中型ミサイルを発射する火力支援兵器
敵を照準内に捉え続けることでロックオンができ、ロックオン状態で発射すると敵を追尾する
2019年11月25日実装。ロックもするし追尾もする、皆さんお馴染みのオーソドックスなミサイルである。
名前の由来は同名の米軍兵器からか。愛称はmissileの英語音声から転じて「味噌」。
通常の近距離ロックとは異なる独自のロック方式が採用されている。
ロックオン可能距離のにいる標的に
黄色い△マーカーが表示され、これに照準を一定時間合わせることで
赤いLOCKマーカーが付きロックオン完了。
この状態でトリガーボタンを押すことで敵を追尾するミサイルを、ロックオンカーソル分
一斉射する。
マルチロックが可能なので、ロック対象は一機に集中させることも、複数機に分散させることも可能。
一旦成立したロックマーカーは、相手が視界外に消えるかロック可能距離から離れて、一定時間経過するまで保持される。
ロックオン可能距離は
頭部のロックオン性能に依存し、性能値の1.5倍弱の距離まで捕捉できる。
なおロックオンボタンを押せば任意キャンセル可能。
ロックオンされた側にはその時点で通常ロックオン警告が出ているうえ、MLRS発射と共に更に独自の警告音が追加されるので、不意打ちは難しい。インカミンミッソー!
発射された弾丸は徐々に加速し、速度が増すほど誘導が強力に掛かるようになっているのだが、相手を通り過ぎた途端に追尾性を失う。
本武器はこの仕様のせいで「近ければ誘導が掛からず」「遠ければ逃げられる」ので大抵の場合簡単に避けられてしまう。
タイミングを読まれてしまうと、たった1ステップ避けられてしまうので工夫して当てよう。
具体的には、発射時に思いっきり視界を上に振って、敵の頭上から落とすとか、わざとちまちま1ロックずつ撃って弾着タイミングをずらし、相手のガス欠を狙うとかである。
ちなみに、ノーロックでも発射可能、その場合は1ロック分の弾が無誘導で出る。
ロック射撃の一斉射と違って、次弾が出るまでに1秒弱のインターバルが発生するうえ、弾の初速はコング並なので近距離戦はものすごく苦手。
マガジン火力はあるものの、コア攻撃効率は微妙である。
敵が巡航移動でもしてない限りロックオンも儘ならないので、そうなる前に主武器に持ち替えておきたい。
今まで他の重火力武器でも散々言ってきたが、例によってこの武器系統も重い、非常に重い。
相手と距離を取ってこそ真価を発揮する武器ではあるが、プラントを踏めないどころか、味方に取り残されるなんてことが無いように注意したい。
余談だが、この武器でロックオンした相手も近距離ロック同様、索敵報告が入りMAPに映るようになっている。
索敵Eのド近眼頭部でも、コレを構えるだけで人並の目視偵察ができるようになる、スモイ!
また、攻撃回避が疎かなCPUに対してはバンバン刺さっていくので、
ストーリーではミサイル一斉射の暴力を存分に体験できるだろう。
アーケード版では、ノーロック射撃時の発射インターバルをロック取消(近距離ボタン)でキャンセルできたため、それを利用して連射する「パタパタ撃ち」と呼ばれるテクがあった。
劣化スプレットランチャーもどきとして近距離戦やコア凸で有効で、Ver.2.5で使用不可、Ver4.5Aで復活した仕様であったが、PS4版では使用不可となっている。
MLRS系統 属性:爆発100% |
名称 |
型番 |
射撃方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
爆発半径 |
誘導性能 |
リロード |
性能強化 |
試験型MLRS |
MLRS-16 |
ロック誘導 |
530 503.5 |
3100 3224 |
6×5 |
480/min |
12m 12.5m |
C+ |
3秒 |
①重量 503.5 ②爆発半径 12.5m ③威力 3224 |
多連装型MLRS |
MLRS-48 |
ロック誘導 |
620 589 |
2700 2808 |
8×5 |
480/min |
9m 9.4m |
B+ |
4秒 |
①重量 589 ②爆発半径 9.4m ③威力 2808 |
強化型MLRS |
MLRS-34 |
ロック誘導 |
600 570 |
4900 5145 |
4×5 |
320/min |
14m 14.7m |
A+ |
4秒 |
①重量 570 ②爆発半径 14.7m ③威力 5145 |
斉射型MLRS |
MLRS-56 |
ロック誘導 |
640 608 |
3300 3498 |
6×5 |
480/min |
13m 13.8m |
B- |
4秒 |
①重量 608 ②爆発半径 13.8m ③威力 3498 |
+
|
調整履歴 |
調整履歴
試験型MLRS
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
2500 → 2800 2600 → 2912
- 装弾数
6発×3 → 6発×4
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
多連装型MLRS
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
2200 → 2400 2288 → 2496
- 装弾数
8発×3 → 8発×4
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
強化型MLRS
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
4200 → 4600 4410 → 4830
- 装弾数
4発×3 → 4発×4
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
斉射型MLRS
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
2700 → 3000 2862 → 3180
- 装弾数
6発×3 → 6発×4
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
|
試験型MLRS |
多連装型MLRS |
強化型MLRS |
斉射型MLRS |
MLRS-16 |
MLRS-48 |
MLRS-34 |
MLRS-56 |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
マガジン火力 |
総火力 |
ロックオン必要時間 |
ノーロック発射 インターバル |
1射 |
一斉射 |
試験型MLRS |
18600 19344 |
93000 96720 |
0.25秒 |
0.78秒 |
0.80秒 |
多連装型MLRS |
21600 22464 |
108000 112320 |
0.25秒 |
1.05秒 |
0.80秒 |
強化型MLRS |
19600 20580 |
98000 102900 |
0.25秒 |
1.05秒 |
0.68秒 |
斉射型MLRS |
19800 20988 |
99000 104940 |
0.17秒 |
1.08秒 |
0.68秒 |
試験型MLRS
中型ミサイルを発射する火力支援兵器。
敵を照準内に捉え続けることで最大3回のロックオンが可能。1回のロックオンにつき、誘導ミサイルを2発発射する。
初期バランス型で系統最軽量。1射2発で最大3ロック可能。
系統中ではずば抜けて軽く、中量級でもなんとかやりくりすれば運用できそうな重量。
名前通りMLRS系統のお試しとしてはピッタリなカタログスペックになっている。
ロックオンの成立には、若干時間がかかるものの、遠距離ならそれほど気にならないだろう。
誘導性能は系統中で最も低いものの、巡航移動で逃げる相手に対しては「必中」と言えるだけの誘導性を発揮するのは流石ミサイル。
しかし、残念ながらこのゲームの移動の基本は小刻みダッシュの連続ステップである。
単純に「ロックして撃てば全弾命中!」ということはまずありえないので、相手の回避や逃走を見越したうえで発射する必要がある。
「追いかけてくる爆発物」という理不尽を如何にして押し付けるのか?というMLRS独自の運用方法をこれを使って習得したい。
新武器先行フィールドテストのイベント報酬として配布されたが、同時期のイベントはプラントを踏んでなんぼの大攻防戦だったり、週明けのランクマ新MAPは見通しが悪い遮蔽物たっぷりのアルマイヤ大砂海だったりでちょっと不遇。
多連装型MLRS
弾体の小型化により、同時発射数を増加させたミサイル発射システム。
1ロックオンあたり2発のミサイルを発射し、最大4回までのロックオンが可能。
弾数重視のモデル。1射2発で最大4ロック可能。
単発の威力や範囲は下がったものの、マガジン火力は系統最高!…ではあるのだが、1ロック成立までの時間は変わっていないので、4ロック全部成立する前に相手が視界外に消えてしまう可能性の方が高い。
誘導性はいいものの、爆発半径がやたらと狭いので、実戦ではラグによるダメージ低下が懸念事項。
安全な距離から1ロックするたびに発射して、1体の敵にブーストが切れるまで延々と攻撃し続けるというものすごく嫌らしい戦い方が似合う武器である。
集団戦では1体にロックを集中させるより、複数機にばら撒いて混乱させることを意識したほうが戦果に繋がりやすいかもしれない。
また、豊富なマガジン火力と加速する飛翔体という特性は、遠距離からの自動砲台やガンターレットの素早い破壊にも適している。
弾数が多いという利点を生かした立ち回りを心掛けよう。
問題は撃破にからむような攻撃力としては少々不安な性能にもかかわらず、無茶苦茶重いことである。
頭部ロックオンの影響を受ける上、重量脚部でも積載が足りないかもしれないので、アセンの幅が物凄く狭くなってしまう。
アーケード版では4段階目の武器であったが☆1に降格。
強化型MLRS
火力強化型のミサイル発射システム。
装弾数は4発と少ないが、1ロックオンあたりの発射数が1発となっており、最大4回までロックオン可能。
系統三段目お馴染みの単発威力重視。1射1発で最大4ロック可能。
直撃すれば大抵の敵にノックバックを起こせるので、4ロック中の初弾でノックバックを取れれば敵を確殺できる!……はずなのだが、ロックオンにかかる時間が初期型と変わっていないので(ry
鬼のような誘導性能を持っており、平気で60度ターンとかを目前で繰り返すので、この手の誘導武器の中でも回避が最も難しくなっている。
酷いときはカタパルトでミサイルの真上を飛び越えてもUターンしてくるし、地形に当たらなければ隠れた壁の裏とか飛び込んだ穴の中まで追いかけてくるくらいしつこい。
とはいえ、慣れたプレイヤーにはやはりワンステップでひらりと避けられてしまうので、射角やタイミングには注意したい。
加速性が系統中最低で弾速が全くなので、障害物に隠れてやり過ごすということが簡単にできてしまうのが辛い所。中~近距離まで近づいて発射したい。
系統自体近距離戦やタイマンが苦手な武器だが、特にその特徴が強く出ているので、できるだけ味方と足並みをそろえることを意識しよう。
斉射型MLRS
1回のロックオンにつき1発を発射し、最大6回までロックオン可能な最新鋭のミサイル発射システム。
弾速も速く、広所での戦闘では非常に高い総合火力を発揮する。
初期型の改良品であるハイバランスモデル。1射1発で最大6ロック可能。
初期型から弾頭が純粋に強化されているが、最大の改良点はロックオン時間にある。
照準合わせからロック成立まで非常に短いので、あっという間に3~4ロックが成立する。
最速で撃てば敵には通常ロックアラートが聞こえるよりも早くミサイルアラートが表示されそうなくらいである。
カーソルで撫でるだけで成立するので、正面から至近に突っ込んでくる敵に対しても、ノーロック射撃ではなく誘導弾が撃ち込めるくらいである。
その使い勝手の良さから、もっとも板野サーカス的なミサイルらしい活躍ができる武器になっている。
最大の欠点は、その素晴らしい性能でも庇いきれない激重の重量。
重量640はブレイズランチャーXを超えて重火力副武器最重量記録を更新している。
もはやバリアに積み替えて軽量化とかで済む重量ではない。
最終更新:2024年02月11日 17:40