第一回(2021年3月):ジャパンカップ
競走条件:東京レース場 芝2400m 左回り
天候:晴れ
バ場状態:良
(参考)レースレコード:2:20.6(2018年 アーモンドアイ/クリストフ・ルメール)
「世界最強にして最速! エルコンドルパサーがお相手デース!」
優勝年:1998年
鞍上:蛯名正義
記念すべき最初の対戦相手。
元ネタは第18回ジャパンカップで、2・3位に入着したエアグルーヴ(鞍上・横山典弘)とスペシャルウィーク(鞍上・岡部幸雄)もライバルとして登場している。
実はこの女帝とスペもなかなかに強いため、LEGENDのエルを差し置いてチギってしまうことも珍しくなかった。
というか彼女らが普通に厄介なためあえてこちらで女帝・スペを出して強力なライバルをメタるという対策も組まれた。
あまりにLEGEND形無しの事態になったためか以降のレースではLEGEND以外のライバルの能力は抑えめになっている。とりあえずエルは泣いていい。
ちなみに最初がエルなのは、一説にはちょうどこのころであった蛯名騎手の調教師転向(つまり騎手引退)を労っての人選ではないか?ともされる。
「レース楽しみですね! 全力で受けて立ちます!」
優勝年:1999年
鞍上:武豊
おなじみウマ娘の顔にしてアニメ一期主人公。元ネタは日本総大将と呼ばれる所以となった第19回ジャパンカップ。
アニメでも再現されたこのレースだが、ウマ娘に実装されたモチーフ馬がいないため固有ライバルは不在。モン……ブロワイエも残念ながらいない。
スキルを発動されると驚異的な末脚でアニメさながらに差し切られてしまう一方、位置取り系スキルがないのでたまにバ群に飲み込まれてしまうことも。
スペに限らず対差し・追い込みバに使われる戦法だが、あえて天候を悪くして道悪○や雨の日○などのスキルを持つウマ娘で挑戦してみるというものもあった。
「互いに切磋琢磨しよう。」
優勝年:1985年
鞍上:岡部幸雄
第一回のトリを飾るのは我らがカイチョー。
元ネタは船橋競馬から南関東公営競馬重賞6勝のロツキータイガー(鞍上・桑島孝春)も参戦した第5回ジャパンカップで、やはり実装ウマ娘が他にいないため他のライバルは全員モブ。
もはやおなじみとなった強スキル「円弧のマエストロ」を所持している一方であまりスキルが先行脚質と噛み合っておらずちぐはぐな構成。
とはいえ、もしも差しだったら強力無比な固有をガンガンぶちかまされて手のつけられないことになっていた恐れがある。しかもサービスインから約1ヶ月なので、これをやられていたらプレイヤーの大半が負けていたかもしれない。
誰が呼んだかションボリルドルフ。
第二回(2021年4月):スプリンターズステークス
競走条件:中山レース場 芝1200m 右回り
天候:晴れ
バ場状態:良
(参考)レースレコード:1:06.7(2012年 ロードカナロア/岩田康誠)
「圧倒的な走りを見せてあげるわ!」
最高成績:1999年3着
鞍上:福永祐一
我らがお嬢であるが実は史実で出走したスプリンダーズステークスは最高で第33回の3着止まりである(優勝馬はブラックホーク(鞍上・横山典弘))。こちらに出走してはいないがお供にはタイキとカレンチャンが登場。
G1レースなら高松宮記念を勝利しているのだが、名称変更後だとキング以外にはカレンチャンしか勝ち馬がいないためこちらに回されたか、旧高松宮杯を利用するために分割した可能性もある。
バ群で事故りやすい差しながらスキルが一陣の風・乗り換え上手・昇り龍と終盤加速・増速を揃えており、噛み合った場合バ群を突き抜けてバクシンオーですら捉えられる爆発力があった。
「ホットなレースでエンジョイしまショー!」
優勝年:1997年
鞍上:岡部幸雄
元ネタは第31回スプリンターズステークス。ライバルにはNPC初登場のヒシアケボノとビコーペガサスが出走する。
ビコーペガサスは同レースには出走していないが、おそらく6着に入ったビコーアルファ(鞍上・マイケル・ロバーツ)の代役だろう。
固有二つ名でマイラーを名乗りながら短距離レースに出てくる姿には多くのトレーナーからツッコミが入った
強力なスキル群で抜け出してくることがあるものの、多くのトレーナーは頼れる委員長を育成しているため、ここまでは順調だった。が……
「フフーン…誉れ高き学級委員長に挑みますか!」
優勝年:1993年・1994年連覇
鞍上:いずれも小島太
我らが学級委員長、見参。
元ネタは第27回・第28回スプリンターズステークス。それぞれ27回に出走したニシノフラワー、28回に出走したビコーペガサスもライバルとして登場する。
満を持して対戦相手に回ったことで、LEGENDと同名ウマ娘を使えない縛りのためここまで彼女に頼って来た多くのルーキートレーナーを震え上がらせた。
何せ低レアで短距離適性があるウマ娘は限られ、星3短距離ウマ娘がいなければエアグルーヴの短距離適性を上げるか、育成難度の高いキングヘイローを育てるかの二択を迫られるのだ。
まるで同時に実装されたカレンチャンを引けと言わんばかりである。
さすがにその事情に配慮してか、ステータスは若干控えめになっており、またウマ娘の方のバクシンオーの代名詞たる逃げではなく先行になっている(94年の方の再現でもある。史実ではこのレースをレコード勝ちして引退した)など一定のバランス調整はあったっぽいものの、それでも多数のプレイヤーが苦戦を強いられた。
「カレンと遊びたいの? いっぱい楽しもうね♪」
優勝年:2011年
鞍上:池添謙一
今回のトリは開催と同時に実装されたカレンチャン。彼女はこれまでNPCとしても出走しておらず、レジェンドレースと同時に実装されたことで多くのトレーナーを驚かせた。
元ネタは第45回スプリンターズステークスだが、同時に出走するヒシアケボノとビコーペガサスはこちらに出場していない。カレンチャン世代の同僚がいないので彼女たちが起用されたと思われる。
スキル的に下手に後ろにつくと悩殺術でボーノ達ごと潰されてしまうので、小細工無しに前を突っ走るのが得策だった。
バクシン……やはりバクシンはすべてを解決する……!
第三回(2021年5月):日本ダービー
競走条件:東京レース場 芝2400m 左回り
天候:晴れ
バ場状態:良
(参考)レースレコード:2:21.9(2022年 ドウデュース/武豊)
「よぉぉし! 負けないぞぉ~!!」
優勝年:1993年
鞍上:柴田政人
同月にダービーをテーマにしたメインストーリー3章で主役を貰ったチケゾーが登場。
元ネタはもちろん第60回日本ダービーで、ストーリーでも再現されたようにBNW揃い踏みで相手となる。
ちなみに、同時期に実装されたチャンピオンズミーティング「タウラス杯」と同条件だったため、あちら向けに育成された子の餌食になるチケゾーが続出したという。
これ以降条件がチャンミと被ることが多くなった。
後述するレジェンドレースのトロフィーのデザインのせいで、靴がウルトラマンゼロっぽいとか言われた。
VS.”常識破りの女帝” ウオッカ
「俺と勝負しようってか? いいぜ、のった!」
優勝年:2007年
鞍上:四位洋文
皇太子徳仁親王殿下(現在の天皇陛下)の御前で64年ぶりとなる牝馬のダービー制覇を果たした第74回日本ダービーが元ネタ。
ただし史実でダービーを争ったライバルたちはいずれも実装されていない為、ライバル出走はおなじみライバルの
ダイワスカーレットと、ゴルシウィークで世間を騒がせたばかりの
ゴールドシップ。
ダスカは牝馬なため本来ダービーに出走すらしておらず、ゴルシもウオッカと活躍した年代がだいぶ異なるが、STARTING GATE03・アニメのチームスピカの縁で参戦している。
もしくはそれぞれ父が同じアドマイヤオーラとドリームジャーニーの代役説もある。
ウオッカの代名詞とも言える持ち前の回復スキル「好転一息」で持久力をカバーしている。
が、他のメインライバルとして出てきたウマ娘以上にバ群に沈むことがよくあり、それをよそにゴールドシップにハナを取られるレースが続出した。お前“抜錨”持ってないだろ!
メインライバルとして出てきたのに割とボロ負けしたり府中が苦手なはずのゴルシに荒らされたりと常識破りな荒れ模様を呈した。
「ふふ~ん! このテイオー様が受けて立ってあげるよ!」
優勝年:1991年
鞍上:安田隆行
元ネタはアニメ2期でも再現された第58回日本ダービー。
実装ウマ娘が出走していないため、前後のダービーを制したアイネスフウジンと
ミホノブルボンの姿が見えている。衣装は「トップ・オブ・ジョイフル」の方。
彼女らが逃げ脚質なため、結果的にテイオーの固有発動を許してしまいがち。
ちなみにこのレースの影響でまったく関係ないレジェンドテイオーの名前が一時期トレンド入りした
第四回(2021年6月):天皇賞(春)
競走条件:京都レース場 芝3200m 右回り
天候:晴れ(季節は春)
バ場状態:良
(参考)レースレコード:3:12.5(2017年 キタサンブラック/武豊)
※リアルの京都競馬場は改修工事の為2020年11月に閉鎖されたが、着工前の姿で登場。
「マヤのこと、甘くみないでね☆」
優勝年:1997年
鞍上:田原成貴
大方の予想に反して今回も既存メンバーでの出走。
おなじみの逃げ脚質ではなくまさかの
追込である。これは元ネタの
第115回天皇賞(春)での驚異的な追い込みを意識したものと思われる。
ライバルは育成ストーリーでも関係深いナリタブライアン、そしてスペちゃん。両者とも元ネタの115回には出走していないが他の年で活躍している。
ちなみに同レースにはマーベラスサンデーも出走しているのだがあいにくの未実装のため不在。
これまた同時期に開催されていたチャンピオンズミーティング「ジェミニ杯」と同条件だったため、そっち用に育成されたウマ娘の餌食になるマヤノが続出した。
「喜んで、受けて立ちますわ。」
優勝年:1991年・1992年連覇
鞍上:いずれも武豊
ライバルのテイオーに続いてこちらも推参。
厄介な固有スキルが猛威を振るう。衣装は「エレガンス・ライン」の方。
元ネタは第103回・第105回天皇賞(春)。それぞれ103回からメジロライアン、105回からトウカイテイオーがライバルとして登場する。
105回にはメジロパーマーも出走していたがこちらもあいにく未実装のため不在。
ちなみにLEGENDウマ娘は揃って固有二つ名を設定されているのだが、マックイーンの「名優」はスタミナ1200が条件のひとつ。
当然LEGENDマックイーンはそのラインに届いていないわけだが……名演技だな、マックイーン
「ボクに挑むというのかい? いいだろう、それが勇気か蛮勇か見極めてあげるよ!」
優勝年:2000年・2001年連覇
鞍上:いずれも和田竜二
メイショウドトウが出走していることを考慮すると、元ネタは2001年の第123回天皇賞(春)か。
育成ストーリーでも登場し同レース2着のドトウがいる一方で、引退レースとして出走したセイウンスカイは不在。代わりに彼女自身の育成ストーリーのエンディングで触れられていたりする。ちなみに未実装なので不在だがエアシャカールも出走していた。
これに加えて翌年の125回を制したマンハッタンカフェが登場している。
余談だが、狙ったのか否か初日の6月23日は主戦を務めた和田竜二騎手の誕生日だった。ワダソウルの影響が濃いと散々言われるだけのことはある。
「あなたの本気に応えなくちゃですね~。」
優勝年:1990年
鞍上:武豊
元ネタは第101回天皇賞(春)。
未実装のため不在のイナリワンの代わりにシンデレラグレイでも共に登場するタマちゃんことタマモクロス、そして今回NPC初登場のゴールドシチーが出走している。
LEGENDが持つにはあまりに強すぎるためか彼女の代名詞たる円弧のマエストロを装備しておらず、それどころか何故か色々とネタにされているあのミークすら持ってなかった「鋼の意思」が金色の輝きを放っていることで話題になった。
とはいえ高いステータスに固有回復スキルでスタミナ面に死角はない。シナリオで登場する際にもお馴染みの長距離を独走するクリークの姿はここでも見られた。
デイリーレジェンドレース入りしたときはスピードとパワーがかなり落ちたものの、ただでさえ高かったスタミナがさらに強化、さらにバランス調整で固有スキルがすごく回復に、おまけに鋼の意志がなくなり、円弧のマエストロを搭載。
そして高い賢さによるレーン移動でバ群ブロックも抜け出し、トドメに根性システムの刷新と高めの根性でラストスパートの追い上げもバッチリと、スピードとパワーの弱体化を物ともせずに独走している。
第五回(2021年8月):宝塚記念
今回からレジェンドレースは不定期開催になった。
競走条件:阪神レース場/京都レース場 芝2200m 右回り
天候:晴れ(季節は春)
バ場状態:良
(参考)レースレコード:2:09.7(2022年 タイトルホルダー/横山和生)
「あたしだってメジロのウマ娘! 勝たせてもらいますよっ!」
優勝年:1991年
鞍上:横山典弘
元ネタは第32回宝塚記念。史実通り、京都レース場での開催となっている。
ライバル枠には同じくメジロ家で同大会2着、34回の覇者メジロマックイーンと、31回の2着、あるいは有馬記念繋がりか
オグリキャップが出走している。
全てのステータスがB以上とバランスが良いため難敵だが、固有スキルは環境上発動しづらかったのは救い。
「あ…。よろしくお願いします。」
優勝年:1998年
鞍上:南井克巳
元ネタは第39回宝塚記念。今回は阪神レース場での開催。
同大会3着のエアグルーヴと40回の覇者
グラスワンダーが出走している。
スタミナがC+と低めだが回復スキル「前途洋々」を所持している。固有スキルによる最終直線での爆発力が高いが、裏を返せば最終直線までに先頭を奪っていれば勝機は十分にあると言えるだろう。
「かかってきな…最強の焼きそば売りになりたければな!」
優勝年:2013年・2014年連覇
鞍上:内田博幸(2013年)、横山典弘(2014年)
トーセンジョーダンが出走していることを考慮すると、元ネタは2014年の第55回宝塚記念か。今回は阪神レース場での開催。
ライバル枠には34回の覇者でもあり史実では母父にあたるメジロマックイーンと55回に出走していたトーセンジョーダンが出走している。
言わずと知れた強力な固有スキルで一気に捲ってくるため最後まで気が抜けない。
彼女の代名詞たる「ゲート難」を持っていないことから、「やらかす前のゴルシでは?」という考察がある。
第六回(2021年9月):朝日杯フューチュリティステークス
競走条件:阪神レース場 芝1600m 右回り
天候:晴れ(季節は冬)
バ場状態:良
(参考)レースレコード:1:32.3(2020年 グレナディアガーズ/川田将雅)
※登場するウマ娘3人の優勝時は中山競馬場で施行されていたが、2014年より施行場が阪神競馬場に変更された為、今回のレジェンドレースも阪神で行われる。
「さ、遠慮なくかっ飛ばしちゃうわよ~!」
優勝年:1976年
鞍上:中野渡清一
元ネタは第28回朝日杯3歳ステークス。衣装は「フォーミュラオブルージュ」の方。
ライバル枠には史実では孫にあたるスペシャルウィークと41回の覇者、あるいは逃げ切りシスターズ繋がりかアイネスフウジンが出走している。
固有スキルはレース場との相性が非常に悪いため死にスキルとなっているが、問題は「マイルの支配者(「積極策」上位スキル)」と「スピードイーター」。
いずれも先頭にいることで発動するスキルであり、そしてほとんどの場合で発動するスキルのため、先行や差しだと運やステータス次第でバ群に埋められやすくなるほか、いざ差そうと思っても差が広がりすぎていた…ということも十分あり得る。スーパーカーの名に相応しい走りを見せる難敵。
難しいと思ったらサイレンススズカやダイワスカーレットを逃げさせたり、マイル適性を補った委員長でバクシンすると言う手も。
なお、デイリーレジェンドレース入りした際は根性システムの刷新の煽りをモロに受けてしまったウマ娘である。
というのも、このマルゼンは回復スキルを一つも所持しておらず、位置取り争い中に掛かるとスタミナを大量に消耗し、ラストスパートでツインターボもかくやと言うほどの逆噴射をしてしまうのだ。
VS.”麗しの三冠ウマ娘” フジキセキ
「今回のお相手は私だよ。さぁ、おいで。」
優勝年:1994年
鞍上:角田晃一
元ネタは第46回朝日杯3歳ステークス。
ライバル枠には前年の覇者ナリタブライアンとビワハヤヒデ姉妹が出走している。
固有スキルがルドルフやテイオーと同じく「すごく」速度が上がる勢であり、さらに逃げウマ娘がいるため発動を許してしまいがち。
ちなみに固有二つ名「麗しの三冠ウマ娘」はクラシック三冠が条件の一つなのだが、このフジキセキの中距離適性はB、長距離適性に至ってはE。一体どうやって取ったのだろうか…
「ステータス『興味』を確認。こちらの準備は完了しています。」
優勝年:1991年
鞍上:小島貞博
元ネタは第43回朝日杯3歳ステークス。
ライバル枠には引き続きビワハヤヒデと、逃げ切りシスターズ繋がりかアイネスフウジンが出走している。
「コンセントレーション」「先手必勝」「急ぎ足」「押し切り準備」からの固有スキルのコンボでとにかくハナを取り逃げ切るスキル構成。固有スキルはお祈り発動だが最終直線でも気が抜けない。
ちなみに固有二つ名「坂路の申し子」はスタミナ1200が条件の一つ。…なのだが、このブルボンはそのラインに届いていない。
2周年の調整以降は固有スキルがコンセントレーションのお陰で実質確定発動、さらに「前方の順位をキープしていた場合はすごく上がる」となっているため、こちらも逃げを出してハナを取らせない戦法が推奨されている。
第七回(2021年10月):菊花賞
競走条件:京都レース場 芝3000m 右回り
天候:晴れ/曇り(季節は秋)
バ場状態:良
レースレコード:3:01.0(2014年 トーホウジャッカル/酒井学)
「フッフッフッ…神がかった私に敵うとでも?」
優勝年:1997年
鞍上:南井克巳
元ネタは第58回菊花賞。今回は晴れでの開催。衣装は「運気上昇☆幸福万来」の方。
ライバル枠には55回の覇者ナリタブライアンと56回の覇者マヤノトップガンが出走している。
A近いスタミナに回復スキルが2つとスタミナ面に死角はなく、固有スキルでバ群を割って追い上げてくるが、差しウマ娘の宿命か遥か後方で埋没してしまうことも。
水晶玉のサビなる謎ワードを残し新たな挑戦者を待っている。
「ええー、私に挑戦って本気~? 負けちゃうよ~? 私が。」
優勝年:1998年
鞍上:横山典弘
元ネタは
第59回菊花賞。今回は晴れでの開催。
ライバル枠には同レースに出走し2着のスペシャルウィークと5着のキングヘイローが出走している。
「円弧のマエストロ」でスタミナをカバーし、「先陣の心得」「脱出術」に加えて、レベル1とはいえ爆発的な加速を生み出す固有スキルも所持。
終盤までに先頭を奪えるかどうかが勝敗を分ける鍵になるだろう…と言いたいところだが、コースの関係上、
アングリング×スキーミングは無効であるため、ハナを取れなくても割と勝てる。
「まずは小手調べ…。 君の力量を測らせてもらおう。」
優勝年:1993年
鞍上:岡部幸雄
元ネタは第54回菊花賞。史実でも曇りだったためか、天候は曇りでの開催。
ライバル枠には同レースに出走し3着のウイニングチケットと17着のナリタタイシンが出走している。
「余裕綽々」「クールダウン」を所持しているのだが、どちらも微妙に発動率が怪しいスキルのため、どちらも発動せずにバテて後方で埋没、ということが起きることも。
例によってデイリーレジェンドレースではバランス調整で余裕綽々の発動率が上昇、クールダウンがレース中盤に発動するようになったため、スタミナ切れは期待できなくなった。
第八回(2021年11月):天皇賞(秋)
今回から出走数に応じて、一定数集めることでサポートカードの上限解放を可能にする「金/虹の結晶片」をレース勝利報酬とは別に入手できるようになった。
イベントでは30万、60万、90万ptと高額のポイントを集めねば手に入らなかった事を考えると今回の入手難易度は相当低い。
3回分フル出走を怠らなければ、9日中7日もこなせば虹の結晶片まで手に入るのでありがたい所。トロフィーや勝利報酬と違って出走だけが条件なので勝てなくても安心である。
またご覧のように、メンバーの事前告知にフェブラリーSを勝ったアグネスデジタルがいたため、一時は「ダートのマイルレースなのではないか」「対応している殿堂入りウマ娘がいない…」と混乱するトレーナーも見られた(実際は秋の天皇賞で、そもそもこの3人に共通するGⅠ勝利がダート戦ではないのは明らかではあったが)。
競走条件:東京レース場 芝2000m 左回り
天候:晴れ/曇り/雨(季節は秋)
バ場状態:良/重
(参考)レースレコード:1:55.2(2023年 イクイノックス/クリストフ・ルメール)
「本気で行かせてもらうぞ。」
優勝年:1997年
鞍上:武豊
元ネタは第116回天皇賞(秋)。天候は晴れ、バ場状態は良での開催で、衣装は「エンプレスロード」の方。
ライバル枠には同レース6着のサイレンススズカと120回の覇者スペシャルウィークが出走している。
作戦は先行。賢さがB+とかなり高く、さらに「先行のコツ◎」を所持しているため実質A相当。また終盤のコース取りが上手くなる「レーンの魔術師」も所持しているためバ群事故は期待できない。
むしろ「幻惑のかく乱」を所持しているため後ろの方にいると逆に自分がバ群事故に巻き込まれることも。そうなるとやはり「先手でハナを取る」のが最適解か。
ライバル枠潰しを兼ねるサイレンススズカで逃げを打つのが最善だが、持っていなければ
ダイワスカーレットなどで先行してもいいだろう。
委員長でバクシン?今回は中距離だし...
余談だがレジェンドレース開催直後に重大なバグが発生。
すぐにメンテナンスが入ってしまいしばらくレースに出走できなくなっていたが、その日の内に解決している。
「貴方が積み上げてきたもの…見せていただきましょう。」
優勝年:2012年
鞍上:
ミルコ・デムーロ
元ネタは今でも語り草になる第146回天皇賞(秋)。天候は曇り、バ場状態は良での開催。
ライバル枠には138回の覇者ウオッカと144回の覇者トーセンジョーダンが出走している。
差しウマ娘らしくスピードとパワーが高めで、賢さも高い。
終盤加速スキルの「差し切り体勢」から固有スキル、「全身全霊」のコンボで閃光の如き末脚を見せるほか、「差しのコツ◎」や「レーンの魔術師」でコース取りにも隙はない。
……のだが、やはり差しウマ娘の宿命かバ群に埋没してしまうことも。
「どうぞお手柔らかにお願いします!」
優勝年:2001年
鞍上:四位洋文
元ネタは第124回天皇賞(秋)。天候は雨、バ場状態は重での開催。この条件はデジタルの育成シナリオでも再現されている。
ライバル枠には同レースに出走し2着のテイエムオペラオーと3着のメイショウドトウが出走している。
スピードと賢さが高めで、そこに「道悪◎」でパワーを補強しており、「ノンストップガール」で前を塞がれても立て直せるため油断してはいけない。
ちなみに固有二つ名「万能オタク娘」だが、シニア級有馬記念の勝利が条件の一つ。しかしこのデジタルの長距離適性は最低のGと、フジキセキ以上に適性が低い。
ウマ娘ちゃんへの愛がデジタルを突き動かしたのだろうか…?
デイリーレジェンドレース入りしたときはバランス調整による固有スキルにレーン移動効果追加、「ウママニア」「ノンストップガール」の強化もあって「モブロックなんか知るか」と言わんばかりに差し切ってくるため、デイリーレジェンドレースではスーパークリークと並んで最も勝ちづらいウマ娘となってしまった。
対策としては、ミホノブルボン等の中距離適性のある逃げウマで「地固め」を発動させ、ラストスパートで競り負けないように根性も高めておくことだろうか。
第九回(2021年12月):有馬記念
競走条件:中山レース場 芝2500m 右回り
天候:晴れ/曇り(季節は冬)
バ場状態:良
(参考)レースレコード:2:29.5(2004年 ゼンノロブロイ/オリビエ・ペリエ)
「お手柔らかにお願いしますねー。」
最高成績:1991年・1992年・1993年3着
鞍上:いずれも松永昌博
ビワハヤヒデとトウカイテイオーが出走していることを考慮すると、元ネタは
1993年第38回有馬記念か。ライバル枠には上述の通り1着のテイオー、2着のハヤヒデが出走している。
「八方にらみ」と「乗り換え上手」を所持し、固有スキルと合わせた加速力で終盤のトップスピードも申し分なし。
スピードが頭一つ高く、パワーを除いたステータスはB以上とバランスが良い。
育成時は適性がGであるダート適性が何故かAであった。
魔改造の為にダート因子をつぎ込んだのだろうか
ちなみに、2025年になるまで「史実ではG1未勝利」のウマ娘がLEGENDとして登場している唯一の例だった。
史実での3年連続3着といった戦績や、ネイチャが準メイン級だったアニメ2期で93有馬が最高潮に位置付けられたことからの選出だろうか。
曲がりなりにもLEGENDウマ娘なので、負かしたとしても"お馴染み3着"より2着になることの方が多かったのはナイショネイチャ
「お手柔らかにお願いします♪」
優勝年:1998年・1999年連覇
鞍上:いずれも的場均
衣装は「岩穿つ青」の方で、作戦は差し。
セイウンスカイとキングヘイローが出走している一方でスペシャルウィークは不在であること、天候が曇りであることを考慮すると、元ネタは1998年有馬記念か。
ライバル枠には上述の通り4着のスカイ、6着のキングが出走している。
スタミナがC+な以外は全てB以上。「乗り換え上手」と「クールダウン」を所持しており、やや低めなスタミナをカバーしている。
「手加減はしないぞ。」
優勝年:1988年・1990年
鞍上:岡部幸雄(1988年)、武豊(1990年)
衣装は「スターライトビート」の方で、作戦は先行。
ライバル枠には1988年有馬記念から2着のタマモクロス、1990年有馬記念から2着のメジロライアンが出走している。
パワーを除いたステータスがB以上、特に根性と賢さがひときわ高く、「食いしん坊」「スタミナキープ」でスタミナも万全。有馬記念を走るためか、長距離適性もAで完璧に仕上がっている。
そしてしれっとダート適性A、短距離適性Bに上昇。元馬的には正しいがゲーム的に許されない真の姿になっていた。こんなの実装したらゲーム壊れる
やっぱりタケシバオーじゃないか。