リモートボム系統

投擲して設置後、任意で起爆する指令起爆の方式を採用したリモコン爆弾
モデルによっては接触対象への吸着機能を持ち、破壊力が高く待ち伏せなどに適する
2019/02/11実装。設置式のリモコン爆弾。
他の罠系武器と違って感知式ではなく、設置後にロックオンボタンを押して手動で起爆する
手動起爆の手間がかかるものの、音や光を出したりせず、リモートボム以外は壁などにも設置可能なので目立たない。
起爆には距離制限はないので、前線プラントにいながらMAPで位置確認した敵を起爆して撃破といった曲芸も可能。
ワンプッシュで設置したものすべて起爆してしまうので、複数設置しても使い分けができない。
耐久は4000と割と硬めだが、爆風が当たっただけで除去されてしまうことがあるのは他の罠設置物と共通。
設置後は他の武器に持ち替えても勝手に消えたりはしないが、起爆はボムに持ち替えておかなければ出来ないので、そこも一応注意。

非常に高威力で爆発半径も狭くはないなので、支援の武器でありながら積極的に敵撃破が狙えるのが最大の魅力。
基本的には、こちらに接近してくる敵の進路上に設置しておき、相手が来たタイミングで起爆して大打撃を与える…という使い方の武器のはずだが、実際には「設置など知ったことか」と前線プラントに投げ込んで敵を爆殺しているのをよく見かける。
特にリムペVとFは爆風が掠っただけでも危険な高火力爆発物なので、注意が必要だ。

手動起爆という特性上、他の支援副武器と違い敵を感知せずとも起爆出来る上、設置さえ終われば即起爆可能と発想次第で様々な使い方が出来る逸品。
例えば後退しながら投擲→即起爆で眼前の敵に手痛い一撃を速やかかつ能動的に加えることが可能。自衛力を大きく高められる。
また、複数をある程度距離を置いて仕掛けることで任意起爆可能のデスゾーンを広域に展開するなんてことも。
しかし、自分から仕掛けるには相手にかなり接近しなければならないため、ただ漫然と味方の後ろにいては上手く機能しない。支援としてリペアetcもこなすなら立ち回りは考慮する必要がある。

アーケード版では比較的初期に実装され、罠系の設置物でありながら前線で数々の伝説を作り出した悪名高き武装。
支援兵装が「死炎兵装」や「ボンバーマン」などと呼ばれるのは9割方この系統のせいである。
特に補助武器の弾薬箱と組み合わせて行うボンバーマンプレイと呼ばれるスタイルが有名だった。
自分にボムを貼り弾丸のダメージを防ぐ「リムペットアーマー」や5個自分に張ってカタパで飛び出し大型兵器に肉薄して自爆し致死ダメージを与える「南斗人間砲弾」、コアの受け皿にボムを投げる姿が似ていることから来た「レイアップシュート」、コア下にまんべんなくボムを起き複数の凸屋を一度に葬り去る「死炎結界」など、非常に多くの珍プレー、好プレーが存在する面白兵器でもある。
この武器系統の登場により、AC版の格言「逃げる支援は追うな」が復活したことも付記しておく。ボム系を持った支援を迂闊に追いかけると曲がり角あたりでピッと爆殺される危険が高い。
ボンバーマンの相棒である弾薬BOXはマンスリーイベントで復活。獲得さえしていればかつての真似事も行えるようになった。

+ PS4版で実装されてからの評判
あんまりにも暴れすぎたせいかPS4版では他の爆発物と違って、重量、威力、範囲の重要項目すべてが低下するだけの純粋な弱体化を食らっている。
特に威力の低下が痛い。
リペアカプセル系統の登場により大ダメージでの大破が重要視され始めたため、本当にとても痛い弱体化となってしまった。
追い打ちのように強襲のツィーゲルラケーテ系統、重火力の副武器全般、そして支援のスプーキー系統と
お手軽に使えて爆風範囲が広い副武器が前線に溢れ、ボムが接地する前に消し飛ぶことがあまりにも多いため
現環境ではお世辞にも最前線ではあまり使えるとは言い難い。

なお、相手の動きが遅くだいたい固まって行動するストーリーモードでは一転して全盛期のごとき八面六臂の活躍を見せつけてくれる。

流石に弱体が過ぎて苦情が多かったのか、Ver.3.00では大幅な上方修正が行われている。
3凸すればアーケード版の頃の性能にかなり近づくので
「PS4版の性能じゃ使い物になんないよ」
と嘆いていた諸兄は久々に使ってみるといいかも。
リモートボム系統  属性:爆発100%
名称 型番 重量 威力 装弾数 爆発半径 リロード 性能強化
リモートボム R1R-N 280
260
13200
13728
1×4 17m
17.7m
1秒 ①重量 260
②爆発半径 17.7m
③威力 13728
リムペットボムS L2R-S 240
228
9200
9660
1×5 23m
24.2m
1秒 ①重量 228
②爆発半径 24.2m
③威力 9660
リムペットボムV L2R-V 320
304
21000
22260
1×3 15m
15.9m
1秒 ①重量 304
②爆発半径 15.9m
③威力 22260
リムペットボムF L2R-F 350
332.5
25200
26964
1×3 14m
15m
1秒 ①重量 332.5
②爆発半径 15m
③威力 26964
メロン※ - 350
332.5
12500
13250
1×3 18m
19.1m
1秒 ①重量 332.5
②爆発半径 19.1m
③威力 13250
+ 調整履歴
調整履歴

リモートボム
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      11500 → 12500
      1196013000
    • 爆発半径
      16m → 17m
      16.6m17.7m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      12500 → 13200
      1300013728
リムペットボムS
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      7900 → 8700
      82759135
    • 爆発半径
      22m → 23m
      23.1m24.2m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      8700 → 9200
      91359660
リムペットボムV
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      18000 → 20000
      1908021200
    • 爆発半径
      14m → 15m
      14.8m15.9m
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 重量
      340 → 320
      323304
    • 威力
      20000 → 21000
      2120022260
リムペットボムF
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      24000 → 25200
      2568026964
メロン
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
リモートボム リムペットボムS リムペットボムV リムペットボムF
R1R-N L2R-S L2R-V L2R-F
メロン
-
©SEGA

リモートボム

普及型リモコン爆弾。
投擲して設置後、任意で起爆する指令起爆の方式を採用。破壊力も高く、待ち伏せなどに適する。同時に5個まで設置可能。
系統初期のバランス型。
一段階目にして既に威力1万を大きく超えている
…のだが、系統3つのうち、これだけ床にしか置けないので応用の幅が狭い。

直撃しても中量級ブラスト以上はN-DEF次第で生き残ってしまうので、追撃が必須。
この武器でダウンを取った相手を主武器に持ち替えて撃破する、といったシーンが多くなるので、持ち替えの早い腕部を使いたい。

爆風範囲拡大やアンチスタビリティをつけると、ダウンを奪える範囲が1mほど拡張される。
使うならセットで装備しておきたい。

リムペットボムS

接触対象への吸着機能を追加したリモコン爆弾。
S型は威力こそ控えめだが、爆発半径が拡大しており、比較的扱いやすい。同時に5個まで設置可能。
弾数重視の爆発物S型。
威力と引き換えにリロードを除く3項目が向上する、よくある調整の爆発物系統2段目。
吸着式であらゆる場所に張り付けられるので、応用の幅が広い。

爆発範囲は23mと非常に広いが、直撃しても新品ブラストは撃破出来ないのがネック。
重量級相手だとダウン取るのも難しい。
設置する手間がかかるうえ、起爆のために見える位置で待機する必要があるリスクを考えると、つり合いが取れているかはちょっと難しいところ。

似たような性能の爆発物としては既にホバーマインXやスプーキーGが実装されている。
あえてこれを使うのなら守備的な運用で活路を見出したい。

リムペットボムV

接触対象への吸着機能を追加したリモコン爆弾。
高威力のV型は、起爆させる状況さえ確かなら一撃でブラストを撃破できる。同時に5個まで設置可能。
火力重視の系統三段目のV型。「リムぺ」と言えば大抵これのこと。
吸着式でS同様いろんなとこにペタペタ貼り付けられる。壁、天井、カタパ、果ては機体にも貼り付けられる。
そしてアーケード版に比べ投擲距離が2倍以上に増加したため遂にジャンプしてコアに投げるとコアに貼れるようになってしまった。ヤバイ。
そして機体に貼れる以上、当然撃破した敵機体にも貼り付けられる。
リペア装備の度重なる強化により再始動がしやすくなった環境のため、敵支援が再始動させるのを先読みして死体にリムペを貼り付けておき再始動されて逃げる敵機を見ながらピッ…という血も涙もない戦い方ができたりする。

三段目の高火力武器で本領を発揮する爆発物の期待に漏れず、威力は驚きの21000
数字上はプラズマカノン・ネオを超える圧倒的な火力である。
爆発範囲は未強化時で15m、半径7.5m以内からダメージ1万越えのキリングフィールドを形成する。

弱点としては設置武器なのでいくら火力が高くてもまず直撃しないということと、爆風で簡単に除去されてしまう所だろうか。
距離減衰も激しく、12m以上離れるとS型と与えるダメージと逆転してしまう。
重量が300の大台を超えており、スプーキー並みに重いのもネック。

アーケードの頃と比べるととてつもない弱体化を食らっているのだが、それでも直撃すれば大抵の敵は撃破できる。
ただN-DEFは爆発属性のダメージを2割カットする特性があるため、平均的なN-DEF能力と装甲A+以上で耐久フルの相手だと生き残られてしまう事に注意。
また、重火力のバリアはどれだけSPが残り少なくても一発は耐えきってしまうため相性が悪いという点も覚えておきたい。

Ver.3.00の調整による火力向上に次いで、Ver.3.05ではボム本体の耐久値が4000となり、ようやくちょっとした爆風のカス当たりくらいならば消し飛ばない様になった。
「死角や遮蔽を活かしつつ接敵したり、場合によっては正面から強引に超接近戦間合いまで肉薄して投げつけ、離脱と共に起爆して一撃で爆殺する」という所謂AC版のボンバーマンスタイルが、ようやく実戦的なレベルで可能。
無論、全体的に火力がインフレ気味で、そもそもこいつに拘らなくとも、全兵装で凶悪な爆発物や超火力の近接主武器が豊富に選択出来るPS4版環境下において、雨あられと長射程の爆発物が飛び交う中、リムペ一枚を抱えて敵に向かって行く腹マイト戦法自体が、環境的に若干逆風気味でロマン要素が強くはあるが…。

余談だが
リムぺVのPS4調整で削られた威力は7000(実装当初比だと12000)である。
おかしな使い方ばかりされていたが、やっぱ元からなんかおかしい…。

リムペットボムF

接触対象への吸着機能を追加したリモコン爆弾。
F型は爆風範囲こそ大きくないが、高威力のV型を超える系統内随一の破壊力を誇る。
同時に5個まで設置可能。
2021/07/19に追加された★4武器の一つ。
爆発物飛び交う戦場に颯爽と現れた新型ボム。

その性能はというとVを前身とした強化版で、爆発半径マイナス0.9mの代わりに威力が4000以上も上昇する。
支援は腕部チップが嵩みやすいとはいえ爆風範囲拡大Ⅱ1枚で帳消しにできるマイナスであり、ほぼほぼ上位互換と言っていいであろう仕上がりになっている。
Vではミリ残りになってしまい仕留め切れなかった…という場面でも撃破をとれるようになるため、Vを使用していたユーザーには載せ変えを推奨できる。
運用自体に関してはVに準ずるので、高秒間火力の主武器や即死級の副武器が飛び交う戦場では扱いそのものが難しい…という点には留意しておこう。

しかしこのスペックどこかで見たような…?と思ったあなたはAC版経験者であろう。
ピンと来ない方に説明すると、AC版リムペットボムVの性能は威力25000に爆発半径16mである。
そう、つまりこの装備の正体はPS4版移植にあたり弱体化されたリムペットボムVの本来の姿なのであった。これリムペV上方でよくね?
リムペを弱体前のFullspecで使いたかったら買ってね!ということだろうか?なんかどこか(スプーキーHV)で見た気がする流れだぁ…

メロン

『ファンタシースターオンライン2』とのコラボでオラクルよりやってきたアークスのペット。
大きな耳と膨らんだしっぽが女性に人気だが、刺激を与え過ぎると爆発するため注意が必要。
第2回PSO2コラボで実装。
大きな耳と膨らんだしっぽが女性に人気だが、右クリックで爆発するため注意が必要。

装弾数で見るとリムペVの互換だが、こいつはリムペット式ではないので、威力と装弾数の代わりに爆発半径を向上させたリモボと考えた方がよいかもしれない。
ただし重量についてはリムペV基準で+10の350と非常に重いので要注意。

当たればほぼダウン確定の威力を持ちながら爆発半径が18mと広めなので、設置場所に誘い込めさえすれば安定した威力を発揮する。
床置きしかできない上に非常に目立つビジュアルをしているので、曲がり角や出入口の陰に置くなど工夫して使用しよう。

リモートボム系統が上方修正を施される中でコラボ武器のご多分に漏れず調整漏れし、相対的に弱体化した。
特にリモートボムが強化された結果、メロンに並ぶほどの性能を手に入れたものだからさあ大変。しかもあちらは1発多い。
こちらも完凸しなければ十分な性能を発揮できないが、わざわざ強化する性能かというと疑問符がつく。
よほどマテピが有り余っている場合でもない限り、資材は他の装備に回したほうが良いだろう。

+ 原作ネタ
PSO2のEP4より実装されたクラス・サモナーが使役するペットの中の1体。
エネミーからの攻撃を受けることで膨張し、それを掴んで投げつけて爆発させダメージを与えるのが最大の特徴。

マロンとの最大の相違は投げつけても一撃で体力が尽きる事がなく、時間内ならば何度も投げつけて連打可能という点。
加えて最大膨張させるまでが早く、時間が経っても自爆せず元に戻る、戦闘不能からの復活が早いなどマロンをよりマイルドにしたような性能。
ただしその代償に爆発の威力はマロンの約1/10となってしまっている。
一撃のマロン、堅実のメロンといった按配。

ちなみにボダブレでは投擲モーションがアンダースローだが、こちらもマロンと同じくPSO2では振りかぶって叩きつけるモーションである。

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最終更新:2024年02月07日 15:10