登録日:2024/08/09 Fri 04:20:37
更新日:2025/05/03 Sat 12:14:11
所要時間:約 15 分で読めます
概要
監督は前3作の長崎健司に代わり、『
DARKER THAN BLACKシリーズ』で
ボンズと組んだ岡村天斎に変更。
今作では長崎氏は「アニメーションアドバイザー」の役職に就いている。
テレビシリーズと同じスタッフとして、脚本に
黒田洋介、メインキャラクターデザインに馬越嘉彦、音楽に林ゆうきが携わっている。
今作は、本編における最終決戦の直前、具体的にはテレビアニメ第7期中、
青山優雅が拘束された後~
死柄木弔・
オール・フォー・ワン一派との第二次決戦の間の出来事に位置付けられる。
出久ら1年A組メンバーが決戦への準備を整えつつ周囲の治安維持を強化している中で、予想外の強敵が彼らに立ち塞がる。
その相対するヴィランとは、オールマイトに代わる新たな「象徴」を自称する
「ダークマイト」。
見た目はそっくりながらも何もかもが
オールマイトとは正反対の「力」の化身に出久達は死力を賭して立ち向かう。
そんな中で、ダークマイトに利用される令嬢アンナと、彼女の命を狙う青年ジュリオのドラマも並行して描かれる。
今まさに原作本編が完結しようという時に、1980~2000年代に多く見られたジャンプ系アニメの
引き伸ばし展開アニオリ展開やアニオリ映画のボスを彷彿とさせるダークマイトの登場にファンは色々な意味で恐れおののき、
「令和の時代にこんなアニオリキャラが出るなんて!」「オタクの妄想なんじゃないの?」等の意見も寄せられた。
しかし、ダークマイトの登場を提案したのは他でもない
堀越先生本人であり、いざ映画が公開されるとそのあまりに強烈なキャラクター性にファンや観客からは
賛否両論が寄せられている。
更に、時系列面も踏まえると
死柄木をはじめとしたヴィランとの最終決戦前の1週間の間に雄英を襲撃するというヒーローと敵側の双方から見ても邪魔でしかないという迷惑極まりないキャラであり、本編で轟が
荼毘の正体判明後にエンデヴァーに対して言っていた
「後にしてくれ!」の台詞が思い浮かんだファンも多数いるとか。
ちなみに最終決戦後に来ても日本は復興に向けて忙しい状態であるし、プロヒーロー達は殆ど引退する者や重症に負われている者が多数なのでどのタイミングで来ようが迷惑なのに変わりはない。
第2作と第3作の4D版は初公開から少し遅れての上映開始となったのに対し、本作では公開当初から4DX・MX4Dでも同時上映され、更には劇場版シリーズでは初めてIMAXやドルビーシネマでも公開された。
OPはVaundyの「ホムンクルス」。公開前には同曲が主題歌として紹介されてたが、公開日にはEDにしてもう一つの主題歌であるVaundyの「GIFT」の情報が解禁された。
ちなみに「ホムンクルス」はタイトル名が後に記載してあるダークマイトの個性名を示唆しており、歌詞中の「俺が来た」というフレーズから「ダークマイトのテーマソングでは?」と囁かれる事も。
ストーリー
死柄木弔率いる
超常解放戦線とヒーローの全面戦争によるヒーローサイドの事実上の敗北、そしてオール・フォー・ワンの扇動による刑務所の囚人集団脱獄により日本の社会秩序は崩壊した。
しかし、アメリカのヒーロー
スターアンドストライプの
自己犠牲が死柄木に与えたダメージにより、ヒーロー側は第二次決戦のための準備期間を設けられた。
緑谷出久ら
雄英高校ヒーロー科の生徒もまた、荒廃した各地の治安維持をしつつ決戦への準備を進めていた。
そんな中、出久は逃走したダツゴクを追跡していたところ、一人の女性が人質にされているのを目撃する。
そこへ現れる、女性に銃弾を放った眼帯の青年。だが、直後に女性は謎の集団に奪われてしまった。
その集団を指揮していた男───彼の姿はオールマイトと瓜二つであった。
だが男は自らを「新たな象徴」と名乗るものの、自らの力を誇示し、周囲への被害すら厭わない傍若無人さは、あまりにオールマイトからかけ離れていた。
そして、「闇」を象徴する者として「ダークマイト」を名乗る男は、正体不明の“
個性”を使って巨大な要塞を創造する。周囲にいた出久達A組の生徒も巻き込まれてしまった。
要塞の中で出久は攫われた女性・アンナを殺そうとした眼帯の青年・ジュリオと出会い、彼に協力を依頼する。
だがジュリオには、アンナ自身の「頼み」を遂行する使命があった。
アンナを利用し、暴虐の限りを尽くすダークマイト。彼の狙いは、遂にオールマイト自身へと向かう。
そして、オールマイトが託した真の「次なる象徴」───出久、爆豪、轟らA組の生徒は、偽りの象徴打倒へと動き出すのだった。
登場人物
ご存知主人公。
オールマイトに後継者と見初められ、
「オールマイトが笑顔で人々を救ける姿」に憧れた少年。
ワン・フォー・オールの“個性”は2ndを除いて全て使いこなせており、戦闘面では既に完成されつつある。
ダークマイトの語る、身勝手な次代の象徴論を真っ向から否定し、彼に全力で立ち向かう。
その中で、人質になったアンナと複雑な関係を持つジュリオに真摯に向き合い、彼の本当の想いを引き出そうとする。
ご存知大・爆・殺・神。
出久の
ライバルにして、
「オールマイトがどんな敵にでも勝つ姿」に憧れた少年。
しかし、今は「ただ勝つだけでは駄目だ」と自覚し、幼馴染との関係も含めて少しずつ成長していった。
入学当初は大雑把だったクラスメイトへの指示も、今作ではより的確で分かりやすいものとなっている。
ご存知二刀流ヒーロー。
ヒーロー・エンデヴァーの息子にして、
「なりたい自分としてのオールマイト」に憧れた少年。
冷凍・燃焼の“個性”の精度を上げており、最終決戦前の今作では爆豪とのコンビネーションも併せて自在に活用していた。
デボラが見せた夢では
燈矢を含めた家族と団欒を過ごしていた。
出久と同じAチームのメンバー。
ジャングルのステージに入り込み、その後一人迷った出久を追ううちにデボラと遭遇、昏睡状態にさせられた。
爆豪と同じBチームのメンバー。
粗暴ながらも的確な爆豪の指示に従い、地道に敵の罠を突破していった。
轟と同じCチームのメンバー。
A組内では真っ先にデボラに遭遇してしまい、全員夢を見せられた。飯田と障子の夢が哀愁漂う。
ちなみに峰田と上鳴の夢は煩悩丸出し、梅雨ちゃんの夢は癒し。
ヒーローサイド
神野での戦いで全ての力を使い果たし、出久や次代のヒーロー達に「象徴」を託した元No.1ヒーロー。
だが、突如現れた自分の後継を名乗る男、ダークマイトに困惑。
通信での会話も全く的外れな御託ばかり喚かれ、頭を抱えながらも彼を全否定した。
そしてダークマイトから「古い世代」として排除の対象と扱われ、雄英高校ごと命を狙われる。
公開時に配布された入場者特典『Vol.Next』一問一答コーナーにてこれまで
女性経験なしだったことが明かされている。
オールマイト引退後のNo.1で、現在は贖罪のために戦っている。
移動する巨大要塞の足止め役を買って出、最大火力を使って侵攻を止めようとする。
司令部にて対ダークマイトの作戦の指揮を執るヒーロー。
巨大要塞侵攻を止めるために現場にも出撃する。
根津校長が派遣した巨大要塞への斥候。
透過の“個性”を活用して要塞に侵入し、避難民の誘導にあたる。
雄英高校の司令塔。
向かってくる巨大要塞への対策を講じる。
- シンリンカムイ
- エッジショット
- Mt.レディ
- リューキュウ
- ミルコ
- バーニン
- セメントス
巨大要塞戦の応援に駆け付けたヒーロー達。
主に避難民の救助や要塞内の
巨大生物と戦う。
OFAの意思として、出久の中で彼を見守る存在。
出久の夢の中に現れ、彼を現実に引き戻した。
ヴィランサイド
今回の騒動は彼らの関与しているものではない。
この事実が判明したおかげでダークマイトの面倒臭さと傍迷惑さが更に上がった。
ダークマイトが倒され、一連の事件が解決した後にエンドロール後にも登場。
仄暗い洞窟のような場所で佇んでおり、虎視眈々と動く時を見計らっている。
そして眠りについていた死柄木が目を覚まし、物語に更なる不穏な空気を与える事を示唆させながら本作は幕を閉じた。
ゲストキャラ
貴方達はお嬢様の“個性”がどういうものか
まるでわかっていません
CV:
宮野真守
本作のもう1人の主人公。
出久が知り合った、右目の眼帯に燕尾服を身に纏い、身体の半分がサポートメカで構成されている謎の青年。ギザ歯。
口調こそ執事然とした慇懃なものだが、時折素の粗暴な口調が垣間見える。
ヒーローのガキ様ですね
爆豪からのあだ名は「イケモブ」。
多数のギミックが内蔵された大型
バイクを愛用し、他にも右腕内蔵の銃やマシンガン、小銃といった現代兵器を使いこなしている。
ダークマイトが利用するアンナを執拗に殺害しようとしているが、出久から彼の気持ちに迷いがあると見抜かれ阻止される。
その正体はアンナ専属の使用人。
アンナの“個性”の暴走を止めるためにシェルビーノ家に雇われ、彼女とは相互補完的な関係を築き上げていった。
だが、ゴリーニファミリーの襲撃でアンナを拉致され、自身はそのときのケガで全身に欠損を負い、“個性”が使えなくなってしまった。
今もなおアンナを救うことを諦められずにいる気持ちを出久に知られたジュリオは彼女の救出を提案され、出久の持つ真摯さを信じ、協力することになる。
右手で触れた人間の個性因子を、自分の個性因子で相殺する。ジュリオはこれによりアンナの個性因子の暴走を防いでいた。
しかし、先の襲撃で右腕は瓦礫の下敷きとなり切断を余儀なくされ、個性因子を持つが“個性”を使えない、後天的無個性になってしまった。
CV:生見愛瑠
ヨーロッパの財閥・シェルビーノ家の令嬢。かわいい。
ダークマイト率いるゴリーニファミリーに囚われの身となっており、その脱走中に出久達に発見され、今回の騒動に発展した。
デボラの“個性”で洗脳され、ダークマイトの言いなりになっており、彼らの思うがまま、ファミリーメンバーの“個性”を増幅させている。
自分の持つ“個性”により屋敷に引きこもり、まともな少女時代を送れずにいたため心を閉ざしていた。だが、ジュリオと出会い、彼の持つ“個性”で「普通のお嬢様」になり、笑顔を取り戻していった。
やがて、主従以上の感情をジュリオに抱くようになる。
そんな中でも自分の暴走を恐れ、ゴリーニファミリーに狙われる前から「もし私が私でなくなったら、貴方の手で殺して」とジュリオに頼んでいた。
そして、洗脳により身体の自由を奪われてしまった彼女が選ぶ道とは……?
触れた人間の個性因子に作用する因子を過剰に投与し、対象の個性を増幅・強化させる。
増幅が成功した場合周囲に花が咲き乱れる効果があり、自身の髪の色が少しずつ青黒く変色していく。
ただし、まともに機能出来る人間はごくわずかであり、普通の人間であれば因子の変容に耐えられず昏睡してしまう。
TVアニメ第156話「It's a Small World」にアニメオリジナルの描写で登場。
雄英高校の避難所と思われし場所で最終決戦の様子を固唾を呑んで見守っていた。
CV:
宇垣秀成
ジュリオの雇い主。能力が暴走してしまうアンナを不安に思っていたが、彼の働きに感謝していた。
しかし、本編前にゴリーニファミリーの襲撃によって殺されてしまう。
ゴリーニファミリー
CV:
三宅健太(二役)
本作のメインヴィラン。
オールマイトと瓜二つの外見をした謎の男で、ゴリーニファミリーの「ボス」と呼ばれている。
姿形はオールマイトそっくり。だが顔の陰影が微妙に異なる他、高級感のある白スーツを纏い指には金の指輪を複数はめており
絶妙にパチモノ感や成金感が漂う。
熱狂的かつ偏執的なオールマイトフォロワーであり、オールマイトの
「次は君だ」の宣言をテレビで見て曲解した結果
「新しい象徴」を自称しだした傍迷惑な後継者気取りだが、
傲慢、粗暴、ナルシスト、傍若無人の4つが合わさった自己顕示欲の塊な内面は何一つとしてオールマイトと重ならない。
加えて
「エンターテイナー」も自称しており、一挙一動が全て芝居じみ、
あらゆる挙動をショーのように見せびらかすのが癖。
おまけにオールマイトの象徴性を
「誰にも負けることの無い力」だと偏見に満ちた浅い解釈をしており、失敗した部下に躊躇いなく非情な粛清を下し民間人すら悪事の犠牲にする冷酷さや
「力ある者は弱者を蹂躙して構わない」と歪んだ倫理観と合わせて如何なる非道にも手を染める、極悪非道な生粋のヴィランである。
だが一方でオールマイトを尊敬・リスペクトする意志
だけはブレないのがタチが悪く、1年A組の面々のことは終始己に憧れて己に従うべき部下候補と見做して積極的な勧誘を行っていた。
劇中でその人間性から
「お前の持つ象徴は『闇』だ」とオールマイトから痛烈に批判されたことに
テンションが上がり、自分からノリノリで「
ダークマイト」を自称。
その後は力を失ったオールマイトとオールマイトが積み上げてきた全てを破壊して、自分が新たな平和の象徴として君臨して日本を平定することを目論み、超巨大要塞を駆り雄英高校襲撃を敢行した。
当然であるが1年A組のオールマイトを知る者達から、彼の思想は
全否定されている。
投げた金貨から器物や巨大要塞を作り上げるという奇怪な“個性”を持っているが……?
ゴリーニファミリーの二代目ボス。
昔からオールマイトの力に憧れていたが、先代である父(CV:青森伸)にオールマイトへの浅い解釈や恐怖政治による部下のコントロール手法などを真っ向から論破・否定された怒りから衝動的に父を射殺してボスへと就任。
更にアンナの“個性”で自分の地位を盤石なものにしようとした。
オールマイトそっくりな容姿は自分の“個性”による変装であり、素顔はオールバックの黒髪とまるで別人で、いかにもマフィアと言った顔つきである。
錬金によって生み出したゴールデンエイジのコスチュームを着用した際には本人よりもマッチョとなったが、本当の性格も、自己顕示欲だけが肥大化し自分の地位が脅かされることに怯える、どこまでも「小さな」男。
「触媒」を介してあらゆるモノを創造する個性。
劇中では触媒として金貨を用いており、金貨を介して
あらゆる物体の形状・性質を変えたり金貨から物質を生み出す。
武器だけでなく異形の戦闘人形
「錬金兵」を生み出すことも可能で、戦闘以外でも中継カメラやドローン、建造物さえも生み出せる。
ただし、八百万同様あくまでモノであり生物や有機物は創造できず、ジャングルなどはイミテーションの木で作っていた。
変質した物体は自在に再生可能であり、破壊後の再生速度は凄まじい。
作中では巨大な拳を生成したり、地面から触手のような杭を伸ばしたり、自分自身に『錬金』を施すことで肉体強化させたりとその用途は極めて多種多彩。
加えてオールマイトの後継者を自認するだけあって相応に肉体を鍛えており、非常に高い肉弾戦能力も有する。
技名にはオールマイトを意識してるのか、イタリアの地名が含まれている。
- BOLOGNA SMASH
腕を振り回して相手をパンチする技。
出久の顔面にヒットし吹っ飛ばされた後は一時的に気を失っていた。
光を纏った拳によるパンチ。
デトロイトスマッシュに拮抗する程の威力。
+
|
象徴だ…!!俺が…俺が世界の全てだ…!! |
アンナの個性因子の許容量が悪用され続けた事により限界を迎えて暴走し、それに気絶していたバルドが巻き込まれ、錬金が勝手に発動してしまった事により変貌してしまった姿。
ダークマイトと同様の触覚が後頭部に生えており、肉体もオールマイトのコスチュームを模したものとなっている等、面影は残っているが、
その容姿は 不気味な笑みを浮かべた脳無の如き異形の怪物に変わり果ててしまった。
パワーもダークマイトとして扮していた時と比べると出鱈目なものになっており、理性もなくただ破壊の限りを尽くす。
デザイン原案の堀越氏曰く、 「オールマイトになりたい者の末路」「根源的な情景が無意識に形取られている感じ。」との事。
|
余談であるが、バルドの誕生日は6月10日であり、何の偶然か本物のオールマイトこと八木俊典の誕生日と同じ日である。
また、声を担当した三宅氏は入場者特典『Vol.Next』にて「オールマイトの演技がダークマイトに引っ張られて何度かリテイクを食らった」と話している。
なお、映画の予告PVでお出しされた
令和の時代では最早見る事の無くなったあまりにも強烈な平成のアニオリキャラ感溢れる台詞の数々が受けたのか一部視聴者の間でPVのダークマイトの台詞を改変してネタにする遊びが頻発。
更に、あらすじもどんな状況にでも割り込める事ができる文章となっており、誰が呼んだか「令和の黒塗りの高級車」。
これらのネタは
「ダークマイト構文」と呼ばれた。
CV:
寿美菜子
ゴリーニファミリーの幹部。唯一の女性メンバー。
帽子を被った高慢ちきな女性で、アンナを意のままに操っている。
CV:てらそままさき
ゴリーニファミリーの幹部。紳士風の中年男性。
知恵に長け紳士的な振る舞いを取りつつも慇懃無礼な口調が特徴。
個性:『ドレイン・スポット』
自分の周囲の物体の時間を遅延させる。ただし、自分と自分が触れたものには効果がなく自在に動いたり動かしたりできる。
弾丸ですら亀のように遅くすることが出来るが、あくまで動きを遅くするだけで止めることは出来ない。
CV:小林裕介
ゴリーニファミリーの幹部。若い異形種の青年。
実はギンジに出し抜かれてアンナを取り逃してしまった張本人。
そのため、血気盛んな性格も相まって汚名返上するべく成果を上げようと必死になっている。
個性:『アン・イデオロギー』
特定の地点にいる人間の“個性”を消滅させる。対象地点は自在に操作可能。
そのため自身の周囲数メートルだけ“個性”が発動できる空間が存在しており、パウロ及び彼の仲間だけが一方的に“個性”を使って敵を嬲るという理不尽極まりない戦術を使用する。
ただし自身が移動してしまえば“個性”が発動できる空間も移動してしまうため、パウロ自身仲間との連携がとりづらいという欠点がある。
また、彼自身他に能力を持たないため、護衛となる仲間がいない状態で接近されれば脆い。
CV:
小野友樹
ゴリーニファミリーの幹部。鼻長で背の低い男。
どこぞのサギ男に顔つきがそっくり
ダークマイトの側近として常に側に控えている。
個性:『回遊』
任意の対象を重力にとらわれることなく自在に動かせる。
似たような“個性”を持つウーゴとは違って生物にも適用可能。
実は作中でダークマイトが生み出した巨大要塞が移動していたのは彼の“個性”によるものである。
勿論、元々はこんな大規模に行使できる“個性”ではなかったがアンナの強化によって広範囲に“個性”を行使できるようになった。
CV:魚健
ゴリーニファミリーの幹部。小柄で手の長い猿のような老人。
ジルの肩に乗りながら敵を小馬鹿にしつつ挑発しながら戦い、翻弄する。
個性:『念動力』
触れずに物体を動かす。ただし生物には適用できない。
作中では大量の瓦礫をぶつけるように操って攻撃を仕掛けていた。
どうやら一度に操れる物質の総量は決まっているらしいが、アンナの強化を受けることでその総量が大幅に増加した。
CV:なし
ゴリーニファミリーの幹部。ゴリラのような大男。
寡黙で、殆ど喋らない。
個性:『任意移動』
自分の立ち位置を自在に瞬間移動できる。ただし目視できる場所でなければならない。
アンナの強化によって移動速度が大幅に上がっているらしく、これによって事実上の瞬間移動が可能になった。
CV:菊池通武
ゴリーニファミリーの幹部。眼鏡をかけた中年男性。
ダークマイト同様演出に拘るタイプらしくムードに合わせた衣装を用意し、何故かノリがいい。
劇中ではパウロ共々ダークマイトから粛清を受けているが、パウロは二度に渡る失態を詰問された末に排除されたのに対し、此方は敗北直後に問答無用で排除されており妙に扱いが悪い。
個性:『怪物召喚』
異形の怪物を召喚し、操る。一体一体の耐久性は低い。
アンナの強化によって一度に召喚できるモンスターの数が増えた。
CV:堀井茶渡
ダツゴクの一人。アンナの“個性”に適合し、ゴリーニファミリーに加わっていた。
欲を出してアンナを奪い逃走したが、A組やジュリオと乱戦になり、最後はダークマイトに粛清された。
個性:『暴食』
腹から生えた大口で、あらゆる物体を捕食する。
アンナの“個性”の影響か、両肩からも口の生えた触手が飛び出していた。
用語集
ダークマイトが自分の“個性”で創り出した超巨大な要塞。
当初は大量の電飾で彩られたクルーザー型飛行船だったが周囲の建物や
自動車を取り込み、巨大な建造物へと成長した。
自己修復が著しく速く、外壁を破壊してもすぐ元通りになる。
内部は張りぼてではあるが、街や遊園地、ジャングルに山岳地帯など様々なロケーションで構成されている。
また外見には多数のダークマイトの彫刻像が立ち並んでおり、デザインセンスは若干悪趣味。
ジュリオの肉体の半分を構成している機械。
様々な武器を内蔵している義手の右腕、スコープとなっている右目、そしてブースターが内蔵されている左足がある。
また、本人が気絶しても自動で活動する仕組みとなっている。
ダークマイトが率いるヨーロッパ圏最大の犯罪組織。
構成員は当初2万人いたと言われるが、アンナの個性に適合するか否かの選別が行われ、現在ではダークマイトを含めて8人のみになった。
ただし、全員切り捨てられたようではなく、5人程名無しの構成員が事件の時に着いてきている。
ダークマイトの個性によって作り出された怪物の兵隊。
マフィアさながらのスーツを身に包んでおり、顔に奇妙なマスクを付けている。
終盤では、数体ほどが融合し不気味に蠢くサンゴの様な物体となった。
1つ問おう!良項目を作るには何が必要だと思うかね?そう、追記・修正だ!
- ↑わざわざ理由を描く必要がないくらいカリスマ性が凄かったという意(言葉足らずだと思って補足しました) -- 名無しさん (2024-08-12 17:24:24)
- 無限月詠系の技食らうとコメディキャラはエロ系の、暗い過去持ちイケメンキャラは今はもう叶わない家族との幸せな夢見るのはこの手の技の定番になりつつある気がする -- 名無しさん (2024-08-12 19:05:34)
- 面子重視のマフィア組織じゃなきゃ、パウロは捨てていい人材じゃないよ -- 名無しさん (2024-08-13 08:26:50)
- サイモンとカミルは、パンフレット見ないと、個性が分からなかった -- 名無しさん (2024-08-13 08:28:28)
- あんま売れてないみたい -- 名無しさん (2024-08-13 22:56:09)
- 見た人の評価が賛否両論っぽいんだよな -- 名無しさん (2024-08-14 15:31:34)
- 賛否両論っていうかヒロアカ映画って割とそんなもんじゃない?エンタメに振れてるから良くも悪くも取り立てて大騒ぎするほどの代物にはならんっていうか あと普通に最終30億超えそうな勢いで推移してるのにあんま売れてないはねーよ -- 名無しさん (2024-08-15 00:32:01)
- 映画の演出上目立ちすぎちゃダメなのは分かるんだが、もうちょいエンデヴァーってパワーあるだろって思った -- 名無しさん (2024-08-19 14:54:45)
- ダークマイトは人気出そう。ネタキャラとして -- 名無しさん (2024-08-19 17:22:43)
- IP「2001:268:9a51:ea8e:e4e6:17ff:fe7d:4ed7」の方のコメントが特定ジャンルのファンに対する誹謗中傷と思われる用語を使用していたことから、荒らし報告ページへの通報を行いました。 -- 名無しさん (2024-08-21 08:23:23)
- 三宅健太すごいね。オレ、これで初めてヒロアカアニメ観たんだけど、クレジット見るまでオールマイトとダークの声優別人だと思ってた。似た外見のキャラで似た見栄切っても、ヒーローとヴィランでこうも印象変えられるもんなんだな -- 名無しさん (2024-08-22 18:18:16)
- アンナの個性に誰も適用しなかったらどうしてたのか気になる。あと、オール・フォー・ワンがアンナの個性知ったら部下使わせて狙うかな? -- 名無しさん (2024-08-25 23:07:09)
- 4月に公開されたメインビジュアルだと、デク、爆豪、轟、お茶子、飯田が描かれてたけど、メインで活躍するのはやっぱデク、爆豪、轟の3人やったな。初期のヒロアカみたくデク、お茶子、飯田の絡みが見れるかと思ったからそこは残念だった。 -- 名無しさん (2024-08-27 17:31:04)
- 家庭教師ヒットマンのファミリー達がみたら真っ先に中指立てられそうだよな、ダークマイト -- 名無しさん (2024-09-02 15:46:15)
- 昨日のアニメのアニオリでジュリオとアンナ映ってたから2人とも無事でなにより -- 名無しさん (2024-09-22 07:18:38)
- 特にマイトフォロワーでも無い初代ボスの方がオールマイトへの理解と裏社会の人間ながら秩序を重んじる人間なのがすげぇ皮肉だわ… -- 名無しさん (2024-09-27 16:53:41)
- 当初のラブロマンス路線だとそれこそ後にしてくれということになりかねなかったな -- 名無しさん (2024-10-04 19:18:49)
- ダークマイト含めたファミリーのメンツの個性もどちらかといえばヒーロー向けの個性なのが -- 名無しさん (2024-10-12 06:43:24)
- ダークマイト含めたファミリーの個性もどちらかといえばヒーロー向きの個性なのがなんとも言えない。敵じゃなくてヒーローとしてその力を使えば、オールマイトとは違えど象徴になっていただろうに -- 名無しさん (2024-10-12 06:47:04)
- 2回投稿してしまった スマン -- 名無しさん (2024-10-12 06:48:46)
- 新たな象徴になろうとしたのは大道克己にあこがれの人の姿になろうとしたのはミーアに似てるが前者が悪としての矜持を持っていて、後者が平和のための強い信念を持っていたのに対してダークナイトは何も持っていないただのハリボテで金メッキだったんだよな。要塞内の各所が造られた映画のセットみたいになっているのが世界は自分が主役となるための舞台だと思っている精神がよく現れていたと思う。 -- 名無しさん (2024-10-13 22:02:38)
- ダークマイト見てキーキャラと瓜二つだけど精神は真逆なキャラはドラゴンボールZのターレスを思い出した -- 名無しさん (2024-10-18 15:09:06)
- ダークマイト「お前(出久)はオールマイトの個性を受け継ぐ者で、俺はオールマイトの象徴を受け継ぐ者だ。そこに何の違いもねえだろうが!」 -- 名無しさん (2024-11-03 08:31:19)
- ↑出久&かっちゃん&焦土「「「違うんだ(ぇんだよ)!!!」」」 -- 名無しさん (2024-11-07 18:45:59)
- 予告初見時はターレスみたいな他人の空似だと思ってたけど、蓋開けたらナルシストで話聞かない、オールマイトのガワを勝手に使ってるだけだったりで、ゴクウブラックみたいなやつだった -- 名無しさん (2024-12-03 19:24:12)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2025-03-02 13:42:11)
- 実質無個性がサポートアイテムで戦うっていう「僕のヒーロー」の展開を踏襲するジュリオまじ主人公。 -- 名無しさん (2025-03-03 16:31:49)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2025-03-08 14:10:55
- 『錬金』の“個性”、その気になれば武装錬金みたいに超イカした摩訶不思議能力持ちスーパーウェポンだの本編の要塞みたいな超弩級浪漫決戦兵器だのも創れたんだろうか……。「そんなもんどこで使うんだよ」「そもそもそんなもん創る必要がない世の中こそヒーローが目指すべき姿だからね」と言われたらそれまでだけど、なんでこう便利でイカす能力に限ってろくでもない奴に…… -- (名無しさん) 2025-03-08 20:19:47
- ↑6 焦土って誰だ?焦凍なら知っているが…。あと、セリフはなかったけど洸汰くんと異形のお姉さん、緑谷ママと爆豪ママもいたな! -- (名無しさん) 2025-05-05 21:44:35
最終更新:2025年05月03日 12:14