海外のPC用フリーアクションゲーム「I wanna be the guy」(アイワナビーザガイと読む。略称はIWBTGやアイワナ)の主人公。
アメリカ人のプログラマーであるkayin氏が「理不尽に難しい2ちゃんねるのフラッシュゲーム『
人生オワタの大冒険』
をプレイしてみて、自分ならあれよりもっと良い物が作れると思った」ことが開発の動機であると公式サイトのFAQに記載されている。
ちなみに『オワタ』の作者が逆にIWBTGを逆輸入したバージョンを公開し、作者間でメールのやり取りもされているなど交流があったりする。
このゲームの主な死因は
初見殺しである。
例えばリンゴは下に近づくと落ちてきて即死させようとするが、上に飛んだり横に飛んだりする。
重力仕事しろ。
下に落ちないリンゴに対し、公式のQ&Aにこんなやり取りがある。
Q: APPLES DO NOT FALL UP(リンゴは上に落ちない)
A: They're more like giant cherries....(それリンゴっていうか、でっかいサクランボみたいなものだから…)
最新版ではエンディングの最後でリンゴが落下するが、それを避けないと死ぬ。
もちろんクリアした事にはならない。
ちなみに、二次創作作品も意外と多い。
どの作品でも
かみキャラなのは共通。
MUGENでのキッド
海外の作者fhqwhgads7氏によって作られたものが存在する。
やっぱりこちらでも
かみキャラ。
銃による攻撃の他、ゲージ技として、上述のリンゴ、リンゴ同様にあらぬ方向へと飛ぶ針、原作で3回落ちた
月を召喚して攻撃できる。
だが、
自分にも当たる。おまけにリンゴと針は、高さも方向もランダム。
じゃあ銃だけで戦えばいいじゃないかと思うかもしれないが、2ポイントしかダメージを与えられない上、ガードされるとノーダメージという
貧弱っぷり。
おまけに当ててもひるまないので簡単に接近を許してしまう。
このほか、相手に接触しながら銃で5回攻撃するとキッドの体が赤く点滅しだす。
攻撃をやめれば点滅も止まるが、構わずに攻撃を続けるとキッドが自爆してしまう。
fhqwhgads7氏は他にもラスボスのThe Guyや月、I wanna be the guy仕様のマイク・タイソンやメカキャサリン、ドラキュラなどを作成している。
国内でも闇脳氏によって作られたものが存在する。
かみキャラなのは同じだが、銃による攻撃しかない。当然ゲージ技もない。
しかしその攻撃力はfhqwhgads7氏の銃の5倍もあるうえ、ガードされても変わらぬダメージを与えられるので、事実上のガード不可攻撃。
でも当ててもひるまないのは同じである。
あと相手に接触しても死ぬので注意。Config.txtでは敵との接触設定のほか、空中ジャンプの回数や銃の連射の有無を設定できる。
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