強い雑魚(FF)

登録日:2021/06/14 Mon 20:40:28
更新日:2021/07/19 Mon 16:34:32
所要時間:約 15 分で読めます




ここでは、RPG作品『FINAL FANTASYシリーズ』に登場する「強い雑魚」を紹介する。
強い雑魚の定義や、他作品における強い雑魚については本項目の方を参照のこと。

ゲーム中盤の難所「氷の洞窟」に登場する雑魚の中でも極めて危険視されるのがこの2種。
ダークウィザードは複数で現れて、「デス」「サンガー」などの強力な魔法を連発し、即死かダメージの二択で全滅を狙ってくる。
WSC版とPS版では行動パターンが変化して「ファイガ」「クラウダ」から唱え始めるが、死亡率の高いタイミングが1ターン早まったことでむしろ強化された節がある。
魔法防御周りのシステムが補強されたGBA以降でようやく弱体化したが、そうでないバージョンは通しで危険。
仕留め損ねたリスクがデカい上に、HPは低いが防御力が結構あるため、速攻をかけても倒せるかどうか不安定なのも厄介。

マインドフレイアは無属性なので魔法防御でしか回避ができない全体への「マインドブラスト」で動きを封じてから、
攻撃力1でありながら即死の追加効果がある通常攻撃で殴ってきて確実にこちらを仕留めようとする、クアールの先輩格みたいなモンスター。
HPは低めで倒すのは楽だが、先手を取られた時が悲惨な上に、その性能を買われて後のダンジョンである浮遊城にも現れ、他の敵とのシナジーを発揮する問題児である。
FC版に限り魔法クリティカルみたいな要素があるため、完璧に防ぐ手段がないのは心臓に悪い。

どちらも攻撃方法が厄介なうえに倒しても見返りが少ないため、普通に逃げることが安定した選択肢になる。

ラストダンジョンの前半部分「ジェイド」にモルボルグレート、後半部分「パンデモニウム」にクアールとデスライダーが出現する。
FC版FF2のラストダンジョンが鬼畜難易度と感じるのは、だいたいこいつらに苦戦するせい。
とにかく、通常攻撃の追加効果が凄まじい。しかも、追加効果はリボンのようなステータス異常予防効果の装備品が効かない。
 モルボルグレート:毒、眠り、沈黙、ミニマム、麻痺、混乱を全部同時に
 クアール:即死、その他に全員を麻痺させる「ブラスター」
 デスライダー:ヒット数に応じて最大HPに対する割合ダメージ、さらにダメージ分のHP吸収
対策を取らずにラストダンジョンに挑んでモンスターの先制攻撃→あっという間に全滅を喰らったプレイヤーは数知れない。
特にクアールの「ブラスター」は無属性の為、リボンで防ぐ事はできず、とても上げづらい魔法防御が高くない限り回避は困難。
これは、FF2発売当初は「味方同士で殴り合ってHPを上げ、重装備で防御を固めて力押し」という攻略法がポピュラーだったため、回避率や魔法防御が低いままの状態では攻撃が当たった時点でアウトになるため。
FF2の難易度の高さは大体これが原因で、ここまでの山場である「ミシディアの塔」あたりでそれを実感しやすい。
FF2の難易度を下げるには、回避率・回避回数を上げて敵の攻撃を全避けするのが最も手っ取り早いという事を痛感させてくれる。
なお、この二つのステータスは軽装備・低HPの方が上がりやすいので、下手に味方殴りでHPを底上げせず、重装備な最強防具を選ばないというコツがいる。

ちなみにクアールがラミアクイーンと一緒に出現すると、ラミアクイーンが中ボスあつかいのせいで逃走することができなくなる。
当然ながら縛りプレイでは障害になる。

  • メイジキマイラ(DS版FF3)
中盤の「時の神殿」の雑魚として現れるモンスター。
高確率で3匹の集団で現れ「いかづち」を連発してくる。
……が、このいかづちの威力が半端ではなく、ガルーダ(直前のボス)の技と大差ない威力であり、そんなものを3匹が一斉に繰り出してくるのである。
しかもオリジナル版の場合は装備品で雷属性を半減させる術もあったが、それが削除されているので素の能力で耐えるしかない。
これだけで十分ヤバいが、最悪なのはバックアタックでこいつ3匹に襲われる→いかづち3連発を受ける→ゲームオーバー一直線という展開がありうること。
リアルタイムで多くのプレイヤーを苦しめたこの威力に加え、FF3はダンジョン道中にセーブポイントなぞないため、確実に耐えられるHPがない時期の探索は常に一寸先は闇の気分を味わうことになる。
幸い、HPが高くないので、全力でやられる前にやればなんとかなる……か?
FF4DSが理不尽難易度と化す前兆はこの時点から実は出ていた。

終盤の山場「暗黒の洞窟」に出てくるモンスターで、「じごくのうま」以外全部が該当する。
通常の武器攻撃でダメージを与えて、なおかつ生存していると分裂してしまうという厄介な特性を持っており、しかも「とんずら」でも逃走できない。そして数が増えて消耗がかさんでこちらが最悪詰む。
魔剣士というジョブが使える暗黒剣でなら分裂されずにダメージを与えられるが、だからといって魔剣士だけで挑むと回復手段や最深部のボス戦などで支障が出るのが悩ましい。
この分裂という挙動は一種のカウンター行動なので、相手を麻痺させれば普通の武器で殴り倒せるし、メデューサの矢などで石化を狙って倒すという手もある。
だが、それまでが力押しで何とかなったのとダンジョンの攻略難易度の高さと合わせて、リアルタイムで気が付いた人はそうそういない。
補足するとレベル4のMPも贅沢に使えるものではないし、メデューサの矢に至ってはバグの関係で非売品かつ限定品。

一転、DS版では逃走が可能になった上に、敵の最大出現数が減ったことで「対処を間違えると数に押されてやられる」ことが少なくなり、大幅弱体化している。

  • 雑魚敵全般(DS版FF4)
FF4はシリーズ中でもFF1と並んでリメイク回数が多いことで有名(そして「イージータイプ」もFF4の話である)だが、それ故にFF4に登場するモンスターたちは攻撃手段や攻略法などもシリーズファンに広く知られている。
そのためDS版が製作されることになった際、開発者は「オリジナル版を知っているプレイヤーでも歯応えを感じられるように難易度を上げよう」と余計な気遣いを発揮した。

……結果、本作は最序盤から最終盤まで雑魚もボスも容赦なくこちらを殺しにかかってくる修羅の世界と化した。
どうやら開発者の頭の中にバランス調整という言葉は存在しなかったらしい。

その殺意がどれほどのものかというと、スタート地点周辺の「ダイブイーグル」というただの雑魚敵が石化攻撃を使ってくるくらい。この時点では石化耐性装備など無く*1、ましてやスタート直後のパーティーはたった2人である。
その後もオリジナルとは逆の対処法が求められる敵やら、即死級の全体攻撃*2やら、即死やわからん殺しに繋がる状態異常やら、
オリジナルから十数倍に威力が強化された文字通りの即死攻撃やらがあらゆる場面で跳梁跋扈する世紀末が最後まで続く。あまりに多すぎるので個別解説は割愛する。

開発者も流石にやり過ぎたと思ったのか、後にスマホアプリに移植された際には難易度がマイルドに調整された……が、DS版そのままの難易度であるハードモードも選択できる。

  • ガルキマセラ(FF5)
ゲーム序盤の第一世界にて、ウォルス城の地下へ立ち寄ると出現する。
入り口を守る兵士が「ガルキマセラというモンスターに出会ったらおしまいだな」とわざわざ教えてくれる、公式公認の強モンスター。
お宝に目が眩んだ結果ありがたい忠告を無視して歩を進めた無鉄砲なプレイヤーを無情な強さで血祭りにあげる。
あらゆるステータスが高いが、最大の特徴は完璧な防御性能にあり、この時点で手に入る武器で攻撃してもまったくダメージが通らない。
魔法で攻撃しようにも全属性を吸収という反則じみた耐性を持つためこれも徒労に終わる。
レベルに応じて攻撃力に補正がかかるモンクで殴る、相手の防御力を無視できる斧で攻撃するなど、工夫次第で正面からの撃破も可能だが、かなり大変。
よしんばダメージを与えてもカウンターで全員バーサク化する月の笛を放つ。こうなったらミス連発の攻撃を繰り返して逆に殴り殺される主人公たちを見届ける羽目になる。
シーフかアビリティ「警戒」が無いと100%バックアタックされる上に、通常のLR長押しではほぼ逃げられない。*3
とんずらを覚えてひたすら逃げるか、冒険を進めてレベル5デスを覚えるのを待つのが無難である。
GBA版ではプレイヤーに対し強烈な印象を残したせいなのか定かではないが、追加されたボスラッシュダンジョン『亡者の巣窟』に雑魚敵でありながらボス軍団に混じってしれっと再登場していたりする。さすがにこの時点では単なるザコに過ぎないが。

  • ドルムキマイラ(FF5)
第一世界の中盤の砂漠に登場。
こちらも手前のカルナックの町で、砂漠への道が開けた後に町民に話しかけると警告を貰える公式公認の強モンスター。
適正レベルで出会った時には戦うだけでほぼ確殺され、「アクアブレス」で一撃全滅まである。
「アクアブレスがラーニング出来ると知って挑んで返り討ち」なんてのは2周目のプレイヤーにはおなじみのネタ。
このタイミングで挑むのは少々難しいが、古代図書館のイベントが終わったら戻ってラーニングしに行くのもあり。
古代図書館の後に出てくるボス「サンドウォーム」を出落ちさせられるのが魅力…ここまでにラーニングしておかないと持て余し気味になるので、悩ましい話なのである。

  • シールドドラゴン(FF5)
第二世界の「封印城クーザー」でのみエンカウントするドラゴン。
第三世界まで来る必要のないここへ第二世界序盤で興味本位に訪れたプレイヤーを血祭りにあげる強い雑魚であり、
20000近いHPに圧倒的な攻撃力に加え、「シールド」の名に恥じない永続リフレク・シェル・プロテスでマトモにダメージを与えることができず、
そしてカウンターで放たれる混乱付きダメージのハードヒット、全体大ダメージ+倒れた相手をゾンビ化させるゾンビブレスで同士討ちさせてくるという、下手なボスより強いこいつがお出迎えしてくれる。
しかもHPを半分程削るとカウンターで逃走し、ABPしか手に入らないので、戦利品目的で倒すのにもあまり向いてない。
かといって出会ったら逃げようと思ってもガルキマセラ並みに逃走確率が低く、「とんずら」をセットしていないとエンカウントした時点で一巻の終わりが待っている。

実は「あやつる」が有効で、選べる攻撃の中の「ほのお」で自滅させる事が可能。この時点では法外な経験値が手に入るので美味しい敵でもあるが、中々操れずにゾンビブレスでバイオハザードが発生するのもお約束。


余談だが、第三世界ではコイツに加えてエクスデスソウルともエンカウントするようになる。
こっちはこっちで死神の剣やデスとかデジョンといった即死攻撃を撃ちまくってくるため、
シールドドラゴン対策に偏ったメンバーだと今度はコイツにやられまくったりすることも。


  • サンドクローラー(FF5)
第二世界の砂漠地帯でのみエンカウントする、モーグリの謎のステップ砂漠は危険という警告を無視したバッツ達を血祭りに上げる巨獣。
全員のHPを一桁にするミールストームと通常攻撃でこちらを確実に殺しにかかるうえ、「とんずら」でも逃げられない敵であり、あたふたしている間に何人かは寝っ転がる事に。
焦って倒そうとしてもこいつのHPは15000と高く、砂漠系に特効のアクアブレスすら最低2発当てなければ倒せない。因みに直前のボスのティラザウルスはHP5000+即死有効。
「逃げるべき敵」としてデザインされている中、幸い石化・睡眠が有効。だが倒した所で旨みは少ないので素直に砂漠に立ち入らないのが無難。

  • ギルガメ(FF5)
第二世界で行ける洞窟に「ギルの洞窟」というものがある。
一本道であり、アイテムもないが、一歩進むごとにギルを拾うことが出来る。
最初に拾えるギルは二桁程度なのだが、一歩進むごとに雪だるま式に増えていき、最深部まで行くと合計81910ものギルを手に入れることが出来る。
しかしながら、このギルの洞窟はお手軽にギル稼ぎが出来るボーナスステージなどでは決してない。
ギルを拾うたびに、三分の一の確率でこの洞窟にのみ出現するギルガメにエンカウントする。
そしてこのギルガメは、ある意味神竜オメガよりも倒すのが難しい、恐ろしく強いモンスターなのだ。
まず特筆すべきはその攻撃力であり、普通に冒険を進めている程度では間違いなく一撃で殴り殺される。
物理攻撃なのでゴーレムが使えるが、たったの二発で破られてしまう。
更に、攻撃に対するカウンターとしてスリップ、麻痺、混乱、暗闇、毒、老化の効果をもたらす亀の甲羅を使用してくる。*4
そしてHPは驚異の32768。おまけに氷以外の全属性吸収耐性。ダメ押しの常時プロテス&シェル状態
仮にHPを全て削れたとしても、死に際に地震を使ってくるため、知らないと道連れにされる。
ついでに言うと、ギルの洞窟は第三世界になると入れなくなってしまうため、終盤まで冒険を進めてリベンジ、ということも出来ない。
神竜、オメガより倒すのが難しいと述べた理由がこれ。
オメガは倒せてもギルガメを倒せたことはないというプレイヤーも珍しくはない。
攻略としては、3人をあらかじめ瀕死にしておき、ナイトに『まもる』『かばう』のアビリティで敵の攻撃を防ぐといいかも。
GBA版の追加ダンジョン「封印の神殿」のボス1番手、「亡者の巣窟」の1グループのトリを務める形で出現するようになり、戦力を強化してのリベンジが果たせるようになった。

  • メガロドルク(FF6)
ゲーム開始時のナルシェ侵攻戦で立ちふさがるイノシシっぽいモンスター。
攻撃力110とかなり高いが、ダメージ計算がレベルの比重が大きい本作においてレベルがたった1しかなく*5、攻撃もヌルい。
魔導アーマーのビーム一撃で倒せるただの雑魚モンスターである、といいたいが少し進めると発生するシミュレーションバトルイベントでは一転して凶悪モンスターに変わる。
パーティメンバーにレベル5以上のキャラがいると「ブリザード」を吹いてくるのだが、この攻撃、平均HPが100ちょっとしかないにも関わらず50近く持っていかれる上に何度もぶっ放してくるのが怖い。
しかもポーションすら買えない時期にやってくるのだからますます質が悪い。
一応このイベントは奥のガードリーダーを倒せば終了なので、雑魚には付き合わずさっさとクリアするのが一番である。

  • ねむれるしし(FF6)
世界崩壊前、ワールドマップの最北東に位置する三角小島に出現するモンスター。
その名の通り、戦闘開始時点では眠っており、バニシュ状態で姿も見えない。
魔法攻撃を当てると目を覚まし、ベヒーモスの色違いという正体を現すが、強力なカウンターアタック「メテオ」を放ってくる。
HPは崩壊前のラスボスアルテマウェポンをしのぐ32000、常にシェル・プロテスがかかっているせいで防御面でもとんだ要塞ぶりを誇る。
ただし、攻撃した後はすぐ「ねむりにつく」で眠ってしまうので、全滅に追い込まれることは少ない。
「意識しないと行かない場所」「手出ししなければ無害」「すぐまた眠る」と、幾重にも予防線を張っており、「俺に手を出すなよ」とプレイヤーに警告を出してくれている穏やかなモンスターと言える。
なお、崩壊後には出没しなくなるため、再戦したい場合はあらかじめ崩壊前に遭遇して、獣ヶ原でのエンカウントを待つことになる。
最初からバニシュ状態なので、バニシュデス戦法の格好の餌食に思えるが、GBA版ではデスが効かなくなり、実は死に際にもカウンターを放ってくるので、デスよりデジョンやファイナルアタック判定をすっ飛ばせる落とし穴行動で倒す方が安全。
さらにスマホ版ではデジョン系統すら効かなくなったので、ストップをかけてゴリ押しするしかなくなった。もしくは混乱+煙玉のコンボか。

  • ブラキオレイドス(FF6)
ゲーム終盤、ナルシェの東の森に稀に出現する。
前作におけるオメガ・しんりゅうに相当するキャラクターであり、真っ向から戦うとラスボスケフカよりも強い。
通常攻撃の6倍の威力の強化攻撃+通常攻撃×0~3をおまけする「ぶん回す」でパーティキャラクターを容赦なく撲殺してくるほか、全体に数千ダメージという超威力を持つ「メテオ」「アルテマ」を連発し、
複数の状態異常を同時に付与する「ディスアスター」、キャラクターを強制的に戦闘から離脱させる「はないき」(戦闘不能と異なり復帰手段がない)など嫌らしい攻撃も使いこなす。
内部では素早さが95、魔法回避率が50、物理回避率が70もあり、防御面は勿論の事行動ペースの速さも驚異的。
バニシュデス戦法なら楽に倒せるが、GBA版では通用しなくなりさらなる強敵に。ラグナロックか氷属性に頼って何とか…
低確率ながら盗みで「リボン」を、ドロップで「スリースターズ」という強力なレアアイテムを入手でき、
獲得経験値も単独出現の雑魚としては最高クラスなので、実利の面でも倒す価値はある。

同地域にはほかにも「メテオ」と異常な攻撃力の「かみつき」で地獄を見せてくるティラノサウルスも有名。こちらはアクセサリーでも回避不可能の「はさみうち」を引き当てた時が危ない。

  • グランインセクト(FF6)
世界崩壊後のナルシェやマランダ周辺に出現するモンスター。
攻撃手段は単純で物理攻撃しかしないのだが、問題はその攻撃力であった…
詳細は関連項目を参照。

  • ゴーキマイラ(FF6)
崩壊後の「獣ケ原の洞窟」というダンジョンに出現する大型の雑魚で、普通に戦うときには「あれくるう」からの連続全体攻撃が脅威だが、対抗手段が充実しているので何とかなることも多い程度。
問題はコロシアムに出てきた時で、ここでは「混乱/あやつる」を受けた時の行動パターンに沿って行動してくる。
そんな中こいつの使う「フレアスター」をソロで受けると対象のレベル× 80 もの法外なダメージを食らい、よほど高レベルかつ高HPでなければ一撃で灰になってしまう。
ただ、炎属性を吸収出来ればそうそう負けないため、一種の初見殺しである。フレイムシールドを忘れずに。

  • アウトサイダー(FF6)
ラストダンジョンの後半部に出てくる雑魚。
通常出現時も必中・防御無視という「なげる」で高威力の武器をガンガン投げてこちらを門前払いし、戦闘が長引くと「自害」して果てるという、変わり者にして普通に強い雑魚である。
そして、ガウとモグの最強の体装備『スノーマフラー』を手にするには避けて通れぬ相手なのだが…これまたコロシアムで厄介な存在に。
先に挙げた「じがい」(自害)という行動を使うのだが、即死『魔法』しか防げないセーフティビットの穴を突くように即死させるこの行動をなんとプレイヤーキャラに向かって使ってくる
当然当たると問答無用で即死させられ、負けてアイテム没収。理不尽すぎる。通常出現時と違って事前に透明*6になっても解除されるため対策にならない。
戦闘開始時に分身を張れるミラージュベストが欲しいところだが、前作と違い入手困難。
そうでなくても突然デジョン(早い話が全体化デス)を使ってくるため、対戦前のセーブが欠かせない難敵。

ここまで言っておいてアレだが、こいつ自身も即死が有効。即死の追加効果を持つ武器で二刀流して即死狙いするのが手っ取り早い。

  • ようじんぼう(FF6)
アウトサイダー同様にラスダンで遭遇するサムライ。出現範囲・和装・後述する特徴から同僚的な存在。
ステータスこそ平凡だが、トドメを刺した際に文字通り「相討ち」の一撃をかましてくる危険な奴。
アウトサイダー同様、セーフティビットの即死『魔法』耐性の穴を貫通してくるので当たれば問答無用で殺される。
通常出現時はカッパにしてやることで全ての行動が通常攻撃になるため簡単に無力化できるが、コロシアムでは上記のアウトサイダーやゴーキマイラ以上の難敵に変わる。
前述の「トドメを刺すと即死技で反撃する」特性上、「即死技を使わせない」ことがまず不可能になるからである。
このため、ミラージュベストなしで挑む場合正面からこれを受けに行く必要があり、回避することを祈るしかなくなる。
ラグナロックで源氏の小手を量産する際もこいつに付き合わされやすく、変化させれば当然「相討ち」で殺しに来るため油断ができない。

  • イン&ヤン(FF7)
ゲーム中盤、神羅屋敷の地下道に出没する二体一組のモンスター。
一人分の下半身から二人分の上半身が生えているという、シャム双生児を思わせる姿で、向かって右がイン、左がヤンである。
いずれもこの時点での攻撃力は非常に高く、「サドインアタック」という固有技も持っているため一撃で殴り殺される場合もある。
さらに、インは物理攻撃に強く、ヤンは魔法攻撃に強いという厄介な耐性を持っており、初見での撃破は至難の業。
加えて二体のモンスターであるため行動順は早いのに挙動がいちいち遅い上に気持ち悪く、ダメージを受けると「ヤンはよろこんでいる」「ヤンは興奮している」というメッセージが出て、なおのこと生理的嫌悪感を煽られる。
強さとは別の意味で嫌な敵であるが、神羅屋敷以外には出没しないのが救いである……
と思いきや闘技場にも出る。こちらは攻撃手段が物理か魔法オンリーに陥りやすく、非常に詰みやすい。

  • 雷神鳥(FF7)
ワールドマップ北西のウータイエリアで出現する鳥。HPは低めだが、味方全体に300前後のダメージというずば抜けた火力がある「雷撃」を頻繁に使用してくるうえ、
一度の戦闘で大体3匹は同時に出てくるのでタラタラしてるとあっという間に1000近くのHP削り取ってくる強敵である。
FF7での最初の全滅がこいつら相手だったプレイヤーは結構いるはず。
序盤からいかづち属性以外の全体魔法で仕留めにかかるのが最善の対策だが、ユフィを仲間にしていると、ウータイエリア到達直後にマテリアを全て奪われるイベントが発生し、魔法に一切頼れずにこいつらと戦うことになってしまう。
最速で発生するタイミングの場合、上陸箇所が街から遠い上にこいつの出現範囲となる荒野地帯を長い事歩かされる羽目になる。

バラムガーデンの訓練施設とバラムガーデン周辺の森に出現する大型恐竜。また恐竜か。
低レベル状態でもHPが1万を超え、高い攻撃力に全体物理攻撃まで備えている。
初遭遇時に逃走を促されるので「逃げるべき敵」に分類できるか。
ただし出現場所が場違いなだけであり、詳しくは個別記事で説明しているが弱点や対処法はあり、最終的には狩りの対象にもなるので当ページの面子の中ではだいぶ格が落ちる。
こんな危険な生物を、10歳未満のねんしょうクラスもいるガーデンの訓練施設で放し飼いにしている事はFF8を語る上でよくネタにされる。
しかもこの訓練施設を抜けた先はデートスポットになっているらしい。吊橋効果的なアレだろうか。

カァッハッ!!
臭い息によるバステマスター。FF2の項目でも出ているシリーズの常連だが、特にFF8のは強烈。
最大6桁にも及ぶHPと9種もの状態異常を引き起こす臭い息で多くのプレイヤーに悪夢を見せた。
この臭い息、モルボルの1回目の行動で必ず使用してくるため、対策は必須。
余談だが、最強敵役議論スレではン・ダグバ・ゼバ超魔ハドラーより上にいる。
繰り返すが、このキャラは通常エンカウントする雑魚敵である。

  • グランドドラゴン、ガルーダ(FF9)
DISC1で訪れるダンジョン、ギサマルークの洞窟の上に登場するモンスター達。本来はどっちもDISC3で互角に戦えるようなザコどもである。
そこにいるモーグリの「外は危険クポ!」という忠告が嘘でもなんでもなく、無視して進めると場違いな攻撃力や魔法であっという間に全滅させられる。
仮に倒すならばクイナの「夜」による睡眠や「レベル5デス」が効くので、覚えてから挑むのが吉。


  • アルケオエイビス(FF12(インター版))
ゲーム中盤で行ける寄り道ダンジョン、ゼルテニアン洞窟に出現する。
通常版では大したことのない雑魚だったが、インター版では何をトチ狂ったのか同ダンジョンのモンスターやボスはおろか
ラスボスより強い超凶悪なモンスターに変貌した。
100万前後のHP、半端な防具だとワンパンで5桁ダメージを叩き出す通常攻撃(5%で即死付加)、
それを更に強化する「アグレッサー」と「気合い」、多数のステータス異常を付加する「カーズ」等、凶悪な要素をこれでもかと備えている。
1匹だけでもこれだけ強いのに、戦闘に入ると同エリアにいるもう1匹ももれなく参戦してくるというオマケ付き。
ライブラの情報をよく見ずに通常版と同じだろと調子に乗って挑んだプレイヤーを血祭りにする。

FFシリーズではおなじみのマスコットキャラ・チョコボが、本作ではモンスターとして登場する。
…のだが、この中でも最上位種の赤チョコボはシリーズ最強のチョコボとして君臨している。
シナリオ中盤あたりから登場し、ノンチャージ・ノーコスト・長射程・必中・超威力というぶっ壊れ技「チョコメテオ」を連発してくる凶悪モンスター。
その威力は一撃でこちらのユニットが瀕死、運が悪いと即死。
雑魚であるため複数で出現することも多く、その場合は隕石を雨のように降らせてくる。
おまけに本体も高移動力・高低差無視・水面移動とハイスペックで、遠くにいても一瞬で接近してくるから安心できない。
これだけでもきついのに、下位種の普通のチョコボ(ノンチャージ・ノーコスト回復技のチョコケアル持ち)が一緒にいるとさらに厄介なことに……。*7
そこにはもはやマスコットキャラの面影は無く、フィナス河の悪夢としてみんなのトラウマと化した。
あまりの強さに、スピラにチョコボを餌にするモンスターが現れても「イヴァリースなら返り討ちにされていただろう」と言われてしまうほど。さもありなん。
というか、過去のイヴァリースにもチョコボを食らうモンスターの存在が確認されているのだが、FFTの時代には姿を見せないので「赤チョコボに絶滅させられたんじゃね?」とか言われる事も。さもありなん(2回目)。
なお中位種である黒チョコボの群れも結構凶悪。「チョコボール」という遠距離物理攻撃を使ってくるのだが、多くのプレイヤーが頼りにする発動率97%まで上げた物理回避用アビリティ「白刃取り」が通用しないため苦戦することになる。
ついでにノーコスト状態異常回復技のチョコエスナまで持っている…つまりチョコボが3種揃うと攻撃・回復・状態異常回復がすべて両立してしまう。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2021年07月19日 16:34

*1 実はセシルとカインが初期装備している盾にはオリジナル版に無かった状態異常耐性が付加されているのだが、まるで狙ったようにどちらも石化耐性が無いため救済になってない。

*2 SFC版では単なる割合ダメージだったものが変化しているものが多い

*3 内部での逃げやすさの数値が5と低い。カルナック城脱出時の雑魚やラスダンの雑魚と同じで、これより低いのは封印城クーザーに出現するシールドドラゴンや第二世界のグロシアーナ砂漠に出現するペナルティモンスターのサンドクローラーぐらい。

*4 内部的にはデフォルトの追加効果は猛毒+暗闇、暗闇のみ耐性があると混乱+麻痺+老化、前に挙げたうちの2つ以上に耐性があるとスリップに変わる。つまり、下手に耐性をつけない方が楽に受けられる説まであるというトンデモ技。

*5 大まかにいえば設定された攻撃力×レベルが反映される。

*6 物理攻撃を100%無効化できる代わりに魔法が必中になる

*7 というか、その回復役兼用のチョコボが序盤から敵として出てくるので序盤は割と厄介な相手となる。