登録日:2024/08/09 Fri 04:20:37
更新日:2024/09/12 Thu 22:31:24
所要時間:約 15 分で読めます
概要
監督は前3作の長崎健司に代わり、『
DARKER THAN BLACKシリーズ』で
ボンズと組んだ岡村天斎に変更。
今作では長崎氏は「アニメーションアドバイザー」の役職に就いている。
テレビシリーズと同じスタッフとして、脚本に
黒田洋介、メインキャラクターデザインに馬越嘉彦、音楽に林ゆうきが携わっている。
今作は、本編における最終決戦の直前、具体的にはテレビアニメ第7期中、
青山優雅が拘束された後~
死柄木弔・
オール・フォー・ワン一派との第二次決戦の間の出来事に位置付けられる。
出久ら1年A組メンバーが決戦への準備を整えつつ周囲の治安維持を強化している中で、予想外の強敵が彼らに立ち塞がる。
その相対するヴィランとは、オールマイトに代わる新たな「象徴」を自称する
「ダークマイト」。
見た目はそっくりながらも何もかもが
オールマイトとは正反対の「力」の化身に出久達は死力を賭して立ち向かう。
そんな中で、ダークマイトに利用される令嬢アンナと、彼女の命を狙う青年ジュリオのドラマも並行して描かれる。
今まさに原作本編が完結しようという時に、1980~2000年代に多く見られたジャンプ系アニメのアニオリ要素を彷彿とさせるダークマイトの登場にファンは色々な意味で恐れおののいた。
「令和の時代にダーク○○が出るなんて!」「オタクの妄想なんじゃないの?」等の意見も寄せられた。
しかし、ダークマイトの登場を提案したのは他でもない堀越先生本人であり、いざ映画が公開されるとそのあまりに強烈なキャラクター性にファンや観客からは
賛否両論が寄せられている。
更に、時系列面も踏まえると
死柄木をはじめとしたヴィランとの最終決戦前の1週間の間に雄英を襲撃するというヒーローと敵側の双方から見ても邪魔でしかないという迷惑極まりないキャラであり、本編で轟が
荼毘の正体判明後にエンデヴァーに対して言っていた
「後にしてくれ!」の台詞が思い浮かんだファンも多数いるとか。
第2作と第3作の4D版は初公開から少し遅れての上映開始となったのに対し、本作では公開当初から4DX・MX4Dでも同時上映され、更には劇場版シリーズでは初めてIMAXやドルビーシネマでも公開された。
OPはVaundyの「ホムンクルス」。公開前には同曲が主題歌として紹介されてたが、公開日にはEDにしてもう一つの主題歌であるVaundyの「GIFT」の情報が解禁された。
ちなみに「ホムンクルス」はタイトル名が後に記載してあるダークマイトの個性名を示唆しており、歌詞中の「俺が来た」というフレーズから「ダークマイトのテーマソングでは」と囁かれる事も。
ストーリー
死柄木弔率いる
超常解放戦線とヒーローの全面戦争によるヒーローサイドの事実上の敗北、そしてオール・フォー・ワンの扇動による刑務所の囚人集団脱獄により日本の社会秩序は崩壊した。
しかし、アメリカのヒーロー
スターアンドストライプの
自己犠牲が死柄木に与えたダメージにより、ヒーロー側は第二次決戦のための準備期間を設けられた。
緑谷出久ら
雄英高校ヒーロー科の生徒もまた、荒廃した各地の治安維持をしつつ決戦への準備を進めていた。
そんな中、出久は逃走したダツゴクを追跡していたところ、一人の女性が人質にされているのを目撃する。
そこへ現れる、女性に銃弾を放った眼帯の青年。だが、直後に女性は謎の集団に奪われてしまった。
その集団を指揮していた男───彼の姿はオールマイトと瓜二つであった。
だが男は自らを「新たな象徴」と名乗るものの、自らの力を誇示し、周囲への被害すら厭わない傍若無人さは、あまりにオールマイトからかけ離れていた。
そして、「闇」を象徴する者として「ダークマイト」を名乗る男は、正体不明の“
個性”を使って巨大な要塞を創造する。周囲にいた出久達A組の生徒も巻き込まれてしまった。
要塞の中で出久は攫われた女性・アンナを殺そうとした眼帯の青年・ジュリオと出会い、彼に協力を依頼する。
だがジュリオには、アンナ自身の「頼み」を遂行する使命があった。
アンナを利用し、暴虐の限りを尽くすダークマイト。彼の狙いは、遂にオールマイト自身へと向かう。
そして、オールマイトが託した真の「次なる象徴」───出久、爆豪、轟らA組の生徒は、偽りの象徴打倒へと動き出すのだった。
登場人物
ご存知主人公。オールマイトに後継者と見初められ、「オールマイトが笑顔で人々を救ける姿」に憧れた少年。
ワン・フォー・オールの“個性”は2ndを除いて全て使いこなせており、戦闘面では既に完成されつつある。
ダークマイトの語る、身勝手な次代の象徴論を真っ向から否定し、彼に全力で立ち向かう。
その中で、人質になったアンナと複雑な関係を持つジュリオに真摯に向き合い、彼の本当の想いを引き出そうとする。
ご存知大・爆・殺・神。出久の
ライバルにして、「オールマイトがどんな敵にでも勝つ姿」に憧れた少年。
しかし、今は「ただ勝つだけでは駄目だ」と自覚し、幼馴染との関係も含めて少しずつ成長していった。
入学当初は大雑把だったクラスメイトへの指示も、今作ではより的確で分かりやすいものとなっている。
ご存知二刀流ヒーロー。ヒーロー・エンデヴァーの息子にして、「なりたい自分としてのオールマイト」に憧れた少年。
冷凍・燃焼の“個性”の精度を上げており、最終決戦前の今作では爆豪とのコンビネーションも併せて自在に活用していた。
デボラが見せた夢では
燈矢を含めた家族と団欒を過ごしていた。
出久と同じAチームのメンバー。
ジャングルのステージに入り込み、その後一人迷った出久を追ううちにデボラと遭遇、昏睡状態にさせられた。
爆豪と同じBチームのメンバー。
粗暴ながらも的確な爆豪の指示に従い、地道に敵の罠を突破していった。
轟と同じCチームのメンバー。
A組内では真っ先にデボラに遭遇してしまい、全員夢を見せられた。飯田と障子の夢が哀愁漂う。
ちなみに峰田と上鳴の夢は煩悩丸出し、梅雨ちゃんの夢は癒し。
ヒーローサイド
神野での戦いで全ての力を使い果たし、出久や次代のヒーロー達に「象徴」を託した元No.1ヒーロー。
だが、突如現れた自分の後継を名乗る男、ダークマイトに困惑。
通信での会話も全く的外れな御託ばかり喚かれ、彼を全否定した。
そして、ダークマイトから「古い世代」として排除の対象と扱われ、雄英高校ごと命を狙われる。
公開時に配布された入場者特典『Vol.Next』一問一答コーナーにてこれまで
女性経験なしだったことが明かされている。
オールマイト引退後のNo.1で、現在は贖罪のために戦っている。
移動する巨大要塞の足止め役を買って出、最大火力を使って侵攻を止めようとする。
司令部にて対ダークマイトの作戦の指揮を執るヒーロー。
巨大要塞侵攻を止めるために現場にも出撃する。
根津校長が派遣した巨大要塞への斥候。
透過の“個性”を活用して要塞に侵入し、避難民の誘導にあたる。
雄英高校の司令塔。
向かってくる巨大要塞への対策を講じる。
- シンリンカムイ
- エッジショット
- Mt.レディ
- リューキュウ
- ミルコ
- バーニン
- セメントス
巨大要塞戦の応援に駆け付けたヒーロー達。
主に避難民の救助や要塞内の
巨大生物と戦う。
OFAの意思として、出久の中で彼を見守る存在。
出久の夢の中に現れ、彼を現実に引き戻した。
ヴィランサイド
今回の騒動は彼らの関与しているものではない。
この事実が判明したおかげでダークマイトの面倒臭さと傍迷惑さが更に上がった。
しかし彼らは虎視眈々と動く時を見計らっている……。
ゲストキャラ
貴方達はお嬢様の“個性”がどういうものか
まるでわかっていません
CV:
宮野真守
本作のもう1人の主人公。
出久が知り合った、右目の眼帯に燕尾服を身に纏い、身体の半分がサポートメカで構成されている謎の青年。ギザ歯。
口調こそ執事然とした慇懃なものだが、時折素の粗暴な口調が垣間見える。
ヒーローのガキ様ですね
爆豪からのあだ名は「イケモブ」。
多数のギミックが内蔵された大型
バイクを愛用し、他にも右腕内蔵の銃やマシンガン、小銃といった現代兵器を使いこなしている。
ダークマイトが利用するアンナを執拗に殺害しようとしているが、出久から彼の気持ちに迷いがあると見抜かれ阻止される。
その正体はアンナ専属の使用人。
アンナの“個性”の暴走を止めるためにシェルビーノ家に雇われ、彼女とは相互補完的な関係を築き上げていった。
だが、ゴリーニファミリーの襲撃でアンナを拉致され、自身はそのときのケガで全身に欠損を負い、“個性”が使えなくなってしまった。
今もなおアンナを救うことを諦められずにいる気持ちを出久に知られたジュリオは彼女の救出を提案され、出久の持つ真摯さを信じ、協力することになる。
右手で触れた人間の個性因子を、自分の個性因子で相殺する。ジュリオはこれによりアンナの個性因子の暴走を防いでいた。
しかし、先の襲撃で右腕は瓦礫の下敷きとなり切断を余儀なくされ、個性因子を持つが“個性”を使えない、後天的無個性になってしまった。
CV:生見愛瑠
ヨーロッパの財閥・シェルビーノ家の令嬢。かわいい。
ダークマイト率いるゴリーニファミリーに囚われの身となっており、その脱走中に出久達に発見され、今回の騒動に発展した。
デボラの“個性”で洗脳され、ダークマイトの言いなりになっており、彼らの思うがまま、ファミリーメンバーの“個性”を増幅させている。
自分の持つ“個性”により屋敷に引きこもり、まともな少女時代を送れずにいたため心を閉ざしていた。だが、ジュリオと出会い、彼の持つ“個性”で「普通のお嬢様」になり、笑顔を取り戻していった。
やがて、主従以上の感情をジュリオに抱くようになる。
そんな中でも自分の暴走を恐れ、ゴリーニファミリーに狙われる前から「もし私が私でなくなったら、貴方の手で殺して」とジュリオに頼んでいた。
そして、洗脳により身体の自由を奪われてしまった彼女が選ぶ道とは……?
触れた人間の個性因子に作用する因子を過剰に投与し、対象の個性を増幅・強化させる。
増幅が成功した場合周囲に花が咲き乱れる効果があり、自身の髪の色が少しずつ青黒く変色していく。
ただし、まともに機能出来る人間はごくわずかであり、普通の人間であれば因子の変容に耐えられず昏睡してしまう。
CV:
宇垣秀成
ジュリオの雇い主。能力が暴走してしまうアンナを不安に思っていたが、彼の働きに感謝していた。
しかし、本編前にゴリーニファミリーの襲撃によって殺されてしまう。
ゴリーニファミリー
CV:
三宅健太(二役)
本作のメインヴィラン。
オールマイトと瓜二つの外見をした謎の男で、ゴリーニファミリーの「ボス」と呼ばれている。
姿形はオールマイトそっくり。だが顔の陰影が微妙に異なる他、高級感のある白スーツを纏い指には金の指輪を複数はめており
絶妙にパチモノ感や成金感が漂う。
熱狂的かつ偏執的なオールマイトフォロワーであり、オールマイトの
「次は君だ」の宣言をテレビで見て曲解した結果
「新しい象徴」を自称しだした傍迷惑な後継者気取りだが、
粗暴、ナルシスト、傍若無人の3つが合わさった自己顕示欲の塊な内面は何一つとしてオールマイトと重ならない。
部下への容赦もなく、失敗した者には非情な粛清を下す。
「エンターテイナー」も自称しており、一挙一動が全て芝居じみ、
あらゆる挙動をショーのように見せびらかすのが癖。
おまけにオールマイトの象徴性を「誰にも負けることの無い力」だと偏見に満ちた浅い解釈をしており、
「力ある者は弱者を蹂躙して構わない」と歪んだ倫理観と合わせて如何なる非道にも手を染める生粋のヴィランだが、一方でオールマイトのことを尊敬・リスペクトする意志
だけはブレないのがタチが悪い。
劇中でその人間性から「お前の持つ象徴は『闇』だ」とオールマイトから痛烈に批判されたことに
テンションが上がり、自分からノリノリで「
ダークマイト」と名乗るようになった。
その後は力を失ったオールマイトとオールマイトが積み上げてきた全てを破壊して、自分が新たな平和の象徴として君臨して日本を平定することを目論み、超巨大要塞を駆り雄英高校襲撃を敢行した。
投げた金貨から器物や巨大要塞を作り上げるという奇怪な“個性”を持っているが……?
ゴリーニファミリーの二代目ボス。
昔からオールマイトの力に憧れていたが、先代である父(CV:青森伸)にオールマイトへの浅い解釈や恐怖政治による部下のコントロール手法などを真っ向から論破・否定された怒りから衝動的に父を殺してボスへと就任。
更にアンナの“個性”で自分の地位を盤石なものにしようとした。
オールマイトそっくりな容姿は自分の“個性”による変装であり、素顔はオールバックの黒髪とまるで別人で、いかにもマフィアと言った顔つきである。
錬金によって生み出したゴールデンエイジのコスチュームを着用した際には本人よりもマッチョとなったが、本当の性格も、自己顕示欲だけが肥大化し自分の地位が脅かされることに怯える、どこまでも「小さな」男。
「触媒」を介してあらゆるモノを創造する個性。
劇中では触媒として金貨を用いており、金貨を介して
あらゆる物体の形状・性質を変えたり金貨から物質を生み出す。
武器だけでなく異形の戦闘人形
「錬金兵」を生み出すことも可能で、戦闘以外でも中継カメラやドローン、建造物さえも生み出せる。
ただし、八百万同様あくまでモノであり生物や有機物は創造できず、ジャングルなどはイミテーションの木で作っていた。
変質した物体は自在に再生可能であり、破壊後の再生速度は凄まじい。
作中では巨大な拳を生成したり、地面から触手のような杭を伸ばしたり、自分自身に『錬金』を施すことで肉体強化させたりとその用途は極めて多種多彩。
加えてオールマイトの後継者を自認するだけあって相応に肉体を鍛えており、非常に高い肉弾戦能力も有する。
技名にはオールマイトを意識してるのか、イタリアの地名が含まれている。
- BOLOGNA SMASH
腕を振り回して相手をパンチする技。
出久の顔面にヒットし吹っ飛ばされた後は一時的に気を失っていた。
光を纏った拳によるパンチ。
デトロイトスマッシュに拮抗する程の威力。
+
|
象徴だ…!俺が…俺が世界の全てだ…!! |
アンナの個性因子の許容量が悪用され続けた事により限界を迎えて暴走し、それに気絶していたバルドが巻き込まれ、錬金が勝手に発動してしまった事により変貌してしまった姿。
ダークマイトと同様の触覚が後頭部に生えており、肉体もオールマイトのコスチュームを模したものとなっている等、面影は残っているが、
その容姿は 不気味な笑みを浮かべた脳無の如き異形の怪物に変わり果ててしまった。
パワーもダークマイトとして扮していた時と比べると出鱈目なものになっており、理性もなくただ破壊の限りを尽くす。
デザイン原案の堀越氏曰く、 「オールマイトになりたい者の末路」「根源的な情景が無意識に形取られている感じ。」との事。
|
余談であるが、バルドの誕生日は6月10日であり、何の偶然か本物のオールマイトこと八木俊典の誕生日と同じ日である。
また、声を担当した三宅氏は入場者特典『Vol.Next』にて「オールマイトの演技がダークマイトに引っ張られて何度かリテイクを食らった」と話している。
CV:
寿美菜子
ゴリーニファミリーの幹部。唯一の女性メンバー。
帽子を被った高慢ちきな女性で、アンナを意のままに操っている。
個性:『ブレイン・リモード』
目で見た人間に自在な夢を見せ、感情・行動を操作する。
素の実力では一度に一人が限界だったが、アンナの“個性”による増強でその制限を撤廃している。
CV:てらそままさき
ゴリーニファミリーの幹部。紳士風の中年男性。
知恵に長け紳士的な振る舞いを取りつつも慇懃無礼な口調が特徴。
個性:『ドレイン・スポット』
自分の周囲の物体の時間を遅延させる。ただし、自分と自分が触れたものには効果がなく自在に動いたり動かしたりできる。
弾丸ですら亀のように遅くすることが出来るが、あくまで動きを遅くするだけで止めることは出来ない。
CV:小林裕介
ゴリーニファミリーの幹部。若い異形種の青年。
実はギンジに出し抜かれてアンナを取り逃してしまった張本人。
そのため、血気盛んな性格も相まって汚名返上するべく成果を上げようと必死になっている。
個性:『アン・イデオロギー』
特定の地点にいる人間の“個性”を消滅させる。対象地点は自在に操作可能。
そのため自身の周囲数メートルだけ“個性”が発動できる空間が存在しており、パウロ及び彼の仲間だけが一方的に“個性”を使って敵を嬲るという理不尽極まりない戦術を使用する。
ただし自身が移動してしまえば“個性”が発動できる空間も移動してしまうため、パウロ自身仲間との連携がとりづらいという欠点がある。
また、彼自身他に能力を持たないため、護衛となる仲間がいない状態で接近されれば脆い。
CV:
小野友樹
ゴリーニファミリーの幹部。鼻長で背の低い男。
ダークマイトの側近として常に側に控えている。
個性:『回遊』
任意の物体を自在に動かせる。
似たような“個性”を持つウーゴとは違って生物にも適用可能。
実は作中でダークマイトが生み出した巨大要塞が移動していたのは彼の“個性”によるものである。
勿論、元々はこんな大規模に行使できる“個性”ではなかったがアンナの強化によって広範囲に“個性”を行使できるようになった。
CV:魚健
ゴリーニファミリーの幹部。小柄で手の長い猿のような老人。
ジルの肩に乗りながら敵を小馬鹿にしつつ挑発しながら戦い、翻弄する。
個性:『念動力』
触れずに物体を動かす。ただし生物には適用できない。
作中では大量の瓦礫をぶつけるように操って攻撃を仕掛けていた。
どうやら一度に操れる物質の総量は決まっているらしいが、アンナの強化を受けることでその総量が大幅に増加した。
CV:なし
ゴリーニファミリーの幹部。ゴリラのような大男。
寡黙で、殆ど喋らない。
個性:『任意移動』
自分の立ち位置を自在に瞬間移動できる。ただし目視できる場所でなければならない。
アンナの強化によって移動速度が大幅に上がっているらしく、これによって事実上の瞬間移動が可能になった。
CV:菊池通武
ゴリーニファミリーの幹部。眼鏡をかけた中年男性。
ムードに合わせた衣装を用意し、何故かノリがいい。
個性:『怪物召喚』
異形の怪物を召喚し、操る。一体一体の耐久性は低い。
アンナの強化によって一度に召喚できるモンスターの数が増えた。
CV:堀井茶渡
ダツゴクの一人。アンナの“個性”に適合し、ゴリーニファミリーに加わっていた。
欲を出してアンナを奪い逃走したが、A組やジュリオと乱戦になり、最後はダークマイトに粛清された。
個性:『暴食』
腹から生えた大口で、あらゆる物体を捕食する。
アンナの“個性”の影響か、両肩からも口の生えた触手が飛び出していた。
用語集
ダークマイトが自分の“個性”で創り出した超巨大な要塞。
当初は大量の電飾で彩られたクルーザー型飛行船だったが周囲の建物や
自動車を取り込み、巨大な建造物へと成長した。
自己修復が著しく速く、外壁を破壊してもすぐ元通りになる。
内部は張りぼてではあるが、街や遊園地、ジャングルに山岳地帯など様々なロケーションで構成されている。
また外見には多数のダークマイトの彫刻像が立ち並んでおり、デザインセンスは若干悪趣味。
ジュリオの肉体の半分を構成している機械。
様々な武器を内蔵している義手の右腕、スコープとなっている右目、そしてブースターが内蔵されている左足がある。
また、本人が気絶しても自動で活動する仕組みとなっている。
ダークマイトが率いるヨーロッパ圏最大の犯罪組織。
構成員は当初2万人いたと言われるが、アンナの個性に適合するか否かの選別が行われ、現在ではダークマイトを含めて8人のみになった。
ただし、全員切り捨てられたようではなく、4人程名無しの構成員が事件の時に着いてきている。
ダークマイトの個性によって作り出された怪物の兵隊。
マフィアさながらのスーツを身に包んでおり、顔に奇妙なマスクを付けている。
終盤では、数体ほどが融合し不気味に蠢くサンゴの様な物体となった。
1つ問おう!良項目を作るには何が必要だと思うかね?そう、追記・修正だ!
- 諸々の描写や用語から鋼の錬金術師のパロディかオマージュではないかと思った所もあったが流石に偶然かな -- 名無しさん (2024-08-09 06:36:36)
- 7月くらいの他作品の映画を見に行った際にやたらと公開前予告でインパクトを発揮したせいで、「ヒロアカ見たことないけどダークマイトは知ってる」みたいな人を量産してるとか何とか… -- 名無しさん (2024-08-09 06:57:55)
- ↑2 アニメ作ってるボンズが25周年らしいし代表作のハガレンをセルフオマージュしてる可能性はありそう -- 名無しさん (2024-08-09 07:56:39)
- デボラ、ブルーノ、パウロが誰かと組んでたら攻めてきたら危なかった -- 名無しさん (2024-08-09 08:16:37)
- 奪還のロゼ最終幕と今回のヒロアカは、映画館を出る人達の顔が対照的と言われてたけど、2作共見た自分もそれを実感する内容だったわ。あとジュリアン尊い。 -- 名無しさん (2024-08-09 08:19:55)
- 登場人物に青山くん出てこないって事は、そういう事よね? -- 名無しさん (2024-08-09 10:00:35)
- ダークマイトの、如何にも「劇場版アニオリ悪役」って感じ良いわ〜って思ってたが、皆さん同じこと考えてたようで。 -- 名無しさん (2024-08-09 12:17:03)
- ↑4 子供ヒーロー相手に本気に攻めてきてなかったからそうだったけどプロヒーロー相手ならそうしてたかもね -- 名無しさん (2024-08-09 13:15:51)
- 小物だったけど素顔を晒されても象徴を目指して立ち上がったバルドのメンタルは評価したい。まあ最終形態がアレなんだがな! -- 名無しさん (2024-08-09 14:37:23)
- 最終形態が最初、某量産機に見えた。アクションシーンはいつものヒロアカ映画らしくやり過ぎな演出で面白かったし、三宅さんの演じ分けが凄かった。 -- 名無しさん (2024-08-09 15:42:14)
- ギンジが裏切ったおかげで、アンナの存在が公になり、ジュリオが現れてアンナを殺そうとしたりで表立って行動するしかなくなったのは、ヒーロー側としてはマジで良かった。最終決戦後に来られたら本当にアウトだったわ。ありがとうギンジ!!! -- 名無しさん (2024-08-09 18:48:32)
- 「『ウルトラシリーズ』ファンなら、オールマイトに対するダークマイトはウルトラマンオーブであるガイさんに対するウルトラマンオーブダークブラックノワールシュバルツになろうとしたチェレーザを思い浮かべれば大体あってる」と聞いたけれど……本編では残念ながらその機会には恵まれなかったがチェレーザはガイさんへの敬意そのものは本物だからガイさん本人から「ウルトラマンを目指して自分のやったことの何が間違っていたか」を聞けば多分過ちを理解してくれそうな奴ではあった。……ダークマイトは「次は君だ」を勝手に自分のことだと信じきってオールマイト本人が直に説得してすらまるで届かないどころか変な方向に開き直った上やたら強いとここまでタチの悪い悪の偽ヒーローそういるかなあ……? -- 名無しさん (2024-08-09 20:30:37)
- ↑4この手の偽物悪役には珍しく変装解かれても本性出さずに折れないのは本当にメンタルが強い(悪い意味で) -- 名無しさん (2024-08-09 21:00:10)
- 上映中だけど項目詳しく書いて大丈夫なのかな 結構ネタバレ入ってる -- (2024-08-09 21:45:10)
- 余談の部分pixivで「〇〇つながり」って延々無駄な関連項目書いてるやつみたいでキモい -- 名無しさん (2024-08-09 22:40:31)
- 余談の部分、映画本編と関係ない記述ばかりだから消してもいいのでは? -- 名無しさん (2024-08-10 00:59:30)
- ダークマイトは俊典のクローンだと思ってたんだけど蓋を開けてみれば5dsのZ‐ONEみたいなズコー感があったな…まぁあっちは中身は違えど違う形で英雄にはなれたががこっちはマジで見た目だけ… -- 名無しさん (2024-08-10 05:52:32)
- 余談の部分は共通点が多い!というよりは2つの映画から共通点を頑張って抜き出しました!って感じだからなくてもいいかな。互いに意識し合った作品とか、制作スタッフが同じであえてやってるとかでもないし、共通点を挙げたところで「で?」って話だし、今年の夏映画ってところが共通してる!ってのはもう無理矢理過ぎるよ… -- 名無しさん (2024-08-10 08:19:48)
- ステインさんブチ切れ案件 -- 名無しさん (2024-08-10 08:30:19)
- ↑3オープニング曲の名前とかそういうの思わせるミスリードだったんだろうか(ホムンクルスという曲名の意味合いは映画観てみたらわかる) -- 名無しさん (2024-08-10 08:51:48)
- アンナの父の髪がオールマイトの触覚と似てたから何かの伏線かと思ったがそんなことなかったぜ! -- 名無しさん (2024-08-10 13:03:57)
- ガッチャードとの共通点は他にも「腹に口の付いたゲストキャラが大暴れする(ギンジ·ガヴ)」「かつてヒーローに憧れた少年が成長しそのヒーローに背中を押され新時代のヒーローとして戦う(デク達とレジェンド)」等もある -- 名無しさん (2024-08-10 16:37:13)
- 余談って関係ないことを書いていい場所じゃないんだけど -- 名無しさん (2024-08-10 17:01:06)
- 余談は消して良いとおもわれる そこまで書いてたらもうなんでもありになる -- 名無しさん (2024-08-10 17:06:46)
- 恐らく汚らわしいpixiv編集者の差し金だ こいつら何でもライダーとかの他作品と絡めたがる -- 名無しさん (2024-08-10 19:37:40)
- 余談の記述を削除しておきました -- 名無しさん (2024-08-10 20:58:25)
- 消さなくて良いよ…「そういう共通点あるんだなw」程度で済むモノをわざわざ目くじら立てる事もないだろうに… -- 名無しさん (2024-08-10 23:12:21)
- ↑それを許したらもう箇条書きマジック並みの作品羅列になるからしょうがない しかも同じ時期に公開してるってだけなのに宣伝みたいなこと書いてたし -- 名無しさん (2024-08-11 00:45:27)
- 消えた余談のことより本編の話しろよ。もう余談に関するコメントも消していいんじゃない?(これ含めて) -- 名無しさん (2024-08-11 16:40:09)
- 汚らわしいだの豚だの喧嘩腰の連中が湧いてきちゃったし、コメント欄はあえてこのままでいいと思うよ 余談関連のコメント消したあと前みたいな余談復活したら絶対面倒くさいことになるし -- 名無しさん (2024-08-11 19:06:44)
- アニオタwikiらしくない文章やな -- 名無しの774 (2024-08-12 16:28:50)
- ダークマイトがなぜオールマイトに憧れたかあまり描かれなかったけど、オールマイトがあそこまで心酔されるくらいのカリスマだったってことなんだなと…にしてもとんだヤンデレ厄介オタクだなぁダークマイトはw -- 名無しさん (2024-08-12 17:22:39)
- ↑わざわざ理由を描く必要がないくらいカリスマ性が凄かったという意(言葉足らずだと思って補足しました) -- 名無しさん (2024-08-12 17:24:24)
- 無限月詠系の技食らうとコメディキャラはエロ系の、暗い過去持ちイケメンキャラは今はもう叶わない家族との幸せな夢見るのはこの手の技の定番になりつつある気がする -- 名無しさん (2024-08-12 19:05:34)
- 面子重視のマフィア組織じゃなきゃ、パウロは捨てていい人材じゃないよ -- 名無しさん (2024-08-13 08:26:50)
- サイモンとカミルは、パンフレット見ないと、個性が分からなかった -- 名無しさん (2024-08-13 08:28:28)
- あんま売れてないみたい -- 名無しさん (2024-08-13 22:56:09)
- 見た人の評価が賛否両論っぽいんだよな -- 名無しさん (2024-08-14 15:31:34)
- 賛否両論っていうかヒロアカ映画って割とそんなもんじゃない?エンタメに振れてるから良くも悪くも取り立てて大騒ぎするほどの代物にはならんっていうか あと普通に最終30億超えそうな勢いで推移してるのにあんま売れてないはねーよ -- 名無しさん (2024-08-15 00:32:01)
- 映画の演出上目立ちすぎちゃダメなのは分かるんだが、もうちょいエンデヴァーってパワーあるだろって思った -- 名無しさん (2024-08-19 14:54:45)
- ダークマイトは人気出そう。ネタキャラとして -- 名無しさん (2024-08-19 17:22:43)
- IP「2001:268:9a51:ea8e:e4e6:17ff:fe7d:4ed7」の方のコメントが特定ジャンルのファンに対する誹謗中傷と思われる用語を使用していたことから、荒らし報告ページへの通報を行いました。 -- 名無しさん (2024-08-21 08:23:23)
- 三宅健太すごいね。オレ、これで初めてヒロアカアニメ観たんだけど、クレジット見るまでオールマイトとダークの声優別人だと思ってた。似た外見のキャラで似た見栄切っても、ヒーローとヴィランでこうも印象変えられるもんなんだな -- 名無しさん (2024-08-22 18:18:16)
- アンナの個性に誰も適用しなかったらどうしてたのか気になる。あと、オール・フォー・ワンがアンナの個性知ったら部下使わせて狙うかな? -- 名無しさん (2024-08-25 23:07:09)
- 4月に公開されたメインビジュアルだと、デク、爆豪、轟、お茶子、飯田が描かれてたけど、メインで活躍するのはやっぱデク、爆豪、轟の3人やったな。初期のヒロアカみたくデク、お茶子、飯田の絡みが見れるかと思ったからそこは残念だった。 -- 名無しさん (2024-08-27 17:31:04)
- 家庭教師ヒットマンのファミリー達がみたら真っ先に中指立てられそうだよな、ダークマイト -- 名無しさん (2024-09-02 15:46:15)
最終更新:2024年09月12日 22:31