47戦隊×47都道府県

登録日：2025/05/10 Sat 08:27:00
更新日：2025/05/11 Sun 14:12:00
所要時間：約 6 分で読めます

概要

スーパー戦隊シリーズを、子供中心にファミリーで楽しんで貰うための公式ポータルサイトである「スーパーせんたいフレンズ」。
王様戦隊キングオージャーのスタート直前にとあるページを公開。
それは歴代47スーパー戦隊と全国47都道府県を組み合わせた内容であった。
このページが作成されたきっかけはキングオージャーが47作品目で、この数字がちょうど都道府県の数と一緒になるからとのこと。
が、肝心のキングオージャーは除外されている。
その理由は42作目である快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーを2作品としてカウントしたためである。

47都道府県ぜんぶ余すことなく名前やモチーフ、各作品の中でのキーワードを基準に様々なスーパー戦隊に当てはめられているが、その作品に当てはめた理由は一切書かれていない。
しいて言えばコラボ経験があるところには当該の戦隊が選ばれているくらいか。
ページには「個人の方からのお問合せ・ご質問については受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。」という文章が載せられているため恐らく今後もその理由を明かすことは無いと思われる。
そのため本項でも~~ページ内容決定の時点では~~理由の推測を記載していない戦隊が多くなってしまったことをご容赦いただきたい。

◇スーパー戦隊×都道府県一覧◇

以下には、戦隊そのものとコラボが行われた、撮影地として使用された…などの公式が関与した情報のみを記載するようにする

【北海道・東北地方】

北海道：星獣戦隊ギンガマン
青森県：百獣戦隊ガオレンジャー
岩手県：恐竜戦隊ジュウレンジャー
宮城県：秘密戦隊ゴレンジャー
- シリーズ生みの親のひとりにして『ゴレンジャー』の基本設定やメインキャラクターデザインを起こした人物、石ノ森章太郎の故郷。
  県内に複数（！）ある記念館でもアカレンジャーの扱いは大きい。
秋田県：科学戦隊ダイナマン
山形県：騎士竜戦隊リュウソウジャー
福島県高速戦隊ターボレンジャー

【関東地方】

茨城県：超獣戦隊ライブマン
- つくば市にあるつくばエキスポセンターがこの作品に登場する科学アカデミアの校舎としてロケに使用されていた。
栃木県：電撃戦隊チェンジマン
群馬県：ジャッカー電撃隊
埼玉県：警察戦隊パトレンジャー
千葉県：快盗戦隊ルパンレンジャー
東京都・機界戦隊ゼンカイジャー
- 第1カイ！にて五色田介人が東京スカイツリーからのバンジージャンプを試みるシーンで登場している。
  ~~まさにゼンカイらしい展開である。~~
  なお、最終カイ！に再挑戦しようとしたものの、スカイツリー側から出禁になった模様。
神奈川県：救急戦隊ゴーゴーファイブ

【中部地方】

新潟県：魔進戦隊キラメイジャー
富山県：爆竜戦隊アバレンジャー
石川県：超新星フラッシュマン
福井県：獣電戦隊キョウリュウジャー
- 恐竜王国と呼ばれるほど恐竜の化石の発掘が多い県。そのためか、劇場版のロケ地がここで行われた。
- さらに福井県立恐竜博物館にてEDダンスを踊っていた。
山梨県：大戦隊ゴーグルファイブ
長野県：轟轟戦隊ボウケンジャー
岐阜県：超電子バイオマン
静岡県：宇宙戦隊キュウレンジャー
- Space.1のロケ地として浜松市にある浜松アクトシティが使われている。
愛知県炎神戦隊ゴーオンジャー

【近畿地方】

三重県：手裏剣戦隊ニンニンジャー
- かつて伊賀忍者が存在していたことから、忍者モチーフであるこの作品の劇場版のロケ地となった。
滋賀県：激走戦隊カーレンジャー
京都府：忍風戦隊ハリケンジャー
- ハリケンジャー20周年記念作の撮影が京都市にある太秦映画村で行われていた。
大阪府：動物戦隊ジュウオウジャー
兵庫県：未来戦隊タイムレンジャー
奈良県：光戦隊マスクマン
和歌山県：獣拳戦隊ゲキレンジャー

【中国地方】

鳥取県：鳥人戦隊ジェットマン
島根県：魔法戦隊マジレンジャー
岡山県：暴太郎戦隊ドンブラザーズ
- ~~お前のところは桃太郎で有名だな？これでお前とも縁ができた！~~
- 桃太郎モチーフの本作であるが、岡山は桃太郎伝説の生まれた町として有名で桃太郎繋がりによるものと思われる。
  実際に劇場版が公開された際に県丸ごとコラボを果たしており、更には倉敷市のジーンズブランド「桃太郎ジーンズ」がプレミアムバンダイとのコラボでドンブラザーズをイメージしたジーンズを作成し期間限定で発売した。
  ~~ちなみにそのサイトに掲載されているファッションモデルは同じく桃太郎モチーフライダーの相方的存在の中の人だったりする。~~
広島県：侍戦隊シンケンジャー
山口県烈車戦隊トッキュウジャー
- この作品のEDである列車紹介コーナーにて最初に取り上げられたのは山口線の新山口駅～津和野駅で運行されているSLやまぐち号である。

【四国地方】

徳島県：バトルフィーバーJ
香川県：天装戦隊ゴセイジャー
- 小豆島の景勝地で天使の散歩道とも呼ばれる「エンジェルロード」。
  2023年8月に天使モチーフであるこの作品とエンジェルロードとのコラボが行われた。
愛媛県：海賊戦隊ゴーカイジャー
高知県特捜戦隊デカレンジャー
- 追加戦士である姶良鉄幹を演じた吉田友一とその妻である胡堂小梅を演じた菊地美香が現在高知在住(*1)で、吉田氏の方は高知市の地域おこし協力隊として以前から活躍していた。
  ちなみに地域おこし協力隊はあくまでも民間への委託なので、公務員の副業禁止規定には引っかからない。(*2)
  そして彼の地域おこし協力隊としての努力が実り、20周年記念作と高知市が本格的にコラボ。(*3)
  高知市にてロケが行われただけでなく、ロケ地を周遊するデジタルスタンプラリー等も行われた。

【九州・沖縄地方】

【余談】

意外と都道府県そのものをモチーフとした戦隊は存在しない。
その代わり、数多くいるローカルヒーローがそれを担っていると言える。

王様戦隊キングオージャー以降の作品が今後もどの都道府県に当てはめられるかどうかは現在のところ不透明。
当てはめられるまでにこの戦隊はこの都道府県のこの要素と繋がりがあるからこの都道府県に当てはまるだろうと各々妄想するのもまたひとつの楽しみだろう。

ページの最後の方に自治体や企業に向けたお問い合わせフォームが存在し、こちらから戦隊のPRの依頼をすることができる。
ただ上述したように、「個人の方からのお問合せ・ご質問については受け付けておりません」とされている。
そのため、当然ながら「この都道府県はなぜこの戦隊なのか？」という質問や「この都道府県はこの戦隊にしてほしい」という要望を送るのはやめた方が良い（というか無駄である）。

追記修正は戦隊シリーズと都道府県に詳しい方がお願いいたします。

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最終更新：2025年05月11日 14:12

*1 吉田氏は新潟、菊地氏は埼玉出身。菊地氏の祖父母が高知在住で、それが移住の後押しになったとインタビューで答えている

*2 そもそも吉田氏の現在の本業は俳優でも観光職員でもなく鍼灸師である

*3 吉田氏自ら東映に出向きプレゼンを行うなど、企画段階から関わっている

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