グライオン

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グライオン - (2019/05/18 (土) 07:36:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/12/03(木) 20:42:08
更新日:2024/03/10 Sun 21:12:48
所要時間:約 5 分で読めます





■データ


全国図鑑No472
分類:キバさそりポケモン
英語名:Gliscor
身長:2.0m
体重:42.5kg
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50♀50

タイプ:じめん/ひこう
特性:すながくれ(天候が砂嵐の時に回避率が1.25倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない)
  /かいりきバサミ(相手の効果で攻撃を下げられない)
隠れ特性:ポイズンヒール(どく・もうどく状態の時、毎ターンHPを最大値の1/8回復)

種族値
HP:75
攻撃:95
防御:125
特攻:45
特防:75
素早さ:95
合計:510

努力値:防御+2




■概要


普段は木の枝にぶら下がって様子を伺っている。
獲物を見付けるとと音も無く滑空、長い尻尾で捕まえて毒針で急所を刺す。

僅かな風の流れに上手く乗ると、一度も羽ばたかずに星を一周出来る。
ただ、実際には滑空しか出来ないため、行きたい方向には行けない。
身長は2倍近くになったが体重は軽くなった。相当減量に努力したのだろう。


■ゲームでのグライオン


金銀で登場したグライガーの追加進化形態であり、ダイヤモンド・パールより登場。
ダイパでは使用トレーナーはいなかったが、プラチナでは四天王キクノが使用する。

自力では飛行、地面の技を覚えず、わざマシンやタマゴ技等が必要。
バトルフロンティアでは要注意ポケモンの一匹。
「ハサミギロチン」に3タテは誰もがトラウマを残してしまう。


■アニメでのグライオン系


ジョウト編でグライガーが初登場。この回はバットマンのパロディになっている。
AG編ではマサムネの手持ちとして登場。決勝トーナメント2回戦ではサトシのジュプトルを倒し、オオスバメと相討ちになるなど彼の主力。

DP編ではサトシの手持ちポケモンに加わる。ちなみにシンジが所持しているのは同じ群れの元ボス。
てへぺろっ☆が非常に可愛らしい。進化後も泣き虫な面が残っていたりとやっぱり可愛い。

偵察を担当することもあるが、上記の通りに風に乗り滑空するため、帰れなくなった時があった。ジム戦ではミオジムでトリをつとめるなどの活躍をした。
エアバトルマスター(空中戦の達人)のミツゾーに修行のため一時預けられてしまったが、ポケモンリーグにてシンジ戦前夜に再登場、シンジのドラピオンと死闘を繰り広げ見事勝利した。

このバトルでサトシはエアバトルマスターが使用した戦法を用いたり、グライオン自身も特訓の成果かかなりタフになっていた。


■対戦でのグライオン


防御が高い物理受けタイプ。素早さと攻撃もなかなかと、特攻以外は高水準のポケモン。攻撃も補助もこなせる。

タイプ的に主に格闘相手に優秀な物理受けになる。
特にあのヘラクロスを最も安定して受ける事が出来る存在として有名。

また、砂パに投入して砂隠れ発動時は命中率が0.8倍になり、命中率100%が「ストーンエッジ」並みまで下がるという凶悪さ。
さらに「ひかりのこな」を持たせれば「ふぶき」並の命中率に……
必中技の殆んどが物理技のため、「すながくれ」+「ひかりのこな」は凶悪性能。
だが所詮運ゲなので過信は禁物。


隠れ特性の「ポイズンヒール」での無限ループも非常に凶悪。
毒々玉を持たせ、『有利な相手に後だし→流し際身代わりを張る→守る→身代わり→守る…』で延々と粘る。
第六世代では一試合あたりの時間が30分になった事もあり、上記を時間ギリギリまで使う事でTODを狙えるこちらの型が主流。
特筆すべきはそのハメ性能の高さであり、
身代わりを残した状態で対面した場合ほぼ全てのポケモンで突破が不可能になる性能を誇る。

反面、「ほえる」や「ちょうはつ」、身代わり貫通技であっさりと封じられる。
第六世代以降は音技が身代わりを貫通するようになったため、突破手段が増した。

もちろん普通に使っても充分強いがランドロスの劣化になりがちなのが難点か。

とはいえ、選択攻撃技が豊富で素早さも高いため、フルアタでも十分いける。
BWでの「アクロバット」習得が地味に嬉しい。

  • 主な技
攻撃技
じしん】安定のメインウェポン。
【じならし】【がんせきふうじ】威力は低いが、流し際に放って後続のサポートや無限コンボの補助として。
【つばめがえし】小回りが効く。小さくなるされようが必中です。
【アクロバット】ジュエルと合わせて高威力。ポイヒ型で使うなら投げつけるをする等の工夫が必要。
【ハサミギロチン】ノーガードカイリキーや耐久型対策に色々と便利な一撃必殺
【ストーンエッジ】飛行、氷と範囲が広く優秀。命中率・PPが不安なら「いわなだれ」で
【とんぼがえり】当て逃げ。不利に見えたら逃げる。
【でんこうせっか】唯一の先制技。読まれにくい。
はたきおとす】第六世代から威力が上がり、サイクル戦に強くなれる。
【なげつける】「どくどくだま」との併用。
他にも「シザークロス」「つじぎり」「かわらわり」「アクアテール」に三色牙サブウェポンの選択肢は豊富である。

補助技も優秀。

【はねやすめ】高い耐久力との相性は抜群。ポイズンヒールとの両用は不可だったが第六世代から可能に。正直ポイヒで足りてる為いらない。
【つるぎのまい/こうそくいどう】積んでから殴ってもいい。
【バトンタッチ】上記の積み技の効果を交代後も引き継げる。
みがわり】なかなか便利な防御技。特性とのシナジーが凄まじい。
まもる】上述の「ポイズンヒール」と「みがわり」を絡めた無限ループコンボ等に。
【嫌な音】後続サポート。
どくどく】高めの素早さを活かして耐久潰しに。

このようにかなり器用なポケモンだが、タイプ上氷タイプや水タイプ]相手には非常に辛い。
ポイヒ戦術も「こおりのつぶて」の前には無力なので、この技を使える相手からはすぐに引こう。

SMでは対戦時間が両者合計で30分ではなく各トレーナー毎の待ち時間制に変更された。
一方のトレーナーの待ち時間が0になるとそのトレーナーの敗北となるため、事実上TODが廃止されたことになる。
今度のそのせいでオニゴーリ使いが得したりしていたりもするが。

USMでは教え技として「ステルスロック」と「おいかぜ」を習得。
サポート役として新たな立ち回りが可能となった。

またVC版金銀クリスタルの技マシンでグライガーが「のろい」を習得でき、それを最新作に転送できる。
ポケムーバーの仕様上隠れ特性持ちとなるため、「ポイズンヒール」型で使える点も安心。
レートでは使用できないのが残念な所。


■進化前 グライガー


全国図鑑No207
分類:とびさそりポケモン
英語名:Gligar
身長:1.1m
体重:64.8kg

特性:すながくれ(天候が砂嵐の時に相手の技の命中率が0.8倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない)
  /かいりきバサミ(攻撃が下げられない)
隠れ特性:めんえき(どく・もうどく状態にならない)

種族値
HP:65
攻撃:75
防御:105
特攻:35
特防:65
素早さ:85
合計:430

努力値:防御+1


進化前。普段は崖に貼り付いているが、獲物を見つけると風に乗って音も無く滑空。
手足の爪で獲物の顔に貼り付き、毒針を刺して仕留める。
あっかんべーした表情は進化後よりも愛嬌があるが、やってることは既に恐ろしい。

高い防御や「はねやすめ」「ハサミギロチン」の存在から「しんかのきせき」型で使える。
また、グライオンの隠れ特性「ポイズンヒール」に対し、こちらの隠れ特性は「めんえき」
耐久型のグライガーとは好相性で、「ハサミギロチン」連打もしやすくなる。

「ハサミギロチン」が効かない「がんじょう」持ちが多い岩・鋼タイプをタイプ一致「じしん」で倒せるのが強み。
他には交代読みで役立ち、同じく「ハサミギロチン」が効かないゴースト対策に有効な「はたきおとす」
交代読みで味方を無償降臨させる「とんぼがえり」、鋼・毒が「じしん」を警戒するおかげで使いやすい「どくどく」
誘う特殊アタッカーに有効な「むしのていこう」等も。


追記、編集は滑空しながらお願いします。

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