アズールレーンにおける原爆描写
原爆のトロフィー
ボムチェア
※長崎原爆資料館に展示されたファットマンと酷似したアイテム「ボムチェア」。
※アズレン中国版では
「原子弾(原子爆弾)」とはっきり表記されている。
インディアナポリス
※ファットマンの上に座るゲームキャラクター「
インディアナポリス」。
※爆弾の台座の形状まで一致。中央に放射能マークが見える。
※ファットマンの上に座り、
丸焼きにした肉料理を味わうインディアナポリスの新衣装。
※
2020年8月の終戦記念日に販売された。現在はネット炎上により修正済み。
yuanziDan(ATDAN)
※同氏は中国ユーザーから「原爆の先生(原子弾老師)」の愛称で呼ばれている。下の画像は原子弾老師の検索結果をgoogle翻訳したもの。
その他の問題
※アズレン中国版にて開催された反日イベント。
※2017年の
反日記念日(満州事変記念日)に開催された。
※中国艦(主人公)が日本艦(敵)と戦う「第二次上海事変」がモデルとなっている。
※敵ボスは「第1ボス:龍驤」「第2ボス:加賀」「第3ボス:鳳翔」と同事変に参加した日本軍空母が担当。
【1】プロローグ画面
※
「世界の中心」「人間文化発祥の地」である中国を破壊した日本軍が再び攻めてきた、というストーリー説明。
※世界の中心に文化的な中華があり、周辺に野蛮な夷狄(日本)があるとする、日本を蔑視した
華夷思想(中華思想)の立場による世界観。
※日本が未開な神権政治の国とされ、日本艦が野蛮なケモノとして描かれているのは華夷思想の反映か。
【2】
※寧海の台詞「民族的脊梁」は抗日戦争勝利70周年の習近平の演説
「抗日英雄は民族の脊柱である」からの引用か。
※【3】と【4】は、「勿忘国恥(日本から受けた国辱を忘れるな)」「振興中華(中国を振興しよう)」という、反日記念日における中国共産党のスローガンを踏襲した台詞か。
※【4】は、日本海軍が寧海と平海を沈めた事件(9月23日)を忘れてはならないとしている。これは「勿忘9.18(9月18日の満州事変を忘れるな)」のスローガンを踏襲した台詞か。
※中国国内の反日記念日における「勿忘国恥」「振興中華」、「勿忘9.18」のスローガン。
自爆ボート
初霜問題
※アズレンの
初霜に「おてて、切ってやろうか?」という台詞が実装された問題。戦時中に駆逐艦「初霜」の乗組員が遭難者の手を軍刀で斬った事件
(日本人の残虐性を広めるために創作された有名な反日デマ)との関連がユーザーから指摘された。
後日、台詞はサイレント修正されるも運営からの謝罪はなかった。なお先行して中国版にも同様の台詞が実装されていた。
鬼子との類似点
※アズレンでは
日本艦の多くに鬼の角が生えている。海外艦の
ユニコーンなどには角はない。
※中国では「鬼子」は
日本人や日本軍人を侮蔑する差別用語である。
初期のストーリー案
※当初は
「日本を悪として戦わせる」ゲームとして開発されていたが、
日本配信でのビジネス上の問題により、セイレーンを真の敵とするファンタジー路線に修正したとされる。
※日本版が配信される以前に公開された中国版PVには
セイレーンが登場しない。日本陣営が悪役をイメージしたビジュアルで描かれ、主人公キャラである
綾波も登場しない。
※日本の艦船名が「犬」などに変更されていない。(日本軍が悪役の場合は艦船名が規制されないため)
※開発初期のアズレンは日本を悪として戦わせるゲームだったと説明するインタビュー記事と一致。
中国への配慮について
三笠
※日本版と中国版における同シーンの比較
【1】
※日本海軍大将である東郷平八郎の名言が、無関係な中国の故事成語に書き換えられている。
※「天は正義に与し」は、絶対悪であるはずの日本軍を正義とするため、中国版では変更された?
※「天は正義に与し~」は
公式の予告にも引用された重要な台詞。
【2】
※「私の
正義で未来を導く」が「あなたの
努力により未来を変える」に書き換えられている。
※絶対悪であるはずの日本軍が「正義で導く」という台詞のため、中国版では変更された?
日本艦船の名称
※中国版では、中国当局への配慮により
日本艦の名称が「犬」などに変更されている。
※アズレンでは全ての日本艦に獣耳などが生えており、
ケモノや鬼として描かれている。なお中国艦に獣耳や角はない。
※アズレン中国版にて開催された、
中国人民解放軍の傘下組織「AVIC(中国航空工業)」とのコラボイベント。
※2020年11月11日の
中国空軍創立記念日に開催された。
※中国軍機「J-10」「J-15」「JF-17」「J-31」を操作して戦う。
※AVICは中国人民解放軍向けの戦闘機などを開発している国営軍需企業。コラボイベント開催中の11月13日にAVICは、米国の安全保障に深刻な脅威をもたらすとして、米国大統領令により名指しで制裁された。
※イベント名の「壮志凌云」は中国語で「トップガン」を意味しており、イベントの翌月に公開予定(コロナ禍により延期)だった映画「トップガン2」の宣伝も兼ねていた。
なおトップガン2では、出資元である中国企業の介入により、日本と台湾の国旗が消されている。この中国企業は
アズレン開発の親会社の主要株主である。
公式サイトから記念艦「三笠」の記事を削除
※2021年6月19日 アズレン運営は
公式サイトのプレスリリース及び
twitterなどから
市長の感謝状に関する記事を全て削除。三笠との関係は絶望的か。なお翌日の6月20日に以下の茅野愛衣の降板騒動が起きている。
靖国神社参拝問題
※2021年6月20日 アズレン中国版において、
靖国神社参拝を公言した声優茅野愛衣のキャラボイスが予告なしに削除され、降板となった。
※担当キャラは愛宕、加賀、
グラーフ・ツェッペリン、
レナウンなど。
「帝国」表記の変更
※2021年9月 大日本帝国をモデルとする重桜帝国(SAKURA EMPIRE)の英語表記が、中国での規制の影響により
桜島(SAKURA ISLANDS)になる。
トレパク検証
デザイン検証
その他・参考
動画まとめ
最終更新:2022年08月08日 07:23