凝縮した修復用ニュードをカプセル内部に充填した緊急補修グレネード。
投擲後一定時間でニュードを放出し、範囲内の味方を同時に修復することが可能
2019年6月3日実装。PS4版オリジナル装備。
修復用ニュードが充填されたカプセル。装備しているときに射撃ボタンを押すと、ブラストが投擲モーションに入った後、山なりの弾道でカプセルを投げる。
カプセルは投擲後一定時間で破裂して球状に修復用ニュードを撒き散らし、範囲内の味方機及び自機の耐久値を回復する。
着弾爆発ではないので空中で炸裂させることもできる。
また、特別装備を選択している状態で自分の耐久力が減っている場合は、SPを消費しながらゆっくりと自己修復を行う。(カプセルからニュードが駄々漏れなのでは…?)
スペックの意味が少々わかりづらいので、念のため以下のとおりまとめる。
連続使用:カプセルを持っている時の自己修復の持続時間
修理速度:修復用ニュードの範囲内に居る時の修復速度
効果範囲:破裂時に修復用ニュードを撒き散らす範囲
効果持続:修復用ニュードがその場に滞留する時間
いわば、有効時間を限定したことでリペア能力を高めることに成功した時限式小型リペアフィールド発生装置を投げているようなものである。
アーケード版プレイヤーに向けて言うならば、リペア版フレアグレネード。
投擲時にSPゲージを一括で全消費するが、投擲時のSP残量に関わらず修復用ニュードの範囲や持続時間は一定である。
投げるモーションが終了する瞬間に消費判定が行われるため、SPゲージがギリギリで投げると投げる瞬間にゲージが空だろうと正常に発動する。
当然ではあるが怯み等でモーションが中断されるときちんとSPゲージ切れとなってしまうのは注意。カプセルが空なのに発動するってことは投げる力にSP使ってるんですかね?
リペア装備で最も優れたチャージ時間の短さも特徴。
瞬間的な回復を目的とした特殊な装備である。
射程は系統内で起爆最速・範囲最小のγでも平地で70m程度まで届き、パワースローチップの使用で更に伸ばすことが出来る。
また、説明には書かれていないカタログ外スペックとして、フィールド接触時に一定量即時回復する「固定回復量」を持つ。その後、修理速度×効果持続だけ徐々に回復する。
長所
- 設置物のようにこの武器自体に設定された耐久値というものがなく、いかなる方法でも破壊されない。リペアを妨害する手段が、投擲前に撃破する以外にない。
- 行動不能の味方に投げつけさえすれば確実に再始動できる。
- 自機から回復対象に対して射線が通っている必要も自機を危険にさらし続ける必要もない。
- 修復用ニュードの範囲内に何機いようが榴弾が着弾しようが修復効果が一定である(おそらく何機でも同時再起ができると思われるが要検証。4機同時までは確認済み)。
- 遮蔽物や段差をある程度無視できる。壁越しの回復はリペアフィールドやリペアポストでも可能だが、現実的に天井越しに再起動が可能な物はカプセル系統のみ。
- セントリー系統に次いで軽い(リペアショット、リペアポストと同程度)。
- チャージ時間が短い。しかもこの系統のみ投擲した瞬間からSPゲージのリチャージが始まるため、瞬間的なことではあるが、リペアフィールドの展開とSPゲージの回復を並行しているというやや胡散臭い仕様も拍車をかけている。
短所
- 進軍する損傷した味方を回復するのはリペアショット以上に苦手。全SP消費かつ投げたことに味方が気付くかは味方次第。
- 敵に追われているときの細かいリペアとしては使いにくい。投げて瞬間回復できればいいが瞬間すぎて少しの被弾による回復停止で回復量を大きく奪われる。
- 再始動した味方をそのままフルリペアできる程には修理速度と効果持続は長くない。
- 施設の修復には投擲→リチャージを繰り返す必要があり非常に効率が悪い。
- あまりに再始動が早いので再始動される味方が大破入力に失敗しやすい。
- 回転率が命の系統なので高いSP供給が求められる。よってアセンの制約がやや厳しく、また、他兵装との乗り換えにも融通が効かない。
運用としてはとにかく再始動に特化しており、プラント攻防etc狭い範囲での戦闘が激しい場面でその強みが特に発揮される。
一方でリペア範囲が固定かつ短時間のため、動いている健在の味方の耐久力を回復させるのは大変苦手となる。
割と得手(再始動)不得手(比較的交戦状態に近い味方の修理)がはっきりしている装備であり、細かく場面ごとに見れば実のところそれほど汎用性が高いわけではない。
しかし、現状実装済みの
マップでプラント戦が重要でないマップなど皆無に近く、プラント戦に際立って強いという長所が数々の短所を帳消しにして余りあるというのが現状である。
また、ある程度後方から狙った位置に炸裂させられなければ強みが出ないので、差し当たっては投擲の感覚を掴むのが第一か。
また、再始動の回転率を上げる為にも胴体のSP供給には気を配りたい。
腕
チップのパワースローをセットしておけば投擲距離が延びるのでかなり使い勝手が良くなるのでオススメ。
支援の特別装備は全てそうなのだが、2凸の時点でチャージ速度が強化されるため、カプセルの回転率自体は2凸時と3凸時で変わらない。
なので強化された修復速度でなければ再始動が間に合わないようなギリギリの状況でもなければ、カプセルの得意分野である味方を次々に再始動させる分には支障がなかったりする。
修復速度の強化は再始動後の耐久にも影響するので、3凸出来れば勿論言うこと無しなのだが、2凸の時点で実戦投入も検討できる性能だというのは頭の片隅にでも置いておこう。(特に強化コストの高いγ・π)
ちなみにうまく修復用ニュードに当てれば、頭上や空を吹っ飛び中、壁の向こう側や高低差によって射線の通っていない味方の行動不能機体までも再起できる。
なお 自機の耐久力がわずかの時に、
カプセル投擲 -> カプセルの範囲内でダメージで自機行動不能 -> カプセルのニュード放射
となってもセルフで再起にはならない。
実装直後は再始動性能が高すぎることで大流行し、それを重く見て数度に渡る下方修正が実施され、弱体化したことで一応の終息を見た。
…のだが、その後も支援のリペア性能は向上。
環境のインフレに合わせる目的か当装備は釈放下方修正を打ち消す形で強化が実施。
現在は第1回下方と第2回下方の中間あたりの性能となっている。
リペアカプセル系統 効果:修理/再始動 |
名称 |
型番 |
重量 |
連続使用 |
修理速度 |
自己修復 |
効果範囲 |
効果持続 |
チャージ |
性能強化 |
リペアカプセル |
FXC-A |
550 522.5 |
最大12秒 |
毎秒1750 毎秒1890 |
毎秒500 毎秒540 |
半径16m |
1.9秒 |
23秒 21.85秒 |
①重量 522.5 ②チャージ 21.85秒 ③修理速度 毎秒1890 &自己修復 毎秒540 |
リペアカプセルβ |
FXC-B |
560 532 |
最大15秒 |
毎秒1700 毎秒1853 |
毎秒500 毎秒545 |
半径18m |
2.5秒 |
26秒 24.44秒 |
①重量 532 ②チャージ 24.44秒 ③修理速度 毎秒1853 &自己修復 毎秒545 |
リペアカプセルγ |
FXC-C |
580 551 |
最大10秒 |
毎秒1800 毎秒1980 |
毎秒500 毎秒550 |
半径14m |
1.3秒 |
18秒 16.74秒 |
①重量 551 ②チャージ 16.74秒 ③修理速度 毎秒1980 &自己修復 毎秒550 |
リペアカプセルπ |
FXC-P |
570 541.5 |
最大10秒 |
毎秒2000 毎秒2220 |
毎秒500 毎秒555 |
半径13m |
1.7秒 |
17秒 15.64秒 |
①重量 541.5 ②チャージ 15.64秒 ③修理速度 毎秒2220 &自己修復 毎秒555 |
+
|
調整履歴 |
調整履歴
リペアカプセル
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/08/20(Ver.3.02)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 修理速度
毎秒1700 → 毎秒1750 毎秒1836 → 毎秒1890
- チャージ
22秒 → 25秒 20.9秒 → 23.75秒
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- チャージ
25秒 → 23秒 23.75秒 → 21.85秒 非SP切れ時チャージ 20秒 → 18秒 19秒 → 17.1秒
リペアカプセルβ
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 修理速度
毎秒1600 → 毎秒1700 毎秒1744 → 毎秒1853
- チャージ
25秒 → 28秒 23.5秒 → 26.32秒
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- チャージ
28秒 → 26秒 26.32秒 → 24.44秒 非SP切れ時チャージ 23秒 → 21秒 21.62秒 → 19.74秒
リペアカプセルγ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- チャージ
15秒 → 17秒 13.95秒 → 15.81秒
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- チャージ
17秒 → 20秒 15.81秒 → 18.6秒
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- チャージ
20秒 → 18秒 18.6秒 → 16.74秒 非SP切れ時チャージ 15秒 → 13秒 14.1秒 → 12.22秒
|
リペアカプセル |
リペアカプセルβ |
リペアカプセルγ |
リペアカプセルπ |
FXC-A |
FXC-B |
FXC-C |
FXC-P |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
起爆時間 |
接触固定修理量 |
非SP切れ時 チャージ |
修理容量 |
チャージ効率 |
供給効率 |
再始動時耐久力 (補正込) |
投擲 |
自己修復 |
投擲 |
自己修復 |
自己修復 |
リペアカプセル |
1.3秒 |
1500 1620 |
18秒 17.1秒 |
4796 5180 |
6000 6480 |
208.5 237.0 |
260.9 296.6 |
333.3 378.9 |
7135 7608 |
リペアカプセルβ |
1.5秒 |
1000 1090 |
21秒 19.74秒 |
5250 5723 |
7500 8175 |
201.9 234.1 |
288.5 334.5 |
357.1 414.1 |
7686 8261 |
リペアカプセルγ |
1.2秒 |
2000 2200 |
13秒 12.09秒 |
4340 4774 |
5000 5500 |
241.1 285.2 |
277.8 328.6 |
384.6 454.9 |
6584 7099 |
リペアカプセルπ |
1.7秒 |
2000 2220? |
12秒 11.04秒? |
5400 5994? |
5000 5550 |
317.6 383.2? |
294.1 354.9 |
416.7 502.7 |
7880 8333.33? |
リペアカプセル
凝縮した修復用ニュードをカプセル内部に充填した、投擲用の緊急補修グレネード。
投擲後1.3秒で起動し、周囲に修復用ニュードを放出する。範囲内の味方を同時に修復することが可能。
初期型ということでバランス型。
投擲後1.3秒で起動する。
投擲時の回復量は即時回復量1,500(強化後1,620)+継続回復3,296(強化後3,360)で、再始動に必要な時間は投擲から約2.2秒(強化後2.1秒)。
実装時は重量と自己修復以外のステータスがきれいにβとγの中間になっていたが、調整の結果大体中間くらいの性能となった。
回復量からしていえば修復より再始動に向いており、この系統ではそこそこの性能である。
1.9秒間という限定された時間に限って言えば、リペアユニットγの修理量(無凸時3040、3凸時3314)を凌ぐ。
それが広範囲かつ対象数の制限なし(と思われる)だがあくまでも瞬間的な回復になるため、継続しての回復を求めるのならばユニットγでよい、となる。
アップデートによる弱体化を受け、例えリチャージ最速のE.D.G.δ胴をもってしても10秒を切らなくなってしまった。
カプセルを運用したい場合はマテピ製造でカプセルγが製造可能なのでそちらを利用しよう。
リペアカプセルβ
より多くの味方ブラストを修復するため、ニュードの放出範囲を拡大した補修用グレネード。
再使用までに必要となる時間が長いが、修復効果の持続時間も伸延している。投擲後1.5秒で起動する。
効果範囲と持続時間を伸ばした代わりに修理速度とチャージが落ちたモデル。
投擲後1.5秒で起動する。
投擲時の回復量は即時回復量1,000(強化後1,090)+継続回復4,250(強化後4,633)で、再始動に必要な時間は投擲から約2.7秒(強化後2.6秒)
もっとも効果範囲が大きいので、複数機の同時再起が一番やりやすい。
…のだが、実際は死体がβの範囲内に積み重なるような状況が珍しいので、生かす機会はそれほど多くは無い。
範囲が広い分、床越し、壁越しでも再起動がリペアカプセル系統内で最もやりやすい。
持続時間も伸びているので、フィールド外の味方がカプセルを見て駆け込むといったこともしやすくなっている。
初期型よりわずかに修復速度が落ちているものの、実際の回復量はほぼ同じなのでその点を意識する必要はない。
最大の問題はチャージが非常に遅く、回転率がすこぶる悪いというとこと。リチャージ最速のE.D.G.δ胴をもってしても尚12秒ちょっと、次点のザオレン・リアン胴でも13秒かかる程で、再起毎にSPを使い切るこの系統では回転率に露骨な悪影響を及ぼす。
激戦区では高SP胴を使っていても「1投1再起では生まれる死体に対してリチャージがまるで追いつかない」といった状況が確実に発生するので、前線を支えるには物足りないと言わざるを得ない。
残念ながら性能コンセプトが実用上のニーズと噛み合っておらず、カプセル使いからの評価は芳しくない様子。少なくとも後述するγのようなゾンビアタックは実現困難である。
他の系統から移行する際の慣らしには使いやすく感じられるだろうが、壁越し再起などの一歩捻った運用を極められなければ(それが活かせる戦場でなければ)βならではと言えるような活躍は難しいだろう。
リペアカプセルγ
放出するニュードを狭い範囲に集中させることで、修復力を高めた補修用グレネード。
再使用までに時間が短縮されており、高頻度で修復を行うことが可能。投擲後1.2秒で起動する。
修理速度とチャージを高めた代わりに効果範囲と持続時間が落ちたモデル。
投擲後1.2秒で起動する。
投擲時の回復量は即時回復量2,000(強化後2,200)+継続回復2,340(強化後2,574)で、再始動に必要な時間は投擲から約1.8秒(強化後1.7秒)。
複数機の巻き込みはやや難しくなったが、行動不能の味方機に投げつければさくっと再始動できる。
チャージが速いので目についた味方機にポンポン投げられる点が魅力。投擲による自機の回復も多用しやすい。
弱体化の結果、SP供給が68%以上の胴を併用しなければ10秒以下でのチャージ完了は不可能になっている。
以前のような大破するまで不死身のゾンビアタックは困難であるが、ザオレン・リアンやX-ⅢcgなどのSP特化胴を使えば以前の様な働きをすることは可能である。
全盛期のような凶悪な性能は無いものの、カプセルという武器種自体の強力な特性はそのままであり、製造可能となったこともあわせて未だに根強い人気がある。
長所・短所をきちんと理解して運用すれば、今でもその力を遺憾なく発揮してくれるだろう。
リペアカプセルγ/SCV
リペアカプセルγの特別仕様。
世界で一番ぶつけられたい投擲物、リペアカプセルの新色はファイヤーマン柄。助けを求める仲間の命をレスキューすべく、戦場を駆ける疾風となれ。
オリジナルのリペアカプセルγを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
リペアカプセルπ
起動時間を延伸することで、投擲可能な領域を拡大させた補修用グレネードの改良モデル。
効果範囲はやや狭まっているが、修理速度は系統内でも高水準となっている。投擲後1.7秒で起動する。
2022/11/21に追加された★4武器の一つ。
投擲後1.7秒で起動する。
投擲時の回復量は即時回復量2,000(強化後2,220)+継続回復3,400(強化後3,774)で、再始動に必要な時間は投擲から2.2秒(強化後2.1秒)。
投擲後の起爆時間が系統内で一番遅いため、若干だが遠投が可能。
ただし効果範囲が抑えられており壁越しや複数機を巻き込みにくいのはγと似通っている。
総評としては遠投できるγというほぼ上位互換と言っても差し支えないものとなっている。
修理速度も上がっているため起爆時間の遅さもあまり気にならない。
修理速度上限毎秒2500に対し、行動不能ではない味方機を修理する場合、毎秒2000×補正1.2 = 毎秒2400(3凸毎秒2220×補正1.2 = 毎秒2664)という修理速度となる。
このため機体修理適性チップは、無強化で投擲修理量+204・再始動時耐久力+120と効果が薄く、強化すると一切効果を発揮しなくなるので非推奨。
最終更新:2024年02月10日 11:53