ミラクルシンクロフュージョン(遊戯王OCG)

登録日:2012/02/28(火) 09:38:04
更新日:2025/04/13 Sun 09:03:15
所要時間:約 5 分で読めます





権力バウンス「フハハハハ!もう終わりだクズ野郎!星6シンクロ枠は俺達だけで充分なんだよ!」

????それはどうかな?

????「この俺と!墓地にいる《ナチュル・ガオドレイク》を!」



ミラクルゥ!

シンクロォ!

フュゥーーージョォォンッ!!



《ミラクルシンクロフュージョン》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
Sモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

《ミラクルシンクロフュージョン》とはDUELIST REVOLUTIONで登場したカード。
また、この項目ではこのカードで融合召喚できるモンスターも紹介する。

イラストや名前からも分かるように、E・HERO専用融合魔法《ミラクル・フュージョン》のSモンスターを素材とする融合モンスターバージョン。
《ミラクル・フュージョン》にも言えることだが、墓地利用ができるということはかなりの利点である。

手札0・フィールド0の絶体絶命な状況でも、このカードを引けば墓地の状況にもよるが強力な融合モンスターで逆転することも可能である。
十代みたいにね!

後半の効果は相手に依存するため狙って発動するのは難しいが、腐ってしまったときにブラフとして伏せておこう。
サイクロン》などを無駄打ちにさせて1ドローしたあとドヤ顔すれば相手は屈辱にまみれることだろう。

このカードの登場当時に融合召喚できるモンスターは数えるほどしかいなかったが、2024年現在は17種類にまで増えた。
素材の指定が緩かったり強力な効果を持っていたりするので、それらのモンスターを軸としたデッキを組んでみるのもいいだろう。

EXデッキにいるSモンスターは正規融合素材に使うのが難しいが、
これならば墓地に落ちた後でも利用できるため、該当モンスターを融合召喚したいならほぼ必須カードと言っていいだろう。
更にカード名で指定されている融合素材をEXから直接持って来れる融合強兵が登場したため、呼び出したSモンスターを正規融合素材にしたあとこのカードで墓地融合して更に並べるなんて浪漫も可能に。

ちなみにイラストに描かれているのは《スターダスト・ドラゴン》と《レッド・デーモンズ・ドラゴン》だが、他のサポートカード無しにこの2体で融合召喚できるモンスターはいなかった。
後に《旧神ノーデン》が登場して一応可能になったが、《旧神ノーデン》が禁止になってまた出せるモンスターが居なくなってしまった。



召喚可能な融合モンスターたち

奴らが権力たちへ復讐するために合体した姿。詳しくは項目参照。ガイア沼地とか言ってはいけない。



融合素材はドラゴン族Sモンスター+戦士族モンスター

効果ダメージを相手に跳ね返す効果と墓地のドラゴン族Sモンスターを除外して効果をコピーする効果を持つ。
アニメでは遊星が使用した。
後半の効果は、墓地にドラゴン族Sモンスターがいなくてはならないため《ミラクルシンクロフュージョン》とは相性が悪い。
しかし実は相手の墓地のドラゴン族Sモンスターも利用した上除外できる。

また、アニメで遊星が《スターダスト・ドラゴン》の能力をコピーさせていたがこのモンスターの効果の都合上エンドフェイズに帰還できない。なんだコイツ。
《ミラクルシンクロフュージョン》を使うのであれば《スターライト・ロード》で召喚した《スターダスト・ドラゴン》などを使うと効果的。
このカードの利点は3200という高い固定攻撃力とビートダウンにバーンメタが組めることなのでコピー効果をおまけとみることも可能。

遊星「レベスティ切ってクイック(ryクェーサーオラァ!」
十代「クェーサーとアナネオを超☆融☆合!」
遊星「」

などということもできるため、HEROデッキにピン挿しされていることも多い。
上記の事は《E・HERO シャイニング》でもできるが、このカードのほうが攻撃力が高く、返しのターンで《シューティング・クェーサー・ドラゴン》の効果が得られるからだ。
ある意味2代目と3代目の夢の競演である。

アニメではシンクロモンスターを吸収する機皇帝に対する切り札という看板を提げて 無関係のチームユニコーン戦で登場した
しかし遊星が《シューティング・スター・ドラゴン》を手にしたことにより、機皇帝戦のみならずその後このカードが使われることはなかった。
ちなみにOCGでは《ミラクルシンクロフュージョン》と同パックで併用を意識された実装だが、作中ではスピードデュエルだったのでスピードスペルにより融合している。



  • ナチュル・エクストリオ
エクストリお(^ω^)
融合素材は《ナチュル・ビースト》+《ナチュル・パルキオン》

魔法罠カードの発動を無効にする強力な効果を持つ。
しかしながら融合素材が重い…しかも《沼地の魔神王》などで代用することができない。というか融合する前の2体で充分な気がする。
更にナチュルには魔法罠の発動を封じる鬼畜竹の子《ナチュル・バンブーシュート》が存在するためナチュルでも採用されない。だが可愛い。


  • ナチュル・ガイアストライオ
融合素材は地属性シンクロモンスター×2

魔法・罠に加えモンスター効果までも無効にでき、打点も3200に伸びたが、代わりに無効効果を使う度手札コストがかかってしまう。
《ナチュル・エクストリオ》で効果モンスター対策のカードを別に用意した方がいいだろう。



融合素材は魔法使い族シンクロモンスター+魔法使い族モンスター

自分フィールドの魔力カウンターを取り除くことで1ドローもしくはフィールドのカードを破壊する。
1ターンに1度しか効果を発動できないために融合前ほどの速攻性は無いが、
効果を使い終えた《アーカナイト・マジシャン》を融合素材にしたりして組み合わせていこう。
《ジャンク・シンクロン》と《シンクロ・フュージョニスト》を組み合わせれば、1ターンで召喚できる。



  • アルティメットサイキッカー
融合素材はサイキック族シンクロモンスター+サイキック族モンスター

貫通能力と破壊したモンスターの攻撃力分ライフを回復する能力、
そしてカードの効果では破壊されない強力な耐性を持つ除外サイキックのエースモンスター。
融合素材を除外する《ミラクルシンクロフュージョン》と除外サイキックは相性が良い。
《サイコ・コマンダー》とレベル2モンスターで
マジカル・アンドロイド》をS召喚

《マジカル・アンドロイド》と《サイコ・コマンダー》で《ミラクルシンクロフュージョン》

《サイコ・フィール・ゾーン》でおじさんの最強カード、《メンタルスフィア・デーモン》を召喚!

といったこともできる。
《メンタルスフィア・デーモン》の効果で苦手な《次元幽閉》や《強制脱出装置》に怯えることはない。
もう何も恐れる事はない!

ブリュ?知らん。

ちなみにガスタでも活躍できる。ガスタのSモンスターと人型ガスタで召喚しよう。
ガスタの静寂 カーム》さんや《ガスタの巫女 ウィンダ》たんがあんな姿になるのは気にしてはいけない。
それと獣姦なんて考えてはいけな……ふう….

ちなみにこのカードの存在のためか、デュエルターミナルではディバインおじさんにこの《ミラクルシンクロフュージョン》の専用ボイスがある。



融合素材はシンクロモンスター×2、もしくはシンクロモンスター+エクシーズモンスター
《ミラクルシンクロフュージョン》を使う場合、Xモンスター2体では不可能。

蘇生効果を持つ融合モンスターの禁止カード。次のシンクロ召喚に繋げられる。まぁ大抵カップ麺から出されるだろうけど。



融合素材は戦士族・地属性のシンクロモンスター2体
ゴヨウシリーズが戦士族・地属性ばかりな為だろう。

《ゴヨウ・ガーディアン》から派生した融合モンスター。自身だけでなく奪ったモンスターにまで戦闘破壊したモンスターをゴヨウさせる効果を持つ。
????俺2体を墓地に送れば良いんじゃね?



融合素材は《WW-ウィンター・ベル》+「WW」モンスター

自分か相手の墓地のモンスター名前と効果をエンドフェイズまでコピー可能。
相手によって破壊されたら《WW-ウィンター・ベル》と下級「WW」モンスターの蘇生も可能。

コピー効果は強力だが、《ミラクルシンクロフュージョン》は素材を除外するので後半の蘇生効果とはミスマッチ。

《ミラクルシンクロフュージョン》を使うのであれば蘇生効果を切り捨てて、《轟雷帝ザボルグ》でコピー対象と融合素材、墓地に置かれたら次のターンに《ミラクルシンクロフュージョン》をサーチ出来る《捕食植物キメラフレシア》をまとめて落とすコンボを利用したい。



融合素材はドラゴン族の融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム各1体ずつ

特殊召喚時に相手のカードを全て破壊する、対象耐性と効果破壊耐性も持つペンデュラム融合モンスター。
仮に戦闘破壊されてもPゾーンで相手の融合・シンクロ・エクシーズの効果を封じ、ドローフェイズ以外に加えたカードを破壊するアフターケアも持つ。

とは言え自身の効果で呼べる覇王眷竜や《アストログラフ・マジシャン》《クロノグラフ・マジシャン》などの専用サポートが充実している為、ズァークデッキを組む場合はそちらを優先した方が無難。
《ミラクルシンクロフュージョン》で出す場合は《轟雷帝ザボルグ》+《捕食植物キメラフレシア》とのコンボを利用して差別化を狙いたい。



  • 三相魔神コーディウス
融合素材はシンクロ・エクシーズ・リンク各1体ずつ

融合召喚した後に1度だけ2000の倍数のライフを支払い、2000ライフ毎に「墓地から魔法・罠を1枚サルベージ」「相手の場のカード3枚破壊」「他の味方が攻撃出来なくなる代わりにライフ差分攻撃力アップ」を1つずつ発動出来る。

6000支払えば3つ全ての効果を使用出来るが、その為にはほぼ無傷でライフを維持しなければならず難しい。
耐性も一切持たないため大抵は4000払って3枚破壊+強化の組み合わせで一気に勝負を決めに行くのが基本となる。

しかし《ミラクルシンクロフュージョン》で出す場合はサルベージ効果との相性が良く、墓地に素材が残っているなら更に融合モンスターを並べる事が可能。並べる融合モンスターの性能次第ではサルベージ効果だけで充分な場合もある。
ここでも他の融合モンスターの分の素材もまとめて落としつつ《ミラクルシンクロフュージョン》をサーチ出来る《轟雷帝ザボルグ》+《捕食植物キメラフレシア》のコンボが輝く。



融合素材は《アルバスの落胤》+融合・シンクロ・エクシーズ・リンクいずれか1体

発動したら次のターンには連続発動出来なくなるものの、EXデッキのアルバス融合体をコストにフリーチェーンでモンスター1体に対象を取らない除外を飛ばす。
更に融合召喚した状態で相手によって場から離れたらそのターンのエンドフェイズに相手モンスターを全て破壊する。

強力な効果を持つが、シンクロ以外も素材に使える上に《アルバスの落胤》自体に相手モンスターと超融合する効果があり、アルバス融合体に融合召喚する効果を持つ《烙印竜アルビオン》や《神炎竜ルベリオン》がいるため、《ミラクルシンクロフュージョン》で出す旨味は薄い。



  • サイバース・ディーセブルム
融合素材はサイバース族の儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・リンクいずれか1体+サイバース族モンスター

手札からサイバース族モンスターを出しつつ、自身のレベルを出したモンスターと同じに出来る。
更に自分の場にリンク4以上のサイバースがいる時に場・墓地から自身を除外して相手の魔法・罠を無効にする効果も持つ。

融合モンスターでありながらエクシーズに繋げる中継役で事実上の《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》もしくは《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の専属サポート。
墓地・場のモンスターの種類を参照する彼らと、素材を除外してしまう《ミラクルシンクロフュージョン》の相性は最悪。
サポートではなく単体で使おうにも、わざわざサイバース族シンクロモンスターを用意して融合してエクシーズ、と非常に迂遠な動きをさせられるため、まず《ミラクルシンクロフュージョン》で出される事はない。

一方で墓地で発動する効果を持つため、《ミラクルシンクロフュージョン》のサポートとして使われる“EXデッキから墓地に落とすカード”との相性は悪くないと言う複雑な関係でもある。



融合素材は「地縛」融合モンスター+「地縛」シンクロモンスター

バトルする相手モンスターの攻守を0にする効果と、相手モンスターが戦闘・効果で破壊されたら相手の場のカードを全て破壊する効果を持つ。
更に相手によって表側で場を離れたらデッキ・EXから「地縛」モンスターを特殊召喚する効果もある。

戦闘には滅法強く、戦闘破壊や適当なモンスター単体除去を《サンダー・ボルト》+《ハーピィの羽根帚》に変換する強力なアタッカー。
素材は非常に重いが、テーマ内に融合モンスターとSモンスターをまとめて場に出せる《異界共鳴-シンクロ・フュージョン》や、墓地からも素材を調達出来る融合効果を持つSモンスターの《地縛戒隷 ジオグレムリン》とサポートが豊富に存在する。
特に《地縛戒隷 ジオグレムリン》は《地縛戒隷 ジオグラシャ=ラボラス》の素材になれる上に場を離れた時の効果でEXから呼び出してその融合効果で2体目の《地縛戒隷 ジオグラシャ=ラボラス》を呼び出せる、と言った具合に非常に相性が良い。
そのため、《地縛戒隷 ジオグレムリン》と素材の調達範囲が被っている上に同じく素材を除外してしまう《ミラクルシンクロフュージョン》はサポートを受けられないのもあって相性が悪い。



  • 覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン
融合素材はドラゴン族の融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム各1体ずつ

EXからの特殊召喚時にデッキからペンデュラムモンスターをPゾーンに置ける新たなズァーク。
破壊されてもPゾーンへ行き、Pゾーンにカードが2枚あれば自力で帰還出来る。更にその際にもう片方のPゾーンのカードをデッキに戻し、そのカードがEXに戻ったなら召喚条件を無視してEXから呼び出せるため更に並べる事が可能。

しかし、単体では全体除去・高い耐性・Pゾーンで相手を制圧するアフターケアと3拍子揃ったオリジナルの《覇王龍ズァーク》の方が使いやすく、ルール上オリジナルの《覇王龍ズァーク》の同名カードとして扱うためオリジナルと合わせて3枚までしかEXに入れられず、そもそもオリジナルの《覇王龍ズァーク》をリリースしてEXから出せるため《ミラクルシンクロフュージョン》で出す旨みがない。
もし使うのであれば《轟雷帝ザボルグ》+《捕食植物キメラフレシア》のコンボに《輪廻独断》を絡めて《ミラクルシンクロフュージョン》を2連打してオリジナルの《覇王龍ズァーク》と同時に並べるコンボを狙いたい。


  • 熾天の騎士ガイアプロミネンス
融合素材は烈日の騎士ガイアブレイズ+自分の場の表側表示モンスター

手札のモンスター1枚をコストに相手の場・墓地で発動したモンスター効果を無効にする効果と、攻撃して相手モンスターを戦闘破壊した際に墓地の炎属性モンスターを特殊召喚する効果を持つ。

制圧しつつ手札コスト・融合素材にしたモンスターを蘇生させてフィニッシュを決める強力なモンスターだが、融合素材で自分の場の表側表示モンスターと指定されているため墓地のカードだけでは出せず、素材を除外してしまうため蘇生先を別途用意する必要がある、と《ミラクルシンクロフュージョン》との相性は最悪。


裁定について

このカードで融合召喚する場合、以下の条件が必須となる。
  1. 融合召喚するモンスターの素材としてシンクロモンスターを要求するか、Sモンスターのカード名を指定している
  2. 融合素材にするモンスターのうち、必ず1体以上Sモンスターを含んでいる
この部分でややこしい疑問を生んだのが《WW-クリスタル・ベル》である。

まず、《WW-クリスタル・ベル》の融合素材は《WW-ウィンター・ベル》とWWモンスター1体である。
《WW-ウィンター・ベル》は名称指定されているがSモンスターなので、当然普通にやればこのカードでの融合の条件を満たしている。

のだが、ここで疑問とされたのが、「名称指定されている《WW-ウィンター・ベル》の方を融合素材代用モンスターで賄い、WW側の素材のみクリアした状態でもこのカードで融合できるのか?」ということ。
結論から言えばこれはNOである。
理由としては「Sモンスターの《WW-ウィンター・ベル》を融合素材として要求しているから」。
より正確に言うと、融合素材としてSモンスターを要求しており、このカードで融合する場合、シンクロを要求している方の素材は必ずシンクロで賄わなければならないのである。

この手の特定の素材で融合召喚するタイプのカードは、
  1. 融合素材として特定のモンスターを明示的に要求するという、融合モンスター側の条件
  2. 要求されているモンスターを要求されている部分に当てはめるという、融合素材側の条件
という二つの条件をクリアしなければならないのだが、上の例だとSモンスターを要求する《WW-ウィンター・ベル》の部分を融合素材代用モンスターで賄うと「Sモンスターを要求している部分にSモンスターが当てはめられていない」ために融合できなくなってしまうのである。
ちなみにこのケースの場合、「融合素材代用効果を持つシンクロモンスター」である《ドロドロゴン》を使えば可能。


ちなみにこの裁定は当初から存在するのだが、実は《WW-クリスタル・ベル》が登場するまでは「Sモンスターを1体以上素材に含まなければいけない」ことはわかっても、「要求されている部分にシンクロを持ってくる」ことまでは判断できない状態が続いていた。
というのは、当時このカードで融合できた「Sモンスターを素材に要求する融合モンスター」は、いずれも「特定種族のシンクロを要求する」か、「要求される素材が2体ともシンクロ」のものしか存在せず、事実上Sモンスターを含まない融合素材の組み合わせが発生しなかったからである。

このカードの同種のカードとしては《真紅眼融合》《破壊剣士融合》が後に登場しているが、この2枚も長らく「魔法カード側で指定された素材を含まなくなる融合素材の組み合わせパターン」が存在せず、《真紅眼の黒刃竜》と《真紅眼の鉄騎士-ギア・フリード》が登場したことでやっとこの裁定の存在が明らかになった。

《真紅眼の黒刃竜》の融合素材は「《真紅眼の黒竜》+戦士族」だが、代用モンスター+ギア・フリードの組み合わせの場合、《真紅眼融合》での召喚はNGとなる。
《真紅眼の黒刃竜》を《真紅眼融合》で出したい場合、必ずレッドアイズを素材に含み、かつ融合先の素材指定でレッドアイズを要求している部分にそれを持って来なければならないのだが、この組み合わせの場合、代用モンスターはレッドアイズではないため、「真紅眼の黒竜を要求している部分に真紅眼の黒竜を持ってくる」という条件がクリアできず*1、結果として《真紅眼融合》側の「レッドアイズを融合素材とする融合モンスターを召喚する」条件にも合わなくなるからである。

一見するとギア・フリード側がレッドアイズであるため条件指定を満たしているように見えるが、《真紅眼の黒刃竜》の素材指定において戦士族側にはレッドアイズ指定がかけられていない=代用モンスター+ギア・フリードの組み合わせだと「代用モンスター+戦士族」になってしまいレッドアイズを素材に含まなくなってしまう(実際の融合素材にレッドアイズモンスターが含まれていても、「真紅眼の黒竜」=レッドアイズを要求する部分にレッドアイズが入っていない)ため、《真紅眼融合》での融合ができないのである。


ちなみにいずれのケースも、通常の「融合」で融合召喚することはもちろん可能である。



追記・修正は融合モンスターとなり反撃してからお願いします。



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最終更新:2025年04月13日 09:03

*1 融合素材代用モンスターはあくまでも「正規の素材の代わりに使用できる」だけであり、カード名が変化するわけではないからである。