登録日:2014/09/16 (火) 10:31:04
更新日:2024/10/23 Wed 22:49:59
所要時間:約 20 分で読めます
概要
本作の主人公・
ネイサン・グレーブズが
ゲーム中に使用可能になる能力。
使うにはゲーム中、特定の敵がドロップアイテムとして落とすカードが必要となる。
カードには
『属性』と
『動作』の2種類があり、
それぞれ1枚ずつ計2枚のカードを選んで組み合わせることで『
○○属性の
××という動作』
という効果を発動できる。DSSの使用にはそれぞれの効果に対応したMPを消費し、MPが無い状態では発動できない。
また、未知の組み合わせは、実際に使用してその効果が発現するまでは効果内容のテキストが現れず、
特定の条件で発動するような効果だと判明しにくいこともある。
カードはそれぞれの種類で
10枚存在し、発動できる効果は
100種類にも及ぶ。
属性カード
大自然のエレメントを司る伝説上の神獣・魔獣の類が描かれたカード。
まあ、悪魔城シリーズの世界では架空じゃあないかもしれないが…意外とシブい属性もカバーしてあったりする。
★サラマンダ
四大精霊のうち火を司る火蜥蜴サラマンダのカード。行動に
炎属性を付加する。
サラマン
ダーとは伸ばさない。
★サーペント
英語で蛇のことだが、ここでは
リヴァイアサンや
テュポンとも関連付けて語られることのある
海の巨大な幻獣、
シー・サーペントを指している。行動に
氷属性を付加する。
★マンドラゴラ
人型の根を持ち、引き抜かれると聴く者の生命を奪う悲鳴を上げるとされる妖草マンドラゴラのカード。
司る属性は『樹』。地味なように見えて、意外と見栄えが良く役に立つ効果が多いカード。
★ゴーレム
生命なき巨大な土人形
ゴーレムのカード。行動に
地属性を追加する。
これも一見地味に見えて面白いエフェクトが多い。
★コカトリス
石化の魔力を持つ魔鳥コカトリスのカード。司るのは石属性。
石化のステータス異常が独立した属性扱いと言うのが珍しい。行動に『石化』の追加効果を持たせる。
★マンティコア
サソリの尾と獅子の身体を持つ人面の魔獣マンティコアのカード。行動に
毒属性を付加する。
恐ろしげなイメージとは裏腹に、毒の追加効果が付くぶん素の火力は低下する場合が多く、
どちらかというと支援的な組み合わせの方が役に立つカード。
★グリフォン
獅子と鷲の合成獣グリフォンのカード。行動に
風属性を付加する。
手数やスピードをアップさせる効果が多い。演出もかっこよさげなのが多し。
★サンダーバード
国際救助隊ではない。ネイティヴ・アメリカンの伝承に伝わる雷の精霊とされる巨鳥サンダーバードのカード。
伝承の中できっちり雷属性といえるモンスターは案外少ない中、カッコいいチョイスをしてくれたスタッフGJ。
行動に
雷属性を付加する。派手で強力な効果が多く、特に召喚は本作中屈指の攻撃力を持つ
★ユニコーン
浄化と癒しの力を司る一角獣ユニコーンのカード。行動に
聖属性を付加する。
本作最難関ともいえるチャレンジステージ『闘技場』にのみ出現するモンスター
ホワイトアーマーからしか入手できないレアカード。
相当の苦心が必要な分、その効果は強大でチートとしか思えないものも含まれている。
★ブラックドッグ
新月の闇より現れ、見た者に死を告げる不吉な黒妖犬ブラックドッグのカード。
伝承の中できっちり闇属性といえるモンスターは案外少ない中、カッコいいチョイスをしてくれたスタッフGJ。
行動に
闇属性を付加する。強大ではあるが自身もリスクを背負わねばならぬ両刃の剣的な効果も…
こちらも闘技場限定モンスター、
デビルアーマーからしか入手できない。
動作カード
ローマ神話の神々が描かれたカード。
ギリシャじゃないのがミソ…かも。
読みは英語読みにほぼ統一されており、
「なんで美少女戦士の代わりにムサいヒゲのオッサンが描かれてんだよー」
…と思ったり思わなかったり。ここでは先に紹介した属性カードとの組み合わせも解説する。
★マーキュリー
神々の伝令、メルクリウスの英語読み。鞭に属性を付加する効果を持つ。
+サラマンダ
炎の鞭で攻撃する。攻撃力と当たり判定がアップ。
リヒター・ベルモンドのサブウェポン未装備時のアイテムクラッシュがちょうどこんな感じ。
+サーペント
氷の鞭で攻撃する。純粋な攻撃力は低下するが、打った相手を凍らせて足場にできる。
+ゴーレム
地の鞭で攻撃する。なんと鞭の長さが2倍近くミョイ~~~~ンと伸びる遠隔攻撃。威力は通常時と同じ。
一度の攻撃のテンポはスローになるが、立ちっぱなしで待ち受けているタイプの敵を一方的に打ち据えることができる。
+コカトリス
石の鞭で攻撃する。ゴロゴロした岩が数珠つなぎになったような外見。
攻撃力が上がるほか、相手を石化させて足場に出来る。
+マンティコア
毒の鞭で攻撃する。鞭の軌道が前方斜め上に変化し、伸びた鞭から毒の霧が下にいる敵に降り注ぐ
…という変則的な演出。威力そのものは下がるのでほぼ魅せ技。
+グリフォン
風の鞭で攻撃する。風の刃を纏った神速の鞭捌きで相手を切り刻む。
一発ごとの威力は低いが攻撃ボタンを押しっぱなしにすることで多段ヒットする。
+サンダーバード
雷の鞭で攻撃する。敵に当たるとそのまま硬直状態になり、鞭を通して相手に高圧電流を送り込み感電させる。
なんだかもの凄く悪役っぽい攻撃。「フハハハハハ!もがけ!苦しめ!」とか言いながら使うべし。
こちらもボタン押しっぱなしで多段ヒットする。ただし、与ダメージは徐々に減っていく。
+ユニコーン
聖なる鞭で攻撃する。…じゃあ元のハンターの鞭は聖なる鞭じゃないんかい?
これだけやってようやくヴァンパイアキラーに並ぶ威力に達するということなのだろうか。
攻撃力が上がり、鞭を振るたびにHPが回復するというアタックとリカバーが両立できる強力な効果。
敵をしばき倒すたびに活力が漲るとは、まさに変態一族と肩を並べるに相応しい鞭である。
+
ブラックドッグ
闇の鞭で攻撃する。やや振りが遅くなるが攻撃力が上昇。
真っ黒なエネルギーがうねうね絡みついた禍々しいエフェクトが印象的。この闇は当てた敵にまとわりつき多段ヒットする。
真なる由来を考えるなら、こっちの方が本家ヴァンパイアキラーに近い形態なのかもしれない。
★ヴィーナス
愛と美の女神ウェヌスの英語読み。ネイサンのステータスを上昇させる支援的な効果を司る。
発動時はネイサンから組み合わせた属性に対応した色の光輪が発生する。
地味でわかりにくいのもあるが、敵の属性に関係なく確実に効果が顕れるので、理解すると攻略がラクになる。
+サラマンダ
攻撃力が1.25倍にアップする。発生タイミングは攻撃時。
最初から最後まで頼りになる効果。
+サーペント
防御力が1.25倍にアップする。発生タイミングは敵の攻撃を受けた時。
+マンドラゴラ
運が1.25倍にアップする。発生タイミングは攻撃時。
ドロップアイテム稼ぎに役立つ。
+ゴーレム
マップ占有率に応じて防御力が上昇する。発生タイミングは発動してすぐ。
1%につき3ポイント上昇するので、100%にすれば300ポイントも上昇する。
ただし、発動時のMP消費は他の効果よりもはるかに激しい。
+コカトリス
『歩く』たびに経験値が手に入る。発生タイミングは、歩いている途中。
ダッシュで移動することが多いので気付きにくい条件。
また、一度立ち止まるなりして歩くのが中断されると、また最初からやり直しになる。
+マンティコア
ハートの獲得量が2倍になる。発生タイミングは発動してすぐ。
つまりハート(小)なら2回復、ハート(大)なら10回復という扱い。
サブウェポンを多用するプレイスタイルだと有難い効果。
+グリフォン
知性が1.25倍になる。発生タイミングは発動してすぐ。
MP回復スピードにしか反映されない数値なので、はっきり言って使う意味が無い。
攻撃力・防御力・運ときたからこれも入れときましょう、くらいの気持ちで設定したと思われる。
+サンダーバード
マップ占有率に応じて攻撃力が上昇する。ゴーレムの反対。
MP消費が激しいのも同様だが、最大300ポイントの攻撃力増加は圧倒的。
+ユニコーン
防御力が通常時の2倍になる代わりに、敵に与えるダメージが半減する。発生タイミングは攻撃を受けた時。
緊急避難…の意味で使うならもっと強力な組み合わせがある。
殺られる前に殺れが基本の悪魔城シリーズ的にはやや微妙な効果。
+ブラックドッグ
敵に与えるダメージが通常時の2倍になる代わりに、防御力が半減する。発生タイミングは攻撃時。
ユニコーンの反対の効果。問答無用で相手をブチ殺すか、反撃を完全に回避できる技量があるなら有用。
ジュピター
天空神ユピテルの英語読み。その効果は防御に特化しており、
各属性に対応した
バリアを張ったりネイサンの体質を変化させたりする。
+サラマンダ
ネイサンの周りに2つの火の玉をゆっくりと回転させる。
敵の攻撃を防げるほか、当たれば鞭と同じ威力のダメージを与えられる。
隠し部屋を塞ぐ壁を壊すのにも役立つ。
+サーペント
ネイサンの周りに氷の欠片を4つ回転させる。
威力は鞭の20%とサラマンダの組み合わせに比べ低いが、敵を凍らせることができ、
数が多いぶん隠し部屋発見の助けとしてはこちらの方が優秀。マッピングの友。
+
マンドラゴラ
しばらく立ち止まっていると
HPが徐々に回復する。
発動後ぼーっと突っ立ってないと効果にも気付けないし、一度に回復する量は最大HPの1/100と微々たるもので、
その間じっとしていないといけないのであまり役に立たない。
エフェクトはネイサンの身体が
緑色に発光し、脈打つような点滅と共に回復が行われる。
そのうち
カードの使い過ぎで血が緑色に染まるんじゃないかと思えてきて怖い…
+ゴーレム
被ダメージ後の無敵時間が4倍になる。
渡り廊下のような平坦な構造のマップを強行突破したり、敵の攻撃をくらいながらも
反対側に通り抜けて背後を取るなどのゴリ押しに向いた効果。
+コカトリス
自らの肉体を石化させて全てのステータス異常から身を守る。
発動中の見た目は完全に動く石像。移動力とジャンプ力が激減し、
ズシンズシンと画面を震わせるように歩いてしか移動できなくなる。
また、注意すべき点として、ステータス異常は防げるが、受けるダメージ量は変わらない。
+
マンティコア
全身から
紫色の毒ガスを撒き散らして身を守る。ウバシャアアアアア!!!
実際はメチャクチャ威力が低い上に割と隙が多く、攻防両面において
大して役には立たない。
…うん、そこだけは
あってるかもな。
ただ、全身から
ボッバッバッバッバッ…!とガスを撒き散らす様は
3年間風呂に入ってない奴の放つ圧倒的凶気みたいでウケる。
+
グリフォン
ダッシュ時に
衝撃波を前面に展開することで攻防一体の盾とする。
走ってる間しか効果が無く、威力は鞭の半分と微妙なのであまり強い敵に当たると被ダメージ確定。
スケルトン程度なら粉々にしながら走破することもできる。
蒼真くんの
ブラックパンサーのソウルくらいのスピードが出たらカッコいいのだが、
加速機能は無いので
バリアを張りながらジョギングしてる程度の見た目にしかならないのが惜しい。
+サンダーバード
被ダメージ時に必ず吹っ飛ぶが、受けるダメージを半分に抑える。
バトル漫画によくある「くらった瞬間後ろに飛んだので、致命傷は避けられました…!」(キリッ)って奴である。
即座に距離をあけることで追い撃ちを喰らわずに済むという利点もあるが、敵が多かったり飛び道具で波状攻撃を受けたりすると
吹っ飛んでばかりで反撃のチャンスが一向に回ってこない場合もあるので注意が必要。
+
ユニコーン
自分の周りに
球状のバリアを張る。
シャボン玉の中に入ったような、透明な真球のバリア。
鞭と同じダメージを接触した敵に与え、どの面にも効果があるので壊せる壁の探知も完璧な精度を持つ。
+ブラックドッグ
自分の周りにブラックホールのバリアを張るが、常にHPが減少する。
いやいやいや、それじゃバリアの意味ないですやん!?
なんだか中に大量の画鋲が入った安全靴みたいなシロモノである。
ブラックホールの中心に入ってその程度で済むネイサンのタフネスもヤバイ。やはり世界は違えど変態は変態か…
一応与ダメージは鞭の2倍と破格。また、この時のHP現象はシステム的には毒と同じものとして計算されるので、
毒を受けた時にこの効果を発動し、すぐにDSSを解除すると毒が治るという小ワザが存在する。
マーズ(マルス)
軍神マルスのカード。入手時のダイアログでは「マーズ」と表示されるのにメニュー画面の説明文では「マルス」と表記され統一されていない。
2021年の『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』の「図鑑」では「マーズ」表記で統一されている。
鞭を違う武器に変化させる効果を持つ。見ただけで効果が解るうえに派手でカッコいい花形カード。
ただし、クセの強すぎる武器も多く、実戦で有効と言える組み合わせはほんの一握りである。
これほど多彩な武器を使いこなせるネイサン、マジに何者だ…
(鞭を受け継ぐ気満々のヒューが剣の達人でもあるので、鞭以外にも師匠から武芸十八般は一通り仕込まれているのかもしれない)
発動時はたぶんハンターの鞭が
パズルみたいにガシャガシャ組み変わってるんじゃなく、
魔力で光ってモーフィング…みたいな感じかと思われる。
+サラマンダ
炎の剣で斬撃を放つ。攻撃力が上がるのに加えて、
一刀両断に振り下ろすため上方に攻撃判定が広くなる。
また、鞭はしゃがみ状態から攻撃すると若干のタイムラグが生じてしまうのに対し、
剣は立ったままと変わらないスピードで振れる。むしろしゃがんだ時の方が若干リーチが延びるので
炎以外でも剣を使う際はしゃがみながらの方が実用性が高まる。
+マンドラゴラ
薔薇の剣で斬撃を放つ。上方に広い攻撃判定を持ち、威力は炎の剣をも上回る。
斬るたびに薄緑色の刀身から真っ赤な花びらが舞い散るエフェクトが耽美な感じ。
+ゴーレム
長柄の鉄槌を叩きつける。槌そのもので打った相手はもちろん、
地を打った際に地震を起こし、画面内の地上にいる敵全てにダメージを与える。
しかし当然ながら空中にいる敵には効果が無く、振り下ろすまでのスキがかなり大きい。
+
コカトリス
両手に持った
トンファーを交互に叩きつける。
エフェクトは2連打だが、多段ヒットはせずにダメージは一括して出る。
スキがやや大きいものの、鞭の約1.5倍の攻撃力を持ち、石化の追加効果で敵を足場にできる。
+マンティコア
両手に装着した猛毒の鉤爪で相手を切り裂く。
モーションはトンファーとほぼ同じだが、威力が低く使えない武装。
+
グリフォン
刀による居合斬りで攻撃する。
…
抜いた後いちいちまた鞘に戻すあたり、
完全に居合の意味を間違えてるのはご愛嬌…
タメ専用の攻撃手段であり、単に攻撃ボタンを押すだけでは何もできない。
ボタンを押しっぱなしにすることでチャージし、その時間が長いほど間合いと威力が伸びる。
チャージ段階はネイサンの周囲に発生する光輪で判別可能で三重になったらMAX。
この段階になると斬撃が中距離まで届く上に鞭の約2倍の威力となるが、
そこまで溜める暇があるなら鞭で3~4発は叩ける。
チャージ中は移動もできないし、
判り易い魅せ技。
+
サンダーバード
徒手空拳の体術で攻撃する。
「むうっ!あれぞ世に聴く軍神雷鳥拳!」「知っているのか雷電!?」
黄金の雷氣を纏った拳足が実にイカス。攻撃ボタンを連打することで最大4連のコンビネーションとなり、
1・2発目の拳打は鞭の半分の威力しかないが、3発目で鞭と同等、シメの廻し蹴りは鞭の2倍の威力となり、
結果的に短時間で鞭4発分のダメージを叩き込める。ただし、リーチが短く反撃を受けるリスクも高い。
+
ユニコーン
聖剣で敵を貫く。突き出すと
鞭の3倍程度のリーチまで刀身がズバッと伸びる。
攻撃範囲が広くほぼ飛び道具感覚で使え、地の鞭と違い隙は皆無で連打も利くという高性能武器。
威力も通常の鞭の約3倍という強烈さだが、
ネイサンから遠ざかるほど攻撃力が下がるという性質があり、
最大の威力を発揮するのはやはり
間合いの無い密着状態から上半身のバネのみで繰り出す一撃、ということになる。
一角獣だから
『角突零式』とでも名付けるか!ダサい!!
+ブラックドッグ
銃で攻撃する。当時も一応フリントロック式の銃は存在したのだが、
画面を見る限りでは近代的オートマチック拳銃としか思えないデザインである。
古城に跳梁する魔物をハジキで射殺するとはまさに混沌の産物。
威力は1発で鞭の4倍と最大だが、隙があまりにも大きすぎ連射もできないためシャレのような武器である。
しかし、召喚系DSS使用中にDSSをこれに組み替えるとダメージが増加するという現象が確認されている。
撃った後ゆっくりと腰に銃を戻すモーションが渋い。
ディアナ
狩猟の女神、ディアナのカード。英語読みのダイアナじゃない。
ディアナがそんなに好きかあああああああ!
鞭を振った際に
飛び道具を発射できる効果を持つ。鞭自体にも判定はあるので、至近距離で放てば多段攻撃になる。
ただし、全体的にMPの消費が激しく、コストパフォーマンスは劣悪。
なお、通常与えるダメージはSTR=力の数値に単純に依存するがディアナの飛び道具は例外で、
弾ごとに設定された基礎攻撃力の二乗÷敵のDEF(防御)値という計算式で求められる。
+
サラマンダ
鞭の先端から
火球を飛ばす。
クリストファー・ベルモンドの得意技。
でも飛ぶのが遅い。
遅いのは足だけにしとけよとっつぁん…
+サーペント
3WAYの氷礫を飛ばす。飛距離が短い。悪魔城伝説でアルカードの使う魔力弾っぽい軌道。
サーペントの組み合わせのお約束で敵を凍らせて足場にできる。
珍しく、基礎攻撃力が炎よりも高めに設定されている。…MP消費量も2倍だが。
+
マンドラゴラ
鞭を振るい、3WAYの薔薇の花びらを飛ばす。…バトル物において
薔薇は飛び道具。これ常識。
射程も長く威力も↑2つよりさらに高いが、
燃費が異常に悪い。
+コカトリス
鞭を振るう度に放物線を描く石つぶてを3つ放つ。
ちっこい石ころを山なりにぽーいと放るだけで超地味。
一応当てれば敵を石化させる効果がある。
+マンティコア
鞭を斜め上方に振り、放物線を描く毒の弾を発射する。
軌道は斜め上、効果は斜め下の毒属性攻撃の中では珍しく、
基礎攻撃力もそこそこで燃費も悪くない、敵に当たると多段ヒットすると良好な性能。
+サンダーバード
帯電した鞭を振り回す。基本アクションのひとつ、鞭の回転の効果が強化される。
ディアナ系DSSにしては珍しく、飛び道具ではない。ゆえに専用の計算式も用いられず、
威力は1ヒットごとに通常の鞭の25%のダメージである。
+ユニコーン
鞭を振る度に光の誘導弾を飛ばす。MPさえ供給できれば最大で4発まで同時発射できる。
専用計算式の適応外で、威力は鞭の25%。消えるまでは何度も敵を追跡してくれるし、
一度纏わりつくと多段ヒットするのでコストパフォーマンスが良い。
+ブラックドッグ
鞭を振る度に、ネイサンの周囲八方向に暗黒弾を発射する。
射程はほぼ至近距離だが、専用計算式の適応外で威力は鞭の2倍、燃費はサラマンダの火球と同じ。
なにより闇属性DSSでは珍しく代償となるリスクが存在しないのが嬉しい。
アポロ
太陽神アポロのカード。↓→↑+攻撃ボタンのコマンド入力で組み合わせた属性に因んだ特殊な攻撃を発動する。
大抵はやや規模の大きくなった飛び道具、といった感じ。全体的に燃費は悪い。
コマンド入力についてのヒントはプレイ中一切手に入らないので、攻略情報を参照しない限りわけのわからないカード。
入力をミスるとサブウェポンが暴発することが多い。
+サーペント
氷塊を投げつける。着弾すると砕けて四方八方に飛び散り効果範囲を拡げる。
威力は鞭の半分だが相手を凍らせる。
+
マンドラゴラ
放物線を描く
薔薇の花を投げつける。無論高威力。
花そのものだけでなく軌道上に残った花びらにもダメージ判定があり適当に投げても結構当たる。
+ゴーレム
大地から5本の巨大な槍を召喚し、画面全体を貫く。
「どーせ岩か泥団子でもぶっつけんでしょ~?これだから土属性は地味で困るわ~」
…とタカを括っていると演出のカッコよさにビビる。
本作のTASにおける常套手段・ワープバグのトリガーとしても利用されることが多い。
+
コカトリス
画面全体に
隕石を降らせる。
「どーせ岩かry」…とタカを括っていると…
やっぱ単なる落石にしか見えなくてガッカリする。
流星っぽいエフェクトがかかってないからしょうがない。一応、威力はゴーレムの5本槍よりも上。
石化の追加効果がきちんとあるあたりコカトリス系DSSの美学を感じる。
+
マンティコア
毒の玉を投げつける。
ウンコ投げてくるサルじゃねーんだからそんなもん手掴みで投げるなよ!?
…
ネイサン・グレーブズって名前は
バルムンク・フェザリオンとかアイザック・シュナイダーに比べると格段に地味だな。
(注.悪魔城ドラキュラシリーズには
アイザックと
シュナイダーというキャラはそれぞれ実在する。
変態と
ゴリラである)
当たれば最大18回もの多段ヒットが出るが、一発あたりのダメージがクソなので役に立たない。
故にクソ投げるのとそんなに変わらない。⇒最初に戻る。
+グリフォン
小さな竜巻を発生させる。ひょいっと寄越す感じが独特。
竜巻は左右交互に真空波を飛ばし、小さくなって消える。燃費は悪いが意外と当てやすい。
まるで花火のようなワビサビを覚える技。
+サンダーバード
やや低い放物線を描く雷の玉を投げつけて攻撃する。
当たると敵を追尾し、数十回もの多段ヒットを叩き出す。ヒットごとにダメージは減少するが、
それでもかなり強い飛び道具。ボス戦でも活躍する技。
+ユニコーン
天上から光の矢を降らせる。画面全体にザクザクと落すため画面内にいる敵はまず避けられない。
とりあえずばら撒いておけばザコ敵は死んでいく。まさに天罰覿面。
+
ブラックドッグ
ブラックホールを発生させ、それを相手にぶつける。
敵を追尾して十数回の多段ダメージを与えるが、闇属性にしては一発あたりの威力は低め。
燃費が壊滅的に悪いので、あくまで使うのは趣味の領域。
ネプチューン
海を統べる神、ネプトゥヌスの英語読み。特定の属性攻撃を吸収し、HPを回復させることができる。
攻撃を受け止め活力に変換する…?ゲェーッ!?これはネプチューンマスクの効果ではないかーっ!?
おそらくこのDSS使用中のネイサンのベストからは金属製のトゲが…
毒や氷結といったステータス異常も防ぐ組み合わせは特に有効。
+サラマンダ
炎属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+サーペント
氷属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。氷結も防ぐ。
+マンドラゴラ
樹属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+ゴーレム
地属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+コカトリス
石属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。石化も防ぐ。
+マンティコア
毒属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。毒も防ぐ。
+グリフォン
風属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+サンダーバード
雷属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+ユニコーン
聖属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。
+ブラックドッグ
闇属性の攻撃を受けるとダメージ分MPが減少し、その1/8だけHPが回復する。呪いも防ぐ。
サターン
農耕神サートゥルヌスの英語読み。『月下の夜想曲』でもあった使い魔を召喚し連れ歩ける効果を持つ。
断じてサタンでは無い。手に入れる時期的にあまり旨みは無いが、バリエーション豊富で使っていて楽しい。
ウラヌスと効果が被る為か使い魔のチョイスは割と適当だったりする。
+サラマンダ
悪魔城シリーズの常連にしてシンボル、コウモリを召喚する。
一応、火球を出すから属性としては合ってるが…
コウモリはネイサンの攻撃に合わせて火球を吐いて援護攻撃をしてくれる。
+サーペント
これまたシリーズ常連のモンスター、ゴーストを召喚する。
青い霧に包まれた怪獣の骨みたいなアレ。
敵に纏わりつき死ぬまでダメージを与え続ける。こう書くと凄そうだが、
実際は威力が極小の上にヒットごとにMPを消費するのでコストパフォーマンスが劣悪。
一応凍結の効果もある。取り憑かれて背筋が寒くなるからだろうか?
なんか、無視やり感が否めないが…
+マンドラゴラ
たまにシリーズに出てくるモンスター、フクロウを召喚する。
どう考えても関連性がないチョイスである。
ネイサンの攻撃に合わせて放物線を描いて攻撃する。
『月下』ではフクロウを連れたオウルアーマーなんて敵もいたっけ…先にフクロウを倒すと…
+ゴーレム
鷹(ホーク)を召喚する。鷹匠ネイサン。ビジュアル的にも似合っててカッコいい。
どう考えても関連性がなry
ネイサンの向いた方向にいる敵目がけて突進してダメージを与える。
猛禽だけあって攻撃力はややタカめ。
+コカトリス
シリーズの常連、ベルモンド一族を幾度も転落死に追いやった魔物
メディウサヘッドを召喚する(ゲーム内では『メドゥサ』とだけ表記)。
ネイサンの攻撃に合わせて口から相手を石化させる弾を撃つ。
+マンティコア
不定形の毒霧状の魔物、ガストを召喚する。
触れた敵に取り憑いて攻撃するのはゴーストと同じだが、
攻撃力はこちらの方が遥かに上。毒属性にしては強めの効果。
+グリフォン
風の妖精を召喚する。『月下』のようなキャラクター性は無い。
ネイサンの攻撃に合わせて緩いホーミング機能のある弾を撃つ。
コントロールは結構いい。
+サンダーバード
鴉(クロウ)を召喚する。漆黒の身体に緑色のスパークをバチバチ纏った姿で
かなりカッコいい。接触した敵に電撃で攻撃する。鞭の約2倍もの攻撃力を持ち、一発の与ダメージ量は全使い魔中最強。
+ユニコーン
小さな天使を召喚する。天使はネイサンの攻撃に合わせて矢を放って攻撃。
矢は通常攻撃と同じ攻撃力があり、敵や壁を貫通するが、MPの消費が多い。
+
ブラックドッグ
小悪魔を召喚する。残念ながら
こっちじゃない。
攻撃のタイミングをこちらで指定できる珍しい使い魔。
攻撃ボタンを押しっぱなしにすることでタメ攻撃が可能で、
最大まで溜めてぶっぱなすと
凄まじい量のエネルギー弾を高速連射する。
一発あたりの威力は大したことは無いが、攻撃回数は多いのでまとまったダメージも期待できる。
ウラヌス
原初の天空神ウラヌスのカード。属性カードに描かれたモンスターそのものを召喚する効果を持つ。
『アドベント』
でかでかと背景にモンスターの姿が浮かぶ演出がかなり
聖闘士星矢っぽい。
画面全体に効果の及ぶ強大な威力を秘めたDSSだが、一方で消費MPも激しくうかつに乱用はできないというまさに切り札的存在。
アポロのDSS同様、召喚には
↓→↑+攻撃ボタンのコマンド入力が必要でノーヒントではまず使用できない。
+サラマンダ
画面右上からサラマンダが出現。炎の弾を撒き散らして画面全部の敵にダメージを与える。
+サーペント
画面左下からサーペントが出現。氷塊や雪の結晶を撒き散らしながらゆっくり上昇し、
画面全部の敵にダメージを与える。もちろん凍結効果あり。
+マンドラゴラ
マンドラゴラが画面中央に出現し、怪音波を発射して攻撃。
↑2つより燃費は良く威力も高いが、意外と命中精度が低く当てにくい。
+ゴーレム
画面真下からゴーレムが出現し、それに合わせて無数の岩石が浮上して画面全部の敵にダメージを与える。
残念ながら上半身までしか見えない。
+コカトリス
画面右からコカトリスが出現し、画面全体に無数の石つぶてを雨霰と飛ばしながらゆっくりと横切る。
攻撃範囲と与ダメージが大きく石化の追加効果も見込める強力な攻撃。ただし、MP消費は200ポイントと激高。
+マンティコア
画面中央にマンティコアが出現、画面全体に猛毒の豪雨を降らせて攻撃する。
一発ごとの威力は召喚にしては低いが、命中率は高くヒット数も多い。消費MPも召喚系DSSの中では最も低い。
+グリフォン
画面右下からグリフォンが出現、三日月状の風の刃を撒き散らしながら画面を横切っていく。
攻撃力はやや低めだが、当てやすく使い勝手は良好。
+サンダーバード
サンダーバードが出現し、画面全部に夥しい量の稲妻を降り注がせる。
恐らく初心者救済用のDSS。攻撃力は全召喚系DSS中ダントツでトップ、
稲妻の弾幕も回避不能でヒット数を稼げる。ラスボス戦も基本逃げ回りながらこれ連発で勝てる。
+ユニコーン
ユニコーンが出現する。演出が終了するまで、ネイサンのHPが『(最大HPの1/100)×16回』回復するという珍しい効果。
あまり効率のいい回復手段では無いが、本作では回復手段が他の探索系ドラキュラよりも乏しい傾向があるので重宝する。
+ブラックドッグ
画面左からブラックドッグが出現し、画面内の敵にダメージを与えつつHPを吸収する。
吸収したHPはネイサンに還元されるが、ダメージ源としても回復源としても中途半端すぎて使いにくい。
プルートー
冥界を司る神、プルートーのカード。他の動作カードのような一定の傾向に乏しく
様々な特殊な効果を発動する。使っていて一番面白いDSSかもしれない。
無論、実戦でも充分役立つ効果が揃っている。
+サラマンダ
↓→↑+攻撃ボタンのコマンド入力でサブウェポンの真の力を引き出しての攻撃、
『アイテムクラッシュ』が使用可能になる。詳細についてはネイサンの項目にて。
+サーペント
サブウェポンを2倍出して攻撃する。威力は通常時と同じで、ハート消費は一回分のまま。
十字架は前後に1つずつ投げ、時計は停止時間が20秒になる。
+マンドラゴラ
発動中は全ての獲得経験値が20%アップする。レベル上げが捗るほか、
ボス戦でトドメを刺すときのみ使うと大量の経験値が手に入る。
+ゴーレム
ネイサンの前方に同じ動作をトレースする分身を発生させる。
分身の攻撃は鞭・サブウェポン共々ネイサンと同威力で、前にいる分リーチも長い。
サブウェポンのハート消費は一回分のみ。さらに分身にはくらい判定が無い。
+コカトリス
プレイ時間に応じて防御力がアップする。6分につき1ポイント。
やり込むほどに効果は上昇するが、その前に飽きる可能性の方が高いわな。
+マンティコア
サブウェポンをハートでなくMPを消費することで使用可能になる。
補充するまで回復しないハートに比べると、自然回復するMPの方が融通が利くため
意外と便利な効果。消費するMP量は『サブウェポンの使用ハート数×5』だが、
ディアナ系やアポロ系の燃費の悪さに比べればどうということはない。
+グリフォン
移動スピードが速くなる。効果があるのは歩きとダッシュのみで、
ジャンプ力には影響がない。タイムアタックのお供に最適。
…しかし、近年の悪魔城シリーズ(特にTAS)の変態機動に親しみすぎて
眼が肥えてしまうと、「これのどこが高速だ…#」となってしまうだろう。
+サンダーバード
プレイ時間に応じて攻撃力が上昇する。
コカトリスの効果の防御力を攻撃力に変えただけで、上昇比率もまったく同じ。
…鳥系のカードだから対になってるのか?
…要はザコ中のザコ・スケルトンになっちゃう効果である。通称『ホネイサン』。
ヒョコヒョコと歩いて移動し、ジャンプ力は低く、攻撃といえば骨(どこの?自分の!?)を投げつけることくらい。
当然弱い。防具どころか皮も肉も無いもんだから防御力は皆無というかむしろマイナス、敵に触れただけで即死亡である。
しかし、こんな姿になりさらばえても、勝機は常にそこにある。
このホネイサン、1/8の確率でSTR3000の巨大な骨を投げることができる。
直撃させればボスキャラ相手に1000ポイント超のダメージを与え、即死させることすら可能
(参考までにいうとサンダーバード召喚でも稲妻一発につきダメージ200前後である)。
このピーキーな仕様を使いこなしたプレイ動画も数多く作られ、ネイサン=骨というファンも少なくない。
なお、熊系のモンスターを倒した時手に入る装備『ベアリング』を装備してこのDSSを発動すると、
本作と同じくKCE神戸開発の対戦格闘アクションゲーム『らくがきっず』のキャラクターベアタンクに変身できる。
こっちは弱さはスケルトンそのままに、一発逆転の浪漫も無いという(プレイヤーにとっては)絶望の化身。
しかし、月輪プレイヤーの中にはこのベアタンクに変身してラスボスを撃破したという猛者もいる。
追記・修正は全てのDSS内容を確認してからお願いいたします。お疲れ様でした。
- ネイサンの項目を建てるとなるとこいつの説明が不可欠なのを忘れていた…! -- 名無しさん (2014-09-16 10:36:25)
- この手のシステムは「使いにくいor使えない能力」を混ぜるのがポイントと聞いた -- 名無しさん (2014-09-16 19:17:42)
- なぜかREGIONプラグインが動作しないようなので修正。 -- 名無しさん (2014-09-16 22:27:37)
- すげぇ充実っぷりwww月輪ファンとしては嬉しいわ 建て主乙! -- 名無し (2014-09-22 21:51:37)
- FFの青魔法(使いやすい7除く)、調合やあばれるなどの効果を知るまでが使いづらすぎるロマンシステムに通じるものがある。そしてある2つの大バグがこのゲームのゲームバランスを壊す代わりに自由度を高めているという -- 名無しさん (2018-05-02 16:41:35)
- カードは誰にでも使えるのか、それともネイサンにしか使えないのかが気になる。 -- 名無しさん (2018-08-12 18:38:00)
- ジュピター+マンティコアにはかなり助けられたけどな。見た目よろしくないし威力もそ無いけど、広範囲かつ持続的に毒ガスを散布してくれるおかげで、ドラゴンゾンビの落石とかはムチ振り回しよりも確実に防げたし、隠し部屋の発見に大いに役立った。 -- 名無しさん (2020-04-13 07:45:07)
- ベアリングはたしか隠し部屋にいる自殺するスケルトンのドロップだったはずだが… -- 名無しさん (2020-11-30 02:18:08)
- 隠しコマンドを知る為には隠しコマンドを入力する必要がある -- 名無しさん (2024-09-01 15:50:11)
最終更新:2024年10月23日 22:49