弾頭が複数に分裂する特殊グレネードランチャー
モデルにより射出した弾頭の分裂数・飛散方向が異なる
2019年1月14日実装。発射直後から複数に分裂するグレネード弾を発射する武器。
ただ分裂とは言うものの発射の瞬間は1発のグレネード弾として出てくる訳ではなく、実態としては複数のグレネード弾を同時発射している形である。
分裂の軌道はランダムではなくモデルそれぞれに規則性があり、遠方に撃つと奇麗に並んで広がっていく。
初期型の時点で一射15000が二回撃てる上にそれが4マガジンあるという、スクラムバスターを超えた
新世代のトンでも火力系統である!スモイ!…のはカタログ上の話。
重火力副武器の強みは概ね「着発式の高威力爆発物を直射できる」点にあるのだが、本系統のグレネード弾は
強襲のグレネードランチャーと同じ性質を持つため、完全な着発式ではない上に直射でもない。
詳しくはグレネードランチャーへ
このため敵の近くで爆発させるにはグレネードランチャーと同様に距離・角度の調整やワンバウンドさせるなどの工夫が必要な上に、本系統はグレネード弾が分裂して縦や横にバラけるので、子弾をすべて敵に直撃させるのはかなり難しい。
中距離では暴力的なダメージゾーンを生み出すため、重火力の適正距離で撃ち合えればかなりのプレッシャーを与えられるだろう。
また、安全装置があるため、追いかけっこになった際は足元に置いて手榴弾のような使い方をしたり、屋内で敵機真上の天井に撃ち込み視認の難しい真上から爆撃する運用も可能。
バラバラにダメージ判定が発生するため、バリアを剥がしつつ本体にダメージが入れられる点も嬉しい。
反面、大破を取ることはかなり苦手なので、AN手榴弾で装甲を低下させる、スピキュールorプラージュの爆発を直撃させる、先に後方の支援を狙うなどの工夫も求められる。
ロケットランチャーなどと比べ、近距離での自衛力に乏しく遠距離での牽制力も薄い。
ポテンシャルは高いが、アセンの縛りも含めたクセが強く、比較的熟練を要する武器と言える。
性能を完全に引き出すには、武器そのものの使用感を理解した上で地形や敵の位置関係等をよく分析する必要があるため、事前にカジュアルやトレモなどで試し撃ちしておこう。
なお、分裂するという特性上ブラストに全弾命中することはほぼないことから、1射火力やマガジン火力は他系統に比べてかなり高くなっている。
このため、もしベースインして天井落としに成功すれば、凄まじい勢いでコアを削ることができる。
重量が初期型の時点で550と重いのが辛い所。アーケードの頃より一回り重くなっている。
		| スプレッドランチャー系統  属性:爆発100% | 
		| 名称 | 型番 | 射撃方式 | 重量 | 威力 | 装弾数 | 爆発半径 | 連射速度 | リロード | 性能強化 | 
		| スプレッドランチャー | SPL-15 | 単射 | 550 522.5
 | 3000×5 3120×5
 | 2×4 | 12m 12.5m
 | 90/min | 4.5秒 | ①重量 522.5 ②爆発半径 12.5m
 ③威力 3120×5
 | 
		| SPL-サージ | SPL-25W | 単射 | 580 551
 | 2700×5 2808×5
 | 3×3 | 12m 12.5m
 | 90/min | 5秒 | ①重量 551 ②爆発半径 12.5m
 ③威力 2808×5
 | 
		| SPL-プロミネンス | SPL-35X | 単射 | 590 560.5
 | 4700×5 4935×5
 | 1×4 | 14m 14.7m
 | - | 3.5秒 | ①重量 560.5 ②爆発半径 14.7m
 ③威力 4935×5
 | 
		| SPL-スピキュール | SPL-43V | 単射 | 610 579.5
 | 7400×3 7844×3
 | 1×3 | 15m 15.9m
 | - | 4.5秒 | ①重量 579.5 ②爆発半径 15.9m
 ③威力 7844×3
 | 
		| SPL-プラージュ | SPL-53W | 単射 | 630 598.5
 | 7000×3 7490×3
 | 1×4 | 17m 18.2m
 | - | 4秒 | ①重量 598.5 ②爆発半径 18.2m
 ③威力 7490×3
 | 
    
    
        | + | 調整履歴 | 
調整履歴
 
 
スプレッドランチャー
 2020/11/17(Ver.3.05)威力2800×5 → 3000×5
 2912×5 → 3120×5
 
SPL-サージ
 2020/11/17(Ver.3.05)威力2500×5 → 2700×5
 2600×5 → 2808×5
 
SPL-プロミネンス
 2020/11/17(Ver.3.05)威力4300×5 → 4500×5
 4515×5 → 4725×5
2021/06/08(Ver.3.09)威力4500×5 → 4700×5
 4725×5 → 4935×5
 
SPL-スピキュール
 2020/04/09(Ver.3.00)威力6300×3 → 6600×3
 6678×3 → 6996×3
2020/11/17(Ver.3.05)威力6600×3 → 7000×3
 6996×3 → 7420×3
2021/06/08(Ver.3.09)威力7000×3 → 7400×3
 7420×3 → 7844×3
 | 
		| スプレッドランチャー | SPL-サージ | SPL-プロミネンス | SPL-スピキュール | SPL-プラージュ | 
		| SPL-15 | SPL-25W | SPL-35X | SPL-43V | SPL-53W | 
		|  |  |  |  |  | 
		| ©SEGA | 
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示) 
		| 名称 | 分裂方向 | トリガー火力 | マガジン火力 | 総火力 | 
		| スプレッドランチャー | 縦 | 15000 15600
 | 30000 31200
 | 120000 124800
 | 
		| SPL-サージ | 横 | 13500 14040
 | 40500 42120
 | 121500 126360
 | 
		| SPL-プロミネンス | X字 | 23500 24675
 | 23500 24675
 | 94000 98700
 | 
		| SPL-スピキュール | 縦 | 22200 23532
 | 22200 23532
 | 66600 70596
 | 
		| SPL-プラージュ | 横 | 21000 22470
 | 21000 22470
 | 84000 89880
 | 
スプレッドランチャー
弾頭が複数に分裂する特殊グレネードランチャー。
縦方向に5つの子弾が分裂・飛散するため、凹凸の激しい地形での運用に適する。
カタログ上は化物みたいな総火力をしているが、系統内では初期型らしいバランス型である。
弾丸は縦方向に5分裂する。
いくら火力があっても、所詮はグレネード弾である。
細い通路など、閉所なら鬼の様な火力を発揮するものの、都合よく火力集中できるような場面というのがなかなか存在しないのが辛い所。
基本的にトドメは主武器で行うことになるので、持ち替えを意識したほうがいいだろう。
コア凸能力についてはバラージやスクラムを超えるものの、実際にやってみると結構ポロポロこぼれる。
狙いに強襲グレネードより丁寧さを求められるのでちょっとめんどくさい。
SPL-サージ
弾頭分裂式グレネードランチャーの派生型。
弾頭が水平方向に5分裂するようになり、中~近距離の散開対象への攻撃に適する。
単発威力は微妙に落ちたが、1マガジンで3射出来るようになった。
弾は
横方向に5分裂する。
一瞬で3射15発のグレネードを叩き込めるので
面制圧能力に関してはピカ1。
N-DEFを剥がして中古ブラストを量産する削り能力に関しては他の追随を許さないくらい得意。
また、マガジン火力及び総火力が系統中最高で、3凸状態でコアに天井落としをするとわずか1.4秒で46332ダメージを与えることができる。
ちなみに3凸MK6クラッカーを4発全てコアに叩き付けた時のダメージは40576.8である。
ユニオンバトルの対ツィタデルに対しては、その群を抜く総火力が発揮できるため有力な候補となる。
砲台が横並びになっているので横拡散のサージで狙いやすいのも好相性。
最も輝くのが中枢動力部攻撃。コアと天井の隙間へやや見上げるようにして撃ち込むことで、全弾天井落としが入る。
近くまで行って(かつ味方の射線を遮らない位置で)しっかりと決めよう。
段差の上から撃っても当たるのはほぼ味方である。
コアが宙に浮いているアルド・シャウラには安定した攻撃がほぼ無理なので、大人しく別の武器を持っていこう。
 
SPL-プロミネンス
弾頭分裂式グレネードランチャーの発展形。
弾頭がX字に5分裂するため、単位面積あたりのダメージ密度が上昇し、遠距離対象への攻撃に適する。
1マガジン1射の火力重視。1射で2万を超えるのでとうとうネオ以上となった。
爆発半径も強化されて14mと広い。
弾はX字に5分裂する。
弾数を削って初期型とサージを合わせたような印象。
4マガジンで予備弾数の追加効率も良好で、リロードも系統内で最も早いため、系統の持つ欠点もアセンでカバーしやすいだろう。
拡散範囲がコンパクトにまとまっており、中央の子弾付近に敵を収めれることができれば、広範囲においてかなりのダメージを期待できる。
弾速も相まって、対人に於いては系統内でもっともクセが少なく取り回しやすい武器と言える。
ユニオンバトルの対ツィタデルに対しては、拡散しきる距離を掴んだ上で砲台を包み込むように撃てば比較的簡単に破壊できる上、動力部攻撃も天井落としにより理論値を発揮できる。
プラント戦においても圧倒的な火力を思うまま押し付けられるため、有用な部類の武器に入るだろう。中枢動力部に対しては、サージの項目を参照されたし。
欠点はサージより天井落とし時にこぼれやすいことと相変わらずに重いことか。
サージと同じくアルド・シャウラで天井落としを狙うのは厳しいため、大人しく別の武器を持っていこう。
 
SPL-スピキュール
弾頭分裂式グレネードランチャーの強化型。
縦方向への分裂方式を取っており、子弾が減った代わりに、個々の爆風範囲が劇的に向上している。
子弾1発当たりの火力を追究したモデル。縦方向に3分裂する。
初期型を1マガジン1発とする代わりにプロミネンス並みの火力を得た一品。そのプロミネンスに1発の合計火力では劣るものの、子弾が少ない分ひとつひとつのパンチ力は系統随一。
3.05へのバージョンアップにより、プロミネンスと同様の無凸状態で1射20000超えの火力を手に入れた。
系統最高の子弾威力とさらなる爆発半径の向上がうまくかみ合っており、実際のスペックよりかなり強力な武装となっている。
安全装置を組み込んだ初期クラッカーが3発まとめて飛んでくる、或いは逆カタログ詐欺を働いている魔改造強化型Gランチャーと考えればどんな武器か分かりやすいだろうか。
子弾の威力が大幅に上昇したため、現実的に大破を狙っていけるようになった点も嬉しい。
反面、初期型と同様縦方向での拡散となった上に子弾も減ったため、基本的には一発一発を丁寧に直撃させないと思うようなダメージは期待できない。
下位武器のような使い方で、大雑把に広範囲のダメージゾーンを形成し削るような武器ではないと思っていたほうがいいだろう。
また、さらなる火力重視をした宿命なのか非常に重く、装弾数も3発分で終了するのが悲しい所。
スピキュール/SCV
オリジナルのSPL-スピキュールを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。 
SPL-プラージュ
弾頭分裂式グレネードランチャーの最新モデル。
水平方向に3分裂する弾頭は、分裂数こそサージに比べて抑えられているが、威力は大きく向上しており、爆発半径、装弾数も高い水準に調整されている。
2022/08/29に追加された★4武器の一つ。横方向に3分裂する。
既存の同系統からするとかなり独特な見た目をしているが、説明文にもあるように、よく見るとベースはサージであり大型のシールド(防楯)を増設した形になっている。
ただし、このシールドはあくまで見た目だけであり、構えている間にダメージが軽減されるといったような効果等は一切ない。悲しいね。ジーシェンとかもね
ゲーム内説明文でこそサージと比較されているものの、武器の性質としてはスピキュールの拡散方向を横にした、と言ったほうが近い。
運用面でも大きくスピキュールと評価は変わらないが、基本的に射撃戦は敵に対して左右にステップを踏みながら有利距離を保とうとするため、横方向に強いこの武器はより一層プラント戦などの撃ち合いに強くなったと言える。
威力はスピキュールより一回り落ちているものの、代わりに爆風範囲が広がっており、距離による威力減衰や子弾同士での爆風範囲の重複を考えれば些細な差だろう。
総弾数も4発に増え、プロミネンスが持つアセン上での取り回しの良さも取り戻しており、SPL系統の到達点と言える性能にまとまっている。
ハイバランスではあるもののあくまでスピキュールの亜種であり、中遠距離ではスピキュールと違い横拡散のため、子弾が2発以上直撃するようなことはまずない。
とはいえ子弾1発だけを確実に直撃させればいいかといえばそうでもなく、今度は子弾1発の威力低下が引っかかり、ダウンも取れず大破も取れない中途半端な結果になりがち。
近距離も安全装置のためにサワードのような強引な当て方はできず、系統の解説にあるような壁打ちや足元置きなどを駆使した一工夫が必要になる。
中央の一発は直進するため、遠距離相手にも牽制としての運用自体は可能だが有効打にはなり得ず、それだけを目的に運用するのならば他に有力な副武器がいくらでもある。
系統の基本である「程よく弾がバラけ相手を火だるまにできる中距離」の感覚を常に意識することで真価を発揮し、レアリティに見合った活躍を見せてくれるだろう。
そういった意味でもSPL系統の最終武器と言っていいかもしれない。
最終更新:2024年02月06日 21:09