登録日:2022/10/18 Tue 16:21:00
更新日:2025/03/14 Fri 02:44:31
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オマエも、この小僧も…"呪い"の何たるかをまるで分かっていないな
【概要】
呪力を練り上げ強力な結界を構築する呪術の一種。
作中では呪力を用いた様々な技「術式」が登場するが、その中での最終段階かつ最高技術に位置しており呪術の極致とも言われている。
どれぐらいか凄まじいかというと、これを習得している者は
呪術師、呪霊共に特級に位置する極僅かという部類。
死滅回游編以降からは過去の術師や、後述する理由で難度を落として習得した者も登場したが、それでも依然強力、稀少な技術であることには変わりはない。
一級呪術師で相応に修羅場を潜っている
七海ですらこの域には到達できず諦め、古来より続く
呪術界御三家ですら習得している者は極稀という点を見れば、その難易度の高さが分かることだろう。
お披露目自体は早かったため、
呪術廻戦という漫画の中では最も有名であろう呪術であるが、渋谷事変終了時点でこれを披露したのは術師、呪霊含めてたったの7名のみ。その後の死滅回遊では様々な領域使いが登場し、単行本23巻時点では18名が呪術の極致に達している。
原理に関しては
五条曰く、
「術式に付与した生得領域(心象風景)を、呪力で周囲に構築する」というもの。
その為展開する領域の風景は術者によって様々であり、当人たちの心の中をある程度反映させている模様。
習得方法については、基本的にカリキュラムといったものは存在せず、才能ある術師・呪霊が精神的に追い込まれた時に発現するケースが多い。
少なくとも
真人に関しては、「死」にかける程の危地をインスピレーションに会得していた。
伏黒恵についても、自身の呪術の解釈をより広げることで習得に至っており、一握りのセンスと創造力、そしてきっかけが肝要な様子。
結界というよりは
空間支配系統の能力であり、相手を自分の有利なフィールドに
「閉じ込める」ことに特化している。
閉じ込められた相手は、基本的に動きや呪力に制限がかかることはないものの(一部例外あり)、後述するメリットにより
「閉じ込められる=死」がほぼ決定するほどに強力かつ理不尽。
そうでなくてもかなり一方的な戦いを強いられることになる。その習得難度に見合った作中最強の技の一つ。
ちなみに
英語では
「Domain Expansion」と訳されている。
なお、おそらく元ネタは描写を見る限りFateシリーズの固有結界とボーボボの聖鼻毛領域だと思われる。なお作者がボーボボの大ファンのため後者の可能性が高い
【主なメリット】
基本的に、領域を展開すると以下の恩恵が共通して与えられる。
1.展開した術者のステータス上昇。
2.展開した術者の攻撃(術式)は絶対必中。
特に2が強力で、そもそも術者自体が強力な即死攻撃(普通なら一瞬で黒焦げになるレベルの高熱を放つ、魂を変形させ人間の形を保てなくする等)を持っていた場合でも、
回避することは絶対に不可能。
対処はそれらを中和する術式か、呪力を上げて受け耐えるかの2択になるのだが、どちらもできない場合は一方的に嬲り殺されることとなる。これが
「必中必殺」ともいわれるこの術式の神髄。
また五条の持つ「無下限呪術」など、攻撃を阻む術式なども
無効化できるようになる。
展開した術者を倒せば当然結界も解除されるが、それに関しても1のバフ効果が重なるためやはり容易にはいかなくなる。
この現象に関しては、領域の中にいるという時点で「既に術式が当たっている」という認識になるため。勿論肉弾戦でもそれが術式であるなら遠距離でも当たるようになる。
脱出を試みても、大体の領域は強固な呪力に阻まれている上に、そもそも内と外で空間体積が全く違うため、壁にあたる「領域の縁」を探すことすらそもそも困難。
ただし、逆に外(現実)から内(領域内)に侵入することは比較的簡単。特に内側の壁を強固にするほど侵入は容易になるとのこと。
また上述した「領域の縁」についても、外から入ってきた者ならばその位置がどこにあるかがある程度つかめるため、その場合は脱出するという手も現実的にはなる。
もっとも、自分から不利なフィールドに好き好んで入る輩はまずいないとは思われるが…。
ちなみに外から見ると黒い球面がその場に出現する。
ちなみに昔は、現在よりもっと普及していた技術だというのは天元の談。
というのも術師全盛の平安時代では、「必殺」の部分を省いた「必中のみの領域展開」がスタンダードだった。しかし時を経るにつれ「必殺」も付与するようになったために習得難易度が爆上がりしたとのこと。
そのため死滅回游では、「両者の間でルールを設けて、それを強制(必中)させる領域」という過去のスタンダードに則った物が出現した。
理不尽を強いるようなものこそ少なくなったものの、それによる心理戦や駆け引きを行う強かな術者も姿を見せるようになった。なぜか過去の術者ではなく現代の術師の方に多いけどね…。
以上の説明を
ポケモンをやっている人に分かりやすく例えるのならば、
「自身に有利な天候orフィールド」+「全ての技or変化技が必中になる」+「相手は交代不可能になる」と考えればいかに恐ろしいかが満遍なく理解できるだろう。
【欠点と対処策】
ここまでこの術式の強力さをつらつらと語ったが、対抗策自体は無いわけではない。
勿論、一筋縄ではいかないものの思わぬ弱点や
落とし穴があることが判明しており、強力であっても無敵の術式ではないことも確か。
強力無比な術式であるために、当然ながら消費する呪力も相応に高い。勿論領域を範囲を広げたり長時間維持するほど消費する呪力も多くなる。
また解除後、肉体に刻まれた術式は、一時的に焼き切れ使用困難な状態に陥る。これは特級の呪霊でも同じ。
当然ながら、再度の領域展開なんてもってのほかで宿儺ですら出来ない。消耗が大きい故に小回りが利かない、まさにここぞというときの"切り札"といえる。
領域展開をする際、術者は特定の掌印を結ぶ。これが発動のトリガーとなっているらしく、作中でも結ばせないために先手を打つ展開がまま見られた。
そのため人間の術者であれば、(反転術式などで肉体を回復されない限り)腕を潰せば発動自体ができなくなる。
一方で呪霊の場合、腹や口の中に手を作って発動することも可能であり、そもそも領域習得者は例外なく強者の集まりなので、よほどうまく立ち回らない限り発動の妨害をするのは至難の業。
同じ領域展開を持つ者だけが使える対抗手段。そもそもこの術式自体が「相手の必中効果を中和する」作用を持っているため、領域内で別の術者が領域展開している間は、一時的に必中効果も打ち消される。
こうなると領域の広げ合いにも発展し、奪われた領域に関して相手は干渉ができなくなる。
勿論術者の格が大きければ大きいほど、相殺あるいは完全な塗り替えに持って行くことも可能。
五条曰く「最も効率的な突破方法」。しかし上述したように領域展開が出来る術者はそういないため、誰もがこのやり方をできるわけではない。
上記の「領域を塗り替える」の延線上で、おそらく最もポピュラーな対処策。
自分の周囲に小規模の領域を展開することで、必中効果を中和することができる。
中でも一番多いのが平安時代、蘆屋貞綱により考案された、領域展開を使えない弱者のための領域。「シン・陰流」派生の簡易領域。
他では、御三家秘伝の「落花の情」や、漏瑚や花御が披露した「領域展延」、シン・陰流の更に原型である「彌虚葛籠」などがある。
- そもそも呪力0の天与呪縛/フィジカルギフテッド相手には効果自体がない
領域展開は基本、無機物を巻き込むことは無いのだが、この判定には
呪力0のフィジカルギフテッドも含まれる。
そのため術者が引きずり込もうとしても、当人たちが介入の意志を見せない限りは絶対に巻き込むことはできない。
仮に入ってきてくれたとしても、必中効果自体は変わらず無効化され続ける。
当人たちの素の身体能力を鑑みれば、下手な展開は逆に術者側が命取りとなる。まさにこの術式の天敵といっていい存在。
とはいえ、伏黒恵が披露した「室内を外殻に領域を展開する」という手法ならば物理的に閉じ込めることは理論上可能。
突破できるかは別としてだが。
【主な術者】
ここでは作中で披露した順に解説する。
・不完全な領域展開
術者:
少年院の特級呪霊
作中、術式の付与されていない未完成の領域として登場した結界。特に必中効果などは無かったが、それでも少年院を軽く覆える位の大きさを展開していた。
五条曰く
「完全だったら皆死んでいた」とのこと。
実際虎杖は死んだしね……
・伏魔御廚子
術者:
両面宿儺
呪胎戴天編で初披露。付与された術式は
「御廚子」。
牛の頭骨で装飾され、四方に大口を開けた廚子を背後に顕現させる。
作中最初に披露された完全な領域展開で、同じ特級レベルの呪霊を瞬殺して見せた。
後に渋谷事変でも再び登場。
「不可視の斬撃を放つ術式」を必中にすることで、通常斬撃の『解』、呪力を効率よく卸す『捌』という2種の斬撃を、領域解除まで必中で浴びせ続けるという、シンプル故に強力な効果を持っていることが判明した。加えて前者は呪力が無いもの、後者は呪力があるものを狙うため、理論上は上述した完全なフィジカルギフテッドにも術式を当てることが可能。
また空間を分断せず、現実世界にそのまま顕現させるというのも他の領域展開とは一線を画す。
これは「相手に逃げ道を与える」という縛り故の効果でもあるが、その代わりに射程範囲は半径約200m以上と、おそらく登場した術師の中では最大規模。
火力もすさまじく、様々な攻撃に対し適応していく作中最強の式神魔虚羅すら地に伏せさせるほど。
渋谷で使用した際は、建物ごと周囲の人間を塵すら残さず鏖にしたことで、虎杖に癒えない傷も与えた。
また、後に結界を閉じないので「相手の領域との押し合い」を踏み倒せるという更なるトンデモ効果が判明。
これにより相手の領域の外にまで自身の領域を広げ、外から攻撃を加える事で結界ごと破壊する戦法も披露している。
印相は『閻魔天印』。
名称の由来は「伏魔」は魔物が潜む殿堂を意味する「伏魔殿」から、「御廚子」は仏壇、もしくは御厨子所(キッチン)などを指す言葉から。「悪の厨房で敵を料理する」といった意味だろうか。
・蓋棺鉄囲山
術者:
漏瑚
五条戦で披露。付与された術式は
「炎熱の操作」。
至る所から溶岩が噴出する、火山の火口内部のような領域を展開する。
「熱エネルギーや火山岩を操る術式」を必中にすることで、並みの術者なら入っただけで焼け死ぬほどの過酷な灼熱環境に加え、先述した火山そのものを放つような超高熱の攻撃が必中で飛んでくるようになる。
平時ですら一級術師を黒焦げにする地力を鑑みれば、バフ効果も相まって普通ならさらに手が付けられないものになるだろう。
そのため火力・精度ともに上位に相当する領域であるが、五条からは虎杖/読者・視聴者へのチュートリアル扱いされた不遇の領域。
後に宿儺と戦う際も「領域を張り返される」ことを畏れて結局使うことは無かった。
印相は『大黒天印』。
名称の由来は「蓋棺」は棺の蓋を閉めること、転じて死を表し、「鉄囲山」は仏語の一つで、九山八海の最も外側にある鉄でできた山のことから。背景と合わせて「火山で四方八方を覆い尽くし死をもたらす」といった意味と思われる。
・無量空処
術者:
五条悟
漏瑚戦で初披露。付与された術式は
「無下限呪術」。
星々や銀河のような光に満ちる、宇宙空間に似た不思議な領域を展開する。
「無限という概念を操る術式」を必中にすることで、相手の五感に無限の情報を叩きこみ続け、いつまでも情報が完結しない状態に追い込む。この能力は特級呪霊相手でも当然有効であり、閉じ込められた対象は五条と、五条に触れている者を除き情報の洪水に沈められてまともな知覚すらままならなくなる。
早い話何の思考もできず棒立ち状態にさせられるため、展開中は五条にずっと生殺与奪の権を握られたままとなる。
まさに「必中必殺」の極致にある領域。
一応、呪霊は脳の構造が違うため人間より若干効きが悪いとの事だが、それでも劇中でまともに喰らった相手は悉く致命的なダメージを受けるか莫大な隙を晒す事になっているため、ほぼ誤差の範疇と言えるだろう。
欠点はその威力ゆえに他人を容易に巻き込んでしまう点。呪力のない一般人が領域に巻き込まれたら情報を延々と処理できず廃人になってしまう。
それでも作中は0.2秒だけ展開するなどして最小限の被害に留める等の応用も見せている。
印相は片手による『帝釈天印』。
名称の由来は「無量空処」とは三昧の境地の一つで、物質がまったく無い無限が続く空間のことを指す。現代術師最強である五条の実力と、この領域の能力を婉曲的に表していると言えよう。
・自閉円頓裹
術者:
真人
虎杖戦で初披露。付与された術式は
「無為転変」。
暗闇の中に数多の巨大な手が、格子のように周囲に組まれている領域を展開する。
アニメでは、展開中は無数の手が現れて引き込んだり阻んだりする描写が追加された。
「手に触れた相手の魂を操作する術式」を必中にすることで、即死級攻撃である真人の術式が事実上いつでも発動可能になるため、危険度は非常に高い部類。
流石に無量空処と違い思考にまで影響はないものの、0.2秒という短い時間でも相手の身体の一部を変形・破壊できるため、術式を止めることも至難。
単純な術式の領域展開なら真っ先に相手の肉体(とそれを覆う呪力)に影響するので落花の情でもある程度は防御可能だが、こちらは領域そのものを中和するか押し出さないと本当に防御不可能と思われる。
真人自身の成長性や応用力も相まって、作中では最後まで呪術師側の脅威であり続けた。展開回数も呪霊の中ではトップ。
一方で「魂に触れる」というプロセスを踏むために、傲岸不遜の権化こと宿儺を宿す虎杖との相性は悪く、それで思わぬ窮地に陥ったことも。
印相は『弥勒菩薩印』と『孔雀明王印』。これを口の中に手を4本生成してから結ぶ。そのため発動時は手を使わず口を大きく開ける。
名称の由来は「円頓」の由来はおそらく、天台宗またはその流れを汲む宗派で授けられる、完全にして自在な修行者のたもつ戒「円頓戒」。修行者とは正反対の悪辣極まりない真人にとっては皮肉とも言えるネーミングである。
・朶頤光海
しかし あなたの術式があれば躱すのは容易いでしょう
術者:
花御
虎杖・東堂戦で披露しようとしていたのだが、その前に五条に阻まれ未遂に終わった。
領域名はデータブック、能力は漫道コバヤシにて判明。付与された術式は
「植物の操作」。
青空の下に色とりどりの美しい花畑が咲き誇り、所々に螺旋状の樹木が伸びる領域を展開する。
「樹木や種子を操作する術式」を必中にすることで、視認した相手の戦意を削ぐ花畑を具現化させ、無防備な敵に供花からの呪力砲を炸裂させる。
印相は不明。アニメOPでの壁画では『
釈迦如来印』を結んでいる。
名称の由来は「朶頤」とは食欲が盛んなさまを指す。
・嵌合暗翳庭
術者:
伏黒恵
起首雷同編で初披露。付与された術式は
「十種影法術」。
液状化した影の沼が足元より湧き上がっている漆黒の領域を展開する。
少年院の特級呪霊と酷似しているが数段強力な相手に初披露した。術師側では五条に次ぐ2番目の習得者。
レジィ・スター戦以降では背後に脊髄の一部のようなものも顕現するように。
「十種類の式神を影から召喚する術式」を必中にすることで、使役する式神を影の沼から変化して襲わせたり、逆に自身が沼に紛れて奇襲を掛けたり、
分身を作って虚を突いたりと、火力こそ安定しないものの汎用性に優れた領域。
また、相手側は呪力で足場を作らないと影に引きずり込まれてしまう。影の中は酸素も浮力も抗力もないため自力浮上はほぼ不可能。
一方でまだ完全な領域を構築するには至らず、室内でしか閉じ込めるような結界を出せない点に加えて必中効果も付与されてない。
現状は自身の能力を120%引き出す方法で用いている。しかし逆に未熟であるがゆえに領域対策の虚を突くという思わぬメリットが発生することも。
印相は『薬師寺如来印』。
名称の由来は「嵌合」は軸と穴が嵌りあうさま、「暗翳」は影のことで、自身の能力をかみ合わせた恵らしい術名と言える。
・蕩蘊平線
術者:
陀艮
渋谷事変で披露。付与された術式は
「死累累湧軍」。
ビーチサイドめいた海辺の浜が一面に広がる穏やかな領域を展開する。
「水生生物を模した式神を操る術式」を必中にすることで、生成した海の生物(魚、蟹、蛸などなど)を襲わせるという効果であり、内容自体は大変シンプルなものである。
しかし侮るなかれ視界一面を覆う程の物量で来る上に、これらは術式であるため当然必中。
小魚程度ならば一級術師なら然程傷を負わないものの、それが波濤のように絶え間なく押し寄せてくるため防戦一方になりがち。
上澄みの術師が数人いる状況でもなお圧倒する力を見せたが、途中思わぬハプニングが発生することになり……
何気に作中初の、多人数戦が描かれた領域展開でもある。
喰らった側としては、発言から察するに七海も落下の情に類似したことをやっていたが流石に使い手と比べると練度が低かった模様で、
陀艮はより厄介だった(落下の情の使い手でもある)直毘人の方により多くのリソースを割いて自身も直接攻撃。二人とも大ダメージを喰らった。同じ場にいた真希は二人との実力差からほぼ放置。
印相は不明。作中では初動で一度潰されたため、真人のように腹に宝袋の紋様を描く事で代用した。アニメOPでは九字の『内縛印』を結んでいるのが確認できる。
名称の「蕩」には豊かに広がっているという意味、「蘊」には積み蓄えるという意味があり、合わせることで多くの命がいる豊かな海をイメージしていると思われる。
・墓地の領域(仮称)
術者:
疱瘡婆
冥冥戦で披露。付与された術式は
「天然痘の操作」。
周囲に墓石が立ち並ぶ、月明かりに照らされた墓場の領域を展開する。
偽夏油傑が持ち合わせていた特級特定疾病呪霊・疱瘡神が繰り出した領域展開。
「他者を天然痘に罹患させる術式」を必中にすることで、対象を
棺の中に押し込め、その上から現れる墓石に潰され埋葬され、そこから3カウント以内に脱出しないと対象は
天然痘に感染し即死する。
棺は壊せるものの、脱出しても間髪置かずに再び棺桶に入れられてしまう。ルールこそ迂遠だが抵抗する力が無くなった瞬間狩られるという中々に厄介な能力。
しかしこの能力の対象者は一人まで。それも呪力の大きい方から狙いに行く傾向がある。また病による死は簡易領域で防ぐことが可能。
効果を進める際、左手を右手に打ち付けることで進行する。
印相は不明。
ちなみに天然痘は現在では撲滅されているためワクチンの接種不要な病となっており、現代人の我々には効果があるが摂取した場合途端に無力化するという超凶悪だが呪術とは全く関係のないところで対策法があるというなんとも言えない立場の呪霊だったりする。
・誅伏賜死
術者:
日車寛見
死滅回游編で初披露。付与された術式は
「裁判の再現」。
周囲を取り囲むようにギロチン台が立ち並ぶ、裁判所内を模した領域を展開する。
領域内では互いに一切の暴力行為は無効化される。また、日車の背後には秤を持って目が潰れた
カオナシのような式神
「ジャッジマン」が顕現する。
術者は現代の弁護士であるが、この術式自体ははるか昔に普及していた「必中のみに絞った領域展開」であり、
「術式を説明する」という縛りを加えることで運用している。
術式自体に領域展開が付随しているという稀な術式であり、いきなり「呪術の極致」を与えられた日車はこれを遡る形で呪術や結界術の知識を独自習得している。
「日本国の裁判を再現する術式」を必中にすることで、対象の犯した罪に対して裁判を行い(何を裁くのかはジャッジマンが決める)、その結果下った罪状に対して対象者にデバフ、術者にバフ効果が付与される。
これに対し被告側は、読み上げられた罪状に一度だけ「黙秘」「自白」「否認(虚偽陳述も可)」の選択が認められる。
但しこれに対して日車側も、「ジャッジマンが提示してきた証拠入りの封筒」を手に一度だけ反論が可能。
また、控訴・上告などのシステムも適用されており、被告が望めば三審まで可能。ただし取り上げる罪状はその都度変化し以前の罪状に再反論はできない。
裁判は日本法に基づいて判決され、最終的にはジャッジマンが罪状とペナルティを発表する。
必然的に肉弾戦ではなく心理戦となる領域展開だが、判決後は領域が解除される上に執行自体は日車当人が直接下さなければならない。
解釈が必要な法律というものを基にしているため独特のクセのある仕様を孕んだ領域である。
選ばれる罪状のランダム性の幅は広く、例えば人を刺殺した場合でも普通の裁判なら内包される『器物破損』(被害者の着ている服を破いた等)を、殺人罪を置いて採用する可能性がある。
千年以上昔から蘇った受肉体に対しては、呪物化していた期間を海外逃亡と見做すだろうと日車は推測したものの、千年前当時の法体系がどのように適用されるかわからないとしてやはり不確定だとした。
ペナルティが決まれば強力なものの、狙った効果を出すのが実は難しい領域であるといえる。
この仕様でなんで軽犯罪まみれであろう虎杖の渋谷の一件を引き当てられたのか
印相はなく、代わりに術式で作ったガベルを鳴らす。
「誅伏」は罪を責めて服従させること、「賜死」は君主が貴人に対して自殺を命じることを指す。
・坐殺博徒
術者:
秤金次
死滅回游編で初披露。付与された術式は
「パチンコの再現」。
ずらりとならぶ
パチンコの筐体と、列車の改札口が広がった領域を展開する。
日車同様、「ルールを必中させるタイプの領域展開」であり、「最初から領域展開が備わった術式」でもある。
その能力は……一言で言うならもろにパチンコ。
「パチンコの演出を模した攻撃を放つ術式」を必中にすることで、術者の攻撃が作中世界に実在する「CR私鉄純愛列車」なるパチンコの演出になり、それを引き金に予告演出を開始。
同じ図柄・数字を3つ揃えて大当たりを狙うもの。その結果によって術者にバフがかかる。
当然ながら、演出やリーチの妨害は不可能。リーチがかかると周囲の風景も変わる。
確率こそ1/239(約0.42%)だが、大当たりした場合は呪力がラウンド中無限に使用可能となる。
また反転術式で身体の負荷も消えるため、どんなに致命傷を負っても即座に回復する、実質的な不死身状態にもなる。ここで修復・補給されるのは傷だけでなく焼き切れた術式や消耗した呪力も含まれるため、ラウンド終了直後は呪力満タンのベストコンディション状態で戦うこともできる。この特性ゆえ、領域展開終了直後にまた領域展開をやり直すという荒業が可能な唯一の術式でもある。
一方で大当たり時は領域が自動解除され、ラウンド中は領域を張ることもできない。
このように、大当たり時の爆発力こそ凄まじい反面、当たりが来ないと只々しょっぱい戦闘にもなりがちな運否天賦任せの領域展開。
一方でこのピーキーな性能を、秤自身の豪運と戦闘センスで補う形を取っている。
また術式の発動自体は真人をも凌ぐ速さであり、無害である分領域の押し合いに強い。
ちなみに領域展開時、ルール解説やパチンコの演出情報が対象者の脳内に流しこまれる。必中で。「私の脳にゴミのような情報を流すんじゃなぁい!!!」
勿論パチンコなんてやってない人興味ない人でも瞬時にルールが理解させられる心折親切設計。
勝手に送り込まれる諸々の情報は演出の説明等ほぼ必要無い情報ばかりで肝心のボーナス内容は伏せられており、結局何が起こるかはほぼ説明されていない。
しかし術式の内容を説明していることには変わらないため術式の開示によるバフは発生する。必中効果で相手の思考にノイズを送りつつ自分自身は強化されるという一見無駄に見えて何気に合理的である。
印相は『弁財天印』。
名称の由来は「坐殺」が座ったまま死なせる事、「博徒」はそのままギャンブラーの意。中国の故事成語に『田夫は坐殺すべし』というものがある事を考えると、「贅沢の限りを尽くして死ぬまでギャンブルをする」といったネーミングだろうか。
・時胞月宮殿
ありえへんありえへんありえへんありえへん!! なんで――
術者:
禪院直哉(呪霊化)
死滅回游編で初披露。付与された術式は
「投射呪法」。
暗闇の中に、巨大な一つ目がついた膣・子宮・卵巣がそびえ立つ領域を展開する。
死後呪霊となった直哉が、更に追い詰められた末に会得した領域展開である。
能力は、生前使っていたを更に強化、細分化したようなもの。
「1秒間に24回の動きをトレースする術式」を必中にすることで、「触れた相手を、投射通りに動かなければ1秒間静止する」副次効果を相手の細胞一つ一つに至るまで適用し、
迂闊に動いた相手は内臓や身体が勝手にグズグズになって自壊するようになる。
手順として、投射呪法をフィルムにして相手に打ち込む必要があるのだが、当然この能力は必中。久方ぶりに登場した「必中必殺型」の領域と言える。
おおよそ弱点らしい弱点がなく、対抗策の無い相手は勝手に衰弱していくえげつない術式だが……
相手が悪すぎた。
印相は『伎芸天印』。
名称の由来は「月宮殿」は
月の都のこと。
・胎蔵遍野
私の領域にその程度の術で耐えられると思っているのか?
術者:
羂索
九十九戦で初披露。付与された術式は
「無重力機構」。
夥しい数の人面と人体が組み合わさった、樹木のような物体を背後に顕現させる。
本人が天元に次ぐレベルに高度な結界術の使い手だけあって、宿儺の「伏魔御厨子」同様
結界により標的を閉じ込めないタイプの領域展開である。
「周囲を無重力状態にする術式」を反転させて必中にすることで、強烈無比な圧力で相手を頭上から叩き潰す。
何気に反転した術式でも領域に付与できる事が判明した領域でもある。
印相は『反叉合掌』。
名称の由来は「胎蔵」が仏の慈悲が大衆を救済する事、「遍野」は一面に広がった様子を意味する。
術者のやった事を考えると、何とも皮肉である。
・三重疾苦
術者:
万
宿儺戦で披露。付与された術式は
「構築術式」。
虫の神経が大量に立ち並ぶ以外は何もない白い空間が広がる、シンプルな領域を展開する。
「無から物質を構築する術式」を必中にすることで、創造した液体金属の完全なる真球を炸裂させる。
真球は接地面積がないために無限の圧力を生じさせ、触れたものを跡形も無く粉砕するとされている。当然直撃すれば即死であるため、まさに必中必殺ともいえる領域である。
が、作中では液体金属に完璧に適応した魔虚羅により粉砕された。
印相は『
地蔵菩薩印』。
名称の「疾苦」は病気で思い悩むという意味。病気を意味する英単語の「sick」ともかかっており、術者の性格から考えて
恋の病を指している可能性がある。
また現状で唯一
漢字通りのルビが振られない名称をした領域である。
・真贋相愛
全て僕が悪い
だから この領域内で全てに決着をつける
術者:
乙骨憂太
仙台コロニーの戦いで発動が中断し、後に宿儺戦で披露。付与された術式は
「模倣」。
周囲を淡路結びの水引が囲み、
コンクリートの墓標と無数の刀が突き立った領域を展開する。
「必中術式を選択可能」という、あらゆる領域展開の中でも最上の性質を誇る。
この性質上、設定する術式によっては相手を致死に至らしめられる必中必殺の領域展開。
さらに領域内に突き刺さった刀はそれぞれランダムに「模倣」した術式を内包しており、乙骨のみがその効果を引き出すことができる。
どの刀にどの術式が宿っているかは手にするまで分からないが、逆に言えば手にした瞬間に乙骨は術式効果を把握できる。
刀は使い捨てであり一度術式を発動すれば朽ち落ちるが、基本的に本数制限はなく、同じ術式を内包した刀はあちこちにある。
作中では必中術式として天使の
『邪去侮の梯子』(術式を無効化する術式)を付与、宿儺の大部分の行動を無力化した。
さらに刀に内包された術式として
烏鷺亨子の
「空」を操る術式、
狗巻棘の
『呪言』、ドルゥヴ・ラクダワラの
『式神の軌道に領域を引く術式』(名称不明)、シャルル・ベルナールの
『G戦杖』(対象の血を消費しての限定的未来視)、さらには
宿儺の
『捌』までもコピーして行使した。
印相は『荼枳尼天印』。
名称の由来は「真贋」が本物と偽物の事、「相愛」が互いに愛し合う事を意味する。
・麻魔出霞屠
術者:
平ロボコ
第96話「遊園地とロボコ②」にて、遊園地まで追いかけてきた敵対組織EDENの幹部
元カレアームズ戦のクライマックスで披露。付与された術式は
「ガストの再現」。
ロボコの背後に、全国展開しているレストランチェーン店「Cafeレストラン ガスト」の店舗を文字通り展開する。
展開時に対象はガスト店内の席へ転移され、領域展開中は席を立てなければ声も出せず、一切の抵抗が通用しなくなる。
さらにその状態でロボコ本人の「無駄な情報が多すぎる」上に「オチも分かる」つまらない話を朝まで(現実では一瞬)強制的に聞かされる。
話がつまらなければつまらないと感じるほど体幹時間は長くなり、永遠にも似た耐え難い時間を余儀なくされ、最終的に対象の精神を破壊する。
領域自体の殺傷能力は皆無なため、する機会があるかは置いといて領域の押し付け合いにも強いと思われる。
作中ではギャグのノリが通用しない強敵相手にロボコも苦戦を強いられ、一方的にボコボコにされてしまう。
そしてアームズが凡人に手を出そうとした際に「最後の手段」として使用。
アームズも着席してすかさず手の機銃をロボコに撃つも、攻撃が一切効かず延々と話を聞かされる羽目に。
つまらない話を聞かされていくうちに「何もかも見える!!オチもわかる!!なのにいつまでも情報が完結しない!!故に何もできん!!」とロボコの話の特性を理解し、精神が破壊され戦闘不能となった。
印相は『内獅子印』。
忍者が使う所謂「九字印」の一つで、「者」と呼ばれることも。
自分の内側を問題を具体的に解決するため、実際に動き出す気持ちを高めていく印。
単に作者的にそれっぽい印を描いただけの可能性あり。
【能力が不明な術者】
・詳細不明の領域
烏鷺享子、
石流龍がそれぞれ発動しようとした領域展開。
仙台コロニー編終盤にて、拮抗した状況を打破するために石流と烏鷺に乙骨を加えた三者が同時に展開しようとした。
しかしそれ故に領域自体が相殺され、また
黒沐死の子の乱入もあって瓦解。結果的にどんな能力かは不明なままとなった。
それぞれ印相は石流は『孔雀明王印』、烏鷺享子はおそらく『
軍荼利明王印』。
二人とも不明のまま脱落、フェードアウト。
九十九由基も自身の固有領域を所持しているようだが、本編では使われていない。
羂索戦においては上記のシン・陰流簡易領域を使用したため披露されることはなかった。
術者:
虎杖悠二
人外新宿魔境決戦終盤に宿儺に対して使用。
虎杖が幼少を過ごした
岩手県の思い出の場所を巡る風景となっている。
領域内では虎杖は宿儺戦で負った傷が消えており、宿儺は虎杖に受肉していた頃の姿に戻っている。
宿儺がこの領域の疑問について虎杖に聞くが、虎杖本人は、
「俺だって必死こいてんだからよく分かってねぇよ」と発言している為、虎杖本人ですら状況を正確には把握できていない。
術式の効果は「解」の必中化。
縛りにより対象を人間と受肉体の境界に絞ることで確実に引き剥がしを行えるようになる。
印相は閻魔天と同一視される菩薩の一尊、『
地蔵菩薩』。
「領域展開」
「記事項目追記修正」
- 五条は「領域内で発動した技は絶対当たる」って言ってたけど、実は必中技とただの威力バフ乗った技(普通に狙って撃たないと当たらない)があるのがややこしいところ -- 名無しさん (2022-10-18 16:29:37)
- 渋谷事変までレア(奥義)感を維持するため使用者絞ってると思ってたが死滅回遊で設定変更したあたり強力すぎて作者も持て余したってのが真相なのかな… -- 名無しさん (2022-10-18 18:42:36)
- 使えば実質即死。しかし強者相手には効かないという、恐ろしくバトル作品では使い難い必殺技だからな -- 名無しさん (2022-10-18 19:00:08)
- 相撲の奴は簡易領域って言われてました -- 名無しさん (2022-10-18 20:24:18)
- 呪霊は無量空処 -- 名無しさん (2022-10-18 21:29:14)
- ゴキブリが乱入しなかったらその時点で一番強い制限解除中の乙骨の領域が他を塗り潰すだけじゃね?ウロとリーゼントは協力して乙骨に対抗しようとしてるわけじゃないし -- 名無しさん (2022-10-18 21:54:30)
- 最初の頃は使ったら決まるか、破られて追い詰められるかの2択だったから必殺技と言うより最後の切り札感があった。卍解みたいな感じ -- 名無しさん (2022-10-19 00:41:58)
- 上×2そう単純な話じゃないと思う。秤の領域展開みたいに押し合いに強いタイプもある。ウロなんかは時代考えりゃ必殺効果抜きの領域だった可能性高いし(元々の時代より)乙骨の領域が必殺性まで持ってりゃそれだけで不利だ -- 名無しさん (2022-10-19 09:22:47)
- あれ、三代の領域項目って削除されたのか。あれ「領域」って説明されてたしビジュアル的にも領域展開と思ったんだけど -- 名無しさん (2022-10-19 14:13:31)
- ボーボボワールド -- 名無しさん (2022-10-19 15:08:00)
- 例のメイドロボも似たようなの展開できましたね… -- 名無しさん (2022-10-19 16:51:56)
- あくまで「現在」の術師の中では使用者が少ないだけで昔の人物や呪霊には当てはまらないんだろ -- 名無しさん (2022-10-19 20:22:20)
- 格ゲーで言うと超必殺技というよりはオリコンみたいな共通システム技っぽいイメージ 共通といいつつ使い手は一部だけだけど -- 名無しさん (2022-10-20 01:53:48)
- ↑×5 河童の領域はちゃんと球形の結界だったし時間の流れが領域の中で違うから歴とした領域展開だと思う。真希の「簡易領域!?」ってリアクションに引っ張られて簡易領域って思ってる読者多いけど、真希は普通の領域みたいにいきなり相手を閉じ込めなかったから勘違いしたのでは -- 名無しさん (2022-10-20 11:56:22)
- こいつらいつも術式の必中効果を無効化してんな -- 名無しさん (2022-10-20 17:08:06)
- 必中も必殺の効果もなく、相互の同意が必要と言う縛りのキツさから考えると、カッパの領域って押し合いの強さで言えば頂点クラスかな相撲だけに(宿儺とかの規格外を除外すれば) -- 名無しさん (2022-10-21 19:23:46)
- 作者が30代なら固有結界の影響を受けていると思う -- 名無しさん (2022-10-21 21:49:14)
- 韓国で似たようなポーズ流行ってるなあ -- 名無しさん (2022-10-21 22:05:22)
- 卍解を習得できるのは一握りの強者だけと同じ匂いがする -- 名無しさん (2022-10-23 04:10:03)
- モデルはボーボボワールド? -- 名無しさん (2022-10-23 09:31:40)
- 心象風景が反映された俺ルール空間の展開って割とよくあるアイデアだから微妙 -- 名無しさん (2022-10-29 15:41:03)
- 実際1級以上で修得してる奴はごく僅かだな、ただ過去の術師や野良術師、特級呪霊等はまた別 -- 名無しさん (2022-12-04 01:18:22)
- 「結界は閉じ込めることに特化してるから外から入るのは簡単(ただし入るメリットはほぼない)」って設定は以前から説明されてたが、「結界は外側からの攻撃に脆い(外からなら破壊可能)」と明言されたことで一気に使いどころを選ぶ技になった。敵の人数と戦力を正確に把握して使わないと自滅負けの危険大である -- 名無しさん (2023-06-14 22:30:38)
- 閉じない領域による効果範囲の拡大が外から結界の破壊ができることにつながるコンボが強いな.昔は領域使い多かっただろうし一対多を想定してるんだろうか -- 名無しさん (2023-06-15 16:18:19)
- ↑4 でもその多用される技体系に領域展開という固有名詞をつけた功績はでかい 固有結界やボーボボワールドじゃ様にならんだろ -- 名無しさん (2023-06-17 03:34:00)
- 呪術の最奥にして術師の切り札 -- 名無しさん (2023-08-25 19:16:23)
- 英語で「Domain Expansion」なのかっこいい -- 名無しさん (2023-10-26 05:12:09)
- 簡易領域で身を守れるけどやっぱり必中効果が強すぎる。 -- 名無しさん (2023-11-09 19:06:24)
- 好きな領域展開は呪いの王のと人間から生まれた呪いのヤツ。厄介度高過ぎ -- 名無しさん (2023-11-10 19:19:53)
- 呪術廻戦展で作者が「領域展開を出したもん勝ちの最強必殺技になるような単純展開にしたくなかった」みたいなこと書いてたから弱体化、対策の普及は必然… -- 名無しさん (2024-08-24 17:04:20)
- 乙骨in五条ボディが無量空処使ったことで人格が違っても一つの術式(を宿した肉体)からは同じ領域展開しか出ないと確定。歴代無下限(の領域展開習得者)は全員無量空処だし十種は嵌合暗翳庭にしかならないんだろう -- 名無しさん (2024-09-10 23:55:47)
最終更新:2025年03月14日 02:44