ファンタジーRPGでもお馴染み、半液状ボディの魔物。
図鑑世界では原典よりもドラクエ等の和製RPGに近い、街の周囲や平原に多く生息する危険度の低い魔物という扱い。
「レッドスライム」「バブルスライム」「ダークスライム」「寄生スライム」など変種・亜種が多数存在し(詳しくは後述)、
普通のスライムでも生息域の変化などが原因でこれらの種族に性質が変化する場合があるらしい。
また極めて知性が高く、分裂した群体で伴侶一人のためだけの「王国」を築く「クイーンスライム」という上位の魔物も存在。
ちなみにスライム種の魔物からは漏れなく「スライムゼリー」なる食べ物を得ることができ、
一般的なスライムのゼリーは爽やかな味わいがするとのこと。
気に入った人間の男性を見つけると「宝物」として持ち帰り、自分を打ち倒した人間には服従する。
二次創作ではもっぱらツンデレ・残念美人要員。
ドラゴン系の魔物はその強大な魔力故、旧魔王時代のドラゴン形態にも変身可能で、伴侶の男性を騎乗させて飛ぶ事もあるが
ワームやジャバウォック等の亜種は夫との性生活優先で(よっぽどの有事以外は)あまり変身したがらないらしい。
また派生種はともかくとしても純ドラゴンは強力な魔物であるため、人間の女性がドラゴンに魔物化するには「素養」が必要であり、
リリムでも素養が無い人間をドラゴンにするのは不可能である。
未婚で寿命を迎えると、後述する「ドラゴンゾンビ」に変貌する。
別名「飛竜」。
翼が背中から生えているドラゴンに対してこちらは両腕が翼となっており、ドラゴンと比べて力では劣るものの飛行能力は速度と旋回性の面で大きく凌駕する。
非常に気難しく人間を見下す傾向の強いドラゴンと比べてこちらは人間に対していくらか友好的であり、また気に入った男性を襲うのも積極的。
飼い慣らして騎馬ならぬ騎竜とするのもドラゴンよりは難易度が低いため、『ドラゴニア』竜騎士を始めとして騎竜はワイバーンが一般的。
そうは言ってもドラゴン系らしく気性は荒く「乗られる」よりも「乗る」方が好きな質なので、
交わりの中で自分の方が上と認識させてやらなければ騎竜にするのは不可能であるし、そう簡単に屈服してくれる訳でもないのでやはり一筋縄では行かない。
比較的フレンドリーなのは、王家専用のシンボルでそれ以外の家系は使用不可能だったドラゴンを貴族が紋章とするに当たり、
「ドラゴンっぽい別のもの」としてリデザインした事で生まれたのがワイバーンという誕生経緯に因んでいると思われる。
なおクロス氏によると、ドラゴン系の魔物娘が騎竜として夫を背に乗せる際は旧時代のドラゴン形態とするのが通常である。
これは人形態で夫に乗られたら飛ぶどころではなくなってしまうためとのこと。
例によって、(女性の場合は)噛まれると同族にされる。
夫の前では単なる
わんこ、らしい。
ケンタウロスの一種。角に秘められた魔力を純粋に保つため、
童貞の男性を夫として望んでいる。
ただし本能は淫乱である。非童貞と性的接触すると「バイコーン」という別種の魔物に変化。
余談だが、更新時にちょうど
主役機が同じ名前を持つ某ロボ物の映像展開が行われていたため、
コメント欄は「ベッドの上ではNT-D」だの「俺のビームマグナムが全弾発射」だのなんて冗談が多くみられた。
角が割れてるんですがそれは
また、そういうネタを含んだSSも多い。
「私の……たった一つの望み……」
「ヤるぞバナージ!この合コンは、彼女たちだけが参加しているものじゃない!」
そもそも魔物でも何でも無い一職業だが、いわゆる『アマゾネス』の一種という扱い、らしい。
(ちなみに魔物娘世界のアマゾネスは、人間の一部族が魔物化したサキュバスという設定)
平たく言うと職業が『忍者』のサキュバスで、反魔物勢力の男性がターゲットとなる『暗殺任務』が与えられる。
ターゲットに選ばれた男性は、彼女たちの日々磨き上げた房中術によって骨抜きにされ、親魔物領側へ鞍替えする運命にある。
性質上狭所にいる事が多いため翼が退化している代わりに尻尾が進化しており、鍵縄のように自在に使えるため空中機動力は通常のサキュバスと遜色はない。
元々は公式書籍に名前のみ掲載されていた魔物娘で、後にイラスト化された経緯を持つ。
なお、当初は網タイツを装備していなかったが、程なくして装備済みのイラストに差し替えられた。
メイドその1。働き者の男性を助けてくれる犬耳メイド。
なのだが図鑑世界においてはダメ男の前に現れて生活を改善し、働き者に矯正してしまうパティーンも多い。
家事全般と夜のお世話の全部お任せである。さすがはメイド。
ちなみに伝承上のキキーモラは鳥類と犬類各種の特徴を併せ持った外観をしているという説もあり、
図鑑世界のキキーモラには「元はハーピー種に近い特性を持ってたが、仕事を丁寧にするため人間に近い形状に変わった」
という設定のもと、羽毛に覆われた手首に、鳥の鱗に覆われたブーツ状の足として要素が取り入れられている。
妖精の国に暮らす(・ワ・)妖精さん。音楽と踊りを好む陽気なロリっ娘。
基本的には「魔物」ではないのだが、サキュバスの影響を受けたりインプちゃんと一緒に遊んだりして「えっちなおあそび」を覚えた個体が一定数存在する。
単体でやってくる分には適当に付き合ってあげれば満足して去っていくが、群れで来られると体中にまとわりつかれ、へとへとになる(意味深)までおあそびに付き合うことになる。
最終的には気に入った男を「フェアリーサークル」に引きずり込み、妖精の国へと連れ去ってしまう。
妖精の国の女王様。
子供っぽい妖精たちを優しく導くお姉様的存在で、彼女が祈ればあらゆる妖精の傷が癒え、人間からはあらゆる悪意が消え失せてしまう。
だが実は頭の中身はフェアリーとそんなに変わらないため、サキュバスの影響を受けると「えっちなおあそび」が大好きになる。
絵画や音楽、物語などの創作物を好み、作家や作曲家の男性をも好む変わり種の妖精。
彼女を伴侶とした男性は、創作に対する優れた意欲と才能を発揮するようになるという。
一方、創作活動以外の時間を夫婦の営みに割くようにもなってしまうため、リャナンシーに魅入られた芸術家は俗世間から姿を消すと言われている。
ちなみにクロビネガから刊行されてる各種書籍は「とある放浪の魔物学者」と呼ばれる男性が執筆、または監修している設定だが、
書籍2作目の『堕落の乙女達』から旅の道連れとしてリャナンシーが助手として同行している事が判明しており、
レスカティエからポローヴェ、ジパングと共に長旅を続けながら資料を記し続けている模様。
記述を読む限り、放浪の魔物学者とリャナンシーは未だ「そういう仲」にはなっていないことがうかがえるが……?
ご存知、死んだ人間の遺体が蘇って魔物化した存在。
当初こそ呻くくらいしか出来ないが、魔物娘になったことで男性が欲情できるくらいには損傷や腐敗が修復され、
伴侶と交わり続けることで肉体・精神ともに再生が進んでゆき、最終的には子を成すことも可能となる。
また男性との交わりで魔力を更に高めてゆけば、上位種の「ワイト」にランクアップする事もできるらしい。
基本的に成長は止まったままだが、本人または夫が望めばそれさえも復活するかも……というのは健康クロス氏の談。
このゾンビを始め、図鑑世界の
アンデッド系の魔物娘は「生と死の女神デス」という死者贔屓・親魔物寄りな新米の神様が
強力な加護を与えており、蘇った死体というよりは既に「アンデッドという別個の種族」になってるという。
また人間のみならず全ての魔物娘も、志及ばず死亡してもアンデッドとしての復活の希望が用意されている模様。
ファンタジーRPGではお馴染みの半魚人。
魔物娘になったことで旧スクール水着を着た半魚人の少女という大変けしからんお姿に。
この一見スク水らしき部位は「鱗」だが脱皮も可能で、その手の好事家にも需要のある代物らしい。
一方で、普段は無表情かつ無口だが、伴侶と逢瀬を重ねている時だけその表情を綻ばせて本音を口にするという
ある種のクーデレぶりに惹かれる図鑑ファンも多い。
ちなみに健康クロス氏曰く「超レアな色違い白スク水サハギン」の個体も居るらしい。
最も人畜無害な魔物娘。
ドイツに伝わる精霊の一種……なのだがいつの間にか犬型ヒューマノイドの代名詞になっていた
犬娘。
ワーウルフやヘルハウンドに比べると飼い犬の特徴をより色濃く残し、知能は低くないが思考パターンは単純。
人間を見ても積極的に襲い掛からない稀有な魔物娘で、その嗅覚で貴重な植物や鉱石を見つけ出してくれる。
そういった特徴より魔物娘に変わる前から「人類の最大の友」であり続けたために、
反魔物領においても飼育することがある程度黙認されている。
だが結局いつかは「交尾」をすることになっちゃうのだが、それも黙認されているらしい。
図鑑世界におけるドM筆頭・その1。
ぽっちゃりした人畜無害そうな見た目だが、その本性は弱きをくじき強きに媚びるずる賢い魔物娘。
普段は徒党を組んで男を漁るが、思考が単純なのであっさり捕まったり倒されたりする。
すると彼女は勝った男を「主人」と認識して、その主人に奴隷のように尽くすようになる。
主人に命じられれば嬲られることすらも喜びになり、果ては命まで平気で投げ出すらしい。初期の魔物娘なので割と記述が物騒である。
またオークの上位種として褐色姐御なイノシシ属性の魔物娘、ハイオークも存在。
こちらはオークの群を率いるリーダー的な立ち位置で、その存在自体がオークを鼓舞する原動力となるが、
人間に敗北してしまうと逆に屈服して媚び媚びになってしまうのは通常のオークと同じ。
身体から独特の匂いを放っており、その性質は群を率いている時と敗北時で全く真逆のものへと変わってしまう模様。
ある意味、初期の魔物娘を代表する一体。名前や元ネタから察せられる通りキノコの魔物。
マタンゴ自身は普段からボーッとしていることが多いが、定期的に大量の胞子を散布する性質を持ち、
その胞子を吸ったのが男性ならば、ばら撒いた大本のマタンゴのことしか考えられなくなり、
彼女と交わり続けるうちに全身に胞子が回り、身体にキノコが生える頃には伴侶のことしか考えられない「キノコ人間」と化す。
また女性が胞子を吸えば、宿主の思考の一部を掌握してキノコ(意味深)に対する執着を強化させ、
男性と交わらせることで体内のキノコが急成長、あっという間に魔物のマタンゴと化してしまう。
このように、たった一人の女性がマタンゴ化するだけで集落や村、最悪国家単位でマタンゴのコロニーが出来る事もあるという。
基本的に地面に根付いているが、最近は男性に跨って移動する姿も見られるようになったとか。
魔物娘図鑑黎明期の一体ということもあって、同時期の魔物娘と比べても一際物騒な記述が目を惹く。
それ故、図鑑世界のスタンスに否定的な閲覧者からは槍玉として挙げられやすいというちょっと可哀想な娘だが、
そもそも魔王が代替わりする前は
元ネタの映画まんまな存在だったと想像すれば、
人間、そしてマタンゴ自身にとっても遥かに有情な仕様となった現状を即座に批判するのは早計という見方もできる。
実際、後述する「マッドハッター」のように、上位の魔物の干渉により知性が向上した亜種も存在しており、
健康クロス氏も「ちゃんとした理由があれば胞子のばら撒きを調節してくれる」という前向きな回答を出している。
彼女たちに対する考え方を、否定派だけでなく図鑑ファンも含め、皆もう一度きちんと考え直す必要があるのではないだろうか。
ちなみに彼女達の魔力を受けて普通のキノコが変質した「マタンゴモドキ」なる食用キノコも図鑑世界には存在し、
魔物娘がこれを食べると文字通り頭の中が「キノコ」で埋め尽くされ、普段以上に伴侶との交わりを所望するようになるという。
いずれもファンタジー世界における著名な知的種族筆頭で、図鑑世界でも概ね性質は普遍的なそれ。
エルフもドワーフも元々魔物ではなく、人間同様に図鑑世界に生息する一種族ではあったのだが
人間に比べて生まれつき高い魔力を有しているため、魔物化するとサキュバスなどの魔物には変わらず
「エルフ」「ドワーフ」といった種族そのまま魔物となり、基本的な性質は表面的には変わらないものの
魔物となったことで淫猥さなどは格段と増し、その体つきも男受けするような肉感的なものに変わっていくという。
お互いに魔物となる前から種族仲は悪く「エロフ」「ペドワーフ」と罵り合う間柄。
エルフはその高潔かつ閉鎖的な性質故、魔物化した個体は即座に集落を追われ、人間の男性を伴侶にするようになるのだが、
ドワーフは逆に魔物化してもむしろ「嫁がエロくなった」なノリで好意的に受け止め、女性の淫魔化に積極的だったため、
結果現在はドワーフの男性が絶滅危惧種同然になっている模様。スケベェ…
また、エルフやドワーフが別種の魔物として覚醒することはないと書いたが、
例外的に『堕落の乙女達』に記載されているプリメーラ・コンチェルトのケースみたいに
魔物化する前のエルフ・ドワーフと人間の間に生まれた「ハーフ」の個体は、
体に流れる血筋半分の「人間」の部分に外部の魔力が影響した結果、別種の魔物となる場合もある。
ちなみにエルフと酷似した別種族に「ダークエルフ」も存在し、
こちらは魔王の代替わりに際して種族一丸で当代魔王の側についたことで種族全員が魔物化しており、
リリム(後述)の力で人間の女性をダークエルフに変えることも可能だという(エルフやドワーフは不可)。
主神ちゃんに仕えている高位の天使。
精神へと語りかけられる「神の声」に従って降臨し、選ばれし勇者を教え導く。設定上
おねショタに適している。
だがほとんどの個体は、無自覚のうちに魔物の魔力に侵されて、姿はそのままで中身は魔物化してしまう。
魔力に侵されたヴァルキリーは勇者に絶大な力をもたらすが、同時に勇者の性欲まで育て上げてしまう。
しかも聞こえてくる神の声もバグり始め、「英雄は色を好む」「立派な男を育て上げるため」と色々と理屈をつけ、勇者の愛を受け入れるよう命じる。
実は魔力に侵された時点で主神ちゃんとのリンクは断ち切れており、神の声だと思っていたものはヴァルキリー自身の欲望の声である。
そのことを自覚してしまったヴァルキリーは「ダークヴァルキリー」へと堕ち、元勇者だった最強インキュバスと手を携えて魔界を広げていくのである。
まれに神の声がバグったことに気付かず、完全なヴァルキリーの姿で勇者と愛を育んでしまうドジッ娘もいるらしい。
世界の四大元素を司る精霊たちで、それぞれ水・火・風・地の属性が具現化した存在。
「精霊使い」と呼ばれる者と契約を結ぶことで、術者がその力を借りる事が可能。
人間や魔物らとは一線を画した超然的な存在ではあるが、彼女達もまた魔物娘化の影響はきっちり受けており
その度合いによって「純精霊」「魔精霊」「闇精霊」の3形態に区別される。
「純精霊」は文字通り、魔物化の影響を受けていない純粋な精霊のこと。
これが魔力と結びついて魔物娘となる事で「魔精霊」と呼ばれる存在となり、
更に契約者との交わりを繰り返すなどして魔力を溜めこんだ結果、より魔物らしく淫猥になったのが「闇精霊」である。
精霊信仰の古株からは、魔精霊・闇精霊の存在に対し、勝手に自然を捻じ曲げていると否定的な声が挙がることもあるが、
魔精霊・闇精霊は、伴侶の魔物使いと交わって得た精や、周囲の淫猥なイチャコラから漏れ出た魔力を溜めこむといった手段で
純精霊では不可能な「完全に自然の枯れ果てた地に恵みをもたらす」事を可能としており、
サプリエート・スピリカのように、あえて魔物寄りの派閥へと身を投じる元人間の精霊使いも少なくない。
また、精霊使い本人が精霊の魔物化に否定的だったとしても、契約を結んでいる当の精霊本人が術者に思い焦がれた結果、
あえて魔精霊となって主人を連れ去ってしまうケースもあるとされている。
魔界学術国家ポローヴェを本拠地とする「精霊使い協会」では、かつてのポローヴェ同様に荒れた土地を救うために
親魔物寄りの精霊信仰派閥と協力関係を結ぶなど、日夜研究に余念がない模様。
ちなみに、原典である錬金術師パラケルススの提示した四大精霊の内、
火を司る精霊は本来サラマンダーであり、イグニスはラテン語で火を現す言葉である。
これは、健康クロス氏がリザードマン系統の魔物娘として「サラマンダー」を使いたかったという都合によるもの。
英国伝承ではブラックドッグとも呼ばれる妖精が元ネタ。
図鑑世界では火山地帯や墓場などに住む、黒い身体と体毛、燃えるような赤い瞳が特徴的な犬の獣人。
多種のウルフ系統の魔物娘が一様に夫の前では単なるわんこになるのに対し、このヘルハウンドはその様に懐く事などなく、
むしろ逆に伴侶を飼い犬にするかの如く屈服させるほどの荒い気性の持ち主である。
一説では冥界の神が番犬として創造したものの、その神ですら飼い馴らせなかったレベルとされ、
事実彼女を侮った調教師が、逆に屈服されてしまうケースが後を絶たないとされる。男性版くっころ製造機とでも言うべきか
ただし、別にヘルハウンドが伴侶をぞんざいに扱っている訳ではなく、むしろ「自分が守らねばならない庇護すべきオス」と認識し
外敵などには身を挺して守る姿勢も見せる等、飼い犬にはならないだけで伴侶に一途な姿勢は他のウルフ系獣人と同じである。
山奥深くの秘境や砂漠の遺跡などで宝の番人を務める、獅子の下半身と鷲の翼を併せ持った魔獣。
生来故の誇り高さから、宝を守るという自身の指名に忠実であり、人間に対しては基本宝を狙う盗掘者としか看做していない。
……が、魔物娘となった影響はきちんと受けており、その獰猛さゆえに人間の男性を襲う(意味深)事については躊躇がない。
結果、交わりを重ねたことで彼女達にとって守るべき宝に対する執着が伴侶へのものと摩り替ってしまい、
また当の男性もやがては宝に対する執着が薄れてグリフォンを求めるようになり、お互いに円満な間柄を築く傾向に。
名前通り血に染まったような赤黒い帽子を被った小鬼。
原典の英国民間伝承では強烈な殺意のままに人間を斬殺する危険な存在とされるが、
図鑑世界ではエロ方向に転換されながらもその危なさは変わらず、
際限なく湧き続ける性欲のままに人間を襲撃、逆レイプを仕掛けてくる容赦のない攻撃的な魔物娘である。
レッドファイッ!
その小さな体躯に似あわない巨大な鉈はもちろん魔界銀製ではあるものの
尖端から赤い雫を垂らし続けており、傍目にも物騒この上ない。
……が、実は衣服を彩る赤色や、獲物から垂れる赤い液体は全て彼女自身に溜めこまれた性的な欲望そのもので、
伴侶を得られずに魔力が溜めこまれ続けた結果、全身を染め上げ溢れ出る程にまでなったというのが真相。
そのため無事伴侶を逆レイプで得て欲望を発散する事ができたレッドキャップは、
帽子から魔力が抜け落ちて本来の白い帽子へと変じ、見た目相応の少女のような穏やかな性格になるという。
もっとも、旦那が長期にわたって性生活に構ってやれなければ赤い彼女に逆戻りだが……
ある意味、超肉食系女子。スピリカさんとデオノーラさんがぐぬぬ顔になりそう
ジパング出身のイタチ系獣人。体毛が硬質化した腕の鎌がチャームポイント。
最大の特徴は原典同様にありとあらゆる行動が「三位一体」となっている点で、
最も力に優れた男性を押し倒すパワー担当、そして男性の衣服を切り刻んで丸裸にし肌を傷つける(ただし痛みはない)斬撃担当、
締めに傷ついた男性の身体に媚薬……もとい薬を刷り込む担当の3人構成となっており、
これらの順番で男性を襲い、自分達好みに仕立て上げて番いにするとされている。
三位一体というからには常に3人で行動するのは勿論の事、子供を孕む際にも一グループの3人同時が妊娠し、
誰かが三つ子を産めば他2人も同様……と、繁殖絡みには極めて謎の多い魔物娘でもある。
書籍版『図鑑 II』で先行登場した魔物娘の一体で、WEBサイトへの掲載まで実に一年以上の期間が開いたため
未掲載の頃にはファンの間で憶測を呼んでいたが、健康クロス氏曰く単純に書籍版からイラストを少し弄ったのが原因とのこと。
ラミアの上位種であり、高い魔力を持つ。
普段はダンジョンに潜んでおり、優れた人間との子を残すため、
エキドナの子がエキドナであるのは最初の一人だけで、その後に生まれてくる子供は
種族、外見、ともにバラバラで新種が生まれることもあるという特殊な性質を持つ。
なお書籍挿絵に描かれているエキドナの子供は、健康クロス氏によればエキドナ、サテュロス、オルトロスであるらしい。
2018年時点ではオルトロスのみ図鑑に正式実装されていない。
ロシアや東欧の伝承に登場する人間と吸血鬼のハーフ。
ヴァンパイア突然変異種。ヴァンパイアとインキュバスとなる前の人間の夫との間に稀に生まれる希少種。
文字通り人並外れて美しい事以外に魔物娘的な外見的要素を一切持たないため、人間には見た目から魔物娘である事を見抜くのは困難であり、
いざ初ベッドインという段になって初めて相手が魔物娘だったと気付くという。
魔物娘の淫らである事を良しとする価値観と人間の理性や常識を併せ持ち、人間の中に紛れて人間と同様の暮らしをする事を好む。
そのため魔物娘としては珍しい事に、男性を積極的に襲う事もなければ魔物娘特有の能力で誘惑するでもなく、普通の恋愛で夫を獲得する。
ヴァンパイアとは異なり人間の事は最初から気さくに接し、好意も素直に伝える。
むしろヴァンパイアの人間を見下す思考を嫌っており、その様なヴァンパイアは「退治」してしまう。
もちろん殺してしまう訳ではなく、夫に対して素直になれるように調教してしまうのである。
このため夫探しも兼ねた「ヴァンパイアハンター」を行っている個体もいる様である。
ダンピールが持つ魔力はヴァンパイアの弱点となる日光やニンニクと同様の効力を発揮するため、
ヴァンパイアからすればまともな思考力を奪われ碌に反撃もできないままプライドをへし折られ、
場合によってはそのヴァンパイアの夫をダンピールが気に入ってしまい夫を巡るライバルと化す事もあるという意味で、
ヴァンパイアからは天敵として恐れられている。
所謂「ランプの魔人」。
元々は太陽の神の魔力で形作られた精霊だったが、砂漠の王が魔物となった影響で彼女達自身も魔物と化している。
ランプ共々「神器」と呼ばれる、存在そのものが万能の魔術の術式とも言うべき精霊であり、
原典のランプの魔人の如く、ランプの所有者のどんな望みでも叶える事が可能。
ただし、その望みを叶えるためには相応の魔力……早いが話エッチなことをして彼女達と交わる必要があり、
願いが大きければ大きいほどその必要数は膨大となり、物によっては永遠の近い時をアーンして過ごす必要すらあるという。
なお、彼女達を縛る契約は魔物化したことで弱まっており、ランプの持ち主とは原典同様の絶対服従という関係ではなく、
願いの内容が気に入らなかった場合は性的に誘惑して別の願いに誘導するなどする事もある模様。
ちなみにランプは本体とかではなく、あくまで彼女達が存在を維持するために魔力を効率よく収集するための魔法道具に過ぎない。
よって伴侶を手に入れたらランプは不要となり、それと同時に様々な契約からも解放されて自由となり、
本来の欲望全開な気性のまま、旦那ともども願いを叶え放題の爛れた生活を送る事になるとのこと。
いろんな意味で魔物娘の代表的存在。
魔王が変わる前とあんまり変わってない、らしい。
いろんな性癖の男がいるためか、ロリ~大人の女性、まないた~爆乳と容姿はさまざま。
元々サキュバスとして産まれたパターンと人間の女性がサキュバスに変えられる(前述)パターンがあり、
後者は「レッサーサキュバス」という独自の形態を経てサキュバスとなる。
ただしリリム等の非常に高位の魔物の影響を受けた場合、レッサーサキュバスをすっ飛ばしていきなりサキュバスと化すことも。
また「素養」のある男性がインキュバス化した際に性転換してサキュバスとなった変わり種「アルプ」も存在。