AiGIS系統

特殊な電磁波を放射することで、大気中のニュードをブラスト装甲に結集させる装置
これによりNCメタル内のニュード濃度が上昇し、装甲の耐久性が強化される

2019年8月26日に実装された重火第5の特別装備でPS4オリジナル装備。「AiGIS」は「Armor-indirect Gather Instantaneous System」の略称である。
遊撃のマグネタイザーのように装置を投げて地面に設置すると、自機および味方機の装甲が強化される円柱状のフィールドを一定範囲に展開する。
フィールド内に入ると画面中央に △ ARMOR UP △ と青い文字が表示され、表示が出ている間は受けるダメージが軽減される。
他のフィールド装備同様障害物を貫通するため壁越しにも効果を得られるが、高さが上にブラスト1機分ほど、下にブラスト1/2機分ほどしかないため、天井や床を貫通させて効果を得ることは難しい。
設置物なので破壊可能で、耐久力はSPフルの時に全モデル共通で3万。
武器本体へのダメージと自然消費以外ではSPを使用せず、モデルによって時間あたりに消費される耐久力は異なる。
被ダメージを直接軽減させるため、大ダメージによる大破や転倒、よろけの閾値も上がる(よろけや大破を受けにくくなる)。

SPを使って防御する、という面ではバリアユニットと同じタイプの役割の武器ではあるが、武器の仕様により使用感は大きく異なる。
  • 状態異常は一切防げない。ジャミングやスロー、強制転倒などの他、AN手榴弾などによる装甲低下効果は特に致命的となる。詳しくはAN手榴弾へ。
  • ダメージを肩代わりしてくれるわけではなくあくまで軽減なため、超大ダメージによる即死などは防げない。瀕死でもイオを確実に一発防ぐといったな芸当は不可能。
  • 設置武器なので、投擲→武器が接地→展開→武器持ち替え完了までの無防備な時間が存在する。
  • 効果範囲内で戦う必要があるため、ヒットアンドアウェイのような回避しつつの戦闘が困難。
  • 範囲内の自身や味方が攻撃されても、地面に設置されている背の低い武器本体が攻撃されない限り追加でSPは消費されない。
  • 効果範囲内に味方がいると、使用者は一定時間(10秒 ÷ 味方機数)ごとに「味方機を防衛 [貢献 +1pt]」を得る。攻撃してきた敵はポイントを得られない。
以上により、自分自身を守りながら先陣を切るような用途には向かず、味方と一緒の行軍を後押しするための武器だと言えるだろう。

防御武器としての立ち回りを考えた場合、バリアユニットと違い、上記投擲武器としてのスキが特に取り回しを難しくしている。
戦闘が始まる前に展開が完了している必要があるため、予測地点に遠投してから自身も駆け込むようにしたり、足元に直置きしてその場ですぐ展開させるなどの工夫が必要になる。
下投げ武器のためあまり遠くまでは投げられないものの、視界を大きく上に向けてから投げたり、パワースローチップを装着することで飛距離を伸ばすことが可能。
投擲適性チップも好相性で、持ち替えの早い腕パーツと組み合わせることで投擲から別の武器を構えるまでのスキを大きく減らすことが出来る。

バリアのようにシンプル/器用に扱える武器ではなく、設置位置などマップへの理解も必要になるためクセは強いが、ハマればプラント戦の劣勢を一気に覆せるほどに強力。
SPあたりの受け止められるダメージ量も(イオや狙撃CSなどの即死級超ダメージを除き)バリアより圧倒的にこちらが多く、味方を直接カバーできるのは他では代えられない効果。
幾度かのバージョンアップにより本体の耐久力や効果範囲などが大きく強化され使いやすくなり、戦場で見かける機会も増えている。

現在では、PHユニットをはじめとした遊撃の強力な設置武器が横行しているため、アークスピナーやブレイズランチャーなどによる設置武器対策の意識が浸透しており、設置武器として漏れなくこの武器も焼き払われる危険がある。
いくら武器の耐久力が高いとはいえ、エリアダメージを放置しているとあっという間にSPが枯渇するため、状況により咄嗟に格納する選択肢も視野に入れられるとより効果的に使いこなせるだろう。

AiGIS系統   効果:装甲上昇
名称 型番 重量 連続使用 被損傷倍率 効果範囲 チャージ 性能強化
AiGIS-T1 AG-T1 780
741
最大32秒
最大34.56秒
0.55倍 半径20m 25秒
23.75秒
①重量 741
②チャージ 23.75秒
③連続使用 最大34.56秒
AiGIS-T2W AG-T2W 760
722
最大37秒
最大40.33秒
0.6倍 半径24m 30秒
28.2秒
①重量 722
②チャージ 28.2秒
③連続使用 最大40.33秒
AiGIS-THV AG-THV 790
750.5
最大27秒
最大29.7秒
0.4倍 半径19m 20秒
18.6秒
①重量 750.5
②チャージ 18.6秒
③連続使用 最大29.7秒
+ 調整履歴
調整履歴

AiGIS-T1
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 被損傷倍率
      0.65倍 → 0.55倍
    • 効果範囲
      半径17m → 19m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      20000 → 30000
    • 連続使用時間
      最大25秒 → 最大30秒
      最大27秒最大32.4秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 連続使用時間
      最大30秒 → 最大32秒
      最大32.4秒最大34.56秒
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 効果範囲
      半径19m → 20m
AiGIS-T2W
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 被損傷倍率
      0.7倍 → 0.6倍
    • 効果範囲
      半径21m → 23m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      20000 → 30000
    • 連続使用時間
      最大30秒 → 最大35秒
      最大32.7秒最大38.15秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 連続使用時間
      最大35秒 → 最大37秒
      最大38.15秒最大40.33秒
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 効果範囲
      半径23m → 24m
AiGIS-THV
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 被損傷倍率
      0.5倍 → 0.4倍
    • 効果範囲
      半径16m → 18m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      20000 → 30000
    • 連続使用時間
      最大20秒 → 最大25秒
      最大22秒最大27.5秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 連続使用時間
      最大25秒 → 最大27秒
      最大27.5秒最大29.7秒
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 効果範囲
      半径18m → 19m
AiGIS-T1 AiGIS-T2W AiGIS-THV
AG-T1 AG-T2W AG-THV
©SEGA
図鑑外性能
名称 使用時間消費量 非SP切れ時
被弾 チャージ 使用時間回復量
AiGIS-T1 1.07秒/1000ダメージ
1.15秒/1000ダメージ
20秒
19秒
毎秒1.60秒
毎秒1.82秒
AiGIS-T2W 1.23秒/1000ダメージ
1.34秒/1000ダメージ
25秒
23.5秒
毎秒1.48秒
毎秒1.72秒
AiGIS-THV 0.90秒/1000ダメージ
0.99秒/1000ダメージ
15秒
13.95秒
毎秒1.80秒
毎秒2.13秒

AiGIS-T1

特殊な電磁波を放射することで、大気中のニュードをブラスト装甲に結集させる装置。
これによりNCメタル内のニュード濃度が上昇し、装甲の耐久性が強化される。
初期型ということでいつもの通りバランス型。
全てのパラメーターが後続2モデルの中間というある意味潔い調整がされている。(完全な中間値というわけではない。)
武器の性質上、上位モデルのようにある程度倍率やSP効率などに特化していたほうが効果的なため、レアリティ相応のお試し用といった塩梅ではある。
とはいえ、そもそもの軽減効果自体が強力なので、効果を体感するには十分すぎる性能を持っている。

AiGIS-T2W

分隊での運用を想定し、より広い範囲の味方ブラストを強化するべく効果範囲を拡大した装甲強化装置。
多くの味方ブラストを強化できる反面、放射出力が低下したことで装甲強化能力は減少した。
被損害倍率の性能を落とした代わりに効果範囲を広げたモデル。
被損害倍率は0.05しか落ちていないのに効果半径が4mも広がっているので割は良い。
連続使用時間も伸びた代わりにチャージ時間も伸びたため、破壊されてしまうと折角の連続使用時間をあまり活かせなくなってしまう。
広大な効果範囲を活かし、設置場所には気をつけたい。

AiGIS-THV

アンテナ部分の構造を見直し、電磁波の放射効率を極限まで高めた装甲強化装置。
連続使用時間は短いものの、他モデルとは一線を画する装甲強化能力を実現した。
効果範囲を狭めた代わりに被損害倍率の性能を向上させたモデル。
効果半径は1mしか狭まっていないのに被損害倍率は0.15向上しているので割は良い。

ダメージを6割カットするため、効果範囲に入れば、クーガーⅠ型が3凸ロージーEVEよりも堅くなる。
コイツと占拠時ダメージ軽減チップ、重装甲、ガード×2なんて組み合わせにすると…?

軽減倍率とチャージ時間の短さが強力に噛み合っており、敵が頑張って消し飛ばしても一呼吸おいただけで復活するような非常に粘り強い運用ができる。
反面、効果範囲は系統で一番狭く、自身が立ち回る上でも味方を収める上でもちょっと大きく動くとはみ出してしまうため、設置場所はよく吟味したい。


+ あくまで理論値の話だが......
損傷倍率0.4倍の効果はすさまじく、通常であれば食らうとほぼ撃破されてしまうエグゼクターの特殊切りも平均装甲C程度あればよろけで済むようになり
それどころか3凸フルロージーEVEとチップを駆使することで、3凸エグゼクターの特殊切りを食らってもよろけすらしない圧倒的不動力を持つブラストが完成する。

頭:3凸EVE(43%)+装甲Ⅱ(4%)+装甲(3%) =50%
胴:3凸EVE(43%)+装甲Ⅱ(4%)+装甲(3%) =50%
腕:3凸EVE(43%)+装甲Ⅱ(4%)+装甲(3%) =50%
脚:3凸EVE(43%)+装甲Ⅱ(4%)+装甲(3%) =50%

装甲平均は50%=軽減倍率は0.50倍
近接攻撃によるよろけは3000ダメージ以上必要。
3凸エグゼクターの特殊切りは1撃だと14560ダメージなので

14560×0.4(THV効果)×0.5(装甲)=2912ダメージ となる。

特殊切りが2回とも当たっても4000以上耐久が残ってしまう。

ちなみに上記の機体構成であれば他兵装の高威力武器である
重火力の3凸ラベージパイクフルチャージ特殊、遊撃の3凸ブレイザー・アストラCS、支援の3凸ヘヴィマインV踏み抜きといった
聞くだけでコアゲージが減りそうな超高火力の攻撃を食らっても耐久フルの状態からであればN-DEF無しでも即死しない。
(それぞれダメージは 36960→7392、38520→7704、33390→6678)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年02月11日 16:48