スエゾー

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スエゾー - (2010/05/09 (日) 09:10:21) の編集履歴(バックアップ)


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「不気味に思う人もいるかもしれないが頭が良く人間くさい表情を見せるので人気がある」


モンスターを育成して戦わせる育成SLG『モンスターファーム』シリーズに登場する純血モンスター。
手足のない大きな一つ目と口だけの胴体に尻尾が生えたような奇妙な姿のモンスターで、
PSで発売された初代モンスターファームから以降のシリーズ作全てに登場しているシリーズの名物モンスター。性格は不真面目でやや育てにくい。
技には大きく口を開けて相手を飲み込んだり舌で舐めたり目から熱光線を出したり、
ツバを吐いたり(ツバという表現がマズかったのか、3以降は水鉄砲に変更されていた…のだが、近年のシリーズでは再びつばに戻っている。)、歌ったりとユーモラスなものが多い。
他にもテレポートサイコキネシステレパシー等の超能力も使いこなす

2における全技モーション動画(スエゾーは3:10より)


影牢にも隠しトラップとして登場。
アイアンボールというトラップと同じ特性(壁で反射し、磁力に吸い寄せられる)だが、威力はその比ではなく、全トラップ中最高威力。(150。2番目に高いのはボルトロックの100。)
摩擦が掛からない特性があり、一度転がると誰かに当たるか20回反射するまでどんなに減速しようと等速で転がり続ける。
あと、このトラップのみ全職業が耐性を持っているため、普通に使うと必ず投げ返される。(相手が女性や子供であっても)

原作でのスエゾー

能力成長は賢さが高くライフが低いものになっており、上記の通り不真面目なのに加え、やや短命。
バトルにおいては目立った高威力の技は少ないがどの技もガッツ(戦闘中の行動コスト)ダウンを誘発するのでこれにより相手を封殺する事が可能。
ただ、ガッツダウン狙いの技は少し性能が悪く、封殺するにはスエゾー自身のガッツ回復速度があまり高くないため、総合的に見てたいして強くは無い。
意図して「強いモンスター」ではなく、「個性的なモンスター」として作られているように取れる。

初代では年齢の若いうちには頭の両横にエラが付いており、日が経つにつれ小さくなるなど成長の度合いが目に見えるようになっていたが
MF2では容量の都合からか初めからエラのないまま誕生している。派生種のツノマル(サブはライガー)にも角が無くなってしまい、角が無いのにツノマルとはこれ如何に。
反面3の派生種ではウサギのミミやサメのひれが生えたものもいた。4ではガンバ(サブはハム)にもウサミミが生えた。初代では犬耳だったけどな!

2では一番レアモンの数が多い種族で、特典CD関連の金銀銅の色のついた豪華な見栄えのものに、
初代のディスクからは、全国大会でのタイムアタック用のスエゾーをモチーフにした「すえきすえぞー」などがいる。
このすえきすえぞー、初期値合計が二位と比べて3倍以上高く、初めからライフ、丈夫さがカンストしている代わりに、寿命が二位と比べて1/250
というか1週しか生きられない完全に使いきり扱いの哀しいモンスターとなっている。元の「すえき すえぞう」がサンドバックだからって……
また、モンスター死亡イベントを起こさないと育成できない種族のモンスターもいるため、気兼ねなく死なせられる生贄として使われることも。あんまりだ……

スエゾーがサブとなるモンスターはスエゾー同様賢さが高くライフ適正が低くなる。
体色も黄色メインの、特に瞳に特徴のあるモンスターとなり、瞳の数が平然と増えたり減ったりする。
まばたきのモーションもこの増減した瞳にちゃんと対応しているのは芸が細かい。
MF2では一番成長タイプとしては不利とされる「早熟」タイプになるため、スエゾー同様育てにくいものが多い。

作品毎に目の色が変わっており、1~2は金色、3では蒼、4以降はやや黄緑がかっている。


アニメでのスエゾー

アニメ「モンスターファーム」の第1作、2作共にレギュラーとなっている。
アニメの世界観ではモンスターは全て人間の言葉をしゃべる(一部例外もある)ため、スエゾーも例外ではなく、関西弁を喋る。
CVは

アニメのモンスターファームの世界の悪役「ムー」に仕える四天王、「ナーガ」によって故郷を滅ぼされ、
共に生き残った「ホリィ」と共に世界を救うとされる「ヒノトリ」の行方を追って旅を続けている。
チャームポイントは背負っている風呂敷包み。

性格はお調子者で、この作品におけるギャグ担当。
主に戦闘面よりは双眼鏡並みの視力を駆使した町や敵の発見などの旅の補助的な役割が大きい。
ゴーレムが仲間になってからは上に投げてもらうことでさらに遠くを確認できるようになったが
落下の際ちょくちょくゴーレムがキャッチに失敗するため地面にめり込む等ろくな目にあっていない。
しばらくは技に超能力系統のものが多いスエゾー種でありながら、一切そういった技を使わず
戦闘時は肉弾戦で戦っていた。
+ その真相は
そのことを問い詰められたときに、使っていなかったのでなく、使えなかったことが判明した。
そのため、かつての仲間内のスエゾー種達からは落ちこぼれ扱いされていたこともわかり、
使いこなせるように特訓した末に、第二期では短距離ながらテレポートを使っており(非戦闘時)、ある程度までは使えるようになったようだ。

その他、アニメ内で登場したスエゾー種には美人モンスター(という設定らしい)エステシャンが客引きに、
海賊団を率いる名古屋弁のツノマル船長、その手下のイワゾーなどが出演した。
ちなみにこのツノマル船長のCVはつボイノリオ氏で、
後のデビチルではヴァンパイア、カービィではコックナゴヤ(コックカワサキの兄弟弟子でアニメ版のみのオリジナルキャラ)を演じ、いずれも名古屋弁で喋る。
中部日本放送製作の土曜朝のアニメのお約束的ゲストキャラの第一弾とも言える。


MUGENにおけるスエゾー

『モンスターファーム』のスエゾーを元にチャド氏が制作した手描きキャラクターが存在する。
ユーモラスな外見といい、独特な技といい、再現率は高い。
カラー変更でスエゾー種の他のモンスター風にすることもできる。
上記の「すえきすえぞー」も(擬似的にだが)使用可能。

通常技・必殺技はパワーゲージを消費する代わりにゲージが自然回復する仕様で、
これは原作におけるガッツ(ゲージ)を消費して攻撃するシステムを模した原作再現になっている。
必殺技は優秀なものが揃っているが、ゲージが無いと小技を単発で出していくしかない。
ただ溜まってしまえば強力なコンボで一気に試合をひっくり返せるだけの性能はある。
スエゾーの力を引き出せるか否かはゲージ管理が重要なカギになるだろう。
なお、ライフが大幅に減るとランダムで「底力」が発動することがある。底力効果中は攻撃力が2倍になる。

制作動画に公開先が記載されている。

また、同制作者により『モンスターファーム』の「モノリス」、「ゲル」も公開されている。

出場大会


出演ストーリー