われるトークンのうち一種類が入っている。ハズレ



【ゲームの流れ】


【ゲームの準備】

1.メインデッキ、エボルヴデッキ、リーダーカードをそれぞれ裏向きに置いた後、お互いのリーダーカードを同時に表にして使用クラス/タイトルを宣言する。
2.じゃんけんなどで先攻後攻を決める。後攻プレイヤーはEPを3点獲得する(EPカードを表にする)。
3.メインデッキをシャッフルし、お互いに初期手札4枚をドローして確認する。
4.マリガン(初期手札の引き直し)の実施有無を先攻→後攻の順で決める。引き直す場合、手札全てを好きな順でメインデッキの一番下に戻し、新たに4枚ドローする。

お互いのリーダーの初期体力20、手札4枚、0PPの状態からゲーム開始。

【スタートフェイズ】

1.最大PPを+1し、残りPPを最大PPに合わせる。
2.アクト状態(横向き)のカードを全てスタンド(縦向き)させる。
3.メインデッキから1枚ドローする(先攻プレイヤーの1ターン目はドローしない)。

【メインフェイズ】

下記の行動を順不同で行える。
  • カードのコスト分のPPを支払い、手札やEXエリアからカードをプレイする。
  • 場にあるカードの起動効果を使う。
  • 攻撃できるフォロワーをアクトさせ、相手のリーダーかアクト状態のフォロワーに攻撃し、攻撃力分のダメージを与えることができる。戦闘処理前に相手は「クイック」を持つカードや効果を発動できる。
  • 進化/食事できるフォロワーを進化/出走させる(1ターン中に計1回のみ)。

何もすることがなければ、メインフェイズ終了を宣言してエンドフェイズへ移行する。

【エンドフェイズ】

1.カード毎にエンドフェイズが来たときの処理を実施する。
2.「守護」を持つ自分のフォロワーを好きな数アクトさせる。
3.相手は「クイック」を持つカードや効果をプレイする。
4.手札が8枚以上ある場合は、7枚になるように捨てる。

【勝利条件】

こうしてお互いのターンを繰り返し、
アプリ版と同様、相手リーダーの体力を0にするか、相手がデッキからカードを必要な枚数ドローできなくなった場合、勝利となる。



【登場クラス/タイトルとカードの傾向】

各クラスのカードと得意な戦術、そのクラスが得意とするキーワード能力を記す。

【クラス】

2023年3月時点で6種。
アプリ版との大きな差異は以下の通り。
  • アプリ版の「ネクロマンサー」と「ヴァンパイア」が、『EVOLVE』では「ナイトメア」として統合された。
  • アプリ版追加実装の「ネメシス」はオミットされ、該当カードは各クラスに割り当てられている(《マグナレガシー》がロイヤルに、《破壊の絶傑・リーシェナ》がウィッチに、《デウスエクスマキナ》がビショップに…など)。

【エルフ】


低コストのトークンやカードをプレイし、コンボの達成によりアドバンテージを稼ぐことが得意なクラス。
(セルフ)バウンスが得意で、ファンファーレを使いまわしたり、相手のフォロワーを手札やデッキに戻して展開を遅らせることができる。

  • 【コンボ_n】
「n枚以上カードをプレイしていた場合」をキーワード化した能力。
(コンボ_n持ちのカードを含めて)そのターン中にn回カードをプレイした場合、より強力な効果を発動できる。
生成したフェアリートークンやセルフバウンスを駆使してカードのプレイ回数を稼ぎ、アドバンテージを稼ぐのが基本戦術となる。


【ロイヤル】


フォロワーの質(特に低コスト帯)がよく、バフやトークンの横並べが得意なクラス。
ウィニーからファッティまで、絶え間なくフォロワーをサーチ、展開することが可能。
直接除去の手段が乏しく、戦闘を介する必要がある場面が多くなるのが難点。


【ウィッチ】


スペルの扱いが得意で、クイック持ちの軽量カードが多い。
ドローや手札交換の効果を持つカードがフォロワー/スペルに限らず豊富で、高速で手札を回すことが可能。

  • 【スペルチェイン_n】
アプリ版のスペルブーストを再現した能力。
発動時点で自分の墓場のスペルがn枚以上ある場合に能力が働く。
必ずしも対象カードを手札に握った状態でスペルを使用する必要がなくなり、墓地肥やしが直接的に機能するようになった。

  • 【土の秘術・スタック】
アプリ版の土の印関連の効果を再現した能力。
スタックを持つカードが場に出たとき、そのスタックカウンターを1個持ち、カウンターがなくなると破壊される。
土の秘術効果を発動する場合、自分の場のスタックカウンターを1つ取り除いて発動できる。
自分のターン中にスタックカウンターを0にして破壊することで、減らした分だけ他のスタックカウンターに移すことができる。
後年のアプリ版と同じ挙動になったため、場を圧迫するというリスクがなくなった。


【ドラゴン】


最大PPを増やす効果を持ち、優良ファッティを展開するのに長けている。
また、火力や回復カードも充実しており、ロングゲームに持ち込みやすい。
第2弾以降はディスカード(手札を捨てて発動する効果)関連も得意になった。

  • 【覚醒】
アプリ版と同様、自分の最大PPが7以上の状態のこと。
低コストのカードでも強力な効果を発揮するようになる。

【ナイトメア】


アプリ版のネクロマンサーヴァンパイアが統合されたクラス。
墓場利用が得意。墓地肥やしに蘇生に自壊と死が絡むなら何でもござれ。
スーサイドやドレイン、ハンデスも合わさり、らしさが増している。

  • 【ネクロチャージ_n】
アプリ版のネクロマンスを再現した能力。
発動時点の自分の墓場のカードがn枚以上ある場合に能力が働く。
発動時にその枚数分消滅させる必要はなくなった。

  • 【真紅】
元ヴァンパイアのカードが主に所有している能力。
自分リーダーの体力が1でも減った場合、このターンは真紅状態になり、
真紅状態で場に出すと様々な追加効果を発揮する。
アプリ版の復讐を調整したようなイメージ。


【ビショップ】


アミュレットの操作やサーチに長けているクラス。
回復や守護、オーラなど守備的なカードが多めで、コントロールが得意。
第3弾にて守護や疾走を持つフォロワーがフィーチャーされ、往年の疾走ビショップを彷彿とさせるアグロ関連にも磨きがかかった。
アプリ版であったカウントダウンアミュレットおよびカウントを進める効果は実装されず、再度PPを支払って発動する形になった。

【ニュートラル】

クラスにはあてはまらないが、分類上ここに記載。
アプリ版と同様に、全クラスに入れる事の出来るカード。
リーダーカードは無いものの、クイック火力やステータスの底上げなどの補助系からフィニッシャーになりうるカードまで多種多様なカードが揃っている。


【タイトル】

2023年3月時点で1種。

【ウマ娘 プリティーダービー】

登場リーダーカード:いずれかウマ娘のリーダーカード
(※先述の6クラスのリーダーカードを兼用できるが、使用クラス宣言の際に元々のクラスかウマ娘かをしっかり宣言する必要がある。)

最初にして2023年3月時点で唯一のタイトル構築。
その名の通りウマ娘トレセン学園スタッフを、アプリ版のクロスオーバーのようにクラスの枠*4を超えて組むことができる。
上記6クラスの基本的な戦術ができ、ミッドレンジを中心に幅広い構築が可能。

  • 【食事・出走】
ウマ娘が共通して発動できる効果。
通常の進化と同じくPPかEPを支払い、エボルヴデッキから《にんじん》を出してつけることで出走した状態になる。
出走ターンは通常の進化と同じくアクト状態の相手フォロワーに攻撃することができるため、ウマ娘は全員追加コストを払えば突進を持てると言える。
出走時に効果を発動できるウマ娘も存在するため、実質的な進化とも言える。*5
にんじん》はエボルヴデッキの枠が許す限り何枚でも投入でき、ウマ娘同士で共有できるため、タイトル構築をする場合はエボルヴデッキの構成に悩みにくい。


【主な用語】


【効果関連】

  • ファンファーレ
(F)
カードが場に出たときに発揮される効果のこと。
さらに条件が書かれている場合は、場に出た段階でその条件を満たしたりコストを支払わないと効果を発動できない。
エボルヴではプレイした時に限定されず、何処からでも場に出た時に発動するようになった*6

  • ラストワード
(L)
カードが体力0になった場合や効果で破壊され、墓場に置かれた時に発揮される効果のこと。
破壊以外、消滅やバウンスでは効果を発動できない。

  • クイック
QUICK
(Q)
所謂インスタントや瞬足効果。
「相手フォロワーの攻撃宣言時」または「相手のターン終了時」にも発動できる。
アプリ版では成し得なかった、相手ターン中に能動的に発動できる効果。
相手がPPを余らせているかが駆け引きの材料の一つになる。

  • 起動効果

自分のターン中に、効果の起動を宣言して発動する効果。
カードを同時にアクトする効果の場合、すでにそのカードが攻撃などでアクトしている場合は効果を発動できない。

【フォロワーが持つ能力】

  • 【威圧】:アプリ版の「このフォロワーは攻撃されない」をキーワード化した能力。相手のフォロワーからの攻撃対象にならない。
  • 【オーラ】:アプリ版の「相手の能力で選択できない」をキーワード化した能力。カードの効果での選択対象にならない。
  • 【指定攻撃】:所謂アンタップキラー。スタンド状態の相手フォロワーにも攻撃できる。
  • 【守護】:所謂ブロッカー。守護を持っておりアクト状態であるフォロワーが自分の場に存在する場合、相手は守護持ちのフォロワーにしか攻撃できない。また自分の場の守護持ちフォロワーは、自分のターン終了時に無条件でアクトさせることができる。
  • 【疾走】:場に出たターンでも、相手リーダーかアクト状態の相手フォロワーに攻撃することができる。
  • 【突進】:場に出たターンでも、アクト状態の相手フォロワーに限って攻撃することができる。
  • 【ドレイン】:所謂絆魂。攻撃で与えたダメージ分、自分リーダーの体力をプラスする。
  • 【必殺】:所謂接死。必殺を持つフォロワーが相手フォロワーと戦闘と行った場合、その戦闘のあとで戦闘相手のフォロワーを残り体力に関係なく破壊する。

【その他の用語】

  • 進化
(E)
特定のコストを支払い、その進化元とカード名が一致するエボルヴフォロワーを重ねること。
進化時効果を発揮する他、基本的にステータスも上昇し、進化ターンに限ってアクト状態の相手フォロワーに攻撃することができる。
後攻プレイヤーは進化の際のコストを1PP分だけ、EPを消費して支払うことができる。
進化および後述の食事は、1ターン中に合わせて1回しか行えない。

領域の名前で、文字通り戦場のこと。ここにフォロワーやアミュレットを出す。
アプリ版と同様、自分の場はフォロワー/アミュレット合わせて5枠分まで出すことができる。

  • EXエリア
領域の名前で、自分の場より手前側にある。
カードの効果でのみトークンやカードが置かれ、自分のターン中にコストを支払うことで手札と同じようにカードをプレイできる、まさしく第二の手札と呼べる場所。
また、ここに置かれたカードにコスト軽減などの効果が及んだり、自分の場に収まらなかったトークンがここに入ることもある。
全カード合わせて5枠分まで置いておくことができる。

  • スタンド/アクト
所謂アンタップ/タップ
カードが縦向きの状態をスタンド、横向きの状態をアクトと呼ぶ。
アクトさせて効果を発動させるタイプのカードは、攻撃など大抵の他の行動ができない。

  • 破壊
フォロワーの体力が0以下になるか、直接破壊する効果で、対象カードを墓場に置くこと。
ラストワードの効果が誘発される。

  • 消滅
所謂追放、除外。
対象カードを「消滅(置き場所の名前)」に置くこと。
ラストワードが発動せず、墓場からの再利用もできない。



【アプリ版との差異】

以上の通りルールの段階でかなり違っており、名前とカードの大まかな性能・挙動を拝借した別のTCGと言える。
他TCGで例えるならば、ライフ管理がMTGになり、自動でマナチャージされるようになったデュエマに近い。
新規カードが実装された場合は、アプリ版での性能と当時の評価を見比べてみるのも面白いだろう。




【余談】


【レアリティ】

今作のカードのレアリティは高いものから順にLGGRSRBR*13が基本だが、GR~BRの一部のカードにはプレミアムレアとしてキラ加工が施されたものが入っている場合がある。
さらにLGには枠が虹色に輝くSL(スーパーレジェンド)、
さらにごくまれにフルフレームイラストのUR(アルティメットレア)やSP(スペシャル)*14が入っていることも。
さらにさらに期間限定で大会参加賞や優勝者限定のカードもあり、コレクターやゲン担ぎでレアリティ上げたい勢の皆様にも大満足。

なお、アプリ版でも同様だったがURの一部のイラストは神撃のバハムートから流用されている。


【大会と不正に対するスタンス】

デジタルゲームという根幹があったとはいえ、新興カードゲームにしては大会に力を入れている。
同時に「不正行為に対して非常に厳しいスタンスで臨んでいる」というのも大きな特徴。
わざわざ失格事例をまとめた記事を出し、その不正行為のかなり具体的な内容を表記し、「なぜそれが不正扱いなのか」という点も含めてかなり丁寧に解説してある。
往々にして「怪しいと思ったらジャッジを呼べ」「ジャッジを呼ばないお前も不正の加担者だ」と言われやすいTCGのプレイヤー界隈だが、同時にどのような不正が存在するかという話題はかなり忌避される。
そのため実情を知らないまま不正のカモにされることも決して珍しくないが、その悪循環的な風潮に一石を投じている。
こうした具体的な例を発表することでプレイヤーに「こういう時にはすぐにジャッジを呼んでほしい」という呼びかけを行うという、不正の厳罰化以外の面から不正に対する厳しいスタンスをアピールしている。
大会にはどうしても不正がつきものだ。これからも厳しいスタンスを保ち続けてほしいものである。




(E)これを追記・修正する:これは良項目に進化する。


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最終更新:2023年05月28日 08:41

*1 あくまで本来のカードと同じ効果を持つ絵違いカードとして扱い、基になったカードとの同名枚数制限を受ける。アプリ版のコラボカードと同様の処理内容。

*2 所謂種族。特定のタイプを対象とする効果の区別に使用される。

*3 表向きのエボルヴフォロワーカードを裏返して、再度進化できるようにするカードも存在する。

*4 各ウマ娘にはクラスも設定されており、従来の6クラスで構築する際はその対応クラスに採用することができる。

*5 従来の専用エボルヴフォロワーを用いる進化ができるウマ娘もいる。

*6 アプリ版の「場に出た時」と同様の処理になった。

*7 逆にアクトしなければ基本的に攻撃されず、対処に火力や直接除去、指定攻撃を用いる必要が出て場持ちがややよくなる。このため、あえて攻撃しない、守護持ちのフォロワーでも出したターンにアクトさせないというプレイングも見られる。

*8 シャドウバースF初出のカードはアプリ版・エボルヴ共に同時期に実装されているが、それぞれに合わせたカードパワーになっている。

*9 《封じられし熾天使》のみ、経過カウンターという特殊なカウンターを以てカウントダウンを再現している。

*10 実際にはマナにあたるPPは増やさないので《電脳の女王 アリス》の方が近い。

*11 スペルブースト/スペルチェインで出す際のコストが減っていく大型フォロワー。

*12 超越の軽減後のコストが固定かつ高いこと、フレデスを0コストで出せるまでのスペル数が増加していることから、1体のフレデスを立たせて何度も超越というルートは困難になっている。また、同じくアプリ版では定番のフィニッシャーだったギガントキマイラは、前述の通りただでさえ重いスペルチェインを阻害してしまうため噛み合わなくなった。

*13 順にレジェンド、ゴールドレア、シルバーレア、ブロンズレア。いわゆるキラカードはゴールドレア以上にあたり、パックには必ずゴールドレア以上が1枚入っている。

*14 2023年3月現在ではウマ娘コラボパックのみのレアリティで、さらに担当声優のサイン箔押しがされている。