シルフィー

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シルフィー - (2011/04/21 (木) 15:13:12) の編集履歴(バックアップ)


「あなたってとってもHなのね」

CAPCOMが1988年に制作した、CPシステム第1弾であるアーケード用シューティングゲーム『ロストワールド』の登場人物。
本作は「ローリングスイッチ」という独自の入力デバイスを用いることにより、自機は360度自由に方向転換でき、
その為画面スクロールも縦横が混在しているのが大きな特徴。
この『ロストワールド』という名前は割とありふれたタイトル(例えばあの有名恐竜映画)の為、
混同を避けるべく海外版や移植版では『フォゴットンワールド(Forgotten Worlds)』となっている。

長い金髪に、体に纏うゆったりとした空色の服が特徴的な謎めいたお姉さん。
ステージ中、突然壁や地面からムリムリ生えてくるショップ「シルフィーの店」を経営しているNPC。
買えば買うほど値段をどんどん吊り上げてくるあたり結構な外道かもしれない。
その正体は不明だが、一説によると破壊神・天帝バイオスを倒すために主人公に協力する女神様だとか、
天帝に滅ぼされた世界の人々の思念の(主人公とはまた別の)集合体だとか……。
しかしそれ以上に謎なのはサングラスのおっさん二人が化け物相手に重火器を乱射するゲームにこの格好で出てくる事だろうか。
+ シルフィーと言えばこれ
『ロストワールド』では最終ステージの、よりにもよってラスボス戦の直前に現れるショップでのみ、「服」を買うことができる。
この服とは当然シルフィーの服であり、購入時の台詞「あなたってとってもHなのね」からして
目の前に居るシルフィー本人が今まさに着ている服剥ぎ取って買い取っているものと思われる。
99900ゼニーというゲーム中最高額の商品にもかかわらず目に見える効果は無く、ただのロマンアイテム……かと思いきや、
真の効果は「ALLクリア時に200万点のボーナス」というものであり、ハイスコアを目指す上では必須のアイテムなのであった。
決してただスケベ心から購入するわけではない。本当に。

NAMCOxCAPCOM』では最強の防具として登場し、最終話前のインターミッションにて購入することが出来る。
値段はやはりゲーム最高額の9999Gであり、性能も攻撃・防御・技術+25と最高クラス
もちろん例の台詞も言ってくれるぞ!

2周目に持ち越すことも可能なので、買えるだけ買っておけば周回プレイが楽になるだろう。
そう、スケベ心だけで購入するわけではない


後に『NAMCOxCAPCOM』に何故かプレイヤーキャラクターとして参戦した。その際のCVは田中
(余談だが、主人公二人の声は原作に輪をかけて濃ゆい。どこの日曜洋画劇場だ)
正式参入が遅い(全体の2/3ぐらいで正式参入)のと1コンボにおける攻撃力が高くないため、三強…邪神武神、緑神には及ばないとされるが、
キャラ性能的にはトップクラス。当然、原作主人公である『名無しの超戦士』コンビより上。なんなんだアンタ

この作品では「どんな戦場にもやってくる伝説の武器商人」という良いのか悪いのかよくわからないキャラクターになっており、
他作品の登場人物相手にも商いを行なっている。
また、言動は慇懃無礼で「何でも」(それこそ人間でも!)商品にしようとするなど同作中においては実に
その他にもKOS-MOSやMOMOにコスプレさせたり作品で非常に重要なアイテムをギャグにしか見えない方法であっさり手に入れたりと
フリーダム極まりない行動を繰り返す作中一のギャグキャラである。

空気を読まずに登場し、リュウ豪鬼のシリアスシーンを漫才にたたき落とした初登場シーン

なお、唐突に、かつ何の脈絡もない場所に突然店が生えてくるのは原作の再現である。

 能力値はHPを除いて平均より高く、汎用性のあるスキルを揃えているために様々な状況で活躍できる。
 更にオートスキル「マジックソード」のお陰で殴ればMPが回復するのでターンが回る毎に自軍の強化や金集めが出来る。
 攻撃手段としては、銃やら剣やらハンマーやら手持ちの商品を使って攻撃するが、
 それらの武器のほとんどはカプコンの別作品のキャラが使用していた武器であり、パロディ要素の強いキャラになっている。
 反面、非戦闘系(?)なのか物理耐性が低い為に防御時は通常防御等でしっかりダメージを減らさないといけない。
 だが、そんな事を気にするほど攻撃性能+スキルが優秀なので気にならないどころか気づかない人もいる。
 必殺技の「フラッシュコンボ」(元は『ポケットファイター』)は他作品のキャラに仮装しながらの連続コンボ。
 衣装は順にリン・クロサワ(『エイリアンVSプレデター』)、ミシェル・ハート(『アレスの翼』)、
 タオ(『ウォーザード』)、まこと(『ストリートファイターIII』)。
 もちろんタオ衣装はパンツ丸見せ……と見せかけて炎エフェクトが邪魔でほとんど見えない。ちくしょう!!
 他にもタバサが使う「レヴェリーソード」、ジン・サオトメの「ブロディアパンチ」などの技が存在する。
 また、『ロストワールド』の主人公2人(名無しの超戦士1P&2P)との合体技もある。



MUGENにおけるシルフィー

めむぅ氏によって制作されたものが存在している。
原作で登場した技の多くが格闘ゲーム仕様で登場しており、やっぱり武器を活用して攻撃するほか、
コスチュームを次々に替えながら攻撃したり、ブロディアを呼んだり、シューティングモードになったりと実にカオスであるが、
元々ナムカプではそういうキャラなので致し方なし
運動会シリーズのうp主であるホイホイ氏による改変+簡易AIパッチも公開されている。
そのほか、蓬莱氏によるAIパッチも存在する。

出場大会


出演ストーリー