迫撃連装砲系統

複数の砲弾を放物線軌道で斉射する連装曲射砲
発射された砲弾は個々の威力こそ高くないものの、砲撃範囲に拡散して着弾するため面制圧力に優れている
2020年3月29日実装。名前通り連装になった迫撃砲。
高威力の榴弾を一斉射する、面制圧に長けた1トリガー打ち切り武器
発射体制を取る武器で、構えの状態では視点移動に旋回制限あり。
重装砲同様に、構えると同時に着弾予測ガイドが表示される。
発射された榴弾は大きく湾曲した曲射弾道を飛ぶ。
なお、発射された榴弾が周囲を通過する際は、独特の飛来音が聞こえる。

重装砲とネフィリム榴弾砲を足して割ったような性能の特別装備。
榴弾単発の威力は大したことないモノだが、実際には複数連続ヒットするので大ダメージは必至。
特に爆撃地点の中央はモノセロス直撃以上の高ダメージエリアとなっている。
また、飛来する榴弾は視認しやすいものの、高速で飛んで来るので見てからの回避は非常に困難。
そして最も恐ろしいのは、これだけの高火力でありながらリチャージがとてつもなく早いという点。
極端に言うと、モノセロスみたいなダメージを与える榴弾群が、モノセロス以上の弾速で飛び、倍のペースで装填されるというヤベー系統になっている。

しかし、極端な山なりの弾道のせいで、水平な地面で運用する際の射程は50~100mと極端に狭い中距離専門の武器になっており、重装砲ほどの自由度はない。
具体的に言うと、目一杯上を向いても重装砲レベルの遠距離まで届かず着弾迄の時間が増えるだけであり、地に頭をこすり付けるように下を向いても水平射は不可能。
発射した榴弾は頭上高くを飛ぶため、構えてそのまま発射した場合、天井の低い屋内では自爆不可避。
弾速自体は高速でも、山なり弾道で大きく迂回するせいで着弾までにそこそこ間が空くため、構えるところから見ている相手には流石に逃げられてしまうので注意。
しかも先述の射程の都合上、射出位置は大半の副武器の絶好の射程内になるため、悠長に着弾点を吟味しているところを見つかれば間違いなく敵のオヤツ撃破ポイントになるだろう。

また、本系統共通の問題として、この武器単体では大破を取るのがものすごく苦手という大きな問題も抱えている。
一応、ミリ残りの敵を狙ったりAN手榴弾を事前に当てておくことで、ハグルなどはある程度大破させる可能性は上がるが、それでも高威力の榴弾や重装砲からすれば雲泥の差。
現環境では支援のリペア能力が極めて高く、近くの敵をまとめて焼き払ったとしても後方から即座に再起動されてしまう可能性が高い。
積極的に支援を潰したり、リペアが追いつかない勢いで敵を殲滅する、また損耗した敵は副武器で大破させるなど、丁寧な立ち回りを意識したい。

使いこなしにあたってはまず独特の弾道と距離感を掴みガイド無しでもある程度狙った位置に放り込めるようになるところから始めよう。
曲射軌道に慣れれば壁の向こうや自分よりも上の足場といった他の武器では射線の通らない場所に爆発を放り込むことが出来るようになるという本系統の隠れた強みも出てくる。
重装砲と違い完全な水平射撃は不可能なものの、慣れてきて目視が不要になれば、真下を向きながら射撃することにより、天井の低い通路などでもブラスト縦1機分程度の高さがあれば十分斜線が通せるため、使えば使うほど汎用性が上がっていく感覚を得られる……はず。

クセが強く、独特の距離感や当て感を掴むまではなかなか結果を出しづらい系統だが、使いこなしさえすれば他の系統を圧倒する凶悪な奪キル性能を短い間隔でばら撒く強烈な火力効率を発揮出来る。
特に押し合いへし合いしやすいプラント戦では突入前の敵の排除や防衛奪還に来る敵の出鼻を挫くなど、性能さえ発揮すれば正に重火力と言える戦果を上げることが出来る……かもしれない。
そんな系統である。

なお、一応コア傘下から攻撃に使えないことも無いが、きっちり当てようとすると着弾点も弾道も一切見えない位置&角度での射出となる為、事前に要練習。失敗すれば大体自爆するため、せっかくの重火凸成功というビッグチャンスをフイにしてしまう。
目安…というか感覚としては曲射の頂点よりやや先の落ち始めくらいでコアの上側に当てるような具合になる。近くても遠くてもコアの下側や支柱等に当たり爆風がコアの足元にいる自分に当たってしまう。着弾点もガイドもコアと台座に隠れるので足元の地形を目安に距離を合わせよう。
1発1発の爆風範囲が広いので、不安ならコアの支柱に当てるような感じで遠巻きに打ち込むと、直撃はできずとも床やコアの皿に引っかかってくれて何発かはコアを掠めてくれることもある。
爆風範囲拡大をつければ高確率で敵の防衛と一緒にゲージをゴリゴリ削ってくれるので、距離さえ合わせればベース外から雑にぶっぱなしても、
シュート系としては悪くないダメージを入れつつ安全に防衛に手が出せる為、寧ろこっちの方が実用的な用法と言えるかも知れない。
状況から判断してワンチャンスをモノにしていこう。

また、カタログ外スペックとしてそれぞれ弾速が異なる。
(速)ラヴィナ>レーゲン>ハグル(遅)※具体的な速度は未検証。
迫撃連装砲系統   効果:遠距離砲撃  属性:爆発100%
名称 型番 重量 威力 発射弾数 爆発半径 チャージ 性能強化
レーゲン迫撃連装砲 W12M2 880
836
5000
5200
6 半径20m
半径20.8m
20秒 ①重量 836
②爆発半径 20.8m
③威力 5200
ハグル迫撃連装砲 W12M5 850
807.5
7300
7665
5 半径24m
半径25.2m
30秒 ①重量 807.5
②爆発半径 25.2m
③威力 7665
ラヴィナ迫撃連装砲 W12M8 950
902.5
4300
4558
8 半径26m
半径27.6m
25秒 ①重量 902.5
②爆発半径 27.6m
③威力 4558
+ 調整履歴
調整履歴

レーゲン迫撃連装砲
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      4800 → 5000
      49925200
ハグル迫撃連装砲
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      7000 → 7300
      73507665
ラヴィナ迫撃連装砲
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 威力
      4200 → 4250
      44524505
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      4250 → 4300
      45054558
レーゲン迫撃連装砲 ハグル迫撃連装砲 ラヴィナ迫撃連装砲
W12M2 W12M5 W12MB
©SEGA

レーゲン迫撃連装砲

複数の砲弾を放物線軌道で斉射する連装曲射砲。
左右の砲門から発射された砲弾は、個々の威力こそ高くないものの、砲撃範囲に拡散して着弾するため面制圧力に優れている。
初期型お馴染みのバランス型。
爆発半径は系統最低とはいえ20mの広範囲。敵をしっかり爆心地に捉えれば撃破は容易である。
6発の弾頭はVの字形に発射され、幅の狭い手前から着弾する。仰角を上げるごとに
外側の弾頭の飛距離が縮むようで、最大まで上げるとハの字に着弾するようになる。

UAD-ケリブ同様の系統TOPとなる高速SPチャージを持つ。
適切な距離を測れば爆撃の雨を降らせ続けることが出来るだろう。

ハグル迫撃連装砲

各砲弾の威力と爆発半径を増強した連装曲射砲。
充填時間が長いため扱いは難しいが、中央に砲門を集中させている分重量は軽くなっている。
単発威力重視の火力特化型。
威力、範囲共に増加したうえ、弾がそれほど散らばらず纏まって飛んでいくので非常に高火力。地味ながら1射火力は系統内最高。
爆撃の中心地にいる敵にはギガノト並みの高ダメージを与える超高火力武器となっている。
系統最低とはいえ、30秒のリチャージも威力に対して良好な回転率となっている。
しかしながら、結局この武器も中距離専門なので、使用タイミングには悩まされるところがある。
弾速が系統中では最も遅いので、予想と噛み合わずうまくヒットが取れないということもありがち。

なお、弾数が少なく纏まった弾道を描くこと、加害半径は増加したがラヴィナほどでは無い=気持ち誤射が少なくて済むこと、動かない相手には低弾速故の偏差射撃を意識しなくても良いことなどから、ピンポイントな対物攻撃には最も適したモデルと言える。
バリケード、起動したサテバン、コア、ターレット、シャウラの補助動力など、狙い目のデカブツは案外多い。射程内にあるならば遠慮無くぶちかましてやろう。(※巨大兵器動力部に張り付いてる溶接組にはご注意ください)

因みに迫撃連装砲系統は、発射中も照準を多少操作する事が出来る。
レーゲン、ラヴィナの場合は、砲身から左右対称に2発ずつ榴弾が発射される為、操作を行なっても単に着弾するパターンが多少まばらになるだけで特に意味が無いが、
ハグルのみ系統内で唯一、砲撃パターンが左右対称ではなく、左の砲身から右の砲身へと向かって順に1発ずつ連射する様になっている為、
発射時に照準を思いきり1方向に振る事で、左の場合は一箇所への収束、右の場合は拡散させて撃つ事が出来る。
武装の用途自体が非常に大雑把な範囲攻撃目的なので、通常の雑に撃つ範囲攻撃で拡散、収束を的確にコントロールして期待値を上げるというのは流石に無理があるが、
狭い入り口を通しての屋内攻撃や、通路内、固定目標には無駄弾の出ない収束、広い範囲を意図的に満遍なく爆撃したい場合は拡散と撃ち分ける事は可能。

ラヴィナ迫撃連装砲

左右の砲門数を増加させた弾数重視の連装曲射砲。
威力自体は抑えられているものの、弾数と広い爆風範囲が相まって目標群に対する損傷力はかなり高い。
弾数重視のばら撒き型。味方誤射製造機の異名も誇る
単発の威力は下がったものの、範囲と弾数が増えたので、実際の火力は初期型と全く遜色がない。
純粋に爆撃範囲を強化された強化版の装備となっている。
おまけに弾速まで早くなっているので、非常に当てやすい武器に仕上がっている。

しかしながらその拡散っぷりは少々度を越している点が否めず、発射時左右に壁があると簡単に自爆する。
一発一発の威力が低いとは言え、数発壁に当たるだけでそれなりの自損ダメージを受ける上に飛んでいく弾もそれだけ少なくなる。
運用の際は左右の壁からブラスト半機分くらいは距離を取った上で発射するように心がけたい。

また、がっつり重くなった重量もネック。
榴弾砲やエアバスターを担ぐのと大差ないので、アセン面での負担も大きくなっている。

とはいえ、(系統通して癖は強めなものの)その圧倒的な当てやすさからくるハイエナ力敵を逃さない性能と、中距離や遮蔽物越しでの高い先制攻撃力は系統随一。
誤射は生みやすいものの味方をノックバックさせず、広く浅めのダメージゾーンを形成するため高威力の副武器の追い打ちで大破も狙いやすくなる。
構えてから打ち切るまでの隙の少なさや高速リチャージのテンポがプラント制圧を主目的とする最前線重火の立ち回りとガッチリ噛み合うため、長期に渡り重火力特別装備の中で上位人気を博している。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年02月11日 18:05