アットウィキロゴ

ドラピオン

登録日:2011/06/03 Fri 18:48:09
更新日:2026/08/13 Thu 09:26:14
所要時間:約 4 分で読めます





猛毒を使わなくても自慢の力で相手をバラバラにする。頑丈な体の持ち主。


ドラピオンとは『ポケットモンスター』シリーズに『ダイヤモンド・パール』から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.452
分類:ばけさそりポケモン
英語名:Drapion
高さ:1.3m
重さ:61.5kg
タマゴグループ:虫/水中3
性別比率:♂50♀50

タイプ:どくあく
特性:カブトアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
  /スナイパー(攻撃が急所に当たった際のダメージを1.5倍から2.25倍に増やす)
隠れ特性:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避率ランクも無視する。手持ちの先頭にするとレベルの低いポケモンが出にくくなる)

HP:70
攻撃:90
防御:110
特攻:60
特防:75
素早さ:95
合計:500

努力値:防御+2

弱点:じめん
半減:くさ/どく/ゴースト/あく
無効:エスパー

スコルピがレベル40で進化


■概要


紫色のサソリのような姿をしたポケモン。
しかし本物のサソリと違って上半身と下半身が蛇腹状のパーツで区切られており頭から直接腕が生えている。

ちなみに、より本物のサソリに似たポケモンのグライオンが同時期に登場している。
分類も『ばけさそり』な事からも、もしかしたら本当はサソリではなくサソリに化けた別の生物なのかもしれない。

ダイヤモンド・パールの発売前から公開されていたポケモンで、公開直後はグライガーの進化系と勘違いされたとか。
また公開と同時に三色キバの存在を公表したポケモンでもある。


その見た目とは裏腹にむしタイプではない。進化前のスコルピの時はどく/むしだったのに・・・
コイツをむしタイプだと勘違いして首をかしげたトレーナーは多いとか。
ただタイプ自体は公開直後から判明していたため意外と引っ掛からない人もいたりする。

両腕と爪は自動車を一瞬でスクラップにするほどのパワーを持つ。
更に爪の先端に猛毒まで備えているが、怪力のおかげで使うのはまれらしく、とどめを刺す際に使っている。
またその鎧のような外殻は非常に強固で、首は180度あらゆる方向に曲げる事が可能という色んな意味で死角の無いポケモン。

主に乾燥した砂漠地帯に住んでおり一年間何も食べずに活動可能。
砂の中に隠れて狩りを行い、砂漠を横断する人々を襲う事もあるため一部から「砂の悪魔」として恐れられているかなり危険な存在。それでもカバルドンにはケンカを売らずに大人しくしているらしい。じめんタイプゆえ相性が悪いというのもあるが、あちらもドラピオンに負けず劣らず凶暴な性質だからというのかもしれない。

ちなみに砂漠に住んでる割にはタマゴグループはむし&すいちゅう3(古代生物や無脊椎動物のポケモンが主に属するグループ)。ますますモチーフが謎である・・・


■ゲームでのドラピオン


進化前のスコルピはノモセの大湿原に日替わりで登場。クリア後にはドラピオンそのものも登場する。

前述の通り設定上は乾燥した砂地を好むはずなのに、ゲームでの生息地は砂地と真逆の環境である湿原…本当に何なんだこいつ?

スコルピも湿地では暮らしづらかったのか、探検隊では設定通りりゅうさのどうくつなど乾燥しているダンジョンに登場している。が、XYでは砂地の13番道路があるにもかかわらず、何故か沼地が多い14番道路に生息している。ドラピオンは19番道路の花畑にいるのでまだ分からなくはないが、そこも沼地の面積が少なくないので乾燥している場所とは言い難い。どうも生息地が安定していないポケモンである。

ドラピオン自体の能力は悪くないのだが、進化前のスコルピの能力が低い上に進化もレベル40と遅い。
更に自力でまともな攻撃技を序盤は全然覚えてくれない等の点から育てるのが大変でストーリー中での使い勝手はかなりイマイチ。
プラチナでは一応「むしくい」を覚えてくれるがそれでも厳しく、旅パに入れたきゃわざマシンを存分に使う他無かった。
但し進化さえすれば3色キバ技を思い出しで覚えるので「ハートのウロコ」が集まり次第、何かしら覚えさせればサブウェポンとして機能しやすい。
XYやBDSPは「ミサイルばり」「はたきおとす」の強化や「シザークロス」を自力習得可能となったので扱いやすくなった。

主要トレーナーではシンオウ四天王でむしタイプ使いであるリョウが切り札として使用。
むしタイプ使いの切り札なのにむしタイプではない事から大きな話題を呼んだ。そしてタイプが統一できていなかった他の四天王やジムリーダーが軒並みタイプを揃えたプラチナでもコイツは引き続き手持ちに居座ったほか、何なら新入りのハッサムメガヤンマを差し置いて切り札の座も譲っていない。さらにBDSPの強化後パーティにも、他の新入りのむしタイプを差し置いて切り札の座を守っている。

他にはイッシュ四天王の強化版ギーマBW2ゲーチスが使用する。

レンタルポケモン

【プラチナ・HGSS】
型1:ラムのみ:いじっぱりAB:どくづき/かみくだく/アクアテール/つぼをつく
型2:くろいてっきゅう:いじっぱりAB:どくづき/なげつける/しっぺがえし/はたきおとす
型3:ピントレンズ:ようきAS:クロスポイズン/こおりのキバ/ほのおのキバ/かみなりのキバ
型4:するどいツメ:いじっぱりAS:クロスポイズン/つじぎり/じしん/つばめがえし

型1は攻撃技はどれも安定して強いが、補助技が「つぼをつく」なので運が絡む。上手いこと攻撃が上がればいいが。
型2は「くろいてっきゅう」持ち。だが、あく技が3つも搭載している。「しっぺがえし」で確実に威力を倍にさせたり、「なげつける」で鉄球を投げつけたり、「はたきおとす」で相手も手ぶらにさせる事は出来るが、いくらなんでも欲張りすぎではないだろうか。「はたきおとす」は当時威力20です。型3は「クロスポイズン」と3色キバ型。持ち物のおかげで急所にもヒットしやすい。
型4も急所型で、「じしん」はどく同士のミラーとなった場合に有利に動きやすい。

【BW2】
型1:ピントレンズ:ずぶといHB:つじぎり/シザークロス/どくびし/ちょうはつ
型2:あくのジュエル:むじゃきAS:クロスポイズン/かみくだく/いやなおと/こわいかお
型3:ピントレンズ:ようきAS:クロスポイズン/つじぎり/じしん/ほのおのキバ
型4:するどいツメ:しんちょうHD:クロスポイズン/つじぎり/じしん/つるぎのまい

大半の型が「ピントレンズ」か「するどいツメ」を持たせた急所型である。「スナイパー」の個体ならなお強力な型となるだろう。
型2は唯一急所型ではない「あくのジュエル」持ち。ジュエルで一度だけ超強化された「かみくだく」が使える。

【USUM】
型1:ピントレンズ:ずぶといHB:つじぎり/シザークロス/どくびし/ちょうはつ
型2:シュカのみ:むじゃきAS:クロスポイズン/かみくだく/いやなおと/こわいかお
型3:ピントレンズ:ようきAS:クロスポイズン/つじぎり/じしん/ほのおのキバ
型4:するどいツメ:しんちょうHD:クロスポイズン/つじぎり/じしん/つるぎのまい

型2の持ち物が「シュカのみ」になり、弱点のじめん技も一度は耐えきりやすい。
他の型はBW2からの流用。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー:カブトアーマー:うっぷんばらし/アイアンテール/シザークロス/つぼをつく

どく技は覚えておらず、特性も「スナイパー」ではなく「カブトアーマー」。相手の攻撃が急所に当たることはない点はまあまあ優秀だが。
ドラピオンの能力変化が低下に動いてたら「うっぷんばらし」の威力倍増効果が発揮しやすくなる。フェアリータイプにも「アイアンテール」で反撃可能であり、カプ神やゼルネアスに使いたい。「つぼをつく」は攻撃や素早さが上がればラッキー!

■対戦でのドラピオン


高めの物理耐久を保ちつつ、素早さもそこそこなため中速程度の相手なら抜きやすい。攻撃もアタッカーとして最低限はある。
特殊耐久とまず使わない特攻が低め。
環境や役割次第でHAベース・ASベース共に考えられる。

恵まれた複合タイプにより弱点はじめんタイプのみ、さらに特性『カブトアーマー』により急所による事故が無く安定感は高い。
一応、技「ミラクルアイ」を受けるか持ち物『ねらいのまと』を押し付けられるとエスパーが弱点になるが、どちらもマイナーな戦術なので殆ど問題はない。
覚える物理技も「じしん」「はたきおとす」「がんせきふうじ」に三色牙等そこそこ豊富。

また変化技も意外と粒揃い。
具体的には「どくびし」を撒いたり、「つるぎのまい」「いやなおと」で決定力を補佐したり、「ちょうはつ」で耐久ポケを潰したり、「ほえる」「ふきとばし」で積み対策や昆布、「つぼをつく」による運ゲ等々。

そこそこの硬さと速さを持ち弱点も一つという安定感から比較的余裕を持って変化技を使う事が可能。
反面、アタッカーとしては攻撃種族値、一致技の威力共に控えめ。
「ダストシュート」は覚えられず、威力80の「どくづき」や「かみくだく」止まりため、見た目や設定の割に決定力不足。
アイテムで火力を上げるか相手の弱点を突かないと単純な殴り合いは不利になりやすい。

そのため変化技への依存度が高く、「ちょうはつ」等のコンボ潰しを狙われやすい、
特性『スナイパー』とタイプ一致の急所技「つじきり」「クロスポイズン」に持ち物「ピントレンズ」を合わせた急所狙いアタッカー型で使えなくもないが、運要素が強く安定はしない。
「おいうち」を覚える事や格闘等倍な悪タイプである事からエスパー・ゴースト狩りは得意。

前述した通り弱点はじめんタイプのみな上に種族値的にも防御力は高く、なにより
第八世代までじめんタイプの特殊専門アタッカーが少ない(ほぼ物理か物理寄りの両刀)、最強のじめん特殊技が威力90の「だいちのちから」
という環境も合わさって、地面の特殊攻撃をタイプ一致で受けることが少なく、数値以上のタフさを持つ。
とはいえ、特殊耐久は並なのでタイプ不一致「だいちのちから」のごり押しや等倍の「きあいだま」等が思わぬ痛手なる事もあるため注意したい。

故に「きあいだめ」を覚えず自力で確定急所を起こせない点と、回復技が「ねむる」のみで重量級アタッカーに人気な吸収技がない点を改善すれば使い勝手が向上するのではと言われていた。
第七世代では「つぼをつく」や「ねごと」をZワザとして使う(急所ランク+2)事で多少自発的に狙えるようにはなった。
……採用枠があるかって?まあ元の技が元の技なので察しろ
そして第八世代でようやく吸収技の「きゅうけつ」を取得。半減されやすい欠点もあるが、持ち前の耐性を活かした居直りがしやすくなった。

余談だが種族値配分が同じサソリポケモンであるグライオンと似ている。



ドラピオン「俺は虫ポケモンでも頂点に立つ男だ
グライオン「うるせー悪タイプ」
グライガー「兄貴、オイラたちは地面タイプっすよ」


追記・修正はむしタイプを失ってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月13日 09:26