+ | 詳細な原作設定 |
『紅魔郷』の2面中ボスとして登場し、倒すとボムを1個落とす。以上。
スペルカードは持たないが(一応周囲の4枚がスペルカードという設定だが使用する前に抱え落ち)、ゲーム中では瞬間移動を見せる。
同じく妖精で中ボスのリリーホワイトも同様に瞬間移動を見せるが関連は不明。
「大妖精」とは妖精の中でも強い力を持つものの総称であり、彼女個人を指す名称ではない。
チルノは氷の妖精だが、彼女が何の妖精なのかは謎である。 書籍『文花帖』の掲載漫画に風を操る描写があるが、あれは非公式の二次創作であるので注意。
名前が無く、『東方文花帖』や『東方求聞史紀』にも記載が無い為、
製作者のZUN氏はキャラクターとして認知していないのかもしれない。 一応『東方三月精』では、チルノとかくれんぼをしていたのか何かを探しており、 台詞は無いものの博麗霊夢に声をかけられた後に驚いて逃げるという出演をしている。 同様に、種族名のみで名無しのキャラクターとして「小悪魔」、『東方香霖堂』に登場した「妖怪(通称「朱鷺子」)」がいる。
たまに「大妖精」を「Big Fairy」と英訳する人がいるが、「Great Fairy」ないし「Greater Fairy」、または「Major Fairy」の方がたぶん正しい。
特に専用BGMはないが、2面道中曲の「ルーネイトエルフ」が彼女のテーマ曲として扱われることが多い。
第5回東方Project人気投票音楽部門で、『紅魔郷』以降の道中・ボス曲内で最下位になってしまうなど、
2面ボス曲である「おてんば恋娘」の影に隠れてしまった感がありありのかわいそうな楽曲。 チルノの影に隠れているのがある意味大妖精らしいとも言えるかもしれないが。
アレンジも非常に少なく、ニコニコで耳にする機会はあまり無い。
隠れた神曲と言われることも無いではないが、そもそも動画自体が少ないのでやっぱり稀である。 |
+ | 二次創作での扱い |
「チルノちゃん…大丈夫かな?」
(例によって原作にある台詞ではない、悪しからず)
上述したようにファンからの愛称は「大妖精」なので「大ちゃん」。横浜ベイスターズ元監督ではない。
作中でもキャラ達に「大ちゃん」と呼ばれている事が多い。 大妖精自身は他キャラを「ちゃん付け」「さん付け」で呼び、基本礼儀正しい。
チルノの氷精に対するように、「風」の妖精や「霧」の妖精等、特定の自然現象に属する妖精にされる事もある。
また湖で現れた大妖精ということからアーサー王伝説になぞらえ、あの湖はブリテンの湖が幻想入りしたもので、 大妖精はかの王様にエクスカリバーを与え返却された湖の乙女という説も。 何の妖精か不明な事もありたまに(主にギャグ方面で)とんでもない妖精にされる事がある。 チルノとの友情を書いたとあるシリアス系の同人誌では「瘴気」の妖精という重すぎる設定のものすらある。
公式設定では前述の通り悪戯好きで後先を考えない性格となっているが、
二次創作ではチルノのお姉さん役として描かれる事が多い。 お馬鹿なチルノとは対照的なしっかり者であることが多く、無鉄砲なチルノに振り回されたり、 心配してオロオロしたりする苦労性ポジションがよく似合う。 そんな事もあってか下記のように何故チルノと仲がいいのか?という事をテーマにした話も少なくない。
『紅魔郷』が2面までしか出来なくなる動画
チルノはレティと絡むことも多いため、そこに混ざって3人セットで描かれることや、
チルノと一緒にバカルテットに混ざっていることも。この場合は他の四人に比べてお姉さん的ポジションに居ることが多い。 『風神録』発売以降は「早苗さんと似ている」というネタがちらほら見られる。
どうしても本名が必要な場面では、「トリル(Toryl)」という名前を付ける事が一時期東方界隈で流行った。
…しかしこれ、小悪魔の「リトル」以下の知名度の二次ネタである。 ニコニコで東方を知った世代の方々には知っている人もいないだろう。
基本は気弱で真面目な良い子といったキャラ付けがなされるが、それが反転する事がある。通称「Die妖精」。
チルノに対して容赦なく馬鹿と言ったり、かと思ったらチルノを親友関係以上に愛していて、 チルノに近付くレティや文やバカルテットの他メンバーを敵意むき出しで排除しようとしたりする。 真面目で大人しい良い子ほど病んだ時って恐くなるよね。 無論その妖精としては規格外の明晰な頭脳っぷりで策士を務める事もある。腹黒い。
改造パッチ等でとんでもない強さになった大妖精や、後述のMUGENの大妖精も同様に「Die妖精」と呼ばれる。
その他、小悪魔や先述の朱鷺子と合わせて「名なし三人娘」や「名無しトリオ」を結成し、
なんとか本名を貰えるようになるための活動や、逆に他のキャラも名無しにしようと活動していたりする。
戦闘力はチルノと同等、若しくは気持ち彼女の方が上といった扱いが多い。胸が大ちゃん。
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+ | DDD氏製作 尖兵の真似をした大妖精 |
DDD氏によるストーリー動画『ファンタジックフェアリー』で作成された、ジェネラルのスプライト差し替えパッチ。
という共通点からのチョイスと思われる。ドット自体は鈴仙・優曇華院・イナバをベースにしていると思われる。
ジェネラルより攻撃の隙が大きくなりリーチが短くなっている「尖兵の真似をした大妖精(G-daichan)」と、隙は埋めたがリーチが短いままの「尖兵の真似をしきった大妖精(P-daichan)」の二種類が同梱されている。 要するに、幾分本家より性能はデチューンされている。今後差別化が図られる予定だが、初リリース以降更新がない。 ちなみに改変自由。 基本的に画像差し替えなのでジェネラル用の外部AIも使用可能だが、あくまでジェネラルのリーチで攻撃するため、度々攻撃を外し反撃を受けることも……まあ反撃されようと全部瞬間移動で避けるんですけどね。 攻撃力や防御力、そして音声は変更されていない。「I'm a perfect soldier!」 通常投げで倒れている相手をポコポコ殴る動作が可愛い。
…しかし、幾ら可愛い見た目で性能も有情になろうが元キャラが元キャラ、彼女の暴れっぷりはあっというまに多くの動画での出演も手伝って、「パーフェクトフェアリー」「DIE妖精」と呼ばれる事となった…。
現在はアップローダーのログ破損によりファイルが流れているように見えるが、アドレス直指定により入手は可能。∞ロダにも転載されている。 『魔導物語はちゃめちゃ期末試験』出典の音声(アーちゃんなど複数名の混在)を用いたsndファイルが同じくニコロダで公開されているほか、 猫月氏からも、『東方先代録』にてボイスを『クイズマジックアカデミー』のシャロンにするパッチが公開された。所謂ツンデレ化パッチである。 女の子の声の大ちゃんがいい場合はこれらを適用しよう。 また、最近になって新たなボイスパッチが∞ロダにて公開された。 こちらのボイスはオンラインゲーム「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望」に収録されているプレイヤーキャラクター用サンプルボイスから 2種のボイスが使用されている。健気系とヤンデレ系があるのでどちらかはお好みでドウゾ。私だって!私に跪きなさぁ~い!
前述のようにこのパッチは基本的に画像差し替えなので、
本来適応すべきあだむすきー氏のジェネラルだけでなく、そのジェネラルから改変して作られたキャラにも適応可能なようだ。 ニコロダにやり方を調べたtxtがupされているので参考にするといいかもしれない。ただし、やるなら自己責任で。 |
+ | BK氏制作 ジェネラル改変 |
氏があだむすきー氏のジェネラルを改変したものに上記のパッチを当てたガワ換えと思われる。
作者によるAI(5段階にレベル調節が可能)がデフォで搭載され、むちゃくちゃ強い。 ジェネラルズの作者だけにかなりの凶悪キャラだが現在は非公開となっており入手不可。 |
+ | Arima氏製作 緋想天風 |
上記ガワ改変とは違う、正真正銘MUGENオリジナルの大ちゃん。
ドットは色々な東方キャラをベースに改変したものを使用しているが、原形が分からないほど作り込まれている。 基本的な仕様は『東方緋想天』に近いもので、頭身はチルノより若干大きめ。 おもに水や氷を操りながら戦い、直接攻撃よりは、ワープや当て身移動を使って、相手を惑わす立ち回りを得意とする。 スキルカード・スペルカード共にコマンド式で、どのスペル・スキルも大妖精のイメージを尊重しつつ、良アレンジがなされている。 そのくるくると踊るような動きは、まさ「湖を舞う妖精」。大ちゃんファンなら一見の価値あり。 またタッグ時にはパートナーの援護や回復を行うという、珍しい支援特化性能。 小悪魔の制作者、そむE氏によるAIが公開されている。 ちなみに、このAIと小悪魔のデフォルトAIで戦わせると、現在は大妖精の方が圧倒しているらしい。 |
+ | oiu氏製作 DIEちゃん |
DDD氏の大妖精の改変キャラ。2011年5月に∞ロダにて公開された。現在は下記動画から飛べるスカドラで公開中。
defence=70の紙になっている。attackはそのままだが、追加された必殺技が強力なので、総合的な攻撃力は上がっているといえよう。 追加技は通常必殺技の3連1way、2ゲージ技のワープ瞬獄殺と当て身投げ。 特に3連1wayはダウンを奪えるばかりでなく、1way、3wayと違いダウンした相手にもヒットするので、この技だけで永久可能である。 しかもAIはそれが基本戦法だといわんばかりに積極的に狙ってくる。 カラーによって性能がかわり、1Pだとワープの終了際に無敵が無い。 3P以降はゲージが自動増加し、4P以降は移動中や攻撃中に無敵、5P以降は当て身投げが即死攻撃になる。 7P以降は3ゲージ即死投げの超銀河投げが使用可能、9P以降は常時ステ抜け有りだが、このあたりはおまけみたものらしい。 基本的には低カラーが主とのこと。 あと説明書には記載されていないが、4P以降は通常投げでパワーゲージにもダメージを与える。 最近一年ぶりに更新された。 性能が大幅に変わっておりAIも強化されているので注意。 |
+ | 1/8192氏製作 EXHF |
Arima氏製大妖精の改変キャラ。パチュリー・ノーレッジに
常時アーマーだが全ての技でゲージを使用するため、ゲージ管理が非常に重要なキャラとなっている。 カラーによって並~狂最上位まで幅広い強さに設定出来るが、常時アーマー+非常にゲージ依存度の高いキャラのため相性差が大きい。
名無しの通りすがり氏によるAIが公開されている。
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+ | piyo氏製作 アテネ |
Arima氏製大妖精の改変キャラ。太陽の妖精でありセレネの親友、つまり神キャラ。
非常に温厚な性格で争いごとを好まず、自身も非力である。 『詩を紡ぐ程度の能力』を持つ。要はアルトネリコでいうところのレーヴァテイル。 ※とても怖がりな子です、いじめすぎないであげてね(Read meより)
ただし、争い嫌いであるがゆえに時たま度を超えて自身の詩で世界を改変しようとする困ったチャン
という裏設定が・・・
カラーによって初期ライフが異なり、設定では本体Projectile化、本体アーマー付与、本体ステート抜け、死の宣告、hLYEmmrA/.(ゲージ技の即死化)が選択できる。
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+ | nns氏製作 非想天則風 |
これまたArima氏製大妖精の改変。概ね非想天則に準拠しているが、天候システムやカードデッキシステムは
オミットされており、スキルレベルの概念も無い。東方キャラにしては通常技は射撃が貧弱で格闘系に強い。 但し2ゲージ消費スペルカード「ウンディーネトライデント」と5ゲージ消費スペカ「ルーネイトシューター」 は強烈な射撃技なので、ゲージ溜めは必須となる(11Pカラーのみ常時ゲジマユ)。 当初は一部のスペルカードやAIは未搭載だったが、2013年9月1日の更新で遂に作者によるAIが搭載された。 3段階にレベル調整が可能。 |