「ヤツが話しかけてくる言葉はなんと心が……やすらぐんだ…」
「危険な甘さがあるんだ だからこそ恐ろしい!!」
花京院と出会う前から
ジョセフは肉の芽のことを知っている。
恐らく物語で描かれていない時間において、肉の芽を植えつけられた者を見る機会があったのだろう。
そのジョセフの知識によれば、植えつけられた者はそのうち肉の芽に脳を食われ死んでしまう。
第4部には過去に肉の芽を植えつけられたまま、本体のDIOが死亡した為に肉の芽が暴走し、死ぬどころか逆に不死の怪物と化した人物が登場する。
治療しようにも下手に取り除こうとすると脳を傷つけたり、引き抜こうとする相手に逆にもぐりこもうとするため、外科手術は不可能である。
唯一の方法は、
スタープラチナレベルの精密な動きで素早く確実に肉の芽を抜き、
波紋か
日光で消滅させる(もしくは炎で焼き尽くす)しかない。
上記の台詞は
アヴドゥルが危うく肉の芽を植えつけられそうになったときのもの。
ゲームにおいて初めて名前が付けられた技であり、原作では特にこの能力に固有の名称は存在せず、
強いて言うと細胞を指す「肉の芽」という言葉がそのままそれに近い扱いをされている。
またゲームでは原作でも発生したキラキラした部分が飛んでいくので、これが肉の芽かと思われがちだが
どうやらこれはただのエフェクトだったらしく、TVアニメでは「伸びた髪の毛の先端から出てきて突き刺さる」という描写になっている。
『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』によると、肉の芽は精神に直接関与するため、
スタンド使いに使うとそのスタンドパワーが弱まる副作用があるので、できれば使いたくなかったという。
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「カリスマ」とは |
charisma(英語)=普通の人間が持ち合わせない、人を魅了する力の事。また、そうした能力を持つ人の事。
19世紀にドイツの社会学者のマックス・ヴェーバーがギリシア語の「神のすばらしい賜物」から名付けた物。
偉大な 預言者や 救世主、 皇帝や 指導者が持つとされる資質で、歴史上の人物では イエス・キリスト等の宗教的指導者や、
ナポレオン・ボナパルト、 アドルフ・ヒトラー等の指導者が挙げられる(行った事の是非は関係ない)。
作中においてはDIOもこれに類する物を持っているとされており、前述の一部の部下達はDIOに絶対の忠誠を誓い、「悪の救世主」と呼ぶものも居る。
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原作における性能
モーションが長く発生は遅いものの、射出される肉の芽はホーミングし、ガード不能の
飛び道具という高性能。
しかしかなり弾速が遅い為、あえて食らいに行かなければ2、3発のヒット程が関の山。
更に暗転前に食らい判定がある為に潰され易い。原作では
相手のダウンに重ねるぐらいしか使い道が無かった。
それでも
ゲージの余りやすい邪ディオとしては有効なゲージ消費手段とされている。
MUGENにおける「カリスマ!」
ニコMUGEN初期から活躍するOrochi Herman氏製作の影DIOのは弾速が上がっており、多少離れていても何もしなければほとんど食らう。
その分総ダメージも高くそれに合わせて射程も
画面端から反対端まで届くかどうかといったところまで伸びている
更に暗転中に無敵状態と強化され、かなり出し得な高性能技となっている。
全方位発生という性質や、ヒットしたときの拘束時間の長さ故に乱戦にめっぽう強く、これ一発で戦況がひっくり返ることも多い。
MUGENにおいて彼のタッグでの強さの要因のひとつとなっている。
が、パートナーが早々にやられて1:2の状況になった後にこれを連発したあげく倒される姿は涙を誘う。
また、
ゲージMAXトーナメントでは、体力が一定以下となるとこの技を連打することが判明、
実質的な退場処分となった。
…が、
続編では別枠で出場することが決定。
キクラゲ氏制作の影DIOのそれは、原作とほぼ同じな弾速と射程であるが、
オリジナル要素である「馴染む度」がMAXの3まで上がると追尾性が高くなる性質を持つ。
邪悪の化身ディオ!!以外にも、彼を参考にしたキャラ若干名が使用できる。
41氏の
ハイDIO(シャドウフェイス)のものはスタンドoffモードのみ使える技。
DIOが身をかがめて頭を突き出すところまでは邪ディオのものと同じだが、突き出した頭が相手に当たらなければ肉の芽が放出されないようになっている。
影咲夜はOrochi Herman氏のものと同等の性能で、
カリスマ溢れる母が現れて放つ。
影ブランドーの方は原作と同等の性能であり、こちらは自分で放つ。
「カリスマ!ヒトラーに従う兵隊のような気持ち!
邪教の教祖にあこがれる信者のような気持ち!」