ギュンター

初出:第2話
名前の初出:第18話

声(ドラマCD第1弾*1/第2弾):伊達忠智
声(ドラマCD第8弾/第10弾):小山剛志

声(TVアニメ版):小山剛志

家族構成

妻:エーファ
 第一子:流産
 第二子:男児(一歳になる前に死亡)
   娘:トゥーリ
   娘:マイン
 第五子:冬を越えられず死亡
 第六子:流産
  息子:カミル

父方の親戚
又従兄弟:ディード(ギュンターの父親とディードの母親が従兄妹*2)

容姿

髪の色:青色
000000000
瞳の色:薄い茶色
000000000

地位

階級:平民
職種:兵士南門班長→東門の班長→東門の士長→北門の士長→西門の士長→西門の班長→ギルベルタ商会の護衛

年齢関連

  • マインとの年齢差:+25(夏)*3
  • 誕生季:夏以外*4
  • マインとの冬の年齢差:+25or26(誕生季による)

ギュンター視点の回

第18話 閑話 娘は犯罪者予備軍!?(書籍版短編集Ⅰ ギュンター視点 娘は犯罪者予備軍!?)
第77話 閑話 門番という仕事
書籍版第一部Ⅲ エピローグ
書籍版第二部Ⅰ・Ⅱ 特典SS*5娘はやらんぞ(ふぁんぶっく2・書籍版短編集Ⅰ ギュンター視点 娘はやらんぞ)
コミックス版第三部Ⅶ 書き下ろしSS ハッセの土産話
書籍版第四部Ⅳ 書き下ろしSS 大改造を防ぐには
書籍版第四部Ⅸ 特典SS 兵士と騎士の情報収集(書籍版短編集Ⅱにも同題で収録)
書籍版第五部Ⅳ 書き下ろしSS 西門での攻防
書籍版第五部Ⅷ エーレンフェスト防衛戦(前半) ギュンター視点 誓いを果たす日

作中での活躍

エーファの夫で、トゥーリマインカミルの父親。物語の開始時点では、南門の兵士で班長を務めている。
木工職人の息子だったが吟遊詩人の語る騎士に憧れていた。
平民では騎士になれないと知り、門を守る士長に直談判して兵士見習いになった。
その時の士長がエーファの父である。
「街ごと家族を守れる兵士になりたいと俺は本気で思っている。その夢を笑わなかったエーファに側に居て欲しい。」とエーファに求婚した。その際に貴族の騎士の作法に倣って魔獣を倒して得た小さな魔石を捧げた。*6
愛妻家で、重度の子煩悩。
洗礼式の後から兵士見習いとして門番をしているため、顔を見せずに馬車で移動する富豪や貴族を除いて、ほとんどの街の住民が顔見知り。
マインが数日熱が下がらないと職場でもピリピリさせて、ご飯を作ると自慢したりと周囲をうんざりさせている。
頭がよくないため、異常に頭の働くマインのことを賢い程度に思って、気味悪く思うことなく溺愛している。
マインがなついたオットールッツに嫉妬して、何かと競ったりする。
神殿長が極刑をちらつかせ脅迫した時は、家族のためにひるまず立ち向かった。
マインを延命するための魔術具を手に入れる伝手も金もなく、神殿に通わせることになった事を不甲斐なく思っていた。
街の中では契約魔術で守られているマインが余所の貴族に掻っ攫われるのを防ぐため、全ての紹介状や招待状に目を通せる門番に一層従事する。
休みの日は神殿の孤児達に採集や道具の手入れを教え、冬支度の手伝いなど世話を焼いている。
エーファが身籠ってからは、マインと赤ちゃんのことばかりして延々と話して、トゥーリに煙たがられていた。
カミルの出産では、マインと一緒に役に立たず鬱陶しがられた。下町では病的に潔癖と言われているマインの忠告を聞いて、衛生に気を付けた。
貴族の出入りに制限をかけられているが、ダームエルから偽物の許可証が出回るかもしれないことを伝えられ、各門の士長に伝えた。
東門だけは士長が門番に伝えなかったため、他の領地の貴族を街に通してしまう。下町身食い兵に襲われていたマインとトゥーリを助け出す。
神殿でビンデバルト伯爵達に対峙し、フランとダームエルと共に戦うも、伯爵からマインを庇って魔力の火傷を負う。
神官長が現れ事なきを得たが、マインが領主の養女になり、娘としてのマインは表向き死亡扱いにされることが決まった。
最後にマインから最高神と五柱の大神の祝福を受け、フリュートレーネの癒しの力で、跡形もなく傷跡が消えた。
伝達を怠った東門の士長が罰せられ、公称では娘を失い、街に入った貴族を捕えるために健闘したことなどを考慮されて東門の士長になった。

08年から14年にかけて、毎年の春や秋に神殿とハッセ小神殿の間を灰色神官・灰色巫女とギルベルタ商会(後にプランタン商会)の馬車が行き来する際の護衛を兵士が依頼される時、商会側から兵士代表として指名を受けて参加した。*7
エーレンフェストの下町をエントヴィッケルンで改造することが決まった際には、ハッセへの護衛の機会を利用して下町住人が気をつけるべき点をローゼマインから聞き取り*8、各門の士長達や協会関係者などを集めて周知徹底した。*9

13年秋、ダールドルフ子爵夫人グローリエによる聖典盗難事件が発生した際*10、下町の兵士・門番から情報収集するよう命じられたダームエルとアンゲリカに北門士長として応対し、2人を他の門に配置されている門番に面通しするためにダームエルの騎獣に同乗して3箇所の門を巡り情報収集を補佐した。またダームエル達が戻った後に集まった情報を改めて神殿に持っていった。*11
この騎獣に同乗したとき「人生で今が一番騎士っぽく輝いているのではないか」と考え、この姿をエーファやマインに見せてやりたいと思っていた。

15年春に勃発した礎争奪戦では、避難した家族からお守りを預かって、エーレンフェストの街の西門を騎士と共に守った。
襲撃者によって放たれた魔獣のヴォルヘニールは多く、騎士だけでは対処しきれず一匹が兵士に襲い掛かったことから、小手で殴りつけた。
腕に噛みつかれるが、お守りが発動してヴォルヘニールが爆散した。威力を知ったことで、家族から預かったお守りの数だけ無茶をする。
兵士の中では一番の功労者で、最終的にヴォルヘニール二匹を討伐し、影武者のグラオザムを蹴り飛ばしてお守りで止めを刺す。
騒動の収束後、兵士への褒章を渡しに来た成長したローゼマインを見て、誇らしくも寂しげな複雑な表情をみせる。
フェルディナンドからローゼマインの専属達と共にアーレンスバッハへ同行してもらう事を告げられ、直接お守りを手渡された。家族と共に移動するために辞職が決まっており、既に士長職は引継ぎ済み。

15年春の終わりにアレキサンドリアの下町に引っ越した*12
アウブによるエントヴィッケルンで整備されたギルベルタ商会の三階にエーファやカミルと共に住んでいる(独立したトゥーリの住居は二階)。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
03年頃 西門の班長を務め、オットーに兵士職を紹介。*13
~7年冬頃 南門の班長を務める。
08年春 東門の班長に異動する。*14
08年春~夏頃 東門の士長に就任する。*15
11年春 北門の士長に異動する。*16
14年春 西門の士長に異動する。*17
15年春? 西門の班長に異動する。*18
15年春 西門でヴォルヘニールを二匹爆散させ、グラオザムを蹴り飛ばした後お守りで止めを刺した。*19
     アレキサンドリアの下町に移動*20。ギルベルタ商会の護衛に再就職の予定。*21

作者コメント

2015年 02月19日 活動報告返答
家族にとってマインの奇行はギュンター譲りなのです。
マインの気質はギュンターとそっくりなのです。家族内ではよく似ていると評判です。(範囲、狭!)家族ラブなところも、マインは自覚していませんが、周囲から見るとそっくりです。
ギュンター父さんはすでに色々とご近所では噂の多い人なのです。ご近所ではマインの奇行を実際に知っている人が少ないですが、「ギュンターの子だから」で大体が済みます。
オットーとギュンターは恋愛観や家族観が似ているので、ギュンターも兵士としてオットーを紹介する気になったのです。
嫁がそんなに好きなのか? わかるわって感じで。(笑)
オットーとギュンターは、門で「上司と部下はよく似るんだな」と言われています。
ギュンター父さんはマインから見れば厳つい一面もありますけれど、エーファから見ると猪突猛進で困ったところが多い夫です。
2016年 06月09日 活動報告返答
父さんが士長を殴って止められるまでは……うん、大暴れでした。
その場に駆けつけた兵士達が全員一致で「もう少し落ち着くまで門に来ないでください」と言うくらいは暴れました。
2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
ギュンター:任せとけ!
2020年 09月05日 Twitter
2020年 09月07日 活動報告
>「I love you」以外の英語の愛情表現
I am head over heels with you.
(君にぞっこんだ)
これは何となくギュンター。妻にマジぞっこん。
2021年 11月22日 Twitter
>いい夫婦の日 ギュンター&エーファ、オットー&コリンナ
どちらも夫が猛烈に押しまくって結婚した夫婦です。
今でも愛の言葉やスキンシップを欠かしません。
愛たっぷりのいい夫婦ですが、下町の普通ではないので注意。
ルッツの両親くらいが普通。
ギュンターやオットーは愛戦士。笑

二組の馴れ初め話は第一部Ⅱの書き下ろし短編をチェック☆

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • 西門の士長は胃の辺りを押さえている人で、ギュンターではない。 - 2016-03-04 20:45:42
    • 536話時点(13年冬)では北の士長ですね。もう少し遅ければ自分の責任問題だったと言っているので、何日か後にくる14年春には西門の士長であっているかと。 - 2016-03-04 22:02:16
  • ギュンターは騎士(貴族)が求婚の魔石を送るように魔物を倒してえた魔石をそのままエーファに贈り求婚した。 (2019-12-09 16:02:44)
  • 書籍関連SSを軽く反映してみました 4-9特典の「騎獣に同乗させてもらって空飛んでる今、人生で一番騎士っぽい!」、それどころじゃないはずの緊迫感をはらんだ場面でこんなことも考えてるギュンターちょっと好き でもたとえ顔見知りなダームエル・アンゲリカ相手でも平民兵士が貴族な騎士に対して持っている武力格差への危機感を忘れず、また同じことが同僚にも起こることに考えを及ぼすあたりにはうぅむなるほどと考える面も生まれ…… (2020-07-09 14:15:42)
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
(目的外のコメントは予告なく削除される場合がありますのでご了承ください)
作品内容に関する疑問や質問は「Q&A」へ
作品への感想やキャラへの所感などは当wikiのコメント欄ではなく公式に直接か現行スレへ、二次創作は個人の場でお願いします
+ タグ編集
  • タグ:
  • 人物
  • 平民
  • エーレンフェスト
  • アレキサンドリア
最終更新:2025年10月01日 21:45

*1 ふぁんぶっく2 ドラマCDアフレコレポート

*2 書籍版第五部Ⅵ エピローグ

*3 マイン7歳夏に32歳 第77話

*4 マイン6歳春も32歳 第3巻195頁

*5 アニメイト限定 https://x.com/TOBOOKS/status/653204633662283778

*6 書籍版第一部Ⅱ SS 洗濯中の井戸端会議

*7 第197話、第229話、第232話、第257話ほか

*8 第351話

*9 書籍版第四部Ⅳ SS 大改造を防ぐには

*10 第446話~第447話

*11 書籍版第四部Ⅸ 特典SS/書籍版短編集Ⅱ ギュンター視点 兵士と騎士の情報収集

*12 出発は春だが領都アレキサンドリアに到着したのは夏、書籍版短編集Ⅲ フラン視点 旅の終わりと新しい神殿

*13 07年夏から4年ほど前、第77話 閑話 門番という仕事

*14 第77話 閑話 門番という仕事 兵士は3年に一度班ごとに門の異動をする。春に異動

*15 第181話 星結びの儀式 下町編

*16 第446話 盗られた聖典

*17 第536話 クラリッサの取り扱い

*18 第577話より14年秋には引継ぎ実施中。第621話より西門襲撃時点は班長/人事異動は春開始なので15年春からの可能性が高い

*19 第621話 武勇伝 その2

*20 出発は春だが領都アレキサンドリアに到着したのは夏、書籍版短編集Ⅲ フラン視点 旅の終わりと新しい神殿

*21 SS第30話/書籍版短編集Ⅲ カルラ視点 息子の成長