仮面ライダー電王

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仮面ライダー電王 - (2013/01/23 (水) 02:31:01) の編集履歴(バックアップ)


-時の列車、デンライナー。次の駅は過去か、未来か-

平成仮面ライダーシリーズ第8作『仮面ライダー電王』に登場する仮面ライダー
仮面ライダーディケイド』にも登場している。

「悪いけど時間は消させない」

不運続きの主人公・野上良太郎がある日偶然手に入れた「ライダーパス」によって変身、
時を越える電車「デンライナー」に乗り、未来から来た侵略者「イマジン」と戦う事になる。

電王とは簡単に言えば、列車型のタイムマシンである「デンライナー」に付随する「時の列車の防衛システム」的な存在である。
初期形態は装甲の付いていないプラットフォームという「生身よりマシ」程度のかなり弱っちい状態であるが、
変身する本人や憑依したイマジンのオーラを使ってマスクの上に装着される仮面「電仮面」や追加装甲を作り出す機能があり、
憑依したイマジンの力を借り、様々なフォームに変身することができる。
ただし憑依中は体自体が憑依されたイマジンの人格に乗っ取られてしまうため、
良太郎の人格のサポートと実際に体を動かすイマジンのコンビで戦うことになる。
戦闘の際は4つのパーツを組み替えることで様々な武器として使えるツール・デンガッシャーを用いる。
基本4形態のフォームチェンジも、装甲を組み替えることで表現されている。

+ 野上良太郎
「なんだかよくわからないけれど…
  やらなきゃいけない事だけは、わかった気がする」

不運続きの人生を送っている青年。
毎日不運に巻き込まれているためか、その日の自分の不幸度がある程度分かるようになっている。
幼少時に両親を失ったため、祖母に育てられた。現在は姉の野上愛理が経営する喫茶店「ミルクディッパー」の手伝いをしている。

公式で「 史上最弱のライダー 」と呼ばれているだけあって、全ライダーシリーズの主人公の中でも恐ろしく身体能力が低い。
そのためモモタロス達のストッパーや事件の調査がメインで、そちらの方ではかなりの活躍を見せたりする。
普段は気が弱く腕っ節も頼りないが、仲間や無関係な人々の危機にはかなりの気迫を見せ、
ラスボスを前にしても一歩も引かない等、歴代ライダーと同じようにその魂は本物。
戦闘も実戦経験やモモタロスとの特訓で本編後半ではライナーフォームである程度戦えるようになっている。
また気弱な割に正義への意思は強く頑固で、モモタロスが勝手に自分に憑依して悪さをしたとき、
その後の戦闘でモモタロスの憑依を拒否してプラットフォームのまま戦い、
敵に延々一方的にボコられ続けてもモモタロスがきちんと謝罪するまで自分に憑依するのを許さなかったほど。
後述のように敵の野望を阻止して時間を守れば仲間イマジン達が消滅すると判明したときも、確かに苦悩はしたのだが
行動自体は 一切迷いなく戦い続けることを選んでいた
むしろ仲間たちを切り捨てるこの選択を迷いなく行う自分自身に苦悩している節があったあたり、筋金入りの頑固者である。
キレると怖い一面もあり、作中で仲間が消滅した際には怒りのあまり敵を明らかなオーバーキル攻撃で情け容赦なく叩きのめしたりも。

美的感覚が他人とズレており、イマジンから自身の造形に文句を言われたり、
クライマックスフォームを気に入って周りから唖然とされたりしている。
ネーミングセンスもかなりアレで、モモタロスの名前やライナーフォームの必殺技名を名付けたのは彼だが、
これらからすると見た目からかなりド直球に名づける傾向がある様子。当然これらにも文句を受けている。
未来の孫、野上幸太郎の名付け親も彼。こちらは比較的まともかと思いきや、幸太郎の時代でのこの名前は
現代における「 田吾作 」と同じくらい古臭くダサい名前であり、本人から恨まれていた。
しかしこれはこれで2080年代にはいかようなDQNネームが蔓延しているかと不安を覚えざるを得ない。2050年代はまだマシなようだが…
まあ全体的に緑色をした にんにくわさびおにぎり とかの奇抜な健康料理に凝っている姉や、
目の前の道路を電車が走ってても全く動じない両親を持つあたり、このセンスは野上家の家系なのだろう。

「特異点」と呼ばれる存在であり、時間に関する干渉を一切受け付けない特質を持つ。
具体的には時間を超えてきた存在であるイマジンに憑依されても自分の意思で体から締め出すことができたり、
過去の自分を殺されても現在の自分の存在が消えることがなかったり、
歴史が改変されても記憶が修正されず、改変前の記憶を保っていられるなどの特性がある。
時間を超える上に他人の意識を乗っ取ることができるイマジンと戦うにはこれらに耐性のある特異点は相性のいい存在であり、
彼が電王として戦うことになった大きな理由でもある。
ただし時間の干渉以外に対しては普通の人間と全く変わらないため、戦ってやられれば普通に死ぬらしいが。
+ 特異点にまつわる話
「時間とは人間の記憶」という概念を持つ本作では、例え時間が破壊されても特異点を中心として修復される 可能性がある
また特異点本人には改変に耐性があってもその親にはないため、生まれる以前の時間や記憶を操作することで
特異点の出生時期をずらしたり消滅させることはできる。シリーズでもこの現象は何度か起こっており、
仲間のハナや最近の映画での良太郎はこの影響で記憶や人格はそのままに外見だけ若返ってしまっている。
まあぶっちゃけ役者の都合(ry
他にも自分の祖先を殺してしまう所謂「親殺しのパラドックス」を起こすとかなり時間に負担がかかる可能性があるなど、
意外に特異点は穴の多い特性である。

上記の通り不運続きの設定が強調されている為、『ハヤテのごとく』の綾崎ハヤテや『テッカマンブレード』のDボゥイ、
『とある魔術の禁書目録』の上条当麻等と共に不幸キャラの代名詞とされている。
まぁライダーシリーズの主人公は、基本的に色んな意味で不運なんだけどな!

+ 基本4フォームの解説
時刻(とき)を越えて 俺、参上!」

ソードフォームはモモタロスが憑依した姿。担当声優は死神ガンダム等でお馴染み関俊彦氏。
短気で乱暴者だが頼れる兄貴的存在である。姿は桃太郎の鬼のイメージ。
前述のイメージとは裏腹にプリン(これではない)が好物だったり、
デネブ(ゼロノスと契約したイマジン)を「オデブ」、「ブルーレイディスク」を「ブルーレイ ディスコ 」など、
なにかと名前を間違えたりと微笑ましい面も。
また犬が苦手で、チワワの置物にすらビビって大騒ぎしていた。でも狼は別に平気らしい。

基本カラーは赤。電仮面は桃のような外見を持つ。モチーフは桃太郎(の)。
常に正面から敵に挑み手数の多さで圧倒する戦闘スタイルが特徴で、モモタロスの性格がよく表れた、喧嘩のようなラフファイトが得意。
近距離戦を得意とするためデンガッシャー ソードモードを使用しての接近戦で最もその本領を発揮するバランスタイプである。
しかし、スピードにやや特化していることや武器の特性上、防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手で、
モモタロスが泳げないため水中戦も不可能など、能力の偏っている相手が苦手である(主要フォームの宿命である)。

必殺技は、フルチャージによりデンガッシャー ソードモードの剣先・オーラソードを強化して放つ「エクストリームスラッシュ」。
モモタロスからは「俺の必殺技」と呼称され、剣先を飛ばして何度も相手を斬り付ける。
狭い場所などでは飛ばさずにそのまま斬りつける場合もある。
また、斬り方や回数などの微妙な違いでそれぞれを「俺の必殺技・パート2」「俺の必殺技・特別編」
「俺の必殺技パート3、と見せかけてストレートど真ん中!」など別々の技として名付けている。
といっても パート3の次にいきなりパート5を開発したり とかなりその場のノリで適当に作っている感があり、
劇中でも突っ込まれていた。
ちなみに、平成ライダーシリーズでは初めて基本フォームの中でラスボスを倒したフォームである。
(尤も、このときの決め技は他のメンバーから力を借りた「俺の必殺技 ファイナルバージョン」なので、
 モモだけの手柄とは言えないのだが)。
さらには映画においても2度ボスを撃破しており、何というか優遇されているというか新フォームの販促に優しくないというか。

ついでに言うとディケイド関連の劇場版で登場した際には、(ユウスケを除く)主人公ライダーの中でかなり目立っている。
余談だが次回作『仮面ライダーキバ』のラスボスであるバットファンガイアのデザインモチーフになっており、
偶然なのか性格もある意味類似していたりする。

CMでの出張も多く、中にはマクドナルドのCMにまで出てしまった。なんなんだこのイマジン
まぁ中の人が数年前にマクドナルドの歌を歌っていたから仕方ないね。

「悪いな、俺は泳げねえんだ」


「僕に釣られてみる?」

ロッドフォームはウラタロスが憑依した姿。担当声優はシャドウ・ザ・ヘッジホッグ等を演じた遊佐浩二氏。
女好きのスケベなナンパ野朗で、巧みな話術で相手を騙すのが得意。
内気で交渉事を苦手とする良太郎の代わりに情報収集を担当することが多い。姿は浦島太郎ののイメージ。
憑依されていた良太郎が目覚めると見知らぬ女性の部屋だった……という子供向け番組にあるまじきことをやらかしたエロ亀。

基本カラーは青。電仮面は海亀のような外見を持ち、変形後は目がカメの甲羅の形を象る。モチーフは浦島太郎(の)。
キック力や防御力以外のスペックは4フォーム中最も低いが、巧みな話術や足技を絡めたテクニックを駆使し相手を翻弄する。
武器のデンガッシャー ロッドモードの特性上、ある程度離れている、または水中や空中にいる敵に対しても
優位に戦闘を進めることができ、戦闘を離脱しようとした敵を強制的に引き戻すこともできる。
また、ウラタロスが泳げるため水中戦が可能。

必殺技は、デンガッシャーを投げて動きを封じる「ソリッドアタック」から蹴りを放つ「デンライダーキック」。
デンライダーキック自体は設定上他のフォームも使用可能であるにもかかわらず劇中ではいずれも未使用であったが、
『超電王&ディケイド』でようやくソードフォームでも使用した。

ウラタロスの性格の関係上出番が多くなかったので放送当時このフォームやウラが空気扱いされ、
ニコニコではロッドFEDの空耳「空気だよ~空気だよ~」と付けられたりなど、ネタにされていた。
おまけにロッドフォームの時に限って敵が暴走形態ギガンデスへと変貌してしまう為
ウラタロスが戦う=電車戦 という式が成り立ってしまったり、
上記の歌で遊佐氏の音痴っぷり(通称:エロ音痴)がネタにされていたりなど色んな意味でネタ扱いされる。
尤も他のイマジンズが憑依した場合基本的にトラブルを引き起こすのに対して、
ウラタロスの場合上記のように女性がらみのトラブルを引き起こしはするものの
話術やピアノや華道を難なくこなせる多芸ぶりを生かして女性だけでなく男性とも話を合わせることができ、
これによってイマジンとの契約者のことを探るなど、憑依状態では唯一まともに役立つ存在でもある。
密かに劇場版やディケイドまで含めて劇中で憑依した人数が一番多かったりもする。
特に電王の味方側ライダーにはオーズを除いて全員憑依済。


「俺の強さにお前が泣いた!」

アックスフォームはキンタロスが憑依した姿。
担当声優は『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンも担当した、てらそままさき氏。
また、何かの縁なのかスーツアクターはBLACKと同じ人(岡元次郎氏)だったりする。
力持ちで優しく男気のあふれる関西弁口調の好漢だが、勘違いして突っ走ることも多い。
自覚していて暴走するたび反省してもいるが、一向に直らない分結構たちが悪かったりする。
普段は寝てばかりいる。首をコキッと鳴らすのが癖。
姿は金太郎の熊のイメージ。…熊に見えない? まあそれは分からんでもない。角とかあるし。
実際のところ外見の元ネタはロボコップで、岡元次郎氏のメタbがっしり体型からイメージしてきたとのこと。
このイメージのみ、良太郎から生まれたものではなくその前に契約していた本条という空手家から生まれたものである。

基本カラーは金色。電仮面は斧のような外見で「金」の字を象っている。モチーフは金太郎(の)。
腕力と防御力は4フォーム中最強で、武器の特性もあり強固な体の敵に有効。
近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け切り、
良太郎の前に憑依していた本条との契約中に空手と間違えて会得した相撲の張り手や突っ張りなど用いて、
真っ向から力で圧倒する戦闘スタイルが特徴。
必殺技は、フルチャージにより強化したデンガッシャー アックスモードで敵を両断する「ダイナミックチョップ」。
ハイジャンプからの兜割りと、周囲をなぎ払うものの2つのパターンがある。技名を使用後に言うのが特徴。
平成ライダーの定番でパワー・防御特化フォームは使い勝手がよく、出番はソードフォームに次いで多い。
ちなみにライナーフォームでは彼の技である「デンカメンチョップ」だけが使われなかった。 彼が何をした。


「倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」

ガンフォームはリュウタロスが憑依した姿。
担当声優は『機動戦士ガンダムSEED DESTENY』のシン・アスカ等を担当された鈴村健一氏。
え?遠野君?お前は何を言っているんだ
余談だが、氏は自主制作で自分が主役のヒーローものを作るほどの特撮マニアである。
その甲斐あってか、後の『オールライダー対大ショッカー』ではXライダーとガラガランダの声を演じ、
スピンオフの公式配信ムービーに到っては実況役として 顔出しで出演した なんなんだこの声優

非常に無邪気だが、それ故の残虐さややっていいことと悪いことの区別もつかないところを持ち合わせた子供な性格である。
トラブル解決のために大元である人物を電王になって消そうとしたり、
何度も洒落にならないことをしでかして良太郎や他のメンバーを困らせたトラブルメーカー。
良太郎の姉である愛理を慕っており、彼女の婚約者と同一存在である桜井侑斗(仮面ライダーゼロノス)を初期では嫌っていた。
ヒップホップ系のブレイクダンスが得意。
(ちなみに良太郎憑依時にも何度かダンスを披露しているが、それらも全て良太郎役の佐藤健氏がこなしている。
 特技の一つであるらしい)
動物好きなこともあって、一時期勝手に拾ってきた動物をデンライナーの空き車両で世話していたこともある。
姿のイメージは竜で、何の話の竜かは特に決められていないが、龍の子太郎だという説がある。
(日本昔話のOPでおなじみの竜に乗った子供。この作品は まだ著作権が切れてない ので名前が出せないのだとか)

基本カラーは紫。電仮面は竜の顔で、全身は宝玉を持つ竜の姿を模している。
キック力と機動力は4フォーム中最も優れ、総合的なスペックは4フォーム中最も高い。
武器のデンガッシャー ガンモードの特性上接近戦では不利になることもあるが、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。
得意のダンスの動きを取り入れた格闘戦や銃撃戦により、一方的に攻撃し相手に反撃の隙を与えない戦闘スタイルをとる。
リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射したり、強引に戦闘を仕掛けることが多いため、
良太郎が自分の意思でこのフォームになることは少ない。リュウタロスは他のイマジンと違い、良太郎の意思を無視して
体を乗っ取ることができ、ほとんどの場合勝手に憑依して変身する。
また弾の威力は高く数発で敵をボロボロにする程。
必殺技は、フルチャージによりデンガッシャーと両肩のドラゴンジェムからエネルギー弾を発射する「ワイルドショット」。
なお、この必殺技は出番の関係上TV本編では1発しか敵に当たっていない。

(以上、Wikipediaから引用、改変)

+ 特殊・強化フォームの解説
「降臨、満を持して」

ウイングフォームはジークが憑依した姿。
担当声優は『Fate/stay night』のアサシン、『ストリートファイターZERO』シリーズのサガット
『バーチャファイター』の結城晶の声なども演じた三木眞一郎氏。
非常に高慢で高飛車な性格であり、自らを「プリンス」と称する。
とある事情で現代に「生まれて」きたためか能力が高く、特異点である良太郎に契約者でないにも拘らず憑依することができる、
他のイマジンを一定時間手の平サイズに縮めるなどの特殊な力を持つ。姿のイメージは「白鳥の湖」の白鳥から。
ひょんなことからデンライナーに乗り込んで良太郎一行たちと関わり合いになり、結果的に良太郎に命を救われる。
性格に難はあるが特に邪悪な意思は持たず、契約を完了した後は過去の世界に放たれ自由に過ごしている。
そんな経緯から本編での登場回数は少ないが、劇場版では度々助っ人として呼ばれたり勝手に現れて戦闘に参加する。

基本カラーは白。電仮面は白鳥型から首が折りたたまれる。モチーフは白鳥の湖(の 白鳥 )。
他の形態とはベルトの形状自体が異なり、アンダースーツの色も唯一黒ではなく金色になっている。
相手の攻撃を優雅にかわしながら、デンガッシャー・ハンドアックスモードとブーメランモードの二刀流で
カウンターを主体とした最小限の動きで決める戦法を得意とする。
必殺技は投げつけたブーメランとフルチャージしたハンドアックスによる両面攻撃の「ロイヤルスマッシュ」。


「どっちが強いかじゃねえ。戦いってのはなあ、ノリのいい方が勝つんだよっ!」

クライマックスフォームはモモ・ウラ・キン・リュウ4人のイマジンが憑依した姿。
赤い携帯電話型のアイテム ケータロス を操作し、ベルトに装着することで変身する。
4人が意見をぴったり合わせないと変身できないため初期は時間がかったが、
後半以降になると皆かなりノリノリですんなり変身できている。
ただし意見を合わせるというのは必ずしも協力し合うということではなく、
互いに喧嘩して「お前ら邪魔」、皆でコーヒーを飲んで「美味い」、といったことでも構わない。

ソードフォームをベースにアーマーが再構成され、体中にレールが走り、右肩にロッドフォーム、
左肩にアックスフォーム、胸にガンフォームの電仮面が張り付いているという、
特徴そのままの物凄いデザインをしている。通称「てんこ盛り」。
登場時に視聴者のみならず、 作中の良太郎以外の敵味方のほぼ全員 に「きもち悪い」「センス無い」と
酷評されたという、奇抜なデザインの多い平成ライダーでも前代未聞のパワーアップ形態である。

イマジン4人分の力が宿るため能力は非常に高く、基本4フォームの良いとこどりのスペックに加え
デンガッシャーも全モードを使用可能。
主人格はモモタロスだが各電仮面に各イマジンの意思が宿っており、 各々が勝手に喋ったり体を操作することができる。
一部が勝手にはしゃいでそっちに体が引っ張られたり 頭と腕でケンカし始めたり など変身中ずっと一人漫才状態であり、
ある意味電王を象徴するような形態である。
こう書くと隙が多そうであるが、ノーガードで戦えるほど防御力もある上に、そもそも変身できているということは
4人が息を合わせているということであり、本編では苦戦どころか押されたことすら一度もない。
(そもそも電王は苦戦するシーンが少ないが)
上のモモタロスの台詞こそがこの形態の全てを言い表しているといえるだろう。

必殺技は電仮面を右足に集めて放つ「ボイスターズキック」、左腕に集めて放つ「ボイスターズパンチ」、
胸の電仮面を開いてミサイルを発射する「ボイスターズシャウト」、
デンガッシャー・ソードモードで斬る「ボイスターズスラッシュ」など多彩。
派生形態としてジークが背中に憑依している 超クライマックスフォーム がある。
こちらはジークを取り込んだ影響で、背部から巨大なフリーエネルギーの翼を出現させることで飛行能力を新たに獲得。
必殺技は、空中高く飛び上がり空から跳び蹴りを繰り出す「超ボイスターズキック」で
ディケイド完結編ではボイスターズスラッシュと思われる技をドラスにキバーラと共に
何故か実の兄妹の関係であるキバ・エンペラーFを差し置いて切り掛かっている。
なお、『レッツゴー仮面ライダー』では良太郎なしで、イマジン4人だけでクライマックスフォームに変身した。
……いいのか?

「家臣共、苦しゅうない」
「苦しいんだよ!」


「必殺技!…えっと、うぅ、電車斬り!」

ライナーフォームはイマジンが憑依せず、良太郎自身が戦う姿。
ケータロスで呼び出したデンカメンソードにライダーパスを挿入することで変身する。

時の路線の変化の影響により過去の世界で味方イマジンが憑依できなくなってしまったため、
良太郎一人で戦うために急遽作られた形態。普通は良太郎だけで変身するとプラットフォームになってしまうが、
オーラライナーという電車状のエネルギーでオーラを強化することでこの形態となり、一人でもどうにかなるようになる。
機動力系のスペック以外が全てクライマックスフォームを下回っているのはそのためであり
「最終形態だが最強ではない」という珍しい形態となっている。
というか総合戦闘力で言うなら、必殺技が強いという点以外は良太郎の戦闘技術の問題から基本4フォームよりも下のようである。
まあ後に超クライマックスフォームが出たので最終ではなくなってしまったが…。

イマジンたちは憑依こそしないが、デンカメンソードのレバーを引いてテーブルを回転させることで電仮面を選択し、
それぞれに対応するイマジンと会話したりその力を引き出すことが可能。
必殺技は金色のレールを創り出しオーラライナーと共に相手に突撃する技。選択した電仮面によって
「デンカメンスラッシュ」「デンカメンアタック」「フルスロットルブレイク」などの技名が設定されているが、
良太郎は全部まとめて「 電車斬り 」というあんまりな名前で呼んでいる。
デンガッシャー・ソードモードにフルチャージして放つ必殺技も使用可能。


また『クライマックス刑事』では敵イマジンのネガタロス(声:緑川光)が奪ったパスを使いネガ電王に変身したことがある。
『さらば』では良太郎が敵イマジンに憑依され、仮面ライダー幽汽・スカルフォームに変身させられた。
他にも未来から来た良太郎の孫・野上幸太郎が同系統のシステムで変身するNEW電王や、時間警察が使用するG電王が存在する。

+ 各フォームのスペック
「プラットフォーム」
 身長:180cm
 体重:80kg
 パンチ力:1t
 キック力:3t
 ジャンプ力:一跳び10m
 走力:100mを10秒

「ソードフォーム」
 身長:190cm
 体重:87kg
 パンチ力:5t
 キック力:7t
 ジャンプ力:一跳び35m
 走力:100mを5.2秒

「ロッドフォーム」
 身長:187cm
 体重:102kg
 パンチ力:4.5t
 キック力:9t
 ジャンプ力:一跳び20m
 走力:100mを9秒

「アックスフォーム」
 身長:185cm
 体重:93kg
 パンチ力:8t
 キック力:5t
 ジャンプ力:一跳び30m
 走力:100mを7秒

「ガンフォーム」
 身長:197cm
 体重:98kg
 パンチ力:6t
 キック力:10t
 ジャンプ力:一跳び42m
 走力:100mを4秒

「ウイングフォーム」
 身長:193cm
 体重:90kg
 パンチ力:4t
 キック力:8t
 ジャンプ力:一跳び50m
 走力:100mを3.8秒

「クライマックスフォーム」
 身長:190cm
 体重:119kg
 パンチ力:8t
 キック力:10t
 ジャンプ力:一跳び42m
 走力:100mを4秒

「ライナーフォーム」
 身長:195cm
 体重:94kg
 パンチ力:6t
 キック力:7t
 ジャンプ力:一跳び45m
 走力:100mを3.5秒

+ 敵・イマジンについて。本編ネタバレ注意
「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。お前の払う代償はたった一つ」

イマジンは、普段は光の玉となって空中を飛び回る未来からやってきたエネルギー体である。
人間に取り憑くことでそのイメージから体を作り、砂状の体を形成する。
この状態では体が不安定で触ると簡単に崩れてしまうが、憑いた相手に上のような台詞をもって契約を持ちかける
契約とは、憑いた相手(契約者)の願いを叶える代わりに、イマジンは契約者の記憶を伝って願いに関する過去の時間に飛ぶというもの。
願いを聞くことで契約が成立して完全に実体化し、現実に干渉できるようになる。

「願いを叶える」とは言うが、実際には過去の時間を契約者に強くイメージさせるための方便に過ぎず、
大抵はかなり力ずくに過去をイメージさせて強引に契約完了とし、さっさと過去に飛んでしまおうとする。
逆に望みを言わなければ契約者に憑依する以外は何もできないため、ほぼ無害である。
良太郎はこれを利用し、契約内容を言うことを先延ばしにすることでモモタロス達を実体化させずに留めている。
最初から直接目的の時間に行かずに何故かこの時代を経由していくという七面倒臭い行動をとるのだが、
その謎は終盤で明かされることになる。
なお『超電王トリロジー』では、過去に飛んでその人間の生きた時間そのものを奪うとされている。

その正体は、時のレールを本来とは違う「自分たちが存在した未来」に繋げるために、精神だけでやってきた未来人。
それ由に過去という時間を持たず、他人の記憶を借りなければ肉体の維持もできない。
彼らの未来が選択されなかった場合、イマジンは消滅してしまう運命にある。
それはモモタロスたちも例外ではないため、良太郎は「時を守ること」と「モモタロスたちを守ること」の間で苦悩することになった。

TV版ではモモタロスの説得で吹っ切れた良太郎はイマジンを統べる特異点の男・カイとの最終決戦に臨み、
カイが生み出したデスイマジンを撃破、時の運行を守り抜いた。
しかし、次の瞬間にイマジン達は消滅。モモタロスたちも消えてしまった……と思いきや、無事だった。
彼らは良太郎や侑斗と過ごす中で自分の時間を手に入れ、存在を確立していたのであった。

ただ、他のイマジンも全て消えたわけではなかったらしく、モモ達同様に自分の時間を手に入れたと思われる個体や
他の敵の配下として活動しているイマジン、新たに未来からやって来たイマジンも後の作品に登場している。
そのようなイマジンの場合、未来ではなく現在の存在になったせいか特異点の特性が効かない場合もあるようである。

また、イマジンは「選ばれなかった未来」からの侵略者である為、
作中で明言こそされていないが“落選”した時間が出来る度に生まれている可能性がある。
時の列車関係の施設での対応を見る限り、イマジンは脅威ではあっても、それほど珍しい存在ではないとも取れる。

脚本家・小林靖子氏が書く明るい作風や軽妙なキャラ同士のやり取りと深く熱い展開、
それに劇中登場する怪人兼メインキャラであるイマジンに有名声優を起用したことにより高い人気・収益を獲得するヒット作となった。
また、その人気故に様々なアニメにパロディ*1にされ『クレヨンしんちゃん』とはコラボレーションも行われた。
声優効果も後の作品に影響を与え、続作の『仮面ライダーキバ』(キバットバット三世、二世)や『ディケイド』(キバーラ)でも
積極的に若手の人気声優をレギュラーキャラに採用するようになった。

また関氏と共にモモタロスのキャラクター造形に貢献し、また電王全フォームを(文字通り)体を張って演じた、
スーツアクターの高岩成二氏の名演が話題となり、スーツアクターの凄さをライダーファンに知らしめた。

+ 本編終了後の電王
その人気は放送終了後も未だ健在であり、続編の映画が次々と作られ、関連商品も通常ならまず発売されない劇場版限定ライダーや、
ライダーではない登場人物(しかも女性!)のフィギュアまで発売されている。
その人気の程は、超・電王シリーズとの兼ね合いで変更になったとはいえ『仮面ライダーディケイド』の初期案が、
「各平成ライダーの年をデンライナーが巡る、『仮面ライダー電王2』」だったことからもわかるだろう。
また、『ディケイド』では他のライダーが全て「似ているけど違うリ・イマジネーション世界」という扱いの中、
電王だけが映画の宣伝という事情があったとはいえほぼ本編同様の世界*2という破格の扱いだった。

カメンライドや本人達による変身の他、門矢士や光夏海、小野寺ユウスケら『ディケイド』の面々も
イマジンらに憑依されてライダーパスを使い電王に変身している。

ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、『デンオウモモタロス』。
その名の通り電王がモモタロスになる。 以上。 どう見ても弱体化しているが、作中ではきちんと意味のある変形なので悪しからず。*3
この状態でデンガッシャーの剣先を飛ばしてクウガゴウラムの 尻に突き刺し 、そのままブン回して敵に振り下ろす「ディケイドライナー」がファイナルアタックライド。
(クウガゴウラムの変身過程を見ると尻の位置には元の頭があるはずだが、変身するとちゃんと尻になるらしい)
モモタロス曰く「俺の必殺技・ディケイドバージョン」。ちなみにこの技の間、ディケイドは 見てるだけで何もしない。

更に月刊ホビージャパン連載の小説『HERO SAGA』では初代『仮面ライダー』とのクロスオーバーが書かれ、
クライマックスでは時を越えて集められた1号を筆頭とする2号ストロンガーとも共闘している。

映像作品でも映画『オールライダー対大ショッカー』や『レッツゴー仮面ライダー』などで歴代ライダーとの共演を果たしている。
『スーパーヒーロー大戦』にも登場し、放送時期が同じだったゲキレンジャーの面々と共闘している。

上記のとおりモモタロス達は最終回で存在を確立しているため、デンライナーの外に出ることも可能になっている。
ライダーパスがあれば変身も可能で、『さらば仮面ライダー電王』では6フォーム(ソード、ロッド、アックス、ガン、ウイング、ライナー)勢揃いする姿が見られた。
『スーパーヒーロー大戦』でもタロウズ4人が各フォームに変身して同時に登場している。

ちなみに人も死なず(ただし 消えたりはする )番組の作風もあってか、
よく平成ライダーシリーズでは珍しい「わかりやすく明るい作品」と多くの人に認識されている。
しかし上記のイマジンや「変身する代償に周囲の人間から自分についての記憶が消失する」という
ゼロノスでの設定の関係の為、作風に隠れがちだが結構シリアスな要素や物語展開を含んでおり、
また時間を取り扱った作品のため、設定や状況が平成ライダーシリーズの中でもかなり複雑で、
東映HPで解説コーナーが出来るほどだった。
頭を空っぽにして楽しむも良し、隠された深いテーマを楽しむも良しという一種の間口の広さも、その人気に繋がったのかも知れない。

ニコニコでは初期時代に当たる時期で放送された為、意外にニコニコでの歴史は古い。
挿入歌の空耳ネタや手描き系の動画、声優系のネタ(これとかアレとかの作品)、
また、現在でもその名を通りの展開を表すタグ「最初からクライマックス」など多くの部類がネタとされ、
特撮物としてはかなり異端な程の動画投稿数を誇っていた。
しかし当然権利者という名の破壊者が存在する為……

「言っておくが、俺は最初っから最後までクライマックスだぜっ!! 」


MUGENにおける仮面ライダー電王

MUGENでは、仮面ライダーカブト仮面ライダーキバ等の作者であるqzak氏が製作した電王が存在する。
基本の姿はソードフォームだが、「ソリッドアタック」「デンライダーキック」「ダイナミックチョップ」「ドラゴンショット」
「電車斬り」「超・クライマックスライダーキック」を使う時はフォームチェンジしてから技を放つ。
このように技は多彩でユニークなキャラだったりするがフォームチェンジの際のスキが大きく、攻め込まれると弱いのが弱点。
超必殺技には「俺の必殺技パート2」や、超電王で使用した「俺の超必殺技(ソードフォームのデンライダーキック)」
平成ライダーキャラでは珍しく最終フォームであるライナーフォームの技も搭載。
(他に最終フォームが追加されているのはアギトとディケイドのみ。ファイズブラスターとハイパーカブトはディケイドに搭載されているが)
さらには最強フォームの、超クライマックスフォームの技までもが搭載されている。

4月には俺の超必殺技、ソリッドアタックのエフェクト(クウガ作ってる人提供…らしい)と勝利ポーズが追加された。
6月の最新版では電王トリロジー記念としてゼロノス・ゼロフォームをストライカーとして呼び出せる様になり、
決着勝利を差し替えたり変身過程を削除してゼロノスの口上を追加された。
10月にはNEW電王をストライカーとして呼び出せる様になった。

+ 搭載必殺技
必殺技名の後の()内は変わるフォーム名

  • 必殺技
    • 俺の必殺技パート1(ソード)
      • 突進技
    • 俺の必殺技パート1’(ソード)
      • やや強い突進技
    • ソリッドアタック(ロッド)
      • 飛び道具。ヒットした相手を一定時間硬直させる。
      • 硬直させるのでタッグ戦では支援技として使える。
    • デンライダーキック(ロッド)
      • ソリッドアタックヒット中に発動可 無難な確定ダメージ
    • ダイナミックチョップ弱(アックス)
      • 急降下型の強襲技。放り投げる斧にも攻撃判定あり。
    • ダイナミックチョップ強(アックス)
      • 弱よりやや斜め軌道
    • ドラゴンショット(ガン)
      • 最大3連射の飛び道具。aが上段、bが下段、cが対空
  • 超必殺技ゲージ消費)
    • 俺の必殺技パート2(ソード)
      • 剣先を飛ばして遠くの敵を切り裂く技
      • 電車斬り追加によりコマンドが変更された
    • 俺の超必殺技(ソード)
      • 回し蹴りを3回繰り出す技
      • 超電王&ディケイドでの使用技
    • 電車斬り(ライナー)
      • 2ゲージ消費の横移動斬り。演出付きの突進技
    • ストライカーゼロノス バスターノヴァ
      • ゼロフォームのゼロノスを呼び、太い光線を放つ。
    • 超・クライマックスライダーキック(超クライマックス)
      • 3ゲージ消費のジャンプライダーキック
      • 超電王&ディケイドでの使用技、大きくなる羽も再現されていて存在感がある。

廃止技
  • 仮面ライダーキバ召喚
    • ダークネスムーンブレイク
      • キバが敵に向かって真っ直ぐ飛び、キックする突撃ストライカー
      • 電キバ記念に追加されていたがDCDキバ製作開始のため廃止。
      • ちなみに後述のネガ電王パッチを適応した場合、こちらも仮面ライダーダークキバ風のカラー・ボイス(音也ダキバ?)に変化。

エマノン氏によってAIパッチが公開されている。
時間経過で主導権を握るイマジン=よく使う技が変わるという非常に凝った行動を取る仕様になっている。

超必殺を発動できる条件だと戦闘が始まる瞬間に俺の必殺技パート2を発動する癖がある。
まさに 最初からクライマックス
前述の通りシングルだとやられる事が多いので大会に出すならタッグがいいだろう。
機動力が高く、前衛で活躍してくれるキャラと組ませるのがオススメ。
まだ更新途中なのでソードとロッドとガンの技しか使わないが、十分強い。
ゲージが溜まると電車切りを頻繁に使う。相手のダウン中に使うので当たらない事が多いが。

+ ボイスパッチ
かぢゅみ氏によるボイスパッチが存在し、ノーマル電王とネガ電王の2種類がある。
両者ともボイスパターンが増えたり、本来セリフの無かった部分にセリフが付いたりする。
2010年3月6日の最新版にはVSディケイド用と一部女性キャラ用の特殊イントロが付いている。

ネガ電王パッチはカラーパレットもネガ風になっており、電王のボイスもネガタロス(声:緑川光)になり、
ディスプレイネームもネガ電王になっている。さらに勝利ポーズもオリジナルとは変更されている。
なお、同氏によってネガ電王用の大ポートレイトも公開されている。
更に二つともエマノン氏のAIに対応しているのでトーナメントでネガ電王を出す事も可能。

仮面ライダーディケイドにも電王要素が入っており、挑発がタロス4人の台詞とポーズになっている。
(カブトの世界で使ったアタックライドカードが元。ロッドとアックスは士が使ってないのでディケイドライバー音声になっている)
更に24話のチノマナコ(ディエンドライバー所持)戦で使用したコンプリートフォームのファイナルアタックライドである
フルスロットルブレイク(電車斬り)も輸入された。


「俺、フィーバー!」

出場大会

出演ストーリー

K&K(モモタロス)
仮面ライダー778
ブロリーとMUGEN町の人々(良太郎)


*1
当時話題でありキャスト的にも揃いやすかった事か、07年のパロディ系アニメにネタにされた。
ケロロ軍曹』では 関俊彦氏の演じるキャラが電車を使って 地球を侵略するいうパロディが、
銀魂』ではリュウタロス役の鈴村氏が演じる沖田総悟がカブトムシバトルを行った際に目が紫色になり
もう倒しちまってもいいですかィ?答えは聞いてぃやせんけど 」という台詞を発言するという
いかにも確実に意識しているパロディが行われた。
また『ハヤテのごとく!』では デンガッシャーが登場人物に刺さって いたり
ストーリーに全く関係ない部分 モモやオーナーが映る という東映にバレたら間違いなく消されそうなパロディが行われた。
+ おい、自重しろよ。
特に『銀魂』に至ってはキャスト繋がりでキバのパロディや、『W』のナレーションガイアメモリ音声をファンにネタにされたり…

*2
より正確に言えば、『超・電王』以降のシリーズは、TV版『電王』(映画『さらば電王』で完結)とは微妙に違うらしく、
『ディケイド』における「電王の世界」から直接繋がっている側面もあるため、完全に同一という訳でもないみたいだが。

*3
元は電王をデンライナー(デンオウデンライナー)に変身させるカードだったのが、作中でデンオウモモタロスのカードに変化。
そのため、デンオウデンライナーは作中で登場することは無かった。
ガンバライド版のDCDL(ディケイド ライナー)はデンオウデンライナーのイメージで作られたらしく、
電仮面を付けたディケイドが5人のディケイドに分裂しレールに乗って連続攻撃を仕掛ける技となっており、
デンオウモモタロスのカードでも発動するのにモモタロスは一切登場しない。