電磁波で敵機の位置を探る指向性の索敵装置
モデルにより索敵角度が異なる
装備すると強力な電磁波を照射するレドームを展開、その後索敵範囲が徐々に拡大していく
背面左側に折り畳み式レドームを搭載し、自機自身をレーダー施設とする装備。
これまで遊撃が持つ索敵性能は偵察機のみであったが、新たな選択肢として登場した。
アーケード版から強化が入り、未強化状態でも索敵範囲の拡大と、大幅な索敵継続時間の延長がなされている。
検証案件だが、展開速度も上がっている?
元々アーケード版で何度かアッパー調整を受けてきた装備だが、ここにきてさらに強化された。
特に索敵継続時間15秒は、広い
マップであればあるほど恩恵が大きいだろう。
本装備の特徴は
- 使用回数に制限がない
- 索敵範囲は、水平方向に角度が設定されていて広く、上下は無制限。脚部が動かない程度の多少の機体旋回(おそらく左右30度?)により微調節が可能
- センサー系統よりも広い索敵範囲
- レーダーユニットⅢ以外は一方向のみであるため、索敵したい方向へ機体の向きを調整する必要がある
- 索敵継続時間が長い
- 展開のOn/Off速度は武器変更性能に依存する(機体の構え方がエリア移動や榴弾砲などと同じ)
- 展開後、カタログスペックの最大索敵範囲になるまでに少し時間がかかる
- 展開中は移動・攻撃ができない
- 偵察行動中に身動きが取れないため前線戦闘に参加する時間が減る
- 偵察していることがバレにくい(機体がセンサー類に引っ掛かっている場合を除く)
- 偵察機よりちょっと重い
- レーダー展開中に迷彩の起動は可能
など。
レーダーユニットの使用解除は他武器への切り替えのほか、右クリックでも可能。
ちなみに、最大索敵半径に到達した瞬間に音が変わる。
偵察機が持つメリット・デメリットに対して相反するような形でのメリット・デメリットを持つため、良し悪しはわかれるところではある。例えば、
- 偵察機が「打ち出してしまえばあとの行動は自由」であるのに対しレーダーは「偵察行動中は何もできない」
- 偵察機が「使い切ったら死に補給しなければならない」のに対しレーダーは「生き残り続けてもいつでも何度でも使える」
といった具合。
こういった差をどう捉えるかによって本装備の是非がわかれる。
なお、「偵察がバレにくい」についてはセンサーにひっかかっているとレーダー展開もミニマップに表示されるのだが、こまめなOn/Offだと結果的にバレていないということもある。
敵センサーの外から、センサーに引っ掛からず偵察行動が取れるため、光学迷彩とあわせ攪乱行動、さらには敵ベースへの単独凸も視野に入る。
防衛に使う場合は凸ルートの照らし出しや隠れていそうな場所など、あらかじめ予測と予習でポイントを絞り込んでおくとよいだろう。
レーダーユニット及びレーダーユニットⅡについては、角度の外を敵が通過したのでは意味がない。索敵漏れに注意すること。
キノコキノコと揶揄されがちだが、使用回数に制限がないことから適度なクリアリングに最も適している。
特に1デスの重みが上がった家庭用版では死に補充を必要としないこと自体が大きなメリットとなっている。
とはいえ、「展開中は身動きが取れない」という欠点は想像以上に取り回しの悪さを発揮するため、自分の立ち回りを見直し、本当に向いているかどうかは熟考すること。
前線だと使用中に見つかれば蜂の巣は免れないし、後方で使うばかりでは芋になりかねない。
ましてデス数の多い立ち回りなら本系統最大のメリットをかなぐり捨てる事となり、瞬時に広範囲を索敵できる偵察機の方が優秀と言わざるを得なくなる。
適度に前に出て味方に負担をかけ過ぎず、それでいて相応に長生きする、そんなスタイルでないと「偵察機で良くない?」というアーケード版からの意見を覆すのは難しいだろう。
レーダーユニット系統 効果:索敵 |
名称 |
型番 |
重量 |
索敵範囲 |
索敵角度 |
索敵継続 |
性能強化 |
レーダーユニット |
R3U-T1 |
380 361 |
最大半径240m 最大半径259m |
60度 |
15秒 16.2秒 |
①重量 361 ②索敵範囲 最大半径259m ③索敵継続 16.2秒 |
レーダーユニットⅡ |
R3U-T2 |
390 370.5 |
最大半径210m 最大半径229m |
120度 |
15秒 16.4秒 |
①重量 370.5 ②索敵範囲 最大半径229m ③索敵継続 16.4秒 |
レーダーユニットⅢ |
R3U-T3 |
420 399 |
最大半径190m 最大半径209m |
360度 |
15秒 16.5秒 |
①重量 399 ②索敵範囲 最大半径209m ③索敵継続 16.5秒 |
+
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調整履歴 |
調整履歴
レーダーユニット
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 索敵範囲
最大半径220m → 最大半径240m 最大半径238m → 最大半径259m
レーダーユニットⅡ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 索敵範囲
最大半径180m → 最大半径190m 最大半径196m → 最大半径207m
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 索敵範囲
最大半径190m → 最大半径210m 最大半径207m → 最大半径229m
レーダーユニットⅢ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 索敵範囲
最大半径160m → 最大半径170m 最大半径176m → 最大半径187m
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 索敵範囲
最大半径170m → 最大半径190m 最大半径187m → 最大半径209m
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レーダーユニット |
レーダーユニットⅡ |
レーダーユニットⅢ |
R3U-T1 |
R3U-T2 |
R3U-T3 |
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©SEGA |
レーダーユニット
電磁波で敵機の位置を探る指向性の索敵装置。
装備すると強力な電磁波を照射するレドームを展開、その後索敵範囲が徐々に拡大していく。
最大半径到達時間約1.67秒
初期型にして最大索敵範囲が最も長い。そして角度が最も浅い。
索敵したい方向に限って言えば、ロビンより先まで見通せることになる。
…とはいえ当然ながら機体前方に向かって定点からの索敵になるため、後ろや横まで索敵する上、前進もするロビンのほうが断然使い勝手は上になるが、それを補って余りあるのが15秒という継続時間ではないだろうか。
下半身を固定したうえでの機体旋回はアーケード版と同じであれば左右30度なので、およそ120度程度までカバーできる。
ただ旋回速度は決して早くはないので、「できる」というだけで過信しすぎないこと。
武器変更が遅ければ最大に届くまでの時間も伸びてしまうため、こまめにOn/Offを繰り返すなら腕部性能も検討する必要がある。
系統内では索敵距離を生かして敵陣偵察をする前線向け。
積極的に敵にマーカーを付けるスポッターとして使うならこれが一番適している。
防衛で敵凸の炙り出しに使うには不向き(展開中はむしろ脇から抜かれやすくなる)なので、自分のプレイスタイルが防衛寄りだというなら素直に他の物を積んだ方が良いだろう。
レーダーユニットⅡ
電磁波照射角が拡大し、幅広い角度をカバーできるようになった指向性索敵装置。
索敵角度の拡張に出力を割いているため、直線的な索敵距離は短縮している。
最大半径到達時間約1.79秒
索敵距離を減らして、その分を索敵角度に回したため、系統としてはまさに真ん中の性能になる。
索敵距離が短くなったわりには最大半径に届く時間が初期型と(たぶん)そう変わらない。
機体旋回を駆使してだいたい160度程度までは見通せる。
初期型よりは遠くが見渡せなくなったとはいえ、機体旋回速度を考えたら横に信頼度が増した。
これによる恩恵は、初期型よりも索敵漏れが減るという点。
可能な限り3凸まで強化して使いたい。
レーダーユニットⅢ
出力を最大まで上昇させたことで、全方位の電磁波商社を実現させた索敵装置。
索敵範囲が狭くなっているが、限られた場所を警戒する要衝防衛において抜群の性能を発揮する。
最大半径到達時間約1.77秒
系統中最も索敵範囲が狭いが、そのかわり360度索敵してくれるようになった。
さしずめ、前進しないロビンみたいなもの、といえる。
これまでのモデルが「機体旋回による恩恵」によってカタログスペック以上の索敵範囲をもっていたが、これについては旋回する必要がなくなったことで、使いやすさが上がっている。
索敵範囲展開に時間はかかるものの、それ以外の理由で索敵漏れが出ないので、防衛時も安心して使えるようになっている。
全周囲型索敵装備としては、その都度起動させる必要がある以外は(そもそも兵装が違うのはさておき)広域索敵センサーをも上回る。
レーダー自体は破壊されることがないためなくなる心配もなく、(自貼りという意味ではない)動く広域センサー、とも言えるか。
また最大強化で地味に一番継続時間が長くなるが、そもそも15秒でも高い効果なので、最大まで強化しなくてもよさそうなマテピに優しい装備である。
最終更新:2024年02月07日 15:07