着弾すると爆発する着発信管を採用したグレネードランチャー
射撃直後は着弾しても起爆しないが、高速の擲弾を即座に射出することが可能
着弾で爆発するグレネード弾を発射するランチャー。
投擲武器ではないため武器切り替えから即発射可能。
弾速はやや早く、浅く弧を描く独特の軌道だが慣れれば中距離からの直撃も狙えるだろう。
発射されるグレネードには安全装置が組み込まれており、発射直後は着弾しても爆発しない。
発射してから一定時間(1秒程度、距離にして40m)が経過するか、一度何かにぶつかることで解除され爆発するようになる。
これを利用して物陰の相手を攻撃したり、天井で跳ね返らせてコアに直撃させるといったトリッキーな使い方ができるのが特徴。
また、安全装置解除後は着弾せずとも時間経過で爆発する。最大射程は250メートルほど。
照準器は測距器がついており、メモリを合わせればかなり正確に遠距離砲撃ができる。弾道に慣れるまではこれでおおよその距離感を掴もう。
弾自体はほとんどのモデルで低威力かつ爆発半径が狭め。
「とりあえず撃てばラッキーヒットで大ダメージ」ということにはまずならず、強化型以外は大破も狙い難い。
弾数自体は多いので、ばらまきや牽制の方が向いているだろう。しっかりと相手の動きを見極めて撃ち込んでいきたい。
なお、地面撃ちなどで安全装置を外せば近距離でも応戦は可能だが、発射した弾が妙に高い軌道でバウンドするパターンもあり、「地面に落ちて爆発するまで数秒かかりその間に逃げられる」という結果に終わることも多いので、過信は禁物。
銃器である以上は投擲武器と比べて重量がかさむので、重量超過にも気をつけたい。
余談ではあるが、アーケード版の開発順番(≒レアリティ)が少々違い、
グレ→多装→強化型→(連射式)→拡散型
であり強化型が躍進した形である。
コア攻撃に使う際、手榴弾のように皿に落とすだけだと、爆発半径の関係でわりとダメージが減衰されてしまう。
そのため、コアの上にある傘に弾を当て、その反射の後でコアに触れ爆発するようにして満額のダメージを出す通称「天井落とし」と言われる技術が存在する。詳細は手榴弾の項の折り畳みで。
グレネードランチャー系統 属性:爆発100% ズーム倍率:1.5倍 |
名称 |
型番 |
射撃方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
爆発半径 |
リロード |
性能強化 |
グレネードランチャー |
GL113 |
3点射 |
220 209 |
5400 5616 |
3×4 |
200/min |
14m 14.6m |
3秒 |
①重量 209 ②爆発半径 14.6m ③威力 5616 |
多装Gランチャー |
GL121 |
単射 |
240 228 |
4400 4576 |
4×4 |
240/min |
16m 16.6m |
3秒 |
①重量 228 ②爆発半径 16.6m ③威力 4576 |
連射式Gランチャー※ |
C-GL163 |
3点射 |
320 304 |
2700 2808 |
9×3 |
350/min |
11m 11.4m |
2.8秒 |
①重量 304 ②爆発半径 11.4m ③威力 2808 |
拡散型Gランチャー |
GL133 |
3点射 |
260 247 |
3300 3465 |
6×4 |
300/min |
18m 18.9m |
3.2秒 |
①重量 247 ②爆発半径 18.9m ③威力 3465 |
強化型Gランチャー |
GL141 |
単射 |
290 275.5 |
12000 12720 |
1×3 |
- |
17m 18m |
3.3秒 |
①重量 275.5 ②爆発半径 18m ③威力 12720 |
殲滅型Gランチャー |
GL173 |
3点射 |
310 294.5 |
6300 6741 |
3×4 |
400/min |
17m 18.2m |
3.2秒 |
①重量 294.5 ②爆発半径 18.2m ③威力 6741 |
※イベント配布
+
|
調整履歴 |
調整履歴
グレネードランチャー
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
4600 → 5000 4784 → 5200
- 爆発半径
13m → 14m 13.5m → 14.6m
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 威力
5000 → 5100 5200 → 5304
- 装弾数
3×3 → 3×4
- 2022/12/20(Ver.3.18)
多装Gランチャー
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
3900 → 4200 4056 → 4368
- 爆発半径
15m → 16m 15.6m → 16.6m
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 連射速度
毎分220発 → 毎分240発
- 装弾数
4×3 → 4×4
- 2022/12/20(Ver.3.18)
拡散型Gランチャー
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
2900 → 3200 3045 → 3360
- 爆発半径
16m → 17m 16.8m → 17.9m
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 爆発半径
17m → 18m 17.9m → 18.9m
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
強化型Gランチャー
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
10600 → 11000 11236 → 11660
- 爆発半径
16m → 17m 17m → 18m
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 威力
11000 → 11400 11660 → 12084
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 威力
11400 → 11500 12084 → 12190
- リロード
3.6秒 → 3.3秒
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
11500 → 12000 12190 → 12720
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グレネードランチャー |
多連Gランチャー |
拡散型Gランチャー |
強化型Gランチャー |
殲滅型Gランチャー |
GL113 |
GL121 |
GL133 |
GL141 |
GL173 |
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連射式Gランチャー |
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C-GL163 |
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©SEGA |
グレネードランチャー
着弾すると爆発する着発信管を採用した、3点バースト射撃のグレネードランチャー。
ただし弾には安全装置が組み込まれており、射撃直後は着弾しても起爆しない。
初期モデル。三点射。
系統内では単発威力が2番目に高いが(クラシックモデルを除けば)爆風範囲は最も狭い。
一度に3発叩き込めるので、広範囲の設置物撤去は得意だが、センサーのような硬いものはかなり正確に狙わないと1射で撤去できない。
爆発地点からの距離減衰が激しいので、狙うときはしっかり直撃に近い位置に撃ち込みたい。
多装Gランチャー
セミオート射撃のグレネードランチャー。
必要な弾数を対象へ投射できるため、対象の動きを見極めた柔軟な攻撃が可能。
装弾数を1発増やし、3点射から単射に変更したモデル。
小分けで撃つことができるのが特徴だが、1,2発だけ撃ったところでいまいちパンチに欠けるのが難しいところ。
初期型と比べて、1マガジンで安定してセンサー排除できるのが利点。
設置物除去や施設破壊など、初期型より優れているマガジン火力を生かして活躍したい。
連射式Gランチャー
Gランチャー系統の幻のクラシックモデル。
小型弾を採用し装弾数を大幅に増やした改良型のグレネードランチャー。3点バーストの持続的な射撃により、中距離戦での制圧力は非常に高い。
ファクトリーアウトレットイベントで入手可能なクラシックモデル。
3連射×3の9連射が可能な、バラマキ向けのマガジン火力重視型。
初期型や拡散型を抜いて単発威力と爆発半径が系統中最低なため、ブラスト相手のタイマンはかなり厳しいが、
連射速度とマガジン火力は系統中最高なため、敵機が密集しているプラントに撃ち込んで複数機を削っておくような使い方が向いている。
また、マガジン火力がずば抜けて高い(3凸時25272)ので、ガンターレットやバリケード等を破壊する性能にも優れるが、最大の活用法は敵コアに全弾叩き込むことである。
マガジン火力が他の強襲副武器の約2倍もあり、主武器と持ち替えながら天井落としを決められれば凄まじい勢いでコアを削ることができる。
ただし、同重量のゲヴァルトは戦闘での使い勝手が圧倒的に優れており、コア凸時もただコアに照準を合わせて撃てばよいことから確実性も高い。
上位戦でよくある「一人目の防衛を轢き殺してベースインし、傘下の敵の副武器を避けてから敵コアに一発捻じ込む」というコア凸を行う場合においては、本武器の性能は決して優れているとは言えない。
天井落とし時は基本的に傘下で1秒程度は立ち止まる必要があるため、1マガジン入れるにも、耐久値を半分は残した上でほぼフリーの状態でベースインする必要がある。
コア凸を決められた時のロマンは最高だが、それを実現するのは容易ではないので、索敵や敵の意識の穴を狙ってコア凸する戦術眼を養おう。
複数人で同時ベースインすれば、自分に向く防衛の火力も散り天井落としを狙える機会も増えるので、コア凸前に同行者を募る・先行した味方強襲の後を追うなどして協力してもらうのも一つの手である。
拡散型Gランチャー
面制圧力を追求したグレネードランチャー。
装弾数が多く爆風範囲も広いため、広範囲に一気に打撃を与えることができる。
3点射6発で、1マガジンで最大6連射を可能にしたモデル。
装弾数合計24発で、予備弾数が5%以上あれば何の腕を使っても増加するが、+13%以上(C-)にして3発(1射分)増やすのがおススメ。
爆発半径が広くプラントでの制圧力はなかなか高い上にコア攻撃の効率も優秀と、汎用性は系統内で群を抜いている。
反面、中量級以上のブラスト相手には直撃してもひるみが取れず、ちょっと力不足。
また、爆発半径が大きく減衰しにくいものの、連射式と同じくコア凸時の火力の高さを発揮するためには動かずに天井落としをやる必要がある。
敵にひるみが取りにくいというのは味方の行動を阻害しにくいという意味にもなるので、側面からプラント内に援護射撃をするのにも便利だったりする。
爆風の広さも含め、強襲版のスクラムバスターという認識で運用するといいだろう。
Ver.3.12でマガジン数が4に増加、戦闘にコア凸にと余裕を持って使えるようになった。
シュライクAERにヤクシャ・零など、予備弾数C-の腕部だと1トリガー分の3発が増えるので好相性。
射撃タイプの武器としては軽い方なので、これらの腕部を採用する最軽量のコア凸アセンにおいて候補となるかもしれない。
強化型Gランチャー
大型弾頭を搭載した高威力型グレネードランチャー。
装弾数は1発と少ないが、大口径の銃口から射出される擲弾の破壊力はベースモデルを大きく上回っている。
単発威力を12000以上に高めた代わりに装弾数が1発になったモデル。
その特徴から、面制圧が得意な他のGランチャーとは運用方法が根本的に異なる。
弾速は他モデルと同じく速い部類で、強襲副武器では同じく単発高火力の発射武器であるヤークトと比べても、遠距離へもたらす瞬間的な破壊力は非常に高い。
しかし、3凸しても38160と総火力は系統内最低で連射も効かないので、敵に有効打を与えるには正確な狙いが求められる。
単純な威力と爆風範囲で見れば、レア度2以上の手榴弾は本装備の半分以下の重量で同等以上の性能を実現している。
本装備の強みは、狙ったところに即時発射して高速で飛ばせる点と、撃ち方を工夫すれば即起爆できる点にあるので、これらの強みを活かす使い方をしていきたい。
強化型GL/SCV
2020年3月23日~30日に開催された「大攻防戦ランキングイベント」で
ランク1000位以内を達成することで入手可能であった、強化型Gランチャーの
武器スキン。
オリジナルの強化型Gランチャーの灰色部分がモスグリーンに、弾倉の赤いラインが黄色に変更されている。
(
http://ps4.borderbreak.com/news/75blKeJrPqSq)
SショットSP/SCVの説明文同様、モスグリーンは陸軍仕様という説明文になっているのだが、冒頭が「やや味気無さを感じる標準仕様と比べ」とオリジナルのディスりから始まるという挑戦的なものとなっている。
オリジナルの強化型Gランチャーを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
強化型GL/CV
SCV(恐らくSpecial Color Variation)から単なるCVになっていることから、ゲーム内説明文は簡略化されている(「強化型Gランチャーの塗装仕様。」の一文のみになっている)と思われるので、
趣旨としては「SCVを取り逃した(ランク1000位以内は難しかった)人向けに、B5に上がりさえすれば取り敢えず見た目は同じ物を配りますよ」ということかと思われる。
だが実際に配られたものは「モスグリーン」ではなく「パープル」であった……アナウンスぐらいしてくださいよホント。
オリジナルの強化型Gランチャーを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
殲滅型Gランチャー
3点バースト射撃を採用したグレネードランチャーの強化モデル。
重量への懸念はあるものの、優れた連射速度により瞬発力と面制圧力を両立させている。
2023/04/17に追加された★4武器の一つ。
ついに登場した★4グレネードランチャーということでアーケード版からのユーザーには感慨深い。
その性能は重くして連射速度を2倍にして威力と爆風範囲をおよそ2割増しにした初期グレネードランチャー、または2発を1発に圧縮した拡散型Gランチャー。
殲滅型という剣呑な名に恥じない瞬間的な面制圧力を持ち、そのマガジン火力は3発にして拡散Gの1マガジン6発とほぼ同等。
ノックバックしない爆発を生かして味方の援護をするのに向いた拡散Gに比べ、より攻撃的で積極的な性能になっている。
その火力と連射速度は捕捉した複数の敵を一気に撃破することも可能。
強化Gに比べると弾体が3つあるので、遮蔽が複雑な地形や密集するブラスト同士で爆風が遮られる恐れも緩和でき、エナバリやバリアユニット相手でも上から潰すことができる。
いわゆる天上落しも、コツを掴めばワントリガーの短い時間で可能なため、これを持った強襲がベース内にフリーや複数で入ろうものならそれだけで試合の勝敗が大きく傾くほどの被害となる。
火力は非常に高いが、なんだかんだでグレネードランチャーである点は変わらないため、接近戦は苦手。
不意の遭遇戦やプラント上でのドッグファイト等、本武器が上手く機能しない場面があることは留意したい。
ワントリガーで2万越えの瞬間火力、まさかの4マガで総火力8万越えという、強襲兵装としては異常なレベルの火力の両立により、ほかの強襲副武器を「殲滅」した。
この武器を引けているうえでよほど強いこだわりや取り回しに難がなければ、多少はアセンに無理をしてでも使う価値があると言える。
というより完全に人権装備と化してしまった。
とにかくスペック上の数値には強いことしか書いていないような代物。
似たような弾薬構成のグレラン武器で、殲滅型実装時に環境武器実績もある重火のプラージュと比べても、武器重量が倍近く違うのに子弾1つの威力は800程度しか変わらない。
兵装間による武器の取り回しや評価軸にも違いがあるとはいえ、この武器がどれだけぶっ飛んでいるかがよく分かる。
グレネードランチャー系統共通の弾道や起爆時間のクセを把握しているプレイヤーなら心強い武器になってくれるだろう。
その異常な性能から下方修正最有力候補・・・だったのだが、まさかのゲーム自体が天に召されることになり逃げ切りが確定してしまった武器でもある。ずるくね?
というかこれ、明らかにサービス終了寸前でのバランス崩壊上等な最後の一稼ぎ……
そんな憶測も出るほどハイスペックすぎる本武器であるが、サービス終了の1年後に発売された「最終設定資料集」にて、その憶測が事実である可能性が極めて濃厚である事が判明している。
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明かされた事実 |
厳密には本武器そのものへの直接の言及ではなく、その約2ヶ月前に実装された★4機体「ヤクシャ・玖遠」の話である。
ヤクシャ・玖遠もほとんどの軽量機を過去のものにするほど非常にハイスペックな機体であるが、そのバランス調整を担当したスタッフのコメントによると「この機体のパラメータを決めている時期には既にサービス終了が決まっており、ランクマッチ最終シーズンとその前後を合わせた約半年間を楽しんでもらう事を意識した調整だった」との事。
つまり何らかの事情で開発・実装の順序に入れ替わり等が起きておらず、順当に開発順に実装されていったのであれば、本武器のスペックもヤクシャ・玖遠と同様にサービス終了の決定が既に下った中での調整だったという事になる。
最終設定資料集 04-クリエイターズファイル P85 『納得いくものが出来た「ヤクシャ・玖遠」の調整』の項より
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最終更新:2024年10月30日 21:17