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地球(ドラゴンボール)

登録日:2023/06/23 Fri 23:48:16
更新日:2026/08/02 Sun 13:57:26
所要時間:約 6 分で読めっぞ





ここでは、鳥山明原作の漫画ドラゴンボール(DRAGON BALL)」における地球について解説する。また、ここではそこに住まう地球人についても述べる。
忘れがちだが「Dr.スランプ」の地球でもある


概要

作中で主な舞台となる場所。この世の宇宙において、北エリアの銀河の辺境の地にある銀河星雲、太陽系に浮かぶ第3惑星の美しい星。第7宇宙の端っこに位置している。破壊神ビルスの付き人の天使ウイスからは「4032の緑の877惑星」と呼ばれている。
公転周期は1年(365日)、自転周期は1日、年号は「エイジ」。
ただ一つの衛星「」を持つが、作中では大猿化を防ぐために二度も破壊されている。
主人公の惑星ベジータで生まれたサイヤ人孫悟空(カカロット)は、赤ん坊の時に地球上の生物を滅ぼすために送り込まれるが、孫悟飯に拾われその後崖から転落し頭を打ったことでサイヤ人としての凶暴さが消え穏やかな性格となり、そこから年月が流れドラゴンボールを探し求めていたブルマとの出会いにより、全宇宙を股にかけるドラゴンボールの物語は始まることになる。
魔人ブウドラゴンボールGTベビーにより消滅させられるが*1、ポルンガの願いによりいずれも復活している。
あと、ドラゴンボールの物語開始前はよく割られていたドラゴンボールの時代でも割られていないとは言えない

なお「地球」といわれてはいるものの、現実世界の地球とは大陸の形状も環境も技術系統もなにもかもが異なっており、同じ名前の別の星である。
またドラゴンボールの世界観としては悟空とブルマの出会いからブウ編までの物語*2が「昔々の物語」とされており、最終話が「現代」となっている。

種族

人間型地球人

最もポピュラーな種族。地球人の大部分がこの種族で、現実世界の人間とほぼ同じ姿をしている。
特別な能力を持つ者はほとんどいないが、中には武術に長けた者や超能力を持つ者、天才的な頭脳をもつ者もいる。
なお天津飯は後に三つ目人という宇宙人の末裔であったことが判明している。

動物型地球人

見た目は動物だが、直立二足歩行を行い、喜怒哀楽といった感情を持ち、言葉を話したりできたりと、人間同様の行動ができる。
ウーロンやプーアル、シュウ、兎人参化、イエロー大佐、国王などがこれに当たる。鳥山氏は「動物のキャラクターが多い理由は楽をするため」「動物好きということもあるが、基本的には人間より安易にバリエーションが増やせるから」と発言している。
しかしサイヤ人編以降は出番が急速に減少していき、ウーロンか国王ぐらいしか登場せずいつしか忘れられたものになりつつあったが、ゲーム「カカロット」ではブルマが10歳くらいの頃に「マジカル製薬」が開発した薬「アニマリン」使って獣人になるブームがあり、ブームが廃れた後に薬の効果が切れて人間型に戻った設定が追加されている。じゃあウーロンの村はなんなのかとかツッコんではいけない

モンスター型地球人

人間型と動物型のどちらにも属さない者。主な例としては、ピラフ大王や占いババの元にいたアックマン、ミイラくん、ドラキュラマン、スケさんがこれにあたる。
数は非常に少なく、地獄出身の者も存在する。
また上述の動物型地球人と同様に『ドラゴンボール大全集』7巻の説明によれば種類の違う者同士の子孫は生まれにくいため、徐々に個体数が減少しているものとされている。

戦闘力

基本的には戦闘力は高くない。重力が主人公の悟空が生まれた惑星ベジータの10分の1しかなく、スカウターで測られた数値によれば、畑仕事などで体力も相応にあるであろう農夫がライフルを持った状態でも5という1桁の数値しか出せていない。
サイヤ人としては最低クラスの戦闘力で生まれたカカロットでも大猿化すれば余裕で制圧可能と判断されるほどだった。
戦闘力を強化する変身などの能力も持たないため、原作終盤にもなると戦闘力のインフレからほとんど戦力にならなくなっていった。ヤムチャクリリン天津飯餃子、は北の界王の下で修行した時期があるものの、界王拳を習得できていない。
それでもアニメ版のオリジナルエピソードでは、フリーザ軍の精鋭部隊であるギニュー特戦隊*3を圧倒する程の成長ぶりを見せてはいたが。

例外としてタイムパトローラーの様な外伝作品で登場する地球人の戦士は他とは別次元の強さを誇っており、超サイヤ人どころか破壊神すら凌駕する力に匹敵、なんなら其れ等に覚醒する場面もある。
そういった媒体では特に戦闘種族として誇りをもっていたが後に強大な力を持った存在に一方的に打ち負かされプライドをへし折られたり仲間の仇討ちの為に単身挑んだが無情に散ったサイヤ人辺りからは、「戦士の強さは種族だけでは決まらない」と非常に高い評価を得ている。

一方、自分たちで強くなるには限界はあるものの強い存在を創り出すことに関しては目を見張るモノがある。
一部の突出した天才の所業ではあるものの、超サイヤ人を圧倒する人造人間や、神の域に達する生物兵器、そしてアラレちゃんさえ環境と資金が整えば生み出すあたり、自前の戦闘力でなんとかしようとするDB世界全体で見れば中々異端な種族でもある

経済

通貨単位はゼニー。作中世界の共通通貨として認識されている。一部地域でドルや円が使われているところもある模様。
「銀河パトロール ジャコ」の設定では、ゼニー円のレートは1ゼニー=1.5円とされており
銀河パトロールにとっては「生物レベルも技術レベルも低い辺境の星」で一応 保護対象だが見捨てても構わないような低レベルな惑星 とされていた。
…のだがそこから十数年後には世界一の大企業であるカプセルコーポレーションの手によるホイポイカプセルが世界中に普及しており、反重力エンジンを積んだエアカーや飛行機などが一般庶民にもある程度普及し、
そして宇宙の帝王フリーザをはるかに超える戦闘力を個人に付与する製法や、銀河パトロールや界王神すら禁忌としているタイムマシンの開発にも成功するなど総じて科学技術は現実世界よりも数段は高いと見られている。

環境面も現実の地球よりもある程度良好なようで、宇宙の地上げ屋と言われて目が肥えているフリーザ軍の関係者からも
  • ベジータ:「まあまあの星じゃないか」
  • ナッパ:「見たことがないぐらい素晴らしく、高値で売れる星」(アニメのみ)
  • フリーザ:「悪くない星だ……」
  • パラガス:「宇宙の中で一番環境が整った美しい地球」(劇場版)
と称賛されていた。

ただフリーザ軍からみれば銀河の辺境でもあったため、星としては悪くないが侵略しに行くメリットは薄く、その商売敵?の侵略を受けた事はあったがサイヤ人編まではフリーザ軍関係者に目を付けられる事はなかった。



その一方で都市部と地方の経済格差は非常に大きく、大都市では高層ビルが立ち並び工業など第二次、第三次産業が発達している一方で、地方では農業や放牧、畜産など第一次産業に従事している者も多く、ナムの村のように水道もなく生活用水が不足し飢饉に苦しんでいる地域もある。悟空の家がある地域は学校すら存在しないなど、教育格差もかなり深刻な地域もある。

なお、実は危険な文明が芽生えたらそれを食べつくす天使が神により原始時代に遣わされたはずだったが、諸事情で頓挫している

政治

地球全土は、小さな国がいくつも合わさってできた一つの連邦制国家として統一されている。
それゆえに非常に広大であるため、大まかに東西南北4つのエリアに区分けされており、さらにその下に43の地区に分割されている。
またレッドリボン軍編にてブルー将軍アラレちゃんプロレスごっこで吹っ飛ばされた場所はエジプトのような場所であった。連邦の中にエジプトに当たる国または地区がある可能性が高いか。

政治体制はキングキャッスルに住む犬国王が全権を握る絶対君主制だが、政策は概ね民主的なものとなっていて、立憲君主制に近いものとなっている。
国王が選挙により選ばれるのか、世襲制であるのかは不明だが原作第一話でブルマは「ずっと昔にドラゴンボールを集めた人物は王様になった」と語っているため、世襲制である可能性が高い。

あまりにも広大であるが故にガバナンスが行き届かないのか、都市圏から離れた場所ではピラフ一味レッドリボン軍などの犯罪者や集団も度々出現しており、特にレッドリボン軍は世界最悪の軍隊とも呼ばれ、悟空一行が干渉する前は警察でも対処できていなかった。
また未成年のブルマやマイが普通にを持っている描写があることから、現実のアメリカなどと同様に銃社会であることがうかがえる。

しかし、一方で国内で内戦などが発生している場面は見られず、サタンの声一つで地球上のほとんどの人間(果てはギランやアックマンまで)が元気玉の作成に協力するようになるなど結束力も高い。これはバトル漫画のお約束として度々異星人に侵略や支配をされそうになるため、防衛問題が各国の共通意識としてあり、国という枠組みを越えて地球国として纏まる必要性があったからという説がある。

人口はどれほどかは不明*4トランクスの未来世界では人造人間17号18号の虐殺により数万人まで激減していた。

生物

動物、鳥、魚類などの水中に住む生物、昆虫などといった現実の地球に存在している生物以外にも、恐竜が絶滅していなかったり、果てはギランのような怪獣*5まで生息している。
亀仙人のウミガメやプテラノドン、第一話で登場した巨大魚、海賊洞窟の海底に生息していた巨大ダコなど、言葉を話せる個体もいる。
神と神 特別版」やドラゴンボール超ではその昔ビルスが昔一度地球に来た時に恐竜が失礼な態度を取ったので絶滅させたことが語られているが、上述のように完全に絶滅させることはできなかった模様。

また、ロボット工学やバイオテクノロジーによって作られた人工生命体も存在し、特に元レッドリボン軍のマッドサイエンティストドクター・ゲロはその類稀なる天才的な頭脳と極めて優秀な技術でそこらで拉致した不良姉弟を当時の超サイヤ人をも凌ぐ戦闘力を持つ人造人間に改造しており、さまざまな戦士の細胞を合わせて作られたセルは一つの章のラスボスを飾ることとなる。

カリン塔の上空に浮かぶ宮殿に神が実在しており、側近のミスター・ポポとともに地上を管理している。
人造人間編で神様(ドラゴンボール)からデンデ(ドラゴンボール)へ代替わりした。
いずれもナメック星人の龍族で作中での仕事として主に描写されるドラゴンボール(アイテム)の管理など
どこまでが神としての権能でどこまでが龍族の超能力なのかがわかりにくいが、
神様は悪の心を捨て去ることでそのまた先代の神から後継者と認められたと語っており、
過去にナメック星人が地球に来ていたような話はでてこないのと、第23回天下一武道会で悟空を後継者として選んでいることから本来は選考基準に種族は関係しないと思われる。
ナメック星人の自覚が無かった当時の神様が自分以上に素晴らしい者はいないと思っていた過去の自分を天才武道家だったと語っていることや
まず宮殿にたどりつくためにカリン塔に登って本来カリン(ドラゴンボール)の持ち物である如意棒を使う必要があることから
本来は武道を極めたものが至る存在であったようだ。

「Dr.スランプ」に登場した神との関係は永遠の謎

別宇宙の地球

第7宇宙の対に当たる第6宇宙にも地球は存在しているが、過去に人類がバカな争い(核戦争か?)で絶滅し、荒廃した星となってしまっていたが、第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合後にビルスが超ドラゴンボールに願ったことにより、第7宇宙とほとんど同じ文化や環境を持つ星として蘇った。





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最終更新:2026年08月02日 13:57

*1 ベビーの場合、直接破壊したわけではないが究極のドラゴンボールを使ったことで“願いを叶えてから1年以内に7つのボールを元の場所に戻さなければ地球が爆発する”要件を満たしてしまったため間接的に消滅させたと言える。

*2 『超』あるいは『DAIMA』も含まれている可能性はある。

*3 最弱のグルドですら戦闘力4000のナッパを上回る5000程度だと推測されており、他の4人もいずれもが地球に襲来した時のベジータの18000を遥かに凌駕する実力者の集団である。

*4 ちなみに、ドラゴンボールが連載開始された1984年の現実世界の総人口は約47億6700万、連載終了した1995年は約57億2700万人である

*5 ただしギランについてはモンスター型地球人とする見解もある。