萬三九六

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萬三九六 - (2021/11/23 (火) 02:45:32) の編集履歴(バックアップ)



  流派 : 世界最強流(開祖)
  武器銘 : 天下逸品
  出身地 : 堺
  生年月日 : 宝暦二年(1752年)三月九日 巳の刻
  身長 : 六尺
  体重 : 二十五貫目
  血ノ型 : B型
  好きなもの : 可愛い部下たち
  嫌いなもの : 俺様より強いヤツ
  特技 : 寿司の早食い
  コンプレックス : 強すぎること
  尊敬する人 : 俺様
  剣の道について : 俺様さえ強けりゃあ問題なし
  平和を感じるとき : 火縄銃を撃った硝煙の匂いを嗅いだとき
  好みのタイプ : どこかひとつは世界最強であること


三九六「世界最強は誰だァ~!?」

二四&五七&一八「三九六様でぇ~す!!」

サムライスピリッツ』シリーズに登場するキャラ。初出は『サムライスピリッツ零』。「よろず さんくろう」と読む。
中の人は、『零』では後に『スマイルプリキュア』でウルフルンを演じることになる志村知幸氏。『天下一剣客伝』では同作で羅刹丸も演じた福井信介氏。
名前が同シリーズの壬無月斬紅郎と似ており(だが斬紅郎のコンパチではない)、彼自身も「鬼と恐れられた」と自称しているが、
緋雨閑丸には「あなたは……鬼じゃない……」とあっさり否定されている。『天下一剣客伝』で斬紅郎と遭遇した時には、
「鬼と恐れられた……のはアンタやんけ! ほ、本物かいッ!? どないすんねん!?」と恐れ戦いていたため、
どこぞで聞いた「鬼」の噂を利用していたものと思われる。ほぼ全てのキャラに対して高圧的に接する彼だが、
閑丸に対しては唯一「ん~。やっぱ、お前はカワイイのぅ……。どや、ぼちぼち、俺様の部下にならんか?」と言ったりするのは、
そのあたりを意識したネタなのかもしれない。

「天下逸品」の銘を持つ巨大な木槌を持った盗賊。
自らを「最強」と公言して憚らない、流派名「世界最強流」の使い手という、まるでどっかのサイキョー流を思わせるキャラである。
その格闘スタイルは木槌と短筒(銘は「弾き」)を組み合わせた某北斗の兄弟を思わせるまったく新しい流派であり、
さらに某タツノコアニメの三悪を思わせる子分(一八(いっぱち)、二四(ふよ)、五七(ごしち))を使った人間弾幕をも展開する。
なお、『零』製作陣による記述では「基本的なイメージはアミバ」 なるほど、言われてみると髪型が似ている気も…。
ぶっちゃけアミバの『天才』を『強い』に置き換えただけのキャラとも言えます(笑)」とのこと(『零-GRAPHICAL MANIACS-』より)。
み、身も蓋もないとはこのことか…。一応、『龍虎の拳外伝』のワイラーという先人はいたが。

性格は卑劣極まりなく、それは彼を慕っている三人の子分を「便利な存在」としか考えていないことからも明らかである。
特に女性である二四は本気で三九六に惚れているにもかかわらず、三九六は「金に困れば女郎屋に売り飛ばせばいい」程度にしか思っていない。
二四に限らず、女は基本的に売り飛ばす対象としか見ていないため、他の女性キャラクターからは、
「最悪」(真鏡名ミナ)「女の敵め!」(シャルロット)などと罵られている。
またリムルルに対しては「二束三文にもならない」と思っていたりする。
「今のはした金か、未来の大金か」と発言しているので「将来いい女になる」とは思っているようだ。


『零』ではCPU専用キャラで、倒幕を目論む兇國日輪守我旺に便乗してその部下として働いていたが、
裏では「右曲がりの狂人」と侮蔑しており、素性を隠して牙神幻十郎に接近し、我旺殺しの依頼をしていたなど、小悪党ぶりを発揮していた。
故に我旺に心酔している黒河内夢路とは犬猿の仲であった。
ちなみにPS2単体版で追加されたストーリーでは、中ボスとして彼の弟が登場する(見た目や性能は同じ)。
弟の性格については描写が少ないため何とも言えないが、金のために売り飛ばされた恨みを晴らすために襲いかかってくる
後のPS2版『六番勝負』収録版の『零』ではボスが使用できないため、このストーリーは単体版限定である。


『天下一剣客伝』ではプレイヤーキャラとして登場。
EDでは御前試合に勝利し、月の制覇を目指して祭囃子双六の花火筒で飛び立った……が、
それは全て拾った寿司を食って腹を壊し寝ていた時の夢オチであり、御前試合はとっくに終了していたのであった。
アースクェイク腐れ外道でさえ望みを叶えているのに、なんで彼1人だけが…。

キャラ性能的には、ここでも某サイキョー流の如く牙神幻十郎のグラフィック流用によるコンパチキャラであり、
通常技も幻十郎とほぼ同じである(刀が木槌に変わっただけ)*1。そのため『零』開発スタッフ内ですら好かれていない有様だったが、
炎邪水邪と同様に強烈なボイスが入ってから一気に株が上がったという(『零-GRAPHICAL MANIACS-』より要約)。
一方、必殺技は幻十郎とは全く異なり、先述の子分による人間弾幕、短筒による射撃、寿司で体力回復など、クセの強いものとなっている。
特に人間弾幕は、
  1. 「五七(ごしち)!」上空から高速で落ちてきて、先読み対空にもなる中段
  2. 「お二四(ふよ)!」三九六の後からの、中段の対になる高速スライディング下段
  3. 「一八(いっぱち)!」相手の後からの、当たればデカイ拘束技
という厄介な布陣であり、きちんと中ボスを務めるに値する強さを持っていた。
特に拘束技→寿司で大回復のコンボが、初心者にとっては強烈である。
因みにこの寿司、普通の必殺技でありながら、どこぞの肉まん野郎の超必肉まんより遥かに回復する。

+ ナギッ?
本来ならこれらのストライカー技は、ジャンプをたまに中段で潰されることがある位で実はそれほど性能は高くなく、
技モーションを見てから余裕で対応が間に合う。しかしこの技、三九六自身の呼び出しモーションは全く同一で、
どの子分の名前を呼ぶかで判別できる仕組みであり、ゲーセンの音環境は非常に悪いため判別が付かず、
「同モーションでの区別が付かない三択攻撃」と言う恐ろしい技になってしまった。
北斗の次男とはまた別の意味でステージ(というか環境)を味方に付けた男と言えるだろう。


MUGENにおける萬三九六

黒河内夢路と同じく、たるせ氏が製作した『零』仕様の三九六が存在している。
代理公開していたにゃん☆鬼龍氏のサイトはトクトクのサーバー障害復帰後に消滅してしまったが、
現在はhamer氏が許可を得た上で、にゃん☆鬼龍氏のキャラと併せて代理公開している。

剣気ゲージ、怒り爆発、無の境地、素手状態と原作をほぼ完璧に再現。
1~6Pカラーは本来登場していない『零SP』仕様ということになっており、プレイヤー操作をイメージしているのか、部下呼びで出てくるのが遅い。
酒を飲み体力を減らす代わりに怒り状態になる技、壬無月斬紅郎の必殺技と絶命奥義も追加されてたりする。
デフォルトで搭載されているAIも中々の強さである。
7~12Pカラーは『零』時代の中ボス仕様で、イントロが異常に長い。これもほぼ完璧な原作再現度である。
3:05あたりから

また、対戦相手が『零』に登場したキャラの一部の場合には、原作の戦闘前デモを再現した特殊イントロに対応している。
9:02から

勝利メッセージ画面の顔が、よく「ヒューゴーとアナゴさんを足して2で割った感じ」と視聴者に言われる。
また、巨大な得物・髪型など風貌は似ているものの、こちらの方が容姿がアレなため、「汚いバルバトス」呼ばわりされることも。

外部AIはJ・J氏、ルフリ氏によるものが存在。
ルフリ氏のAIはMUGENについて語るスレ用小物ロダで公開されている。
酒を飲んでライフを減らして怒り状態になり、銃をぶっぱなした後また酒を飲み、減ったライフは寿司を食って回復……
とある意味三九六らしい戦い方を見せてくれる。

出場大会

+ 一覧
削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
なお、何故この仕様で「幻十郎の名を騙る偽物」とかではなく、斬紅郎の噂を利用して鬼に成り済ましている設定なのかは不明。
有り得るとするなら「斬紅郎の仕業とされたことが実はこいつが原因」というパターンだが、斬紅郎が行ったとされる行為の内、
「斬紅郎本人の息子殺害や故郷の村襲撃」は斬紅郎自身でないと行動理由が逆に不自然になる上、
「右京の一門(夢路の父含む)皆殺し」や「破沙羅の村を襲撃」などは関係者達が『零』に登場したにもかかわらず、こうした件で三九六との戦闘時反応しない。
(右京→完全に夢路に気を取られ三九六無視。破沙羅→また鬼を狩れると喜ぶがそれだけ。夢路→完全に邪魔してきた同僚として切り捨てる)。