「虎影脚!」
カプコン製傑作ベルトアクション『
エイリアンVS
プレデター』のプレイアブルキャラの1人。
異星生物との戦闘を目的に改造手術を受けた
サイボーグで、宇宙海兵隊第13独立部隊のリーダー。
東洋古武術を身に付けており、攻撃に「気」のパワーを付加する事で強大な戦闘力を発揮する。
腰に帯びたサムライソードは彼女の「
タマシイ」である。
そう、彼女は
サムライであって、
ニンジャでも
ストライダーでもないのだ。そこを勘違いしてはいけない。
階級は中尉(First Lieutenant)で、英語表記は「Lt.Linn Kurosawa」。
カプコンオリジナルキャラで人気も根強いのだが、大人の事情により、
ゲームの移植や続編も、リン自身が他のカプコン作品に表立って登場する事もできない宿命にあった。
簡単に言うと、契約のゴタゴタで『エイプレ』の版権元である
ダークホース社に権利を持ってかれちゃったから。
……と、長らく言われてきたが、実は
このゲームの権利に関してダークホース社は関わっていない。
あくまで権利は20世紀フォックスとカプコンの二社のみであり、ダークホース社のコミックは参考程度に留めておいた旨が秋友克也氏がtwitterで述べている。
移植も続編も出なかったのは、20世紀フォックスがこのゲームの展開に関して消極的であったからではないかとのこと。
だが、2019年に発売された複数のアーケードゲームが遊べる『Capcom Home Arcade』の中に収録され、ようやく家庭でのプレイが可能になった。
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ちなみに、
キャミィや
バレッタが出演しているアクションシューティング『ガンスパイク』のキャラ「シモーヌ」は、彼女のリメイクキャラだという。
褐色肌になった上に、リンの時は「そういえば刀も持ってたっけ」位の感覚だったカタナが一撃必殺級の絶刀の使い手としてフィーチャーされており、
彼女は彼女でいいキャラに仕上がっている。
『ストリートファイターV』ではゲーム本編に登場しないものの、設定上のサブキャラクターとして存在している。
原作での性能
非力故に
地上投げが無い、という設定上の弱点はあるものの、ゲーム中で特に気になる事は無い。
リーチこそ無いが連打が効き
特殊技への連携もある
通常技、
出の早いスライディング、横方向へ気を放つ「双勁破」、
聖剣こと鉄パイプと重ねる事で異常なダメージを叩き出す無敵対空の「虎影脚」など使い勝手の良い
コマンド技を持つ。
さらにAボタンで撃つハンドガンが非常に高性能で、初心者はひたすら銃を撃つだけでも結構強い。
撃ち切るとリロードのため一定時間操作不能になるが、
空中で打ち切る→地上でAボタンを押す事で
硬直無くリロードでき、銃縛りプレイすら可能である。
しかしリンの本領はなんといっても空中戦。
レバー入れBで蹴りつける「三角蹴り」、レバー↓方向Bで出る下突き、
空中ガンを絡めて浮かせ空中投げの「隼落投」で決める
コンボは、上級者が使うと全くの別ゲーと化す。
MUGENにおけるリン・クロサワ
3体のリンが存在する。
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Tin氏製作 |
原作の仕様を残しつつ格ゲー風にアレンジされたリン。
サイト閉鎖で一時入手不可となっていたが、現在は伊吹川氏のサイト(無限高校)で代理公開されている。
弱攻撃は原作通りに連打で技が変化し、強攻撃ではサムライソードを抜く。
銃はボタンで撃てるリロード式で、火器変更ボタンでパルスガン・グレネードに持ち替え可能。
「 メガクラッシュ」は体力消費式で、原作のような 喰らい抜けはできないものの、無敵時間は連打で段幕を回避出来る程度には長め。
多段ヒットするため、体力消費量に対してダメージのリターンが高く、割り込みに対空にと信頼できる。
また画面内に落ちているディスクを拾って投げ付けるなど、 プレデター・ウォリアーほどではないが、概ね原作風の操作が再現できる。
なお、実は画面端に追い込んで虎影脚で拾い続ければお手軽 永久になったりする。
これ自体は原作では不可能だが、原作の売りの一つがいつでもどこでも追撃可能な事 だからしょうがない。
超必殺技はいずれも氏によるオリジナル技となっており、
オーソドックスな 乱舞技、 チャカの次元斬のような突進技、
ジルのタイラント召喚よろしくエイリアンクイーンを召喚する技で構成されている。
ただ、クィーンが位置次第でリンにも当たってしまう場合があるので注意。
ニコニコではいくつかの大会に参加しているが、
AIが未搭載だったためあまり見せ場のないまま敗退する事が多かった。
が、2009年5月15日、プレデターのAIで知られるガンホール氏によって、遂に念願の外部AIが製作された。
ハンドガンとディスクを主体とした 立ち回りと、 超反応メガクラッシュが特徴で、 飛び道具へのガードが甘いキャラでは手も足も出ない…と、
正に強いリン・クロサワに生まれ変わったと言えよう。
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Falchion22氏製作 |
こちらは格ゲーアレンジされたリン。
readmeによれば空中投げや原作武器などが未実装。
超必殺技として原作風の銃乱射と、メガクラッシュの旋空斬を使う。
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sergeus氏製作 |
2010年に入って公開されたTin氏リンのアレンジ版。
氏のアレンジ版 少佐と同様の火器を搭載するなど様々なアレンジが施されているが、
通常攻撃が3段で途切れてしまいどの技にも繋がらなかったりと、
元ゲーファンにはデチューンと受け取られかねない違和感の残る仕上がりなのが玉に瑕。
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この他、
竜子2ndがウルスラを召喚した時の「いくぞぉ!」は、リンのコンティニュー時のボイスを使用している。
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
「やっぱり こういう時はなぐるにかぎるのよね」
最終更新:2023年06月04日 15:51