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パワフルゴルフ」を以下のとおり復元します。
*パワフルゴルフ
【ぱわふるごるふ】
|ジャンル|ゴルフ+育成スポーツ|&amazon(B004GXC14A)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|メディア|1024MbitDSカード|~|
|発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~|
|開発元|コナミデジタルエンタテインメント(パワプロプロダクション)|~|
|発売日|2011年3月17日|~|
|定価|5,250円(税込)|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|『パワプロ』チームが手がけたゴルフゲーム&br()彼女候補を使用キャラとして使える&br()やり込み度の高い隠れた良作|~|
|>|CENTER:''[[実況パワフルプロ野球シリーズリンク>実況パワフルプロ野球シリーズ]]''|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
-『パワプロ』『パワポケ』など野球ゲームを手掛けてきたパワプロプロダクションによる初のゴルフゲーム。
--パワプロシリーズでお馴染みの「サクセスモード」 ライバルやヒロインを操作しての「サブストーリー」 大会を勝ち進んでいく「ワールドツアー」等のモードを進んでいく。
--ニンテンドーDSでの本格ゴルフゲームとして中々やりごたえのある隠れた良作となっている。

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**評価点
-初心者でも遊びやすく、やり込み要素の深いゲームシステム。
--手さぐり感があるおかげで、サクセス中でちゃんとチュートリアルで操作方法を教えてくれるので親切。
--勿論「ルーキーのお守り」的なアイテムもあり、自動的にくれるので慣れないうちは装備して挑める。
--「サクセス」では校長評価が下がるとゲームオーバーになるが、うろつきで校長評価を回復出来るのでカバーできる。
---しかし「サクセス」で強い選手を作る、「ワールドツアー」で高難度の大会に挑むとなると歯ごたえを増す。広く深いゲームデザイン。

-大会に挑む「ワールドツアー」と選手育成の「サクセス」の互換性が深い。
--ワールドツアーでポイントを溜めれば「サクセス」で手に入る装備アイテムが増ったり、サクセス中で強振やミラクルパットを使える「EXショット」の使用回数が増えていく。
--ミラクルパットはグリーンの所に落ちた時、ゴールをロックオンするようになるため1打を競い合う局面で使うと便利。逆に「強振」は使いどころが難しい。
---それでも飛距離を競い合うワールドツアーの大会もあるため「強振」にも存在意義がある。
--また「サクセス」をクリアして作った選手、サブストーリーの選手などを「ワールドツアー」で使えるため、各キャラをしっかり育成する必要が出てくる。
--『マリオゴルフ』『みんなのGOLF』に比べて能力値の影響が大きいため、強い選手を育成する事が勝ちあがるコツになっていく。
--アルバイトでお金を溜めて強い道具を買う事も出来る。
--サクセスの純粋な面白さとやり込みの度合いがあり、ゴルフゲームとしても正統派に遊べる。

-「パワプロ」では半ば封印されてる「彼女候補を使用可能キャラとして操作出来る」というイベントがある。
--中学生の同級生でコンビニで働いているめぐみ((出会った上でコンビニバイトをしてると一緒に働く事もあり、その場合は好感度も上がってお得。))、本作のメガネポジションの牡丹((「ワールドツアー」を一定以上クリアすると彼女に出来るようになるでの隠し彼女。))は彼女にした上でサクセスをクリアして、出現したサブストーリーもクリアすると「ワールドツアー」で使える。
--またゴルフセンターのお嬢様である彼女候補の亜理沙もサブストーリーはなくワールドツアーで使えないものの、彼女にしてサクセスをクリアすると操作キャラとして使える。
---ライバルキャラの西崎やフォギー、サブヒロインの南国娘のナウパカや中華娘のリンリンなどのサブキャラもサブストーリーで使え、操作キャラを増やしていく楽しさがある。

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**賛否両論点
-「ワールドツアー」をある程度クリアしてEXショットを解禁しないと「サクセス」でのライバル戦や公式戦をクリアするのが難しい。
--逆に「ワールドツアー」もサクセスで鍛えた選手が居ないと難易度が高くなるため、両方を交互に遊ぶスタイルをほぼ強いられる。

-サクセスが1週間単位の1年半で終わるため、すぐ終わってしまう。
--またストーリー的には『パワポケ』のような展開を期待していると肩透かしを食らう。ノリとしては新キャラ多めの王道サクセスという点では『[[実況パワフルプロ野球NEXT]]』に近い。

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**総評
-売れなかった不遇の作品((ひっそりと発売され初週売り上げ9,383本))ではあるものの、ゴルフゲームとして十全に作りこみが行き届いており、ゴルフゲーム好きの人には確実におすすめ出来る一品となっている。

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**余談
-販売本数は悲惨の一言だったが、これは(事前に)不穏な情報が伝わっていたなどといった要素ではなく、あの東日本大震災に発売時期が重なってしまった事は少なからず関連性があるだろう。
--テレビでは広告が流せず、何かにつけて配慮・自粛という空気感が蔓延していたため、「娯楽商品を買う」事すら敬遠されてしまっていた。
---この後、3月17日に発売予定だった主力ソフトが相次いで延期になったため、この週の新作ランキングは前週とさほど変わらないものとなってしまい、9位にランクインした。著名なゲームでは、ポケモン(ポケットモンスターブラック)が11位であった。1位は真・三國無双6でこの時点で約32万本売れていたが。
// 参考にした記事:https://www.inside-games.jp/article/2011/03/24/48061.html
---参考までにこの時期に発売された他のゲームでは、真・三国無双6(3.10発売、PS3・XBOX360・PC(と、マイナーチェンジありのPSP版)、PS3のみの本数で47万6018本)やドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2プロフェッショナル(3.31発売、DS、60万2664本)等がある。


-よく間違えられるが、パワプロくんではなく''パワゴルくん''である。
// -パッケージでお気づきの方も多いと思われるが、今作は''野球帽を脱いだパワプロくん''が見られる。
// --今ではパワサカで見ることが出来る他、サクセススペシャルのイベントで見ることもできた(2018年4月1日ごろ)。

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