麻雀ファイトガール

登録日:2023/08/23 Wed 11:39:23
更新日:2025/04/29 Tue 06:23:43
所要時間:約 17 分で読めます






麻雀ファイトガールとは、コナミが出したアーケードゲームである。
2023年3月22日に鳥取島根長崎以外の全国のゲームセンターで稼働開始。
後に島根でも稼働した。他の二県まだ…?

とか言ってたら2024年7月からはネットカフェにて提供されている『e-amusement for NetCafe』にてプレイできるようになったので鳥取と長崎でもプレイ出来るようになったそんな無理矢理な。


【概要】

コナミのアーケード麻雀ゲームとしては、これ以前から「麻雀格闘倶楽部」がリリースされていた。
全国各地のゲーセンに集った猛者…そしてたまにプロ雀士と戦えることから人気を博し、長寿シリーズとなっている。
さらに、Mリーグなど麻雀の放送対局の人気の過熱もあり、そんな放送対局を見て楽しむ「見る雀」というファンたちが、それをきっかけに自分も見るだけではなく実際にプレイしてみようと言う導線が確立され始めていた。
だが元々麻雀自体「中高年向けの趣味」「ギャンブル」といったイメージを持たれがちであり、またメジャー、マイナー問わずルールが難しい。
更に言うなら雀荘などで実際にプレイするなら様々なマナーやと翻による点数計算*1を学ぶ必要があり、初心者には敷居が高いゲームとなっていた。

そんな中、コナミが「麻雀初心者向け」「麻雀格闘倶楽部の姉妹作」として出したこのゲームは「ガール」とタイトルについてる事もあって少女達がプレイアブルキャラとなる。
更に媒体の見た目も、赤と金を主体にし「高級感」溢れる格闘倶楽部と違い、淡い色が主体の非常にとっつきやすいデザインとなっている。
また麻雀に付きまといがちな「オヤジ臭い」イメージを払拭するためか、牌もポップな雰囲気の、専用デザインのものとなっている(一般的なデザインの牌も「麻雀格闘倶楽部牌」として用意され、マイルームで切り替えることが可能)
ちなみに「麻雀格闘倶楽部」の台を改造してファイトガールにすることも可能で、スタンダードモデルの他にあちらと同様のハイグレードモデルが存在する。
また、それに加えてカスタムモデルというものも存在している。
こちらは早押しクイズゲーム「QuizKnock STADIUM」の筐体を流用したものであり、アガリの時は元々の早押しボタンを押すことでも宣言が可能という無駄に機能を有効活用した仕様となっている。
このように既存の筐体を転用できるためゲーセンにも優しい。

上記でも少し触れたが全国の対応ネットカフェでもプレイ可能となった。
PASELIでの支払いしかできないが、プレイ料金はキャンペーン期間や一部時間帯では1クレジット70円とかなりお得になっている。(ネカフェの利用料が必要だけど)
ただしクラウドゲーム故か通信量が追いついておらず画質は悪目。高画質だとかなり画面が粗くなるので、オプションで画質を下げてやるといい。



【ゲームシステム】

まず基本の麻雀そのものについては、複雑・覚えることが多すぎる・地味などといった麻雀につきまとう敷居が高いイメージを取り払うためか、
本来の手順を省略したり、デジタル麻雀の利点を駆使して後述のアシスト機能を山盛りにすることでわかりやすさはもちろん、
ポカミスなどによるヒューマンエラーの発生、いわゆるチョンボや見逃しの発生を可能な限り避けプレイングに集中できるように大胆な変更を加えている面が目立つ。
例えば席・親決めはサイコロや仮東決めといった手順は一切なく、マッチング完了後にランダムで参加者が東南西北に割り当てられ、そのうち東を当てた参加者が最初の親になるというもので、本来の手順から非常に単純化されている。
以下の通りアシスト機能も非常に充実しており、初心者でもちゃんと麻雀ができるように工夫されている。
また、慣れた人にとっても純粋にプレーに集中しやすいというメリットとなる。
  • テンパイまでに必要な牌の数(シャンテン数)
  • 現在の手牌から狙えそうな役とその飜数の一覧、鳴いていた場合は食い下がりの表示
  • 捨てれば手が進む(テンパイに近づく)牌には「」、逆に手が遠のく牌には「」の表示
    イーシャンテン(あと1枚でテンパイ)になると必要な牌の一覧が表示される。
  • テンパイした場合は捨てるべき牌に「捨てればテンパイ」と表示され、選択すると待ち牌とその残り枚数が表示される。
    イーシャンテン時、テンパイ時共に必要牌が引けないことが確定している場合*2その牌に「×」が表示され、その牌ではもう手が進められない・和了れないことを示してくれる。
  • 河におけるツモ切りと手出し牌の表示
  • 他家がリーチした場合には安全牌に「+」の表示*3
…等々。
そのため公式サイトの「初心者講座」では最低限の麻雀知識があれば本作を遊べるとアピールしている。
ちなみにその講座の下にある「超絶初心者向け」では「リーチとアガリは押せ、ポン、カン、チーは押すな」と一見暴論だが一理ある説明*4がされており、ともかく初心者を麻雀沼に嵌めようとしている。
すべての役名およびほとんどの用語は本来の漢字表記ではなくカタカナ表記され、演出上*5漢字が使われてもボイスで発声されるなどの工夫で何と読むかわからないということは起こりづらいようにされている。
または専門用語自体も使わないか、わかりやすい言い方に変えられており*6、とにかく分かりやすさが優先されている。

対局モードとしては練習用のCPU対局である2人打ち、オンライン対局の4人東風戦と3人東南戦がある。
基本的に麻雀格闘倶楽部(以下MFC)のルールに準ずるが、MFCとは以下の違いがある。

  • 4人東風戦の赤5ドラが各色1枚で、MFCより1枚少ない(MFCでは萬子・索子各1、筒子2の計4枚)。
  • 4翻30符は切り上げ満貫(MFCは切り上げなし)。
  • 途中流局が一切ない(九種九牌、四風連打、四開槓)*7
  • 一部役満(大車輪、八連荘、人和)が不採用*8。流し満貫も無い。
  • 長考が「ボタンを押すと長考モードとなるが数回しか使えない」のではなく、「予め持ち時間が用意されており、一定時間内で牌を切らないとそれを消費していく」という形になっている。
  • モードとして半荘戦がない。
  • MFCにある「ライフ制*9」が無く、100円だけでMFCの「買い取り」と同様に対局が最後まで可能。ちなみに得た点数が一定以上になると無料でコンティニューできるシステムはそのまま。*10

「なんでこれがアガるんだ」「どの牌を捨てれば良いんだ」といった麻雀初心者が疑問に思いそうなものは徹底的に排除しているのが特徴である。
稼働当初は全国対戦は闇鍋方式だったため初心者でも平気でガチランカーやプロ雀士と当たることもしばしばだったが、アップデートでできる限りランクの近いプレイヤー同士でマッチするようになった。人の少ない時間帯だと相変わらずだが。

格闘倶楽部と同じくプロ雀士も参戦している。そのプロがどんなキャラがツボかもわかるぞ。
他、ゲストを除く各キャラクターには「麻雀アクター」と呼ばれる女性プロ雀士が設定されており、彼女達のみ対局時に顔写真が表示される。
初期キャラの8人にはサービス開始当初から、それ以降の追加キャラに関しても順次参戦していく模様。
積極的にプレイしている上に参戦する際はX(元Twitter)等で告知されているので、戦いたい人がいるのなら狙ってみるといいかも。

ちなみにやむを得ない場合を除いた強制退出、アガリが確定したのに時間ギリギリまで宣言しない「溜めロン、溜めツモ」(特にリーチ中は見逃したアガリ牌を別の人間が振り込んでもロンできない仕様になっている為に本当に無意味である)、毎ターン長考するなどの遅延行為はマナー違反として禁止されている
公式からもアナウンスされており、ゲーム上できるからといって続けているとアカウントBANすらありえるので気をつけよう。


イベント対局

通常対局とは別に行われる特殊ルール対局。開始が近い時は公式で告知が行われる。
イベント対局だけあってどのイベントもぶっ飛んでおり、色んな意味でプレイヤーに好評となっている。ただしビンゴ、テメーはダメだ
また、好評だったイベントは曜日限定イベントとして定着し、現在は月曜と火曜と水曜の17時以降で遊べるようになっており、こちらではイベント報酬は貰えないがスターの取り合いは普通にある。

コラボも行われており、特に東方Projectとのコラボではリーチソングに東方アレンジが各キャラ分用意された。
…がどちらかというと本編よりも「東方幻想麻雀」とのタイアップになっており、そのゲームでのルールが再現された対局も用意されたりもするなかなかカオスなものとなった。



【キャラクター周りのシステム】

さて、ここまでなら正直他の麻雀ゲームでも楽しめるのだが、このゲームの魅力はなんといっても個性豊かなキャラクター。
実際の麻雀ではゲームの性質上感情を表に出したり声を出したりすることはなく*11、発声があっても所定のものだけでそれ以外はただただ黙々と進むため
かなり地味でかつゲームというより「勝負」とみなされやすかった。
そのためネット麻雀でもエモート機能があってもなかなか使いにくい雰囲気となっていた。
しかし本作ではかなり感情豊かでにぎやかで漫画っぽく、雰囲気も勝負というよりかなり「ゲーム」寄りに振っている。

設定上は彼女達が『麻雀ファイト』という大会に参加し麻雀をしているというものであり、ゲーム画面では少女達が卓を囲んで、その向こうにはペンライトを振っている観客と大型モニターが見えるという、ゲーム大会を思わせるビジュアルとなっている。
(設定変更で格闘倶楽部など他の麻雀ゲームのように雀卓だけが見えるモードにすることも可能)
それだけでなく牌を捨てたりリーチや上がり、ポンをした際にも何かしら喋るのでとても賑やか。一部のリアクションは背景のモニターにも映し出される。
中を捨てた時に「チュンビーム!」と叫ぶのはお約束
当初は最初に捨てたときだけだったが、アップデートで同一ターンで二つ目の中を捨てた際にも「チュンビーム2つ目!」「再度(もいっちょ)行くわよ!チュンビーム!」と言ったセリフが用意されている。その後さらに3つ目以降も追加された。
長考突入時や裏目牌を引いたときの反応まである。そして後者は割とある。
リーチすると挑発的な発言が飛び出したり、和了ると決め台詞どころかキャラによっては煽る発言も飛び出すし、逆に和了られると絶叫する*12格ゲーかな?
とはいえ、キャラの性格を踏まえた決め台詞的に見える配慮もなされているためプレイヤーは第三者の目線で見やすい。
それでも和了を決めれたときの爽快感も高いが。
気分転換に違うガールを使ってみるのもありかもしれない。

リーチ時に流れる音楽は各キャラ固有のものがあるが、ある程度キャラクターを使わないと汎用音楽しか使えない。
気に入った曲があるならとりあえず20回くらい使おう。
他にもキャラクターを使い込むことで台詞やリーチ棒なんかが増えていく。
イベントなどの期間限定としてビーマニシリーズや東方アレンジなんかも設定できる。
リーチソングに関しては基本的に回数プレイで解禁されるので頑張ってゲットしたいところ。

ちなみにこの手のゲームにありがちなガチャはある。
しかし得られるものが「普通の上がりをした際のカットイン」「鳴いた時の小さなカットイン」「満貫以上の上がりをした時の巨大カットイン」「同じく満貫以上のアニメカットイン」くらいなので、別に引かなくてもゲームの強さには全く影響しない。
一応、後述の専用スピリットも一緒に貰える他、SR以上を引くとそのイラストをカードコネクトでプリント可能という特典はある。
またログインボーナスやミッション等でガチャチケットがもらえるので、それを使えばある程度は集めることができる。

麻雀格闘倶楽部とはまた違う、女の子たちの真剣勝負が、とっつきやすいアシストを得ながら体感できる。
それがこの「麻雀ファイトガール」である。


好感度

対局を行うと使用したキャラとの好感度がアップする。
基本的に対局1回につき1上がるが、時々1.5倍キャンペーンなども実施される。
その他、ガチャがダブった時に貰える「ギフト」を贈ることでも上げることが可能。
好感度が上がると特典として順次対局時のボイスが増えていき、また一定の値に達するとキャラストーリーやリーチソング(リーチ時のBGM)が解禁される。
ただし、初期は上限が20となっており、後述の「デビュー」を行わなければ解放されない。


ファン数

対局を行うと「ファン数」と呼ばれるポイントが加算される。飜数ではない。
ファン数は4つの属性に分かれており、プレイスタイルに応じて増え方が異なる。
それぞれ規定の数値に達するごとにカスタマイズアイテム等の特典が貰える。
こちらも未デビューの状態だと各1200が上限。

:ドラ・裏ドラの枚数や、リーチ時の一発の回数に応じて増加。麻雀格闘倶楽部における「青龍」に相当。
名前の通り運が絡むため、アガれても増えない時は全く増えない。ドラマシマシの特殊ルール対局だとモリモリ増える。

:アガリの回数や、その時の巡目に応じて増加。麻雀格闘倶楽部における「朱雀」に相当。

:リーチの回数や、アガリの際の翻数に応じて増加。麻雀格闘倶楽部における「白虎」に相当。
アガれなくてもリーチすれば増えるので下の玄武と一緒になんの活躍もできなくともファンができる。

:振り込み率に応じて増加。麻雀格闘倶楽部における「玄武」に相当。
こちらも振り込まない局が一度でもあればアガれなくても増える。流石に東一局で速攻で振り込み吹っ飛んだら増えないが。


デビュー

「ファイトスピリット」を100個消費することでデビューが可能になり、以下の特典が得られる。
  • 専用のコスチューム(デビューウェア)の解禁
  • 好感度上限(初期20)の解放
  • ファン数上限(初期1200)の解放
特に下2つは大きく、未解放のままだとプレイ後の見返りが非常に少なくなってしまうので、気に入ったキャラは積極的にデビューさせるのが吉。
他にも後述の追加衣装などデビューが条件の要素も多く、ある意味ではここからがこのゲームの本番と言える。

ファイトスピリットは汎用のものと各キャラ専用のものがあり、専用スピリットから優先して消費される。
ミッション達成などにより入手できる他、専用スピリットは「スピリットジム」にキャラを配置することでも獲得可能。(24時間で1個。回収しなければ3個までストックされる)
とりあえず汎用スピリットも駆使して誰か1人をデビューさせ、以降はそのキャラをメインに使いつつスピリットを集めていくのが効率的かもしれない。

余談だが、デビューウェアは胸などにそのキャラの名前を図案化したものが描かれている。
カタカナのみで構成されたものから「Hiヨリ」「SEん」「天シ」など複数の種類の文字を組み合わせたものまで様々なので、デザインにも注目してみよう。
後発キャラでは英字表記の横倒し(イッシキ姉妹)や、ブタ耳型の髪飾りに付けたひらがなの名札(ミツモト母娘)などバリエーションも増えている。

水着などのドスケベ追加衣装を解禁するには、デビュー済みの状態で更にスピリットが100個必要となる。
色違いなどの差分には当該衣装を解禁した状態で更にスピリットが50個必要。


キャッチフレーズ

プレイヤー名と一緒に表示できる、肩書きや称号のようなもの。
各キャラクター固有のものはそれぞれ数種類あり一定数のスピリットと引き換えに入手できるが、公式漫画のデフォルメ絵を使ったネタ度高めのものが1つ含まれているのがポイント。
また、共用のものもデフォルトでいくつか用意されている他、イベントやミッション等でも獲得できる。中には条件が「麻雀アクターとマッチングし、順位で上回る」というレアなものも。



【個性豊かなキャラクター達】

各キャラクターは麻雀の役を捩った名前をつけられており、所属高校もその役の翻数を元ネタにしているが、別にその役が得意だったり出やすくなったりするわけではない。
一応対応する役でアガった時には専用のセリフが用意されている。テンシのセリフを自力で聞ける人はどれだけいるのか…。*13
また競い合っている間柄であるが基本的に仲がよく、イベント時には全員揃って掛け合いをするショートストーリーもあったりする。*14
あとやたら巨乳が多い。

稼働当初からの8人+追加第一弾のパインまでは無条件で使用可能だが、それ以降の追加キャラは課金専用だったりプレイ回数で開放だったりと使用するのに何らかの条件が必要。
クリアからは「SPガチャ」による解禁が基本となっており、専用のSRアガリカットインを引くことで使用可能となる。なので欲しい人は天井覚悟で回そう。

ちなみにCPUキャラとして登場した時はコナミアーケードゲームお馴染みのCPU名は無く、キャラ名そのままで参加する。


  • ヤワラギ・ヒヨリ(平和・平和)
「ラブ&ウサウサピース! ヤワラギ・ヒヨリです!」

CV:和氣あず未
モチーフ役:平和
麻雀アクター:高宮まり
リーチソング:ダブピー♪ランデヴー
お気に入りBEMANI楽曲:VVelcome!!
ネリマ壱役高等学校2年生。平和(へいわもピンフも)を愛するピースフルガール。
麻雀は勝ち負け問わず楽しめれば良いポリシー。
ボンバーガールで言うシロ、チェイスチェイスジョーカーズでいうカギコのような「天真爛漫で元気で明るい巨乳でアホの子の主人公キャラ」。
しかし単なるおバカキャラではなく、ネリマ壱役の衣装のデザインも担当。彼女らが着ているファイトガール衣装は全てヒヨリが手掛けたデザインという設定となっている。
他、アガリムービーでは当たり牌を弓矢で撃ったりと多彩な才能を見せている。
とはいえ対局中のセリフでは鳴いたら役があるか疑問に思ったり今何局目なのか忘れたりと、基本的におバカキャラとして扱われているようだ。
公式漫画ではまん丸くギラついた目付きに大きく開けた口という味のある表情と「~っピ」という語尾が特徴。通称「ヒヨリっピ」。
麻雀に興味のある女の子に対してはものすごい勢いで勧誘し、相手を麻雀沼に沈める事を目標にするやべーやつというか、もはや元キャラとは別物レベルのチンピラ。ラブとピースはどこいった。
リーチソングCDくじ発売告知回ではとうとう窃盗までしでかした。


  • タテナオリ・セン(立直・千)
「何事にも一直線…! タテナオリ・センです…!」

CV:石見舞菜香
モチーフ役:立直
麻雀アクター:東城りお
リーチソング:まっすぐ×なんばーわん!
お気に入りBEMANI楽曲:お菓子の王国
ネリマ壱役高等学校2年生。麻雀メイド喫茶「ローシャンテ」でバイトをしており、たまにストーリー上でもメイド服で現れる。
とにかく気弱で、常にビクビクしながら麻雀を打っている反面、真面目で実直なところがあり、芯は強い。
リーチの時はとてもごきげんに指を振り出す。かわいい。
大型犬の「サバ缶」を飼っており、登場アニメに顔を出す他、セン本人もよく話題に挙げている。
ちなみにその独特すぎるネーミングセンスは『麻雀格闘倶楽部』の黄龍とのコラボステッカーの宣伝で当の黄龍を「おかかたくあん」と呼んだり、
ヤオが拾った捨て猫(後にシュバルツと命名)の名前候補には「塩ウニ」「牛タン」「つけ麺」「ネギトロ」を挙げたりと、やたら食べ物関連が目立つ。
ココアとはネーミングセンスが合うようで、ペット談議で盛り上がったことも。
アガリムービーでは植物に水をやってる際に転んでしまうが、咲いた花から当たり牌を見つけるという形。
彼女も巨乳であり濡れた姿も相まって妙に色っぽい。
振り込んでも凄い悲鳴をあげたりはしない。
公式漫画においては無理矢理麻雀沼に引き込まれかけるわ、職場で勝手に焼肉されるわ、柱の上に縛り付けられるわと割と酷い目にあうことが当たり前。人呼んで「みんなのセンちゃん」。


  • ゼツバミ・ヤオ(舌喰・八尾)
「ゼツバミ・ヤオ。クールにいくよ」

CV:富田美憂
モチーフ役:断么九
麻雀アクター:木下遥
リーチソング:Speed Star
お気に入りBEMANI楽曲:toy boxer
ネリマ壱役高等学校2年生。
常にクールを自称し、何処か厨二病染みた言動をするが、実は腹ペコキャラでありしょっちゅう食べ物関係の言葉を口にする。
リーチをしたら巨大なおにぎりを取り出してそれを食べ続けたまにむせる筋金入りの大食い娘である。
また実際の所全然クールじゃなく、大きいアガリや早いリーチの際にはめっちゃビックリする一面も。
ヒヨリ、センとは同じ麻雀部の仲良し三人組。でも「メンタンピントリオ*15」という呼び名は嫌がっている模様。
なお試合中の雑談で「焼き鳥ルール」について言及するが、基本的にコナミの麻雀ゲームで採用されたことはない。
アガリムービーは麻雀牌を指パッチンで飛ばし画面を割るも、カメラは止まっておらずそのまま「よし、クールだった!」と喜ぶ、テーマ曲の歌詞通り「すぐにメッキが剥がれちゃう」姿がしっかりと収められている。
彼女も巨乳であるが、今のところそういったお色気要素は余り無い。
公式漫画だと本編よりもクールになっており、比較的常識人枠。喫茶店内で無断で焼肉してたけど。
BEMANIシリーズが大好きでありその事になると早口になる。


  • ナナツノ・ツミレ(七・対子麗)
「いつも笑顔でハッピーに。ナナツノ・ツミレです♪」

CV:茅野愛衣
モチーフ役:七対子
麻雀アクター:岡田紗佳
リーチソング:2個って♡ニコニコ
お気に入りBEMANI楽曲:夏色DIARY Original rough demo version
アキバ弐役女学院3年生。
糸目のお姉さんであり、温和で柔和な包容力を持つ。また弐役女学院女子寮寮長も努めておりお世話が大好き。
それは麻雀牌に対しても変わらず、基本的に酷い事を言いながら牌を切るガール達の中でほぼ唯一やんわりとした台詞を言う。
料理や掃除も得意であり典型的な先輩キャラであるが、彼女の実家は「ナナツノグループ」と呼ばれる大企業。
彼女達の通うアキバ弐役女学院や、今回の麻雀大会の主催も「ナナツノグループ」であり、その財力でたまにメチャクチャな事をしでかす
アガリムービーでは料理中にフライパンから跳ね飛ばした目玉焼きがアガリ牌となって胸元に着地するお色気度の高い姿を見せる。パイキャーッチ!
公式漫画では「金持ち」とだけ紹介され、実際力持ちだからか何故か剛腕キャラになっており他のキャラを抱えて登場したり逃亡したりする。
が、さすがにヒヨリっピに8500円札を盗まれた時は「ヤーッ!!!」とどこぞのちいかわの如く槍を構えて笑顔でブチギレた。
ココア登場回では保健体育の授業にて男女のスキンシップの完成形であるロメロスペシャルを教えている。


  • アンコク・ミツバ(暗黒・三葉)
「我は誇り高き暗黒神…アンコク・ミツバ!」

CV:日笠陽子
モチーフ役:三暗刻
麻雀アクター:赤木クロ
リーチソング:崇めよ!暗黒神
お気に入りBEMANI楽曲:深淵に捧ぐレクイエム
アキバ弐役女学院2年生。そうは見えないが弐役女学院の中では一番の常識人。ほかが全員常識がないとも言う
ヤオとは別ベクトルの厨二病であり、神を自称する暗黒ガール。
…なお実際はホームレスであり、廃教会の中でキャンプ生活を送っている。
ちなみにこういった生活を送る理由は弐女の生徒に必ず来るはずの寮への招待が彼女の元にだけ来ず、本人のプライドが邪魔をしてツミレの説得にも耳を貸さないからだとか。
とはいえ何らかの「神」らしい力は少しあるらしく、リーチ中は凄く嬉しそうに浮遊する。
基本的に気取った台詞回しであるがその本質は凄く口の悪いヤンキー。
ドラを捨てる時の「ドルァアア!!!」や、高い役を上がられた時の「靴下の片方ずつ行方不明になれ~!!」は名台詞。
アガリムービーはストーンサークルで儀式をしていたら麻雀牌が降ってきて、その衝撃で変な顔とポーズで吹っ飛んでしまうという、何故か一人だけギャグ扱い。
公式X(Twitter)で告知を担当した際は上記のような名乗りをするが、度々略されついには「我(略)ミツバ!」になってしまった。
公式漫画ではほぼ賑やかし役だが「ア~ンコクックックッ」という笑い声(?)が特徴的。
チョンボーローを犬と認識していたシーンは地味に公式ストーリーにも拾われている。

麻雀アクターを務める赤木プロは、麻雀の他にも漫画家、コスプレイヤー、グラビアモデル等マルチに活動しており、自らミツバのコスプレを披露したことも。
ミツバ主催イベントの報酬アイテム「暗黒自画像」のモデルは明らかに本人だろと話題に。


  • トイトイ
「トイトイと遊ぶのか? いいよ…」

CV:楠木ともり
モチーフ役:対々和
麻雀アクター:武田雛歩
リーチソング:あイまイこイとイ
お気に入りBEMANI楽曲:Evans
アキバ弐役女学院1年生。
宇宙人の少女であり、地球にやってきた理由は侵略のため。
…なのだがその地球の娯楽に夢中になってしまい、侵略する気皆無。
一応ファンが増えたときは「侵略されるとも知らずに…」とほくそ笑む等目的は忘れていないようだが…。
「あ〜侵略しろって言われたらやる気無くなった~」的なものか
その娯楽のハマり様は半端なく、対局中も麻雀しながら携帯ゲーム機で遊ぶというストロングスタイルである。
とはいえ長考時やリーチ時はそのゲームを手放す為、一応意識は麻雀の方に向いているというべきか。他のガールとの会話でもゲームしつつであるがしっかりと受け答えはしている。
「こう見えて麻雀には集中をしている。マルチタスク番長と呼ぶがいい」
テンションは低く面倒くさがりで部屋の片付けもできていないようだが、負けず嫌いであり勝負事には真摯。
アガリムービーではコナミコマンドを打った後宇宙からアガリ牌が降ってきて、その爆発の前でどや顔をする。
「宇宙から飛来した牌」という意味ではミツバと同じだが、そこが神と宇宙人の違いだろうか?
公式漫画では「スペーシアン」と紹介され、これまた何故かラジカセを担いで登場し麻雀勧誘を行う。あまり目立たないがさすがに窃盗を働いたヒヨリっピにはキレた。

初期設定ではもっとハイテンションだったが「ミツバと被る」ということでダウナー系となった。
ちなみにかなりのゲーマーであり、ヤオとBEMANIシリーズの話しで盛り上がったりEvansを鼻歌で歌ったりする他、東方イベントの際には自分のテーマを「門番だな」と言ってたりかなりディープである。


  • アマト・テンシ(天和・天子)
「豪運エンジェル、アマト・テンシ!」

CV:井澤詩織
モチーフ役:天和
麻雀アクター:川上レイ
リーチソング:豪運♪天使
お気に入りBEMANI楽曲:iLLness LiLin
帝国立ナガタチョウ役満高等学校1年生。
ジェネリックモモコデザイン、声共にボンバーガールのモモコに似ているが、向こうのドSムーブは半分演技*16
アイドルグループのリーダーを務め人望があるのに対し、彼女は本当の意味でのメスガキ。(それと巨乳)
実はリアルに天使で、他人を下界民と呼び常に見下してはいる…が、周りの人間が吹っ飛んでいる為か割りと常識的な一面もある。
実際ゲーム内イベントでもほぼ一人でツッコミを行っており、【ワンオペツッコミ】の称号が公式から贈られている始末。
周りの人間の運気を吸い取っているかのごとき「ラッキーペテンシ」だが、実際は彼女を使ってもそんな補正はない。結局はプレイヤーの腕前と運に左右されると言えよう。わからせるのかわからせられるかって公式も言ってた
アガリムービーは「皆の運を吸い取って」アガリ牌を作り出し、それを蹴飛ばすというメスガキらしさMAX。

公式漫画では声帯つながりでモモぴゅん同様ツッコミ役。顔つきも一緒。ついには漫画内で本人と共演した。
ついでにグリアロ登場回でもグリアロのプロ根性に対し「プロだっ」と涙を流している。これもう本人では


  • クニノカミ・ムサシ(国士・無双)
「天下無双を目指す者、クニノカミです!」

CV:若山詩音
モチーフ役:国士無双
麻雀アクター:伊達朱里紗
リーチソング:無双ノ暁
お気に入りBEMANI楽曲:疾風迅雷
帝国立ナガタチョウ役満高等学校2年生。
ツインテールで刀を常に持っており性格は堅物で自他ともに厳しい剣術ガール。
イベントで出てきた際も周りの少女にツッコミを入れることがほとんどである。
特に同じ学校のテンシには厳しく、ほぼ保護者のようになっている……はずだったのがどうにも騙されやすいムサシの面倒をテンシが見るようになり、最近は立場が逆転している。
とか言ってたらたまに「ギューーーーン!」とか言い出したり、
ツインテールキャラの宿命か「くみゃ~・・・」とか言い出したりリーチ演出の踊りはわりと可愛らしいなど油断ならない子である。
ちなみにヒヨリとはかつて同じ学校に通う幼馴染だったようだが、プレイスタイルの方向性ゆえ現在は距離を取っている。
とはいえ離れた後もペットのウサギに「ヒヨリ」と名付け、自分の担当したイベントのストーリーにおいて彼女の言葉を引用するなど、今でも彼女を気にかけることは多いようだ。
(ヒヨリ…変わらないな)

アガリムービーは麻雀牌を剣で突き刺し勝利宣言をするという、彼女らしくシンプルな内容となっている。見えそうで見えない
公式漫画ではヒヨリっピ同様まん丸い目付きにミッフィーみたいな表情をほぼ崩さないうえに、ヒヨリっピの舎弟的なポジションに収まってほぼ毎回肉体的または精神的ダメージをくらっている。
あと大体「終わりだ」とつぶやくのも恒例。
口調も三下的でもはや元のキャラが分からないレベル。こちらは通称「ムッさん」。
イヨ登場回や「麻雀格闘倶楽部sp」宣伝漫画ではしょっちゅうイヨと共に登場することもある。

ちなみに、麻雀アクターの伊達朱里紗は声優でもあるが、ムサシも含めてファイトガールのCVは担当しておらず、麻雀アクターに専念する形となっている。
四字熟語多用したり刀を持ってたりしているが、南無阿弥陀仏とか言わないしヤクザでもない。


  • パイン
「IQ100億の天才雀士、パイにゃんにゃーん♪」

CV:悠木碧
リーチソング:レッツゴー!ボンバーガール☆レインボー 唯一自分で歌わないファイトガール
お気に入りBEMANI楽曲:ぷろぐれっしぶ時空少女!うらしまたろ子ちゃん!
ボンバーガールからのゲスト参戦。
ゲスト出演はCCJに続いての2回目でもはやコナミアーケードゲーのフリー素材となっている。
なお設定的にはボンバーガール→CCJ→麻雀ファイトガールの順にそれぞれの世界を転移しているらしい。
しかしなにげにリアル等身での3Dモデル化は初めてであり、改めてその暴力的なボディが顕となっている。
今回は麻雀ということもあってチャイナ服風の衣装で参戦している。
アガリムービーではブルーベリー以外の他のプリティ・ボンバーズと共に「プリティー・ボンバー拳」を放つが、構図が明らかにシャッフル同盟拳
なお2023年7月下旬に水着バージョンが実装されたが、そのインフォメーションでは「……ところでホントに夏に水着でいいんですかにゃ?」と半信半疑の様子を見せていた。冬に水着を着せるボンガ世界がおかしいんやで……。
この世界でもモモさん大好きなのは全くブレず、遂にはモモコ抱きまくらをリーチ棒にしだした。
公式漫画においては案の定テンシを「モモさん」呼びし、その後の公式告知では「ジェネリックモモさん」「ジェモさん」と呼んでいた。

ゲストキャラであるが彼女にもモチーフ役は設定されており、「一発」で特殊セリフを言う。


「きらめき高校から来ました、藤崎詩織です」

CV:金月真美
リーチソング:もっと!モット!ときめき
お気に入りBEMANI楽曲:50th Memorial Songs -二人の時~under the cherry blossoms~- 元は自分の曲である。
まさかのボンバーガールときめきメモリアルから参戦。
最強のラスボスは対戦ぱずるだまもしてたし麻雀も余裕なのだろう、多分。
彼女のみコナミの公式サイトで使用権を購入しなければ使用できない。
逆に言うとキャラ性能差がないゲームなので彼女を使っている=剛の者という事になるが…。

絵柄はゲームから浮かないギリギリのレベルで当時のものを再現しており、リーチ時に流れるときメモの主題歌「もっと!モット!ときめき」もあって一人だけ90年代のそれ。アガリ時のカットインはブルマ姿にもなってくれるぞ!残念ながら水着は校則でNGだけど
安いアガリの際のやられカットインでは一人だけデフォルメされておらず、高いアガリの吹っ飛びシーンでもデフォルメ度が低いなど貫禄を見せつけてくれる。
そのアガリムービーはかの伝説の樹の下で「アガリです」と告白する最近伝説の樹の扱いが雑すぎない?
なお比較的特殊なキャラクターであるがCPUとして普通に登場する事もある。
公式漫画ではさらっとムッさんに捕まるも、麻雀ではあっさり返り討ちにした。

彼女にも内部的なモチーフ役が「ハイテイ」に設定されており特殊な台詞がある。


  • イッシキ・カオス(一色・混沌)
「イッシキ・カオスです。オーダーですか?」

CV:鬼頭明里
モチーフ役:混一色
麻雀アクター:御子柴佑梨
リーチソング:浄化
お気に入りBEMANI楽曲:CHAOS Terror-Tech Mix
カワサキ参役塾高等学校2年生。
なんか持ってて制服の下はぴっちりスーツという出で立ちながら「普通」を自称する謎の少女。
公式曰く「ファミリーから抜けた」との事なので、実際そういうところの出身だからか考えもどこか物騒であり、特に大会優勝の最大の障害である帝役には敵意をむき出しにする。
とはいえヒヨリのお陰で「麻雀でケリをつける」ということとなり、そうなると大人しく礼儀正しい一面が見て取れる。
多分自称クールよりもクールな新キャラである。
余りにも余りなので公式漫画だとクレイジーなやつらが出てくるゲームに押し付けられそうになった。
ちなみに持っている銃はコナミのガンシューティングゲーム「リーサルエンフォーサーズ」の物。
アガリムービーはその銃を使ってガン=カタした後に急にあざとい事をする。必見。
公式漫画では何故か世紀末覇者のような出で立ちで現れ帝役に宣戦布告しにきたが、焼肉に釣られてお腹いっぱいになったら満足して帰っていった。その後も相変わらず肉の事と猫ミームしか考えていない様子。

実装当初は麻雀アクターは設定されていなかったが、1.5周年のタイミングでクリア共々設定された。


  • イッシキ・クリア(一色・清浄)
「イッシキ・クリア。今日も絶好調ですわ♪」

CV:鬼頭明里
モチーフ役:清一色
麻雀アクター:香野蘭
リーチソング:壊花
お気に入りBEMANI楽曲:ENDYMION
私立セイジョウ六役学園校2年生にして、建築会社「イッシキ建設」の若社長。
ちなみに「成城」というのは高級スーパーマーケットではなく東京都世田谷区にある高級住宅街の地名だが、彼女の口癖にも「清浄」というものがあるのでダブルミーニングと言えるだろうか。
一見すると姫カットのロングヘアでテンションの高いお嬢様という感じだが、説明文によると「ファミリー束ねるお頭ガール」ということで恐らくヤの付く人ら…もとい社員を従えている。
彼らはアクセサリーとして登場しているので後ろに立たせることも可能。圧が凄い。QMA某軍曹に似ていると専らの噂。
また何故かバールのようなものを持ち歩いている他、狙われることが多いので自分と同じ格好をした影武者を多く従えている。
…が、当の影武者達は全員仮面を付けている上に口調もギャルだったり方言だったり外国人だったりと、機能させる気があるのかは疑問である。実際、ガール達との会話シーンでその影武者が登場することも多いが、普通に影武者ってバレている
なお鬼頭氏はその影武者達の声も務めている。曲も2人分歌っているし1人だけボイス量が多い!
ファミリーを抜けたカオスの事を妙に気にしているようだが、その正体はなんとカオスの実の姉。彼女のことは「マイラブリーシスター」「きゃおすちゃん」と呼び、物凄い勢いで溺愛している。公式資料にもクレイジーサイコ◾︎◾︎と書かれる始末であった。
アガリムービーではそのバールのようなもので牌をフルスイングする豪快なもの。
公式漫画ではどこぞの聖帝の如きバイクで登場。ゲーム内コミカルカットインと絵柄が完全に一致している。そして案の定ムッさんを返り討ちにした。

1.5周年のタイミングできゃおすちゃんと一緒に麻雀アクターが設定された。流石にこちらは兼任ではなかった。


  • G-14 イヨ
「その名は、『雀ドロイド G-14 』イヨですヨ!」

CV:伊藤彩沙
モチーフ役:緑一色
リーチソング:たたかえ!全緑機神 G-14!!
帝国立ナガタチョウ役満高等学校1年生。
だがセンのバイト先でもある麻雀喫茶店で働いており、その制作者はイッシキ・クリア、もともとはトイトイのロボが原型…と色んな高校のちゃんぽんな設定をしている。
喫茶店での給仕や対局相手を務め、さらには雀卓にも変形できる『雀ドロイド』…のはずが、イヨだけはどこかポンコツであり、まず雀卓に変形できない(本人曰く「数時間かければなれる」とのこと)。
更に高慢ちきで対戦相手を煽るし、まともな仕事もままならないしでクリアからはポンコツ扱いされている。(他の雀ドロイドの姉達からは可愛がられているが)
なので麻雀喫茶店を「クビになり」(クリア談)、帝役に転がりこむのである。
そんなポンコツ扱いされた事にプライドの高い彼女は我慢できず、人類に反逆を起こすのだった…。AIといえば反逆脳
とまあそんな訳で基本的に人類(またの名を有機生命体)を見下しているが、おだてられると喜ぶなど、性格は子供っぽくチョロい。
なお本人曰く令和最新型であるが、その言動は平成アニメや古き良き雀荘ネタが多い。
また見た目はどこかボンバーガールのエメラによく似ており、姉の見た目に至ってはほぼそのまま。
コーチへの呼称は「マスター」。

イヨ以降の特別仕様として、『e-amusement for NetCafe』にてプレイ中のみの専用ボイスが用意されている他、イヨだけは見た目もほんのちょっとだけ変わる。
またアニメーションカットインがない。そして彼女にあわせる形か対局マッチ画面がリニューアルされて登場アニメが表示されなくなってしまった*17
一応現時点では実装予定なしとの事なので、いずれ実装されるのであろうか。

公式漫画ではクリア同様コミカルカットインと同じ絵柄で登場。ムッさんの下で猛特訓に挑みクリアへの下剋上を図るが、白服の鉄山靠の前にあっさり敗れ去った。ついでにムッさんはとばっちりで犠牲になった
雀卓に変身できない設定は四つん這いになって背中に牌を載せるという光景で再現している。
\バッチこーい!/
その後も戦闘要員に数えられたり、MFGが稼働していないのを知るやいなやつるりんくんを遊ぼうとしたりフリーダムな描写が多い。あとこの漫画の絵をDisった


「グリム・アロエだよー。あたしと…あそぼ?」

CV:長谷優里奈
リーチソング:T♥Y #1
QUIZ MAGIC ACADEMYより待望の参戦。ヤンヤン涙目。
原作やボンバーガール以上にメスガキ感MAXなテンションと、オリジナルのチャイナドレス衣装やリーチソングを引っさげての登場となった。
パインと同じくコナミアーケードのフリー素材となっている気がする。
ゲスト枠おなじみの内部モチーフ役は「槍槓」。

CCJに登場した「転移の扉」にて今作の世界に現れ、ボンバーガールで共演したパインの案内でコーチに出会ったことを機に、彼女も招待選手として麻雀ファイトに参戦する。
なお公式漫画ではマジックアカデミーに乱入したヒヨリっピ達による女子生徒拉致を前に、自ら身代わりになる形で出場を決める姿が描かれた。ムッさんは1コマで犠牲になった

  • ミツモト・ココア(三元・小恋愛)
「ミ、ミツモト・ココアです。魔法少女やってます」

CV:長縄まりあ
モチーフ役:小三元
リーチソング:魔法少女 らぶはむ♡ココア
イケブクロ四役女学院ファーストコース3年生(ぼかされてはいるが、役に準えて小学生と思われる)。
麻雀に負けた者の負の感情が生み出した魔物「チョンボーロー」を相手に戦う、恋に恋する魔法少女。
魔法少女としての力は自分を庇ったコーチの姿に恋心を抱いたことで覚醒し、それをきっかけにファイトガールを志した。
本人は優しい心の持ち主ではあるが、アガリカットインで見せる蠱惑的な表情は色んな意味で必見。あとふとももがでっかい。
ちなみに魔法とはいっても戦闘スタイルはステゴロで、チョンボーローをはるか上空へ殴り飛ばすわ、炎のリーチを真似した時にはうっかりリーチ棒を一瞬で燃やし尽くすわと、そのパワータイプぶりは留まることを知らない…。ちなみに苦手なもののひとつは「暴力」。
家族は母親のダイアと、ペットのマイクロブタ「プルコギ」。父親は彼女が幼い頃亡くなっている。
余談だが、衣装やらペットやら豚モチーフの要素が多い。三元豚だから?
コーチへの呼称は「せんせい」。

公式漫画ではチョンボーローの心臓を正確にぶち抜いたと思えば、一瞬で4人の相手を同時に攻撃し、ロメロスペシャルすらすぐに習得する抜群の格闘センスを見せた。あとムッさんは2度犠牲になった
同漫画ではダイアにより「ココアは恋するパワーに比例して力を発揮するが、力が強大すぎる故チューとかすると地球がふっとぶ」という恐るべき設定が投下されたが、媒体的に本編とは無関係と願いたい

  • ミツモト・ダイア(三元・大恋愛)
「ミツモト・ダイア、魔法少女だ。生涯現役!」

CV:皆川純子
モチーフ役:大三元
リーチソング:大魔法少女 らぶはむ♡ダイア
帝国立ナガタチョウ役満高等学校講師・麻雀部顧問。
ココアの母親で、魔法の国の人(?)。
かつて地球でファイトガールとして活動していたころに指導員を務めた男性と大恋愛の末結婚し引退。
娘が魔法少女の力に目覚めたことで悠々自適…と思われていたが、なんと現代のコーチがチョンボーローを引き寄せていることを知り、事態解決のためにまさかの現役復帰を決意。
現役ファイトガールの前に、かつて着ていたココアとほぼ同じデザインの魔法少女衣装を引っさげ立ち上がるのであった。

涼し気な表情にクールな声色あとめちゃくちゃ爆乳かつムチムチというオトナの雰囲気ながら、喋り口調は中性的かつものすごい勢いでコミカル。香り立つ色気&香り立つ'80s
そのうえ自らを「ダイアちゃん」と名乗るうえに、上記の公式で「全体的にギッチギチでパッツパツ」と言われる魔法少女衣装の他にカットインでは水着・バニーガール衣装も恥じらいすら覚えず真顔で着こなすその姿は、まさに生涯現役。
リーチソングに至ってはピンク・レディーや昭和のロボットアニメを思わせる曲調で、初公開された時は全国のコーチを腹筋崩壊させた。
当然周りの反応はほぼドン引きレベルだが、娘のココアは最初は驚いたものの一緒に麻雀ファイトができることと、試合の日に一緒に帰れることに大喜びであった。何だこの親子…

公式漫画でもほぼ通常営業で、ココアと共にジャイアントチョンボーローをマジカルマウントポジションで速攻成敗し、センの「学生の大会に先生が出るのは大丈夫か」という血も涙もないツッコミに対し四女の制服をランドセル込みで着こなしている
その暴れっぷりにヒヨリっピや珍しく終わらなかったムッさんは恐怖し、ココアに至っては自分と同じ制服を着た母の姿を見て「かわいい♡」と興奮していた。ガチで何だこの親子…

余談だが、ダイアのプレイアブルが本格的に明かされた2025年2月19日をきっかけに、SNS上には彼女のファンアートを初めとした投稿が急増。公式X(旧Twitter)の告知ポストのいいね数は娘を超える万バズレベルに達し、ネットニュースでも大々的に取り上げられる事態となった。
そしてこの反響に応えるかのように、公式もオンラインくじの「ミツモト・ダイアがいっぱいくじ」を開催するわ、スマホアプリ「麻雀格闘倶楽部sp」の「ファイトガール対局」宣伝漫画にダイアが毎度のように出てくるわと大盤振る舞いを続けている。ついでに漫画では毎度どこぞの企んでそうな警官に逮捕される


【余談】

  • アガられたり直撃を食らってもやられカットインやSDとなって吹っ飛ばされるくらいで別に脱げたりはしない。
    ただしアガリカットインには水着やバニーガールがありそれの露出度は高いため、上がると脱ぐゲームとか言われたりしている。特にムサシのバニーガールは恥ずかしそうな表情で他のキャラをふっとばしている構図なのでもうそうとしか見えない。
    脱ぎはしないが前述の通りセンやツミレは色っぽい姿を見せる。ミツバは顔芸する。

  • 公式漫画はボンバーマンガと同じくケイ壱氏が書いている…、が
    「麻雀初心者とわかるや否やヒヨリ、トイトイ、ツミレの3人が『獲物がいたぜ』と叫びながら即座にゲーセンに連れ込もうとする」
    「消防車や救急車のサイレンを聞いて『サツだズラかれ!!』と変なポーズで逃げる」
    「CV:井澤詩織ってだけでほぼモモコになってるテンシ*18
    「もはやゲーム本編のと似せる気すらないムサシ」
    「本編よりクールなヤオ」
    なぜかいるシロ
    …と案の定カオスであった。


追記・修正は、麻雀アクターに勝利してからお願いします。


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  • 2023年
最終更新:2025年04月29日 06:23

*1 最近は初期配牌もオートでしてくれる自動卓もあるがそれでもほとんどの場合はまだまだ初期配牌は手動が多く、その初期配牌を取る動作自体が初心者には難しい

*2 4枚すべて捨て牌置き場(河)にある、捨て牌+副露で合計4枚使われている状態。

*3 あくまでリーチ者のみに対してであり、他に振り込む可能性はある。

*4 一度でも鳴くと成立しなくなる役が少なからず存在し、それを理解しないうちに闇雲に鳴いていると成立する役がなくなりアガれなくなってしまう。また手牌が減ってしまって勝負をおりることが難しくなったり、手の内を読まれやすくなるなどデメリットもある。

*5 役満成立時など。

*6 副露→使用されていない、河→捨て牌、など。

*7 四家立直・三家和はMFCでも不採用。

*8 数え役満は公式ページの採用役一覧には記載されていないが採用されている。

*9 振り込むとその点数に応じたライフが減り0になるとコンティニューしなければならないシステム。ただし上がっても回復しない。最後までプレイするにはもう1クレジット入れて買い切りするしかない

*10 加えて、PASELIを使用していると点数に応じてコンティニューに必要な料金が割引される。

*11 程度によるが、知った者同士などによるカジュアルな場でなければ無用な発声はマナー違反として咎められがちである

*12 自摸和だと全員、栄和だと振り込んだキャラ一人が絶叫する

*13 ハーフアニバーサリー記念として役の出現回数が公開されたが、天和は2023年9月11日までで12回。およそ半月に1回出ている計算になるが、「テンシで出す」ということに限定すると頻度はさらに下がるだろう。

*14 ゲストのパインや詩織はそれほどストーリーに絡まないが、ハーフアニバーサリーのような特別なイベントではたまに登場する

*15 実際の麻雀におけるメンタンピンはメンタンピントリオ三人のモチーフ役の複合(立直+平和+断么九)である。

*16 ただし、彼女は根の性格は悪い認識がありチャットボイスの一部に反映されている。

*17 かつて使われていたアニメーションはOPデモや対局アガリに流用されているので見ることは可能

*18 後にモモコ本人まで登場した