【カービィボウル】

カービィボウル とは、【スーパーファミコン】用のゲーム。

概要

カービィボウル


他言語

Kirby's Dream Course (英語)

ハード

【スーパーファミコン】

メディア

10Mbitロムカセット

ジャンル

アクション

発売元

任天堂

開発元

任天堂
HAL研究所

プロデューサー

宮本茂
清水隆雄
山内溥(エグゼクティブプロデューサー)

ディレクター

齋藤崇

プレイ人数

1~2人

発売日

1994/09/21 (日本)
1995/02/01 (北米)
1995/08/24 (欧州)

値段

SFC:7,900円(税別)
Wii:823Wiiポイント
Wii U:838円(税込)
New3DS:838円(税込)

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

シリーズ

星のカービィシリーズ

移植・リメイク

【Wii】:【バーチャルコンソール】
【Wii U】?:バーチャルコンソール
New3DS:バーチャルコンソール
Switch:【スーパーファミコン Nintendo Switch Online】
【SNES Classic Edition】?

【スーパーファミコン】向けに発売された『星のカービィシリーズ』の1作。
ボールになった【カービィ】を飛ばし、敵を全滅させて穴の中にいれるアクションゲーム。【ゴルフ】とビリヤードを組み合わせたようなゲームデザインになっている。
敵キャラから能力を手に入れてコピー能力を使うという【星のカービィ 夢の泉の物語】の要素や、2P対戦モードも用意されている。

カービィの軌道予測とショット時のパワー調整がかなりシビアで、任天堂のゴルフゲームの例に漏れず難易度はかなり高め。

元々は『スパークリングショット』という仮名称で桜井政博が入った時(入社という意味かは不明)から作られており、【星のカービィ】、『夢の泉の物語』と続いた後、コピー能力を入れる事に決まった。(参照:X)
そのため元々はカービィを使ったゲームではなく、カービィを入れることに決めたのは後からである。(参照2:アンケート集計拳!!)

後に【サテラビュー】向けに【スペシャル ティー ショット】という『スパークリングショット』としての完成版と思わしきゲームが配信されている。元々完成していたのか、本作から手直しして作り直したものであるかは不明。

ストーリー

小さな星の小さな国、あきれかえるほど平和なプププランドは、夢の泉の事件以来、すっかり落ち着きを取り戻していました。人々は何事もなかったかのように、おいしいごはん、きもちいいおひるねを楽しみながら、のんびりと平和な日々を過ごしていました。
そんな人々の夜を静かに見守っているのがプププランドの夜空に輝く無数の星たち。その美しさはあまりにも有名で、人々の自慢のひとつでもあります。
ある夜のこと、プププランドの人々が「今夜もきれいな星空を眺めながら、いい夢を見ようかな。」と夜空を見上げたところ、な、なんと!夜空は真っ黒、星のまたたきひとつありませんでした。あくる日、不安な朝を迎えた人々は大騒ぎです。「星はいったいどうしたの?」「星空はもう見られないの?」「大丈夫、きっと今夜は美しい星空に戻っているさ!」しかし、人々の願いも届かず、その夜もその次の夜も美しい星たちが帰ってくることはありませんでした。 美しい星空を見ることができなくなってから、いったいいく日が過ぎてしまったのでしょうか?毎晩おとずれるのは、星のまたたきひとつない真っ黒な夜空だけです。
プププランドの人々のショックはかなり大きく、不安からしだいにおいしいごはんものどが通らなくなり、すてきな夢も楽しめなくなって、みるみる元気を失っていきました。やがて町からは笑い声がなくなり、人々から笑顔が消えていきました。今日のプププランドに暗く重苦しい夜がやってきて、長い一日が終わろうとしています。
「どうやら犯人はデデデ大王らしい。」
「美しい星たちをひとりじめしたくて、ひとつ残らず隠してしまったにちがいない。」
いつしかプププランド中に、このようなうわさが広まりだしました。やはりこの事件はわがままなデデデ大王のしわざなのでしょうか?
もしそうならば、この事態を救えるのは彼しかいません。そう、春風とともにやってきてプププランドの危機を何度も救ったあの若者、カービィです。
かくして、再びデデデ大王をこらしめ、奪われた星たちを取り戻すために、カービィは長い長い冒険に出るのでした。めざすは、天空に浮かぶデデデ大王の城。
いろいろな仕掛けがいっぱいの城の中では、手下達が星をひとつずつ持ってカービィを待ち構えています。
今度の冒険は、今まで以上に困難なモノになるでしょう。がんばれカービィ!

ゲームシステム

  • 基本ルール
    8ホールからなる1つのコースをクリアして行き、最後にいるデデデ大王戦を目指して進む。
    ホール内には敵キャラクターが出てくるので、カービィをうまくぶつけて倒せる敵を全滅させる。
    最後の1体はカップになるので、カップ内にカービィを入れればホールクリア。これを繰り返してコースを突破していく。
    コースクリア時には合計打数がスコアとなり、合計打数に応じて金・銀・銅のメダルがプレゼントされる。
    カービィを打つ際にはトマトの形をしたバイタリティを消費する。敵を倒すかカップインするとバイタリティは回復するが、ゴルドーやクラッコ等の痛い敵やダメージゾーンに当たると減ってしまう。
    バイタリティが0になるか、コース外へカービィを落とすと、ミスとなって持ち球(ストック)が1つ減る。持ち球はホールインワンで1つ増える。
    持ち球が0の時にミスするとゲームオーバー。
  • ショット
    カービィを打つ際には十字キーの左右で方向を決め、上キーでフライ、下キーでゴロショットの設定をする。L・Rボタンでは45度ずつ向きの調整ができる。
    この際にはボールがどんな軌道で飛ぶのかのガイドを確認できる。ゴロ時にもう一度下キーを押すとガイドが長くなる。
    Aボタンを押すとショット画面に移り、左右キーでスピンの調整が可能。ショット前にBを押しながら左右キーを押せばスピンのガイドラインも確認できる。
    フライ時は上下に動くマーカーを止め、上ほどトップスピン、下ほどバックスピンがかかる。
    これらの後、Aでショットのパワーメーターを稼働させ、A止めるとそのメーターに応じてカービィが飛ぶ。
  • がんばれボタン
    カービィが動いている時にAを押すと行えるシステム。カービィが光ながら巨大化し、ちょっとだけ先に飛ぼうとしたり、勢いよく弾かれたりジャンプしようとしてがんばる。
    これを駆使することで普通のショットとは異なる軌道でカービィを飛ばせる。
  • コピー能力
    特定の敵を倒すとコピー能力が手に入る。Bボタンで使用可能。
    コピー能力に応じた様々な軌道でカービィが動くようになる。
    トルネード等の一部のコピーは十字キーで移動することもできる。
    既に持っている能力は1打につき1回しか使えないが、そのショット中に手に入れた能力であればすぐに使用可能。他の能力を使用済みであっても、新しく手に入れた能力はそのショット中に使える。
    そのシステムを活用し、コピー能力を連続使用するホールもいくつか存在している。
  • ハイスコアのお絵かき
    ハイスコアを達成してランキングに乗った際には、黒板のようなものに好きなものを描いて自分だけのアイコンを作ることができる。(このアイコンがNAME扱いされている)
    初期ランキングには『夢の泉の物語』の敵キャラクター達のドット絵が掲載されている。
  • デデデ大王との対戦
    ラスボス戦。本作唯一のボス戦でもある。デデデ大王のメカデデデと戦闘する。
    カービィは最初の緑色のラインからショットして戦う。
    本編はとても難しいが、これに限ってはとても簡単。
  • 対戦
    2人対戦では2P側は黄色いキービィを操作する。
    コースとハンディキャップを設定した後、お互いに順番でそれぞれのカービィを打ち合う。
    倒した敵は自分の色の星になり、相手の色の星に触れると色を自分のものにできる。
    カップインした時点の星の色がそれぞれのブレイヤーのスコアとなる。また、カップインした方が次の先行となる。
    相手に対して体当たりやコピー能力を打ってバイタリティを削ったり吹き飛ばす事も可能。単なる体当たりを当てた場合、コピー能力を交換できる。
    バイタリティが0になると1回休みになるだけですぐに復帰する。持ち球のシステムはない。
    8ホールクリア時のお互いのスコアで勝敗が決定する。

キャラクター

関連作品

紹介動画

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2024年05月22日 19:38