ツィーゲルラケーテ系統

小型軽量化によって近距離戦闘への対応能力を向上させた小型ロケットランチャー
直進するロケット弾は敵に命中させやすく、状況を問わず安定した戦果を挙げられる
非投擲タイプかつ着発式の弾頭を発射するロケットランチャー。
PS4版オリジナルとなる強襲兵装第5の副武器。
2019年4月8日実装。

強襲用サワードまたは爆発属性版スプーキーといった使用感で、それなりの威力と装弾数があり、爆発半径も13m~17m程度と即時発射可能な爆発物としてはよくある広さの、非常にオーソドックスな武装。
武器の性能自体は物凄く普通の単なるランチャー系爆発物…といった按配だが、タイマンの直接戦闘・火力支援による削り・コア凸・設置物の除去と、どんな用途にも過不足なく使える素直な爆発物を、特別装備による高速機動を特徴とし、これまたどんな役割もこなせる強襲が持てる事による運用幅の広さこそが、この武器の最大の魅力と言えるだろう。
特にコア攻撃では、投擲武器の様なモーションによる溜めが無いうえ、グレネードのように狙いを付ける必要もなくコアに直撃させることが出来るのが強い。
射程限界は約200m。

反面重量は重く、初期型からして強襲兵装副武器ワーストだった強化型グレネードランチャーとほぼ同重量である。
また素直な性能であるが故に手榴弾系の「置き」や強グレの「壁反射」等トリックプレイには向かない。

表示されていないパラメータとして「弾速」がある。
U(約70m/sec)>初期型(約65m/sec)>ゲヴァルト(約60m/sec)>ヤークト(約45m/sec)

因みにziegelとは「レンガ」、raketeは「ロケット」の意味。(いずれもドイツ語)
その四角い見た目から名づけられたか。
ツィーゲルラケーテ系統  属性:爆発100%   ズーム倍率:1.2倍
名称 型番 射撃方式 重量 威力 装弾数 連射速度 爆発半径 リロード 性能強化
ツィーゲルラケーテ ZR3M1 単射 300
285
4700
4888
3×3 180/min 13m
13.5m
2秒 ①重量 285
②爆発半径 13.5m
③威力 4888
ツィーゲルラケーテU ZR3M2 単射 310
294.5
3700
3848
4×3 240/min 14m
14.6m
2.5秒 ①重量 294.5
②爆発半径 14.6m
③威力 3848
ZR-ヤークト ZR3M3 単射 330
313.5
10500
11025
1×3 - 15m
15.8m
3.5秒 ①重量 313.5
②爆発半径 15.8m
③威力 11025
ZR-ゲヴァルト ZR3M4 単射 320
304
6500
6890
2×3 120/min 17m
18m
3.2秒 ①重量 304
②爆発半径 18m
③威力 6890
ZR-ヘルシャフト ZR3M6 単射 340
323
11500
12305
1×3 - 14m
15m
3秒 ①重量 323
②爆発半径 15m
③威力 12305
+ 調整履歴
調整履歴

ツィーゲルラケーテ
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      4500 → 4700
      46804888
ツィーゲルラケーテU
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      3500 → 3700
      36403848
ZR-ヤークト
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      10200 → 9700
      1071010185
    • 装弾数
      1発×4 → 1発×3
    • リロード
      3秒 → 3.5秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 威力
      9700 → 10000
      1018510500
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      10000 → 10500
      1050011025
ZR-ゲヴァルト
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      6300 → 6000
      66786360
    • 装弾数
      2発×4 → 2発×3
    • リロード
      2.5秒 → 3.2秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 威力
      6000 → 6200
      63606572
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      6200 → 6500
      65726890
ZR-ヘルシャフト
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      11300 → 11500
      1209112305
ツィーゲルラケーテ ツィーゲルラケーテU ZR-ヤークト ZR-ゲヴァルト ZR-ヘルシャフト
ZR3M1 ZR3M2 ZR3M3 ZR3M4 ZR3M6
©SEGA

ツィーゲルラケーテ

大幅な小型化・軽量化を行うことで近距離戦闘への対応能力を向上させた小型ロケットランチャー。
直進するロケット弾は敵に命中させやすく、状況を問わず安定した戦果を挙げられる。
系統初期モデル。
中量級アセン程度までなら直撃でノックバックを取るのに充分な火力を3発まで連続発射出来る。
系統中最速のリロードで最軽量だが、代わりに爆発半径は最も狭い。
投擲モーションが無い射撃武器なので、副武器の中でもトップクラスのリロードになっている。
(数値上は重火力副武器のサワードロケットがタイだが、あちらは射撃後に約0.66秒の硬直がある。対してこちらの硬直は約0.25秒であるため、こちらの方が先にリロード完了する)
腕部性能によっては主武器と持ち替えるかどうか悩ましい。
コア攻撃に使用する場合は腕部のリロードを高めてとにかく連射するのがオススメ。

一方、コア凸以外の用途では爆発半径の狭さが足を引っ張って、後継の上位モデルと比べていまいち信頼性に欠ける。
対ブラスト戦闘ではノックバックが取れる範囲がかなり狭いので、しっかり直撃に近い位置を狙って行く必要がある。

ツィーゲルラケーテU

制圧能力を高めるため、マガジンを拡張し装弾数を増加させた小型ロケットランチャー。
単発威力は低下したものの、爆発範囲が拡大したことで多数の敵機を巻き込むことができるようになった。
単発威力を落とした代わりにマガジン弾数を4発に引き上げ、連射速度も強化したモデル。
初期型から僅かながら弾速と爆発半径が強化されており、主に中距離の牽制にも使える。
反面、威力が落ちて奪ノックバック性能が大幅に低下ししまった為、装甲C相手にも直撃させないと取れなくなってしまった。
直接戦闘よりはマガジン火力を生かした設置物破壊、コア凸向けの上級者モデルといった玄人志向の味付けになっている。
ただし、単射である=適正な間隔で攻撃ボタンを押す必要があることから扱うなら十分な練習が必要だろう。
余談だが連射速度240/minというのはおなじく単射の麻主武器「電磁加速砲・紫電」と同じ数値。紫電の使い手ならほぼ違和感無く使っていけるだろう。

ZR-ヤークト

開発コンセプトを一新し、大型の特殊弾頭を搭載することで火力を強化した小型ロケットランチャー。
装弾数が少なく的確な射撃を求められるが、その威力はブラスト・ランナーに致命的な損傷を与える。
単発威力強化モデル。
火力が10000を越え、ダウン及び一撃大破が望める様になった。

カタログスペックだけ見れば非常に優秀なものの、単発高火力タイプにありがちな「発射される弾が明らかに遅い」というカタログ外の欠点がしっかりあるため注意。
弾速はコングより一応速いかな程度なので、ブラストに当てようとしたらかなりの接近や予測精度が必要になる。
強襲は特別装備で強引に間合いを詰める事が出来る為、同タイプのコングやスプーキーGに比べて能動的に当てに行ける点は好相性か。
リロード時間も系統最低で、強襲副武器としては遅めの3.5秒。
有効距離や当て勘はしっかりマスターしよう。

さらにもう一点無視できないのが、系統内では最も設置物破壊が苦手であるということ。
爆発半径自体は系統内2番目だが1マガジン1射しか撃てないため、結果的に爆風をばら撒ける範囲は系統内最低となる。
また特に最も迅速に破壊したい索敵センサーが1発で壊せないというのは結構な痛手。
これといってカバーする手段もないので割り切って使っていくしかない。

弾速や爆発範囲、マガジン火力&総火力などの関係から汎用性は上位モデルであるゲヴァルトに劣るものの、こちらは単発高火力による姿勢異常の狙いやすさ、1クリックで吐き出せる瞬間火力の高さ&拘束時間の短さがウリ。
これらはタイマン時やコア凸の道中・傘下で明確な強みとなるのでどちらが合うかは自分のプレイスタイルと相談しよう。

一応だが、ベース外コア攻撃も出来る
シュート位置はコアから196m~211m。爆発半径を強化しないとダメージが安定しないようだが、一応覚えておくと戦略が広がる。

威力1万が4マガジンもあるなんてこんなの絶対おかしいよ!
ということでゲヴァルトと共にVer.3.00で調整。PS4版では珍しく性能が下方修正になった。
総弾数が本来の高威力型標準の3発になったため、中量級以下で弾数を増やしたい場合はパーツの吟味が必要となる。

ヤークト/CV

ZR-ヤークトの塗装仕様。
ハロウィンカラーになっている。

ZR-ゲヴァルト

新規開発された炸薬を搭載し、威力と爆発範囲を両立させることに成功した小型ロケットランチャー。
弾頭の小型化により装弾数を増加、ありとあらゆる戦況に対応できる性能になった。
初期型の弾を1発減らし、威力と爆発半径を強化したハイバランスモデル。
単発威力の高さと爆発半径の広さにより、圧倒的にノックバックが取り易く、戦闘・凸共に高次元で扱い易い。
1度に2発までしか撃てないとはいえ、マガジン当たりの火力も十分。
系統内では総火力も抜きんでており、他三つと比べても1万近く高くなっている。
3マガジンだが総弾数としては6発なので、予備弾数が17%以上あれば1発だけ増やせる。総弾数が3のヤークトにはないメリット。
予備弾数C(20%)以上の腕の他、3凸したセイバーII型腕とセイバーZX腕(18%)がこのラインを満たせる。
罠探知に1発だけ発射したり、2発打たずに敵を倒せた場合などでは、たかが1発されど1発…になる場合もある。
重量こそかなり重めとなっているが、それ以外に弱点らしい弱点の見当たらない強力なサブウエポンである
ダメージは微々たるものだが一応ベース外からコア攻撃が出来ることが可能。
だいたい敵コアから190~220mで、傘の窓の上くらいを狙うのがゲヴァルトシュートの位置になっている。

あまりにもあらゆるアセン、戦闘シーンが「ゲヴァでOK」になってしまい、プレイヤー側から苦情が殺到した結果、Ver.3.00のパーツ調整の目玉(?)となり、大幅な下方修正を受けている。
その後の上方修正で威力は元以上に戻ったものの、マガジン数は減ったままとなっており、中量アセンで贅沢に弾をバラまくような使い方は出来ないままである。
とはいえ『強襲兵装が持つことができる状況を問わない素直な爆発物』という強みは未だ健在。
撃つべき状況を見極め、万能武器を活かす万能な立ち回りを心掛けよう。

ZR-ヘルシャフト

ヤークトの戦闘データを元に、さらなる威力向上を目指した小型ロケットランチャー。
特殊弾頭は射出毎のリロードを必要とするが、驚異的な威力と高い弾速を実現させている。
2022/7/24に追加された★4武器の一つ。
★2のヤークトの重量をやや重くし爆発半径を狭めたら威力・弾速・リロードの全てが強化され、より実戦向けに調整されたような性能となっている。

弾速、爆発半径がハイバランスでまとまっており、単発高火力ゆえに撃ち合いでのよろけも狙いやすいのは特にタイマンでのブラスト戦闘において非常に頼もしい。
同じ強襲副武器で人気のPDスティンガーやアークスピナーAAより戦闘に重きを置く場合は有力な候補となるだろう。
また、単発高威力武器としてはリロードも比較的早い方であり、コア攻撃効率もそれなりにあるので戦闘〜コア凸と幅広い運用が期待できる。
ただし、爆風は広めなれど若干のサワラグを含めた偏差撃ちが必要になってくるため、スティンガーやAAよりもある程度狙って当てられるだけの腕前は必要になる。

武器性能、および運用が非常に似通っている強化グレネードランチャーとの比較は興味深い。
純粋な数値だけで比較した場合、強グレからは弾速や武器重量を含めた全てが劣っており、「着弾即爆発・よろけやダウンを引き起こしやすい高火力・マガジン単発の拘束時間の短さ」の三種の強みをどれだけ活かせるかが本武器のカギ。
直撃させた際のアドバンテージはかなりのものだが、とりあえず撃つだけでは掠りすらしないこともある。中・遠距離での立ち会いでは弾速と爆風範囲もあって、慣れていればむしろ強グレの方が直撃させやすいため、この武器の得意なレンジは常に意識しよう。
特に近距離でのセーフティを無視した爆風による対話拒否は、強グレにはない強力な選択肢となる。コア凸でも強グレのような一工夫の必要なく満額ダメージが望めるので、自身の立ち回りと相談して使い分けたい。

ちなみに、重火力のプラズマカノン・オーのコンパチのような性能となっているため、そちらをすでに愛用しているのであればすぐ手に馴染むだろう。ただし弾速は一回り遅いので、直撃を狙う場合は要練習。
クラッカー同様の着発弾頭かつ高威力広範囲爆風のため、強襲副武器としてはかなり自爆しやすく、単発高火力ゆえに味方のよろけを引き起こしやすい。同系統武器を使い慣れていない場合は注意したい。

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最終更新:2024年02月08日 09:24