「時刻を越えて 俺、参上!」
ソードフォームはモモタロスが憑依した姿。担当声優は 死神ガンダム等でお馴染み関俊彦氏。
短気で乱暴者だが頼れる兄貴的存在である。姿は 桃太郎の鬼のイメージ。
前述のイメージとは裏腹にプリン( これではない)が好物だったり、
デネブ(ゼロノスと契約したイマジン)を「オデブ」、「ブルーレイディスク」を「ブルーレイ
ディスコ
」など、
なにかと名前を間違えたりと微笑ましい面も。
また犬が苦手で、チワワの置物にすらビビって大騒ぎしていた。でも狼は別に平気らしい。
基本カラーは赤。電仮面は桃のような外見を持つ。モチーフは桃太郎(の
鬼
)。
常に正面から敵に挑み手数の多さで圧倒する戦闘スタイルが特徴で、モモタロスの性格がよく表れた、喧嘩のようなラフファイトが得意。
近距離戦を得意とするためデンガッシャー ソードモードを使用しての接近戦で最もその本領を発揮するバランスタイプである。
しかし、スピードにやや特化していることや武器の特性上、防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手で、
モモタロスが泳げないため水中戦も不可能など、能力の偏っている相手が苦手である(主要フォームの宿命である)。
必殺技は、フルチャージによりデンガッシャー ソードモードの剣先・オーラソードを強化して放つ「エクストリームスラッシュ」。
モモタロスからは 「俺の必殺技」と呼称され、 剣先を飛ばして何度も相手を斬り付ける。
狭い場所などでは飛ばさずにそのまま斬りつける場合もある。
また、斬り方や回数などの微妙な違いでそれぞれを「俺の必殺技・パート2」「俺の必殺技・特別編」
「俺の必殺技パート3、と見せかけてストレートど真ん中!」など別々の技として名付けている。
といっても
パート3の次にいきなりパート5を開発したり
とかなりその場のノリで適当に作っている感があり、
劇中でも突っ込まれていた。
ちなみに、平成ライダーシリーズでは初めて基本フォームの中でラスボスを倒したフォームである。
(尤も、このときの決め技は他のメンバーから力を借りた「俺の必殺技 ファイナルバージョン」なので、
モモだけの手柄とは言えないのだが)。
さらには映画においても2度ボスを撃破しており、何というか優遇されているというか新フォームの販促に優しくないというか。
ついでに言うとディケイド関連の劇場版で登場した際には、( ユウスケを除く)主人公ライダーの中でかなり目立っている。
余談だが次回作『 仮面ライダーキバ』のラスボスであるバットファンガイアのデザインモチーフになっており、
偶然なのか性格もある意味類似していたりする。
「悪いな、俺は泳げねえんだ」
「僕に釣られてみる?」
ロッドフォームはウラタロスが憑依した姿。担当声優は シャドウ・ザ・ヘッジホッグ等を演じた遊佐浩二氏。
女好きのスケベなナンパ野朗で、巧みな話術で相手を騙すのが得意。
内気で交渉事を苦手とする良太郎の代わりに情報収集を担当することが多い。姿は浦島太郎の 亀のイメージ。
憑依されていた良太郎が目覚めると見知らぬ女性の部屋だった……という子供向け番組にあるまじきことをやらかしたエロ亀。
基本カラーは青。電仮面は海亀のような外見を持ち、変形後は目が カメの甲羅の形を象る。モチーフは浦島太郎(の
亀
)。
キック力や防御力以外のスペックは4フォーム中最も低いが、巧みな話術や足技を絡めたテクニックを駆使し相手を翻弄する。
武器のデンガッシャー ロッドモードの特性上、ある程度離れている、または水中や空中にいる敵に対しても
優位に戦闘を進めることができ、戦闘を離脱しようとした敵を強制的に引き戻すこともできる。
また、ウラタロスが泳げるため水中戦が可能。
必殺技は、デンガッシャーを投げて動きを封じる「ソリッドアタック」から蹴りを放つ「デンライダーキック」。
デンライダーキック自体は設定上他のフォームも使用可能であるにもかかわらず劇中ではいずれも未使用であったが、
『超電王&ディケイド』でようやくソードフォームでも使用した。
ウラタロスの性格の関係上出番が多くなかったので放送当時このフォームやウラが空気扱いされ、
ニコニコではロッドFEDの 空耳で 「空気だよ~空気だよ~」と付けられたりなど、ネタにされていた。
おまけにロッドフォームの時に限って敵が暴走形態ギガンデスへと変貌してしまう為
ウラタロスが戦う=電車戦
という式が成り立ってしまったり、
上記の歌で遊佐氏の音痴っぷり(通称:エロ音痴)がネタにされていたりなど色んな意味でネタ扱いされる。
尤も他のイマジンズが憑依した場合基本的にトラブルを引き起こすのに対して、
ウラタロスの場合上記のように女性がらみのトラブルを引き起こしはするものの
話術やピアノや華道を難なくこなせる多芸ぶりを生かして女性だけでなく男性とも話を合わせることができ、
これによってイマジンとの契約者のことを探るなど、憑依状態では唯一まともに役立つ存在でもある。
密かに劇場版やディケイドまで含めて劇中で憑依した人数が一番多かったりもする。
特に電王の味方側ライダーにはオーズを除いて全員憑依済。
「俺の強さにお前が泣いた!」
アックスフォームはキンタロスが憑依した姿。
担当声優は『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンも担当した、てらそままさき氏。
また、何かの縁なのかスーツアクターはBLACKと同じ人(岡元次郎氏)だったりする。
力持ちで優しく男気のあふれる関西弁口調の好漢だが、勘違いして突っ走ることも多い。
自覚していて暴走するたび反省してもいるが、一向に直らない分結構たちが悪かったりする。
普段は寝てばかりいる。首をコキッと鳴らすのが癖。
姿は 金太郎の熊のイメージ。…熊に見えない? まあそれは分からんでもない。角とかあるし。
実際のところ外見の元ネタは ロボコップで、岡元次郎氏の メタbがっしり体型からイメージしてきたとのこと。
このイメージのみ、良太郎から生まれたものではなくその前に契約していた本条という空手家から生まれたものである。
基本カラーは金色。電仮面は斧のような外見で「金」の字を象っている。モチーフは金太郎(の
熊
)。
腕力と防御力は4フォーム中最強で、武器の特性もあり強固な体の敵に有効。
近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け切り、
良太郎の前に憑依していた本条との契約中に 空手と間違えて会得した 相撲の張り手や突っ張りなど用いて、
真っ向から力で圧倒する戦闘スタイルが特徴。
必殺技は、フルチャージにより強化したデンガッシャー アックスモードで敵を両断する「ダイナミックチョップ」。
ハイジャンプからの兜割りと、周囲をなぎ払うものの2つのパターンがある。技名を使用後に言うのが特徴。
平成ライダーの定番でパワー・防御特化フォームは使い勝手がよく、出番はソードフォームに次いで多い。
ちなみにライナーフォームでは彼の技である「デンカメンチョップ」だけが使われなかった。
彼が何をした。
「倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」
ガンフォームはリュウタロスが憑依した姿。
担当声優は『機動戦士ガンダムSEED DESTENY』の シン・アスカ等を担当された鈴村健一氏。
え?遠野君?お前は何を言っているんだ
余談だが、氏は自主制作で自分が主役のヒーローものを作るほどの特撮マニアである。
その甲斐あってか、後の『オールライダー対大ショッカー』ではXライダーと ガラガランダの声を演じ、
スピンオフの公式配信ムービーに到っては実況役として
顔出しで出演した
。 なんなんだこの声優。
非常に無邪気だが、それ故の残虐さややっていいことと悪いことの区別もつかないところを持ち合わせた子供な性格である。
トラブル解決のために大元である人物を電王になって消そうとしたり、
何度も洒落にならないことをしでかして良太郎や他のメンバーを困らせたトラブルメーカー。
良太郎の姉である愛理を慕っており、彼女の婚約者と同一存在である桜井侑斗(仮面ライダーゼロノス)を初期では嫌っていた。
ヒップホップ系のブレイクダンスが得意。
(ちなみに良太郎憑依時にも何度かダンスを披露しているが、それらも全て良太郎役の佐藤健氏がこなしている。
特技の一つであるらしい)
動物好きなこともあって、一時期勝手に拾ってきた動物をデンライナーの空き車両で世話していたこともある。
姿のイメージは竜で、何の話の竜かは特に決められていないが、龍の子太郎だという説がある。
(日本昔話のOPでおなじみの竜に乗った子供。この作品は
まだ著作権が切れてない
ので名前が出せないのだとか)
基本カラーは紫。電仮面は竜の顔で、全身は宝玉を持つ竜の姿を模している。
キック力と機動力は4フォーム中最も優れ、総合的なスペックは4フォーム中最も高い。
武器のデンガッシャー ガンモードの特性上接近戦では不利になることもあるが、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。
得意のダンスの動きを取り入れた格闘戦や銃撃戦により、一方的に攻撃し相手に反撃の隙を与えない戦闘スタイルをとる。
リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射したり、強引に戦闘を仕掛けることが多いため、
良太郎が自分の意思でこのフォームになることは少ない。リュウタロスは他のイマジンと違い、良太郎の意思を無視して
体を乗っ取ることができ、ほとんどの場合勝手に憑依して変身する。
また弾の威力は高く数発で敵をボロボロにする程。
必殺技は、フルチャージによりデンガッシャーと両肩のドラゴンジェムからエネルギー弾を発射する「ワイルドショット」。
なお、この必殺技は出番の関係上TV本編では1発しか敵に当たっていない。
(以上、Wikipediaから引用、改変)
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