発射間隔の短縮で近~中距離戦にも対応した狙撃銃
通常視点でも一定の能力を発揮でき、精密照準時はさらに正確な射撃が可能
2019年4月8日実装の狙撃銃。
狙撃銃でありながら連射を重視した近~中距離戦仕様の系統。
単発の威力は低いがマガジン弾数が多く、弾道制御も早めで連射時のレティクル再収束が優秀。
PS4版では珍しく1系統内で単射、三点射、連射と射撃方式がバラエティーに富んでいる。
他の狙撃銃と違い、ノンスコープ状態でも専用の照準が表示されており
スコープを覗かなくても弾がちゃんと照準方向に飛ぶ。
流石に中距離では厳しい精度だが、主武器感覚で動きながら敵を狙い撃てるというのは他の狙撃銃には無い独特の特徴だろう。
この仕様のおかげで大雑把な狙いでいい近距離戦では滅法強い。
大抵の狙撃銃の秒間火力は所詮カタログスペック上の理想論だが、この系統なら机上の空論ではなく実現できてしまうのが恐ろしい所である。
弱点はスコープの倍率が低いせいで遠距離戦や針の穴を通すような精密射撃に向いていないということ。
そもそもの射程が450m(未検証)で他の狙撃銃のほぼ半分になっている。
他の狙撃銃のように「当たりさえすれば一発逆転」を狙えるような威力はないので、立ち回りから見直していこう。
機体アセンによっては最初から主武器でロックオンしながら戦った方が活躍できる…ということがあり得るので、運用に明確なビジョンが欲しい。
アーケード版で一番の弱点だった装弾数については、PS4版調整でマガジン数が追加され克服したが、過信できるほど多くはないので注意。
余談だが、もともとは狙撃銃が主武器だった狙撃兵装時代に
「狙撃兵装にも他系統の主武器並みの使いやすさを」という目的で(たぶん)実装された武器だったので、
遊撃兵装の副武器になった現在は間合いが主武器と被って持て余しがちになっている。
アーケード版と比べると系統全体でリロードも向上しているので、主武器と交互に持ち替えるような使い方がしやすい。
Ver.2.07で弾道制御がバトル中の挙動に合わせたパラメータに変更された。
早い話がカタログ詐欺になっていた部分を正しく表記し直したということである。
バトルライフル系統 属性:実弾100% |
名称 |
型番 |
射撃方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
精密照準 |
弾道制御 |
リロード |
性能強化 |
バトルライフル |
BF00 |
単射 |
230 218.5 |
1950 2028 |
10×5 |
300/min |
2倍 |
0.55秒 |
2.9秒 2.67秒 |
①重量 218.5 ②リロード 2.67秒 ③威力 2028 |
バトルライフルBF |
BF01 |
3点射 |
250 237.5 |
770 801 |
15×8 |
800/min |
2倍 |
0.5秒 |
2.7秒 2.48秒 |
①重量 237.5 ②リロード 2.48秒 ③威力 801 |
バトルライフルS |
BF03S |
単射 |
290 275.5 |
2700 2835 |
7×5 |
240/min |
2.5倍 |
0.48秒 |
3秒 2.73秒 |
①重量 275.5 ②リロード 2.73秒 ③威力 2835 |
バトルライフルCSM |
BF04C |
連射 |
250 237.5 |
2100 2226 |
12×5 |
240/min |
2倍 |
0.54秒 |
2.8秒 2.52秒 |
①重量 237.5 ②リロード 2.52秒 ③威力 2226 |
ティグリドル |
※ |
3点射 |
250 237.5 |
730 767 |
12×10 |
800/min |
2倍 |
0.5秒 |
3.2秒 2.91秒 |
①重量 237.5 ②リロード 2.91秒 ③威力 767 |
※コラボ武器
+
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調整履歴 |
調整履歴
バトルライフル
- 2019/11/21(Ver.2.07)
- 弾道制御
2.2秒 → 0.55秒(表示のみの変更、挙動に変更なし)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
バトルライフルBF
- 2019/11/21(Ver.2.07)
- 弾道制御
2秒 → 0.5秒(表示のみの変更、挙動に変更なし)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
バトルライフルS
- 2019/11/21(Ver.2.07)
- 弾道制御
2.4秒 → 0.48秒(表示のみの変更、挙動に変更なし)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
バトルライフルCSM
- 2019/11/21(Ver.2.07)
- 弾道制御
1.8秒 → 0.54秒(表示のみの変更、挙動に変更なし)
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 威力
1900 → 2000 2014 → 2120
- 射撃時の反動を緩和
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
2000 → 2100 2120 → 2226
- 射撃時の精度低下を緩和
ティグリドル
- 2019/11/21(Ver.2.07)
- 弾道制御
2秒 → 0.5秒(表示のみの変更、挙動に変更なし)
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バトルライフル |
バトルライフルBF |
バトルライフルS |
バトルライフルCSM |
BF00 |
BF01 |
BF03S |
BF04C |
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ティグリドル |
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- |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
秒間火力 |
マガジン火力 |
CSノックバック |
CSダウン |
バトルライフル |
9750 10140 |
19500 20280 |
装甲A以下 装甲A+以下 |
不可 不可 |
バトルライフルBF |
9900 10299 |
10950 11385 |
不可 不可 |
不可 不可 |
バトルライフルS |
10800 11340 |
18900 19845 |
装甲S+以下 全装甲 |
装甲C-以下 装甲C以下 |
バトルライフルCSM |
8400 8904 |
25200 26712 |
装甲S-以下 装甲S以下 |
不可 装甲E- |
ティグリドル |
(8760) (9204) |
8760 9204 |
不可 不可 |
不可 不可 |
バトルライフル
発射間隔の短縮で近~中距離戦にも対応した狙撃銃。
通常視点でも一定の能力を発揮できるほか、精密照準時はさらに正確な射撃が可能。
初期お馴染みのバランス型。
頭部CSで装甲A+までノックバック可能。
単発威力のせいでスムレラ猟と見間違えるような錯覚を覚えるが、ちゃんと遊撃の副武器である。
秒間5発撃てるので理屈の上では未凸時でも秒間火力9750というとんでもない数字になっている。
単射なので実際のところそんなにきっちり撃てないのだが、スムレラや単式機関砲を超える威力の弾がそれ以上の連射速度で撃てるのだから驚異的だろう。
マガジン火力も高いので、しっかり当てていけば1マガジンで大抵のブラストが撃破可能。
レティクル収束が早いこともあって自動砲台破壊も素早くこなせる。
対空索敵弾は9発当てれば1マガジンで破壊できる。
問題はこの銃がロックオン機能のない狙撃銃であるという根本的な所にある。
敵が普通に撃ち返して来るような交戦距離で戦う銃なので、スコープを覗いているときに撃ち返されると被弾ブレで狙いが全く定められない。
そうなってから慌てて主武器に持ち替えても間に合わないので、自機周辺にはより一層警戒したい。
バトルライフルBF
通常視点でも一定の能力を発揮でき、近~中距離戦に対応した狙撃銃の3点バーストタイプ。
移動する目標にも命中させやすく、汎用性に優れる。
3点射で瞬間的な火力を高めたタイプ。
目押しが必要なものの、秒間火力は9900で初期型以上となっている…のだが、代わりにマガジン火力がたったの1万ちょっとしかない。
CS時のノックバックを捨ててまで必要な性能かというとちょっと疑問である。
リロードも系統最速ではあるものの大して早くないので、これ一本でブラスト相手に戦うのは無理がある。
味方のちょっと後ろから牽制射撃をしたり
脇を抜けようとする凸屋をしっかり削ったり
逃げようとするミリ残りに手早く止めを刺したり
という、バトルライフルらしい戦い方をするのには一番向いているので、そういう用途が主になるだろう。
コラボ武器のティグリドルとの性能差は、威力-34、総弾数据え置き(マガジン弾数+3、マガジン-2)、リロード-0.43秒。
アプデによる強化により許容できない威力差が生まれてしまった。
秒間火力も継戦能力もこちらの方が高い。
カタログ外スペックである射撃精度や反動で差が出るかもしれないが、あえてあちらを使用する意味はないだろう。
バトルライフルS
通常視点でも一定の能力を発揮でき、近~中距離戦に対応した狙撃銃の高威力タイプ。
重量は増加しているが、中距離の目標に対する攻撃能力は非常に高い。
3凸時頭部CSで全装甲にノックバックが発生。CSダウンはC-(3凸時はC)以下から。
初期型から威力以外のスペックを犠牲にする代わりに、威力を大幅にアップ。
そのおかげでマガジン弾数は減ったものの、マガジン火力はほぼ据え置き。
連射速度は下がったにもかかわらず秒間火力は1万を超える。
単発威力はイーグルアイV44以下であるものの、カタログ詐欺のレティクル収束速度のおかげでスコープを覗いて即撃てる上、実用的な精度で連射が出来る恐ろしい銃になっている。
逆に言えば、一瞬のチャンスを逃さず拾っていけるような早撃ちが出来ないと、あまり特徴を生かせないかもしれない。
また、1マガジンは7発で非常にシビア。1~2発外すだけで1マガジン撃破ができなくなるので、持ち替えやリロードを意識した立ち回りが出来ないと苦しい戦闘を強いられるだろう。
余談だが
+
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超強い軽量凸屋ストッパーだった…※Ver.3.00アップデートにより不可となった |
アンチスタビリティⅡを付けると、装甲Eならどの部位でもノックバックが入れられる「シュライク絶対殺すマン」と化していた。
さらにもう一枚指すと装甲D-までノックバックが入れられる「持ち替え軽量腕部もぎ取るマン」と化していた。
更に3凸すると装甲D相手でもノックバックが入れられる「セイバーZX脚ゴリラは膝に矢が刺さって市ね」と化していた。この時、CSで頭部装甲C+までダウン可能。B-ダウンにはダメージがギリギリ妖怪1足りない。
そんな時代も…確かにそこにあったんだ…。
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バトルライフルCSM
通常視点でも一定の能力を発揮でき、近~中距離戦に対応した狙撃銃のフルオートタイプ。
射撃中の射線制御に集中できるため、近距離戦闘でも敵の動きに対応しやすい。
ドラムマガジン採用でフルオート化してしまったバトルライフル。
PS4版においては威力が強化されたり、マガジン数だけでなくマガジン内弾数自体も増えたりと☆3武器に相応しくなるよう、他のバトルライフルよりも大きなテコ入れを受けている。
(重量+10~-2.5、威力+20~+125、弾数+2、マガジン+2、リロード-0.4~-0.68)
CSMはCuStomModelの略らしい。CoSuMoではない。
性能そのものはいかにも☆3らしく、高性能といえる。
マガジン火力25,200(3凸26,712)を3秒で吐き出す、秒間火力8,400(3凸8,904)の近接ライフルである。
フルオートが売りのバトルライフルであるにもかかわらず、過去には肝心のフルオートが使い物にならないという辛辣な評価を受けていた。
そのためかVer.3.00・Ver.3.18では「射撃時の精度低下を緩和」という数字外の調整を受けている。
+
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この旧verドラムマガジンは出来損ないだ、食べられないよ |
本武器における特徴は連射式であることになるが、これが災いしたのか連射時の精度悪化が酷い。
どう悪いのかというと、初弾こそわりと直に飛んでくれるが、アッという間に弾が散る。下手をすると2発目から明後日の方向に飛ぶ。
スコープを覗いていない状態での射撃は、プラント半径ほど距離を取ると弾が敵を避けるのである。
きつい反動も相まってかなり広めに、である。これはいかに高い射撃補正、高い反動吸収を以てしても、しゃがみを使ってすらどうにもならない。
これらを解消するためにはタップ撃ちするとよいのだが、そうするのならCSMを持つ必要がなくなる。
ノンスコープのフルオートを生かすなら近接武器レベルの近接射撃を行うしかなく、そうなると主武器のほうが楽とまで言える。そもそも秒間4発なら手動で撃ったほうが明らかに早いだろう本末転倒感…。
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ただその反面、スコープを覗いた時の素直さはかなりのもので、立ち撃ちでもまっすく飛んでくれる。
さすがに撃ち続ければレティクルが開いて散りだすが、その範囲も極小さい。
真正面での撃ち合いでスコープが覗ける技量があるならかなり強力であるが、そんな能力持ってねえ!というなら味方の後ろから援護射撃をするとか、物陰からこっそり撃ちまくるとか、狙撃銃に近い運用方法を探ると良い。
そういう意味では同系統他モデルとは使い方が異なる武器といえる。
ティグリドル
『ファンタシースターオンライン2』とのコラボでオラクルより伝来した長銃型の武器。
細部にわたる入念なフォトンコーティングによって、全体性能を大幅に向上させている。
PSO2コラボイベントで配布されたコラボ武器。
銃身の先端についているのが装飾ではなく銃口カバーで可動することが判明したりと原作よりネタが細かい。
アーケード版ではバトルライフルBFのコンパチ武器だったが、PS4では威力重視のマイナーチェンジなっていた。
装弾数は120発と多いが、1マガジンに4射分しかなく最速0.9秒で撃ち切ってしまうため秒間火力はマガジン火力と同じ8760(3凸で9204)で頭打ち。
リロードも3.2秒と長いため、持ち替えを考える必要がある。
ちなみにマガジンにあと1射分あれば(1マガジン15発なら)、3凸時の秒間火力は
9861となる。
射撃後の再収束は1発当たり約0.09秒。
+
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原作ネタ |
PSO2におけるアサルトライフル系統武器の一つ。
この武器が最新だった頃はレンジャークラスがこぞって求める人気武器だった。
上位武器に「ラムダティグリドル」「ディオティグリドル」がある。
この武器は本家において「サーペントシリーズ」として扱われており、ほぼ全武器種にサーペントシリーズ武器が存在する。
多種多様なエネミーがドロップし入手機会も非常に多いため、PSO2をある程度プレイしているならサーペントシリーズ武器は確実に一度は目にしたことがある武器といえる。
なお、そのサーペントシリーズには共通して「Serpent」のロゴが入っているのだが、ボダブレではそのロゴは消されてしまっている。
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最終更新:2024年02月08日 09:26