アッガイ

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アッガイ - (2011/10/14 (金) 14:25:37) の編集履歴(バックアップ)



アニメ『機動戦士ガンダム』に登場した、ジオン公国軍の量産型水陸両用モビルスーツ。F.E.A.RのTRPGではない。
ザクのフレームやジェネレータを流用する等、従来のゴッグ、ズゴックよりもコストが抑えられており、量産性に優れている。
武装は頭部に内蔵されたバルカン砲。腕部にもアイアンネイル等の固定武装が搭載されているが、
作品によって腕部の武装がロケット砲だったり、メガ粒子砲だったり、バルカン砲だったり固定武装がコロコロ変わる
どうやら作戦やパイロットの意向に合わせ、腕部武装の換装が可能という事になっているようである。*1

劇中ではシャア・アズナブル率いる特殊部隊が連邦軍本部ジャブローへ破壊工作のため潜入する際に使用。
この時のパイロットはアカハナ、マジソン、イワノフ、クラフトなど複数人がいる。
カツ・レツ・キッカがアッガイの上を気づかずに渡るシーンが有名。

また、冒険王で連載された岡崎優氏の漫画版ではシャア本人も搭乗しガンダムを窮地に追い詰めたが
ウッディ大尉の攻撃を受け、後一歩のところで撤退を余儀なくされた。

SDガンダム『夢のマロン社』では主人公のアッガイを池田秀一氏が演じている。

その後の本編シリーズにおいても登場頻度は高く、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』では隻腕のアッガイが登場。
シロー・アマダ?の部下カレン・ジョシュワ曹長の陸戦型ガンダムの頭部を破壊するも、
ホバートラックと陸戦型ガンダムの撹乱作戦の前に撃破される。

『機動戦士ガンダムΖΖ』においてはハマーン・カーンが搭乗し、
同じく一年戦争時の水陸両用MSズゴックに乗り込んだジュドーと戦闘を行っている。
このシーンの存在により、後にカプコンの『ガンダム vs Zガンダム』家庭用のミッションモードにおいて
ハマーンが地球圏に乗り込む際に、アッガイが支給されることとなる。
『ガンダムVSガンダム NEXT PLUS』の『NEXT-PLUSモード』においてもアッガイに搭乗したハマーンと戦う事が出来る。(ただしプレイヤー自身はガンキャノン固定(しかも 弾制限0状態 )なのだが)

ゲームにおいても登場頻度はザクIIと並んで非常に高い。大抵の作品では量産型ということで性能面が他の水陸両用MSに劣る
(他の水陸両用MSは装甲が厚く高火力だったり、全体的に高性能だったり)が、コストが安いという特徴がある。
また、開発システムの存在する作品ではかなり早期に投入できる水陸両用MSであり、
コストが安いために量産して数で勝負に出る事ができる。
また、性能が高くないにも関わらずキャラ(MS)人気は非常に高く、大抵の作品でアッガイが操作可能な場合
熱心なファンがやりこんで華麗な動きを見せたりする。

前述の『ガンダム vs Zガンダム』(及び『機動戦士ガンダム 連邦vsジオン』)のアッガイは
実質的にジオン側の最弱モビルスーツなのだが、妙にかわいい歩行モーションに魅せられたアッガイ愛好者たちによって
数々の必殺テクニックが編み出された。中でもその場で華麗なステップを魅せるアッガイダンスは有名である。
+ 旧vsシリーズでの秘奥義の数々
  • アッガイダンス
その場で華麗なステップを踏むだけという強力な癒し系必殺技。
射撃ボタンをタイミングよく連打することでロケット砲が発射される前にキャンセルして
次の発射モーションに入ってしまい、実質攻撃をしないという平和主義的なテクニック。
その姿はまるで軽快なダンスである。
主に対戦相手をダウンさせたのち、相手の目の前で起き攻めの代わりに使用して場を和ませる。
  • アッガイターン
通常、サブ射撃である頭部バルカンは誘導することなく真っ直ぐ飛んでしまうのだが、
ターゲットロック中の対戦相手をブースト移動で飛び越える瞬間にタイミングよく発射すると、
機動に融通が利かないアッガイは相手を画面内に捕らえようと急旋回してしまう。
この現象を利用して行う起き攻め用の背面を取るテクニックで、背面からメイン射撃でダウンを奪い続ける
回避困難な起き攻めと化す。が、当然ながら上級者でなければそういう状況をつくれない。
アッガイたんと呼ばれる元になったかもしれない大技。
  • アガコプター
アッガイターンの空中ダッシュ版。旋回範囲が小さいが近接状態からでないと間に合わない。それ以外は基本的に同じである。

もっと余談だが、これらのアッガイのモーションキャプチャーは、カプコン→F.E.A.Rテイルズスタジオと渡り歩いた
小浜智氏によるものらしい。あれ、やっぱりそっちのアッガイとも関k(ry

しかし『ガンダム vs ガンダムNEXT』ではメイン射撃が腕部バルカンになったため、これらの技は使用できない。
だが、その代わり新武装「アッガイ部隊」が追加、今度は人間弾幕ならぬアッガイ弾幕で戦場を駆け巡っている。
極まってしまうと、75体のアッガイと引き換えにデビルガンダムのバリアを破壊したりできる。
…なに?時限で解除されだだけに見える?聞こえんなぁ!

続編の『EXTREME VS.』ではタイムリリースで参戦。コストは1000と前作と変わらず。
アッガイ隊は覚醒技となったが、その代わりにジュアッグ・アッグガイ・アッグといったジャブロー攻略隊を
アシストとして呼び出せるように。
+ アッグシリーズ
ちなみにジュアッグ・アッグガイ・アッグの3機は試作機であり、TVシリーズの時点で設定は存在したものの
本編には登場していない。「そんなマニアックな機体は知らんな」という人の為に軽く解説。
  • ジュアッグ
ドーム状の頭部に象の鼻の様な物が付いた頭部が特徴。
アッガイよりも重装甲で両腕に装備された三連装ロケットランチャーによる援護砲撃を想定して開発されたとされる。
VSシリーズにおいてもロケット砲の一斉発射による攻撃を行う他、本体に重装甲を活かした射撃シールド判定も付いている。
  • アッグガイ
Yの字の頭部に複眼仕様の巨大なモノアイ、両腕には二本ずつヒートロッドを装備した
フェチズム溢れるゲテモノじみたデザインが印象的。
頭部バルカン砲とヒートロッドによる白兵戦に特化しており、
作品によってはロッドではなくアイアンネイルを装備している機体もあった。
VSシリーズにおいては相手に向かって行きヒートロッドを振るうシンプルな性能のアシストとなっている。
当項目のMSの中では『プラモ狂四郎』でメインを務めた事がある、ゾゴック共々『ΖΖ?』40話、41話に登場しているなど
比較的扱いは良い。
  • アッグ
両腕に岩盤破壊用のドリル、口吻にも見える位置にレーザートーチを装備し、ジャブロー基地への進入路を切り開いたMS。
他のジャブロー攻略用機と異なり水陸両用ではなかったが脚部ホバーによる水上移動が可能であったとされる。
作業用であり対MSには適さない機体だが頭部や腕部にミサイルランチャーを装備し、直接戦力として投入した例もあるようだ。

ちなみにとあるSDガンダムにはガンダムを遥かに上回る巨体と
ガンダムハンマーにも引けを取らない凶悪なドリルで数多くのアムロ・レイを葬った伝説がある。
ドリル一本でジャブロー基地を暴れ回るアッグのそのロマン溢れる機体コンセプトには
ガンダム開発者でアムロの父テム・レイも敵ながら感心していた。
また、前述のミサイル装備仕様の機体も偶々青かったのでランバ・ラル機として登場、
だがの判断でドムと偽って支給、ドムとアッグにはホバーという共通点があったためラル本人も騙されていた。
念のため言うがアッグはあくまで戦闘には適さない作業用MSであり、
ここまで優遇されるのはもはやギャグの域である。まあSDだし問題ないが。

VSシリーズでは地上と空中で挙動の異なるアシスト、
地上では地中に潜り相手の真下から飛び出す奇襲攻撃を行い、空中ではそのまま相手に向かって突貫する。
空中版は誘導性が強く頼りになる性能、どちらの攻撃にもスタン効果があるので連携取りにも便利。

『未登場MS四人衆』の中で一体だけズゴック系だからという事か、ゾゴックはリストラされている。

ちなみに本作ではシールドガードが全機体共通の行動となりアッガイも相手の攻撃を任意にガード可能となった。
しかしアッガイにはシールドが装備されていないのでガードの際にはとりあえず頭を守る。う〜☆
アケゲーゆえ盾でのガードと格差はほぼ無し。
バーニィザクのマシンガンからエクストリームガンダムの斬艦刀までこの超愛らしい構えで全て無効化してしまう。
この性能…まさに化け物だな!

また、ギャグ漫画『いけ! いけ! ぼくらのVガンダム!! 』収録の『いけ! いけ! ぼくらのシャイニングアッガイ』では、
機動武闘伝Gガンダム』の世界に、ガンダムファイトよりもランクが低い「アッガイファイト」なるものが存在している。
このネタを受け、初代Gジェネレーションではシャイニングガンダムを作成する設計素材にもなっている。
再現するとこんな感じだろうか。
+ 「茶色いモビルスーツが勝つわ」

『スーパーロボット大戦』シリーズには、現時点では意外にも『XO』の一作にしか登場していない。
他のジオン軍のMSMA同様通常敵として登場するのだが、『XO』(及び移植元の『GC』)独自のシステム「捕獲」を活用することで
プレイヤーにも運用可能となっている。

アッガイ(武器フル改造)の活躍ぶり、5:40頃から

+ 『ガンプラビルダーズ』では
『ガンプラビルダーズ』では、クマの要素を加えたベアッガイなる機体…じゃなかった、ガンプラも登場している。
(知らない人のために説明しておくと、この作品はガンプラを専用の筐体に読み込ませ、その完成度を元にデータを算出し
他のガンプラと戦う。『プラモ狂四郎』や『プラモウォーズ』の流れを汲んだ作品だと言える)
ビルダー(作成者)は同作のヒロインのノヤマ・リナ
縦笛型のビームライフルに本当にランドセルの形になっているバックパック
両腕と両目にメガ粒子砲を装備しているため、ネタとしか思えない見た目とは裏腹に攻撃力が高かったりする。

ちなみに、組み立て説明書に丸文字が使われている唯一のガンプラでもある。
その後、ベアッガイをさらに猫型に改造したニャッガイなんてものも作られた。

対戦格闘ゲーム『機動戦士ガンダムEX-REVUE』では、「くるくるハッフンどすこい」と通称される勝利ポーズが特徴。
必殺技でもくるくる回ることが多く、ブランカ不知火幻庵といったイメージ。
パイロットはアカハナだが、ディスプレイネームはSOLDIER2となっている。


対戦格闘ゲーム『ガンダム・ザ・バトルマスター2』にも登場。妙にグラップラーなファイティングスタイルが愛らしい。
移動速度が非常に早く、すばやい動きからのラッシュ攻撃が得意の機体で、おそらく一番格ゲーしている機体である。
リーチが短いので相手の懐に飛び込んでいく必要があるものの、コンボを一気に叩き込めばはかなりの高火力。
弱点はスラスターの性能が悪すぎること。
他のMSと比べ、まったくと言っていいほど移動できないので空中戦は不向き。
しかし技はどれも癖がなく使いやすいので、全MSの中でも非常に扱いやすい。

……が、ゲーム中のキャラからの評判は芳しくない。と言うかむしろボロクソ
カーソルを合わせた時の「アガーイ!」というボイスと「うっ!! アッガイかぁ……」は微妙に有名。

+ パットと呼んでくれて結構!

「おっと! 俺がアッガイに乗ってるからって、惚れるんじゃねぇぜ!
俺は、MSでなく俺を愛する女だけを愛するんだ」

今作でのパイロットは、政府軍のレジスタンス狩り部隊に所属するパトリシア・エステファン。
上の画像を見て分かる通り、40歳のムサいおっさんである。原作でも似たようなものだが。
まぁ、台詞だけ見ればそこそこクールでニヒルなダンディに見えなくもない……かも?
台詞の端々から溢れるアッガイLOVEのせいで台無しだが。
本人曰くアッガイはツヤで善し悪しが決まるらしい。
ちなみに、ピクシー(ハイドラガンダムのパイロット。10歳)によると、身長は彼とあまり変わらないらしい
子供って怖いね。

また、ボール?と戦うと「そんなモノに乗ってるなんてよほどの事情があるのだろう。かわいそうに……」と同情する。
コイツに言われると何だか微妙な気分になるのは気のせいだろうか。

アーケードゲーム『戦場の絆』にも登場。
REV.1時代はジオン側ではザクキャノンを入手するために使わなければならないので、余程ひねくれたプレイをしない限り、
必ず数回はお世話になった機体(REV.2はザクIIのみで入手可能)。
一部のプレイヤーに愛されており、アッガイを愛するジオン兵たちは示し合わせたかのように全員アッガイを選んで祭りに突入するという。
が、REV.1の頃は『射撃の射程は短いが、格闘攻撃が強い格闘戦用』という扱いで、
その射程の無さから格闘間合いに入る前に蜂の巣にされていた。
格闘間合いにさえ入れば強力である為、他機体との連携が重要となる、ある程度の熟練兵用であった。そこそこコストが安いのも良い。
逆にいえば、初心者が格闘機の基本を学ぶための機体とも言える。ジオンの人気機体だったグフも
アッガイとゴッグを経て(あるいは初期Ver時代のゴッグの酷い性能にうんざりしたためアッガイだけを使って)入手するため、
ある意味でジオンを支えた機体とも言える。
逆にギャンは格闘機のくせにアッガイを数度しか使わず、ザクキャノンやズゴックを使いこんで手に入れる事が出来てしまうため、
基本がわかっていないパイロット達が乗り込んだギャンは戦場では忌み嫌われた。コストも高いし。
REV.2では『射撃と格闘のバランスが良い近接戦用』という扱いに変更。
癖のない武装と最低コストという気軽さから、新兵からエースパイロットまで扱える機体となった。
特に水中では機動力が向上する(逆に、水陸両用でない機体は機動力が低下する)為、
水場が多いステージでは上位機体を性能面で上回る事もあり、祭り状態でもかなりの勝率を誇るようになった。
また、連邦兵の中にはアッガイを攻撃するのを躊躇したり、アッガイに見惚れて寝返る者も居るとか。
……アッガイだからしょうがない
ただし使用率はドム、ドムキャノン等と最下位争いを繰り広げているレベルである。
……これもアッガイだからしょうがない

その丸っこいデザイン及び体育座りからガンダム界有数の萌えキャラと認識されており、公式にもかなりプッシュされている。
しかし「意外とかわいいマスコット」という認識がかなり広がったため、アッガイがガンダムやザクよりもでかい事を
知らない人も多いのではないのだろうか。
(断面図を見ると、中にザクの骨格がほぼそのまま入っていて、ザクが着ぐるみを着たような状態)
ただし上記の『戦場の絆』では何故か設定よりも若干小さいため、普通に萌えられる。
逆にEXVSでは設定通りの大柄、細身が多いダブルオー勢あたりと並べれば一目瞭然。
怖かったかって?うん可愛かったよ。

またフラッシュ世代にはGIFアニメ作品『機動戦士アッガイ』直撃の方々も多いのではなかろうか。


『19mを超す体躯から来る威圧感は抜群である』

ジオン脅威のメカニズム!


MUGENにおけるアッガイ

+ taurusac195氏製
  • taurusac195氏製
ビグ・ザムで有名な氏が製作した『ガンダム・ザ・バトルマスター』版のアッガイ。
バルカン砲やクロー攻撃、超必殺技にころがる攻撃など一通りの技はそろっている。
どうやらAIが標準搭載されているようで、バルカン砲によるけん制やコンボ、隙を見てころがり攻撃を行う。
ただ全体的に動きがもっさり重厚なため、一般的なキャラのスピードに対応しきれないことが多い。

+ GM氏製
  • GM氏製
機動戦士ガンダムEX-REVUE』を基にアレンジされてたもの。
基本システムはシャア専用ズゴックと同じ。外見は普通のアッガイだが中の人はなぜかシャア。何という冒険王ガンダム。
しかし7Pカラーからパイロットがハマーン様に変更。同氏のシャアとはちょっとした特殊イントロもある。
技は特殊なものが多く、波動昇龍だったシャア専用ズゴックと比べるとトリッキーな性能。遠中攻撃のリーチがとても長く驚異的。
1~6カラーでアッガイ、7~12Pでズゴック(中の人はジュドー)をストライカーとして専用のメーターを消費して呼び出す。
回数制限があり、基本的に5回呼ぶとその試合中呼び出せなくなる他、ストライカーが5発攻撃を食らうと大破。
挑発を行うとアッガイが一体降りてくるが、なにもしないまま敵の攻撃を喰らって爆散してしまう。飛び道具の盾に便利。
AIも標準搭載。上手く固めを仕掛けてくる他、絶妙なタイミングで挑発したりする。

+ 技解説
パワークロー以外の必殺技は0.5ゲージ消費で性能を強化したEX版を使用可能。
  • 頭部バルカン
    • 頭部からリーチの短いバルカンを連射する。爆裂拳のようだが連打で回数が変わったりはしない。
      EX版では隙が小さいダウン攻撃になる。
  • ジャンプアッパー
    • ジャンプしながらアッパー。中からは前転攻撃からアッパーする。EXだと長い無敵が付く。
  • ドリルクロー
  • バーチカルアタック
    • 斜め上に回転しながら飛び上がる攻撃。見たまんまブランカのバーチカルローリング。
      EX版だと無敵状態で放物線状に着地する。
  • パワークロー
    • 腕部のアイアン・ネイルで天井に貼りつく、アッガイ一特徴的な技。
      弱中強でそれぞれ対応した向きに攻撃しながら落下するクローダウンの他、そのまま着地もできる。
      撃ち落されなければいつまでも張り付いていられる。

超必殺技
  • ローリングクラッシュ
    • 縦回転して爪で突進攻撃する。判定が大きく無敵あり。
  • ローリングマキシマム
    • 前転しながら一往復。
  • アッガイ軍団突撃
    • 上からアッガイの大群が降ってきて特攻する。アッガイ好きにはたまらない。
      見ての通り判定が大きく、その間追撃もできるので使いやすい。

出場大会

削除済み

出演ストーリー



*1
「ファースト」の放映当時、アッガイの武器についての公式設定は皆無だった。
劇中でも、当初六連ミサイルを装備していたはずのアッガイが、別の場面では 腕からメガ粒子砲を発射するシーンがあり、
それどころか、ミサイルを装備したアッガイが そのミサイルの穴からクローを出して攻撃するシーンもあった。
また、1982年の旧1/100プラモデルの解説では「右腕はバルカン」と書かれており、
公式側でも詳細な設定をしていなかった、あるいは混乱していたものと思われる。

今の「アッガイの武装は換装式」「ミサイルはクローと切り替えて使用できる」という設定は、後年になって作られた後付け設定である。
そうなると、アッガイはあの小さい腕に クローとミサイル弾、そしてそれを切り替える機構を詰め込んでいたことになる。
ジオン脅威のメカニズムとはこのことか。

「私が小さい頃はアッガイ好きと言っただけで 変人扱いされたものだ」

「いい時代になりましたね、大佐…」