政変

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政変 - (2023/05/20 (土) 04:20:45) の編集履歴(バックアップ)


政変(せいへん)とは、現ユルゲンシュミット国王であるツェント・トラオクヴァールが即位するまでの一連の争いのこと。


政変に至った契機

次期ツェントとなれないことに不満をもった前王の第一王子によって、魔術具のグルトリスハイトを継承した第二王子が殺害され、同時にグルトリスハイトを失ったことから始まる*1(当時病床にあった前王も第二王子の死亡後に立て続けに死亡してしまっているが*2前王も第一王子によって殺害されている*3)。
次期王であった第二王子と病に臥していた前王を殺害し、グルトリスハイトを失った政変の元凶である第一王子を王と戴くことはできないと考える貴族が多かったことで、第三王子と第四王子も政変に巻き込まれた*4
本来の王位継承は、競争によって最も魔力が高い者が選ばれるものであったが、長い歴史の中で親が選んだ者にグルトリスハイトの魔術具を継承するように変質しており、新たにグルトリスハイトを得る手段が失伝していたため、泥沼の戦いに突入することになった。

前王の第一王子vs前王の第三王子

  • 第二王子の死とグルトリスハイトの消失後、病床の王を挟んで誘致合戦と小競り合いのような武力衝突が続いていたが、グルトリスハイトがない為、跡継ぎを決められずにいた。*5
  • 王が亡くなった後に、第一王子と第三王子による短期決戦に突入した。*6
  • 第一王子が、第二王子の同母弟である第三王子がグルトリスハイトを持っているのではと考え、争いを仕掛けた。*7
  • 第三王子が勝利したが、それを受け入れられなかった第一王子派が第三王子とその家族を毒を用いて暗殺した。*8
  • 娘や孫達を殺されたクラッセンブルクが怒り狂い*9、弔い合戦(報復)をした*10


第一王子陣営

  • 不明(この陣営が政変後半の第四王子陣営となる)

第三王子陣営


結果

正規手段では第三王子の勝利で決着。
その後の暗殺行為により、両者死亡となって、後継者未決に戻る。

前王の第四王子vs前王の第五王子

  • 第一王子と第三王子が共倒れしたため、それぞれの権力を後ろ盾に再度争うことになった。*11
  • 第四王子と乗り気ではなかった第五王子を担ぎ出す為の、長期に渡る誘致合戦や小さな武力衝突が続いた*12
  • クラッセンブルクを後ろ盾とした第五王子自身も何度も命の危険に晒されるほど、激しい戦いとなる。*13
  • 国を半分に割るほどの熾烈な争いになった。*14
  • 政変中は貴族院でも皆が常に隠し玉の魔術具や武器を持ち歩いているような、殺伐とした状況だった。*15
  • ダンケルフェルガーの領主候補生を第三夫人に娶ったことで大勢が決し、第五王子が勝利する。*16

第四王子陣営

政変後に廃領となった領地*17
廃領は免れた負け組領地*18

第五王子陣営


中立


結果

第五王子トラオクヴァールが勝利し、王に即位する。

政変の影響

領地の再編

  • 第四王子陣営に加わった負け組領地の内、大領地ベルケシュトックをはじめ4つの領地が取り潰される。
    • 潰された廃領地は勝ち組領地への褒賞として与えられたが、境界の引き直しが出来ないため暫定的な管理しかできず、結果的には負担となっている。
旧領名 管理者
ベルケシュトック ダンケルフェルガーとアーレンスバッハに分割して統治
ザウスガース クラッセンブルク
シャルファー 中央に吸収され王の直轄地が拡大する*25
トロストヴェーク 中央に吸収され王の直轄地が拡大する*26

粛清

当初は、第四王子本人も含めた敗戦者や連座対象者の処置を白の塔入りや罰金で済まそうとしていたが、
トラオクヴァールの即位後にもベルケシュトックが命を狙ってきたり、生まれたばかりの姫の命を盾に第四王子への譲位を迫る者が現れたりした為*27
第四王子とその親族や後ろ盾の貴族に対して、何百人規模にもおよぶ*28、大規模な粛清が行われた。*29

人員・魔力不足

  • 粛清によって貴族の数が激減し、ユルゲンシュミット全体が魔力不足に陥る。*46
    • 不足を補うため、青色神官/巫女を還俗させられるように貴族院で特別措置が多く取られ*47、魔術具や指輪を与えられる。
    • 各領地から中央騎士団に騎士を徴用する。
    • 各領地から中央神殿に、ある程度魔力のある青色神官/巫女を徴用する。
  • 管理する者を失った王族の魔術具や*48、貴族院の図書館の魔術具が動きを止める。

知識の失伝

貴族院図書館の上級司書が粛清された事により、王や次期王が知っておくべき情報がたくさん保管された貴族院の地下書庫の重要性を王族が把握していなかった。*49
粛清後もただ一人の司書として残ったソランジュは領主会議の時に地下書庫を訪れてほしいと王に願い出ている。しかし政変直後の混乱もあり、領主会議は忙しいのに図書館に立ち寄る時間は取れない。と断られ、そのまま立ち寄ることは無く時が過ぎてしまった*50

グルトリスハイトが失われた影響

  • 領地の境界線の引き直しができない。*51
  • 国境門の開閉ができない。
    • 唯一開いた国境門があるアーレンスバッハしか外国との交易ができない。*52
  • 正統な王でないとして即位を拒否しようとした中央神殿と王族の関係が悪化する。*53
  • 王族は現状を維持することしかできず、人身御供のように魔力を注ぎ続けている。*54
    • 上記は王族の見解で、実際は国の礎を満たす魔力が現状維持にも全く足りておらず、ユルゲンシュミットは崩壊の危機に陥っていた。

貴族院の講義内容の変化

  • シュタープの取得年次が3年から1年に変更される。
    • これによって高品質なシュタープを得る機会が減少する。
  • 全体的に人数が減ったため宝盗りディッターが廃止され、速さを競うディッターが採用される。*55
    • 宝盗りディッターは座学で学ぶだけとなり*56、実技面では速さだけが重視・評価される事で、(領地によっては)騎士見習いの質が大幅に低下する。
    • 文官見習いや側仕え見習いがディッターに参加する機会が減少し*57、騎士見習いとの距離感も大きくなり、全体としての戦力が弱体化する。*58
  • 教師とその助手がまとめて入れ替わり、大幅に講義内容が変化した講義がいくつかある。*59

領地間交流の自粛

政変以前は、アウブ領地対抗戦領主会議以外の場で会議をすることに何の問題もなかったが、政変後は、勝ち組領地同士以外で行うと反乱を疑われる為、止めるようになった。
同様に、里帰りや婚約以外の理由で、貴族が他領を訪問することも、勝ち組領地同士以外は問題視される為、アウブの許可が出ない。*60

各領地の状況

エーレンフェスト

  • 中立で乗り切った事で、領地の順位が相対的に浮上する。
  • ある程度魔力のある青色神官/巫女が中央神殿に移動したり、貴族院に通える年齢の見習いや結婚可能な年若い青色神官/巫女が還俗したことで、神殿が深刻な魔力不足に陥る。
    神殿に魔力持ちである身食いのマインが迎えられることになる切っ掛けともいえる。
  • 騎士を中央に送らねばならず騎士団の人員が不足する。

アーレンスバッハ

  • 領主候補生が不足する。
    領主と同世代の領主候補生を廃する領地独自の決まりに加えて、次世代の領主候補生は、次期領主と目されていた第二夫人(アウブ・ベルケシュトックの妹)の二人の息子を助命するため上級貴族に落とすことになったため。*61
  • 管理を任された旧ベルケシュトックは土地の魔力を満たせず、礎も見つからないため、ゆっくりと荒廃している。*62
  • 唯一国境門が開いているため、外国との交易を一手に任されている。

クラッセンブルク

  • 境界線が引きなおされない状態で、元ザウスガース領の管理を任された。
  • 国境門が閉ざされて、交易が停止している。
  • 第三王子の第一夫人として嫁いだ先代アウブの娘とその子供達が暗殺された為、唯一の生き残りであるエグランティーヌを本来の王族の身分に戻そうとしていた。

ダンケルフェルガー

  • 管理を任された旧ベルケシュトックは土地の魔力を満たせず、礎も見つからないため、ゆっくりと荒廃している。*63
  • 国境門が閉ざされた為、交易が停止している。*64
  • 元王女であるエグランティーヌを抱えるクラッセンブルクの方が重用されていることで、クラッセンブルクと少し緊張関係にある。*65

ドレヴァンヒェル

  • 負け組領地が遠かったため、土地の代わりに中央に多くの上級貴族を派遣することで影響力を増すが、領地内に上級貴族が少ない状況となり、結果的にはやはり負担となっている。代わりに中央に移動できない領主候補生は多くいる。*66

ギレッセンマイアー

  • 国境門が閉ざされて、交易が停止している。
  • 婚姻による親戚である王族を支えられるように大きな負担を負っている。*67
    トラオクヴァールの第一夫人の出身地)

ハウフレッツェ


コメント

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  • 廃領地って神殿は残存するのだろうか。冗長なので、①~④に分けて投稿する ▶①神殿に関して、当時の生粋の貴族がどれほどの価値を持っていたのか疑問。トラオツェント当時の神殿は、花捧げの場&貴族のなれ損ないの不出来者を隔離しておく場、という認識だろう。よって「ベルケを廃領地にしよう」「アウブ一族と関係者は粛清だヒャッハー」は現実に起きたわけだが、「ベルケの神殿を取り潰そう」となるのか否か。ベルケの貴族が全員、政変の煽りをうけて処刑されたわけではなく、処刑されたのは上層部やその側近の一部。よって貴族ですらない青色や灰色や平民は、こうした政変の直接の処分対象になると思えないんだよね。従って、廃領地に神殿は残存していたのではないかと推測する (2021-06-22 19:24:45)
    • ▶②神殿といえば聖書と神具だが、どちらもチート魔術具だ。つまり、グリトリないと作れないと思う。なので聖書も神具も、トラオツェント時代は新たに作ることできないのはもちろんだけど、破棄することもできなかったと思う。いや倉庫にまとめて置いておくだけの意味での破棄ならできるかもしれないけど、話題の本質はそこじゃないので割愛する。 (2021-06-22 19:25:57)
    • ▶③①②で述べたように神殿・聖書・神具の価値を見誤ってる当時の王族貴族が、神殿閉鎖や聖書神具の回収を命じたと思えない ▶④つまりベルケ含む廃領地は、神殿で奉納したら民が飢えることも回避できたし、自棄になって暴れる理由もなくなっていたのではないか (2021-06-22 19:26:22)
      • ④について回答 神殿は残っていたと見て良いとは思う。ただし運営されていたかは不明。そもそも当時の神殿に貴族が自発的に出入りしたとは思えない。生き残りの旧ベルケ貴族はアーレンやダンケに組み込まれたか在野でテロやってるので廃領地の神殿で魔力奉納出来るとも思えない。 (2021-06-22 19:55:51)
      • 615話で「アウブのいない土地はいくら魔力を注いでも土地は満たされません。魔力を注いでも、注いでも意味をなさず~」って言ってるから回避は不可能では? (2021-06-24 02:03:42)
        • グリトリないトラオツェントでは、廃領地が「アウブのいない土地」になっているか疑問だがな。王が認めていないD嬢の姉のように、礎の場所を知っている領主候補生なら魔力供給できる。ボニ爺、ロゼマ、ヴィル、シャルが供給していたような所からなら注げばどうにかなるのでは (2021-06-24 20:21:41)
          • アルステーデの場合が特別なだけで、普通の領主候補生は供給の間の場所は知ってても礎の場所は知らないよ。それに廃領地の領主候補生は皆殺しになってる可能性が高いと思うな。廃領地の代官は王族が指名した中央の上級貴族だろう。それを越える魔力持ちの領主候補生が廃領地にいて不心得を起こせば、代官では魔力的に抑えきれないから。 (2021-06-24 20:34:03)
            • 廃領の領主一族は他領の嫁に出た者まで族滅だから (2021-12-24 14:50:50)
              • 供給の間に登録されていた嫡流は全滅だろうし、アウブがいないと新たに登録の魔石を作れないのでは (2021-12-24 14:52:56)
    • 神殿だけ残ってても、廃領地の青色達をごっそり中央神殿に引き抜いたと思うよ、さすがに全員ではないと思うけど。勝ち領地からも引き抜いたのに、廃領地から引き抜かないわけがない。王族の優先順位は多分、王宮・離宮付近の直轄地>それ以外の直轄地>廃領地、だろうから。減っちゃった青色分を補った上、領地の礎に魔力供給できない分を何とかするのは、粛清を免れた貴族達にとって荷が重いんじゃないかな? (2021-06-22 20:01:23)
      • 廃領地の青色&灰色は、基本的には管理領地の神殿に割り振られている(ふぁんぶっく6 Q&A)と判明。 (2021-12-24 19:32:44)
  • アーレンスバッハの国境門しか開いていないことから、第二王子は春または秋に殺されたと思うんだけどどっちだろう。 王が床についてるのに国境門が開けに行ったことでグルトリスハイトが継承されてしまったことを知った第一王子が、帰還した第二王子に襲いかかった=春、同じく国境門が閉じられていく中で襲撃の準備が整ったのがアーレンスバッハ以外を閉じた後だった=秋。 個人的には春のような気がするけど、推察出来そうな材料ってどこかにないかな。 (2022-09-11 16:45:58)
    • 上位領地から順番に開け締めしていくと思う。 (2022-09-11 17:47:08)
      • コミックスのSSで10年前と比較して9年前から下がる一方って言ってるので、収穫を把握する時期以前。種をまく時期が春と仮定するなら、10年前の秋の収穫祭〜春の領主会議前が妥当かな。 (2022-09-11 21:02:09)
        • ごめん。正確には10年近く増えてないだ。 (2022-09-11 21:04:10)
        • 領主会議でお披露目予定だったよね確か。だとしたらやっぱり継承と暗殺は春だったのかな。 ただ、収穫が減るのは粛正で魔力が減ったためだから、第二王子の死とは直接関係ないかも。 (2022-09-11 21:52:34)
          • いや。領地……ツェントの場合それがユルゲンシュミット全体になるわけで、その時点がグルトリスハイト焼失と考えれば妥当。第三王子死亡時期がローゼマイン11歳から10年以上前だけど、収穫量が減ったのはマイン6歳から十年前。この時期にエグランティーヌが生まれているので、第三王子死亡時期はこれより後でなければ記憶に残らないと思われる。 (2022-09-11 22:10:25)
            • あ、国の礎に魔力を注がなくなった影響か。確かにそうだ、納得。 ベルケシュトックのギーベが言ってたことが国全体で起きたってことね。廃領地は二重苦で酷いことになってたわけか。 (2022-09-12 10:01:08)
        • コミックスのSSって1部5巻の商人達の会議(マイン6歳時点)だよね。10年前と比べて収穫が4割近く減ってて年々減り続けている=9年前に異変?、ということかな。 神殿からの還俗が続出したのが数年前だから確かに粛正とは別だね。 (2022-09-12 12:06:27)
          • 結構前に情報出てたのにスルーしてたな……。ちょっとは (2022-09-15 22:04:12)
      • アーレンスバッハは政変前でも第一位ではなかったと思うが、外交についてはランツェナーヴェとの貿易が一番重要視されていたのだろう。一応ユルゲン人が入植した唯一の外国植民地的な場所で、砂糖など香辛料の最大輸入国。故に春は真っ先に国境門を開き 、秋は一番最後まで国境門を開けていて輸出入量も他の国境門を凌駕し一位と。そして第二王子は「国境門を開くため」にグルトリスハイトを借りてアーレンスバッハ国境門へ向かい帰りに襲われたと思われるので領主会議後の春でしょう(領主会議で後継者発表が行われたので短絡的に行動した)。 (2022-09-12 00:04:02)
        • いや、根回し諸々考えると王族は領主会議前に後継者を知っていたことは確定的。オルタンシアが言うには、お披露目の後は第二王子の図書館訪問が確定していて、お披露目の儀式の一環という認識。また、お披露目直前に第二王子が殺されたとあるので、第二王子が殺されたのは、身内発表が原因と思われる。 (2022-09-12 00:27:23)
          • 領主会議で領地の順位や国境門開閉順を決めると思っていたが、アーレンスバッハ国境門だけはランツェナーヴェに繋がるから特別扱いで領主会議前に開けてたのかな、それならわかる。アーレンスバッハにはベルケ出身の夫人がおり王子の帰還タイミングを知らせることができ、貴族院で待ち伏せするなら領主会議へ向かうベルケ騎士団も襲撃に参加可能。第二王子の離宮へ繋がる扉近辺に伏せていれば避けようがなく、襲撃が中央へ知られることもない……「グルトリスハイトが消えた」って第一王子が言ってるから本人も襲撃に参加してたのか。なお同じ#585でツェントが「国境門を開く仕事を頼んだ」とあるので時期が春なのは確定。 (2022-09-12 09:22:46)
            • ってことはマイン6歳から9年前の春……前3の春でほぼ確定か…… (2022-09-12 09:38:41)
            • そもそも襲撃だったのかね。グルトリスハイトを継承したばかりの王子を襲撃ってリスク高いし、どちらかと言うと穏やかに訪問して暗殺したんじゃないかと思ってた。 (2022-09-12 12:31:27)
              • 訪問しての暗殺だと戦力的に訪問した方が圧倒的に不利だし地の利もなく、暗殺の隠蔽がほぼ不可能。周囲には「不審死」などと知られていたのだから「国境門へ行ったのに帰って来なかった(貴族院で魔石にさせられた)」という所だろう。随行した側近を誰一人として逃がさなかったのだから圧倒的な戦力差があり、貴族院ならオルドナンツすら中央へ届かず助けも呼べない……完璧な計画だったはずなのに目の前で目的物(グルトリスハイト)に消えられたお間抜け王子……。殺す前にその場で魔力の通し合いをし染めてから奪えば良かったのか、兄弟で染め合う近親相姦BLやな。 (2022-09-12 17:52:38)
                • オルタンシアが第一王子の訪問って言ってるけどな。隠蔽はグルトリスハイト手に入れた時点で誰も逆らえないんだから必要ない。礎を奪われた方が悪い理論じゃない? (2022-09-12 18:23:46)
                • そもそも暗殺で気にするのは実力差と隙であって戦力差じゃないし、(むしろ戦力差があるから暗殺という選択肢が出る)本編に書いてない情報が多すぎて意味わからん。 (2022-09-12 18:47:11)
              • 478話「王族からの依頼」でアナ王子が「第二王子の離宮や殺害された場所はもちろん、王宮や(中略)を探した」と言ってるから第二王子は離宮以外で殺されてる。襲撃でグルトリスハイトを奪えなかったから離宮の家捜しついでに家族も殺したと思われる(書籍第五部I「自分の役目と知識の番人」、オルタンシア「ワルディフリード様とそのご家族は第一王子の訪れによって亡くなりました」) (2022-09-15 16:30:04)
  • 勝ち組領地は、ドレヴァンヒェルとガウスビュッテルを除いて、いずれも国境門を有する。国境門貿易の輸出品は魔術具だから、知の領地ドレヴァンは魔術具の競争力が優位なので国境門交易で利益を得る立場だろう。ガウスはドレヴァンと研究の窃盗騒動をしたことがあるということだから、ガウスも知の領地なのだろう。負け組は国境門を有さないグループなので、国境門交易を巡る利害対立が、政変の背景にあったと想像される。 (2023-05-08 09:48:02)
    • ランツェナーヴェ以外の外国人に魔力持ちはいないだろうから、動作に魔力を必要とする魔術具は売れない。駆動用魔石とセットなら売れるかもだけど消耗品扱いな上に超お高そう。他の国境門の外にある国々が、クズ魔石すら買い漁っていたランツェナーヴェ程魔石や魔術具を必要としていたとは思えないのだが。 (2023-05-08 09:57:23)
      • 魔術具が輸出品というのは、作者情報です。出典は、今は失念していますが。 (2023-05-08 10:02:43)
        • web539話 キルンベルガの国境門。「ユルゲンシュミットと交易する国々が何よりも欲しがる物は魔石です」。魔石で動く魔術具がすでに輸出されていて外国に存在していないと、外国が魔石を欲しがる理由が無いですね。 (2023-05-08 10:57:59)
    • 国境門貿易に課税して税収を全領地に分配しようと誰かが提案したら、負け組領地派閥が賛成、勝ち組領地派閥は反対だろう。こうした利害対立が容易に想像できる。ワルディフリートが国境門を開閉する旅の途中で暗殺されたのは、国境門を巡る意見対立がヒートアップしている中だったので、第一王子がカッとなる時期だっただろうと想像している。 (2023-05-08 10:00:54)
    • エーレンは一応理由があって政変中は中立やってたけど、国境門があるのにどっちつかずの態度ってほんと外交でハブられてんだなって思った(笑) (2023-05-08 11:10:50)
      • エーレンフェストの国境門は「ある」だけで開領時から閉じたままだしね。政変の勝ち負け以前に、エーレンの貴族は200年前から負け組根性のままだったんじゃないかな。領主一族は元傍系王族のはずだけどとっくに染まってただろうし。 200年以上開けられなかったってことは、結局今に至るまで許されてなかったってことだよね。 (2023-05-08 14:11:48)
        • エーレンは底辺でいる事が好きな貴族ばかりだったし、王族に許されるかどうか以前に国境門の開門の請願すらした事が無さそう。 (2023-05-08 15:02:59)
          • アイゼンライヒがやらかした原因が国境門だからね。やらかすくらいなら最初から閉じっぱなしのほうが賢い。 外国貿易のノウハウも失われてるだろうしね。 (2023-05-08 21:37:24)
    • そもそもの所で政変前の知の領地はベルケ(ふぁんぶ6)なので根底から間違っている (2023-05-09 01:33:18)
      • ベルケの魔術具も魅力的な商材でしょうね。でも、国境門の手前に領境があります。領境で高関税をかけられたらたまりませんね。関税引き下げの交渉相手はダンケルとアーレンです。互いに大領地同士で政治的交渉力はほぼ同格、ダンケルとアーレンとしては文官の貴重な収入源の魔術具という輸出材を自領で独占供給したいから、関税引き下げに難色を示すでしょう。これに対しドレヴァンの交渉相手は中領地のギレッセンとハウフレです。中領地は交渉力で負けるでしょうし、魅力的な商材の中継貿易で儲けが増えるのですから、ギレッセンとハウフがまるっきり損という訳でもありません。 (2023-05-09 07:14:22)
        • 国境門の手前の境界門で検品ができるので、領境を平民の馬車で越えても関税逃れは不可能です。 (2023-05-09 07:25:39)
          • 各領地は内政自治権がある、交渉力は大領地>中領地、地理的条件の3つにより、ドレヴァンが国境門有り派閥側、ベルケが国境門無し派閥側に立場を違えることになるわけです。 (2023-05-09 09:10:50)
          • 輸送のコストは、転移陣>馬車と物語で語られています。ベルケの商材を中央ないしそれ以外経由でハウフやギレッセンまで運ぶのは、輸送コストが大変ですね。 (2023-05-09 09:49:36)
            • 中継地の領地の商人が得る口銭も、コストですね。取れる所から取れるだけ取る、ベンノ的商人が中継地の商人たちの主流だったら、どこまで中抜きされるやら。 (2023-05-18 15:19:48)
  • ガウスビュッテルは地理的にクラッセンブルクから独立した領地と考えられ、恐らく現在もクラッセンブルクと組みする派閥になることが領地利益なのでしょうね。 (2023-05-09 09:19:57)
    • 多分腰巾着の領地は親分の大領地の意向に沿ってる、エーレン以外は。ロスレンゲルはダンケルと同じくギリギリまで中立、インメルディンクはドレヴァンと同じく第五王子派、ヨースブレンナーやロルツィングもクラッセンと同じく第五王子派。明記はされてないけどエーレンが中立で「何もしてない癖に」と叩かれまくってたから、中立はエーレンとロスレンゲルくらいかと (2023-05-10 07:05:24)
  • フェルディナンドが図書館の情報が不自然に遮断され過ぎてるとか言ってたけど、それって活動時期からしてラオブは全くの無関係で、単純に粛清によって知識を持つ者が根こそぎ消えたからそうなっただけ?あるいはベルケシュトック出身の上級司書達が、自分達を粛清して無知の罪を犯してる王族に対する腹いせに何もかも隠匿していった? (2023-05-10 07:32:01)
    • 国の根幹にかかわる図書館の情報を、極力秘めておこうとする王族の意志が長年働いていた。他方でアウブベルケが「知識を独占すれば領地順位が上がる」と考えたか、出身文官を多数送り込んだことで貴族院図書館司書はベルケで独占されていた。そんなわけで図書館では長く、重要情報は問う者があれば答えるが、進んで開示はしない方針となっていた。身分差もあって事なかれ主義が蔓延する中、粛清によってベルケ出身の上級司書が一掃されると、重大な知識断絶が起きてしまったのでは。フェルが「不自然に遮断」と判断したのは、自身のように積極的に図書館を活用して知識を得た者は他にもいたはず、それが全部なかったことにされている、と感じたとか。 (2023-05-10 08:32:47)
      • 貴族院の領主候補生担当講師であったトラオク第5王子すら、傍系王族だからと図書館情報が秘匿されていたわけで、図書館情報は王と次期王のみまでという行き過ぎた秘匿っぷりになっていたのだろうと推測される。図書館司書がメスティオノーラに誓いを立てるというシステムまで壊れていたら、フェルディナンドも地下書庫へ入室出来なかったかもしれない。 (2023-05-10 09:35:49)
    • ロゼマ経由で中央に疑心暗鬼の種を蒔いてエーレンフェストやロゼマに対する疑いを逸らすのと、地下書庫にあるから自分らで調べろと煽る意図があったように思う。 ベルケ司書達も知識の番人を粛正しようとする王族に思うところはあっただろうけど、ソランジュに後事を託しているし元々受動的な立場ということを考えると司書による隠蔽にはあたらないんじゃないかな。 オルタンシアもそうだけど知識の番人達はちゃんとメスティオノーラに忠実だったと個人的には思う。 (2023-05-10 13:11:28)
  • 第四王子と第五王子が長くて熾烈な戦いをしてたのに対して、第一王子と第三王子が短期決戦だったのはやっぱり国の混乱の元凶の第一王子が嫌われてたからか?ガブリエーレの性格が「自分の望みにまっすぐ」とかなりソフトに表現されてるのを見るに、第一王子の「他人に厳しく少々気が短い」性格はかなりヤバそうw (2023-05-22 12:09:28)
    • 第一と第三はまだ内輪揉め程度で関わった人数が少なかったんじゃない? 第四と第五は臣籍か傍系予定だったろうし勢力争いからする必要があったから長引いたんじゃないかな。 第一があっという間に死んでるとこみると嫌われてたのは確かだろうけど。 (2023-05-22 13:17:11)
      • この記事の注釈※4 ジークリンデ視点pp250 によれば、混乱の原因人物たる第一王子を支持しない貴族が多数派だったとのこと。 (2023-05-22 13:27:29)
        • こんな状況でも病気がちとはいえ王は第一王子を切れなかったって、ダメなタイプの情の深さを持つ親か? (2023-05-22 13:39:30)
        • 第三王子支持……というより第一王子拒否が圧倒してたからすぐに終わっただけか。 第三が残ってれば良かったけどイタチっ屁食らって死んじゃって、第四と第五で支持分裂・保留して長引いたという事なのかな。 (2023-05-22 14:27:50)
          • 第四と第五が互角みたいに言われてたけど領地を勢力別に色分けして塗ると、政変終結直前に参加したダンケル分を除いても明らかに第五の方が優勢に見えるんだよな。第一王子の印象が最悪だから、同母弟の第四が苦戦を強いられたのではないかと予想してる (2023-05-22 15:11:11)
            • 政争の戦力比較において、領地面積の足し算は要素の一つでしかないでしょう。日本の幕末で面積比が小さい側が勝利している事例のように、領内戦力を狂気のように直接戦闘に振り向けることが出来たベルケは、すごく強かったと思います。 (2023-05-22 15:40:58)
              • ふぁんぶっくではベルケシュトックはクラッセンブルクとドレヴァンヒェルを同時に相手出来る程優れていたみたいなこと書いてあったけど、アーンレスバッハはどこ行った?と思った (2023-05-22 16:01:32)
                • アーレンは直接乗り込まれる戦いをしてなくて政治的駆け引き多めってふぁんぶっく回答もある。ベルケからの第二夫人がいたし、その子供のブラージウスとかが次期アウブの可能性高かった(第一夫人の子は女しかいないので)。第四王子を支持はできないがベルケと積極的に対立したいわけでもなかったんじゃないか? (2023-05-22 16:37:57)
                • ベルケシュトックと同罪で廃領になった3領地も、ベルケ並みに領地内貴族の意志を統一して戦ったから領地ごと滅ぼされ、領地内貴族に反主流派が沢山居た領地が負け組として存続を許されたのだろう、と思います。アーレンスバッハは第一夫人と第二夫人の派閥争いがある影響で、戦力のごく一部しか政変に供出しなかったから、大領地中最下位で中領地にも抜かれる順位にしかなっていないのかもと、想像している。 (2023-05-22 16:42:22)
                  • コンスタンツェを娶っていた領主候補生が居たフレーベルタークが存続を許されたことから考えると、領主候補生全員が第4王子系だったら廃領という基準なのかもしれない。 (2023-05-22 17:06:28)
                    • フロが前アウブ・フレーベルタークの連座で殺されてたら、ジルは底辺外交せずに王族を敵視してフェルディナンドもローゼマインも断じて手放す気は無いと強気に出てた・・・かもな (2023-05-22 19:49:34)
                    • 戦中戦後の態度次第でどこまで処分するかが変わり、結果として領主候補生が全滅したら廃領みたいな形で廃領は結果でしかないだけじゃないかな (2023-05-22 19:50:47)
                    • 商人を見るならフレーベルタークは底辺領地のエーレンフェストと長く取引していた領地でしょう? そう考えると、礎の魔術を明け渡したため、お家存続を許された領地なのではないかな。廃領地は礎の魔術を渡さなかった。ベルケシュトックも礎の魔術を明け渡していたのなら、ボニファティウスの妹は生きていたかもしれないね。夫の身分にもよるけど。 (2023-05-23 16:26:14)
                      • 礎を秘匿したのはベルケシュトックだけで、他の廃領地は残された者の面倒を見てやってくれと言って明け渡してる。 (2023-05-23 16:31:29)
                        • ベルケだけって記述あった?ファンブックによると、明け渡した領地や隠匿した領地など様々って記述見た覚えあるけど。 (2023-05-23 19:26:21)
                          • 廃領地はベルケシュトック・シャルファー・トロストヴェーク・ザウスガースの四つ。一つが隠匿してそれ以外が他の行動を取ってても「様々」になるよね。というかベルケ以外にそういうところがあったらもっと作中で言われてるんじゃないか。 (2023-05-23 20:24:19)
                            • ベルケシュトックが一番過激だったから言われているのかもしれないし、他の廃領地がどうだったかという決定打にはならないね。 (2023-05-24 07:55:59)
                  • 血縁は連座が適用されるのだから、アウブを密告したアイゼンライヒの姫のように格別の功績がなければ、処刑回避は無理なんじゃないかな? どっちに転んでも領地が存続するよう、両陣営に繫ぎを取ってた領地はあったかもね。 (2023-05-23 08:38:21)
            • 政変が終わった後の各領地を勝ち組(勝ち組管理の廃領地込み)・負け組・中立で色分けすると、エーレンとフレベの離れ小島っぷりが酷い。これもエーレンが本編中に多勢に無勢で孤立気味だった理由の一つかもと思ったり思わなかったり... (2023-05-23 14:02:19)
  • ランツェナーヴェ事変後にクラッセン、ダンケル、ドレヴァンは土地の割譲という形で明確に政変の利を受け取る事が出来たけど、それ以外の勝ち組領地はせっかくこれまでトラオ政権を支えてきたのに王族解体によって泣き寝入りか? (2023-06-02 21:35:34)
    • 権力者が入れ替わる時なんてそんな物だよ。とはいえ今回は青色神官が領地に返され、中央貴族が変換され、なによりグルトリスハイトとシンジの復活によって各地の魔力が増幅していくことは見えているので泣き寝入りするばかりとも言えない。 (2023-06-02 21:57:55)
    • 前の政変の結果はもはやどうでもいいものだということがわからないと、今後時代遅れになると思うよ。流れが繋がってるとは言っても王が違うんだから、別の政変だと理解しないと。 (2023-06-02 22:13:35)
      • 王族解体も新たな政変、より大きな政変といってもいいか。ツェント・エグランティーヌが裏でアレキサンドリアに操られてる事に気づかずに、これまでと同じようにアウブアレキ夫妻に理不尽な要求をする領地はしばらく涌いてきそう。 (2023-06-02 22:23:55)
      • 以前の領地関係を引き継ぐつもりはございませんby.エグ (2023-06-03 00:43:32)
        • ダンケルフェルガー、エーレンフェスト、ギッセンマイアー以外は特に変わらなかった模様 (2023-06-03 07:19:37)
          • 要するに負け組領地の罪も生産されたってことだね。 (2023-06-03 10:22:19)
            • 領地の大きさや国境門の有無を考えると上位と下位はそんなに動かない気もする。エーレンは200年間罪人みたいな扱われ方だった (2023-06-03 23:20:37)
              • 同じアイゼンライヒから分かれたフレーベルが上位になってるのでそれはエーレンが馬鹿で無能だっただけかと。キルシュネライトも反逆したことあるけど、小領地なのに上位に戻ってるのは有能だからだろうと思うよ。 (2023-06-03 23:26:14)
          • 直後の領主会議で順位変えまくるなんて無理でしょ。エグアナと側近が裁定と抗議で精神的に死にそう。 (2023-06-03 19:20:25)
    • 政変勝ち組のうちクラッセン、ダンケル、ドレヴァンは利を得、アーレンは女神の化身の領地と変わった。ギレッセンはラオブの責任があるので利を失って当然。中領地ハウフレッツェ以下の勝ち組は、ツェントに直接利を請求できるほどの力を持たない、ってことだろう。 (2023-06-03 00:13:09)
      • 利を請求してもツェントも無い袖は振れない。 (2023-06-03 04:57:32)
        • それに中央防衛戦に援軍を送らなかった以上、新ツェントに対し物申せるものではないよね。 (2023-06-03 09:32:52)
          • これまで高い順位という形で王族に利は貰ってたとも言える。 (2023-06-03 10:09:15)
  • ローゼマイン世代の子供たちが政変前後に生まれていることを考えるに今の領主候補生のメンツって政変による連座で間引かれた後&政変がなかったら領主候補生として洗礼してなかった子達が揃ってるのかな。少なくともレスティラウトとハンネローレは第一婦人の子としてではなく第二婦人の子になっていたはずだったんだし (2023-09-13 10:33:36)
    • 負け組領地にはそういう子もいるだろうね。リュディガーは本来領主の子ではなく領主の孫で孫領主候補生の子なので、もっと早く生まれていたら上級貴族だったと思われる。在学が重なる中には第三夫人の子もいるから、揃ってると言うほどでは無いかな。 (2023-09-13 11:30:23)
      • 勝ち組だとアーレンもD子は本来は上級落ちが妥当だったろうに、政変の影響で次期領主になってしまった (2023-09-13 12:11:51)
        • ディートリンデは領主の子なので、上級落ちが相当ではなく、嫁いでいくのが相当ね。相手が上級貴族の可能性もあるけど、どこかの領主の第三婦人として嫁がせて、社交界に顔を出させないという選択肢もあります。彼女が次期領主になったのは兄が死に、ギーゼルフリートの体調が芳しくなく、長く持たないと判断されたため。政変の影響ではなく、ゲオルギーネ様の影響。 (2023-09-13 15:28:34)
          • 政変がなければブラージウスが連座で上級落ちになってるし.仮に兄が亡くならなくても次期はブラージウスになってたと思うよ.上級落ちさせてまで助命願ったわけだし (2023-09-13 19:24:49)
            • 落ち着きなさい。ブラージウスは政変がなければ上級落ちではなく次期領主の候補のままだったと言いたいんでしょう? ブラージウスは負け組領地出身の母親を持つ勝ち組領地の領主候補生だったことから上級落ちした特殊な例なのだよ。ディートリンデは母親が中立出身の勝ち組領地の領主候補生なので、彼とは事情が異なる。父親が生きていたら嫁ぎ先があったというのがファンブックによる作者様の回答ね。 (2023-09-13 20:46:23)
        • 領主一族でないD子が卒業できるのだろうか。レティ母なんて下手したら貴族院途中で上級落ちだったかも (2023-09-13 20:27:43)
          • 実際に考えるなら、女性は嫁がせれば政略結婚の駒になるから、新領主が養子にしてでも領主候補生として残したんじゃないかって気がするね。おそらくだけど、本来同母で派閥の違うエーレンフェストが異端なだけで、領主の同母の女性なら領主候補生として嫁いだほうが都合がいいわけだから、領地から出ることが確定していたら上級落ちしないとかはありそうな気がする。第三婦人の娘であるガブリエーレとかは世代的に異母兄が領主になっていてもおかしくないし。 (2023-09-13 20:50:10)
  • 第一王子と第三王子の戦いは、中央が舞台と考えられるが、第四王子と第五王子の戦いは各領地も舞台になったと考えていいのか?例えば、日本で言うと戦国時代のように、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線のように。 (2023-10-24 18:33:08)
    • そりゃ戦力を減らすことができれば無問題だし、作者様がアーレンスバッハは領地ないが戦いの舞台になってないって言ったから、領地内に敵が入り込んだ領地もあるんだろうね。 (2023-10-24 20:23:13)
  • 知識の失伝にはツェントしかは入れない書庫の存在も含まれるのかしら (2024-01-12 04:28:58)
    • 存在していたものが途絶えたのだから含まれるのでは? (2024-01-12 09:23:54)
    • アウブしか入れない書庫があったからツェントしか入れない書庫もあるわな……ローゼマイン様的には「入っておけば良かった!」だろうけど、多分中身は全部メス書に載ってる。マニュアル典やアホ典を使っていたツェント用の補足資料庫だろう。 (2024-01-12 11:06:31)
      • ツェントしか入れない書庫≠王族だけ入れる書庫。新たに作られているから今ある方に気を取られてロゼマが先のに気づいたかは疑問(メス書取得後なら気づくかもしれないけど)。どちらも重要な契約書が(も)入ってると想定されてる。というか、アウブ専用書庫すら思い至らないトラオク。環境はともかく領主候補生コースで扱われないんだろうか? (2024-01-12 11:32:45)
      • 古代ではツェントしか使ってはならない「礎や神器や聖典創造用の素材置き場兼調合室」という意味もあったのかも。メス書があれば知識はなんとでもなるけど、礎や神器の創造には最高級魔石が山ほど必要になりそうだ。 (2024-01-12 11:37:38)
      • 以下推測だが、書庫の存在や場所がわからなければ、簡単に失伝するのだろう。ラオへルシュトラが聖地から移動した際に、ごっそり中身を移動させていれば膨大な資料があると思う。当然メス書の取得方法も。また王宮や離宮、中央神殿の設計図なんかも。貴族院防衛戦に於いて、王宮や離宮の隠し通路の話が出ていなかったので、その存在そのものも知らないとなれば(口伝かもしれないが、正確な入口出口や数は設計図を見ないと理解できないかと)、失伝したのだろう。 (2024-01-15 16:18:38)