中型ニュード塊を連続射出する特殊機関砲
高威力でありながら反動は抑えられており、反動吸収能力の低いブラストでも運用しやすい
2019年2月11日実装。LACとはLazer Automatic Cannon(レーザー機関砲)の略。
要するにニュード版機関砲で、セイントブームのコンパチ元に当たる系統。
空転とオーバーヒートがなく、単発威力が高めなのが特徴。
反動が殆どないのでリロードや持ち替え重視の軽量腕と相性が良い。
射撃精度についても重火力武器としては比較的高い水準で纏まっているので、長距離戦でもしっかり戦える系統になっている。
頭部射撃補正の影響がかなり強く出るので、補正の強い頭部を使えば100m以上先の敵にもドスドス突き刺していけるだろう。
精度と単発威力に優れる反面、連射速度がやたらと遅いので実際の火力が低くなりがち。
おまけに連射時の集弾性悪化がとんでもなく激しいので、押しっぱなしだとすぐに真っすぐ飛ばなくなってしまう。
特に☆1のグローム、グロームβは秒間たったの3発なので、1発外すだけでもかなりの致命傷になる。近距離でも指切り、タップ撃ちを意識したい。
遠距離での数発単位の嫌がらせ、中距離での運用がメインとなる。近距離での高速起動戦闘に用いると凄まじく散る上、長物武器全般に言えることではあるが銃身が長いことにより、発射地点がブラスト一歩先から発生するため逆に扱いづらく、接近されすぎると当たり判定が発生するより内側の潜り込まれる、射撃レートの低さと精度の悪さからミリ残りが逆に始末できないという場面も多々起こりうる。運用方法からして上級者向け武器。
チャンスを拾って丁寧に当てていくことを心掛けよう。
ちなみにアーケード版ではグローム・グロームβ・グロームγがまず実装され、後からタルナダ・ウラガーンが追加実装されたので、実装当初に定着した「グローム系統」という呼び名で通っている。
アーケード版の頃に比べると系統全体で威力が増えた代わりにマガジン弾数が落ちたり射撃精度が下がったりでけっこうきつい調整を受けている。
一見すると機関砲と似通った武器だが、こちらには射撃後0.25秒の硬直はない。
タルナダやウラガーンでも射撃中に自由に武器変更が可能である。
AC版ではズーム倍率が1.5倍だったがPS4版では1.3倍に下がっている模様。
Ver.3.05の強化にて、コラボ武器を除いた系統全体でマガジン弾数の大幅な増加によりマガジン火力が4万~5万強となり、特に後継二種に関してはアーケード版とほぼ同等のマガジン火力を取り戻した。
LAC系統 属性:ニュード100% ズーム倍率:1.3倍 |
名称 |
型番 |
射撃 方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
射撃 精度 |
反動 |
リロード |
性能強化 |
LAC-グローム |
LAC-01 |
連射 |
420 399 |
1630 1695 |
28×13 |
180/min 187/min |
B- |
A |
2.5秒 |
①重量 399 ②連射速度 187/min ③威力 1695 |
LAC-グロームβ |
LAC-02 |
連射 |
440 418 |
1530 1591 |
31×12 |
180/min 187/min |
B+ |
A+ |
2.5秒 |
①重量 418 ②連射速度 187/min ③威力 1591 |
LAC-タルナダ |
LAC-04 |
連射 |
540 513 |
1040 1092 |
43×14 |
320/min 336/min |
C+ |
A |
2.9秒 |
①重量 513 ②連射速度 336/min ③威力 1092 |
LAC-ウラガーン |
LAC-05 |
連射 |
500 475 |
1000 1060 |
55×13 |
320/min 339/min |
B- |
A+ |
3.6秒 |
①重量 475 ②連射速度 339/min ③威力 1060 |
セイントブーム※1 |
- |
連射 |
450 427.5 |
1650 1749 |
16×11 |
180/min 191/min |
A- |
A+ |
2.4秒 |
①重量 427.5 ②連射速度 191/min ③威力 1749 |
LAC-ヴーリャ※2 |
LAC-07 |
連射 |
550 522.5 |
1030 1102 |
47×13 |
320/min 342/min |
B+ |
A+ |
3.8秒 |
①重量 522.5 ②連射速度 342/min ③威力 1102 |
※1コラボ武器 ※2『海老川兼武』デザイン武器
+
|
調整履歴 |
調整履歴
LAC-グローム
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
LAC-グロームβ
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
LAC-タルナダ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 威力
980 → 1000 1029 → 1050
- リロード
3.6秒 → 3.2秒
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
1000 → 1010 1050 → 1061
- 装弾数
36発×14 → 43発×14
- 2022/08/22(Ver.3.16)
- 重量
560 → 540 532 → 513
- 威力
1010 → 1020 1061 → 1071
- リロード
3.2秒 → 2.9秒
- 2022/12/20(Ver.3.18)
LAC-ウラガーン
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 装弾数
42発×13 → 48発×13
- リロード
4秒 → 3.6秒
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
950 → 960 1007 → 1018
- 装弾数
48発×13 → 55発×13
- 2022/08/22(Ver.3.16)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
LAC-ヴーリャ
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 型式番号が正しく表示されない不具合を修正
LAC-05 → LAC-07
- 2022/08/22(Ver.3.16)
- 重量
570 → 550 541.5 → 522.5
- 威力
990 → 1010 1059 → 1081
- 装弾数
45発×13 → 47発×13
- 2022/12/20(Ver.3.18)
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LAC-グローム |
LAC-グロームβ |
LAC-タルナダ |
LAC-ウラガーン |
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LAC-01 |
LAC-02 |
LAC-04 |
LAC-05 |
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セイントブーム |
LAC-ヴーリャ |
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- |
LAC-07 |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示。)
名称 |
連続射撃時間 |
秒間火力 |
マガジン火力 |
CSノックバック |
LAC-グローム |
9.33秒 8.98秒 |
4890 5283 |
45640 47460 |
装甲B以下 装甲B+以下 |
LAC-グロームβ |
10.33秒 9.95秒 |
4590 4958 |
47430 49321 |
装甲B-以下 装甲B以下 |
LAC-タルナダ |
8.06秒 7.68秒 |
5547 6115 |
44720 46956 |
不可 不可 |
LAC-ウラガーン |
10.31秒 9.73秒 |
5333 5989 |
55000 58300 |
不可 不可 |
セイントブーム |
5.33秒 5.03秒 |
4950 5568 |
26400 27984 |
装甲B以下 装甲A-以下 |
LAC-ヴーリャ |
8.81秒 8.25秒 |
5493 6281 |
48410 51794 |
不可 不可 |
LAC-グローム
中型ニュード塊を連続射出する特殊機関砲。
高威力でありながら反動は抑えられており、反動吸収能力の低いブラストでも運用しやすい。
系統初期型だが、単発威力が最も高い単発火力重視モデル。
重量は420と初期型最軽量のくせにかなり重い数字になっている。
未強化時頭部CSで装甲Bまで怯みが入る。
連続CSでのハメ殺しは流石にロマンにすぎるが、怯みが一度入るだけでもかなりダメージレースを優位に進められるので、近距離戦では積極的に狙いたい。
CSでひるみを狙えたり、精度を生かして遠距離狙撃的な運用ができたりと個性的な武装になっているが、同じ主武器枠で競合するライバルが多いのがこの武器の辛い所。
秒間火力4890は重火力としてはかなり低く、初期ウィーゼルや初期ガトといった支給武器といい勝負。
重量±10にはエレファント、メチェーリというより高火力な武器が控えているが、いずれも近距離向けの武装なので、副武器からの追撃や系統特有の精密射撃を生かして差別化を図りたい。
LAC-グロームβ
荷電出力を抑制することで、弾道の安定化を図ろうと改良されたニュード機関砲。
射撃精度向上により、有効射程が延伸した。
連射精度と反動の性能を高めたモデル。
火力を落としてマガジンup精度向上をはかったお馴染みの系統2段目あるあるモデル。
初期型と比べると連射速度はそのままに単発威力が下がっているので秒間火力は落ちるが、装弾数が増えているのでマガジン火力は上がっている。
とは言え、強襲主武器などであれば微妙なマガジン火力の差でリロード前に倒せたり倒せなかったりする一方、重火力主武器は1マガジンで最低1機は倒せて当たり前なので、マガジン火力が2000程度増えたところであまり意味がないかもしれない。
CS時に怯みが取れるのは頭部装甲B-まで。ニュード威力上昇
チップを付けたくらいではB+から怯みを取るには足りないので注意。
狙撃銃を構えた遊撃をカウンタースナイプしたり、再起をかけようとリペアを構えている後方支援をひるませて邪魔したりといった嫌がらせが得意。しっかり当てていこう。
実装直後はアーケードの頃と比べて威力+90と大幅に強化され、ノックバックが取れる相手が増えたが、代わりにA+だった射撃精度が3段階もダウンするという没個性的な調整を受けている。
LAC-タルナダ
射出口を2門にすることで連射速度を向上させた、双門式のニュード機関砲。
極めて高い総合火力を誇り、長時間にわたり安定した攻撃力を維持することが可能。
前2モデルから一転、単発威力を落として連射速度を高めたモデル。
アーケード時代は4段階目の武器だったので専用エフェクトが使われており、所謂「素敵性能」が半端ない。
CSノックバックはほぼ不可能になったが、連射速度の上昇で使いやすくなり、秒間火力も3凸すれば正面からの撃ち合いに使っていけるレベルになった。
空転・オーバーヒートなしという特徴と相まって、重火力主武器としては非常にマイルドな使用感となっている。
ただし重量はファフニールを超えて重火力主武器で最重量な点には注意。
CSができる前提だが、補助装備のAN手榴弾系との組み合わせがおススメ。
ノックバックが取れないはずのこの武器でノックバックが入れられるようになるうえ、空転が無いので効果時間をフルに活用できるから非常に相性が良い。
余談だが、アーケード版からマガジン弾数が10発も削られたうえに射撃精度が4段も落ちてまったく別の武器になっている。
もしかして→グロームγ
Ver.3.00で強化を受け、威力が無凸できっかり1000となった。
ユニオンバトルのドローンは耐久1000から3000なので、ドローン絶対壊すマンの入門武器としては非常にコスパが良い。
Ver.3.05で更に強化を受け、威力+10とマガジン弾数が7発も増加した。これによってマガジン火力が無凸時でもアーケード版とほぼ並び、3凸時には2000近く超える事となった。
Ver.3.18でまたまた強化をうけ、秒間火力が6000を突破。
ただし射撃精度についてはノータッチなため、やっぱりものすごく強くなったグロームγなのかもしれない・・・
LAC-ウラガーン
ニュード・アクセラレーターを増設し、総合火力をさらに突き詰めた双門式ニュード機関砲。
弾道制御の面でも調整が加えられており、高精度の射撃を長時間継続可能となっている。
タルナダの調整版。
というかアーケード版の頃のカタログスペックと見比べるにこちらが真のタルナダである。
秒間火力をわずかに下げた代わりにマガジン火力が約10000アップし、連射精度と反動も改善した。また、ネックであった重量も40軽減された。
高精度高密度で隙間の奥までキッチリ届く。
究極のマイルドさを求める貴方に。(ただし3凸のハードルはタルナダの比ではないので注意。)
タルナダ同様、補助装備には相性の良いAN手榴弾がおススメ。
Ver.3.00から追加された
ユニオンバトル用のアセンでは、ニュード属性、射撃精度、マガジン火力の3点が合わさって人気武器となっている。
重量さえクリアできるなら、副武器より優先して積みたい。
Ver.3.18で無強化時の攻撃力が1000になったため、強化なしでドローンを効率良く掃除できるようになっている。
Ver.3.00の強化で6発、Ver.3.05の強化で更に7発ものマガジン弾数増加を受け、3凸時だがこちらもアーケード版のマガジン火力をほぼ取り戻した。
ついでとばかりに威力も強化された結果、現在は秒間火力約6000を10秒近く垂れ流せる凄まじい継戦能力を持つに至った。
セイントブーム
『ファンタシースターオンライン2』とのコラボでオラクルより伝来した大砲型の武器。
かつて聖職者が使用したという武器で、攻撃力と静音性を両立させた造りは操作性に優れている。
PSO2コラボで実装された、LAC系統のコンパチ武器。
実装当時は機関銃系統とガトリングガン系統しかなかったので、ニュード属性という点をはじめ独特の性能を持っていた。
LAC系統が実装された現在では、初期グロームの調整版というようなポジション。
具体的には、重量+30、威力+60、マガジン-6、射撃精度3段階アップ、反動1段階アップとなっている。
無凸時の連射速度は同じなので、マガジン火力を下げて重くした代わりに、単発威力・秒間火力・命中精度を高めたモデルといったところ。
単発威力の向上により、CSノックバックを取れる装甲がワン
ランク上がっており、未強化で装甲A-まで、3凸なら装甲Aまでとなっている。
より積極的にCSを狙いたいという点が命中精度の向上とマッチしており、順当な調整内容と言える。
ただしマガジン火力は初期グロームから10000以上下がっているため、1機までなら余裕を持って落とせるが、2機連続で相手をするのは厳しい。
リロードや武器の持ち替えのタイミングを予め計っておく必要があるほか、そもそも低速連射でCSを狙う必要もあるので、玄人向け武器である。
+
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原作ネタ |
本家PSO2においてはランチャー系統の武器として実装されており、上位武器に「セイントローリオ」が存在する。
実装当初は特定の雑魚エネミーからしか落ちないレアドロップ品であったため、結構レア武器だった。
武器としての特性はまるで違うものの、構え方自体はPSO2側もボダブレ側もほぼ一緒だったりする。
PSO2コラボ武器はどれも本家PSO2や歴代ファンタシースターシリーズにおいて高レアリティだったり話題性・ネタ性があったりストーリーに関係があるものなのだが、このセイントブームだけは今となっては特に高レア品というわけでも話題性やネタ性があるわけでもなく、ましてやストーリーに絡んでくる武器でもない。
PSO2ユーザーですら知らない可能性がある所謂マイナー武器であり、なぜこれがコラボ武器に選ばれたのか疑問に思うユーザーもいるとかいないとか…
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LAC-ヴーリャ
著名メカデザイナーによって設計され、限定製造された双門式ニュード機関砲。
装弾数を抑えることにより、射撃精度および瞬間火力の向上を実現させている。
『海老川兼武』デザイン武器ピックアップロットでのみ入手可能なモデル。名前はロシア語で『嵐』を意味する。でも発音に忠実な標記は『ブーリャ』なんだが・・・・・・今更か。
一言で言ってしまえば強化版タルナダ、あるいはマガジン火力と引き換えに秒間火力を引き上げたウラガーン。
タルナダから重量増加、単発火力減、リロード増、マガジン弾数増加、射撃精度増加といった塩梅。
連射速度は無強化だと同じだが、最大強化時はレア度の差のおかげで勝る。
また、単発火力も同様に強化によって逆転し、リロード以外の全ての面でタルナダを超えることになる。
最大強化によって射撃精度・連射速度・秒間火力の全てが系統最大となる、マイルドな使用感でありながら正面きっての撃ち合いでも遅れを取らないハイバランスモデル。
一方で他の重火★4主武器が弱点を持ちながらも強味を押し付けるような立ち回りができるのに対してこちらはトップクラスに重いのに極まったマイルドさが売りなので基本に立ち返った丁寧な運用が必要となる。
流石に重量の割にマイルド過ぎると思われたのか、Ver.3.16で重量軽減・威力と装弾数の上昇と強化を施された。
コラボ武器として系統自体の修正以外で上方を受けるのは当バージョンがほぼ初めての試みになる。他のコラボ武器も放置してないで上方修正してやれよ…
ただ、何度か文中に上がっているようにこの性能はレア度に起因する凸による強化幅の恩恵が大きく、逆に言えば無強化では星4でありながら星2の調整品程度の性能となってしまう。
なのでこの武器を使うなら星4の高い強化コストを支払ってでも3凸まで強化しておきたい。
また、リロードは系統最大の3.8秒と非常に長いため、腕のリロードに気を使う他、リロードするタイミングにも気を配りたい。
最終更新:2024年02月07日 15:05