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SIMPLE DSシリーズ Vol.27 THE 密室からの脱出 ~THE推理番外編~ - (2015/01/03 (土) 23:33:14) の1つ前との変更点

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*SIMPLE DSシリーズ Vol.27 THE 密室からの脱出 ~THE推理番外編~ 【しんぷる でぃーえすしりーず ぼりゅーむ とぅえんてぃせぶん ざ みっしつからのだっしゅつ ざ すいり ばんがいへん】 |ジャンル|脱出アドベンチャー|&amazon(B000WQM82K)&br()&image(http://www.inside-games.jp/imgs/zoom/540250.jpg,height=140)| |対応機種|ニンテンドーDS&br()Wii U(Wii Uダウンロードソフト)|~| |メディア|【DS】DSカード(容量不明)&br()【WiiU】ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|インテンス|~| |発売日|【DS】2007年11月29日&br()【WiiU】2014年4月9日|~| |定価|【DS】2,800円&br()【WiiU】1,000円(税込)|~| |レーティング|【DS】CERO:A(全年齢対象)&br()【WiiU】CERO:B(12才以上対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|THE 推理の番外編だが関連性は薄め&br()値段のわりに推理難易度は高め&br()SIMPLEシリーズの中でも多産な作品に成長&br()|~| |>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>SIMPLE2000シリーズ]]''| **概要 『THE 推理』から分裂した作品。ただし次作から早くも本シリーズは独立を果たす。後に本作の系譜から『[[密室のサクリファイス]]』が誕生している。~ 本作で既にシリーズの基礎は完成しており、どの作品もタイトル通り密室から脱出を目指すアドベンチャーゲームである。~ 画面上をタッチして脱出に必要な情報やアイテムを探り当て、それを当てはめたりしながら脱出を目指す。~ ストーリー性に乏しかったり、あっても荒唐無稽だったりするものの、シンプルシリーズの中ではクオリティが安定しており、どの作品もさほどハズレがない。 番外編とあるが、同作のキャラクターが関連してくるなどの要素があるだけで、元の作品をプレイしていなくても楽しめる内容となっている。 2014年に本作の画質を向上させ、WiiUゲームパッドの操作に対応したWiiU版が発売された。~ 実質リメイクであるが謎の内容などはほぼ変わっていない。 ストーリーは「鍵を残して消えた父親の行方を追い、主人公があらゆる場所を探索する」というこれまたシンプルなもの。 ***WiiU版の変更点 -タイトルを『''@SIMPLE DLシリーズ for Wii U Vol.1 THE 密室からの脱出 ~すべての始まり16の謎~''』へと変更。 -ゲームパッド向けにテキストを変更。 -映像をアップコンバート。 -Miiverseに対応。 **評価点 -推理する意欲と好奇心さえあれば誰でもプレイ出来るハードルの低さ。 --SIMPLEシリーズとして重要な部分の一つである「手軽さ」はしっかり抑えてある。 -値段のわりに謎解きパートはしっかりしている方。 --しっかりプレイヤーに考えさせる余地が用意されており、ヒントなどは薄いがちゃんと考えればわかる内容となっている。 --WiiU版は元が2,800円というパッケージソフトの値段をさらに抑えてあるため、1,000円でありながら値段以上に楽しめる密度になっている。 --一部は時間制限付きのものもあり、プレイヤーにハラハラ感を抱かせる。 -BGM・SEはしっかりと雰囲気を出している。 --元が推理物であることから、ミステリーチックなBGM、SE、ジングルなど、安価なりに雰囲気作りに尽力している。 -タッチ画面をよく活かしている。 --アイテムなどはタッチによって裏返したりすることができ、ゲームの世界観にうまく入り込める作りになっている。 -多彩な脱出の舞台。 --和風の牢屋、倉庫内、何かの施設など、毎度舞台は様変わりするため、わりと飽きない作りになっている。 **問題点 -操作方法などのヒントが薄い。 --いきなり要求される新操作などへの説明はあまりなく、そこで詰まるプレイヤーも多い。 -何もないところをクリックすると一々「何もない」と表示される。 --すぐ消えるから良いのだが、それ以外に情報が表示されるものや、物を拾った後の「そこにはもう何もない」は、若干メッセージ送り可能時間が遅いためストレスになる。 -一部、クリックしても反応が悪い箇所がある。 --謎を安易に説かせないための措置と言えるが、どうせなら他の方面で頑張ってもらいたかったものである。 -「脱出」ではなく「捜査」なステージがある。 --元が『THE 推理』なだけにこの点は仕方ない面もある。以降の作品はほぼ脱出などの謎解きがメインになっている。 -たまに雰囲気に見合わない呑気な台詞が入る。 --例えばステージ1においてはホテル火災に見舞われ、爆風で扉がひしゃげて脱出不可能になる。これだけ聞いてもかなりヤバイ状況なのだが……。 --命の危機が迫っているのにベッドを見て「フカフカのベッドだぁ」とつぶやいたり、ホテルの風呂場を見て「安っぽい作りだなぁ」と割合どうでもいいことを口にするのでシュールである。 ---ただこの点はシンプルシリーズらしいシュールさであるとも言える。 **総評 シンプルシリーズとしては十分な出来を誇っており、謎解きゲームが好きなら薦められるレベルの内容ではある。~ 特に謎解きゲームに興味はあるが、推理力に自信がないというプレイヤーには、ハードルの低さから入りやすい内容となっている。~ 一方で謎解きが得意というプレイヤーにはやや退屈だったり、一部操作性の問題から不評を買うこともしばしば。~ また、当然だが後半になるにつれ難易度はあがるので、初級者でも詰まる場面は多いことは留意しておくべきである。 ***その後 本作の後には、3DSやWii向けにステージ数を絞って価格を下げた「密室からの脱出シリーズ」として派生しており、@SIMPLEシリーズ(DL版シリーズ)の主力作品となっている。
*SIMPLE DSシリーズ Vol.27 THE 密室からの脱出 ~THE推理番外編~ 【しんぷる でぃーえすしりーず ぼりゅーむ とぅえんてぃせぶん ざ みっしつからのだっしゅつ ざ すいり ばんがいへん】 |ジャンル|脱出アドベンチャー|&amazon(B000WQM82K)&br()&image(http://www.inside-games.jp/imgs/zoom/540250.jpg,height=140)| |対応機種|ニンテンドーDS&br()Wii U(Wii Uダウンロードソフト)|~| |メディア|【DS】DSカード(容量不明)&br()【WiiU】ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|インテンス|~| |発売日|【DS】2007年11月29日&br()【WiiU】2014年4月9日|~| |定価|【DS】2,800円&br()【WiiU】1,000円(税込)|~| |レーティング|【DS】CERO:A(全年齢対象)&br()【WiiU】CERO:B(12才以上対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|『THE 推理』の番外編だが関連性は薄め&br()値段のわりに推理難易度は高め&br()SIMPLEシリーズの中でも多産な作品に成長&br()|~| |>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>SIMPLE2000シリーズ]]''| **概要 SIMPLEシリーズを代表するアドベンチャーのひとつ『THE 推理』シリーズの、主人公である探偵事務所の所長「ボス」の視点で進むスピンオフ作品。~ 番外編とあるが、同作のキャラが関連してくるなどの要素があるだけで、『THE 推理』をプレイしていなくても楽しめる内容となっている。~ なお、後述するように、次作以降はスピンオフ要素を廃した『THE 密室からの脱出』シリーズとして独立することになる。~ 『[[密室のサクリファイス]]』や『[[女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。]]』などのインテンス脱出ゲーの源流となった作品でもある。~ **特徴 本作で既にシリーズの基礎は完成しており、どの作品もタイトル通り密室から脱出を目指すアドベンチャーゲームである。~ 画面上をタッチして脱出に必要な情報やアイテムを探り当て、それを当てはめたりしながら脱出を目指す。~ ストーリー性に乏しかったり、あっても荒唐無稽だったりするものの、シンプルシリーズの中ではクオリティが安定しており、どの作品もさほどハズレがない。 2014年に本作の画質を向上させ、WiiUゲームパッドの操作に対応したWiiU版が発売された。~ 実質リメイクであるが、謎の内容などはほぼ変わっていない。 ストーリーは「鍵を残して消えた父親の行方を追い、主人公があらゆる場所を探索する」というこれまたシンプルなもの。 ***WiiU版の変更点 -タイトルを『''@SIMPLE DLシリーズ for Wii U Vol.1 THE 密室からの脱出 ~すべての始まり16の謎~''』へと変更。 -ゲームパッド向けにテキストを変更。 -映像をアップコンバート。 -Miiverseに対応。 **評価点 -推理する意欲と好奇心さえあれば誰でもプレイ出来るハードルの低さ。 --SIMPLEシリーズとして重要な部分の一つである「手軽さ」はしっかり抑えてある。 -値段のわりに謎解きパートはしっかりしている方。 --しっかりプレイヤーに考えさせる余地が用意されており、ヒントなどは薄いがちゃんと考えればわかる内容となっている。 --WiiU版は元が2,800円というパッケージソフトの値段をさらに抑えてあるため、1,000円でありながら値段以上に楽しめる密度になっている。 --一部は時間制限付きのものもあり、プレイヤーにハラハラ感を抱かせる。 -BGM・SEはしっかりと雰囲気を出している。 --元が推理物であることから、ミステリーチックなBGM、SE、ジングルなど、安価なりに雰囲気作りに尽力している。 -タッチ画面をよく活かしている。 --アイテムなどはタッチによって裏返したりすることができ、ゲームの世界観にうまく入り込める作りになっている。 -多彩な脱出の舞台。 --和風の牢屋、倉庫内、何かの施設など、毎度舞台は様変わりするため、わりと飽きない作りになっている。 **問題点 -操作方法などのヒントが薄い。 --いきなり要求される新操作などへの説明はあまりなく、そこで詰まるプレイヤーも多い。 -何もないところをクリックすると一々「何もない」と表示される。 --すぐ消えるから良いのだが、それ以外に情報が表示されるものや、物を拾った後の「そこにはもう何もない」は、若干メッセージ送り可能時間が遅いためストレスになる。 -一部、クリックしても反応が悪い箇所がある。 --謎を安易に説かせないための措置と言えるが、どうせなら他の方面で頑張ってもらいたかったものである。 -「脱出」ではなく「捜査」なステージがある。 --元が『THE 推理』なだけにこの点は仕方ない面もある。以降の作品はほぼ脱出などの謎解きがメインになっている。 -たまに雰囲気に見合わない呑気な台詞が入る。 --例えばステージ1においてはホテル火災に見舞われ、爆風で扉がひしゃげて脱出不可能になる。これだけ聞いてもかなりヤバイ状況なのだが……。 --命の危機が迫っているのにベッドを見て「フカフカのベッドだぁ」とつぶやいたり、ホテルの風呂場を見て「安っぽい作りだなぁ」と割合どうでもいいことを口にするのでシュールである。 ---ただこの点はシンプルシリーズらしいシュールさであるとも言える。 **総評 シンプルシリーズとしては十分な出来を誇っており、謎解きゲームが好きなら薦められるレベルの内容ではある。~ 特に謎解きゲームに興味はあるが、推理力に自信がないというプレイヤーには、ハードルの低さから入りやすい内容となっている。~ 一方で謎解きが得意というプレイヤーにはやや退屈だったり、一部操作性の問題から不興を買うこともしばしば。~ また、当然だが後半になるにつれ難易度は上がるので、初級者でも詰まる場面は多いことは留意しておくべきである。 ***その後 本作の後には、3DSやWii向けにステージ数を絞って価格を下げた『THE 密室からの脱出』シリーズとして派生しており、@SIMPLEシリーズ(DL版シリーズ)の主力作品となっている。

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